JP3310346B2 - オレフィンポリマー製造用触媒、オレフィンポリマーの製造法、オレフィンポリマー及びエチレンの非晶質コポリマー - Google Patents

オレフィンポリマー製造用触媒、オレフィンポリマーの製造法、オレフィンポリマー及びエチレンの非晶質コポリマー

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JP3310346B2
JP3310346B2 JP24201692A JP24201692A JP3310346B2 JP 3310346 B2 JP3310346 B2 JP 3310346B2 JP 24201692 A JP24201692 A JP 24201692A JP 24201692 A JP24201692 A JP 24201692A JP 3310346 B2 JP3310346 B2 JP 3310346B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遷移金属成分及び有機
金属成分より成る、オレフィンポリマー製造用触媒に関
する。更に詳細には、本発明は、α−オレフィンをベー
スとするポリマーの製造のために好適である触媒に関す
る。更に、詳細には、本発明は、エチレン、α−オレフ
ィン及び場合によってはジエンの非晶質コポリマーの製
造に好適である触媒に関し、この触媒は、バナジウム成
分及びアルミニウム成分より成っている。
【0002】
【従来の技術】このような触媒は、多くの文献から公知
である。それは、結晶質並びに非晶質オレフィンポリマ
ーを得るために使用されている。それは、前記非晶質コ
ポリマーの製造のために、いわゆるチーグラーナッタ重
合法により使用されており、非晶質エチレン/α−オレ
フィンコポリマー(EAMゴムとしても周知)及びエチ
レン/α−オレフィン/ジエンターポリマー(EADM
ゴムとしても周知)を形成する。α−オレフィンとして
は、しばしば、EP又はEPDMゴムを形成するプロピ
レンが使用される。このような触媒及びこのような方法
の例は、欧州特許(EP−A)第44119号明細書に
認められ、ここにはこのような重合のために最も好適な
触媒がバナジウム成分及びアルキルアルミニウムハライ
ドより成ることが記載されている。
【0003】しかしながら、これら公知の触媒は、いく
つかの欠点を有する。これら文献でしばしば使用されて
いる触媒の欠点の1つは、その活性が低く、多量の有機
金属成分を使用すべきことである。
【0004】
【発明の構成】本発明者は、以下に記載の新規触媒が異
なるタイプの触媒特性をもたらし、類似方法条件下で、
触媒の組成に応じて非常に種々のポリマーを生じること
を発見した。
【0005】本発明による触媒は、その上にイミドアリ
ール配位子を結合している遷移金属原子を有する遷移金
属成分より成る。より詳細には、本発明による触媒は、
遷移金属成分がイミドアリール配位子に結合しているバ
ナジウム原子又はチタン原子よりなることを特徴として
いる。このような遷移金属イミドアリール錯体及び殊に
バナジウム−又はチタン−イミドアリール錯体と有機金
属成分殊に有機アルミニウム成分との組み合せにより、
チーグラーナッタ重合法で有用な独特な触媒が得られ
る。
【0006】バナジウム−イミドアリール錯体そのもの
は、公知である(D.D.Devore等のJ.Am.
Chem−Soc.Vol.109(24)、7408
−16頁(1987)参照)。しかしながら、このよう
な錯体は、学術的に興味を持たれていただけであり技術
的目的のために、殊にチーグラーナッタ重合法に未だ使
用されていなかった。
【0007】本明細書中で、遷移金属イミドアリール錯
体とは、次の一般式: Ar−N=Me−XmYn (I) [ここでm+nは、Me−イミド基の原子価に等しく、
Arは置換又は非置換のアリール基を表わし、Xは、ハ
ロゲンを表わし、Yはアルコキシド、アリールオキシ
ド、アミド又は有機金属基又は後に記載の異なる配位子
基を表わし、Ar=N=はイミドアリール配位子を表わ
す]を有する化合物の群であると理解すべきである。
【0008】アリール基としては、1個以上の所で置換
されていてよいか又は置換されていないベンゼン核を有
する基を使用することができる。この要件に適合する基
は例えばトリル、フェニル、ナフタリル基である。この
ような基に好適な置換基は、アルキル、アラルキル、ア
ルコキシド、アリールオキシド、ハロゲン、アミノ、ニ
トロ、チオール、カルボキシル基であってよい。このよ
うな又は他の置換基は、当業者に周知であり、その適合
性は容易に決定できる。アリール基はo−o−ジ置換フ
ェニル基より成るのが有利である。従って、置換基は、
アルキル基例えばメチル、エチル、イソプロピル、イソ
ブチルが有利である。
【0009】遷移金属基(即ち一般式中のMe−基)
は、元素の周期律表(Handbook of Che
mistry and Physics,70th E
dt.1989−90に記載の新IUPAC表示によ
る)の第3−6族から選ばれている。有利な遷移金属
は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta及びCrの群か
ら選んだものである。遷移金属としてV又はTiがより
有利である。非晶質コポリマーの製造に使用するために
最も有利な遷移金属は、Vである。
【0010】1個以上のハロゲン原子(一般式中のX−
基)もこの遷移金属に結合することができる。これら
は、F、Cl、Br及びIより成る群から選ぶことがで
きる。
【0011】遷移金属成分は、遷移金属原子に結合して
いる少なくとも2個のハロゲン、より好適には少なくと
も2個の塩素を有するのが有利である。前記ハロゲンの
混合物も使用できる。
【0012】付加的に、遷移金属原子は、第3の基(前
記一般式中のY−基)を有していてよい:これは、アル
コキシド、アリールオキシド、アミド又は有機金属基よ
りなる群から選択されたものでよく、混合物も使用でき
る。
【0013】好適なバナジウム/イミドアリール錯体に
関して前記文献J.Am.Chem.Soc.も参照さ
れたい。この文献もこれら錯体の製法を示している。V
OCl3とパラ−置換アリールイソシアネートとの反応
もここに例として挙げられている。
【0014】この触媒は、助触媒として元素の周期律表
(新IUPAC表示に依る)の第1、2、12又は13
族からの有機金属成分をも有する。少なくとも1個の炭
化水素基が直接C−原子を介して金属原子に結合してい
る。このような金属の好適な化合物は、例えば、ナトリ
ウム、リチウム、亜鉛及びマグネシウム殊にアルミニウ
ムの化合物である。これら化合物中の金属原子に結合し
ている炭化水素基は、有利に1〜30個の炭素原子、よ
り有利には1〜10個の炭素原子を有する。
【0015】好適な化合物の例は、アミルナトリウム、
ブチルリチウム、ジエチル亜鉛、ブチルマグネシウムク
ロリド及びジブチルマグネシウムである。次の有機アル
ミニウム化合物が有利である:特にトリアルキルアルミ
ニウム化合物(例えばトリエチルアルミニウム)、アル
キルアルミニウムヒドリド(例えばジイソブチルアルミ
ニウムヒドリド)、アルキルアルコキシアルミニウム化
合物及びハロゲン含有アルミニウム化合物(例えばジエ
チルアルミニウムクロリド、ジイソブチルアルミニウム
クロリド、モノエチルアルミニウムジクロリド及びエチ
ルアルミニウムセスキクロリド)。これら化合物の混合
物も使用できる。
【0016】本発明者は、選択される有機金属成分の量
及びタイプは、好適な触媒を得るために重要であること
を発見した。例えば、少なくとも2個のハロゲン原子が
バナジウム原子に結合しているバナジウム−イミドアリ
ール錯体の使用は、バナジウムと有効アルミニウムとの
原子比を3:1〜1:3有利に1:1〜1:2に選んだ
場合に優れた触媒をもたらすことが判明した。他方、文
献に記載のこの比は、1:5〜1:50である(前記欧
州特許第44119号明細書中の実施例参照)。
【0017】本明細書中で、「有効アルミニウム」と
は、他のルイス酸又はルイス塩基の存在に関する修正の
後に、重合時の触媒中又は反応系中の適用されたの残留
アルミニウム量を意味する。従って、バナジウム成分
(これは一般的に、活性触媒を形成する)の有効アルキ
ル化のために残っているアルミニウム成分の量は、前記
の比によるバナジウム成分の量に関連している。
【0018】ルイス酸(例えばBCl3、GaCl3、G
aBr3、AlBr3、AlCl3、SiCl3)又はルイ
ス塩基(例えば水、エステル、エーテル、アルコール、
アミン、S−化合物例えば硫化物又は亜硫酸塩、P−化
合物例えばホスフィン又は亜燐酸塩)の存在時に、いく
つかのアルミニウム成分は不活性化され、これは、バナ
ジウム成分のアルキル化に利用しうるアルミニウム成分
の量を相応して低下させる。
【0019】文献に公知の触媒を用いると、このような
低いバナジウムと有効アルミニウムとの原子比を得るこ
とが不可能であることが立証されており、従って、触媒
はこれに関連する重合のための触媒活性を有しないか又
は殆んど有しない。
【0020】本発明による触媒を用いると、意外にも、
前記のような低いAl/V−比を利用することができる
ので、より少量のハロゲン殊にクロリドが重合法に寄与
し、このことは、より重要であり、生成ポリマー中によ
り少ないハロゲンとなり、これは、得られるポリマーの
腐蝕特性に有利な作用を有する。
【0021】触媒中に使用されるアルミニウムアルキル
ハライドのタイプも、遷移金属の特性に依存する。遷移
金属成分が、少なくとも2個のハロゲン原子をそのバナ
ジウム原子に結合して有するバナジウム成分である触媒
の場合に、トリアルキルアルミニウム、特にトリエチル
アルミニウム(TEA)の使用が有利である。
【0022】本発明者は、標準条件下で得られたポリマ
ー及び殊に非晶質コポリマーは、選択された触媒のタイ
プ及びその性質に依り、実質的に相互に異なることを発
見した。この現象は、この文献に記載の触媒の場合には
起こらず、本発明に依る触媒の場合には、従来未知の他
の活性触媒中心であることが判る。
【0023】この触媒は、溶解した形で(この場合、相
応する液相重合に応じて使用することもできる溶剤の使
用が有利である)又は少なくとも1種の成分が担体に結
合している形で、重合反応器に添加することができる。
【0024】自体公知のいくつかの方法が当業者に利用
可能である。担体としては、例えばシリカ、アルミナ、
ゼオライト、MgCl2等を使用することができる。こ
の触媒のいわゆる不均一化は、スラリ状での又は気相法
での重合を実施可能とする。
【0025】触媒は、種々の方法で変性して、前記のポ
リマー又はコポリマーの製造のために、より好適にする
ことができる。
【0026】まず最初に、この触媒は、プロモーターを
含有していてもよい。プロモーターは、触媒の重合収率
を改良する化合物である。この目的のためには、ハロゲ
ン化された化合物が特に好適である。製造されるべきコ
ポリマーが多すぎるハロゲンを含有しないことを確保す
るために、欧州特許(EP−A)第44119号は、プ
ロモーターとして低いハロゲン含有率の特別な化合物の
使用を指示している。1分子当り最大2個のハロゲン原
子を有する安価かつ有利な化合物が存在する。このよう
な化合物の例として、フェニルモノ−又はジハロゲン酢
酸のアルキル又はアルコキシアルキルエステルが挙げら
れる。これらの及び他の好適なプロモーターに関して
は、前記の欧州特許第44119号明細書を参照された
い。
【0027】第2の可能性は、この触媒がルイス酸を含
有することである。このような酸は、本発明による遷移
金属/有機金属組成物の触媒活性を高めることもでき
る。好適なルイス酸の例は、次のものである:AlCl
3、AlBr3、GaCl3、GaBr3、BCl3又はS
iCl4
【0028】もう1つの可能性は、触媒がルイス塩基を
含有することである。ルイス酸と同様に、このような化
合物も触媒活性を高めることができる。例は、エステ
ル、エーテル、ケトン、アルコール、アミン及び類似物
である。
【0029】触媒活性に影響する他の可能性は、遷移金
属/イミドアリール錯体のハロゲン基を他の配位子(一
般式I中のY基)で、(部分的に)置換することであ
る。
【0030】このような配位子の例は次のものである:
アルコキシ基、アリールオキシ基、アミン基又はアミド
基、S化合物例えば硫化物、亜硫酸塩、硫酸塩、チオー
ル、スルフィネート、P化合物例えばホスフィン、亜燐
酸塩、燐酸塩、置換又は非置換のシクロペンタジエニ
ル、有機金属化合物。
【0031】当業者は、ここに記載のものに注目し、単
純な実験を用いて、本発明で使用するために好適なこれ
ら及び他の配位子を容易に決定することができる。
【0032】前記の変性は、触媒そのものに適用するこ
とができるか又は重合の間に実施することができる。
【0033】本発明は、本発明による触媒を、オレフィ
ンポリマーの製造に使用する方法にも関する。より詳細
には、本発明は、そのモノマーがα−オレフィン、内部
オレフィン又はジオレフィン及びそれらの混合物の群か
ら選択されるポリマーの製造に関する。殊に、本発明
は、特にエチレン、プロピレン、ブチレン、ペンテン、
ヘプテン、オクタン及びその混合物の群から選択された
α−オレフィンの重合法に関する。α−オレフィンはエ
チレン及び/又はプロピレンであるのがより有利であ
る。その結果として、結晶質のポリエチレンのホモ−及
びコポリマー(HDPE、LLDPE)、並びに結晶質
のポリプロピレンのホモ−及びコポリマー(PP並びに
EMPP)が形成される。このタイプのポリマーを得る
のに必要な全てのモノマー及びこのタイプのポリマーを
製造する方法条件は当業者に周知である。本発明の使用
に最も有利なものは、例えば液相共重合でのエチレン、
α−オレフィン及び場合によりジエンの非晶質コポリマ
ーの製法の使用である。前記非晶質コポリマーの製造
は、結晶質又は非晶質オレフィン−ポリマーを製造する
ための発明の遷移金属/有機金属触媒の典型である。こ
こで非晶質コポリマーとは、室温及びより高い温度で、
DSC(ディファレンシャル・スキャニング・カロリメ
トリィ)を用いて測定した最大5%の結晶性を示すコポ
リマーであると理解すべきである。このコポリマーは最
大1%の結晶性を有するのが有利である。
【0034】エチレンと並んで使用できる好適なα−オ
レフィンの例は、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−
1、ヘキセン−1、オクテン−1又はそれらの分枝異性
体例えば4−メチルペンテン−1、スチレン、α−メチ
ルスチレンである。これらアルキレンの混合物も使用で
きる。プロピレン及び/又はブテン−1も有利である。
【0035】コポリマー中で使用されるべきジエンとし
ては、コポリマー中に不飽和を導入する作用をする多不
飽和化合物を使用することができ、これは、少なくとも
2個のC=C結合を有し、双方共脂肪族及び脂環式のも
のであってよい。脂肪族多不飽和化合物は、通例、炭素
原子3〜20を有し、二重結合は、共役であるか有利に
は非共役であってよい。例は、1,3−ブタジエン、イ
ソプレン、2,3−ジメチルブタジエン−1,3、2−
エチルブタジエン−1,3、ピペリレン、ミルセン、ア
レン、1,2−ブタジエン、1,4,9−テカトリエ
ン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン及び
4−メチルヘキサジエン−1,4である。架橋基を含有
していてよいか又は含有しない脂環式多不飽和化合物
は、単環及び多環であってよい。このような化合物の例
は、次のものである:ノルボルナジエン及びそのアルキ
ル誘導体;アルキリデンノルボルネン、殊に、5−アル
キリデンノルボルネン−2(ここでアルキリデン基は、
炭素原子1〜20有利に1〜8個を有する);アルケニ
ルノルボルネン特に5−アルケニルノルボルネン−2
(このアルケニル基は炭素原子2〜20特に2〜10個
を有する)、例えばビニルノルボルネン、5−(2′−
メチル−2′−ブテニル)ノルボルネン−2及び5−
(3′−メチル−2′−ブテニル)ノルボルネン−2;
ジシクロペンタジエン及びビシクロ−(2,2,1)−
ヘプタン、ビシクロ−(2,2,2)−オクタン、ビシ
クロ−(3,2,1)−オクタン及びビシクロ−(3,
3,2)−ノナンの多不飽和化合物(このうち少なくと
も1個の環が不飽和である)。更に、4,7,8,9−
テトラヒドロインデン及びイソプロピリデンテトラヒド
ロインデンのような化合物も使用できる。特に、ジシク
ロペンタジエン、5−メチレン−又は5−エチリデンノ
ルボルネン−2又はヘキサジエン−1,4も使用でき
る。前記化合物の混合物も使用できる。
【0036】これらジエンは、コポリマー中に最大20
wt%の量で存在しうるが、最大10wt%が有利であ
る。
【0037】ジエンに加えて又はその代りに、1個以上
の官能基例えばハロゲン原子、OH、OR、COOR又
はNH2基を有する不飽和化合物も20wt%の量でコ
ポリマー中に包含されていてもよい。このような官能性
モノマーは、一般に、重合触媒の活性に逆の作用を有す
る。しかしながら、本発明の触媒をプロモーターの存在
下で使用する場合には、共重合混合物が官能性モノマー
を含有する場合でも、好適な重合速度が得られる。
【0038】使用されるモノマーのモノマー比は、コポ
リマーの所望成分に依り決まる。モノマーの重合速度は
かなり異なるので、モル比のユニバーサルに適用可能な
範囲を示すことはできない。例えば、エチレンとプロピ
レンとの共重合時に、通例は、1:1〜1:5のモル比
が選択される。多不飽和化合物が共重合される場合に
は、エチレンに対するモル比は、通例0.0001:1
〜1:1になる。
【0039】共重合反応は、通例−40〜200℃、有
利には10〜80℃の温度で実施される。圧力は、通例
0.1〜5MPaであるが、より高い又は低い圧力を使
用することも可能である。
【0040】この方法を連続的に実施するのが有利であ
るが、半連続的に又は回分法で実施することもできる。
【0041】保留時間は、数秒から数時間の間で変動で
きる。全体として、数分〜1時間の保留時間が選択され
る。
【0042】この共重合は、触媒に対して不活性の液体
中例えば1種以上の飽和炭化水素(例えばブタン、ペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、ペンタメチルヘプタン又は
石油フラクション)、芳香族炭化水素(例えばベンゼン
又はトルエン)又はハロゲン化された脂肪族又は芳香族
炭化水素(例えばテトラクロロエチレン)中で実施する
ことができる。1種以上のモノマー殊にα−オレフィン
例えばプロピレンが液体であり、それが分散剤として作
用するような多量で存在するような温度及び圧力を使用
することができる。そうすれば、更なる分散剤を使用す
る必要はない。本発明による方法は、ガス及び液体の充
填された反応容器中で、又は完全に液体で充填された反
応器中で実施することができる。不均一化された触媒を
使用すると、この重合反応は、懸濁液中で又は気相中で
実施することが可能となる。
【0043】分子量は、当業者に周知の方法で設定する
ことができる。特に、これは、連鎖調節剤例えばジエチ
ル亜鉛有利に水素を用いて行なうことができる。水素は
非常に少量で既に分子量に充分影響する。
【0044】意外にも、液相法の場合に、本発明の触媒
は、室温又は高温でのエチレン及びα−オレフィンの非
晶質コポリマーの製造で使用するのに非常に好適である
ことが判明し、このことは、反応熱が慣用の液相法にお
けるよりもより有効に除去できることを意味している。
周知のように、これは、反応器の供給物の多大の冷却又
は反応媒体の部分の蒸発により行なうことができる。
【0045】共重合の後に、コポリマーを更に種々の方
法で処理することができる。溶剤の蒸発及び蒸気を用い
る凝固が、共に、液相法の場合に考慮されうる。
【0046】本発明方法に依り決られる非晶質コポリマ
ーは、通例エチレン25〜85重量%を含有する。エチ
レン含分40〜75重量%の生成物が有利である。
【0047】このようなコポリマーは、種々の目的例え
ばホース、コンベアベルト、シーリングプロフィルの製
造に使用することができる。所望の場合には、これら
は、遊離ラジカルを生じる物質例えばペルオキシドを用
いて又は硫黄又は他の加硫剤例えばフェノール樹脂を用
いる慣用法によって加硫することができる。
【0048】このコポリマーを油を充填して、ゴムとし
て処理可能な製品にすることができ、このことは共重合
の間に行なうのが有利である。いわゆる砕け易いベール
(bale)を得る薬剤を添加することが周知である。
これは、例えばタルクを添加することにより、又は欧州
特許(EP−A)第427339号明細書に記載のよう
な系を用いて行なうことができる。ここに記載の組成物
(これは、無機の分配剤、シックナー及び無機の分散剤
より成る)は、本発明の生成物を用いる場合に使用する
のに非常に好適である。米国特許(US−A)第423
3365号も参照できる。
【0049】
【実施例】次の実施例及び比較例につき、本発明を詳説
するが、本発明は、これらのみに限定されるものではな
い。
【0050】例及び表中で使用されているコード及び略
字は次のものを意味する: Cat 1=o,o−ジイソプロピルフェニルイミドバ
ナジウムトリクロリド Cat 2=フェニルイミドバナジウムトリクロリド DCPAE=ジクロロフェニル酢酸エチルエステル TEA=トリエチルアルミニウム SEAC=エチルアルミニウムセスキクロリド C3cont=ポリマー中のプロピレン単位の重量パー
セント。
【0051】例 1 1 lガスオートクレーブに、石油300ml及びCa
t 1 0.025mモルを充填した。反応器を、精製
モノマーを用いて8バールの圧力にし、ガスフード中の
プロピレン:エチレン比が2:1になるように調節し
た。反応器の温度は30℃であった。次いで、この反応
器内容物にTEAを添加し、その後、直ちにDCPAE
0.025mモルを添加した。この重合の間に、プロ
ピレン(200nl/h)及びエチレン(100nl/
h)を反応器に供給することにより、モノマー濃度をで
きるだけ一定に保持した。
【0052】重合の30分後に、反応器を放圧し、溶液
を集め、乾燥させた。エチレンとプロピレンとの非晶質
コポリマーが得られた。第1表にTEAの供給量とポリ
マーデータを示す。
【0053】 第 1 表 例 Cat 1 TEA DCPAE 収量 C3cont.No. (mモル) (mモル) (mモル) (g) (重量% 1.1 0.025 0.100 0.025 7.1 28.4 1.2 0.025 0.075 0.025 10.0 35.3 1.3 0.025 0.050 0.025 12.5 41.0 1.4 0.025 0.030 0.025 12.8 45.4 これらの結果は、Alアルキル助触媒の添加量が少ない
程、触媒はより活性になることを示している。更に、高
濃度よりも低濃度のAlアルキル濃度で、異なるポリマ
ーが形成される。
【0054】例 2 例1に記載と同じ重合装置を使用した。但し、異なる順
序で種々の触媒成分を供給した。ある場合には、V触媒
成分をルイス酸(BCl3)と共に供給した。コンディ
ショニングの後に、まずプロモーターDCPAEを、次
いで助触媒(TEA)を供給した。第2表に触媒成分と
結果を示す。
【0055】 第 2 表 例 Cat 1 TEA BCl3 DCPAE 収量 C3cont. No. (mモル) (mモル) (mモル) (mモル) (g) (重量%) 2.1 0.025 0.025 0.025 0 0 2.2 0.025 0.030 0.025 0.025 0 2.3 0.025 0.050 0.025 0.025 10.7 44.8 2.4 0.025 0.025 0 0.075 2.5 2.5 0.025 0.050 0 0.075 9.5 2.6 0.025 0.075 0 0.075 11.2 43.3 これらの結果は、ルイス酸(BCl3)及び/又はルイ
ス塩基(DCPAC)がAlアルキル(TEA)の活性
に影響して、バナジウム成分のアルキル化に利用できる
Alアルキルの有効量を低下させることを示している。
これは、Alの絶対量を高めることによって、(部分的
に)補償することができる。
【0056】例 3 Cat 1をCat 2に代えることを除いて、例1の方
法を繰り返した。
【0057】Cat成分の量のちがいを第3表に示す。
ここでも、明瞭な非晶質コポリマーが得られた。収量は
6.3gであり、C3contは30.3%であった。
【0058】これらの結果は、非置換バナジウム成分
(Cat 2)に比べてo,o−ジ置換バナジウム成分
(Cat 1)が有利であることを示している。
【0059】 第 3 表 例 V触媒 TEA DCPAE 収量 C3cont V触媒 No. (mモル) (mモル) (mモル) (g) (重量%) タイプ 3.1 0.025 0.050 0.025 6.3 30.3 (2) 3.2 0.025 0.050 0.025 12.5 41.0 (1) 例 4 異なるV成分を使用することを除き、例2の方法を繰り
返した。更にTEAをSEACに代えた。
【0060】第4表に触媒成分の量と結果を示す。
【0061】 第 4 表 例 V成分 mモル SEAC DCPAE 収量 C3cont. No. (mモル) (mモル) (g) (重量%) 4.1 Cat 1 0.025 0.1 0.025 3.3 35 4.2 Cat 1 0.006 1.0 0.025 8.4 40 4.3 VOCl3 0.006 0.1 0.025 9.3 40 4.4 VOCl3 0.006 1.0 0.025 10.5 40 これらの結果は、高アルミニウムアルキルハライド濃度
を有するバナジウム/イミドアリール錯体が、バナジウ
ム成分としてVOCl3を用いる標準触媒系で得られる
ポリマーと同じ特性で、ポリマーを形成することを示し
ている。この場合に、活性も匹敵しうる。間接的に、バ
ナジウム/イミドアリール錯体とアルミニウムアルキル
ハライドとの反応で形成される活性中心は、使用アルミ
ニウムハライドのタイプに依り異なり、TEAをSEA
Cに代えると異なるポリマーが形成されることも明らか
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルナルドゥス ヨハンナ ムスケンス オランダ国 ゲレーン ガンスベーク 64 (56)参考文献 特開 平5−202142(JP,A) 特公 昭37−15037(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 4/60 - 4/70 CA(STN) EUROPAT(QUESTEL) REGISTRY(STN) WPI/L(QUESTEL)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遷移金属成分及び有機金属成分より成る
    オレフィンポリマー製造用触媒において、遷移金属成分
    、o,o−ジイソプロピルフェニルイミドバナジウム
    トリクロリドであり、有機金属成分は、有機アルミニウ
    ム化合物であることを特徴とする、オレフィンポリマー
    製造用触媒。
  2. 【請求項2】 エチレン、α−オレフィン及び場合によ
    りジエンの非晶質コポリマーの製造に使用するための、
    請求項1に記載の触媒
  3. 【請求項3】 バナジウムと有効アルミニウムとの原子
    比は3:1〜1:3である、請求項1又は2に記載の触
    媒。
  4. 【請求項4】 アルミニウム成分は、トリアルキルアル
    ミニウムである、請求項からまでのいずれか1項
    記載の触媒。
  5. 【請求項5】 バナジウムと有効アルミニウムとの原子
    比は1:1〜1:2である、請求項3に記載の触媒。
  6. 【請求項6】 促進剤も存在する、請求項1からまで
    のいずれか1項記載の触媒。
  7. 【請求項7】 促進剤は、1分子当たり最高2個のハロ
    ゲン原子を有するものである、請求項6に記載の触媒。
  8. 【請求項8】 ルイス酸又はルイス塩基も存在する、請
    求項1からまでのいずれか1項記載の触媒。
  9. 【請求項9】 成分の1種以上が担体に結合している、
    請求項1からまでのいずれか1項記載の触媒。
  10. 【請求項10】 請求項1からまでのいずれか1項記
    載の触媒を使用することを特徴とする、触媒を用いる
    レフィンポリマーの製法。
  11. 【請求項11】 オレフィンは、α−オレフィン、内部
    オレフィン、ジオレフィン及びこれらの混合物の群から
    選択したものである、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 α−オレフィンは、エチレン、プロピ
    レン、ブテン、ペンテン、ヘプテン、オクテン及びこれ
    らの混合物の群から選択したものである、請求項11に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 モノマーとしてのエチレン及び/又は
    プロピレンをベースとするポリマーを製造する、請求項
    12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 触媒を用いて、エチレン、α−オレフ
    ィン及び場合によりジェンの共重合により、非晶質コポ
    リマーを製造する場合に、請求項1からまでのいずれ
    か1項記載の触媒を使用することを特徴とする、非晶
    質コポリマーの製法。
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