JPS61275209A - メ−キヤツプ化粧料 - Google Patents

メ−キヤツプ化粧料

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JPS61275209A
JPS61275209A JP11728585A JP11728585A JPS61275209A JP S61275209 A JPS61275209 A JP S61275209A JP 11728585 A JP11728585 A JP 11728585A JP 11728585 A JP11728585 A JP 11728585A JP S61275209 A JPS61275209 A JP S61275209A
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JP
Japan
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spiropyran
photochromic
compound
vinyl
cosmetic
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Pending
Application number
JP11728585A
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English (en)
Inventor
Masato Hatao
正人 畑尾
Toshihiko Takano
俊彦 高野
Koji Minami
孝司 南
Tsutomu Saito
力 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP11728585A priority Critical patent/JPS61275209A/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/02Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
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    • A61K8/4973Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with oxygen as the only hetero atom
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ネールエナメル、アイシャドー、口紅、ファ
ンデーション、などのメーキャンプ化粧料に関する。さ
らに詳しくは、紫外光により発色し、暗所放置もしくは
可視光照射により消色する機能を有するホトクロミック
高分子化合物を配合することを特徴とするメーキャップ
化粧料に関する。
〔従来の技術〕
ホトクロミンク化合物を用いた可変色性メーキャップ化
粧料に関しては、特開昭56−49312 、特開昭5
6−100709に提案されている。則ち、スピロピラ
ン化合物をそのまま、あるいは樹脂中に分散せしめ固溶
体としたものをマイクロカプセル化して配合したメーキ
ャンプ化粧料が提案されている。
上記提案の化粧料については、固溶体のマイクロカプセ
ルのため、スピロピランモノマーの溶出、経皮吸収によ
る安全性、光可逆的発色性、光可逆性の疲労現象などの
問題点を有していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、上記事情にかんがみ、スピロピランモノ
マーの溶出がなく安全性、光可逆的色効果、光可逆性の
耐疲労現象に優れた化粧料を得ることを目的として鋭意
研究した結果、ビニル基をもつスピロピラン化合物をビ
ニル七ツマ−と共重合させることによって得られたホト
クロミック高分子化合物を配合した化粧料は上記目的を
達成しうろことを見出し、本発明を完成するに至った。
〔問題点を解決するための手段〕
則ち、本発明は下記一般式(11及び(2)で示される
構造単位を含むホトクロミンク高分子化合物の少なくと
も一種又を含有することを特徴とするメーキャップ化粧
料を提供するものである。
(以下余白) 以下、本発明の構成について詳述する。
本発明においてノーキャンプ化粧料中に配合されるホト
クロ1−/り高分子化合物は、新規な化合物であり、我
々は先に出願を行っている(特願昭59−198601
)。
上記一般式(1)又は(2)で示される構造単位を含む
ホトクロミンク高分子化合物は、一般式(3)又は(4
)(式中、R1は上に定義した通り)で表わされるクロ
ロメチル置換サリチルアルデヒドにトリフェニルホスフ
ィンを反応せしめて、ホスホニウム塩とし、次いでアル
カリの存在下に過剰のホルムアルデヒドを反応せしめて
ビニルサリチルアルデヒド誘導体とし、次いで一般式(
5) (式中、R2は上に定義した通り)で表わされる四級沃
化物と反応せしめるか、又は一般式(6)(式中、R2
は上に定義した通り)で表わされるインドリン化合物と
を反応せしめて一般式(7)又は(式中、R1及びR2
は上に定義した通り)で表わされるビニルスピロピラン
誘導体を得、このビニルスピロピラン誘導体(7)又は
(8)と、ビニルモノマーとを共重合させることによっ
て製造することができる。
また上記一般式(1)又は(2)で示される構造単位を
含むホトクロミンク高分子化合物は、また、前記一般式
(3)又は(4)で表わされるクロロメチル置換サリチ
ルアルデヒドにトリフェニルホスフィンを反応せしめて
、ホスホニウム塩とし、次いでアルカリの存在下に過剰
のホルムアルデヒドを反応せしめて一般式(9)又はQ
(1 (式中、R1は上に定義した通り)のビニルサリチルア
ルデヒド誘導体とし、このビニルサリチルアルデヒド誘
導体をとニルモノマーと共重合させて一般式(11)又
は(12) %式%) (式中、R’、M、m及びnは上に定義した通り)で表
わされる置換サリチルアルデヒド共重合体とし、この置
換サリチルアルデヒド共重合体を前記一般式(5)の四
級沃化物と反応せしめるか、又は前記一般式(6)のイ
ンドリン化合物と反応せしめることによっても製造する
ことができる。
本発明で使用される一般式(3)又は(4)で示される
クロロメチル置換サリチルアルデヒドは公知の化合物で
あり、例えばモノ置換サリチルアルデヒドをクロロメチ
ルメチルエーテルによってクロロメチル化するか、或い
は5−クロロメチルサリチルアルデヒドに硝酸又はハロ
ゲンなどを反応させることにより製造することができる
。得られたクロロメチル置換サリチルアルデヒドは、ト
リフ常しホスフィンとベンゼン溶媒中にて還流させてホ
スホニウム塩とし、次に苛性ソーダの存在下に、過剰(
例えばホスホニウム塩に対して10倍モル以上)のホル
ムアルデヒドと反応させてビニル化することにより、ビ
ニルサリチルアルデヒド誘導体を得ることができる。こ
の反応は、ジメチルスルホキシドのような非プロトン性
溶媒と水との混合溶媒中にて、30〜40℃の反応温度
で攪拌することにより行うことができる。得られたビニ
ルサリチルアルデヒド誘導体は通常メタノール、エタノ
ール等の脂肪族アルコール類を溶媒としてトリエチルア
ミン、ピペリジン、ピリジンなどの有機アミンの存在下
に、等モルの置換インドリウムヨード塩などの四級沃化
物と還流するか、もしくは置換インドリウムヨード塩な
どの四級沃化物を苛性ソーダなどのアルカリ水溶液中で
攪拌することによりインドリン化合物を得、このように
して得られるインドリン化合物を等モルで有機アミンの
非存在下に還流する事によってビニルスピロピラン誘導
体を製造することができる。前記四級沃化物は公知化合
物である。
前記したようにして得られたビニルスピロピラン誘導体
は、更にこの化合物とは異なるビニルモノマーとラジカ
ル開始剤の存在下に共重合させることによってホトクロ
ミンク高分子化合物とすることができる。ラジカル開始
剤としては、例えばアゾビスイソブチロニトリルなどの
一般的なラジカル開始剤を使用することができ、ビニル
モノマーとしては、例えばスチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、アクリル酸、アクリル酸エステル
、メタクリル酸、メククリル酸エステル、アクリルアミ
ド、アクリロニトリル、酢酸ビニル、ビニルピロリドン
などを使用することができる。
前記ホトクロミック高分子化合物は、別法として、上記
ビニルサリチルアルデヒド誘導体を、予め、ラジカル開
始剤の存在下に、他のビニルモノマーと共重合させて置
換サリチルアルデヒド共重合体を得、この側鎖に、置換
インドリウムヨード塩もしくはインドリン化合物を反応
させる、いわゆる高分子反応により、スピロピラン誘導
体を側鎖に有するホトクロミンク高分子化合物を得るこ
ともできる。この高分子反応は、例えばベンゼンなどの
溶媒を用いて行われる。なお、この置換サリチルアルデ
ヒド共重合体は、ホトクロミック高分子化合物の中間体
として、有用なばかりではなく、例えばアニリン誘導体
などを反応させる事により、高分子側鎖にサーモクロミ
ズムを示すサリチリデンアニリンが導入されうるので、
サーモクロミック高分子化合物の誘導体にもなり得る有
用な高分子化合物である。
このようにして得られたホトクロミンク高分子化合物は
、スピロピラン誘導体が直接高分子側鎖に結合している
ので、加水分解を受けてスピロピラン誘導体が溶出する
ことがない分子構造を有する安定なホトクロミンク高分
子化合物である。したがって、皮膚にたいしても、スピ
ロピランが単独で吸収されることがない安全なホトクロ
ミック高分子化合物であることは言うまでもない。
以下、本発明のメーキャップ化粧料に配合するスピロピ
ラン高分子化合物の製造法について例を挙げて詳述する
が、本発明で用いられるスピロピラン高分子化合物の範
囲をこれらの例に限定するものでないことはいうまでも
ない。
例1 3−クロロメチル−5−ニトロサリチルアルデヒド24
gr (0,11mol )とトリフェニルホスフィン
29gr (0,11mol )をベンゼン280cc
に溶解し3時間加熱還流させ、冷却後、沈澱物を濾別し
てアセトンで充分洗浄した。かくして3−ホルミル−2
−ヒドロキシ−5−二トロペンジルトリフェニルホスホ
ニウムクロライドの白色結晶42g+(収率80%)を
得た。
元素分析結果: CHN 計算値(%)   65.34  4.40   2.
93実測値(%)   64.94  4.56   
2.87例2 バラホルムアルデヒド30g+ (1mol )を蒸留
水50ccに加熱溶解し、次いで例1で得た3−ホルミ
ル−2−ヒドロキシ−5−二トロベンベンジルトリフェ
ニルホスホニウムクロライド7.2gr (0,015
mol )をジメチルスルホキシド100ccに溶解し
、これと混合した。攪拌しながら、12.5N苛性ソー
ダ溶液16ccを加え、30〜40℃で5時間攪拌した
更に0.5N苛性ソーダ水容液200ccを加え、析出
するトリフェニルホスフィンオキサイドを濾別し、濾液
中に細かい沈澱があれば、更にベンゼンで抽出した。こ
の濾液を希塩酸で中和して、析出する沈澱をエーテルで
抽出した。エーテル層を水洗した後、溶媒留去し、得ら
れた結晶をクロロホルムで再結晶することにより、融点
135〜137℃の5−ニトロ−3−ビニルサリチルア
ルデヒド 2.7g(収率94%)を淡黄色結晶として
得た。
元素分析結果: CHN 計算値(%)   55.93  3.63   7.
25実測値(%)   55.89  3.82   
7.13NMRによるビニル基の共鳴スペクトル(CD
C13溶液): Ha= 5.5IP、 Hb= 5.9LP、 Hc=
 7.00P(以下余白) 例3 2.3.3−)リメチルインドレニウムメチオる油状物
をエーテルで抽出し、水で数回洗浄した。
このエーテル層に無水硫酸ナトリウムを加え、脱水した
後、濾別し、濾液を溶媒留去した。このようにして得ら
れたインドリン化合物と、例2で得られた5−ニトロ−
3−ビニルサリチルアルデヒド1.93g (0,01
mol )を無水エタノール50ccに溶解し、ハイド
ロキノンを少量加え、6時間還流した。冷却後、固形物
を濾別し、エーテルで再結晶ノベンゾスピロピラン2.
5g (収率71%)を淡橙色結晶として得た。
(以下余白) 元素分析結果: CHN 計算値(%)   72,41  5.75   8.
05実測値(%)   ?1.51  5.92   
7.76IRによるピラン環の吸収スペクトル:165
0  (C= C伸縮振動) 1280  (C−0伸縮振動) 670  (C−H伸縮振動) NMRによるビニル基の共鳴スペクトル(CDCI3溶
液): 例4 5−クロロメチル−3−ニトロサリチルアルデヒドを例
1と同一の方法で反応させ、3−ホルミル−4−ヒドロ
キシ−5−ニトロベンジルl−IJ 7v、j Jlj
+フ十−hノ、力n+1スy9g、/+ll7mりco
z1元素分析結果: CHN 計算値(%’)   65.34  4.40   2
.93実測値(%)   65.30  4.58  
 2.80例5 例4で得た3−ホルミル−4−ヒドロキシ−5−ニトロ
ベンジルトリフェニルホスホニウムクロライドを例2と
同一の方法で反応させ、融点93.5〜94.5℃の3
−ニトロ−5−ビニルサリチルアルデヒド た。
元素分析結果: C     H     N 計算値(%)   55.93   3.63    
7.25実測値(%)   55.92   3.78
    7.14(以下余白) NMRによるビニル基の共鳴スペクトル(CDC13溶
液): 例6 例5で得た3−ニトロ−5−ビニルサリチルアルデヒド
を実施例3と同一の方法で反応させた。
メタノールで再結晶を行い、融点159〜161℃の8
゛ −二トロー6゛−ビニル−1,3,3−トリメチル
インドリノベンゾスピロピラン2.8g (収率79%
)を青色結晶として得た。
元素分析結果: CHN 計算値(%) 72.41 5゜75  8.05実測
値(%) ?2.40 5.97  7.83IRによ
るピラン環の吸収スペクトル:1650 (C= C伸
縮振動) 1280(C−0伸縮振動) 650(C−H伸縮振動) NMRによるビニル基の共鳴スペクトル(CD ct3
溶液): (以下余白) 例7 g (4,36X10  mol )をスチレン4.5
4g  (4,36X10mol)に溶解し、開始剤と
してアゾビスインブチロニトリル(A I B N) 
0.072g (4,36x 10mol )を加えて
、数回凍結税気した後、封管し、重合温度60℃にて1
5時間重合させた。このようにして生成したポリマーを
ベンゼンに溶解し、メタノールに沈澱させた。ベンゼン
・メタノール系で数回再沈澱精製を行い、乾燥し、ポリ
マー4.05g(重合率86%)を得た。このポリマー
は、IRスペクトルによる1340及び1520cm勢
のニトロ基、1650cmxのピラン環の吸収ピークに
よりスピロピラン誘導体との共重合を確認した。更に、
この共重合体は前記式(1) ニおいてR1−No2、
R2=HXM=スチレン、m=1Sn=125の構造単
位を有するものであることを元素分析のN値(0,21
%)で確認した。
この共重合体のベンゼン溶液を紫外光に照射すると、青
色に発色した。(λmax = 618nm )。
例8 例7と同じ方法で、例3で製造した化合物をメタクリル
酸メチルと共重合した。3時間30分、重合させて4.
20g  (重合率86%)のポリマーを得た。
IRスペクトルによる1340及び1520cmのニト
ロ基、650及び1650cm−のピラン環の吸収ピー
クにより共重合を確認した。更に、この共重合体は前記
式(1)においてR1=NO2、R2−H,M=メタク
リル酸メチル、m−l5n=227の構造単位を有する
ものであることを元素分析のN値(0,10%)から確
認した。
この共重合体のジメチルホルムアミド溶液を紫外光に照
射すると、紫色に発色した(λmax=578nm)。
例9 例6で得た化合物を0.121g (3,49X 10
mol >を例7と同様の方法でスチレン3.63g 
 (3,49x 10mol )と共重合した。重合時
間10時間で2.2g (重合率59%)のポリマーを
得た。IRスペクトルによる1370及び1530cm
赫のニトロ基、1650cmよのヒラン環の吸収ピーク
により共重合を確認した。更に、この共重合体は前記式
(2)においてR’ =NO2、R2=H,M=スチレ
ン、m=l、n=34の構造単位を有するものであるこ
とを元素分析のN値(0,73%)から確認した。
この共重合体のベンゼン溶液に紫外光を照射すると、緑
色に発色した。(λl1lax = 653nm )。
例10 例6で得た化合物を例9と同し方法でメタクリル酸メチ
ルと共重合した。重合時間4時間で3.7g(重合率9
4%)のポリマーを得た。IRスペクトルによる136
0及び1530c111鰺のニトロ基、670及び16
50cm鉢のヒラン環の吸収スペクトルにより共重合を
確認した。更に、この共重合体は前記式(2)におイテ
、R’ =NO2、R2zHs M==lタクリル酸メ
チル、m=l、n−79の構造単位を有するものである
ことを元素分析のN値(0,34%)から確認した。
この共重合体のDMF溶液に紫外光を照射すると、青緑
色に発色した(λmax =580 nm) 。
本発明で用いるホトクロミンク高分子化合物は、粉末状
で配合することも、適当な溶媒を選択して溶液状で配合
することも可能である。また、いずれの場合も高分子で
あるため経皮吸収がなく皮膚に安全なホトクロミンク材
料である。
本発明のホトクロミンク高分子化合物中のスピロピラン
単位の割合は、m/(m+n)が0.0001程度以上
であればよく、また、化粧料全基剤中のスピロピラン単
位の割合が0.01重量パーセント以上であれば、化粧
料としてのホトクロミズムが観察できる。したがって、
任意の高分子にスピロピランを共重合させることにより
、種々の材料特性ををする化粧品原料が得られるととも
に、得られたホトクロミンク高分子化合物の配合量を変
えることにより、任意の色変化が得られる。
本発明では、上記必須成分の他に、必要に応じて、水等
通常化粧料に用いられる成分を発明の効果を損なわない
範囲で配合可能である。
〔実施例〕
つぎに実施例を挙げて、本発明を具体的に明らかにする
。本発明はこれにより限定されるものではない。配合量
は重量パーセントである。
例11   アイシャドー ■マイカ                50.0■
タルク                 10.3■
酸化鉄               1.5■雲母チ
タン              10.0■流動パラ
フイン            ?、0■ラノリン  
              4.00ソルビクンセス
キオレート1.0 ■香料                0.1■ビタ
ミンE               O,1[相]エ
チルパラベン            1.00ホトク
ロミンク高分子化合物 (例9の方法によるもの)      15.0■〜■
、[相]をヘンシェルミキサーにて混合し、他方■〜O
を80℃で加熱溶解して上記混合物に吹き付けられてさ
らにヘンシェルミキサーにて混合する。ついでアトマイ
ザ−により粉砕し、篩処理して圧縮成型により中皿中に
成型してプレス状アイシャドーを得た。本アイシャドー
は室内では黄色、太陽光線にあたると緑色を呈するもの
であった。また、本アイシャドーは発色性、耐疲労現象
に優れ、スピロピランモノマーの溶出性もないホトクロ
ミックアイシャドーであった。
例12  頬紅 ■マイカ                40.O■
タルク                 39.2■
雲母チタン             4.0゛■赤色
226号             0.2■酸化鉄 
              0.5■スクワラン  
           °4.0■トリメチロールプロ
パン トリイソステアレート       5.0■ソルビタ
ンモノイソステアレート1.0■香料        
         0.5[相]エチルパラベン   
         0.5■酸化防止剤       
       0.1[相]ホトクロミンク高分子化合
物 (例10の方法によるもの)0.5 例16に準じて製造してプランジヤーを得た。本プラン
ジャーは室内では赤色、太陽光線下では紫色を呈した。
また、本プランジャーは発色性、耐疲労現象にすぐれ、
スピロピランモノマーの溶出性もないホトクロミンクブ
ラッシャーであった。
例13   粉末固型ファンデーション■マイカ   
             40.0■カオリン   
             10.0■二酸化チタン 
            1060■ステアリン酸カル
シウム        3.0■タルク       
           6.4■酸化鉄       
        4.50トリメチロールプロパン トリイソオクタノエート      8.0■イソプロ
ピルミリステート       4゜0■ジメチルポリ
シロキサン        2.0[相]ソルビタンセ
スキオレート ・      1.0■香料     
            0・5@エチルパラベン  
          0・50ビタミンE      
          O,1■ホトクロミンク高分子化
合物     10.0(例8の方法によるもの) 例16に準じて製造して固型ファンデーションを得た。
本ファンデーションは室内では落ち着いた肌色で、太陽
光線下では健康的な日焼は肌色を呈した。また、本ファ
ンデーシリンは発色性、耐疲労現象にすぐれ、スピロピ
ランモノマーの溶出性もないホトクロミックファンデー
シリンであった。
例14   油性ファンデーション ■マイカ                20.0■
二酸化チタン            8.0■ナイロ
ンパウダー           5.0■タルク  
                2.5■酸化鉄  
             2.5■イソプロピルミリ
ステート       5.00流動パラフイン   
        39,0■ソルビタンセスキオレート
       1.5■固型パラフイン       
    10.0[相]カルナウバロウ       
      2.0■香料             
    0.50ホトクロミンク高分子化合物 (例8の方法によるもの)      10.0■〜■
をディスパーで攪拌し、TKミル処理後、融解した■、
[相]および■、■を混合し、脱気、充填成型して油性
ファンデーションを得た。本ファンデーションは室内で
は薄い肌色で、太陽光線下では濃い肌色を呈した。また
、本ファンデーションは発色性、耐疲労現象にすぐれ、
スピロピランモノマーの溶出性もないホトクロミンクフ
ァンデーションであった。
例15  口 紅 ■二酸化チタン             3.0■リ
ソールルビンB1.5 ■酸化鉄               0.5■雲母
チタン             5.0■イソステア
リン酸ジグリセリド    30.0■ヒマシ油   
             14.9■セレシン   
           15.9■カルナウバロウ  
          5.0■ビタミンE      
          O,05[相]香料      
           0.050ホトクロミンク高分
子化合物 (例7の方法によるもの)      25.0例14
に準じて製造して口紅を得た。本口紅は室内では、薄い
ピンク色で、太陽光線下ではあざやかな紫色を呈した。
また、本口紅は発色性、耐疲労現象にすぐれ、スピロピ
ランモノマーの溶出性もないホトクロミック口紅であっ
た。
例16   ネールエナメル ■ニトロセルローズR31/4秒   10.0■アル
キツド樹脂           10.0■クエン酸
アセチルトリブチル     5.0■酢酸エチル  
           20.0■酢酸ブチル    
         14.5■エチルアルコール   
       5.00トルエン          
    32.O■酸化鉄             
  0.5■ベントナイト系増粘剤        通
量[相]ホトクロミンク高分子化合物 (例10の方法によるもの)3.O ■〜■、■を攪拌溶解した中に■を[相]に溶解したも
のを加え、更に■、■、[相]は使用原料中のニトロセ
ルローズ、可塑剤とローラー練りしたものを使用した。
本ネイルエナメルは室内では赤色、太陽光線下では紫色
を呈した。また、本ネイルエナメルは発色性、耐疲労現
象にすぐれ、スピロピランモノマーの溶出性もないホト
クロミックネールエナメルであった。
例17   メーキャンプサンオイル ■流動パラフィン           ?4.45■
イソオクタン酸セチル        20.0■ビタ
ミンE                O,05■香
料                 0.5■ホトク
ロミンク高分子化合物 (例7の方法によるもの)5.0 ■〜■をホモミキサーで攪拌し、脱気して、メーキャッ
プサンオイルを得た。本メーキャップサンオイルは発色
性、耐疲労現象にすぐれ、スピロピランモノマーの溶出
性もないホトクロミンクメーキャップサンオイルであっ
た。また、スピロピランが紫外部280nm〜400n
mに吸収をもつため、本サンオイルは、紫外線防禦剤果
も有するものである。
例18   メーキャップクリーム ■ステアリン酸             15.。
■モノステアリン酸ソルビット      2.5■パ
ルミチン酸イソプロピル       2.00流動パ
ラフイン           10.00モノステア
リン酸ポリオキシ エチレンソルビタン(20E、0 )    1.5■
プロピレングリコール        10.0■トリ
エタノールアミン         2.20酸化チタ
ン              3.0■酸化鉄   
            1.5[相]ベントナイト 
             10.00エチルパラベン
            0.50イオン交換水   
         33.3■香料         
        0.50ホトクロミンク高分子化合物 (例9の方法によるもの)      10.0■〜■
を加熱融解させ攪拌混合する。他方■〜@を加熱し、攪
拌混合したものを、■、■と共に、前記■〜■に添加し
乳化させる。次に冷却、脱気してメーキャップクリーム
を得た。本メーキャップクリームは室内では黄色、太陽
光線下では緑色を呈した。また、本メーキャップクリー
ムは発色性、耐疲労現象にすぐれ、スピロピランモノマ
ーの溶出性もないホトクロミックメーキャップクリーム
であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高分子中に下記一般式(1)及び(2)で示される構造
    単位を含むホトクロミック高分子化合物の少なくとも一
    種を含有することを特徴とするメーキャップ化粧料。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1)▲数式、化学
    式、表等があります▼(2) (式中、R^1は水素、ニトロ素、ハロゲン、低級アル
    キル基、低級アルコキシ基、アルデヒド基、又はカルボ
    キシル基もしくはその塩を示し、R^2は水素、ハロゲ
    ン、低級アルキル基、低級アルコキシ基を示し、Mはビ
    ニルモノマー単位を示し、m及びnは正の整数である。 )
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