JPS61274747A - 貴金属触媒の製法 - Google Patents

貴金属触媒の製法

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JPS61274747A
JPS61274747A JP60115323A JP11532385A JPS61274747A JP S61274747 A JPS61274747 A JP S61274747A JP 60115323 A JP60115323 A JP 60115323A JP 11532385 A JP11532385 A JP 11532385A JP S61274747 A JPS61274747 A JP S61274747A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は触媒に利用される貴金属の粒粒子の製法に関し
、特に燃料電池用の電極部の触媒に適した貴金属微粒子
の製法に関する。
〔発明の背景〕
一般に貴金属触媒の活性は、貴金属の表面積が大きくな
るにつれ増大するといわれている。貴金属の表面積を増
大させるには、貴金属粒子を談粒微粒化すると同時に担
体上へ高度に分散担持させればよい。このような観点か
ら貴金属微粒子の分散液の調整法や燃料電池用の電極触
媒として、カーボン担体上へ貴金属の微粒子を担持する
方法が古くから数多く報告されている。
貴金属微粒子の分散液についてはN0RO(ジャーナル
 オブ コロイド ソサイアテイ1948年 第3巻 
第363頁 J、 COI Ioid。
Sci、  3. 363’48 )や平井等(表面 
1979年第17巻 第279頁〜)の報告にみられる
ごとく貴金属微粒子同士の凝集を抑制するため非イオン
系の界面活性剤を添加したコロイド分散法で15A程度
の貴金属粒子を含む分散液を調製している。一方カーボ
ン担体上へ微細な貴金属粒子を高分散化して担持する方
法においては、白金触媒について数多く述べられている
。以下にその一例を示す。petrow  (特開昭5
1−88478 )は、塩化白金酸と亜硫酸塩から亜硫
酸白金錯塩を形成させ、これを過酸化水素で酸化するこ
とにより15〜25人の白金粒子をカーボン上に担持し
た。
又カルヴインeローレンス・ブツシュネルI開昭54−
92588)は、塩化白金酸とニチオン酸ナトリウムと
過酸化水素の存在下でカーボン上へ0.5〜2mμの白
金粒子を担持せしめた。しかし、petrowの方法は
調製工程が複雑である欠点を有し、カルヴインの方法は
本発明者等が試験した結果では白金塩の定量的還元が行
えなかった。
更に1両者の方法においては白金の微粒子化についての
み詳細に述べられており、電極の寿命すなわち長時間試
験後の白金微粒子のシンタリングによる電池性能低下と
の触媒調製法との関連性について何も論じられていない
。電極触媒の調製に必要な諸条件を勘案し、平井等の報
告を参考にして本発明者等は、先にコロイド分散法によ
る電極触媒の調製法に関して出願(特開昭56−155
645)l、た。
この出願による電極触媒の調製法は以下の手順による。
水−メタノール溶液中へカーボン担体。
非イオン界面活性剤及び所定量の塩化白金酸を加え70
C以上の温度で加熱する。約4時間後には。
仕込量の95優以上のpsがカーボン上に担持される。
これを口過・水洗・乾燥することにより電極触媒が得ら
れる。カーボン担体としてアセチレンブラックを用いて
得られた電極触媒の透過型電子顕微鏡写真(以下TEM
像と略記する)の−例を第1図(A)に示す。観察倍率
は138,000倍であり、以下のTBM像も全て同じ
倍率である。
第1図(B)にみられるごとく、カーボン上の9番の一
次粒子径は30Å以下と観測でき、この−欠粒子が集落
を形成している。前記出願記載の範囲で調製条件を変化
させても一次粒子の大きさは、大きな変化は示さないが
、集落の個数を変化せることかできる。すなわち用いる
カーボン担体種、水−メタノール混合比、非イオン界面
活性剤種或いはその量及び白金担持蓋によって集落の個
数は、数量〜数十個の範囲で制御できる。第1図(A)
に示した電極触媒では、30〜50個の集落を形成して
いた。この電極触媒を空気中で350C12h熱処理し
たTgM像を第1図(B)に示す。熱履歴を受けること
により集落内のI)を粒子はシンタリングし、1個の大
きな粒子に成長する様が見られる。更に長時間或いは、
熱処理温度を上げることにより集落で形成されたps粒
子は球形を呈し、この球形を呈したp曝粒子同士が融合
し巨大な92粒子となって成長していくのが観察された
。燃料電池に組み、それを長時間運転したのち解体し、
電極触媒層中のpt粒子の形態を観察してみると91粒
子の成長昧程は異なると考えられるが、熱処理をし九T
EM像とほとんど同じ状態で観察できる。すなわち電池
運転時には、電位による9番粒子の溶解析出のくり返し
によって成長するものと瑚えられるが、定性的には熱処
理と同じ段階を経て成長するものと思われる。従ってp
1粒子成長による電池性能の低下を抑制するためには、
pIの一次粒子が集落を形成しない様に高度に分散され
た電極触媒を調製する必要がある。
前記出願の方法では、実用的燃料電池の電圧を得るため
に必要なp昧担持量領域においてt  pr−次粒子の
集落の個数を数個以下にするのが困難であった。
〔発明の目的〕
そこで1本発明の目的は貴金属触媒の調製が容易で、貴
金属塩の還元が定量的に行なえ、しかも貴金属の微粒子
を導電性金属粒子例えばカーボン粒子表面に高分散に担
持てきる貴金属触媒の製法を提供するもので、特に燃料
電池の触媒に利用した場合上記電池の長寿命化を実現し
得る貴金属触媒の製法を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、従来から行われているps Btachの調
製法(触媒便覧、地大書館刊p556)に着目し、その
特異現象を応用して従来法の欠点を解決した貴金属触媒
の製法である。
即ち1本発明は水溶媒中で貴金属、特に周期律表の第8
族に属する貴金属の錯化合物を形成後、上記水溶媒を上
記貴金属イオン還元領域にし上記錯化合物を還元するこ
とにより上記貴金属の微粒子を形成する貴金属触媒の製
法である。
T;)@ Bta(1(の調製法の手順を以下に示す。
白金塩の水溶液とホルマリンの混合溶液を約−1OCに
冷却しこれに高濃度アルカリ溶液(501KOH)を発
熱<5C以下)を押えながら滴下し、滴下終了後には強
アルカリ性とする。その後、室温まで放置したのち約6
0Cで熟成を行いpt Btackを得る。反応式は(
1)式で示される。
H2pt Cム+HCHO+6KOH−+ps+6KC
t+COs+5H20・・・・・・(1) 上記の調製法において、約−IOCに保つ理由は明記さ
れていないが、本発明者等が経験した範囲では還元反応
をゆっくり進行させる意味をもつように思われた。
上記の方法を参考に以下の実験を試みてみた。
2.56mmote  p 、を完全に還元するための
反応等量に対し、1.5倍のNaOHと24倍のHCH
Oに水を加えて450mtとした。これを約75tl’
に保ちながら2.56 mmoteのptを含む塩化白
金酸水溶液を0.5m々−の一定速度で滴下し次。この
ときのpH変化を第2図に示した。第2図においてA点
は反応等量点である。第2図にみられるごとく、反応初
期のpHI を位から滴下割合が進むにつれp)(値は
低下し、滴下終了時には約4.3の値を示した。このp
H変化において9番塩の還元状態を観察してみるとpI
(:9.7迄pt Btackは全く析出しない。との
pH値を過ぎるころからpIBtackが析出し始める
と同時にpH値が急激に変化する。従って第2図におけ
るpH値のBゾーンは、還元反応が全く起こらないか或
いは反応速度が極端に遅い領域でCゾーンは還元反応が
進行する領域と見ることができる。
一般にHCHOの還元作用は、アルカリ性で有効に働き
(2)式に示すととくギ酸イオンとな)、その時の還元
電位は1゜14Vである。
HCHO(aql+3αr+Hcα丁(aql+2Hz
O+2 e−・・・・・・(2) 一方、酸性の場合は、0.01Vと報告されている。
HCHO(aq)+HsO−+HCOOH(aql+2
H”+2e−−−−(3)このことは、強アルカリ側で
還元反応が進行するはずでおるが第2図の実験結果では
弱アルカリ性にて還元反応が進行することが判明した。
もう一つの事実としては1強アルカリ側においてp@の
錯イオンは水酸化物を形成する。
1)*(OH)z(7)溶解度積Ku=I X l O
−” テ;hル強アルカリ側における溶解度は、はとん
ど0である。しかし、第2図で求められた条件において
i)tの水酸化物の形成は全くみられなかった。このこ
とは、HCHOとp t C14”−が何らかの相互作
用すなわち錯体を形成することによって水酸化物を抑制
していると考えられる。水溶液中のホルマリンは、その
条件によって様々な形態をとり、一般的には、高温低濃
度ではl水和物を又低温高(10) 濃では高重合水和物になるといわれている。第2図の条
件では前者に合致しく4)式の形態をとっていると考え
られる。
Hs C: 0+Hz O→Hz C(OH) 2  
      ・旧・・(4)前述したように強アルカリ
側でplの水酸化物を生成しないのは、ホルマリン或い
はホルマリンの1水和物であるメチレングリコールとp
tctとの相互作用によるものと思われるが今のところ
分っていない。
従来pt塩の湿式還元においては、1番の水酸化の生成
を考慮してp H”::4以下の条件下で行っていた。
しかし本発明に到った高温ホルマリン還元においては、
pH領域好ましくけI)H4−10の範囲において反応
を進めることができる特徴を有する。従ってカーボン担
体にpも粒子を担持させるにおいて。
q)カーボン担体やpt粒子は液のpHや塩濃度によっ
てその(電位が変化するのでこのC電位を任意の範囲で
コントロールすることによりカーボン相体と91粒子の
相互作用を強めることが(l」) できる。
(ロ)反応速度を定量的に制御し析出するI)を粒子と
カーボン相体との衝突の頻度を高めることを制御できる
ことから、当初目的としたカーボン担体上へ微細な16
粒子を高度に分散させた電極触媒の製造が可能となる。
〔発明の実施例〕
以下には5本発明の実施例について述べるが。
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1 本実施例では、ファーネスブラックであるvulcan
  XC−72R(キャボット11)担体へp。
を15wt1担持させる触媒の1!ll製法について述
べる。
(イ) XC−72R42,5gへ市販(7)371H
CHO50mlと50wtlNaOH1Omtを加え蒸
留水で1800mt とする。
(o)  XC−72R42,sgへ市販(2) 37
 %HCH050mlと50Wt*NaOH50m1を
加え蒸留水で(!2) 1803mtとする。
(ハ)XC−72R42,5gへ市販cn 371HC
HO50mlと50w t %NaOH100rntを
加え蒸留水テ1809mtとする。
(イ)、(ロ)及び(ハ)の還流器付容器を恒温水槽中
にセットトし約75Cに加熱する。その後強かく拌状態
の中へ7.5gのptを含Hs pt C/4水浴液2
00m1が1mL/rmの速度で注入添加される。滴下
終了後約1時間、加熱・かく拌し反応が終了する。
上述ノ液組成にオイテp t : HCHO: N a
OHの(1)式に示した反応等量に対する比は、それぞ
れ(イ)1:32:0.54.(ロ)1:32:2.7
及び(ハ)は1:32:5.4モル等量である。反応終
了後において上澄液のpHけ、(ハ)において中性、(
イ)においては弱酸性を示した。反応終了後の懸濁液を
口過・水洗した後60C恒温槽中で恒1になるまで乾燥
し電極触媒を得た。電極触媒のPi分析の結果。
いずれも14.5wt1以上のptが担持されており、
仕込み量の95チ以上がカーボン上へ沈着シていた。
(I3) 得られた電極触媒のTEM像を第3図(、A)、 (1
1゜0に示す。(4)−(イ)、(B)−(ロ)、0−
(ハ)がそれぞれ対応する。写真にみられるごと<Na
OH/ptのモル比が大きくなるにつれ94粒子の凝塊
は大きくなり且つ編布しているのがわかる。逆にNaO
H/pt=:Q、54で調製した電極触媒の場合、平均
的p自粒子径は約25人と観測されカーボン担体上に均
一に分散している。このようにNaOH/p番モル比に
よってPs核粒子凝塊又分散度に違いがでるのは、第2
図に示した結果と照らし合せると良く理解できる。すな
わち本条件下で還元反応が速やかに進行するのは、第2
図の結果からp H9,7以下においてである。そのた
めアルカリ比が高い場合と低い場合では1反応が始まる
までに滴ドされて反応系に蓄積されるp−の絶対址に違
いが出てくる。ちなみにN a 01f/p* = 0
.54とNa011/pt=5.4を単純比較すると還
元反応が進行するpH領域まで下がるのに後者では約1
0倍のp。
が滴下されることになる。従って還元反応が起こるとき
、少ない1番がカーボン担体上へ沈着f るα4) 方が高度に分散担持でき逆に多量のptがある場合には
液相での衝突による凝集が起こると同時に沈着するカー
ボン担体上の分散も悪くなることが予想される。
実施例2 実施例1において1反応速度をHsptC14水溶液の
滴下速度でコントロールしようとしたが1反応pH領域
が9.7以下であることから実質的コントロールができ
なかった。そこで本実施例では、還元反応が進行するp
H9に値を設定しHj P t C4水溶液が滴下され
ても常にI) H9を維持するようにpi(スタットを
用いて還元反応を行わしめた。以下に調製法を示す。
XC−72R42,5gを還流器付フラスコへ計りとり
市販の371HCHO50mtと50wtlNaOH1
0mlを加え蒸留水で1800mtとした。その後2N
HC1を用いてpH9に調節した。これを恒温水槽中に
セットし75Cに加熱した。次いで強かく拌状態の中へ
7.5FHj会を含むH*1)sc4水溶水溶液200
全t、5mt7hinの滴下速度で注入した。このとき
反応容器中へは、  pHメータと連動したl)Hスタ
ットを用いて、)bptc!4 水溶液の添加によって
I)H値が下るのをI)HスタットからのNa(I(滴
下で常にpH9付近に保てるようにした。7時間後懸濁
液を口過・水洗し60C恒温槽中で恒量になるまで乾燥
し電極触媒を得た。得られた電極触媒中のpt量は分析
の結果14.7wt%であった。この電極触媒のTEM
像を第4図に示す。写真の結果は、第3図(A)の’I
’EM像にみられるより91粒子の分散度は改善され、
平均粒子径も20人程度と観測された。第3図(A)及
び本実施例で得られた電極触媒の[)1粒子は集落を全
く形成せず、良好な分散状態を示した。  。
実施例1及び2では、pH4〜9.7の範囲でカーボン
上へ98粒子を沈着しfC,。そこで比較の意味で酸性
側で沈着を行ってみた。試験は還元剤としてメタノール
とホルマリン2種を用いて行った。
に)XC−72R42,5g を還流器付容器に計りと
り。
(1: l )vot比のメタノールO水を加え180
0mlとした。
(ホ) XC−72R4g5gを還流器付容器に計りと
シ。
市販の37%)IcHO50mt加え、蒸留水で180
0mt とした。
に)及び(ホ)の容器を恒温水槽にセットし、約75C
に加熱した。これを強かく拌しながら7.5gの1)t
を含有するH2ptC4水溶液200mtを0.5mt
/―の速度で注入した。約7時間後還元反応は終了する
。このときの懸濁液の上澄液をみると(イ)は透明であ
り、に)は若干Haptc4のよう黄色を呈していた。
又反応終了後の溶液のpHは(イ)の場合、約27であ
シ、(ホ)は約3であった。この懸濁液を口過・水洗し
、恒温槽中60Cで恒量になるまで乾燥し電極触媒を得
た。得られた電極触媒のpt量を分析したところに)で
は14.6wt4、(ホ)でlZ3wtlであった。又
それぞれの電極触媒のTEM像を第5図の(A)及び(
B)に示す。
(A)−に)、(B)−(ホ)がそれぞれ対応する。本
比較例で調製した電極触媒のptは、いずれも巨大な集
落を形成し1分散も極端に悪い状態を示した。この原因
としては、溶液のI)H或いは溶媒の極性等によるカー
ボン粒子又は91粒子のζ電位の変化に基づくものと思
われるが、今のところはっきりわかっていない。
実施例3 本実施例では、実施例1. 2及び上記した比較例で調
製した電極触媒を用いて空気極を作製し。
メタノール燃料電池用空気極としての性能評価を行った
電極の作製は、以下の手順で行った。電極触媒0.45
gに水とポリフロンディスパージョン(ダイキン工業社
製)を加え混練し、これを導電性多孔質基板であるカー
ボンペーパーに100c#!に塗布し、風乾後学気中L
40C−2hと300C−〇、5h焼成を行って空気極
とした。触媒層のPTF’E量は50wt*、白金量は
o、 67 mg/cr/lである。この空気極を単極
測定装置にセットし、60C−3mol/1Haso4
 電解液中での区流密度−電位特性を測定し性能評価を
行った。その結果を第6図に示す。図中の符号は、電極
触媒製造番号と一致している。図にみられるととく91
粒子の分解度の悪いものほど高電流密度側で電位の低下
が大きい。(イ)及び実施例2の電極触媒を用いた電極
性能が最も良<、120mAAr/l の電流密度にお
いて0.79V vs NHE  の電位を示した。又
各触媒について反応速度を表わす一つ指標である一定電
位(例えば0.80V v ti NHE)で取り出し
得る電流密度で整理すると表1のごとくになる。
表 1 表1の結果から、同じ白金量を用いてもその電極触媒の
91粒子の違いにより、活性は1.5〜3倍向上し、電
極触媒の製造が電池性能向上に重要な役割をもっている
ことがわかる。
実施例4 前実施例までファーネスブラックであるXC−72Rを
用いてきたが更に撥水性の強いアセチレンブラック(電
気化学工業社製)を用いて本発明法を試みてみた。一般
にアセチレンブラック組木上に微細なps粒子を均一に
分数担持するのは難しく集塊を形成しやすい。薙者らが
唯一経験しているのは、既出願済みのコロイド分散法に
よるのみである。
アセチレンブラック45gを還流器付容器にはかりとり
、市販の37*HCHO50m4 CHsOH50mt
及び50 w t ’4 NaOH18,5mtを加え
、蒸留水にて4800mtとした。この容器を恒温水槽
にセットし、750以上に加熱した後1強かく拌しなが
ら5gのptを含むHa pt C4水溶液200mt
をl m t/111111で滴下注入した。滴下終了
後、約1時間加熱・かく拌を行い還元反応を終了させた
。その後1口過・水洗を行い60Cで恒量になるまで乾
燥を行い電極触媒を得た。この電極触媒のpt量は9.
5wt*であった。なお反応等量に対するp t : 
HCHO:NaOHモル比はl:24:1.5である。
又反応組成液にCHa OHを添加するのは、アセチレ
ンブラックが液に十分なじまず浮遊するのを防止するた
めに加えるものである。
ここで得られた電極触媒のTEM像を第7図に示す。第
7図にみられるとと<= p自−次粒子の集落は認めら
れず良い分散を示し。撥水性の強い担体に対しても本発
明法が有効であることが確認された。しかし部分的にp
会の大粒子(60〜80人)が認められる。これはN 
a OH/pt = 1.5で行ったためと考えられ、
pも微粒子の均一化を図るためには、実施例2のpHコ
ントロール法を適用する必要がある。
実施例5 実施例4の電極触媒を用いてメタノール燃料電池の空気
極として性能評価した。
電極触媒0.45 gと水及びポリフロンディスパージ
ョンを混練し、これをカーボンペーパー100crIに
塗布し風乾後、空気中t40tl’、2hと300C,
0,5h焼成して空気極を得た。触媒層のPTFE量は
50wt*であり、ptiは0,45mgpt/ctA
である。この空気極は60C−3nsol/l H2S
 04電解液中で電流密度−電位特性が測られた。その
結果を第8図に示す。図にみられるごとく、12011
1A/−の4流密度におい−CO173VvsN HE
の電位を示した。実施例1の(イ)の触媒と比較したと
き、Pi使用量が0.67 mg/crA  から0.
45 tn g/、d  と減少していることを考え合
せると。
電極触媒の活性としては、はぼ同等であるといえる。
実施列6 実施例4で得た電極触媒を、リン酸型燃料電池に適用し
た例について述べる。
空気極及び水素極は下記の手順で作製した。電極触媒0
.45gと水及びポリフロンディスパージョンを混練し
、これをリブ付多孔質カーボンに塗布した。風乾後、空
気中140C,2h乾燥を行い、空気極は、3503:
、ao=、水素極は340C,3(1#+焼成を行って
電極1得た。それぞnの電極の触媒層のP’l”FE量
は40wt*、pt量は0.45mg鷹である。
この電極を用いてリン酸マトリックスを組合せて単電池
を構成し、電池の寿命試験を行った。電極の有効面積は
2cf!tである。測定温度は190Cである。電流密
度220 mA7a/I  一定放電における電圧変化
を第9図に示す。運転初期0.61Vの電圧を示した電
池は、1000h運転後において0、60 Vと電池電
圧の低下は無視できるほど小さく良好な運転状態を示し
た。1000h運転後の電池を解体し、空気及び水素極
のX線分析におけるpも粒子径の変化を表2に示す。宍
2には、従来使用されてきたコロイド分散法による電極
触媒の結果も合わせて示す。
表2 表2にみられるごとく、微細な11粒子を集落を形成し
ないように工夫して調整した電極触媒は、長時間の電池
運転においてpも粒子のシンタリング速度は遅く、高い
電池性能を長時間維持できることが確認された。
〔発明の効果〕
本発明によれば高精度で貴金属の微粒子を粒径25Å以
下に、集落を形成させずに高分散化することができる。
これを燃料電池の触媒に使用した場合には空気極の初期
性能を向上させると同時に貴金属粒子のシンタリング速
度を抑制することができるので電池の長寿命化が達成で
きる。
明細書の浄書(内容に変更なし)
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)はコロイド分散法によって調製し
た電極触媒のTEM像写真で、(A)はコロイド分散法
で調製した電極触媒の粒子構造のTEM像写真、(B)
は(A)に熱履歴を与えた後の粒子構造のTEM像写真
、第2図は■111ptCIII6溶液のホルマリン還
元におけるPH変化曲線を示す図、第3図(A)、(B
)、(C)は、アルカリ−ホルマリン還元法によって調
製した電極触媒の粒子構造のTEM像写真を示し、(A
)はアルカリ−ホルマリン還元法においてNaOH/ 
P t”0.54で調製した電極触媒の粒子構造のT、
E 、M像写真、(B)はNaOH/pt=2.5で調
製した電極触媒の粒子構造のTEM像写真、(C>はN
aO■■/pt=5.4で調製し、た電極触媒の粒子構
造のTEM像写真、第4図は、アルカリ−ホルマリン還
元法においてp Hコントロールした電極触媒の粒子構
造のTEM像写真、第5図(A)、(B)は、酸性−メ
タノール及びホルマリン還元法によって調製した電極触
媒の粒子構造明細書の浄;(内容に変更なL) のTEM像写真を示し、(A)は酸性−メタノール還元
で調製した電極触媒の粒子構造のTEM像写真、(B)
は酸性−ホルマリン還元法で調製した電極触媒の粒子構
造のTEM像写真、第6図は、本発明の実施例1,2及
び従来例で調製した電極触媒を用いて作製した空気極の
メタノール燃料電池としての性能を示す図、第7図はア
セチレングラツク担体に本発明でpt粉粒子沈着させた
電極触媒の粒子構造のTEM像写真、第8図は、実施例
4で調製した電極触媒を用いて作製した空気極のメタノ
ール燃料電池としての性能を示す図、第9図は、実施例
4で調製した電極触媒を用いて作製した空気及び水素極
を作製し、これとリン酸マトリックスを組合せた単電池
のリン酸型燃料電池としての寿命試験結果を示す図であ
る。」 も1図 (A) (8,I X BS、000 H4Fえび6水名液)箇下量舎1合 も5図 (A) (B) 手続補正書(方式) 1.事件の表示 昭和10  年特願第1iz3コ3号 2、発明の名称  貴金属触媒の製法 3、補正をする者

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶媒中で貴金属イオンの錯化合物を形成すると共
    に、上記水溶媒を上記貴金属イオンの還元領域に制御す
    ることを特徴とする貴金属触媒の製法。 2、貴金属イオンの錯化合物をpH=7〜10の範囲に
    ある水溶液で還元することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の貴金属触媒の製法。 3、貴金属はp_tであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の貴金属触媒の製法。 4、貴金属と錯化合物を形成し、且つ還元能力を有する
    化合物として中性及びアルカリ領域において貴金属と錯
    体を形成し得る物質であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の貴金属触媒の製法。 5、中性及びアルカリ領域に於いて、貴金属と錯体を形
    成し得る物質はホルマリン、バラホルムアルデヒド及び
    アセトアルデヒドの内から選ばれることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の貴金属触媒の製法。 6、導電性材料の粒子が混入された水溶媒中で貴金属イ
    オンの錯化合物を形成する工程と上記錯化合物を還元し
    上記貴金属の粒子の分散液を形成する工程と上記分散液
    中の貴金属粒子を上記導電性材料の粒子表面に沈着させ
    る工程とから成ることを特徴とする貴金属触媒の製法。 7、導電性材料はカーボンであることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載の貴金属触媒の製法。 8、貴金属は周期律表第8族に含まれる貴金属であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項又は第7項記載の
    貴金属触媒の製法。 9、貴金属はp_tであることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項又は第8項記載の貴金属触媒の製法。 10、導電性材料の端子表面に沈着する貴金属粒子の粒
    径が15〜25Å範囲であることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載の貴金属触媒の製法。
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