JP4883373B2 - モータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法 - Google Patents

モータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、モータに用いる金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法に関する。
従来、ブラシ付きのモータに用いるブラシ材料として、黒鉛粒子と銅の粒子とを接合溶剤を用いて混合し、焼成するモータ用金属黒鉛質ブラシ材料(例えば、特許文献1参照)が知られている。
モータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の一例としては、フェノール樹脂溶解溶液をバインダーとして用いて天然黒鉛粒子を捏和し、所定形状に造粒した後、得られた黒鉛粒子にブラシに流す電流密度に応じた量の銅粉と必要量の固体潤滑剤とを混合し、この後、混合した粉体を所定形状に成形する。そして、得られた成形体は酸素を遮断した非酸化性雰囲気で焼成される。このような製造方法によって、黒鉛粒子の表面に被膜として形成したフェノール樹脂は炭化して非晶質炭素になり、黒鉛粒子を結合させる。そして、還元焼成の過程でフェノール樹脂溶解溶液を構成する酸素原子や水素原子は二酸化炭素や水蒸気として昇華するため、焼結体の表面及び内部には多数の気孔が形成される。
一般に、金属黒鉛質ブラシを用いたモータにおいては、金属黒鉛質ブラシが整流子に摺接し、ブラシから整流子へ、もしくは整流子からブラシへ給電がなされる。そして、整流子には、ロータに設けられるコアに巻回されたコイルが接続され、コイルに対して通電がなされると、ロータはハウジング内部にロータと対向して配設された永久磁石との吸引力及び反発力によって回転する。
金属黒鉛質ブラシ付きモータは、上記の動作原理で動作するため、モータ駆動時の金属黒鉛質ブラシと整流子との摺接により、金属黒鉛質ブラシが整流子との摺接面において磨耗するという問題があり、モータ駆動時の金属黒鉛質ブラシの磨耗を抑えるべく、これまで様々な検討がされている。
この種の技術としては、金属黒鉛質ブラシの磨耗が、整流子との摺接よる機械的磨耗の他に、火花放電の電気的負荷による磨耗があることに着目し、黒鉛粒子の表面に、互いに接触した銅の粒子の群を担持させた金属黒鉛質ブラシ材料(例えば、特許文献2参照)が提案されている。この金属黒鉛質ブラシ材料は、黒鉛粒子から誘起された電荷が伝導する導電通路を、黒鉛粒子の表面に形成させることにより、火花放電を抑制し、火花放電による磨耗を抑えることができる。さらに、この金属黒鉛質ブラシ材料によれば、銅の微粒子化によって、銅微粒子から放出される電荷の数量が低減でき、これによって火花放電の電気的エネルギーが縮減されると共に、火花放電が発生する際の電気的ノイズレベルも低減することができる。
このような金属黒鉛質ブラシ材料は、銅錯体の溶液を黒鉛粒子の表面に塗布し、塗膜を黒鉛粒子の表面に形成させ、この黒鉛粒子を成形して成形体を形成させた後、この成形体を酸素含有雰囲気で焼成し、さらに還元雰囲気において熱処理することにより製造することができる。
特開2001−298913号公報 特開2005−12957号公報
しかし、黒鉛粒子の表面に、互いに接触した銅の粒子の群を担持させた金属黒鉛質ブラシ材料を作製する場合には、一般に黒鉛粒子は疎水性であるため、これまでの銅錯体の溶液を黒鉛粒子の表面に塗布する金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法では、黒鉛粒子の表面に銅錯体の溶液が付着し難く、塗膜を均一に黒鉛粒子の表面に形成させることは困難であった。このため、銅の粒子を黒鉛粒子の表面全体に満遍なく高密度に形成させることができず、火花放電を抑えることができなかった。
一方、黒鉛粒子の表面を、銅錯体の溶液となじみの良い親水性に改質することも試みられているが、その改質の度合いによって、銅の粒子の形成密度が変わるため、その効果は不十分であった。すなわち、改質が部分的である場合には、改質された部分にのみ銅の粒子が形成され、その銅の粒子同士が結合して成長し、粗大化した銅の粒子が形成されるため、黒鉛粒子の表面における銅の粒子の形成密度が低下していた。このため、火花放電のエネルギーの縮減度が低下し、火花放電に伴う電気ノイズの低減度合いと、金属黒鉛質ブラシのアブレッシブ磨耗の低減度合いが減少するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑み案出されたものであり、黒鉛粒子の表面に銅の粒子を満遍なく形成することができるモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の第1特徴手段は、黒鉛粒子に銅錯体を付着させる付着工程と、前記銅錯体が付着した前記黒鉛粒子を酸素含有雰囲気で熱処理することにより、前記銅錯体を分解し、前記黒鉛粒子の表面に銅の粒子を形成させる熱処理工程と、前記銅の粒子を形成した前記黒鉛粒子を成形して成形体を形成する成形工程と、前記成形体を還元雰囲気で焼成し、焼結体を形成すると共に、前記熱処理工程において前記銅の粒子の表層に生成した酸化銅を銅に還元する還元焼成工程とを備え、前記付着工程は、前記銅錯体とエーテル型非イオン界面活性剤とを有する溶液を前記黒鉛粒子に接触させて、前記銅錯体を付着させる点にある。
つまり、この手段によれば、付着工程において、銅錯体の溶液にエーテル型非イオン界面活性剤を含有させることにより、エーテル型非イオン界面活性剤の酸素原子が有する非共有電子対が、黒鉛粒子に結合した疎水性の官能基を酸化して解離させると共に、黒鉛粒子に配位し、親水化することができる。これにより、黒鉛粒子の表面に均一に銅錯体を付着させることができ、この黒鉛粒子を熱処理工程で熱処理することにより黒鉛粒子の表面に銅の粒子を満遍なく、形成させることができる。
したがって、本発明に係る金属黒鉛質ブラシ材料を用いた金属黒鉛質ブラシでは、金属黒鉛質ブラシの損傷と整流子の損傷が低減されるため、磨耗量を低減させることができる。また、火花放電の電気的エネルギーを縮減でき、火花放電が発生する際の電気的ノイズレベルを低減することができる。
本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の第2特徴手段は、前記熱処理工程における熱処理温度は、300〜500℃の範囲に設定してある点にある。
つまり、この手段によれば、熱処理工程における熱処理温度を300〜500℃の範囲に設定することにより、銅の粒子の成長を抑制し、黒鉛粒子の表面に銅の粒子を高密度に形成することができる。
本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の第3特徴手段は、前記還元焼成工程における焼成温度は、150〜500℃の範囲に設定してある点にある。
つまり、この手段によれば、還元焼成工程における焼成温度を150〜500℃に範囲に設定することにより、熱処理工程で黒鉛粒子の表面に形成した銅の粒子が、還元焼成工程においてさらに成長して粗大化することを防止することができる。
本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の第4特徴手段は、前記エーテル型非イオン界面活性剤は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤である点にある。
つまり、この手段によれば、エーテル型非イオン界面活性剤として、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤を用いることにより、黒鉛粒子の表面に銅の粒子を満遍なく形成することができるモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の好適な実施形態が提供される。
本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の第5特徴手段は、前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤は、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が5以上である点にある。
つまり、この手段によれば、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が多くなるほど、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤が有する非共有電子対の数が増えるため酸化作用が増大する。これにより、黒鉛粒子に結合した疎水性の官能基をより解離させ易くなり、黒鉛粒子を親水化し易くなる。
本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の第6特徴手段は、前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤である点にある。
つまり、この手段によれば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤として、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤を用いることにより、黒鉛粒子の表面に銅の粒子を満遍なく形成することができるモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の好適な実施形態が提供される。
本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の第7特徴手段は、前記銅錯体は、カルボン酸銅錯体である点にある。
カルボン酸銅錯体は熱分解温度が比較的低いため、熱処理工程において銅の粒子を比較的低温で形成することができる。したがって、この手段によれば、銅の粒子の成長を抑制し、黒鉛粒子の表面に銅の粒子を高密度に形成することができる。
また、カルボン酸銅錯体は合成が容易であるため、安価にモータ用金属黒鉛質ブラシ材料を製造することができる。
本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の第8特徴手段は、前記カルボン酸銅錯体は、直鎖飽和モノカルボン酸銅錯体である点にある。
直鎖飽和モノカルボン酸銅錯体は、熱分解温度が150℃以下と低いため、熱処理工程において銅の粒子を300〜350℃の比較的低い温度で形成することができる。したがって、この手段によれば、銅の粒子の成長を抑制し、黒鉛粒子の表面に銅の粒子を高密度に形成することができる。
本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法は、黒鉛粒子に銅錯体を付着させる付着工程と、前記銅錯体が付着した前記黒鉛粒子を酸素含有雰囲気で熱処理することにより、前記銅錯体を分解し、前記黒鉛粒子の表面に銅の粒子を形成させる熱処理工程と、前記銅の粒子を形成した前記黒鉛粒子を成形して成形体を形成する成形工程と、前記成形体を還元雰囲気で焼成し、焼結体を形成すると共に、前記熱処理工程において前記銅の粒子の表層に生成した酸化銅を銅に還元する還元焼成工程とを備え、前記付着工程は、前記銅錯体とエーテル型非イオン界面活性剤とを有する溶液を前記黒鉛粒子に接触させて、前記銅錯体を付着させるものである。
一般に、黒鉛粒子は結晶から構成されているが、結晶子の末端の炭素原子には、−H,=O,−COOH等の官能基が結合している。このため、黒鉛粒子の表面は撥水性を有する。本発明者は、黒鉛粒子の炭素原子に結合している官能基を、酸化することによって黒鉛粒子から解離できることに着目し、黒鉛粒子の表面に銅錯体を付着させる際に、銅錯体とエーテル型非イオン界面活性剤とを有する溶液に接触させることにより、黒鉛粒子の表面に均一に銅錯体を付着できることを見出した。すなわち、溶液中のエーテル型非イオン界面活性剤の酸素原子が有する非共有電子対が、酸化作用により黒鉛粒子の表面から官能基を解離させると共に、図1に示すように黒鉛粒子に配位して、黒鉛粒子の表面を親水化することができる。
この方法によれば、付着工程において、黒鉛粒子の表面に均一に銅錯体を付着させることができるため、この黒鉛粒子を熱処理工程で熱処理することにより黒鉛粒子の表面に銅の粒子を満遍なく形成させることができる。
一般に、金属黒鉛質ブラシと整流子との摺接面における接触点は極少数であるため、両者の摺接面の大部分は大気が媒体となる。これにより、摺接面の大部分が微小な大気の間隙になるので、金属黒鉛質ブラシに電位が印加されると、金属黒鉛質ブラシに高電界が誘起されて、黒鉛粒子の価電子を構成するπ電子が励起される。励起されたπ電子は黒鉛粒子の近くに存在する相対的に低電位である銅の粒子に一斉に移動する。銅の粒子は移動してきたπ電子を蓄積することができないためπ電子を一斉に放出する。この現象が火花放電現象となる。そして、この火花放電によって、火花放電の核になる銅の粒子が局所的に昇華し、ブラシ内部における破壊が起こる。また、火花放電は整流子に到達するものもあり、整流子に達した火花は、整流子の表面が局所的に昇華し、整流子の表面状態が変わることで、金属黒鉛質ブラシのアブレッシブ磨耗が起こる。
そこで、本発明に係る金属黒鉛質ブラシ材料を用いた金属黒鉛質ブラシでは、金属黒鉛質ブラシ材料に銅の粒子を高密度に形成させることにより、黒鉛粒子から発し銅の粒子に集積するπ電子の数が銅の粒子の大きさと銅の粒子の数量とに応じて分散化されて減少する。この現象によって、一つの銅の粒子から放出される火花放電のエネルギーが縮減される。こうして、金属黒鉛質ブラシの損傷と整流子の損傷とが低減され、金属黒鉛質ブラシの磨耗量を低減させることができる。また、火花放電のエネルギーが縮減できるので、火花放電に伴う電気ノイズも銅の粒子の大きさと銅の粒子の数量とに応じて縮減され、火花放電に伴う電気ノイズ対策が不要となる。
モータ用金属黒鉛質ブラシ材料は、図2に示すように、付着工程S1、熱処理工程S2、成形工程S3、還元焼成工程S4を経ることにより、作製することができる。以下、本発明に係るモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の各工程について詳述する。
(付着工程)
付着工程は、黒鉛粒子に銅錯体を付着させる工程である。具体的には、銅錯体とエーテル型非イオン界面活性剤とを有する溶液を黒鉛粒子に接触させることにより、銅錯体を付着させる。黒鉛粒子を溶液に接触させる方法は、特に限定されず、浸漬、塗布、噴霧等、従来公知の方法を適用することができる。
黒鉛粒子に付着させる銅錯体は、特に限定されないが、例えば、合成が容易で、また、有機溶媒に溶解し易く、かつ比較的低温度で熱分解するカルボン酸銅錯体等を用いることが好ましい。カルボン酸銅錯体は、銅化合物とカルボン酸との液相反応により作製することができる。銅化合物としては、塩化銅、硫酸銅、炭酸銅等が例示され、カルボン酸としては、ブタン酸、オクタン酸等の直鎖飽和モノカルボン酸や、直鎖飽和ジカルボン酸、鎖状飽和モノカルボン酸、鎖状不飽和モノカルボン酸、鎖状不飽和ジカルボン酸、芳香族カルボン酸等が例示される。中でも、カルボン酸として直鎖飽和モノカルボン酸を用いた直鎖飽和モノカルボン酸銅錯体が特に好ましい。直鎖飽和モノカルボン酸銅錯体は、他のカルボン酸銅錯体に比べて熱分解温度が150℃以下と低いため、熱処理工程において銅の粒子を300〜350℃の比較的低い温度で形成することができる。このように、銅錯体として直鎖飽和モノカルボン酸銅錯体を用いることで、他のカルボン酸銅錯体の中でも特に低い温度で熱分解できる。この結果、熱処理工程における熱処理は、銅粒子への成長を抑制することができる温度領域で行うことができる。銅錯体を溶解する溶媒としては、水、メタノール、エタノール、1−プロパノール、1−ブタノール等を用いることができる。
エーテル型非イオン界面活性剤は、特に限定されないが、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤等、従来公知のエーテル型非イオン界面活性剤を適用することができる。ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤を用いる場合には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤1モル当りに付加したアルキレンオキサイドの平均付加モル数は5以上であることが好ましく、7以上であることがより好ましく、10以上であることがさらに好ましい。すなわち、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が多くなるほど、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤が有する非共有電子対の数が増えるため酸化作用が増大する。これにより、黒鉛粒子に結合した官能基をより解離させ易くなり、かつ黒鉛粒子を親水化し易くなる。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤は、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が多くなると、1−ブタノール等の溶媒への溶解度が低下する。このため、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が多いポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤を使用する場合には、溶解度を向上させるため、溶液の温度を上げて使用することが好ましい。例えば、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が20のポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤を溶媒に溶解させるには、50℃程度まで昇温すればよい。この場合、1−ブタノールは沸点が117℃であり、溶媒として好ましく適用することができる。一方、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤の溶液を常温で使用する場合には、黒鉛粒子に結合した官能基に対する酸化力と、溶媒に対する溶解度との観点から、アルキレンオキサイドの平均付加モル数は、5〜15であることが好ましく、7〜12であることがより好ましい。ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤等を選択することができる。
(熱処理工程)
熱処理工程は、銅錯体が付着した黒鉛粒子を酸素含有雰囲気で熱処理する工程である。この工程により、銅錯体を熱分解し、黒鉛粒子の表面に銅の粒子を形成させる。なお、酸素含有雰囲気としては、大気雰囲気、富酸素雰囲気、酸素雰囲気等、任意に採用でき、特に限定されるものではない。
この熱処理工程において、黒鉛粒子の表面に付着した銅錯体は150℃以下で熱分解し、銅原子が分離する。そして、分離した銅原子は銅分子になり、さらに昇温することで銅の粒子に成長する。一方、熱処理温度が高くなり過ぎると、銅の粒子に成長する成長度が過度になり、成長しすぎた銅の粒子は、空洞部を有する不連続な網目構造を形成する。こうして、銅の粒子の成長が進みすぎると、銅が欠落した領域が多くなり、銅の粒子は点在した島状の構造となる。このような観点から、熱処理温度は、300〜500℃であることが好ましい。特に、銅の粒子の成長を抑制し、黒鉛粒子の表面に銅の粒子をより高密度に形成するためには、300〜350℃で熱処理することが好ましく、300℃に近いほど好ましい。これにより、黒鉛粒子から発し銅の粒子に集積するπ電子がより分散化され、銅の粒子から放出されるπ電子の数がより低減するため、火花放電の際のエネルギーがより縮減される。したがって、300℃で熱処理することが特に好ましい。また、熱処理時間は、特に限定されないが、例えば、300℃で熱処理する場合には、300℃における銅粒子への成長を充分に進行させるため、2時間程度が好ましい。
なお、この熱処理工程では、銅錯体を熱分解するために酸素含有雰囲気で熱処理する。このため、黒鉛粒子の表面に形成した銅の粒子は、表面が酸化され、銅の粒子の表層には酸化銅が生成する。
(成形工程)
成形工程は、銅の粒子を表面に形成した黒鉛粒子を成形して成形体を形成する工程であり、従来公知の方法が採用できる。例えば、銅の粒子が表面に形成した黒鉛粒子を箱型の容器に充填し、所定の圧力(例えば、100Pa)で加圧することにより、黒鉛粒子の圧縮成形体を形成することができる。なお、黒鉛粒子の成形体を形成する際には、バインダーを混合させることができる。銅の粒子が表面に形成した黒鉛粒子にバインダーを付着させることにより、後述する還元焼成工程において黒鉛粒子同士を結合させることができる。バインダーとしては、変性フェノール樹脂、グリセリン等が例示され、このようなバインダーは、例えば、メタノール等の溶媒に溶解させて溶液として、塗布等により黒鉛粒子に付着させることができる。
(還元焼成工程)
還元焼成工程は、成形体を還元雰囲気で焼成する工程である。この工程により、焼結体を形成すると共に、前記熱処理工程において銅の粒子の表層に生成した酸化銅を銅に還元する。還元雰囲気としては、特に限定されないが、例えば、50〜95vol.%の窒素ガスと5〜50vol.%の水素ガスとの混合ガス雰囲気が採用できる。特には、90vol.%の窒素ガスと10vol.%の水素ガスとからなる還元雰囲気が、酸化銅を銅に還元する効果と還元処理の安全性の観点とから好ましい。還元焼成は150〜500℃程度で行うことができるが、黒鉛粒子の表面に形成している銅の粒子の本工程における成長を抑えるため、焼成温度は、前記熱処理工程における熱処理温度以下であることが好ましく、熱処理温度と同等の、例えば、300℃であることがより好ましい。また、熱処理時間は10分間〜5時間程度が好ましい。
以下に、モータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法の実施例を示し、本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
オクタン酸銅を1−ブタノールに飽和溶液に近い濃度となるように溶解させ、5wt%の割合でエタノール型非イオン界面活性剤を添加し、10分間攪拌した。この溶液に黒鉛粒子が入った容器を浸漬させ、溶液中で1時間程度の間、上下左右に振動させ、さらに右回り方向、及び左回り方向に回転させた。この後、黒鉛粒子が入った容器を溶液中から引き上げ、大気雰囲気で、室温から150℃まで5℃/分の速度で昇温し、150℃で1時間保持した後、300℃まで5℃/分の速度で昇温し、300℃で5時間保持し、黒鉛粒子の表面に銅の粒子の群を形成させた。
エーテル型非イオン界面活性剤として、化1に示すポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤(m+n=12〜14)でエチレンオキサイドの平均付加モル数xが、7,9,12,15,20のもの(実施例1〜5)、及び化2に示すポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤でエチレンオキサイドの平均付加モル数m+nが、10,30のもの(実施例6,7)を用いた。これらの界面活性剤のHLB値は、それぞれ12.1,13.3,14.5,15.3,16.3,13,17である。
Figure 0004883373
Figure 0004883373
各実施例における銅の粒子の形成状態を5000倍の走査電子顕微鏡(SEM)で観察した。また、処理した黒鉛粒子を圧縮成形して成形体を形成し、還元焼成して金属黒鉛質ブラシ材料を作製した。得られた金属黒鉛質ブラシ材料を構成する銅の含有量を、銅錯体の化学式と銅錯体の付着量とから算出した結果、各実施例の銅の混合割合は、45wt%に相当するものであった。各実施例の金属黒鉛質ブラシ材料の電気抵抗を4探針法で測定した。その結果を表1に示した。従来の製造方法に基づき、黒鉛粒子に電界銅粉を45wt%混合して作製した金属黒鉛質ブラシ材料の電気抵抗は、15E−3Ω・cmであり、いずれの実施例の金属黒鉛質ブラシ材料も従来のものに比べて電気抵抗は低下していた。なお、実施例1〜5のうち、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が12であるエーテル型非イオン界面活性剤を使用した実施例3が最も電気抵抗が小さく、実施例3より平均付加モル数が多い実施例4,5では、実施例3よりも電気抵抗は大きくなった。これは、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が15以上になると、常温においては、1−ブタノールに対するエーテル型非イオン界面活性剤の溶解度が低くなるため、黒鉛粒子の親水化が不十分であったものと思われる。また、実施例6,7についても同様であると思われる。
Figure 0004883373
また、実施例2,3,6で作製した黒鉛粒子を箱型の容器に充填し、100Paの加圧力で加圧して成形し、この後、90vol.%の窒素ガスと10vol.%の水素ガスからなる還元雰囲気で、300℃で5時間焼成した。このようにして製作した金属黒鉛質ブラシ材料を、モータに取り付けて金属黒鉛質ブラシの磨耗量と電気ノイズレベルを測定した。金属黒鉛質ブラシは、4.5mm×9.0mmの大きさに成形し、金属黒鉛質ブラシの整流子に対する荷重を78.5kPa、モータの回転速度を3.6m/sとして、金属黒鉛質ブラシと整流子との間に10Aの電流を流し、モータを回転させた。モータは、100℃の雰囲気温度で連続500時間回転させた。比較例として、従来の製造方法に基づき、黒鉛粒子に電界銅粉を45wt%混合して作製した金属黒鉛質ブラシを用いた。電気ノイズレベルは、比較例の金属黒鉛質ブラシを1とし、これを基準として判断した。その結果、表2に示すように、いずれの実施例おいても、比較例に比べて大幅に磨耗量が減り、電気ノイズも低減した。
Figure 0004883373
以上の通り、本発明に係る製造方法によって作製した金属黒鉛質ブラシ材料を用いた金属黒鉛質ブラシは、表面に微細な銅の粒子を群構造として高密度で形成しているため、摺接時の火花放電の抑制、電気ノイズの抑制の相乗効果が得られることが確認できた。
本発明に係る製造方法により作製した金属黒鉛質ブラシ材料は、車両のエンジンを冷却するウォータポンプを駆動するモータ、冷却ファンを廻すモータ、エンジンのオイルポンプを駆動するモータ等に用いる金属黒鉛質ブラシに適用することができる。
黒鉛粒子に対するエーテル型非イオン界面活性剤の結合状態を示す模式図 モータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造工程を示す図

Claims (8)

  1. 黒鉛粒子に銅錯体を付着させる付着工程と、
    前記銅錯体が付着した前記黒鉛粒子を酸素含有雰囲気で熱処理することにより、前記銅錯体を分解し、前記黒鉛粒子の表面に銅の粒子を形成させる熱処理工程と、
    前記銅の粒子を形成した前記黒鉛粒子を成形して成形体を形成する成形工程と、
    前記成形体を還元雰囲気で焼成し、焼結体を形成すると共に、前記熱処理工程において前記銅の粒子の表層に生成した酸化銅を銅に還元する還元焼成工程とを備え、
    前記付着工程は、前記銅錯体とエーテル型非イオン界面活性剤とを有する溶液を前記黒鉛粒子に接触させて、前記銅錯体を付着させるモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法。
  2. 前記熱処理工程における熱処理温度は、300〜500℃の範囲に設定してある請求項1に記載のモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法。
  3. 前記還元焼成工程における焼成温度は、150〜500℃の範囲に設定してある請求項1に記載のモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法。
  4. 前記エーテル型非イオン界面活性剤は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤である請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法。
  5. 前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤は、アルキレンオキサイドの平均付加モル数が5以上である請求項4に記載のモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法。
  6. 前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤である請求項4に記載のモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法。
  7. 前記銅錯体は、カルボン酸銅錯体である請求項1に記載のモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法。
  8. 前記カルボン酸銅錯体は、直鎖飽和モノカルボン酸銅錯体である請求項7に記載のモータ用金属黒鉛質ブラシ材料の製造方法。
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