JPS61273751A - 光テ−プのトラツキング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はレーザ光を利用し、その光を記録媒体上に集光
し、情報を記録、再生、消去するのに好適な光学情報記
録再生消去装置に関する。

〔発明の背景〕

上記したところの装置は記録媒体の形状で、光デイスク
装置、光カード装置、光テープ装置の３種類に分類する
ことができる。これらの内、光デイスク装置は、コンパ
クトディスク（ＣＤ）、や光ビデイオディスク、光記録
ファイルとして商品化されている。また光カードは商品
としては、まだ存在しないが、技術的には光ディスクと
変わるところがない。前述の２種類の媒体は高密度記録
が可能という大きな特徴を持っているが、いずれも媒体
そのものが数ミリメートルとかなり厚いため、単位体積
あたりの情報密度としては高密度記録とは言えない、こ
れに対して光テープは媒体そのものが薄いため、単位体
積あたりの情報密度が大きく向上する。光学式カセット
テープとして特開昭５７−３３４４７などが知られてい
るが、情報記録方式について触れたものは少ない。

〔発明の目的〕

以上のことから１本発明においては光テープの情報記録
方式、特に高密度記録が可能なトラッキング方式を持っ
た光テープ情報記録再生消去装置を提供することを目的
とする。

〔発明の概要〕

本発明においては、１本のトラッキング用信号から、１
本あるいは複数本の信号を追従し、高密度記録が可能な
トラッキング方式を実現する。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の一例を示す全体構成図である。

光源は、あらかじめ光記録テープ上に記録しであるトラ
ッキング溝を追いかけるものと、光記録テープに対して
信号の記録、再生、消去を行う２種類がある。トラック
溝追従用光源１から出たレーザビーム光は、コリメート
レンズ３１回折格子４を通して整形され、更に偏光ビー
ムスプリッタ８、λ／４板１板製３物レンズ１４により
テープ上にビームスポットＳ２　を形成する。Ｓ、から
の反射光はトラッキング状態、フォーカシング状態を検
知して、対物レンズ１４、λ／４板１板製３り、偏光ビ
ームスプリッタ８で反射され、更に波長分離ミラー９、
凸レンズ１０、シリンドリカルレンズ１１を通り光検知
器１２に集光され、電気信号となる。本検知器において
トラッキングエラー信号Ｔｅ、フォーカシングエラー信
号Ｆｅが検知され、それぞれ制御回路１７，１６、駆動
部１８゜１９を通して対物レンズアクチュエータにブイ
−ドパツクされ、対物レンズを最適位置に保持する。

また信号の記録、再生、消去用光源７からのレーザビー
ム光はコリメートレンズ６により整形され、ガルバノミ
ラ−５、偏光ビームスプリッタ８、λ／４板１板製３物
レンズ１４を通りテープ上にスポットＳ１　を形成する
。この時ガルバノミラ−５を操作することにより、追従
用トラックと記録。

再生、消去スポットＳ８との距離ｄを任意に可変するこ
とができる。更にＳｌからの反射光は対物レンズ１４．
λ／４板１板製３り偏光ビームスプリッタ８により反射
され、波長分離ミラー９、集光レンズ２１を通り光検知
器２２上に戻る。この信号がテープからの再生情報とな
る。

第２図は光検知器１２におけるトラッキングエラー、フ
ォーカシングエラー検出の原理を示す。

この検知器はトラッキング用スポット検光部３２゜３３
、及びフォーカシング用スポット検光部３４゜３５．３
６，３７が設けられ、４分割受光部からは加算器３９．
４０を介して同受光部の対向する部分の出力が加算され
、その結果を減算器４１で差を取ることによりフォーカ
スエラー信号Ｆａを検知できる。第１図の凸レンズ１０
、シリンドリカルレンズ１１と第２図の４分割光検知器
によりフォーカシングエラーが検出できる原理は日立評
論６５巻１０号Ｐ３５〜３８（昭和５８年）等で公知で
あるのでここでは省略する。

トラッキング用スポット受光部３２．３３の出力は減算
器３８にて差を取られ、減算器３８の出力はトラックエ
ラー信号Ｔｅとなる。これも公知な技術であるのでここ
では省略する。

以上が、トラッキング用ビームと情報記録再生消去ビ・
−ムを独立させた光記録テープ装置に関する実施例であ
る。

第３図は光テープにトラッキング用信号を光テープの送
り方向に沿って記録してお〈実施例のひとつを示す。

同図における記録とその機能あるいは使用方法について
説明する。

２は光テープであり、これはカセットテープレコーダに
使われているような巻取可能な長い帯状の一部を示す。

光テープ２は矢印Ｖの方向に、別途設けた送り機構によ
って移動可能とする。

２Ｔ、および２Ｔ２はトラッキング用信号が記録された
ラインを示す６同図の例では２本のトラッキング用信号
を間隔ｘ１＋ｘｚ　として記録した例である。

２Ｔよ、、２Ｔ、はトラッキング用信号として、点線状
にドツト信号を記録したときのドツト信号を示す。この
ドツト信号は光テープに光学式記録ヘッドによって加熱
することによって色調が変化するようにしてもよく、ま
た、ピンホールを作ること、あるいは凹凸としての形状
変化とすることでもよい。

あるいは、ドツト信号と他の部分とで電気抵抗に差をも
たせるか、静電容量の差、または磁気の差、あるいは温
度差をもつようにしてもよい。

２Ｓは信号が記録される位置を示したラインである。２
Ｓ、、２Ｓ、が信号ビットに相当する。

２Ｓ、は信号ビットの内容がスペース、２Ｓ。

がマークを意味する２値信号である。２８．。

２Ｓ、の添字Ｓがスペース、ｍがマークを示す。

同図の例では、信号ビットを記録するに当り予め印され
たトラッキング用信号２Ｔ、、、２Ｔ２．が記録されて
いるライン２Ｔ１．あるいは２Ｔ、からｘｌあるいはｘ
２だけ離れた位置に信号ビットを記録した例である。

以上のようにして記録した信号ビット２Ｓ、。

２Ｓ、を後に再生する場合には、記録時と同様にトラッ
キング用信号２Ｔ□＠９２Ｔ２ｍが記録されたライン２
Ｔ、あるいは２Ｔ、からそれぞれｘ８、あるいはｘ２離
れた位置の信号ビットを読みとればよい。

トラッキング用信号と信号ビットの位！ｘｘ　。

あるいはｘ２の値は、図では光テープの移動方向Ｖと直
角の方向に示しであるが、必ずしも直角に限定せず、一
定の角度および距離をなす離隔位置であってもよい。

第４図には、トラッキング用信号と信号ビットとの位置
決めの例を示す。

同図において記号とその内容については前記内容と同等
物は同一記号により示す。

光テープ２の移動方向矢印Ｖに沿って記録されたトラッ
キング用信号２Ｔ工いおよび２　Ｔ、の信号ライン２Ｔ
工および２Ｔ、を基準に、ある時刻のトラッキング用信
号の検出ビット２Ｔ４．から角度θ１．距離Ｘ□の位置
に信号ビット２Ｓ、を記録する。再生時には、記録時と
同じく、トラッキング用信号の検出ビット２Ｔ１．を基
準にトラッキング用信号ビットを記録したライン２Ｔ１
から角度θ１、距離ｘ１の位置の信号の状態を検出すれ
ばよい。

また、トラッキング用信号２Ｔ２．を基準にしても上記
と同様の機能をもたせることができる。

基準点からの角度θ２、距離ｘ２　がそれぞれ前記で説
明したθ２、ｘｌ　に相当する機能をもつものである。

ここに、θ１あるいはθ２は直角であっても、直角以外
にあってもよい。

また、本実施例では、トラッキング用信号ラインを２Ｔ
、、２Ｔ、’　　の２本、信号ラインを２Ｓ１本のみで
示しであるが、トラッキング用の信号ラインも信号ライ
ンもそれぞれ単一でもよく、また、それぞれ複数であっ
てもよく、それらの組合せであってもよい。

たとえば、トラッキング用信号２Ｔ１．及び２Ｔ２．か
らそれぞれ規定した位置、すなわち、前記角度θ１．θ
２、及び距離ｘ、　、　ｘ、の値がそれぞれ一致するア
ンド条件によって信号ビット２Ｓ、を記録し、また再生
してもよい。

また、記録した信号ビットの消去にも用いること・がで
きる。

以上により、光テープが移動中に蛇行してもトラッキン
グを行うことにより信号の確実な記録。

再生、消去などの機能具備することができる。

第５図には光テープ２にトラッキング用信号２Ｔ、を１
線状に光テープの移動方向を示す矢印Ｖに沿って記録し
た例である。２Ｔはトラッキング用信号が記録された並
びを示すラインである。

２Ｓ、、　２ｓ２．・旧・・２Ｓ、は信号ビットが記録
されるラインで、ここではｎ本の信号ビットが並ぶ例で
ある。

信号ビットが記録されるライン２Ｓ□、２８２゜・・・
・・・２Ｓ、はそれぞれ、光テープの移動方向に沿って
記録されたトラッキング用信号ライン２Ｔと平行に第１
の信号ライン２Ｓ□の間隔をｘｌ　、第２の信号ライン
２Ｓ、は２Ｓ、よりもΔＸだけ離れ、以下の信号ライン
も、それぞれたとえばＡｘだけの等間隔をおいて記録さ
れるものとする。

２Ｓユ、、２８．、は記録された信号ビットのマークを
、２Ｓ、、、２Ｓ、、は信号ビットのスペースの状態を
示す。

このように、１線上に並んだトラッキング用信号を基準
に複数の信号ビットを一様の間隔をもって記録し、再生
、あるいは消去するための光学ヘッドの位置合せができ
るので、信号処理機能の確実性、及び装置の簡素化がで
きる。

第６図にはトラッキング用信号として、光テープに光テ
ープの移動方向に沿って溝または帯状の信号を記録した
例を示す。

同図の記号とその機能、効果について以下に説明する。

２は光テープである。矢印Ｖは光テープ２の移動方向を
示す。

２Ｔ□、２Ｔｔ、２Ｔ、はそれぞれトラッキング用の連
続信号ラインである。

２Ｓ１および２Ｓ、は信号ビットが記録された並びを示
すラインであり、これらはトラッキング用の連続信号ラ
イン２Ｔユ、２Ｔ、、２Ｔ３　を基準にして、これらの
ラインとの間隔が同図に示すように、それぞれｘ、　、
　ｘ、　、　ｘ、およびｘ４で記入したように一定の平
行線状の距離をもつように、信号ビットを記録し、ある
いは再生、消去等の機能における光学ヘッドの位置決め
される。

同図において、２Ｓ、□２Ｓ、、はそれぞれ信号ビット
のマークを、２Ｓ工、、２Ｓ２．はそれぞれ信号ビット
のスペースの状態を示す。

同図ではトラッキング信号用ラインとして２Ｔ、、２Ｔ
、、２Ｔ、の３本を、信号ビットの並びのラインとして
２８．．２３．の２本を示したが、それぞれが単線でも
複数線でも信号を処理するための光学ヘッドの機能に従
い定めればよい。

たとえば、トラッキング用信号ラインと信号ビットの並
んだ列に相当する数だけの光学ヘッドを具備したマルチ
形光学ヘッドを構成し、信号処理することによって、多
チャンネルの信号を同時に処理（記録、再生、あるいは
消去など）できるので、高性能信号処理を高信頼性をも
って行うことができる。

〔発明の効果〕

以上詳細に述べたように、本発明によれば、簡単な光学
系で、光テープに高密度記録が可能な情報記録再生消去
装置を構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の主要部である２つのレーザビームによ
る光テープのトラッキング方法の実施例、第２図は６分
割センサによるフォーカス、トラック信号の検出原理、
第３図、第４図、第５図、第６図は情報のトラッキング
方式を説明したものである。 １．７・・・レーザダイオード、２・・・光テープ、５
・・・ガルバノミラ−１８・・・偏光ビームスプリッタ
、１２・・・６分割センサ、Ｓｌ、Ｓ、・・・ビームス
ポット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光ビーム等の電磁波を記録媒体に照射して情報を記
   録及び再生、あるいは書き換えを行う方式において、記
   録媒体として光テープを用い、該光テープにトラッキン
   グ用信号を記録し、該トラッキング信号にそつて１本あ
   るいは複数本の信号の記録、再生、書き換えを行うこと
   を特徴とする光テープの信号トラッキング方法。 ２、第１項において記録媒体に、熱等のエネルギー照射
   により該記録媒体の光学的濃度が変化しうる金属、合金
   あるいは樹脂を用いることを特徴とする光テープのトラ
   ッキング方法。 ３、第１項において記録媒体に、熱等のエネルギー照射
   により媒体の光学的濃度が可逆的に変化しうる金属、合
   金あるいは樹脂を用いることを特徴とする光テープのト
   ラッキング方法。 ４、第１項において、トラッキング信号として、不連続
   線状のピット、あるいは連続信号を記録することを特徴
   とする光テープのトラッキング方法。 ５、第１項のトラッキング信号として、媒体の色調変化
   、凹凸等表面形状の変化、電気抵抗の変化静電容量の変
   化、磁気的な変化を利用することを特徴とした光テープ
   のトラッキング方法。 ６、第１項において、トラッキング信号を複数列記録し
   、複数のトラッキング信号を検出した結果の論理判断に
   よつて情報信号のアクセス位置を決定することを特徴と
   する光テープのトラッキング方法。