JPS61273389A - 回転式定量充填装置の洗滌装置 - Google Patents

回転式定量充填装置の洗滌装置

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JPS61273389A
JPS61273389A JP11118885A JP11118885A JPS61273389A JP S61273389 A JPS61273389 A JP S61273389A JP 11118885 A JP11118885 A JP 11118885A JP 11118885 A JP11118885 A JP 11118885A JP S61273389 A JPS61273389 A JP S61273389A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は回転式定量充填装置に関し、より詳しくはこれ
を洗滌する洗滌装置に関する。
「従来の技術」 回転式定量充填装置は従来既に種々の構成のものが提案
されており、一般的な回転式定量充填装置は、外周部に
設けた複数の昇降テーブルを回転移送する回転テーブル
と、この回転テーブルの上方に配設されて回転テーブル
と一体に回転する回転体と、この回転体に上記昇降テー
ブルと同数膜けられ、ピストンを往復動させてシリンダ
内に一定量の充填液を給排する計量シリンダ装置と、各
計量シリンダ装置から吐出された充填液を上記昇降テー
ブル上に供給された容器内に充填する充填ノズルと、充
填液タンクと丘記計量シリンダ装置間の連通および計量
シリンダ装置と上記充填ノズル間の連通を選択的に切換
えるバルブ機構と、さらに上記各ピストンに連動してそ
れを進退動させるカム機構とを備えている。
この種の回転式定量充填装置を洗滌する洗滌装置も種々
提案されているが、特に完全な洗滌が要求される場合に
は、通常、計量シリンダ装置やバルブ機構等を分解して
洗滌を行なっていた。すなわち、計量シリンダ装置につ
いて述べれば、これを構成するシリンダとピストンとの
摺接部にシリンダ内をシールするシール部を有している
ので、特にそのシール部を完全に洗滌するには上記シリ
ンダとピストンとを分解する必要があり、その作業が煩
雑であった。
従来、単一のシリンダ装置に関しては、そのシリンダと
ピストンとの少なくともいずれか一方に小径の逃がし部
を形成し、両者を通常の進退範囲を越えた所要の位置に
位置させた際に、シリンダとピストンとの上記シール部
にその逃がし部によって洗滌用通路を形成するようにし
たものが提案されている。
そのような構成によれば、シリンダとピストンとを通常
の進退範囲を越えた所要の位置に位置させるだけで両者
のシール部に洗滌用通路を形成できるので、分解するこ
となく洗滌を行なうことが可能となる。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、そのような単一のシリンダ装置をそのま
ま一般的な回転式定量充填装置に組込むと、上記各ピス
トンはそれを進退動させるカム機構に連動しているため
1円周方向のある計量シリンダ装置のピストンは上昇端
位置に、他の計量シリンダ装置のピストンは下降端位置
に位置するようになる。
したがって全シリンダ装置について同時に各シリンダ装
置のシール部に洗滌用通路を形成するためにはシリンダ
とピストンとを上記通常の進退範囲を越えた所要の位置
に位置させるためにその移動量を大きくしなければなら
ず、シリンダやピストンが大型化するとともに回転式定
量充填装置の全高も高くなり、装置全体が大型化すると
いう欠点があった。
これに対し、一部の計量シリンダ装置のみについてその
シリンダとピストンとを上記通常の進退範囲を越えた所
要の位置に位置させて上記シール部に洗滌用通路を形成
することも可能であり、この場合には上記シリンダとピ
ストンとの移動量を小さくできるので、装置全体の小型
化を図ることができる。
しかしながら、この場合には全計量シリンダ装置につい
て洗滌を行なうには、上記回転式定量充填装置を運転し
て各計量シリンダ装置に順次上記洗滌用通路を形成させ
る必要がある。単に全計量シリンダ装置について洗滌を
行なうだけであれば回転式定量充填装置を運転すること
について何等問題は生じないが、特に洗滌液を回収する
必要があり、上記昇降テーブルに容器に相当するカップ
状洗滌器具を載置して充填ノズルからの洗滌液を受ける
ようにした場合には、その昇降テーブル上に供給された
容器を外部に搬出するためのガイド部材を取外す必要が
あることから、その作業が煩雑なものとなる。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上述した事情に鑑み、上記カム機構を、上記ピ
ストンに連動するとともに回転テーブルと一体に回転す
る回転枠、およびこの回転枠を回転自在に支持してその
回転枠を所要角度に傾斜させる揺動枠を有し、上記回転
枠の傾斜角度に応じて上記ピストンのストロークを変化
させる揺動式カム機構から構成するとともに、上記回転
体を回転テーブルに昇降自在に設けて充填時と洗滌時と
でその高さ位置を調整可能とし、また上記計量シリンダ
装置のシリンダを上記回転体に取付けるとともに、その
シリンダとピストンとの少なくともいずれか一方に、上
記揺動式カム機構により各ピストンをほぼ同一高さに揃
えかつ上記回転体を介してシリンダを洗滌高さ位置とし
た際に、シリンダとピストンとの上記シール部に洗滌用
通路を形成する逃がし部を形成し、さらに上記バルブ機
構のバルブスリーブとバルブブロックとを軸方向に隔て
た充填位置と洗滌位置とに相対移動可能に設け、かつバ
ルブスリーブとバルブブロックとの少なくとも一方に、
それらを上記洗滌位置とした際に両者の上記摺動面に洗
滌用通路を形成する逃がし部を形成したものである。
「作用」 このような構成によれば、上記揺動式カム機構により各
ピストンをほぼ同一高さに揃えることができるので、上
記シール部に洗滌用通路を形成するに際しての各シリン
ダとピストンとの移動量が小さくてよく、したがって装
置全体の小型化を図ることができる。そして上記洗滌用
通路は全計量シリンダ装置について同時に形成すること
ができるので、格別に回転式定量充填装置を運転する必
要はなく、シたがって例え上記カップ状洗滌器具を使用
する場合であっても容器を外部に搬出するためのガイド
部材を取外す必要がなく、その洗滌作業を速やかに行な
うことができるようになる。
「実施例」 以下、本発明を回転式定量充填装置に適用した実施例に
ついて説明すると、第1図において1機枠lに固定した
垂直軸2に回転テーブル3を回転自在に軸支してあり、
この回転テーブル3の外周部等間隔位置にそれぞれエア
シリンダ4を設けている。各エアシリンダ4は上記回転
テーブル3に固定した固定部材5と、容器が供給載置さ
れる昇降テーブル6を取付けた昇降部材7とを備えてお
り、このエアシリンダ4は常時昇降部材7を上方に付勢
して自然状態では昇降テーブル6を上昇端位置に保持し
ている。
と記回転テーブル3の回転中心を中心とする上記各エア
シリンダ4の外周部には、その移動軌跡に沿った所要位
置に固定カム8を配設固定してあり、上記昇降部材7に
設けたカムフォロワ9を下方からその固定カム8に係合
させることにより、昇降部材7を固定カム8のカム曲線
に応じてエアシリンダ4の上方への付勢力に抗して降下
させて、昇降テーブル6上に供給される容器の高さ位置
を制御できるようにしている。
上記回転テーブル3の上方にはこれと一体的に回転する
回転体10を設けてあり、この回転体10の下面外周部
に、上記各昇降テーブル6の直上位置においてそれぞれ
定量式充填機構11を構成する充填ノズル12を取付け
ている。各定量式充填機構11は、各昇降テーブル6上
に搬入される容器内に充填液を注入する上記充填ノズル
12と1図示しない充填液タンクから供給される充填液
を吸込み、その吸込んだ充填液を上記充填ノズル12か
ら容器内に充填する計量シリンダ装置13と、充填液タ
ンクと計量シリンダ装置13間の充填液流路を切換え制
御するバルブ機構14とを備えている。
上記回転体10は回転テーブル3に対し1通常の充填作
業時には回転体lOを上昇端位置に、洗滌作業時には下
降端位置にそれぞれ位置させることができるように昇降
自在に設けている。すなわち、上記回転テーブル3の中
央上部および回転体10の中央下部には、相互に摺動自
在に嵌合させた筒状部材20.21を取付けてあり、一
方の筒状部材21に設けたキー22を他方の筒状部材2
0の外周面軸方向に形成したキー溝23に係合させるこ
とにより、回転体10と回転テーブル3とを昇降かつ回
転可能に連結している。
そして、上記筒状部材21の軸部に回転自在に軸支した
ねじi@24を筒状部材20の上端部に固定したナツト
部材25に螺合させ、かつ上記ねじ軸24をこれに取付
けたギヤ26、このギヤ2Bに噛合させたギヤ27、お
よびこのギヤ27を取付けた駆動軸28を介して上記回
転体!Oに設けた図示しないモータに連動させることに
より、上記回転体lOを回転テーブル3に対して昇降さ
せることかでさるようにしている。
上記定量式充填機構11を構成するバルブ機構!4は、
第2aliii!に拡大して示すように、上記各昇降テ
ーブル6の直上位置すなわち計量シリンダ装置13の直
上位置において回転体10に固定した円柱形状のバルブ
ブロック30を備えており、このバルブブロック30の
上端部外周に、バルブスリーブ31の下端筒状部を昇降
かつ回転自在に嵌装している。
このバルブスリーブ31の上端部はこれを昇降させるエ
アシリンダ32に連動させると同時に、これを回転駆動
する図示しない駆動源に連動させてあり、また上記エア
シリンダ32は回転体lOに設けたブラケット33に取
付けている。
上記バルブブロック30の外周面にはその上下に大径1
30a、30bを形成するとともに、雨天径部30a、
30bの間に小径部30Cを形成してあり、またバルブ
ブロック30の軸部には軸方向に3本の通路34.35
.38を形成している。そして第1の通路34の下端部
を導管37および第1図に示すロータリジヨイント38
を介して図示しない充填液タンクに連通させ、第2の通
路35の下端部を上記計量シリンダ装置13に連通させ
、さらに第3の通路36の下端部を導管39を介して上
記充填ノズル12に連通させている。
そして各通路34〜3Bの1端部は、第2a図、第3図
に示すように、バルブブロック30の上方大径部30a
の外周面にそれぞれ開口させてあり、その際、上記計量
シリンダ装置13に連通する通路35を他の通路34.
3Bの中央に位置させ、かつ内通路34、36は中央の
通路35からそれぞれ円周方向に80度位置をずらして
開口させている。
他方、上記バルブスリーブ31の内周面にはその上方に
大径孔31aを、また下方に小径孔31bを形成してあ
り、上記エアシリンダ32によりバルブスリーブ31を
上昇端に位置させた通常の充填時には、その下方小径孔
31bを各通路34〜36を開口させたバルブブロック
30の上方大径部30aに摺接させている。そしてその
摺動面である下方小径孔31bの内周面に円周方向に沿
ってほぼ30度の範囲に渡って環状溝40を形成し、第
3図に示すように、バルブスリーブ31の第1回転位置
において上記環状溝40を介して隣接した通路34.3
5間を連通させ、さらにそこから所定の方向に90度回
転させた第2回転位置において通路35.38間を連通
させるようにしている。
したがって、バルブスリーブ31を第1回転位置に位置
させて通路34.35間を連通させれば充填液タンクと
計量シリンダ装置13とを連通させることができるので
、この状態で計量シリンダ装!!13を構成するピスト
ン45を降下させることにより充填液タンクからの充填
液を計量シリンダ装置13内に吸込むことができる。他
方、バルブスリーブ31を第2回転位置に位置させて通
路35.3a間を連通させ、計量シリンダ装置13と充
填ノズル12とを連通させた状態で上記ピストン45を
上昇させれば、計量シリンダ装置i13内に吸込んだ充
填液を充填ノズル12から容器内に充填することができ
るようになる。
これに対し、上記エアシリンダ32によりバルブスリー
ブ31を降下させた洗滌時には、$2b図に示すように
、バルブブロック30の上方大径部30aがバルブスリ
ーブ31の上方大径孔31&内に位置されるので、各通
路34〜3Bは上方大径部30aの外周面と上方大径孔
31aの内周面との間に形成される間隙を介して相互に
連通されるようになる。そして、充填時に相互に摺動し
ていた上方大径部30aの外周面と下方大径孔atbの
内周面はそれぞれ離隔されてそれぞれ間隙つまり洗滌用
通路に望むようになる。
さらにこれと同時に、バルブスリーブ31の下方小径孔
31bがバルブブロック30の下方大径部30bに摺接
されるようになるので、その部分から洗滌液が外部に漏
洩することが防止される。なお、必要に応じて、その下
方小径孔31bと下方大径部30bとの間に若干の間隙
を形成し、所要の洗滌液をその間隙から外部に漏洩させ
てその部分を充分に洗滌できるようにしてもよい。
次に、上記定量式充填機構11を構成する計量シリンダ
装置13は、上記バルブブロック30の下部に一体に形
成したシリンダ4Bと、このシリンダ4B内にその下方
から摺動自在に嵌合した上記ピストン45とを備えてお
り、このピストン45′は、第1図に示すように、上記
回転テーブル3の下部に設けた揺動式カム機構47によ
って昇降作動するようにしている。
上記揺動式カム機構47は、前記垂直軸2の軸心を中心
とするリング状の揺動枠48と、この揺動枠48の外周
に玉軸受49を介して回転自在に設けた回転枠50とを
備えている。上記揺動枠48は第1図の紙面と垂直な方
向の回転軸0を中心として左右に揺動可能に設けてあり
、これに連動させたジヤツキ51によって上記回転枠5
oとともに揺動角度を調整できるようにしている。
上記回転枠50にはその外周面所要位置にローラ52を
設けてあり、そのローラ52を回転テーブル3の下面に
一体に設けたカム溝53内にそれぞれ係合させている。
各カム@53は揺動枠48を介して回転枠50を揺動さ
せた際のローラ52の移動軌跡に沿う形状を有しており
、回転テーブル3が回動された際には、回転枠50はそ
の傾斜角度に拘らず上記カム溝53およびローラ52を
介して回転テーブル3と一体に回転することができるよ
うになっている。
そして上記回転枠50の外周には上記定量式充填機構1
1と同数の連結部54を設け、各連結fi54と上記計
量シリンダ装置13のピストン45とを連結杆55を介
してそれぞれ連結している。したがって、上記回転テー
ブル3の回転に伴なってそれと一体に回転枠50を回転
させれば、上記ピストン45は連結部54および連結杆
55を介して回転枠50の傾斜角度に対応した量だけ昇
降されるようになり、また洗滌時にはその回転枠50を
水平位置に位置させることにより、各ピストン45の高
さを同一に揃えることが可能となる。
さらに上記ピストン45は、第2a図に示すように、そ
の上端部を大径部45aに、これよりも下方部分を小径
部45bとしてあり、他方、シリンダ4Bの下端部を上
記大径部45aの外周面に摺接する小径孔48aに、こ
れよりも上方部分を大径孔411thとしている。そし
て通常の充填時には上記ピストン45の昇降作動中、常
に大径部45aと小径孔4111aとを摺接させてその
部分をシール部とし、その小径孔48aの内周面に設け
たシール部材BOによってシリンダ4B内の液密を保つ
ようにしている。
これに対し、上記回転体lOを介してシリンダ4Bを降
下させた洗滌時には、第2b図に示すように、上記ピス
トン45の大径部45aをシリンダ4Bの小径孔413
bの内部に完全に挿入させ、かつ、ピストン45の小径
部45bをシリンダ4Bの小径孔48aに装置させるこ
とにより、上記シール部材60の部分に充填液の流通が
可能な洗滌用通路81を形成するようにしてる。
また、上記ピストン45にはシリンダ4Bの下方位置に
おいて、上記シール部材BOの部分を流動する洗滌液を
受けるカップ状部材B2を昇降自在に設けてあり、この
カップ状部材62をばね83で上方に付勢している。こ
のばね63はピストン45に取付けたリテーナ64(第
1図)と上記カップ状部材B2との間に弾装され、通常
の充填作動時にはその自由長となる位置にカップ状部材
62を保持しており、この状態ではピストン45の上昇
時においてもカップ状部材62がシリンダ46に当接す
ることがないようにしている。
他方、上記回転体10を介してシリンダ4Gを降下させ
た洗滌時には、上記カップ状部材82をばねB3の弾撥
力でシリンダ46の下端面に圧着させ、そのカップ状部
材82の上端面に設けたシール部材65により上記洗滌
用通路81を閉鎖することができるようにしている。そ
してこのカップ状部材B2に接続した導管B6は、第1
図に示すように、回転テーブル3の中央部における筒状
部材21内に設けた導管B7、ロータリジヨイント68
および導管68を介して図示しない洗滌液の回収槽に連
通させている。
さらに、上記定量式充填機構11を構成する充填ノズル
12の下端部分には、第4図に示すように。
その下端部分を囲む逆カップ状部材75を一体に設けて
いる。この逆カップ状部材75は1通常の充填時には昇
降テーブル6によって昇降される容器に当接することは
ないが、上記回転体lOとともに充填ノズル12が降下
された洗滌時には、昇降テーブル6上に載置したカップ
状洗滌器具7Bの上面に当接して両者間をシール部材7
7によりシールし、さらにエアシリンダ4によるカップ
状洗滌器具76の上方への付勢力に抗してそれを押下げ
、各カップ状洗滌器具7Bを同一高さに揃えることがで
きるようになっている。
上記逆カップ状部材75にはそれぞれ導管7日を接続し
てあり、各導管78を上記筒状部材21内に設けた導管
67に接続することにより、逆カップ状部材75および
カップ状洗滌器具7B内を図示しない洗滌液の回収槽に
連通させている。
また、上記回転体10の上方に設けたロータリジヨイン
ト38は、第5a図に示すように、図示しない機枠に固
定されて下部に一体に筒状の囲繞部材79を有するハウ
ジング8Gと、上記回転体10の中央上端部に設けた回
転部材81とを備えており、この回転部材81を上記囲
繞部材73内に回転かつ昇降自在に嵌合している。上記
ハウジングBOと回転部材81との軸部にはそれぞれ同
一軸線上に流体通路82、83を形成してあり、ハウジ
ング80側の流体通路82を図示しない充填液タンクに
1回転部材81側の流体通路83を上記バルブ機構14
に接続した通路37にそれぞれ連通させている。
そして上記各流体通路82.83の開口端周囲にそれぞ
れシール部材84.85設けて各シール部材84.85
を相互に摺接させ、両シール面の摺接によりハウジング
80に対する回転部材81の回転を許容すると同時にそ
の間からの流体の漏洩を防止しつつ、上記両流体通路8
2.83間に流体を流通させるようにしている。
上記筒状の囲繞部材79の内周面下部には回転部材81
の上端外周面に摺接する小径部79aを形成してここに
シール部材8Bを設けてあり、他方、回転部材81の外
周面には、上記シール部材84.85を相互に摺接させ
た通常の充填時の状態において、上記小径部713aに
対向する部分に小径部81aを形成している。これによ
り、充填時には囲繞部材79の内周面と回転部材81の
外周面との間に上記シール部材84.85間から漏洩し
た流体を流動させる通路87を形成し、他方、上記回転
体10と一体に回転部材81を降下させた洗滌時には、
第5b図に示すように、囲繞部材79の小径部79aを
回転部材81の上端外周面に摺接させてシール部材86
によりシールさせることにより、上記シール部材84.
85を相互に離隔させた際に、上記囲繞部材78により
両シール面間に形成される空間8Bを囲繞させて洗滌液
が外部に漏洩しないようにしている。
また、上記回転部材81の外周には軸受90を介して筒
状部材81を回転自在に設けてあり、この−状部材81
を上記ハウジング80の外周に昇降のみ可能に嵌装して
いる。なお、上記回転部材81と筒状部材91には、上
記軸受90の上方位置においてそれぞれ迷路部材92.
93を取付け1両迷路部材92.33により通常の充填
時に上記通路87から漏洩する充填液が下部の軸受30
に流動するのを防止する迷路34を形成している。
以上の構成を有する回転式定量充填装置において、通常
の充填時には回転体10およびバルブスリーブ31はそ
れぞれ上昇端に位置しており、また揺動式カム機構47
の回転枠50は所要の角度に傾斜されている。
図示しない容器は、第1図に示すコンベヤ96によって
搬送され、タイミングスクリュウ87によって供給側ス
ターホイール88に同期された後、そのスターホイール
9日によって各昇降テーブル6上に1つずつ順次搬入さ
れる。昇降テーブル6上に搬入された容器は上記エアシ
リンダ4と固定カム8とによる昇降テーブル6の上昇に
伴なって上昇され、これにより相対的に充填ノズル12
が容器内に挿入されると、上記バルブ機構14により充
填液流路が切換わるとともに計量シリンダ装置13のピ
ストン45が上昇して充填液の容量内への充填が捕始さ
れる。
上記ピストン45が上昇端となると容器内への充填液の
充填が終了し、これと同時に上記バルブ機構14による
充填液流路が切換わるとともに計量シリンダ装置13の
ピストン45が降下してシリンダ4B内に充填液を吸込
む、そして充填の終了した容器は元の高さ位置まで降下
された後、図示しない排出側のスターホイールによりコ
ンベヤ9B上に排出される。
次に、上記回転式定量充填装置を洗滌する場合には、ジ
ヤツキ51により揺動式カム機構47の揺動枠48およ
び回転枠50をほぼ水平にして各ピストン45の高さを
一定に揃え、また各昇降テーブル3上にカップ状洗滌器
具7Bをそれぞれ載置する。そして上記回転体10を降
下させて、第4図に示すように、充填ノズル12の逆カ
ップ状部材75を洗滌器具7Bに圧接させてその洗滌器
具7Bをシール部材77によりシールするのと同時に、
エアシリンダ4の付勢力に抗して各洗滌器具7Bを押下
げてそれぞれ同一高さに揃える。
また、上記回転体10の降下により計量シリンダ装置1
3のシリンダ4Bを降下させ、第2b図に示すように、
ピストン45とシリンダ4Bとの間をシールするシール
部材60の部分に洗滌用通路81を形成する。この状態
では、上記シリンダ4Bの下端面にばね63の弾撥力に
よりカップ状部材82が圧着されて上記洗滌用通路B1
を閉鎖している。
さらに上記回転体lOの降下によって、第5b図に示す
ように、ロータリジヨイント38の回転部材81を降下
させて両シール部材84.85を離隔させ、さらに上記
エアシリンダ32によりバルブスリーブ31を降下させ
てバルブ機構14の各通路34〜3Bの上端部を相互に
連通させる。
この状態で充填液タンク側の通路82から洗滌液(洗滌
用蒸気でもよい)を供給すると、この洗滌液はまずロー
タリジヨイント3日の両シール部材84.85を洗滌し
てその部分を流動し、通路83および導管37を介して
バルブ機構14の通路34からノくルブスリーブ31の
内部に供給される。バルブスリーブ31の内部に供給さ
れた洗滌液は2つの流れに分流され、一方の洗滌液は通
路35を介してシリンダ4e内に流入してその部分を洗
滌し、さらにピストン45とシリンダ4Bとの間の洗滌
用通路81、カップ状部材62の内部、導管θBを介し
て導管87内に流動され、ここからロータリジヨイント
88および導管68を介して回収槽に還流される。
これに対し、上記2つの流れに分流された他方の洗滌液
は通路36、導管39を介して充填ノズル12に供給さ
れ、その部分を洗滌してからカップ状洗滌器具78内に
流入し、さらに導管78.67、ロータリジヨイント8
8および導管68を介して上記回収槽に還流されるよう
になる。
なお、上記実施例ではエアシリンダ4を用いて昇降テー
ブル6を上方に付勢しているが、ばねを用いてもよいこ
とは勿論である。また、上記実施例においてカップ状部
材62やカップ状洗滌器具7Bを省略することが可使で
あり、さらにロータリジヨイント38は1箇所だけなの
で、これについては分解洗滌を行なうようにしてもよい
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、装置全体の小型化を図
ることができるとともに、洗滌作業を、迅速かつ容易に
行なうことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2a図は第
1図の要部の拡大断面図、$2b図は第2a図と異なる
状態を示す断面図、第3図は第2a図の■−m線に沿う
断面図、第4図、第5a図はそれぞれ第1図の異なる部
分における要部の拡大断面図、第5b図は第5a図と異
なる状態を示す断面図である。 3・・・回転テーブル  6・・・昇降テーブル10・
・・回転板     11・・・定量式充填機構12・
・・充填ノズル   13・・・計量シリンダ装置14
・・・バルブ機構   24・・・ねじ軸25・・・ナ
ツト部材   2B、27・・・ギヤ3000.バルブ
ブロック 31・・・バルブスリーブ34〜36・・・
通路    38・・・ロータリジョイ・ント40・・
・環状溝     45・・・ピストン46・・・シリ
ンダ    47・・・揺動式カム機構48・・・揺動
枠     50・・・回転枠51・・・ジヤツキ  
  55・・・連結杆60・・・シール部材   61
・・・洗滌用通路62・・・カップ状部材  78・・
・カップ状洗滌器具第  4  図 第2a図 第2b図 第5a図 第5b図 8フ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外周部に設けた複数の昇降テーブルを回転移送する回転
    テーブルと、この回転テーブルの上方に配設されて回転
    テーブルと一体に回転する回転体と、この回転体に上記
    昇降テーブルと同数設けられるとともにシリンダとピス
    トンとの摺接部にシリンダ内をシールするシール部を有
    し、上記ピストンを往復動させてシリンダ内に一定量の
    充填液を給排する計量シリンダ装置と、各計量シリンダ
    装置から吐出された充填液を上記昇降テーブル上に供給
    された容器内に充填する充填ノズルと、相互に相対変位
    可能に設けたバルブスリーブとバルブブロックとを有し
    、それらバルブスリーブとバルブブロックとの摺動面に
    、両者の相対位置に応じて、充填液タンクと上記計量シ
    リンダ装置間の連通および計量シリンダ装置と上記充填
    ノズル間の連通を選択的に切換える通路を形成したバル
    ブ機構と、上記各ピストンに連動してそれを進退動させ
    るカム機構とを備えた回転式定量充填装置において、上
    記カム機構を、上記ピストンに連動するとともに回転テ
    ーブルと一体に回転する回転枠、およびこの回転枠を回
    転自在に支持してその回転枠を所要角度に傾斜させる揺
    動枠を有し、上記回転枠の傾斜角度に応じて上記ピスト
    ンのストロークを変化させる揺動式カム機構から構成す
    るとともに、上記回転体を回転テーブルに昇降自在に設
    けて充填時と洗滌時とでその高さ位置を調整可能とし、
    また上記計量シリンダ装置のシリンダを上記回転体に取
    付けるとともに、そのシリンダとピストンとの少なくと
    もいずれか一方に、上記揺動式カム機構により各ピスト
    ンをほぼ同一高さに揃えかつ上記回転体を介してシリン
    ダを洗滌高さ位置とした際に、シリンダとピストンとの
    上記シール部に洗滌用通路を形成する逃がし部を形成し
    、さらに上記バルブ機構のバルブスリーブとバルブブロ
    ックとを軸方向に隔てた充填位置と洗滌位置とに相対移
    動可能に設け、かつバルブスリーブとバルブブロックと
    の少なくとも一方に、それらを上記洗滌位置とした際に
    両者の上記摺動面に洗滌用通路を形成する逃がし部を形
    成したことを特徴とする回転式定量充填装置の洗滌装置
JP11118885A 1985-05-23 1985-05-23 回転式定量充填装置の洗滌装置 Granted JPS61273389A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118885A JPS61273389A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 回転式定量充填装置の洗滌装置
US06/863,266 US4688611A (en) 1985-05-23 1986-05-14 Cleaning apparatus for fixed volume filling apparatus of rotary type
DE19863617309 DE3617309A1 (de) 1985-05-23 1986-05-23 Reinigungsvorrichtung fuer eine festvolumen-fuellvorrichtung des drehtyps

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JPS61273389A true JPS61273389A (ja) 1986-12-03
JPH0314716B2 JPH0314716B2 (ja) 1991-02-27

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