JPS61271350A - 変性ポリフエニレンエ−テル、ポリオクテニレンおよびポリアミドを基礎とする耐衝撃性熱可塑性成形用組成物 - Google Patents

変性ポリフエニレンエ−テル、ポリオクテニレンおよびポリアミドを基礎とする耐衝撃性熱可塑性成形用組成物

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JPS61271350A
JPS61271350A JP11497586A JP11497586A JPS61271350A JP S61271350 A JPS61271350 A JP S61271350A JP 11497586 A JP11497586 A JP 11497586A JP 11497586 A JP11497586 A JP 11497586A JP S61271350 A JPS61271350 A JP S61271350A
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ミヒヤエル・ドレツシエル
ハンス・ヤダムス
ウオルフガング・ノイゲバウエル
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クラウス・ブルチン
ローラント・フアインアウエル
クリステイアン・ゲルト
ウインフリート・リビング
イエルク・ローマール
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Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリフェニレンエーテル(PPE)は高い溶融粘度およ
び軟化点を有する工業用の高性能熱可塑性合成樹脂であ
る。このものは、高い温度での安定性が問題となる多く
の工業的用途に適している(米国特許第3,306,8
74号明細書、同第3゜306.875号明細書、同第
3,257,357号明細書および同第3,257,3
58号明細書参照)。ポリフェニレンエーテルの若干の
性質は工業的用途にとって望ましくない。例えばポリフ
ェニレンエーテルより成る成形体は耐衝撃性が悪い為に
脆弱である。
加工を困難にする高い溶融粘度および軟化点が欠点でも
ある。ポリフェニレンエーテルが高温のもとて不安定に
成ったりまた変色したりする傾向も考慮に入れるべきで
ある。
ポリフェニレンエーテルは多くの4機溶剤に溶解するか
または非常に著しく膨潤する。このことは、か\る溶剤
と接触する用途にポリフェニレンエーテルが適していな
いという結果をもたらしている。
ポリフェニレンエーテル樹脂の性質を他の重合体と混合
することによって改善しうろことは公知である。例えば
ポリフェニレンエーテルと耐衝撃性ポリスチレンとの混
合は大きな工業的意義を達成している(ドイツ特許第2
,119,301号および同第2,211.005号明
細書参照)。この混合物は充分な靭性を有する成形体に
良好に加工できるが、しかしながらポリスチレン含有量
の増加に比例して熱形状安定性が低下するという欠点が
ある。この混合物の場合にも溶剤安定性不満足である。
ポリフェニレンエーテルとポリアミドとの混合物は確か
に良好な流動性および良好な溶剤安定性を有している(
ドイツ特許出願公告筒1.694.290号明細書、特
公昭53−47.390号明細書−JP−A78〜47
,390−)。しかし一般には脆弱な生成物が得られる
。何故ならば、両方の成分が互いに非相容性であるり且
つそれ故に相互に入り雑じって分散し合えないからであ
る。また、例えばヨーロッパ特許出願公開筒131.4
45号明細書に従って用いられる如き芳香族系ポリアミ
ドもポリフェニレンエーテルと一緒に加ニジ難い。両方
の相のより良好な相容性はポリフェニレンエーテルを例
えば無水マレイン酸でラジカル形成物の存在下で官能化
することによって達成される(特公昭59−66、45
2号明細書−J59−066452−)。しかしながら
ラジカル形成剤を用いることで、PPE−相に不所望な
コントロールできない局部的報復がある。
それ故に、両方の重合体の相容性を充分な量の流動剤、
例えば有機系燐酸塩(ヨーロッパ特許出願公開筒129
,825号明細書参照)またはジアミン(ヨーロッパ特
許出願公開筒115.218号明細書参照)の添加によ
って高めることが提案されている。か\る解決は納得の
いくものではない。なに故ならば相容性の改善に熱形状
安定性の著しい低下を伴わざるを得ないからである。
スチレンと不飽和酸誘導耐衝撃性との共重合体が添加さ
れた成形用組成物も同様な欠点を有している(ヨーロッ
パ特許出願公開筒46.040号明細書参照)。
ヨーロッパ特許第24.120号明細書の対象は、ポリ
フェニレンエーテル、ポリアミド、第三成分および場合
によっては高分子量ゴム−重合体で組成されている成形
用樹脂組成物である。第三成分としては液状ジエン重合
体、エポキシドまたは二重−または三重結合および官能
性基(例えば酸−1酸無水物−、エステル−、アミノ−
またはアルコール基)を有する化合物が使用される。得
られる成形用樹脂組成物の靭性は多くの用途には充分に
適してはいない。
本発明の目的は、 −高い靭性、 一良好な相−結合(高い破断時伸び率で確認できる)、 −高い溶剤安定性および −高い熱形状安定性 が優れているべき、ポリフェニレンエーテルと易加工性
ポリアミドとを基礎とする溶剤安定性成形用組成物を製
造することである。
本発明者は、これらの要求に対応する成形用組成物を見
出した。このものは、 a) 5〜85重量部、殊に20〜50重量部の、60
〜98重量部のポリフェニレンエーテル、40〜2重量
部のポリオクテニレン、 0.1〜5重量部の無水マレイン酸(MSA) 。
0.1〜5重量部の、 一炭素原子数14までの不飽和モノ−またはジカルボン
酸、 一無水マレイン酸を除くその酸無水物 または 一場合によっては不飽和の炭素原子数 6までのアルコールとのそのエステ ルである融点100℃以下の別の酸成分より成る溶融し
たまたは再溶融した成形用予備組成物 b)95〜15重量部、殊に80〜5o!量部の脂肪族
系単独ポリアミードまたは、脂肪族系単量体単位を主成
分とするコポリアミドおよびC)場合によってはポリス
チレン樹脂、防炎剤並びに別の添加物 より成る。
本発明者は、PPE−相を、線平均容積分布D=(ΣN
1o;’)/ (ΣN:Di3)がzufflであるよ
うにポリアミドマトリックス中に分散させた場合に非常
に良好な破断時伸び率および切り欠き衝撃強度が得られ
ることを見出した。この場合D1は粒子の直径であり、
Nrは直径0;の粒子の数である。
特許請求の範囲第4〜10項の対象は別の有利な熱可塑
性組成物である。
本発明の熱可塑性成形用組成物の製造方法は、最初にポ
リフェニレンエーテルとポリオクテニレンとの固体混合
物を無水マレイン酸および別の酸成分で処理し、この混
合物を〜熔融し、次いでポリアミドを添加しそして場合
によてはポリスチレン樹脂、防炎剤および別の添加物を
添加することを特徴としている。
高い破断時伸び率および切り欠き衝撃強度を有する成形
用組成物は、最高50重量部の上記の溶融したまたは再
溶融した成形用予備組成物を用いた場合に得ることがで
きる。別の有利な実施形態は特許請求の範囲第12項に
記載しである。
催涙性刺激の為に生理学的に躊躇せざるをえない無水マ
レイン酸溶融物の使用をこの方法では避けることができ
る。
熱可塑性成形用組成物とは、本発明の範囲においては、
熱可塑的加工によって成形体または半製品に加工できる
未成形混合物を意味する。
熱可塑性成形用組成物は例えば顆粒として存在していて
もよい。
成形用予備組成物をそれの使用前に熱可塑性組成物中で
溶融するかまたは再溶融するこが重要である。
ポリフェニレンエーテルとしては先ず第一に2.6−シ
スチルフエノールを基礎とするポリエーテルが適してお
り、その際一つの単位のエーテル中酸素は隣接する単位
のベンゼン環に結合している。この場合少なくとも50
単位が互いに結合しているべきである。
原則として、α−位の第三−炭素原子を有しないことが
保証される限り、アルキル基に好ましくは最高6個の炭
素原子を有する0、0″−ジアルキルフェノールも適し
ている。更に、オルト−位においてのみ第三〜アルキル
基、特に第三−ブチル基で置換されているフェノール類
も適している。上記の単量体フェノール類のいずれも3
−位で、場合によっては5−位でもメチル基によって置
換されていてもよい。勿論、ここに挙げた単量体フェノ
ール類の混合物も用いることができる。
ポリフェニレンエーテルは例えば錯塩形成剤、例えば臭
化銅およびモルホリン、の存在下にフェノール類から製
造できる( ドイツ特許出願公開筒3,224.692
号および同第3.224.691号明細書参照)。DI
N 53.728に従って25℃のもとてクロロホルム
溶液にて測定される粘度は35〜80cmff/ gの
[[にある。2,6−シスチルフエノールの重合体、例
えば0.3〜0.65cmff/ gの固有粘度を有す
るポリ−(2,6−シメチルー1.4−フェニレン−エ
ーテル)が特に有利である。
ポリフェニレンエーテルは一般に粉末または顆粒として
用いる。
ポリフェニレンエーテルはシクロオクテンの開環−ある
いは環連結重合によって製造される〔例えばB、A、ド
レキシラー([Iraxler) 、“カウチェク・ア
ンド・ダミー、タンストストフエ(Kautschuk
 + Gummi、 Kunststoffe)’ 、
1981%第185〜190頁参照〕0種々の割合のシ
ス−およびトランシー二重結合および種々のJ−値を有
しそしてそれ故に種々の分子量を有しているポリフェニ
レンエーテルは、文献で知られる方法によって得られる
。50〜350cm’/ g 、殊に80〜160cm
37 gの固有粘度(0,1χ濃度トルエン溶液で測定
)を有するポリフェニレンエーテルが有利である。ポリ
フェニレンエーテルの55〜95%、殊に75〜85χ
の二重結合はトランス型で存在している。
ポリフェニレンエーテルとポリオクテニレンとの混合物
を製造するには、色々な方法がある。
一つの方法は、両方の重合体を適当な溶剤に溶解しそし
てこの混合物を溶剤の蒸発除去または非溶媒で沈澱させ
るものである。別の方法は、両方の重合体を溶融状態で
一緒にするものである。更に詳細はドイツ特許出願P 
3436780.2“ポリフェニレンエーテルとポリオ
クテニレンとを基礎とする熱可塑性組成物並びにその製
造方法(Thermoplasttsche Mass
en auf Ba5is  v。
n Po1yphenylenehtern und 
Po1yoctenylenen)”を参照されたい。
こうして得られる重合体混合物を、無水マレイン酸とそ
の他の酸成分との液状混合物を100℃以下、殊に50
℃以下の温度のもとて固体状重合体混合物中に拡散させ
ることによって、無水マレイン酸とその他の酸成分との
混合物で処理し、その際に凝集させないように注意する
。これを、回分的に添加するかまたは多くの表面に塗布
することによって達成する。次いでこの混合物を270
〜350℃、殊に280〜320℃のもとで再溶融する
別の酸成分が100℃以下に融点を有していることが重
要である。
他の成分としては、 一炭素原子数14までの不飽和のモノ−およびジカルボ
ン酸、 一無水マレイン酸を除いたその酸無水物、−上記の酸と
場合によでは不飽和の、最高6の炭素原子数のアルコー
ルとのエステル が適している。
アクリル−およびフマル酸のエステル、特にn−ブタノ
ールのエステルが特に有利である。ポリフェニレンエー
テルとポリオクテニレンとの     1合計100重
量部を基準として各0.1〜5重量部の無水マレイン酸
および他の酸成分より成る混合物を用いる。
ポリアミドとしては、好ましくは専ら脂肪族構造である
単独−およびコーポリマーが適している。特にここでは
6−166−.612−111−および12−ポリアミ
ドが挙げられる。しかし、基礎となる脂肪族構造成分の
割合が主である限り、混合した脂肪族−芳香族コポリア
ミドも適している〔米国特許第2,071.250号、
同第2.071,251号、同第2.130,523号
、同第2.130,948号、同第2,241,322
号、同第2.241.322号、同第2゜312、96
6号、同第2,512,606号、同第3.393.2
10号明細書:キルク・オスマ(Kirk−Othn+
er)、エンサイクロペディア・オブ・ケミカル・テク
ノロジー(Encyclopedia of chem
ical technolo−gy)、第18@、ジョ
ン−ライレイ・アンド・サンズ(John−Hlley
 & 5ons) 、(1982)、第328〜435
頁参照〕。ポリアミドの数平均分子量は5゜000以上
、殊に10,000以上である。
ポリアミドと成形用予備組成物とを一緒にする処理は、
良好に混練でき装置中で250〜350℃、殊に270
〜310℃のもとで両方の溶融物を混合することによっ
て行う。両方の成分を乾燥状態で予備混合し、押出成形
するかまたはポリアミドをPPE−成形用予備組成物の
溶融物中に配置供給するのが有利である。
5〜85重量部の成形用予備混合物を基準として95〜
15重量部のポリアミドを用いる。20〜50重量部の
成形用予備混合物に対して80〜50tft部のポリア
ミドを用いるのが特に有利である。
成形用組成物は追加的に、未だ未変性のまたは耐衝撃性
変性されたポリスチレン樹脂を含有していてもよい。所
期の高い熱形状安定性を達成する為には、一般にか\る
樹脂の含有量の少ない成形用組成物を用いる。
本発明の熱可塑性組成物はその他に防炎剤並びに他の添
加物、例えば顔料、オリゴマーおよびポリマー、帯電防
止剤、安定剤および加工助剤並びに補強材を含有してい
てもよい。成形用組成物全量を基準として、補強材の割
合は60χまで、防炎剤のそれは15%までそして他の
全ての添加物は全部で5χまでである。
防炎剤としては特に芳香族系リン化合物、例えばトリフ
ェニルホスフィンオキシトおよびトリフェニルホスフェ
ートが適している。通例のハロゲン含有防炎剤も用いる
ことができる。この場合ハロゲン含有の有機系化合物、
例えばH。
フォーゲル(Vogel)の研究論文“合成樹脂の難燃
化(FIamn+festmachen van Xu
nststoff)’ 、フユティヒ()luthig
)出版社、1966、第94〜102頁に記載されてい
る如きものが適している。しかしこの場合、例えばハロ
ゲン化ポリフェニレンエーテル(ドイツ特許出願公開第
3 、334 、068号明細書参照)または臭素化オ
リゴマースチレンあるいは一ポリスチレンの如きハロゲ
ン化重合体も適している。これらの化合物は30重fχ
より多いハロゲンを含有しているべきである。
ハロゲン含有の防炎剤を用いる場合には、相乗効果を利
用するのが有利である。アンチモン硼素および錫の化合
物が適している。これらは熱可塑性組成物を基準として
一般に0.5〜10重量%の量で使用する。
補強材としてはガラス繊維および炭素繊維が特に有利で
ある。
適する安定剤には有機系ホスフィト、例えばジデシルフ
ェニルホスフィト、立体障害フェノール類並びにテトラ
メチルピペリジン−、ベンゾフェノン−およびトリアゾ
ール誘導体が含まれる。
加工助剤としては例えば酸化した炭化水素並びにそのア
ルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩の如きワックス
が適している。
得られる成形用組成物は、熱可塑的加工にとって一般的
である方法、例えばダイカスト法および押出成形法にて
成形体に加工できる。
工業的用途分野の例には管状物、板状物、ハウジングお
よび自動車−1電気−および精密機械分野の為のその外
の工業用製品がある。
本発明の成形用組成物は従来技術の製品に比べて、良好
な熱形状安定性および溶剤安定性の他に高い靭性に特徴
がある。
ポリフェニレンエーテルの粘度B(J) ハorN53
.72Bに従って25℃でクロロホルム溶液(0,5χ
濃度)にて測定した(単位:cm37g>。
成形用組成物の切り欠き衝撃強度(ax )は、矩形の
切り欠き部を有する290℃で射出成形した規格の棒状
物について室温のもとで測定した。
破断時伸び率(εR)は290℃で射出成形したショル
ダー状棒状物(Schulterstaben)につい
てDIN 53,455に従って測定した。
DIN 53,699に従うピッカート軟化温度は、2
90℃で射出成形した厚さ4mmの成形体について測定
した。
PPE−粒度の測定の為に成形用組成物をヘキサフルオ
ルイソプロパツール(HFIP)に溶解し、その際にP
PE−成分が浮遊する。この浮遊物を数回HFIPで洗
浄し、乾燥しそして走査電子顕微鏡で測定する。粒子直
径は写真撮影によって少なくとも1 、000の粒子を
測定することにより決める。
ス」1医 各成分の製造および出所 1、ポリフェニレンエーテル ポリフェニレンエーテルは、2,6−ジメチルフェノー
ルを酸化結合反応させ、所望のJ−値の所でその反応を
中止し、次いでドイツ特許出願公開第3,313,86
4号明細書および同第3.332,377号明細書に従
い反応抽出することによって得られる。
ス1」Llは 55cm3/gのJ−値を有するポリフェニレンエーテ
ルを相応して製造する。溶剤を蒸発によって除き、溶融
物を脱気式押出成形機に通して押出成形し、次いで顆粒
化しそして乾燥する。
失施m 55cm37gのJ−値を有するポリフェニレンエーテ
ルを相応して10χ濃度トルエン溶液として製造する。
2、ポリオクテニレン 120cm3/gのJ−値および80χのトランス型二
重結合を有するポリオクテニレンを用いる。か\る生成
物はヘステナ? −(VESTENAMER:商標)8
012の名称で市販されている〔製造元:ヒュルス・ア
クチェゲセルシャフト(Hj?1s AKTUENGH
SELLSC[(AFT) 、D−4370、マール1
〕。この生成物の他の性質は、雑誌“カウチ二ツク、ダ
ミー、タンストストラフ(Kautschuk、Gum
mi、Kunststoffe)”、1981、第18
5〜190頁並びにヒュルス社のパンフレットNo、2
247、“ベステナマー(VESTENAMEi:商標
)8012”に記載されている。このポリオクテニレン
は、例えばに、J、イビン(Ivin)、“オレフィン
・メタテシス(Olefin Metathesis)
、アカデミツク・プレス(Academic Pres
s)。
第236頁以降、1983およびそこに記載されている
他の文献に従って製造できる。
3、ポリフェニレンエーテルとポリオクテニレンとの混
合物 実施例1.2に従う溶液中に実施例2に従うポリオクテ
ニレンを溶解し、その際90重量部のポリフェニレンエ
ーテルに対してポリオクテニレンは10重量部である。
この溶液を70χ濃度に濃縮する。未だ残留している溶
剤を脱気式押出成形機によって除く。それを顆粒化しそ
して乾燥する。
4、成形用予備組成物の製造 3、に従う混合物2Kgに、実験室用混合機中で室温の
もとで、第1表に記載の酸誘導体の液状混合物(温度5
0℃)を、該顆粒が接合しないように回分的に添加する
こうして処理された顆粒を二本スクリュ一式ニーダ−中
で290℃のもとて再溶融し、紐状顆粒に加工しそして
乾燥する。
員」人 成形用予備組成物の製造 実験4.1   実験4.2 M5Aの量 (g)        20    20
他の酸成分の量     20g    20g20g
の無水マレイン酸と20gのn−ブチルアクリレートと
の液状混合物(温度50℃)を、3に従う2Kgの混合
物に回分的に添加し、次いで直接的に□即ち予めに再溶
融することなしにm−ボリアミドと混合する。
此taU先」 20gの無水マレイン酸を、二本スクリュ一式ニーダ−
中で290℃の溶融温度のもとて実施例1.1のPPE
 2Kgに混入する。次いで顆粒化しそして乾燥する。
北較大腹」 20gの無水マレイン酸と10gのジクミルペルオキシ
ドとを比較実験Bと同様に2KgのPPHに混入する。
5、成形用組成物 4.1.4.2 、^、BおよびCに従って製造された
成形用予備組成物を、第2表の記載に従ってポリアミド
と混合し、分散効果が混練用ブロック(Knetb18
ke)によって強化されている二本スクリュ一式ニーグ
ー中で290℃のもとて再溶融し、紐状に顆粒化しそし
て乾燥する。この生成物を規格の成形体に射出成形しそ
して試験する。
ポリアミド6としてはウルトラミド(ULTRAMID
:商標)B4〔製造元:バスフ・アー・ゲー(BASF
AG) 、D−6700、ルドウイヒシャヘン(Lud
wigsha−fen))を用いる。
ポリアミド66としてはウルトラミド(ULTRAMI
D:商標)A4〔製造元:バスフ・アー・ゲー(BAS
FAG) 、D−6700、ルドウイヒシャヘン(Lu
dwigsha−fen))を用いる。
ポリアミド12としてはベスタミド(VESTAMID
:商標)Li2O2(製造元:ヒュルス・アクチェンケ
セルシャ7 ト(HiLS AKTIENGESELL
SCHAHT)、D−4370マールを用いる。
第2表から、破断時伸び率および切り欠き衝撃強度値が
以下の場合に著しく低下することが判るニ ー成形用予備組成物を再溶融しない場合(比較実験Δ参
照)、 −PPEとポリオクテニレンとの混合物の替わりにPP
EだけをそしてMSAと別の酸成分との混合物の替わり
にMSAだけを用いた場合または−PPEとポリオクテ
ニレンとの混合物の替わりにPPEだけをそしてMSA
と別の酸成分との混合物の替わりにMSAと有機系過酸
化物とを用いた場合。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ポリフェニレンエーテル、ポリアミド、不飽和酸誘
    導体および場合によっては他の添加物を基礎とする熱可
    塑性組成物において、以下の成分 a)5〜85重量部の、 60〜98重量部のポリフェニレンエーテル、40〜2
    重量部のポリオクテニレン、 0.1〜5重量部の無水マレイン酸および 0.1〜5重量部の、 −炭素原子数14までの不飽和モノ−ま たはジカルボン酸、 −無水マレイン酸を除くその酸無水物 または −場合によっては不飽和の炭素原子数 6までのアルコールとのそのエステ ルである融点100℃以下の別の酸成分 より成る溶融したまたは再溶融した成形用予備組成物 b)95〜15重量部の脂肪族系単独ポリアミードまた
    は、脂肪族系単量体単位を主成分とするコポリアミドお
    よび c)場合によてはポリスチレン樹脂、防炎剤並びに別の
    添加物 を含有することを特徴とする、上記熱可塑性成形用組成
    物。 2)a)20〜50重量部の特許請求の範囲第1項記載
    の成形用予備組成物 b)80〜30重量部の特許請求の範囲第1項記載のポ
    リアミド を含有する特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性成形用
    組成物。 3)ポリアミドマトリックス中に分散したPPE−粒子
    が2μm以下の線平均容積分布を有している特許請求の
    範囲第2項記載の熱可塑性成形用組成物。 4)ポリアミドとして6−、46−、66−、612−
    、11−12−ポリアミドを用いる特許請求の範囲第1
    〜3項のいずれか一つに記載の熱可塑性成形用組成物。 5)ポリアミドの数平均分子量が5,000以上、殊に
    10,000以上である特許請求の範囲第1〜4項のい
    ずれか一つに記載の熱可塑性成形用組成物。 6)ポリフェニレンエーテルとして0.3〜0.65c
    m^3/gの固有粘度を有する2,6−ジメチルフェノ
    ールの重合体を用いる特許請求の範囲第1〜6項のいず
    れか一つに記載の熱可塑性成形用組成物。 7)ポリオクテニレンが50〜350cm^3/g、殊
    に80〜160cm^3/gの粘度数(トルエン1%溶
    液で測定)を有している特許請求の範囲第1〜6項のい
    ずれか一つに記載の熱可塑性成形用組成物。 8)ポリオクテニレンの二重結合の55〜95%、殊に
    75〜85%がトランス型共役二重結合である特許請求
    の範囲第1〜7項のいずれか一つに記載の熱可塑性成形
    用組成物。 9)不飽和酸誘導体がアクリル酸と炭素原子数1〜6の
    アルコールとのエステル、特にn−ブチルアクリレート
    である特許請求の範囲第1〜8項のいずれか一つに記載
    の熱可塑性成形用組成物。 10)不飽和酸誘導体がフマル酸と炭素原子数1〜6の
    アルコールとのエステル、特にフマル酸ジ−n−ブチル
    エステルである特許請求の範囲第1〜8項のいずれか一
    つに記載の熱可塑性成形用組成物。 11)ポリフェニレンエーテル、ポリアミド、不飽和酸
    誘導体および場合によっては他の添加物を基礎とする熱
    可塑性組成物であって、以下の成分 a)5〜85重量部の、 60〜90重量部のポリフェニレンエーテル、40〜2
    重量部のポリオクテニレン、 0.1〜5重量部の無水マレイン酸および 0.1〜5重量部の、 −炭素原子数14までの不飽和モノ−ま たはジカルボン酸、 −無水マレイン酸を除くその酸無水物 または −場合によっては不飽和の炭素原子数 6までのアルコールとのそのエステ ルである融点100℃以下の別の酸成分 より成る溶融したまたは再溶融した成形用予備組成物 b)95〜15重量部の脂肪族系単独ポリアミードまた
    は、脂肪族系単量体単位を主成分とするコポリアミドお
    よび c)場合によってはポリスチレン樹脂、防炎剤並びに別
    の添加物 を含有するする、上記熱可塑性成形用組成物を製造する
    に当たって、最初にポリフェニレンエーテルとポリオク
    テニレンとの固体混合物を無水マレイン酸および別の酸
    成分で処理し、この混合物を溶融し、次いでポリアミド
    を添加しそして場合によてはポリスチレン樹脂、防炎剤
    および別の添加物を添加することを特徴とする、上記熱
    可塑性成形用組成物の製造方法。 12)無水マレイン酸と別の酸成分との液状混合物を1
    00℃以下、殊に50℃以下の温度のもとで、ポリフェ
    ニレンエーテルとポリオクテニレンとの固体状混合物中
    に拡散させる特許請求の範囲第11項記載の方法。
JP11497586A 1985-05-22 1986-05-21 変性ポリフエニレンエ−テル、ポリオクテニレンおよびポリアミドを基礎とする耐衝撃性熱可塑性成形用組成物 Pending JPS61271350A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023444A (ja) * 1988-01-08 1990-01-09 General Electric Co <Ge> ポリマー混合液
JPH02113059A (ja) * 1988-09-14 1990-04-25 General Electric Co <Ge> ポリフェニレンエーテルとポリオクテニレンを含むポリマー混合物及びそれから成形された物品

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JPH023444A (ja) * 1988-01-08 1990-01-09 General Electric Co <Ge> ポリマー混合液
JPH02113059A (ja) * 1988-09-14 1990-04-25 General Electric Co <Ge> ポリフェニレンエーテルとポリオクテニレンを含むポリマー混合物及びそれから成形された物品

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