JPS61271301A - カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロ−スの製造法 - Google Patents
カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロ−スの製造法Info
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- JPS61271301A JPS61271301A JP11373085A JP11373085A JPS61271301A JP S61271301 A JPS61271301 A JP S61271301A JP 11373085 A JP11373085 A JP 11373085A JP 11373085 A JP11373085 A JP 11373085A JP S61271301 A JPS61271301 A JP S61271301A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はカルボキシアルキル置換io、7以下で耐酵素
性及び耐塩水性良好なカルボキシアルキルヒドロキシア
ルキル混合セルロースエーテルの製造方法に関する。
性及び耐塩水性良好なカルボキシアルキルヒドロキシア
ルキル混合セルロースエーテルの製造方法に関する。
従来カルボキシアルキル基とヒドロキシアルキル基との
両者を置換基として有するカルボキシアルキルヒドロキ
シアルキルセルロースの製造法については、 USP2
618632に示されるようにカルボキシアルキル化及
びヒドロキシアルキル化の反応溶媒としてO3−C1の
脂肪族アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン
等が使用されることが知られている。しかしながら実際
に示されているのはほとんどがイソプロパツールが使用
される例である。
両者を置換基として有するカルボキシアルキルヒドロキ
シアルキルセルロースの製造法については、 USP2
618632に示されるようにカルボキシアルキル化及
びヒドロキシアルキル化の反応溶媒としてO3−C1の
脂肪族アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン
等が使用されることが知られている。しかしながら実際
に示されているのはほとんどがイソプロパツールが使用
される例である。
第3級ブタノールはイソプロパツールに比較し、ヒドロ
キシアルキル化剤であるアルキレンオキシドとの副反応
が少なく、置換度の高1ρヒドロキシアルキル化度でも
生成物が溶解しにくい特徴を有しているにもかかわらず
、カルボキシアルキル化反応において、イングロビルア
ルコールに比較しセルラーゼにょシ分解しにくい耐酵素
性や石油ポーリング用などとして使用する場合に必要な
耐塩水性の良好な生成物が得にくいため、はとんど使用
されていない。
キシアルキル化剤であるアルキレンオキシドとの副反応
が少なく、置換度の高1ρヒドロキシアルキル化度でも
生成物が溶解しにくい特徴を有しているにもかかわらず
、カルボキシアルキル化反応において、イングロビルア
ルコールに比較しセルラーゼにょシ分解しにくい耐酵素
性や石油ポーリング用などとして使用する場合に必要な
耐塩水性の良好な生成物が得にくいため、はとんど使用
されていない。
本発明は第3級ブタノールを溶媒として使用し、その反
応条件を選ぶことにょシ第3級ブタノールをカルボキシ
アルキル化及びヒドロキシアルキル化反応の反応溶媒と
して使用して耐酵素性及び耐塩水性の優れたカルボキシ
アルキルヒドロキシアルキル混合セルロースエーテル(
以下カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロース
とよぶ)を得ることを目的とする。
応条件を選ぶことにょシ第3級ブタノールをカルボキシ
アルキル化及びヒドロキシアルキル化反応の反応溶媒と
して使用して耐酵素性及び耐塩水性の優れたカルボキシ
アルキルヒドロキシアルキル混合セルロースエーテル(
以下カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロース
とよぶ)を得ることを目的とする。
本発明に於て゛耐塩水性良好とは塩水に対する溶解性が
優れ、透明に溶解することを意味する0 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は鋭意検討の結果、セルロースに対し、8〜1
5重量倍の第3級ブタノールと水の混合媒体とセルロー
スのグルコース残基あタシ1.0〜1゜5モル倍のカセ
イソーダを使用し、第3級ブタノールと水とカセイソー
ダの5成分の混合系での相平衡における下層のカセイソ
ーダ濃度が25〜55重量%となる組成でセルロースを
処理してアルカリセルロースとした後、これをヒドロキ
シアルキル化及びカルボキシアルキル化することにより
カルボキシアルキル置換度がDSo、7以下で耐酵素性
及び耐塩水性良好なカルボキシアルキルヒドロキシアル
キルセルロースが得られることを見いだした。
優れ、透明に溶解することを意味する0 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は鋭意検討の結果、セルロースに対し、8〜1
5重量倍の第3級ブタノールと水の混合媒体とセルロー
スのグルコース残基あタシ1.0〜1゜5モル倍のカセ
イソーダを使用し、第3級ブタノールと水とカセイソー
ダの5成分の混合系での相平衡における下層のカセイソ
ーダ濃度が25〜55重量%となる組成でセルロースを
処理してアルカリセルロースとした後、これをヒドロキ
シアルキル化及びカルボキシアルキル化することにより
カルボキシアルキル置換度がDSo、7以下で耐酵素性
及び耐塩水性良好なカルボキシアルキルヒドロキシアル
キルセルロースが得られることを見いだした。
本発明を実施するにあたっては、セルロースに対し8〜
15重量倍、好ましくは10〜14重量倍の第3級ブタ
ノールと水の混合媒体を使用する。セルロースは通常の
檜凰の反応器で容易に攪拌し得る様にするために粉末あ
るいは1.5〜3鰭程度の繊維長を有する繊維をロータ
リーカッター等によpo、8m以下に切断した繊維を使
用することが望ましい。
15重量倍、好ましくは10〜14重量倍の第3級ブタ
ノールと水の混合媒体を使用する。セルロースは通常の
檜凰の反応器で容易に攪拌し得る様にするために粉末あ
るいは1.5〜3鰭程度の繊維長を有する繊維をロータ
リーカッター等によpo、8m以下に切断した繊維を使
用することが望ましい。
カセイソーダはセルロースを均一に反応させるためには
セルロースのグルコース残基あたち1.0モル以上を必
要とし、目的とするカルボキシアルキル化度によ)増加
させるが、カルボキシアルキル化剤であるノ・ロアルキ
ルカルボン酸の有効利用率をあげるためにはできるかぎ
シ少ない方が望ましく、本発明の目的とするカルボキシ
アルキル置換度DS0.7以下の範囲においてはカセイ
ソーダは反応に使用するセルロースのアンヒドログルコ
ース単位あた91.5モル倍以下を使用すれば充分であ
る。
セルロースのグルコース残基あたち1.0モル以上を必
要とし、目的とするカルボキシアルキル化度によ)増加
させるが、カルボキシアルキル化剤であるノ・ロアルキ
ルカルボン酸の有効利用率をあげるためにはできるかぎ
シ少ない方が望ましく、本発明の目的とするカルボキシ
アルキル置換度DS0.7以下の範囲においてはカセイ
ソーダは反応に使用するセルロースのアンヒドログルコ
ース単位あた91.5モル倍以下を使用すれば充分であ
る。
、本発明者はセルロースを第3級ブタノール−水−カセ
イソーダの混合系でアルカリセルロース化(以下アルセ
ル化とよぶ)する際、その3成分での相平衡における下
層のカセイソーダ濃度が、セルロースのアルセル化及び
その後の反応に重要な影響を与えることを見いだし、そ
の下層のカセイソーダ濃度が23〜33重量%、好まし
くは25〜32重量%の時、生成したカルボキシアルキ
ルヒドロキシアルキルセルロースの塩水に対する溶解性
が優れ、セルラーゼに対する分解性が小さくなることを
見いだした。水溶性セルロースエーテルの置換基分布の
不均一性は、分子中に未置換の無水グルコース単位が連
鎖しているほどセルロースの加水分解酵素であるセルラ
ーゼによって加水分解されやすく、グルコースもそれに
つれ多く生成することにょシ判定され得るというM、
G、 Wirickらの報告(M、 G、 Wiric
k 、 J、 Po’ly、 Sci、、 PartA
−1,Vol 6゜1965 、1705 (196s
))を参照すれば、本発明によって得られるカルボキシ
アルキルヒドロキシアルキルセルロースは置換基分布が
均一であると推定される。
イソーダの混合系でアルカリセルロース化(以下アルセ
ル化とよぶ)する際、その3成分での相平衡における下
層のカセイソーダ濃度が、セルロースのアルセル化及び
その後の反応に重要な影響を与えることを見いだし、そ
の下層のカセイソーダ濃度が23〜33重量%、好まし
くは25〜32重量%の時、生成したカルボキシアルキ
ルヒドロキシアルキルセルロースの塩水に対する溶解性
が優れ、セルラーゼに対する分解性が小さくなることを
見いだした。水溶性セルロースエーテルの置換基分布の
不均一性は、分子中に未置換の無水グルコース単位が連
鎖しているほどセルロースの加水分解酵素であるセルラ
ーゼによって加水分解されやすく、グルコースもそれに
つれ多く生成することにょシ判定され得るというM、
G、 Wirickらの報告(M、 G、 Wiric
k 、 J、 Po’ly、 Sci、、 PartA
−1,Vol 6゜1965 、1705 (196s
))を参照すれば、本発明によって得られるカルボキシ
アルキルヒドロキシアルキルセルロースは置換基分布が
均一であると推定される。
本発明に於けるカルボキシアルキル化の反応剤としては
ハロアルキルカルボン酸又はその塩、或はそのエステル
が使用され、例えばモノクロル酢酸、モノクロル酢酸ナ
トリウム、モノクロル酢酸のエステル類、例えばエチル
、n−プロビル、インプロビル、n−ブチル、イソブチ
ル及び第3級−ブチルエステル等が使用できる。
ハロアルキルカルボン酸又はその塩、或はそのエステル
が使用され、例えばモノクロル酢酸、モノクロル酢酸ナ
トリウム、モノクロル酢酸のエステル類、例えばエチル
、n−プロビル、インプロビル、n−ブチル、イソブチ
ル及び第3級−ブチルエステル等が使用できる。
またヒドロキシアルキル化剤としてはエチレンオキシド
、プロピレンオキシド、各種のブテンオキシド等のアル
キレンオキシドが使用できる。
、プロピレンオキシド、各種のブテンオキシド等のアル
キレンオキシドが使用できる。
カルボキシアルキル化とヒドロキシアルキル化反応の順
序は特に限定されるものではなく、別々に又は同時に行
なわれるが、使用するアルカリの効率がよυ優れている
点からヒドロキシアルキル死後カルボキシアルキル化す
ることが望ましい。
序は特に限定されるものではなく、別々に又は同時に行
なわれるが、使用するアルカリの効率がよυ優れている
点からヒドロキシアルキル死後カルボキシアルキル化す
ることが望ましい。
本発明の方法で製造されるカルボキシアルキルヒドロキ
シアルキルセルロースの置換度は一般にカルボキシアル
キル基がDSO,01〜0.7、好ましくは0.05〜
0.65であり、ヒドロキシアルキル基はMSo、1以
上、好ましくは0.2〜5.0である。
シアルキルセルロースの置換度は一般にカルボキシアル
キル基がDSO,01〜0.7、好ましくは0.05〜
0.65であり、ヒドロキシアルキル基はMSo、1以
上、好ましくは0.2〜5.0である。
本発明の方法で製造したカルボキシアルキルヒドロキシ
アルキルセルロースは置換基が均一に導入されているた
め、従来の方法で製造したものに比較して未溶解物及び
大きな半溶解状膨潤ゲルが少ないため透明性が優れてお
シ、更に塩水に対する溶解性、セルラーゼに対する安定
性が優れているため、セメンティングのセメント硬化の
遅延及び脱水減少剤、石油ポーリング用、土木ポーリン
グの用途に特に有用である0〔実施例〕 以下に実施例を挙げて、本発明の詳細な説明する。
アルキルセルロースは置換基が均一に導入されているた
め、従来の方法で製造したものに比較して未溶解物及び
大きな半溶解状膨潤ゲルが少ないため透明性が優れてお
シ、更に塩水に対する溶解性、セルラーゼに対する安定
性が優れているため、セメンティングのセメント硬化の
遅延及び脱水減少剤、石油ポーリング用、土木ポーリン
グの用途に特に有用である0〔実施例〕 以下に実施例を挙げて、本発明の詳細な説明する。
同、カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロース
の性状である(1)置換度(カルホキジアルキルDS、
ヒドロキシアルキルM S ) s (2)透明度、(
3)セルラーゼの加水分解によるグルコース生成量(置
換基分布の均一度)の測定方法及び評価方法は次の通り
である。
の性状である(1)置換度(カルホキジアルキルDS、
ヒドロキシアルキルM S ) s (2)透明度、(
3)セルラーゼの加水分解によるグルコース生成量(置
換基分布の均一度)の測定方法及び評価方法は次の通り
である。
(1)置換度 カルボキシメチルヒドロキシエチルセル
ロース(cMaKc )の例 カルボキシメチル含量(−CH2C○ONa%)OMH
Eo 1 Fを精秤し、白金ルツボか磁性ルツボに入れ
て600℃で灰化し、灰化によって生成した酸化す)
IJウムな−N硫酸でフエノールツクレインを指示薬と
して滴定し、その滴定量AILtを次式に入れて計算し
求める。
ロース(cMaKc )の例 カルボキシメチル含量(−CH2C○ONa%)OMH
Eo 1 Fを精秤し、白金ルツボか磁性ルツボに入れ
て600℃で灰化し、灰化によって生成した酸化す)
IJウムな−N硫酸でフエノールツクレインを指示薬と
して滴定し、その滴定量AILtを次式に入れて計算し
求める。
C)I、、 0OONa%=0.81 XAXf
f ニーN硫酸の力価 オキシエチル含量(−CH2CH2−O−%)ヒドロキ
シエチルセルロースについてのモルガン法と同様に行な
った。
f ニーN硫酸の力価 オキシエチル含量(−CH2CH2−O−%)ヒドロキ
シエチルセルロースについてのモルガン法と同様に行な
った。
CH2COONa含量(%)をX 、 −0H2CH2
−0−含量(%)をyとすると 62X− 、) (2)透明度 カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロースの1
重量%水溶液の一定の光源下での透視度を液柱の高さに
よって表わしたもので、当業界において通常使用されて
いる方法でろシ、反応が不均一であると未反応セルロー
スや未溶解部分、膨潤ゲル体などによって透視度が低下
し、透明度の数値が小さくなる。
−0−含量(%)をyとすると 62X− 、) (2)透明度 カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロースの1
重量%水溶液の一定の光源下での透視度を液柱の高さに
よって表わしたもので、当業界において通常使用されて
いる方法でろシ、反応が不均一であると未反応セルロー
スや未溶解部分、膨潤ゲル体などによって透視度が低下
し、透明度の数値が小さくなる。
従って反応が均一なほど透明度は大きい。
塩水に対する溶解性の尺度として4%食塩水に溶解した
1%溶液の透明度を水溶液と同様に測定した。
1%溶液の透明度を水溶液と同様に測定した。
(3) セルラーゼの加水分解によるグルコースの生
成量(置換基分布の均一度) カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロースの置
換基分布には、無水グルコース単位内の2位、3位及び
6位の5個の水酸基の分布、分子内分布及び分子間分布
の3種がある。これらの5種の置換基分布はカルボキシ
アルキルヒドロキシアルキルセルロースの物性と密接に
関係していると考えられるが、分子内及び分子間の置換
基分布が実用上の重要な物性である未溶解物及び半溶解
状膨潤ゲルの数量及び大きさ、更には耐腐敗性に大きな
影響を及ぼしていると考えられる0 本発明における耐セルラーゼ安定性については、カルボ
キシアルキルヒドロキシアルキルセルロース1%水溶液
にセルラーゼ(大野製薬(株)製、セルラー″ゼーA、
P ) 5 my / t −カルボキシアルキルヒ
ドロキシアルキルセルロースを添加して室温下140〜
145時間加水分解した後、加水分解生成物であるグル
コースをグルコースオキシダーゼ法によシ測定した。生
成グルコース量が少ない程、耐セルラーゼ安定性が高く
、置換基分布の均一度が高いと評価した。
成量(置換基分布の均一度) カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロースの置
換基分布には、無水グルコース単位内の2位、3位及び
6位の5個の水酸基の分布、分子内分布及び分子間分布
の3種がある。これらの5種の置換基分布はカルボキシ
アルキルヒドロキシアルキルセルロースの物性と密接に
関係していると考えられるが、分子内及び分子間の置換
基分布が実用上の重要な物性である未溶解物及び半溶解
状膨潤ゲルの数量及び大きさ、更には耐腐敗性に大きな
影響を及ぼしていると考えられる0 本発明における耐セルラーゼ安定性については、カルボ
キシアルキルヒドロキシアルキルセルロース1%水溶液
にセルラーゼ(大野製薬(株)製、セルラー″ゼーA、
P ) 5 my / t −カルボキシアルキルヒ
ドロキシアルキルセルロースを添加して室温下140〜
145時間加水分解した後、加水分解生成物であるグル
コースをグルコースオキシダーゼ法によシ測定した。生
成グルコース量が少ない程、耐セルラーゼ安定性が高く
、置換基分布の均一度が高いと評価した。
同、グルコース生成量はカルボキシアルキルヒドロキシ
アルキルセルロースの無水グルコース単位1000個あ
た)の個数(個/1oo。
アルキルセルロースの無水グルコース単位1000個あ
た)の個数(個/1oo。
AGU)として示した。
セルロースをアルセル化する際の5級ブタノールと水と
カセイソーダの5成分系での下相のカセイソーダ濃度は
15℃において相平衡を測定することにより作成した三
成分系での相平衡図より求めることが出来る。
カセイソーダの5成分系での下相のカセイソーダ濃度は
15℃において相平衡を測定することにより作成した三
成分系での相平衡図より求めることが出来る。
実施例1
カッティングミルで粉砕したバルブ(重合度約700.
水分6%を含む) 106.4 tをセパラブルフラス
コにとり水73.6Fと第3級ブタノール1080Fを
加え、スラリーとした後カセイソーダ27.2Fを水4
01に溶解したカセイソーダ水溶液を加えて、攪拌しな
がら15℃で1時間アルセル化した。この場合のセルロ
ースに対する第5級ブタノールと水の合計の比は12重
量倍(液倍率という)であり、第3級ブタノールと水の
合計に対する第3級ブタノールの割合は90%でおる。
水分6%を含む) 106.4 tをセパラブルフラス
コにとり水73.6Fと第3級ブタノール1080Fを
加え、スラリーとした後カセイソーダ27.2Fを水4
01に溶解したカセイソーダ水溶液を加えて、攪拌しな
がら15℃で1時間アルセル化した。この場合のセルロ
ースに対する第5級ブタノールと水の合計の比は12重
量倍(液倍率という)であり、第3級ブタノールと水の
合計に対する第3級ブタノールの割合は90%でおる。
カセイソーダはセルロースの無水グルコース単位あたり
、1.1モル倍である。ここで使用した第3級ブタノー
ルと水とカセイソーダ5成分系での相平衡の下層のカセ
イソーダ濃度は相平衡図より28.5%である。
、1.1モル倍である。ここで使用した第3級ブタノー
ルと水とカセイソーダ5成分系での相平衡の下層のカセ
イソーダ濃度は相平衡図より28.5%である。
アルセル化後エチレンオキシド4.0.7fを加え、昇
温しで60℃で1時間、更に65℃で1時間反応した。
温しで60℃で1時間、更に65℃で1時間反応した。
その後モノクロル酢酸29.2F 、第3級ブタノール
27.7f 、水1.5Fの混合液を加え、70℃で1
時間15分反応した。
27.7f 、水1.5Fの混合液を加え、70℃で1
時間15分反応した。
反応後冷却し、酢酸で中和した後、脱液しメタノール/
水=85/15のメタノール水溶液1500Fで2回洗
浄した。
水=85/15のメタノール水溶液1500Fで2回洗
浄した。
生成したカルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース
(以下(:!MH]lfi Oとよぶ)のヒドロキシエ
チル置換度MS=0.87.カルボキシメチル置換度D
S=0.44,1%水溶液の透明度は800關以上、1
%水溶液粘度は840PB、4%食塩水溶液に溶解した
時の1%溶液の透明度は410mrx、セルラーゼによ
シ分解した際生成したグルコース量は12.7個/ 1
ooo AGUであり、耐塩水性、耐セルラーゼ分解性
に優れていた。
(以下(:!MH]lfi Oとよぶ)のヒドロキシエ
チル置換度MS=0.87.カルボキシメチル置換度D
S=0.44,1%水溶液の透明度は800關以上、1
%水溶液粘度は840PB、4%食塩水溶液に溶解した
時の1%溶液の透明度は410mrx、セルラーゼによ
シ分解した際生成したグルコース量は12.7個/ 1
ooo AGUであり、耐塩水性、耐セルラーゼ分解性
に優れていた。
又、エチレンオキシド及びモノクロル酢酸の利用率はそ
れぞれ58.0%、88%であった。
れぞれ58.0%、88%であった。
比較例1
カッティングミルで粉砕したパルプ(重合度約700.
水分6%を含む) 106.4 tをセパラブルフラス
コにとシ水121.6yとイングロバノール1032F
を加え、スラリーとした後カセイソーダ27.2Fを水
40fに溶解したカセイソーダ水溶液を加えて攪拌しな
がら15℃で1時間アルセル化した。この場合のセルロ
ースに対するイングロバノールと水の合計の比は12重
量倍(液倍率という)であシ、インプロノ(ノールと水
の合計に対するイングロバノールの割合は86%である
。ここで使用したイングロバノールと水とカセイソーダ
の3成分系での相平衡の下層のカセイソーダ濃度は25
.5%であった0アルセル([&エチレンオキシド47
.4Fを加え、昇温しで60℃で1時間、更に65℃で
1時間反応した。その後、モノクロル酢酸29.2f
、イングロバノール29゜2fの混合液を加え70℃で
1時間15分反応した。
水分6%を含む) 106.4 tをセパラブルフラス
コにとシ水121.6yとイングロバノール1032F
を加え、スラリーとした後カセイソーダ27.2Fを水
40fに溶解したカセイソーダ水溶液を加えて攪拌しな
がら15℃で1時間アルセル化した。この場合のセルロ
ースに対するイングロバノールと水の合計の比は12重
量倍(液倍率という)であシ、インプロノ(ノールと水
の合計に対するイングロバノールの割合は86%である
。ここで使用したイングロバノールと水とカセイソーダ
の3成分系での相平衡の下層のカセイソーダ濃度は25
.5%であった0アルセル([&エチレンオキシド47
.4Fを加え、昇温しで60℃で1時間、更に65℃で
1時間反応した。その後、モノクロル酢酸29.2f
、イングロバノール29゜2fの混合液を加え70℃で
1時間15分反応した。
反応後冷却し酢酸で中和した後脱液し、メタノール/水
=85/15のメタノール水溶液1500Fで2回洗浄
した。生成したCMHKCのヒドロキシエチル置換度M
S=0.73.カルボキシメチル置換度DS=0.42
.1%水溶液の透明度は660mm、1%水溶液粘度は
1jOOPSでらシ、4%食塩水溶液に溶解した時の1
%溶液の透明度は240mであった。
=85/15のメタノール水溶液1500Fで2回洗浄
した。生成したCMHKCのヒドロキシエチル置換度M
S=0.73.カルボキシメチル置換度DS=0.42
.1%水溶液の透明度は660mm、1%水溶液粘度は
1jOOPSでらシ、4%食塩水溶液に溶解した時の1
%溶液の透明度は240mであった。
この反応に於けるエチレンオキシド、モノクロル酢酸の
利用率はそれぞれ41.8%、84%であり、実施例1
より劣っている。
利用率はそれぞれ41.8%、84%であり、実施例1
より劣っている。
実施例2〜7、比較例2〜4
アルセル化時における第3級ブタノールと水の合計に対
する第3級ブタノールの割合を変化させた以外は実施例
1と同様にして行なった。
する第3級ブタノールの割合を変化させた以外は実施例
1と同様にして行なった。
この結果を実施例1の結果とともに第1表に示す。
第1表より実施例1〜7のCMHECは耐塩水性、耐セ
ルラーゼ安定性に優れていることがわかる。
ルラーゼ安定性に優れていることがわかる。
実施例8
カッティングミルで粉砕したパルプ(重合度約700.
水分4.1%を含む) 1o4.3yをセパラブルフラ
スコにと多水75.7Fと第3級ブタノール1080r
を加え、スラリーとした後カセイソーダ27.2fを水
401に溶解したカセイソーダ水溶液を加えて攪拌しな
がら15℃で1時間アルセル化した。この場合のセルロ
ースに対する第3ブタノールと水の合計の比は12重量
倍であり、第3級ブタノールと水の合計に対する第3級
ブタノールの割合は907oである。
水分4.1%を含む) 1o4.3yをセパラブルフラ
スコにと多水75.7Fと第3級ブタノール1080r
を加え、スラリーとした後カセイソーダ27.2fを水
401に溶解したカセイソーダ水溶液を加えて攪拌しな
がら15℃で1時間アルセル化した。この場合のセルロ
ースに対する第3ブタノールと水の合計の比は12重量
倍であり、第3級ブタノールと水の合計に対する第3級
ブタノールの割合は907oである。
カセイソーダはセルロースの無水グルコース単位あたり
1.1モル倍である。ここで使用した第3級ブタノール
と水とカセイソーダの3成分系での相平衡のT1のカセ
イソーダ濃度は相平衡図よ、928.5%である。アル
セル化後、エチレンオキシド95.1Fを加え、昇温し
で55℃で90分更に67℃で90分反応した。その後
モノクロル酢酸29.2f 、第三級ブタノール27.
7f。
1.1モル倍である。ここで使用した第3級ブタノール
と水とカセイソーダの3成分系での相平衡のT1のカセ
イソーダ濃度は相平衡図よ、928.5%である。アル
セル化後、エチレンオキシド95.1Fを加え、昇温し
で55℃で90分更に67℃で90分反応した。その後
モノクロル酢酸29.2f 、第三級ブタノール27.
7f。
水1.5fの混合液を加え、70℃で1時間15分反応
した。反応後冷却し、酢酸で中和した後、脱液し、アセ
トン/水= 70 / 30のアセトン水溶液1500
fで5回洗浄した。
した。反応後冷却し、酢酸で中和した後、脱液し、アセ
トン/水= 70 / 30のアセトン水溶液1500
fで5回洗浄した。
生成したOMHEC!のヒドロキシエチル置換度MS=
2.32、カルボキシメチル置換度DS=0.42.1
%水溶液の透明度は7o0關以上、1%水溶液粘度は5
70PS、4%食塩水溶液に溶解した時の1%溶液透明
度は7o0朋以上、セルラーゼにより分解した際生成し
たグルコース量は2.65個/ 1000 AGOであ
シ、耐塩水性、耐セルラーゼ分解性に優れていた。
2.32、カルボキシメチル置換度DS=0.42.1
%水溶液の透明度は7o0關以上、1%水溶液粘度は5
70PS、4%食塩水溶液に溶解した時の1%溶液透明
度は7o0朋以上、セルラーゼにより分解した際生成し
たグルコース量は2.65個/ 1000 AGOであ
シ、耐塩水性、耐セルラーゼ分解性に優れていた。
実施例9〜13、比較例5
アルセル化時における第5級ブタノールと水の合計に対
する第3級ブタノールの割合を変化させた以外は実施例
8と同様にして行なった。
する第3級ブタノールの割合を変化させた以外は実施例
8と同様にして行なった。
この結果を実施例8の結果とともに第2表に示す。
第2表より実施例9〜15は耐塩水性及び耐セルラーゼ
安定性に優れていることがわかる。
安定性に優れていることがわかる。
実施例14〜19.比較例6
パルプとして重合度約1200のものを使用し、カセイ
ソーダ量をセルロースに対し1.2モル倍使用しエチレ
ンオキシド量を84.2tとし、アルセル化時における
第3級ブタノールと水の合計に対する第5級ブタノール
の割合を変化させた以外は実施例8と同様にして行なっ
た。
ソーダ量をセルロースに対し1.2モル倍使用しエチレ
ンオキシド量を84.2tとし、アルセル化時における
第3級ブタノールと水の合計に対する第5級ブタノール
の割合を変化させた以外は実施例8と同様にして行なっ
た。
この結果を第3表に示す。
第3表よシ実施例14〜19は耐塩水性に優れているこ
とがわかる。
とがわかる。
実施例20
カッティングミルで粉砕したリンター(水分3.5%を
含む) 103.6tをセパラブルフラスコにと)水6
6.1Fと第5級ブタノール1080fを加え、スラリ
ーとした後、カセイソーダ57.Ofを水sapに溶解
したカセイソーダ水溶液を加えて、攪拌しながら15℃
で1時間アルセル化した。この場合のセルロースに対す
る第3級ブタノールと水の合計の比は12重量倍であシ
、第5級ブタノールと水の合計に対する第5級ブタノー
ルの割合は90%である。カセイソーダはセルロースの
無水グルコース単位あた。91.5%ル倍である。ここ
で使用した第3級ブタノールと水とカセイソーダの3成
分系での相平衡の下層のカセイソーダ濃度は相平衡図よ
り31.2%である。
含む) 103.6tをセパラブルフラスコにと)水6
6.1Fと第5級ブタノール1080fを加え、スラリ
ーとした後、カセイソーダ57.Ofを水sapに溶解
したカセイソーダ水溶液を加えて、攪拌しながら15℃
で1時間アルセル化した。この場合のセルロースに対す
る第3級ブタノールと水の合計の比は12重量倍であシ
、第5級ブタノールと水の合計に対する第5級ブタノー
ルの割合は90%である。カセイソーダはセルロースの
無水グルコース単位あた。91.5%ル倍である。ここ
で使用した第3級ブタノールと水とカセイソーダの3成
分系での相平衡の下層のカセイソーダ濃度は相平衡図よ
り31.2%である。
アルセル化後、エチレンオキシドB4.2fを加え、昇
温しで55℃で90分、66℃で更に90分反応した。
温しで55℃で90分、66℃で更に90分反応した。
その後、モノクロル酢酸29.2f 。
第三級ブタノ−、tv27,7p1水1.5fの混合液
を加え、70℃で1時間15分反応した。
を加え、70℃で1時間15分反応した。
反応後冷却し、酢酸で中和した後、脱液しアセトン/水
=ya/soのア七トン水溶液1500fで3@洗浄し
た。
=ya/soのア七トン水溶液1500fで3@洗浄し
た。
生成したCMHECのヒドロキシエチル置換度MS=1
.86、カルボキシメチル置換度DS=0.61.1%
水溶液の透明度は70011111以上、1%水溶液粘
度は9220PI9 、 4%食塩水溶液に溶解した時
の1%溶液透明度は350mttrであシ、耐塩水性に
優れていた。
.86、カルボキシメチル置換度DS=0.61.1%
水溶液の透明度は70011111以上、1%水溶液粘
度は9220PI9 、 4%食塩水溶液に溶解した時
の1%溶液透明度は350mttrであシ、耐塩水性に
優れていた。
Claims (1)
- セルロースに対し、8〜15重量倍の第3級ブタノール
と水の混合媒体と、セルロースのグルコース残基あたり
1.0〜1.5モル倍のカセイソーダを使用し、第3級
ブタノールと水とカセイソーダの5成分の混合系での相
平衡における下層のカセイソーダ濃度が23〜33重量
%となる組成でセルロースを処理してアルカリセルロー
スとした後、これをカルボキシアルキル化及びヒドロキ
シアルキル化することを特徴とするカルボキシアルキル
ヒドロキシアルキルセルロースの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11373085A JPS61271301A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロ−スの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11373085A JPS61271301A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロ−スの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61271301A true JPS61271301A (ja) | 1986-12-01 |
JPH0475921B2 JPH0475921B2 (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=14619682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11373085A Granted JPS61271301A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロ−スの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61271301A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001114801A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 耐塩水性に優れたカルボキシメチルセルロースアルカリ金属塩の製造法 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP11373085A patent/JPS61271301A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001114801A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 耐塩水性に優れたカルボキシメチルセルロースアルカリ金属塩の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0475921B2 (ja) | 1992-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |