JPS61271216A - 抗腫瘍剤 - Google Patents
抗腫瘍剤Info
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- JPS61271216A JPS61271216A JP11382485A JP11382485A JPS61271216A JP S61271216 A JPS61271216 A JP S61271216A JP 11382485 A JP11382485 A JP 11382485A JP 11382485 A JP11382485 A JP 11382485A JP S61271216 A JPS61271216 A JP S61271216A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は抗腫瘍剤に関する。
(発明の構成)
本発明者等は種々の植物中に含まれる生理活性物質を探
索し、それらの薬効について検討中のところ、さきに、
ヒノキ科の植物であるシップヒバ中に存在するビシ7エ
リン酸およびそのアルキル誘導体が抗腫瘍作用を示すこ
とを知った。本発明者等は上記の知見に基づいて更に研
究の結果、上記物質以外の種々のビシフェリン醗誘導体
が類似の効果を奏することを知り本発明を達成し友もの
である。
索し、それらの薬効について検討中のところ、さきに、
ヒノキ科の植物であるシップヒバ中に存在するビシ7エ
リン酸およびそのアルキル誘導体が抗腫瘍作用を示すこ
とを知った。本発明者等は上記の知見に基づいて更に研
究の結果、上記物質以外の種々のビシフェリン醗誘導体
が類似の効果を奏することを知り本発明を達成し友もの
である。
すなわち、本発明の要旨は、〔1ン式
%式%
(式中Xはヒドロキシメチル基、ホルミル基、アセトキ
シメチル基、メトキシメチル基、アルキル基又はカルボ
キシル基を示し、Yはヒドロキシル基又はアシロキシ基
を示す。ただし、Xがカルボキシル基のときYはアシロ
キシ基を示す。) で表わされるジテルペンを有効成分とする抗腫瘍剤に存
する。
シメチル基、メトキシメチル基、アルキル基又はカルボ
キシル基を示し、Yはヒドロキシル基又はアシロキシ基
を示す。ただし、Xがカルボキシル基のときYはアシロ
キシ基を示す。) で表わされるジテルペンを有効成分とする抗腫瘍剤に存
する。
本発明の詳細な説明するに、本発明の有効成分であるジ
テルペンとしては、前示〔1〕式におけるXが、ヒドロ
キシメチル基、アルデヒド基、アセトキシメチル基、メ
トキシメチル基、C数が7〜70%にl〜乙のアルキル
基又はカルボキシル基でおり、また、Yがヒドロキシル
基又はアシロキシ基[−00OR’(RはC数が/〜1
0特に/−4のアルキル基〕〕である種々のが挙げられ
る。なお、Xがカルボキシル基のときYはアシロキシ基
のみを示す。
テルペンとしては、前示〔1〕式におけるXが、ヒドロ
キシメチル基、アルデヒド基、アセトキシメチル基、メ
トキシメチル基、C数が7〜70%にl〜乙のアルキル
基又はカルボキシル基でおり、また、Yがヒドロキシル
基又はアシロキシ基[−00OR’(RはC数が/〜1
0特に/−4のアルキル基〕〕である種々のが挙げられ
る。なお、Xがカルボキシル基のときYはアシロキシ基
のみを示す。
これらの化合物は、例えば、次のようにして製造される
。
。
即ち、後記実施例に記載するように、前記[1]式にお
いて、Xがヒドロキシメチル基で、Yがヒドロキシル基
の化合物lは、Xがメトキシカルボニル基で、Yがヒド
ロキシル基であるメチルピシフェレートを、リチウムア
ルミニウムハイトライがヒドロキシル基の化合物2は、
化合物1をジョーンズ(Jones )試薬で酸化して
製造される。
いて、Xがヒドロキシメチル基で、Yがヒドロキシル基
の化合物lは、Xがメトキシカルボニル基で、Yがヒド
ロキシル基であるメチルピシフェレートを、リチウムア
ルミニウムハイトライがヒドロキシル基の化合物2は、
化合物1をジョーンズ(Jones )試薬で酸化して
製造される。
また、[1]式において、Xがメチル基で、Yがヒドロ
キシル基の化合物3は、化合物2に無水ヒドラジンを反
応させた後、苛性カリで還元することによって得られる
。
キシル基の化合物3は、化合物2に無水ヒドラジンを反
応させた後、苛性カリで還元することによって得られる
。
更に、[1コ式において、Xがアセトキシメチル基で、
Yがヒドロキシル基の化合物4は、メチルビシフエレー
トにジヒドロビランを反応させてヒドロキシル基をテト
ラヒドロピラニル基で保護した後、還元してメトキシカ
ルボニル基をヒドロキシメチル基に変え(中間体)、次
いで無水酢酸でアセチル化してヒドロキシメチル基をア
セトキシメチル基に変えた後、テトラヒドロピラニル基
を加水分解することによって製造される。
Yがヒドロキシル基の化合物4は、メチルビシフエレー
トにジヒドロビランを反応させてヒドロキシル基をテト
ラヒドロピラニル基で保護した後、還元してメトキシカ
ルボニル基をヒドロキシメチル基に変え(中間体)、次
いで無水酢酸でアセチル化してヒドロキシメチル基をア
セトキシメチル基に変えた後、テトラヒドロピラニル基
を加水分解することによって製造される。
また、[1コ式においてXがメトキシメチル基で、Yが
ヒドロキシル基の化合物5は、化合物4製造時の前記中
間体のヒドロキシメチル基をヨウ化メチルでメチル化し
た後、テトラヒドロピラニル基を加水分解することによ
って得られる。
ヒドロキシル基の化合物5は、化合物4製造時の前記中
間体のヒドロキシメチル基をヨウ化メチルでメチル化し
た後、テトラヒドロピラニル基を加水分解することによ
って得られる。
更に、前記[11式において、Xがアルキル基で、Yが
ヒドロキシル基の化合物6〜10は、前記化合物2のヒ
ドロキシル基をテトラヒドロピラニル基で保護した後、
アルキルトリフェニルホスホニウムブロマイド又はイオ
ダイド(アルキルイオダイドとトリフェニルホスフィン
から得られる)と反応[ビテイッヒ(Wittig)反
応コさせ、得られた縮合物のテトラヒドロピラニル基を
除去した後、接触還元(Pd−C触媒使用)することに
よって製造される。
ヒドロキシル基の化合物6〜10は、前記化合物2のヒ
ドロキシル基をテトラヒドロピラニル基で保護した後、
アルキルトリフェニルホスホニウムブロマイド又はイオ
ダイド(アルキルイオダイドとトリフェニルホスフィン
から得られる)と反応[ビテイッヒ(Wittig)反
応コさせ、得られた縮合物のテトラヒドロピラニル基を
除去した後、接触還元(Pd−C触媒使用)することに
よって製造される。
なお、[1]式におけるYがアシロキシ基である化合物
11〜19は、Xがヒドロキシメチル基である場合(化
合物11)を除き、Yがヒドロキシル基である相当する
化合物を、夫々無水酢酸、無水プロピオン酸等の無水脂
肪族カルボン酸でアシル化することにより得られる。
11〜19は、Xがヒドロキシメチル基である場合(化
合物11)を除き、Yがヒドロキシル基である相当する
化合物を、夫々無水酢酸、無水プロピオン酸等の無水脂
肪族カルボン酸でアシル化することにより得られる。
Xがヒドロキシメチル基で、Yがアセトキシ基ヒドロキ
シメチル基に還元すればよい。
シメチル基に還元すればよい。
(発明の効果)
これらのジテルペンは、後記実施例に示すように、ヒー
ラ(HeLa)細胞(ヒト子宮頚癌組織から分離された
細胞株)に対し優れた細胞増殖阻止作用を示し、抗腫瘍
剤として有用である。
ラ(HeLa)細胞(ヒト子宮頚癌組織から分離された
細胞株)に対し優れた細胞増殖阻止作用を示し、抗腫瘍
剤として有用である。
抗腫瘍剤として用いる場合、静脈内注射、皮下注射、経
口カプセル等の方法で投与され、投与量は、成人に対し
、水溶剤(注IJ′J)では、5〜100mg/kg体
重、経口剤では、20〜500 mg/kg体重の範囲
である。注射、点滴用製剤とするときは、単位投与量ア
ンプルあるいは添加防腐剤と共に多投4量容器中に提供
される。この製剤は、懸濁液・溶液・油性又は水性ビヒ
クル中の乳液のような形態であってよく、グルコース、
ゼラチンのような懸濁液、レシチン、リノール酸のよう
な安定化剤、アーモンド油、ココナツト油のような非水
性ビヒクル、p−ヒドロキシ安息香酸メチルのような防
腐剤を含んでいてもよい。
口カプセル等の方法で投与され、投与量は、成人に対し
、水溶剤(注IJ′J)では、5〜100mg/kg体
重、経口剤では、20〜500 mg/kg体重の範囲
である。注射、点滴用製剤とするときは、単位投与量ア
ンプルあるいは添加防腐剤と共に多投4量容器中に提供
される。この製剤は、懸濁液・溶液・油性又は水性ビヒ
クル中の乳液のような形態であってよく、グルコース、
ゼラチンのような懸濁液、レシチン、リノール酸のよう
な安定化剤、アーモンド油、ココナツト油のような非水
性ビヒクル、p−ヒドロキシ安息香酸メチルのような防
腐剤を含んでいてもよい。
本発明の抗腫瘍剤を経口投与製剤とするには、カプセル
のような腸管からの吸収に好適な形態で提供されること
が好ましい、カプセルでは、ゼラチンのような結合剤、
乳糖のような賦形剤、ステアリン酸マグネシウムのよう
な安定剤、馬鈴薯澱粉のような崩壊剤を含有させること
ができる。また、シクロデキストリンのような包接剤に
よる包接化合物とし、更に該包接化合物をアクリル酸メ
チル・メタアクリル酸共重合体のような腸溶性皮膜形成
物質を用いて皮膜を施すことができる。製剤化の方法は
、注射、点滴用製剤、経口投与用製剤のいずれの場合に
おいても常法でよい。
のような腸管からの吸収に好適な形態で提供されること
が好ましい、カプセルでは、ゼラチンのような結合剤、
乳糖のような賦形剤、ステアリン酸マグネシウムのよう
な安定剤、馬鈴薯澱粉のような崩壊剤を含有させること
ができる。また、シクロデキストリンのような包接剤に
よる包接化合物とし、更に該包接化合物をアクリル酸メ
チル・メタアクリル酸共重合体のような腸溶性皮膜形成
物質を用いて皮膜を施すことができる。製剤化の方法は
、注射、点滴用製剤、経口投与用製剤のいずれの場合に
おいても常法でよい。
(*施例)
以下本発明を実施例について更に詳細に説明する。
ヒーラ細胞増殖抑制試験
下記の表1に示す試料化合物をジメチルスルホキシドに
溶解し、これを5z仔牛血清を加えたイーグルMEM培
地で所定濃度に希釈し、96穴のマイクロプレートに1
00μl/穴で分注した。
溶解し、これを5z仔牛血清を加えたイーグルMEM培
地で所定濃度に希釈し、96穴のマイクロプレートに1
00μl/穴で分注した。
えた。
これを炭酸ガス雰囲気下、37℃で4日間培養した後ゲ
ンチアナバイオレット染色液でマイクロプレートの底に
付着増殖したヒーラ細胞を染色した。
ンチアナバイオレット染色液でマイクロプレートの底に
付着増殖したヒーラ細胞を染色した。
水で過剰の染色液を洗浄後、染色されたヒーラ細胞の色
素をエタノール(100μm7穴)で溶出し、その濃度
を分光光度計で測定した。
素をエタノール(100μm7穴)で溶出し、その濃度
を分光光度計で測定した。
細胞数と染色された色素の量は比例するので、上記で測
定した試料の各濃度に対する色素濃度をプロットし、こ
のグラフから対照(試料化合物が無い場合)におけるヒ
ーラ細胞の数(100!とする)の50Xに相当する試
料化合物の濃度をE D、oとして求めた。その結果を
表1に示した。
定した試料の各濃度に対する色素濃度をプロットし、こ
のグラフから対照(試料化合物が無い場合)におけるヒ
ーラ細胞の数(100!とする)の50Xに相当する試
料化合物の濃度をE D、oとして求めた。その結果を
表1に示した。
表1
参考のため上記実施例に用いた化合物の製法を以下に例
示する。
示する。
[il造例コ
化合物1の製造
アルゴン気流中で、無水エーテル10 mlにリチウム
アルミニウムハイドライド 127IIIgを懸濁させ
、これにメチルビシフニレ−)276mgの無水エーテ
ル溶液51を0℃で滴加した。室温で20時間攪拌した
後、少量の水を加えて過剰の試薬を分解した。反応液を
エーテル中に注入し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧上濃縮した。得られた残渣を分取
浦和クロマトグラフィー(シリカゲル60−使用、以下
同様、n−へキサン:アセトン= 7:3)に付して、
258 ngの化合物lを得た。
アルミニウムハイドライド 127IIIgを懸濁させ
、これにメチルビシフニレ−)276mgの無水エーテ
ル溶液51を0℃で滴加した。室温で20時間攪拌した
後、少量の水を加えて過剰の試薬を分解した。反応液を
エーテル中に注入し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧上濃縮した。得られた残渣を分取
浦和クロマトグラフィー(シリカゲル60−使用、以下
同様、n−へキサン:アセトン= 7:3)に付して、
258 ngの化合物lを得た。
化合物2の製造
35 mgの上記化合物1をアセトン 11に溶解し0
℃でジョーンズ試薬2滴を加えて数分間攪拌した。反応
液を飽和食塩水中に注入し、クロロホルムで抽出した。
℃でジョーンズ試薬2滴を加えて数分間攪拌した。反応
液を飽和食塩水中に注入し、クロロホルムで抽出した。
クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧上濃縮した。得られた残渣を分取4相
クロマトグラフィー(n−へキサン:アセトン=85:
15)に付して、22 Bの化合物2を得た。
ムで乾燥し、減圧上濃縮した。得られた残渣を分取4相
クロマトグラフィー(n−へキサン:アセトン=85:
15)に付して、22 Bの化合物2を得た。
化合物3の製造
140 mgの上記化合物2に、トリエチレングリコー
ル51.無水ヒドラジン2.4 ml 、ヒドラジンニ
塩酸塩500 mgを加え、140℃で14時間攪拌し
た0反応液を室温まで 冷却した後、苛性カリ顆粒2.6gを加えて150℃で
2時間、150〜200℃で2時間、更に210℃で3
時間攪拌した。反応液を飽和食塩水中に注入し、n−ヘ
キサンで抽出し、n−ヘキサン層を硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧上濃縮した。得られた残渣を分取4相クロ
マトグラフィー(n −ヘキサン:アセトン=9:l
)に付して、103閤8の化合物3を得た。
ル51.無水ヒドラジン2.4 ml 、ヒドラジンニ
塩酸塩500 mgを加え、140℃で14時間攪拌し
た0反応液を室温まで 冷却した後、苛性カリ顆粒2.6gを加えて150℃で
2時間、150〜200℃で2時間、更に210℃で3
時間攪拌した。反応液を飽和食塩水中に注入し、n−ヘ
キサンで抽出し、n−ヘキサン層を硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧上濃縮した。得られた残渣を分取4相クロ
マトグラフィー(n −ヘキサン:アセトン=9:l
)に付して、103閤8の化合物3を得た。
化合物4の製造
メチルビシフエレート 180 mgの無水塩化メチレ
ンl澄5mlに、ジヒドロビラン200 rag
及びピリジニウムp−)ルエンスルフォネート 13.
6mgを加え、室温で6時間攪拌した。反応液をエーテ
ル中に注入し、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧上濃縮した。
ンl澄5mlに、ジヒドロビラン200 rag
及びピリジニウムp−)ルエンスルフォネート 13.
6mgを加え、室温で6時間攪拌した。反応液をエーテ
ル中に注入し、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧上濃縮した。
得られた残tl!、 225 mgを無水エーテル31
に溶解した溶液を、アルゴン気流中、0℃でリチウムア
ルミニウムハイドライド83 Bの無水エーテル懸濁液
S n+1中に滴加し、室温で13時間攪拌した。少量
の水を加えて過剰の試薬を分解した後、反応液をエーテ
ル中に注入し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧上濃縮した。
に溶解した溶液を、アルゴン気流中、0℃でリチウムア
ルミニウムハイドライド83 Bの無水エーテル懸濁液
S n+1中に滴加し、室温で13時間攪拌した。少量
の水を加えて過剰の試薬を分解した後、反応液をエーテ
ル中に注入し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧上濃縮した。
得られた残渣を分取4相クロマトグラフィー(n−へキ
サン:アセトン=75:25)に付して210 mgの
化合物([1コ式に於いて、Xがヒドロキシメチル基で
、Yがテトラヒドロピラニロオキシ基の化合物)を得た
。
サン:アセトン=75:25)に付して210 mgの
化合物([1コ式に於いて、Xがヒドロキシメチル基で
、Yがテトラヒドロピラニロオキシ基の化合物)を得た
。
上記吠得た化合物54 Bに、ピリジン0.5 it及
び無水酢酸0.5 mlを加え、室温で15時間放置し
た後、反応液を氷水中に 注入し、クロロホルムで抽出
した。クロロホルム層を5z塩酸、5X炭酸水素ナトリ
ウム及び飽和食塩水で順欧洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧上濃縮した。
び無水酢酸0.5 mlを加え、室温で15時間放置し
た後、反応液を氷水中に 注入し、クロロホルムで抽出
した。クロロホルム層を5z塩酸、5X炭酸水素ナトリ
ウム及び飽和食塩水で順欧洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧上濃縮した。
得られた残渣60 mgをエタノール21に溶解し、ピ
リジニウムロートルエンスルフォネート4IIIgを加
え、55℃で3時閏攪拌した。反応液を減圧上濃縮して
得た残渣を分取浦和クロマトグラフィー(n−ヘキサン
:アセトン=85;15)に付し47m8の化合物4を
得た。
リジニウムロートルエンスルフォネート4IIIgを加
え、55℃で3時閏攪拌した。反応液を減圧上濃縮して
得た残渣を分取浦和クロマトグラフィー(n−ヘキサン
:アセトン=85;15)に付し47m8の化合物4を
得た。
化合物5の製造
水素化ナトリウム20 Iigを含む5 mlの無水テ
トラヒドロフラン懸濁液に、アルゴン気流中45℃でヨ
ウ化メチル 191 mgを加え、次いでこれに、前記
化合物3製造の中間体である、[1コ式におけるXがヒ
ドロキシメチル基でYがテトラヒドロビラニロオキシ基
の化合物104 Bを含む無水テトラヒドロフラン31
の溶液を滴加した。45℃で12時間攪拌後、水で過剰
の試薬を分解し、水中に注入し、クロロフォルムで抽出
した。
トラヒドロフラン懸濁液に、アルゴン気流中45℃でヨ
ウ化メチル 191 mgを加え、次いでこれに、前記
化合物3製造の中間体である、[1コ式におけるXがヒ
ドロキシメチル基でYがテトラヒドロビラニロオキシ基
の化合物104 Bを含む無水テトラヒドロフラン31
の溶液を滴加した。45℃で12時間攪拌後、水で過剰
の試薬を分解し、水中に注入し、クロロフォルムで抽出
した。
クロロフォルム層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧上濃縮し、残渣を分取薄層クロマト
グラフィー(n−へキサン:アセトン= 9 : 1)
に付して48 BOXがメトキシメチル基でYがヒドロ
キシル基の化合物を得た。
ウムで乾燥し、減圧上濃縮し、残渣を分取薄層クロマト
グラフィー(n−へキサン:アセトン= 9 : 1)
に付して48 BOXがメトキシメチル基でYがヒドロ
キシル基の化合物を得た。
化合物7の製造
84 regのエチルトリフェニルホスホニウムブロマ
イドを !、51の無水テトラヒドロフランに懸濁させ
、アルゴン気流下、−25℃でn−ブチルリチウムのヘ
キサン溶液(1,6M )を155μm加えた。
イドを !、51の無水テトラヒドロフランに懸濁させ
、アルゴン気流下、−25℃でn−ブチルリチウムのヘ
キサン溶液(1,6M )を155μm加えた。
次いで、室温で30分間攪拌した後、前記化合物2のヒ
ドロキシル基をテトラヒドロピラニル基で保護した化合
物58 ragの無水テトラヒドロフラン溶液1.51
を一25℃で加え、室温で4時間攪拌した後、反応液を
飽和食塩水中に注ぎエーテルで抽出した。エーテル抽出
液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧上濃縮した。
ドロキシル基をテトラヒドロピラニル基で保護した化合
物58 ragの無水テトラヒドロフラン溶液1.51
を一25℃で加え、室温で4時間攪拌した後、反応液を
飽和食塩水中に注ぎエーテルで抽出した。エーテル抽出
液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧上濃縮した。
得られた残渣を、分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘ
キサン:アセトン= 98:2 )に付し、縮合物50
ragを得た。この 縮合物を 11のエタノールに
溶かし、ピリジニウムp−1ルエンスルフオネー)3m
gを加え、55℃で3時間攪拌した。
キサン:アセトン= 98:2 )に付し、縮合物50
ragを得た。この 縮合物を 11のエタノールに
溶かし、ピリジニウムp−1ルエンスルフオネー)3m
gを加え、55℃で3時間攪拌した。
反応液を濃縮後、残渣を分取薄層クロマトグラフィー(
n−ヘキサン:アセトン=95:5)に付して得られた
化合物36 tagを酢酸エチルエステル1.51に溶
かし、20 mgの10$Pd−Cを加え、室温で水素
気流下13時間攪拌した。触媒を吸引濾去した後、濾液
を減圧上濃縮して得られた残渣を分取薄層クロマトグラ
フィー(n−へキサン:アセトン= 9 :1 )に付
し、37 mgの化合物7を得た。
n−ヘキサン:アセトン=95:5)に付して得られた
化合物36 tagを酢酸エチルエステル1.51に溶
かし、20 mgの10$Pd−Cを加え、室温で水素
気流下13時間攪拌した。触媒を吸引濾去した後、濾液
を減圧上濃縮して得られた残渣を分取薄層クロマトグラ
フィー(n−へキサン:アセトン= 9 :1 )に付
し、37 mgの化合物7を得た。
なお、化合物6及び化合物8〜10も上記と同様の方法
で得られた。
で得られた。
化合物19の製造
32 mgのとシフニリン酸を0.15 mlの無水ピ
リリンに溶かし、29μmの無水吉草酸を加えて室温で
4時間放置した後、反応液を氷水中に注ぎ、クロロホル
ムで抽出した。クロロホルム層を5z塩酸、5z炭酸水
素ナトリウム及び飽和食塩水で順次洗浄した後、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧上濃縮した。得られた残渣を
分取薄層クロマトグラフィー(n−へキサン:アセトン
= 9:1)に付し24 mgの化合物19を得た。
リリンに溶かし、29μmの無水吉草酸を加えて室温で
4時間放置した後、反応液を氷水中に注ぎ、クロロホル
ムで抽出した。クロロホルム層を5z塩酸、5z炭酸水
素ナトリウム及び飽和食塩水で順次洗浄した後、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧上濃縮した。得られた残渣を
分取薄層クロマトグラフィー(n−へキサン:アセトン
= 9:1)に付し24 mgの化合物19を得た。
なお、化合物12〜18も上記と同様の方法で得られた
。
。
Yがアセトキシ基の化合物)25mgを 11のエタノ
ールに溶かし、0℃で2.8 mgの水素化ホウ素ナト
リウムを加え 1時間攪拌し、反応液をメタノール性希
釈酢酸で中和した後、飽和食塩水中に注ぎ、クロロホル
ムで抽出した。クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄後、
硫酸マグネシウムで乾燥し減圧上濃縮し、残渣を分取薄
層クロマトグラフィー(n−へキサン:アセトン=8:
2)に付し、23 mgの化合物11を得た。
ールに溶かし、0℃で2.8 mgの水素化ホウ素ナト
リウムを加え 1時間攪拌し、反応液をメタノール性希
釈酢酸で中和した後、飽和食塩水中に注ぎ、クロロホル
ムで抽出した。クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄後、
硫酸マグネシウムで乾燥し減圧上濃縮し、残渣を分取薄
層クロマトグラフィー(n−へキサン:アセトン=8:
2)に付し、23 mgの化合物11を得た。
Claims (1)
- (1)〔1〕式 ▲数式、化学式、表等があります▼−−−−−〔1〕 (式中Xはヒドロキシメチル基、ホルミル基、アセトキ
シメチル基、メトキシメチル基、アルキル基又はカルボ
キシル基を示し、Yはヒドロキシル基又はアシロキシ基
を示す。ただし、Xがカルボキシル基のときYはアシロ
キシ基を示す。) で表わされるジテルペンを有効成分とする抗腫瘍剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11382485A JPS61271216A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11382485A JPS61271216A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 抗腫瘍剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61271216A true JPS61271216A (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=14621963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11382485A Pending JPS61271216A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61271216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006328073A (ja) * | 1999-04-30 | 2006-12-07 | Pfizer Prod Inc | グルココルチコイド受容体モジュレーター |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP11382485A patent/JPS61271216A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006328073A (ja) * | 1999-04-30 | 2006-12-07 | Pfizer Prod Inc | グルココルチコイド受容体モジュレーター |
US7166593B2 (en) | 1999-04-30 | 2007-01-23 | Pfizer, Inc. | Glucocorticoid receptor modulators |
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