JPS61271192A - 船舶の船底座屈防止構造 - Google Patents

船舶の船底座屈防止構造

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JPS61271192A
JPS61271192A JP11310985A JP11310985A JPS61271192A JP S61271192 A JPS61271192 A JP S61271192A JP 11310985 A JP11310985 A JP 11310985A JP 11310985 A JP11310985 A JP 11310985A JP S61271192 A JPS61271192 A JP S61271192A
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JP
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curling
flat plate
buckling
hull
stiffeners
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JP11310985A
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Toru Oota
徹 太田
Hisashi Ito
久 伊藤
Masashi Matsumoto
松元 正志
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、船底外板等の船体パネルの座屈防止構造に関
する。
〔従来の技術及びその問題点〕
船体を構成する船底外板等は、第3図に示すように口、
ンジ(1)、トランス(2Jで区切られた細長平板(3
〕(アスペクト比3程度)の集合であると考えられる。
このような平板(3]は、第4図(a)に示すように縦
方向に荷重(P)が作用する場合には大きな座屈強度を
有しており、船体の縦曲げモーメントなどにより高い応
力が発生する箇所(例えば船底外板、上甲板等)では通
常このようなパネル形状となるよう設計されている。
しかしながら、二重底構造の船底外板では、船側部と横
隔壁で囲まれた大パネルが水圧等を受けて曲げられるた
め、船の幅方向に圧縮応力が作用する。このような応力
は、第4図G))に示すように細長平板(3)に対して
作用するが、細長平板(3]はこのような応力に対して
は幅広平板とみなすことができる。幅広平板は座屈強度
が非常に低く、このため従来、船底外板等ではこのよう
な横方向の圧縮応力が作用しても座屈を生じないよう、
第5図(a)(b)に示すようにカーリング(4)(防
撓材)を配置するのが一般的である◎しかし、このよう
にロンジ間のすべての平板部にカーリングを配設するこ
とは建造工数を著しく増加させ、また船体重量を増大さ
せる結果にもなる◎ 〔問題を解決するための手段〕 本発明者はこのような事情に鑑み船体パネルの座屈防止
構造について検討を重ねたものであり、この結果、隣接
する平板部間でカーリングを連続的に設ける従来構造に
対し、カーリングを例えば1つおきの平板部に設ける等
、隣接する平板部間で不連続的に設けることにより、少
ないカーリング材でしかも従来構造に劣らない座屈強度
が確保できることを見い出した。またこのようにカーリ
ングを断続的に設けることにより、カーリングをラグエ
ンドとする必要性がなくなり、常にスニップエンドとす
ることができる。
すなわち本発明の特徴は、平板に配置固着されたロンジ
または桁材若しくはステフナ間にカーリングを配設して
なる構造において、カーリングをロンジまたは桁材若し
くはスチフナで仕切られる隣接平板部間で不連続に設け
、且つ各カーリングの両端をスニップエンドとすること
番こある。
〔実施例〕
第1図(a) (b)及び第2図(a) (b)はそれ
ぞれ本発明を船底外板(5)の構造に適用した場合の一
実細長平板(3ン(平板部)に対し、カーリング(4)
を1つおきの平板に設けたものである。この構造は第5
図(a)に示す従来構造に対応し、これとほぼ同等の座
屈強度を確保することができる。
また第2図は並列的な複数の平板(3)に対し、カーリ
ング(4)を千鳥状に配設したものである。
この構造は第5図(b)に示す従来構造と対応するもの
であり、この従来構造に対し半数の力IJング材である
にもかかわらず上記従来構造に近い座屈強度が得られる
魯 上記構造では、いずれもカーリング(4)の端部(41
)はスニップエンドとされる。第5図(&)(b)に示
すような従来構造では、カーリング(4ンが並列的な複
数の平板(3)間で連続的に配役され、船幅方向で言わ
ば連続部材となるため。
カーリングの両端をラグエンドとする意味が出てくる。
しかし、本発明構造ではカーリング(4)が不連続的(
断続的)に設けられ、上記したような意味での連続部材
ではないため、ラグエンドとする意味が全くなく、この
ため常にスニップエンドとすることができる。
次に本発明構造の座屈強度解析を行った結果について説
明する。
第6図(a)〜(C)は座屈強度解析の対象とした船底
外板構造を示す。いずれもアスペクト比3の平板部から
なるもので、このうち(a)は無補強の場合、(b)は
従来構造、(e)は本発明構造を示し、これら板には2
方向から圧縮圧力σ1゜六が作用する。第8図はこれら
各構造の座屈強度(座屈相関曲線)を示すもので、この
図は相関曲線よりも下側にあるような応力レベル(L1
σT)では座屈せず、それよりも上側にあるような応力
レベルで座屈することを示している。これによれば、第
6図(a)の無補強の構造では実線の座屈相関曲線で示
される応方値で座屈するが、カーリング(4)を連続的
に配設する第6図(b)に示す従来構造では、破線で示
す座屈相関曲線が得られ、カーリング(4)により明ら
かに座屈強度が上がっている。これに対し第6図(e)
に示す本発明構造でも、はぼ破線で示す座屈相関曲線が
得られ、第6図Φ)に示す従来構造と同等の座屈強度が
得られることが判る。
また第7図(a)及び[有])は座屈強度解析の対象と
した他の構造であり、同図(a)は従来構造、伽)は本
発明構造を示す。第9図はこれらの座屈相関曲線を示す
もので、第7図(b)に示す本発明の構造では、従来構
造はどではないがその半数のカーリング材しか使用して
いないにもかかわらず、第6図(b)に示す従来構造の
ものに較べても高い座屈強度が得られていることが判る
本発明の構造では1以上のような優れた座屈強度が得ら
れるだけでなく、平板に作用する応力のカーリングへの
流入量が少な(、シたがってカーリングの疲労亀裂等の
発生が抑えられる。
すなわち、第5図(a) (b)に示す従来構造におい
て、カーリング(4ンの両端をスニップエンドにした場
合とラグエンドにした場合について考えると、まず第1
θ図[株])に示すようなスニップエンドとした場合、
カーリング(4)は船幅方向において連続部材であると
みなすことができるため、平板に作用している応力が必
然的にカーリング(4)にも大きく流入し、このため○
印の箇所に応力集中を生じ、疲労亀裂が生じ易くなる。
一方、第10図(b)に示すようにカーリング(4)の
両端をラグエンドにした場合でも、カーリング(4)は
連続部材となるため○印の箇所に応力集中を生じ疲労亀
裂が生じ易くなる。
これに対し、本発明構造では、カーリング(4)は隣接
する平板部間で不連続に配設されるため、上述したよう
な船幅方向での連続部材ではなく、このため板に作用す
る応力の流入量は上記従来構造に較べ極く小さいものと
なる。したがって応力集中が少なく、疲労亀裂の発生が
適切に抑えられる。
なお、カーリング(4)をラグエンドとした場合には、
カーリングとロンジの溶接を適切に行うためには両者の
隙間が2日程度以内であることが要求されるが、ロンジ
の取付精度やカーリングの形状精度が良くないと、溶接
が適切に行えなかったり、カーリングどうしが目違いを
おこすことlこなる。これを防止するためには1例えば
カーリングの長さを現場寸法に合わせる等の作業を行う
必要があるが、このような作業を行うことは実際上困難
であり、したがって溶接不良や目違いを生じるおそれが
多分にある。本発明構造ではこのような問題を生じるラ
グエンドを全く不要とするものである。
本発明の構造は船底外板、内底板に限らず船体を構成す
るあらゆる平板の補強構造として適用できることは言う
までもない。例えば、トップサイドタンク内壁の上下方
向lζは補強用のスチフナが設けられるが、このスチフ
ナに仕切られる隣接平板の補強構造にも本発明を適用で
きる。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、船体平板を少ないカーリン
グ材により適切に補強することができ、船体娯造におい
てその作業工数を従来に較べ著しく減少させ、しかも船
体重量の軽減化を図ることができ、これにより船体建造
コストを従来に較べ低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(&)及び伽)は本発明を船底外板構造に適用し
た場合の一実施例を示すもので、第1図(a)は平面図
、第1図缶)は第1図(a)中B−B線に沿う断面図で
ある。第2図(JL)及び(b)は本発明を船底外板構
造に適用した場合の他の実施例を示すもので、第2図(
a)は平面図、第2図缶)は第2図(a)中B−Blf
iAに沿う断面図である。第3図は平板、ロンジ及びト
ランスからなる船底構造を示す平面図である0第4図(
a)及びΦ)は船底外板が受ける圧縮応力を示す説明図
である。第5図(a)及び(b)はそれぞれ従来の船底
外板構造を示す平面図である。第6図(a)ないしくc
)は座屈強度解析の対象とした船底外板構造を示すもの
で、第6図(a月才無補強の場合、第6図缶)は従来構
造、第6図(c)は本発明構造をそれぞれ示している。 第7図(a)及び(b)は座屈強度解析の対象とした他
の船底外板構造を示すもので、第7図(a)は従来構造
、第7図缶)は本発明構造をそれぞれ示している。第8
図は第6図(a)ないしΦ)の各構造の座屈強度解析に
よって得られた座屈相関曲線を示すものである。第9図
は第6図(a)及び第7図(a)及びの)の各構造の座
屈強度解析によって得られた座屈相関曲線を示すもので
ある。第】0図(a)及び中)はそれぞれ従来構造にお
ける応力集中部を示す説明図である。 図において、(1)はロンジ、(2)はトランス、(3
)は細長平板、(4)はカーリング、(41)は端部で
ある。 特許出願人  日本鋼管株式会社 発  明  者   太   1)       撤回
         伊   藤       大同  
      松   元   正   志代理人弁理士
   吉   原   省   三同  同     
高   橋        清同  弁護士   吉 
  原   弘   子第  3  図       
  第  4 図第  5  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 平板に配置固着されたロンジまたは桁材 若しくはスチフナ間にカーリングを配設し てなる構造において、カーリングを、ロン ジまたは桁材若しくはスチフナで仕切られ る隣接平板部間で不連続に設け、且つ各カ ーリングの両端をスニップエンドとするこ とを特徴とする船舶の座屈防止構造。
JP11310985A 1985-05-28 1985-05-28 船舶の船底座屈防止構造 Granted JPS61271192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11310985A JPS61271192A (ja) 1985-05-28 1985-05-28 船舶の船底座屈防止構造

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JP11310985A JPS61271192A (ja) 1985-05-28 1985-05-28 船舶の船底座屈防止構造

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Publication Number Publication Date
JPS61271192A true JPS61271192A (ja) 1986-12-01
JPH0547439B2 JPH0547439B2 (ja) 1993-07-16

Family

ID=14603727

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013091338A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Ihi Marine United Inc 板骨構造及び建造物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57155183A (en) * 1981-03-18 1982-09-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Deflection proof construction of structural panel

Patent Citations (1)

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JP2013091338A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Ihi Marine United Inc 板骨構造及び建造物

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