JPS61270427A - 洗面台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、洗面台の新規なものを提供するものであり
、とくにカラン取付孔を３個としたものである。

従来から洗面台における蛇口取付部分には、給湯用のカ
ラン取付孔と給水用のカラン取付孔の２個が設けられて
いるのが普通である。これは蛇口での水温調整が水と湯
の２つに限られていたからである。

ところが最近、バーナーに点火した後の湯の温度上昇が
遅いのに着目して、従来の給湯用の湯とは別に、バーナ
ーに点火とほぼ同時に高温の熱湯を出すよう工夫した熱
湯供給用の給湯源が考えられている。

この発明は、この点に着目してなされたもので、洗面台
本体の洗面ボールの後方に位置して従来から設けられて
いる給水用と給湯用のカラン取付孔の他に、熱湯供給用
のカラン取付孔を穿設したものであり、そこに、従来か
らある給水管に連結する給水口近傍に設けた水量制御用
バルブおよびその操作ツマミと給湯管に連結する給湯口
近傍に設けた湯量制御用バルブおよびその操作ツマミと
の他に熱湯供給管に連結する熱湯供給口近傍に設けた熱
湯管制御用バルブおよびその操作ツマミを追加し、それ
らの３つの連結口とその制御バルブおよび操作ツマミを
有する湯水混合栓を設置したことを特徴とする洗面台を
提供するものである。

以下にこの発明の詳細について、図面に示した一実施例
にもとづいて説明する。洗面台本体（１）は、たとえば
鋼板を紋り加工によって成形し、表面をホウロウで仕上
げている。その中央部には略半円形状の開口縁を有する
略半球状の凹部から成る洗面ボウル（２）が形成され、
その洗面ボウルの底部中央には、排水口（３）が形成さ
れている。洗面台本体（１）の手前側にはフランジ（４
）があり、後方側にはやや隆起したカラン設置部（５）
が形成され、そのカラン設置部（５）の右側後方の鎖り
止め（６）には鎖（７）が連結され、その先端には排水
栓（８）が取着されている。

またカラン設置部（５）の近くの洗面ボール（２）の上
方部には水抜孔（９）が穿設されているカラン設置部（
５）には、第２図に示すように３つのカラン取付孔（１
０）（１１）（１２）が並列に配置形成されている。こ
の３個のカラン取付孔は、給水管もしくは給水口と給湯
管もしくは給湯口と熱湯供給管もしくは熱湯口の３つの
カランを取付けるためのもので、この図では、（１０）
が給湯用、（１１）が熱湯用、（１２）が給水用である
。

このカラン設置部には、第１図に示すような湯水混合栓
（１３）が設置されている。この湯水混合栓（１３）に
は湯量調整ツマミ（１５）と熱湯量調整ツマミ（１６）
と水量調整ツマミ（１７）の３つの操作ツマミが露出し
て設けられており、その各ツマミに対応して、栓（１３
）の内部配管内にはそれぞれ湯量制御バルブと熱湯量制
御バルブと水量制御バルブの３つの制御バルブが設けら
れ、操作ツマミの回転と同期して回動するようになって
いる。

第３図は、この湯水混合栓の他の実施例である洗面台の
給湯用カラン取付孔（１０）を貫通した給湯管（１８）
には、湯量調整ツマミ（１５）が設けられ、同様に熱湯
供給用カラン取付孔（１１）と給水用カラン取付孔（１
２）を貫通した熱湯供給管（１９）と給水管（２０）に
はそれぞれ熱湯量調整ツマミ（１６）と水量調整ツマミ
（１７）とか設けられ、それらの管はいずれも混合部（
２１）に連結され、また混合部（２１）には：ｌ！］整
ツマミ（２２）が設けられ、その他端に蛇口（１４）が
連結されている。

このように構成してなる洗面台を用いた場合におけるそ
の取扱い操作を説明する。湯量調整ツマミ（１５）を回
動することにより湯量制御バルブが問いて給湯管からの
お湯が蛇口（１４）から流出し、同様に熱湯量調整ツマ
ミ（１６）を回動することにより熱湯量制御バルブが開
いて熱湯が蛇口（１４）から流出し、また水量調整ツマ
ミ（１７）を回転することにより水が蛇口（１４）から
流出する。いずれのツマミにおいても回転量を多くする
ことによって制御バルブの開度が大きくなり流出する流
量が増大するようになっている。

したがって、作用に当っては、まず湯型調整ツマミ（１
５）をひねり蛇口（１４）から流出する湯の水温を測り
、温度が低い場合には熱湯量調整ツマミ（１６）を回転
して熱湯を蛇口（１４）に供給し、次第に水温が高くな
って、高温となった場合には水量調整ツマミ（１７）を
回転して水を加入注入せしめ、湯と熱湯と水とを適度に
混合させて水温調整をするものである。水温が安定して
きた場合は、当然、まず熱湯量調整ツマミ（１６）を閉
ざすことになる。

第３図の場合においては、流出する流量の全体量を調整
するための流出量調整ツマミ〈２２）が設けられている
ので蛇口からの流出量を制御できる。

このような湯水混合栓を用いた洗面台によって洗面台（
１）の洗面ボールに適量適温の湯を溜めるには、グサリ
（７）の先端についている排水栓（８）を排水口（３）
に差し込み排水口を閉鎖して行うが、水が満ばいになっ
た場合には洗面ボール（２）の上方に設けられた水抜穴
（９）から流出するので洗面台（１）の上方からあふれ
ることはない このように３つのカラン取り付は穴を有することを特徴
とする洗面台を用いることにより、従来のような２個の
場合においては、水量と湯ｌｋの２つだけの制御バルブ
とそのツマミの操作によって水温を調整するしかなかっ
たが、この発明ではもう１つ熱湯量供給用のカラン取り
付は穴を並列に設け、熱湯を蛇口（１４）に直接流出で
きるようにしたから、湯量調整ツマミ（１５）をひねっ
てから湯が出るまでに従来だとかなりの時間を要すると
いう欠点があったが、この発明の場合の熱湯量調整ツマ
ミ（１６）をひねることにより直ちに熱湯を供給するこ
とができるので、急いて湯を使いたい場合などにおいて
は極めて便利なものとなる。

なお、調整ツマミには図示してないが、ツマミの回転に
応じて開動する制御バルブがそれぞれ付いていることは
いうまでもない。

また、この実施例においては、給水管と給湯管と熱湯供
給管とをそれぞれパラレルにして混合部（２１）に供給
するようにしたが、必しもこれに限定されるものではな
く、例えば第４図に示すように給湯管と熱湯供給管とを
一体にし、１度あらかじめ混合してそれを混合部に注入
させるようにすることも含まれるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案の洗面台を用いたものに湯混合栓を
取り付けた状態を示す一実施例の説明用斜視図、 第２図は、上記斜視図において湯水混合栓を取り除いた
洗面台を示す平面図、 第３図は、湯水混合栓の他の実施例を示す説明用斜視図
、 第４図は、湯水混合栓の配管状態の一例を示す説明用図
面である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗面台本体の洗面ボールの後方に位置して給水口
   もしくは給水管用の孔と給湯口もしくは給湯管用の孔と
   熱湯口もしくは熱湯供給管用の孔の３個のカラン取付孔
   を相互に隣接して穿設して湯水混合栓の設置部を形成し
   たことを特徴とする洗面台。
2. （２）該設置部の湯水混合栓は、給水管に連結する給水
   口と給湯管に連結する給湯口と熱湯供給管に連結する熱
   湯供給口とを一体に設け、少なくとも給水口近傍と給湯
   口近傍と熱湯供給口近傍にそれぞれ水量制御用バルブお
   よびその操作ツマミと湯量制御用バルブおよびその操作
   ツマミと熱湯量制御用バルブおよびその操作ツマミを設
   けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の洗面
   台