JPS61267310A - 貫通型変流器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は貫通型変流器において、−次導体である電線
の任意の位置に固定することが可能な変流器の特に固定
具に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は例えば意ｌＩＩ：登録査号２９５３０３号公報
に示された従来の貫通型変流器を示す斜視図でめｐ（１
１は環状鉄心に二次導体を巻いたものをケース内に挿入
して構成された変流器、（２１はその変流器の中央部に
有し一次導体を通すための貫通孔５（３）は同変流器の
一部でもある脚部であり、後述する取付機等への固定を
容易にする為のネジ等が設けられている。（４）は同変
流器の環状部中央の貫通孔（２）に通した一次導体を示
す電線、（５）は上記変流器を取シｔ」けるための取付
はネジ、（６）は取付板である。

従来の貫通型変流器は上記のとおり構成され。

例えば電線（４）の異常電流を検知するために用いら扛
る変流器等の取付方法においては、まず最初に変流器Ｔ
ｌ）の脚部（３）を取付板（６）に取付ネジ（５）を用
いて固設する。次に、固定された変流器（１）の貫通孔
（２）に被検知対象物である電線（４）を通して行うも
のでおる。この場合、変流器（１）と電ｌＩＭ（４）の
間は特に何も挿入する必要がないが非磁性物質からなる
パツキン部材を設ける場合もある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の貫通型変流器（ＩＩにおいては通常
、配電盤等に組み込ま扛る場合が多く、配電盤内に設け
た取付板に固設さ扛る。一般に配電盤内Ｆ′ｉ谷種計器
地スイッチ、表示燈等と種々の電気部品が取り付けらし
ると共に各棟電線が配線され過密状態になっている。そ
こで、変流器（１１を固設するための取付板を取り付け
ることは狭い盤内でもあり、スペース的に非常にムダな
面が発生してしまう。又、変流器（１１の出力端子（出
力リード）の方向に自ずと限定されてしまう。さらに一
般には、変流器（１）を固設した俊に一次導体である電
線（４）を貫通孔（２）に通すのには非常に面倒な作業
となるなどの問題点があった。

この発明に、かかる問題点を解決するためになされたも
ので変流器の脚部（３）を省略し、−次導体である電線
（４）の任意の位置に容易に収り付けが可能な変流器を
提供することを目的とするものである。

また、加えて変流器ｆｉｌの脚部（３）を省略すること
により変流器全体をコンパクトにし、狭い配を盤内での
取付を容易にすることも目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、上記の目的な達成する為に一次導体である
電線（４）に直接固設してしまうと云う発想から発生し
たもので、その概念図を第３図に示す。

つまり、同定共（ＩＩによＶ変流器ｉｌｌを保持すると
共に固定具０１を′電線（４）に固設してしまう方式で
ある。

この発明は、竹にその固定具ＯＩの構造に要旨を有して
いるものである。

〔作用〕

この発明においては、−次導体である電線（４）に事前
に変流器＋１１及び固定具αＩを通しておき任意の位置
で容易に変流器（１）を固設することが出来る。

よって、自と変流器（１１を取付板（６）に取り付ける
と云う手数は省略出来る。

〔実施例〕

第１図は、この発明の要旨でもある貫通型変流器を電線
に保持するための固定共を示すもので。

右側ｆｆ１ｉ（ａ）　、左側部（ｋ））の正面図及び左
側部（ｂｌＯ側面崗（０）を示すものである。第２図は
貫通型変流器を固定具の胴部に挟込み左右一対の固定具
を嵌合し締結具で固設した時の正面図である。

図において、（１）は変流器、（４）は電線でちゃ、上
記にて説明した為、詳細は省略する。（ＩＩｋ′ｉ同定
具で、左、右側部（ａ）（１））で一対となり嵌合せる
ことによって、その役目を果すものであり、その構成は
左右対象となっている。以下その構成について詳細に説
明する。

（１１）は固定板で中央部に電線を通すための貫通孔＠
と、少なくとも外辺部の相対する位＃２ケ所に締結用孔
Ｑｌを有している。

又、固定板ａ０は軽くするため必要に応じて切欠き部０
４を設けである。Ｑ！９は上記固定板（ｌυの片側面で
、且つ貫通孔ａりを挾んで一方に設けである固定爪であ
る。この固定爪ａｌは内側がテーパ状で、　ｊｉｌｌｌ
注を有している。ｕｅｔｒｉその固定爪（へ）と反対側
に設けた移動爪で、外側がテーパ状になってお夛柔軟性
を有している。つまり、一方の固定具ａ０の固定爪０！
９でテーパ状に押し込むと移動爪−は貫通孔０を狭める
方向に変形する。ａＤニ締結具であり、非磁性体物質か
らなるボルト、ナツト又はワイヤー等である。なお、上
記固定具ｕ１も総てプラスチック材又はゴム材等の非磁
性体物質から構成されている。

以上のとおシ構成された固定具−で変流器（１１を取り
付ける場合には第２図で図示したとおりの状態になる。

まず、最初に電線（４）を右側固定具（ａ）の電線通し
穴である貫通孔６カに通し１次に変流器（１）を通し、
最後に又左側固定具（ｂ）を通してｔｍ（４）の任意の
位置で左右側固定具（ａ）（１））を寄せ、相方の固足
臭ＯＩを締結具０７１にて固設する。すると、変流器（
１１は電線（４）に強固に固定さ扛る。

つまり、左右側固定具（ａ）（ｂ）を嵌合させることに
よって、一方の固定爪０９が移動爪（ＩＱを電線（４）
に押し付けるように鋤き、もう一方も同様な働きを行う
ことによって相方の固定具ＯＩの移動爪Ｏｅが電線（４
）を固設してしまうためである。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、−次導体である電線に
同定具を用いることによって変流器を容易に固設するこ
とが出来るようになった為、配電盤内での敗付けけ容易
とな！ｌｌ取付位置、取付方回等の自由反が非常に大き
くなった。又、取付板の取付けも不要となったこと及び
変流器自体もコンパクトに出来るようになった仁となど
のことから配電盤内の省スペースの効果も奏することに
なった。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の要旨でもある変流器を固設するため
の固定具を示すもので、右側部（ａ）、左側部（ｂ）の
正面図及び左側部（ｂ）の側面図（ｃ）を示す。第２図
は変流器を挿入して左右一対の固定具を嵌合し電線に固
設した時の断面図。第３図はこの発明の概念を示すため
の斜視図、第４図は従来の貫通型変流器を示す斜視図で
ある。 図Ｖ（おいて、（１）は変流器、（４）は電線、　Ｑｌ
は固定共、　（１１）に固定板、Ｈに貫通孔、Ｑ（至）
は締結用孔、ａ騰は固矩爪、　（ｌ［９は移動爪、卸は
締結具である。なお各図中同一符号は同一か又は相当部
分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央に電線を通すための貫通孔を有し、少なくと
   も外辺部の相対する位置２ケ所に締結用孔を設けた固定
   板と、その固定板の片側面で且つ貫通孔を挾んで一方に
   内側がテーパ状になつている固定爪と、もう一方に外側
   がテーパ状になつている移動爪とによつて構成された固
   定具を左右一対とし、上記相方の固定具の間に環状の変
   流器を挟込み、固定板に設けたボルト穴を介し締結具に
   より固設することによつて、上記移動爪が固定爪に押さ
   れて貫通孔を狭める方向に働き、電線の任意の位置に固
   設可能なることを特徴とする貫通型変流器。
2. （２）上記固定具はプラスチック材又はゴム材等の非磁
   性体物質から構成されることを特徴とする特許請求の範
   囲第（１）項記載の貫通型変流器。
3. （３）上記締結具として非磁性体物質からなるボルト、
   ナット又はワイヤー等を用いたことを特徴とする特許請
   求の範囲第（１）〜第（２）項記載の貫通型変流器。