JPS61265589A - 船舶レ−ダの距離補正方法 - Google Patents
船舶レ−ダの距離補正方法Info
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- JPS61265589A JPS61265589A JP10705885A JP10705885A JPS61265589A JP S61265589 A JPS61265589 A JP S61265589A JP 10705885 A JP10705885 A JP 10705885A JP 10705885 A JP10705885 A JP 10705885A JP S61265589 A JPS61265589 A JP S61265589A
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- Japan
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- distance correction
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- distance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は船舶レーダの距離補正方法、特に、受信波の海
面反射成分を除去して、近距離にある目標物を検出でき
るようにした船舶レーダの距離補正方法に関するもので
ある。
面反射成分を除去して、近距離にある目標物を検出でき
るようにした船舶レーダの距離補正方法に関するもので
ある。
船舶レーダの受信波中の海面反射成分を除去するため、
従来は5TC(Sensitivity Time C
ontrol)。
従来は5TC(Sensitivity Time C
ontrol)。
CF A R(Constant False Ala
rm Rate)など、船舶レーダの受信感度により距
離補正を行う方法があった。
rm Rate)など、船舶レーダの受信感度により距
離補正を行う方法があった。
前者のSTC方法は、第4図の特性図(横軸が距離、縦
軸が感度)に示すように、近距離からの受信波に対する
ほど船舶レーダに含まれる受信器の受信感度を抑圧する
もので、抑圧の度合は操作員が設定する。このSTC方
法によれば、近距離はど強い受信波(海面反射信号)を
抑えることができる。しかし方位によって、受信特性の
異なる状況においては対応できず、また受信強度の時間
的変化がある場合は、その都度操作員が抑圧特性を調整
しなければならないという問題点がある。
軸が感度)に示すように、近距離からの受信波に対する
ほど船舶レーダに含まれる受信器の受信感度を抑圧する
もので、抑圧の度合は操作員が設定する。このSTC方
法によれば、近距離はど強い受信波(海面反射信号)を
抑えることができる。しかし方位によって、受信特性の
異なる状況においては対応できず、また受信強度の時間
的変化がある場合は、その都度操作員が抑圧特性を調整
しなければならないという問題点がある。
一方、後者のCFAR方法は、第5図に示すように遅延
回路2と低域フィルタ(LPF)3の入力側を共通に接
続し、この両者の出力側を減算器8に接続した装置で実
施する。対数特性を有する受信検波出力を入力1として
、遅延回路2と低域フィルタ3に分配入力し、この低域
フィルタ3から出力された入力1の代用波成分を、遅延
回路2の出力から減算器8で減するものである。このC
FAR方法により、受信検波出力の低周波成分が除去さ
れるが、陸地などのように距離方向に広がりを持つ反射
信号も除去されてしまう、また近距離では低域フィルタ
3の応答がゆるやかなため、海面反射成分の消え残りが
生ずるなどの問題点があった。
回路2と低域フィルタ(LPF)3の入力側を共通に接
続し、この両者の出力側を減算器8に接続した装置で実
施する。対数特性を有する受信検波出力を入力1として
、遅延回路2と低域フィルタ3に分配入力し、この低域
フィルタ3から出力された入力1の代用波成分を、遅延
回路2の出力から減算器8で減するものである。このC
FAR方法により、受信検波出力の低周波成分が除去さ
れるが、陸地などのように距離方向に広がりを持つ反射
信号も除去されてしまう、また近距離では低域フィルタ
3の応答がゆるやかなため、海面反射成分の消え残りが
生ずるなどの問題点があった。
本発明は上記の問題点を解消するためになされたもので
、受信信号強度の距離補正を常に良好に行うことができ
る船舶レーダの距離補正方法を提供することを目的とす
る。
、受信信号強度の距離補正を常に良好に行うことができ
る船舶レーダの距離補正方法を提供することを目的とす
る。
上記問題点を解決するため、本発明の構成を実施例に対
応する第1図を用いて説明する0本発明の船舶レーダの
距離補正方法は、入力1を分配入力する遅延回路2およ
びべき乗回帰回路4と、両回路の出力側に接続した減算
器8とからなる装置で実施する。
応する第1図を用いて説明する0本発明の船舶レーダの
距離補正方法は、入力1を分配入力する遅延回路2およ
びべき乗回帰回路4と、両回路の出力側に接続した減算
器8とからなる装置で実施する。
べき乗回帰回路4から出力されたべき乗回帰曲線の信号
を遅延回路2から出力された対数検波出力振幅信号から
減算器8で減算することにより、この減算器8から距離
補正出カフが得られる。
を遅延回路2から出力された対数検波出力振幅信号から
減算器8で減算することにより、この減算器8から距離
補正出カフが得られる。
以下、図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。第1
図は本発明による船舶レーダの距離補正方法を実施する
装置の回路構成図であり、入力側を共通一体的に接続し
た遅延回路2とべき乗回帰回路4の出力側に減算回路8
を接続した構成である。
図は本発明による船舶レーダの距離補正方法を実施する
装置の回路構成図であり、入力側を共通一体的に接続し
た遅延回路2とべき乗回帰回路4の出力側に減算回路8
を接続した構成である。
第2図は第1図を更に詳細に示したブロック図であり、
11は入力1をディジタル化するA/D(アナログ/デ
ジタル)変換回路、12はA/D変挽変格回路11出力
された一送信周期分のデータを記憶するメモリイである
。13はデータ点数n、距離データlog x、後述す
る(3)式の分母nΣ(logx )2−(Σ Iog
x )2、分子中のΣlog xをあらかじめ記憶する
定数メモリづである。また14は演算回路、15は上記
各回路8・11・12−13・14を同期駆動するタイ
ミング回路である。ここで、定数メモリイ13と演算回
路14とがべき乗回帰回路4を構成することになる。
11は入力1をディジタル化するA/D(アナログ/デ
ジタル)変換回路、12はA/D変挽変格回路11出力
された一送信周期分のデータを記憶するメモリイである
。13はデータ点数n、距離データlog x、後述す
る(3)式の分母nΣ(logx )2−(Σ Iog
x )2、分子中のΣlog xをあらかじめ記憶する
定数メモリづである。また14は演算回路、15は上記
各回路8・11・12−13・14を同期駆動するタイ
ミング回路である。ここで、定数メモリイ13と演算回
路14とがべき乗回帰回路4を構成することになる。
つぎに動作について説明する。まずyをXのべき関数と
して、y=axbのように表現する。ただしa、bは定
数である。上式の両辺の対数をとると、 1ogy =log a+ blogx 、、、、、
(1)ここテY=logy 、 A−1og a、
B=bとするとY=A +B log x −−1
,−−13,(2)となる。Xを時刻(距離)とし、
受信波の対数検波出力に近似した時の最適なA、Bの値
を最小自乗法により求めると、 A=ΣY−BΣIOx 、、、、、、、、、、(3)+
となる。
して、y=axbのように表現する。ただしa、bは定
数である。上式の両辺の対数をとると、 1ogy =log a+ blogx 、、、、、
(1)ここテY=logy 、 A−1og a、
B=bとするとY=A +B log x −−1
,−−13,(2)となる。Xを時刻(距離)とし、
受信波の対数検波出力に近似した時の最適なA、Bの値
を最小自乗法により求めると、 A=ΣY−BΣIOx 、、、、、、、、、、(3)+
となる。
そこで、演算回路14はメモリイ12と定数メモリ41
3から供給されたデータに基づいて、ΣY、ΣYlog
xを計算し、続いて上記(3)+、 (3)2式によ
り回帰係数A、Bを求める。この回帰係数A、Bを上記
(2)式に代入して、時刻(距#)Xに対する回帰デー
タY = A + B logxを求める6回帰デー
タYが受信波の対数検波出力に対するべき乗回帰曲線の
信号である。
3から供給されたデータに基づいて、ΣY、ΣYlog
xを計算し、続いて上記(3)+、 (3)2式によ
り回帰係数A、Bを求める。この回帰係数A、Bを上記
(2)式に代入して、時刻(距#)Xに対する回帰デー
タY = A + B logxを求める6回帰デー
タYが受信波の対数検波出力に対するべき乗回帰曲線の
信号である。
そして遅延回路2を兼ねるメモリイ12より出力された
対数検波出力振幅曲線イ(第3図参照)の信号5から上
記べき乗回帰曲線口の信号6を減算器8で減算すること
により、距離補正曲線ハの出カフが得られる。
対数検波出力振幅曲線イ(第3図参照)の信号5から上
記べき乗回帰曲線口の信号6を減算器8で減算すること
により、距離補正曲線ハの出カフが得られる。
第3図は横軸を距離、縦軸を受信強度として上記各曲線
イ〜ハを画き距離補正がなされた様子を示すもので、距
離補正されない対数検波出力振幅曲線イでは、物標Aと
物標Bの2つの物標が認められるが、同時に海面反射成
分による低周波成分も含んでいる。これに対し、距離補
正曲線ハでは、低周波成分が除去され、物標Aと距離方
向に広がりを持つ物標Bが明確に認められる。また、近
距離においてもCFAR方法に比較して低周波成分が良
好に除去されている。
イ〜ハを画き距離補正がなされた様子を示すもので、距
離補正されない対数検波出力振幅曲線イでは、物標Aと
物標Bの2つの物標が認められるが、同時に海面反射成
分による低周波成分も含んでいる。これに対し、距離補
正曲線ハでは、低周波成分が除去され、物標Aと距離方
向に広がりを持つ物標Bが明確に認められる。また、近
距離においてもCFAR方法に比較して低周波成分が良
好に除去されている。
以上説明したように、本発明によれば、受信波の対数検
波出力信号から該対数検波出力に最適近似したべき乗回
帰曲線の信号を減算して距離補正を行うから、下記■〜
■の利点がある。■方位・時間による低周波成分の変化
があっても自動的に調整される。■近距離から遠距離ま
で良好な距離補正ができる。■距離方向に広がりを持つ
物標のエコーも除去されたり変形されることがない。
波出力信号から該対数検波出力に最適近似したべき乗回
帰曲線の信号を減算して距離補正を行うから、下記■〜
■の利点がある。■方位・時間による低周波成分の変化
があっても自動的に調整される。■近距離から遠距離ま
で良好な距離補正ができる。■距離方向に広がりを持つ
物標のエコーも除去されたり変形されることがない。
このような利点があり、受信信号強度の距離補正を常に
良好に行うことができる。
良好に行うことができる。
第1図は本発明船舶レーダの距離補正方法を実施する装
置の回路構成図、第2図はその回路構成の詳細を示すブ
ロック図、第3図は本発明船舶レーダの距離補正方法に
より距離補正がなされる様子を示す曲線図、第4図は従
来のSTC方法による受信感度の特性を示す曲線図、第
5図は従来のCFAR方法を実施する系統図である。 2 、、、、、遅延回路、4.、、、 べき乗回帰回
路、8・・・・・減算器、11・・・・・A/D変換回
路、12@13・−・・−メモリイ、 141.演算回路、 15 タイミング回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
置の回路構成図、第2図はその回路構成の詳細を示すブ
ロック図、第3図は本発明船舶レーダの距離補正方法に
より距離補正がなされる様子を示す曲線図、第4図は従
来のSTC方法による受信感度の特性を示す曲線図、第
5図は従来のCFAR方法を実施する系統図である。 2 、、、、、遅延回路、4.、、、 べき乗回帰回
路、8・・・・・減算器、11・・・・・A/D変換回
路、12@13・−・・−メモリイ、 141.演算回路、 15 タイミング回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 1、受信波の対数検波出力信号に最適近似させたべき乗
回帰曲線を求め、このべき乗回帰曲線の信号を前記対数
検波出力信号より減算することにより、受信信号強度の
距離補正を行うことを特徴とする船舶レーダの距離補正
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10705885A JPS61265589A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 船舶レ−ダの距離補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10705885A JPS61265589A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 船舶レ−ダの距離補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61265589A true JPS61265589A (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=14449428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10705885A Pending JPS61265589A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 船舶レ−ダの距離補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61265589A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128792A (en) * | 1974-09-04 | 1976-03-11 | Tokyo Keiki Kk | Jido stc kairo |
JPS5714511A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-25 | Nissan Chem Ind Ltd | Acaricide composition |
JPS5816571B2 (ja) * | 1977-06-11 | 1983-03-31 | オムロン株式会社 | キ−ボ−ド用スイッチ |
JPS6035283A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-23 | Matsuo Sekine | 雑音抑圧装置 |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP10705885A patent/JPS61265589A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128792A (en) * | 1974-09-04 | 1976-03-11 | Tokyo Keiki Kk | Jido stc kairo |
JPS5816571B2 (ja) * | 1977-06-11 | 1983-03-31 | オムロン株式会社 | キ−ボ−ド用スイッチ |
JPS5714511A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-25 | Nissan Chem Ind Ltd | Acaricide composition |
JPS6035283A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-23 | Matsuo Sekine | 雑音抑圧装置 |
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