JPS61265394A - サ−マルポンプ - Google Patents

サ−マルポンプ

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Publication number
JPS61265394A
JPS61265394A JP10609485A JP10609485A JPS61265394A JP S61265394 A JPS61265394 A JP S61265394A JP 10609485 A JP10609485 A JP 10609485A JP 10609485 A JP10609485 A JP 10609485A JP S61265394 A JPS61265394 A JP S61265394A
Authority
JP
Japan
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fluid
liquid
liquid phase
accumulator
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP10609485A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yasunaga
安永 壽夫
Yoshiro Miyazaki
芳郎 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10609485A priority Critical patent/JPS61265394A/ja
Publication of JPS61265394A publication Critical patent/JPS61265394A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、宇宙ステーションの放熱システム等に供さ
れるサーマルポンプに関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 大型の人工衛生あるいは宇宙ステーション内で使用され
る電子機器等で発生する熱は、宇宙基地本体のラジェー
タにより宇宙空間へ排熱する必要がある。従って、宇宙
ステーション等の放熱システムは、いかに効率良く発熱
機器からラジェータへ熱を輸送するかが重要な技術要素
となる。
ところで、宇宙ス、チージョン等の熱輸送方式としては
、その火熱輸送能力の要求から液ループが有望である。
しかし、単相液ループでは熱輸送量の増加に伴い、ポン
プ、配管等の大型化が必要となり、重量等の点から実用
性が小さい。そこで、作動流体の相変化による潜熱を利
用して熱を輸送する二相液ループが有利と考えられてい
る。すなわち、二相液ループは潜熱を利用するため、作
動流体の循環量が小さくてすみ、配管、ポンプ、循環駆
動力等が小型・軽量化できる利点があり、充分実用性の
ある方式である。この二相液ループでは循環流体が電子
機器等の発熱部へ液相で送られ、ここで吸熱して蒸気相
に変化する。この蒸気相は放熱部へ送られ、ここで放熱
して再び液相に戻される。このように二相の平衡状態に
近い流体を循環させるため、二相液ループでの最大の技
術的課題は、液循環の駆動力を与えるポンプにある。通
常の機械式ポンプでは、作動液体のキャビテーション、
モータの潤滑及び信頼性の問題があり、この機械式ポン
プに代るものとして、キャピラリポンプ、サーマルポン
プ等が有望視され、その開発が活発化している。
そして従来サーマルポンプを用いた放熱システムとして
、例えば第2図に示すようなものがある。
すなわち、このシステムは、放熱部としての凝縮器10
1.吸熱部としての蒸発器103.2個のアキュームレ
ータ105A、105B、放熱側逆止弁107及び吸熱
側逆止弁109等により構成されている。
前記アキュームレータ105A、105Bには、それぞ
れ補助ヒータ111A、111Bが設けられており、一
定の周期で交互に0N10FFを繰返すように構成され
ている。
従って、吸熱部としての蒸発器103で電子機器等から
吸熱して蒸発した蒸気は、管路を径で放熱部としての凝
縮器101に輸送され、ここで熱を放出して凝縮される
。凝縮された液体は、放熱側逆止弁107を通り、補助
ヒータにより加熱されていない側のアキュームレータ、
例えばアキュームレータ105A内に流入する。他方の
アキュームレータ105B内の液体は、補助ヒータ11
1Bで加熱されて蒸気圧が上昇し、その結果アキューム
レータ105Bから蒸発器103への液循環の駆動力が
生じ、液体が吸熱側逆止弁109を通り還流゛される。
従って、アキュームレータ105A、105Bの補助ヒ
ータ111A、111Bによる加熱を交互に行なうこと
により、アキュームレータ105A、105Bからの液
還流が交互に行なわれ、定常的な熱輸送が行なわれる。
このように構成されたサーマルポンプにおいて、吸熱部
としての蒸発器103へ液還流をするプロセスを効率良
く行なうためには、液相と蒸気相が完全に分離され、し
かも液相がアキュームレータの吸排口及び補助ヒータ1
11A、111Bによる加熱面に位置する状態でなけれ
ばならない。すなわち、アキュームレータ105A、1
05B内がこのような状態でない場合には、補助ヒータ
111A、111Bによる効果的な加熱が保証されない
し、蒸発器103へ還流される流体が気液二相流となり
ポンプの効率が低下するか、最悪の場合、蒸気相のみが
還流されて、ポンプの機能が停止することとなるからで
ある。
ところで、重力がある地上においては、比重差によって
液相と蒸気相とは簡単に分離され、液相はアキュームレ
ータ105A、105Bの下側に位置する状態となる。
従って、蒸発器103へ接続する管路をアキュームレー
タの下側に接続すると、補助ヒータ111A、111B
を同下側を加熱するように設ければ上記した効率の良い
液還流を行なわせることができる。
しかしながら、宇宙空間のような無重力状態においては
、液相と蒸気相とを分離するメカニズムが無いので、第
2図に示した従来のサーマルポンプでの駆動では、補助
ヒータ111A、111Bによる効果的な加熱は保証さ
れず蒸発器103へ還流される流体が気液二相流となる
恐れがあり、効率の良い動作は保証されないという問題
点があった。
[発明の目的] この発明は、この、ような従来の問題点に鑑み創案され
たもので゛、宇宙空間のような無重力場においても、安
定した動作を行なうことができるサーマルポンプの提供
を目的とする。
[発明の概要コ 上記目的を達成するために、この発明は、流体が放熱部
と吸熱部とを循環する流体ループの放熱部から吸熱部に
向う管路の途中に設けられ、該吸熱部から放熱部へ向う
流れを阻止する流れ方向複数の逆止弁と、これら逆止弁
間にて管路に連通され該管路の流体を吸排するアキュー
ムレータとを備え、前記アキュームレータの内壁に液相
としての流体を保持可能な液体保持部材を付設した。
[発明の効果] この発明の構成によれば、液相を保持可能な液体保持部
材の配設により、アキュームレータの液吸排部及び加熱
部に充分な量の液相流体が保持されるため、安定したポ
ンプ動作を得ることができ、極めて効率のよい熱輸送を
行なわせることができる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図に基づいて説明する
第1図は放熱システムの概略構成図を示し、この放熱シ
ステムは、流体が循環する流体ループとして構成され、
宇宙空間へ放熱する放熱部としての凝縮器1と、電子機
器等から吸熱して液相の循環流体を蒸発させる吸熱部と
しての蒸発器3.一対のアキュームレータ5A、5B、
一対の放熱側逆止弁7及び吸熱側逆止弁9とを有してい
る。
前記アキュームレータ5A、5Bは双方とも同様に構成
され、第2図に示すように、−側端に循環流体を吸排す
る吸排口11が開口され、この吸排口11側内壁及び内
周壁には液相としての流体を保持可能な液体保持部材と
してのウィック13が全体に渡って付設されている。前
記ウィック13は、毛細管作用を呈する多孔質材(例え
ば金網、グラスウール等)により形成されている。
前記アキュームレータ5A、5Bには、ヒータ15が配
設されており、両アキュームレータ5A。
5B間で一定の周期により交互に0N10FFを繰返す
ように構成されている。
前記アキュームレータ5A、5Bの吸排口11゜は吸排
管17.放熱側逆止弁7.管路19を介して凝縮器1に
接続されるとともに、吸排管17゜吸熱側逆止弁9.管
路21を介して蒸発器3に接続されている。従って、凝
縮器1と蒸発器3とを循環す、る流体ループの凝縮器1
から蒸発器3へ向う管路の途中に蒸発器3から凝縮器1
へ向う循環流体の流れを阻止する流れ方向複数の逆止弁
7゜9が設けられた構成となり、アキューム、レータ1
5A、15Bはこれら逆止弁7,9間にて管路に連通さ
れた構成となっている。また、蒸発器3と凝縮器1とは
、管路23を介して接続されている。
つぎに、上記一実施例の作用について述べる。
両アキュームレータ5A、5B単独の機能について述べ
ると、アキュームレータ5A (5B>がヒータ15に
より加熱されていないときには、アキュームレータ5A
 (5B)には、凝縮器’rmから管路19.放熱側逆
止弁7を通り、吸排管17から吸排口11を経て流体ル
ープの液相としての流体が流入する。
この状態でアキュームレータ5A(5B)がヒータ15
のONにより加熱されると、アキュームレータ5A (
5B)内の流体が蒸発し、蒸気圧力が上昇してアキュー
ムレータ5A (5B)内の液相流体が吸排口11から
流出され、吸排管23、吸熱側逆止弁9.管路21を通
って蒸発器3へ還流される。このとき、アキュームレー
タ5A(5B)内の流体のうち、液相は常にウィック1
3によって保持される。従って、無重力状態であっても
ヒータ15が対向するアキュームレータ5A(5B)の
内壁部に液相の作動流体が保持され、ヒータ15よる加
熱が効果的に行なわれる。また、アキュームレータ5A
 (5B)の吸排日11周囲にも液相の作動流体が保持
されるから、アキュームレータ5A (5B)内の蒸気
圧力が高くなると吸排口11から液相のみが流出され、
蒸気相が流出されることによるポンプ効率の低下等が防
止される。従って、無重力場においても安定したポンプ
動作を得ることができ、極めて効率のよい熱輸送を行な
うこと違可能である。
そして、アキュームレータ5A (5B)の加熱をヒー
タ15のOFFによって止めると、放熱によってアキュ
ームレータ5A(5B)の温度が低下し、アキュームレ
ータ5A <58)内の流体が凝縮して前記凝縮器1側
から循環流体を再び導入する。
従って、アキュームレータ5A、5Bを加熱するヒータ
15の0N10FFを両アキュームレータ5A、5B間
において一定の周期で交互に繰返すことにより、両アキ
ュームレータ5A、5Bからの液還流が交互に行なわれ
、定常的な熱輸送が行なわれる。
そして、蒸発器3に還流された液相としての循環流体は
電子機器等・から吸熱して蒸発し、管路21を通って凝
縮器1に至り、この凝縮器1において放熱凝縮して再び
液相となるものである。
第3図は、この発明の他の実施例を示すもので、液体保
持部材25を複数のフィンで構成したもので、複数のフ
ィンをアキュームレータ5A (5B)の内壁全体に沿
って小ピツチ間隔で配列した。従って、各フィン間の毛
管現象により、上記実施例と略同様な効果が期待できる
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。例えば液体保持部材をアキュームレータの下部側にの
み設けるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るサーマルポンプを適
用した放熱システムの概略構成図、第2図はこの発明の
一実施例に係る要部拡大断面図、第3図は他の実施例に
係る一部省略要部拡大断面図、第4図は従来例によるサ
ーマルポンプシステムの概略構成図である。 図面の主要部を表わす符号の説明 1・・・放熱部(凝縮器) 3・・・吸熱部(蒸発器) 5A、5B・・・アキュームレータ 7・・・放熱側逆止弁(逆止弁) 9・・・吸熱側逆止弁(逆止弁) 13・・・液体保持部材(ウィック) 25・・・液体保持部材(フィン) 1・・−孜黙%l竣趨釦    3・吸髭辞(基、先側
5A、5B・ ンλぺL−夕         7−・
−孜悲する゛liz負注止老)9−iy、1s’3*r
升(LL+ )       13− jL体e、ih
”、Nj (’74,7)25− ;?−ミイ本8+’
r %PJh t’7t >)第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流体が放熱部と吸熱部とを循環する流体ループの放熱部
    から吸熱部へ向う管路の途中に設けられ、該吸熱部から
    放熱部へ向う流れを阻止する流れ方向複数の逆止弁と、
    これら逆止弁間にて管路に連通され該管路の流体を吸排
    するアキュームレータとを備え、前記アキュームレータ
    の内壁に液相としての流体を保持可能な液体保持部材を
    付設したことを特徴とするサーマルポンプ。
JP10609485A 1985-05-20 1985-05-20 サ−マルポンプ Pending JPS61265394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10609485A JPS61265394A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 サ−マルポンプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10609485A JPS61265394A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 サ−マルポンプ

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JPS61265394A true JPS61265394A (ja) 1986-11-25

Family

ID=14424951

Family Applications (1)

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JP10609485A Pending JPS61265394A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 サ−マルポンプ

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