JPS61264455A - 主記憶一致制御方式 - Google Patents

主記憶一致制御方式

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JPS61264455A
JPS61264455A JP60106719A JP10671985A JPS61264455A JP S61264455 A JPS61264455 A JP S61264455A JP 60106719 A JP60106719 A JP 60106719A JP 10671985 A JP10671985 A JP 10671985A JP S61264455 A JPS61264455 A JP S61264455A
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栗林 暢彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バッファ (キャッシュ)メモリを有する処
理装置とベクトル演算をする処理装置が共通の主記憶を
ア・クセスするシステムの主記憶一致制御方式に関する
〔従来の技術〕
共通の主記憶を複数の処理装置で共用するシステムで、
第3図に示すように1もしくは複数台のCPU (中央
処理装置)が超高速のBS(キャッシュとも呼ばれるバ
ッファメモリ)を有し、MSU(主記憶)アクセス時に
はそのデータをBSへも格納し、MSUのデータの一部
がBSにもあるようにして該データが必要なときはBS
より取寄せて使用する装置では、そのデータのMSUア
ドレスをTAG (、タグ)へ書込んでおき、必要デー
タがBSにある否かのチェックができるようにしている
。また、主記憶を複数の処理装置がアクセスし、書込み
(ストア)も行なうシステムでは、他の処理装置第3図
ではCHP (チャネルプロセッサ”) 、VU (ベ
クトル処理装置)等がMCUをアクセスしてそのデータ
を変更したときは、それ以後CPUがBS内の古いデー
タを用いて処理することを回避するため、BS内の該当
データを無効にするようにしている。
この、他の処理装置がMSUにストアアクセスしたとき
BS内の該当アドレスのデータを無効にする処理をBI
(バッファ・インバリデーション、処理と言い、具体的
にはBSのTAGlの該当アドレスを消去する。このB
I処理をストアアクセスの都度、処理装置間で行うと処
理装置の負荷が増加するため、MCU (メモリ制御部
)内にTAG2を設けてその処理の一部をMCUに負担
させる方式もある。このTAG2はTAGIを包含する
。第4図はTAGの説明図で、(alはTAGI、(b
)はTAG2である。TAGIは、64バイトのデータ
6411M(64カラム)を1ブロツクとしか\るブロ
ックの16個のデータ(トータル容量64KB)に対す
るアドレスADDRESS (第4〜19ビツトの16
ビツト)と、各ブロックに付された4ビツトのコントロ
ールビットCTRLを有する。これに対しTAG2はハ
ードウェア量を低減するために管理単位を粗くし、1ブ
ロツクは256バイト(これはTAGlの4倍)として
そのブロックのアドレスを512個分、2ブロツクに分
けて持つ。これらはA、B各ボートに対して持つから全
体としては4ブロツクあり、これらに2ピントのCTR
Lが付く。TAG2のブロックサイズがTAGlの4倍
で、かつブロックの構造が相違するので(2ブロツクと
16ブロツク)完全にTAG1=TAG2で制纏するの
が困難であるためTAG2がTAGIを包含するように
制御するこのためTAGIのアドレスは全てTAG2に
あるが、逆の関係は成り立たない。
、そこで、CPU以外の処理装置がMSUをストアアク
セスすると、MCUはそのアドレスでTAG2を参照し
、一致するものがあればMCUからCPUにそのアドレ
スを通知する(なければ通知しない)。そして、通知を
受けたCPUはTAGlをチェックし、一致するものが
あれば該当アドレスを無効化する。従って、CPUがM
SUストアアクセスがある毎にTAGIをチェック゛す
るという必要がなくなるので、その分負担が軽減され、
しかもMSUとBSの一致性が保たれる。
なおTAGIのデータブロックサイズは64Bなので、
Bl処理は64B単位に行なわれる。またMCUはA、
B各アクセスバイブラインを持ち、VUは8BのA、B
各パイプラインをアクセスする。そして連続アクセス時
はブロックアクセスを行ない、1アクセスは16B単位
である。ディスタンスアクセスおよびインダイレクトア
クセス時は8Bまたは4B単位でアクセスし、Aボート
とBポートを交互に使用する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した主記憶一致制御方式では、例えばV
UがBSのブロックサイズバウンダリである64B(バ
イト)のデータをMSUへ連続ストアする場合は、16
B単位のそのベクトルストアリクエスト毎にMCUはT
AG2をチェックし、Bl処理を行う。従って全体では
4回のBl処理を行なうが、これは纏まれば1回で済む
ことであり、他の3回は無駄である。VUからのディス
クンススドアやインダイレクトストアのように8B又は
4B単位で行なう場合も同様で、纏まれば64Bバウン
ダリ内に収まるならそれらは一括処理できる性質のもの
で、ストアリクエストの都度TAGチェックを行なうの
は無効BT処理の発生を招いて処理効率を低下させる。
本発明はこの点を改善しようと子るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、バッファメモリを有する処理装置とベクトル
処理装置が共通の主記憶をアクセスするシステムで、該
ベクトル処理装置が咳主記憶をストアアクセスするとき
該バッファメモリの該当アドレスを無効化する処理を行
なう主記憶一致制御方式において、ベクトル処理装置が
主記憶を連続ストアアクセスまたはディスタンスアクセ
スする場合、バッファメモリのデータブロックサイズの
バウンダリを越えるデータストア時およびバウンダリを
越えないが最後のデータストアであるとき、該バッファ
メモリの無効化処理のためのフラグをオンにし、このフ
ラグがオンのストアアクセス時のみ無効化処理を行なう
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
ベクトル処理装置による主記憶アクセスは連続して(ア
ドレスが)行なわれることが多い。1回のアクセスは8
バイト又は16バイト単位等であり、そしてデータブロ
ックは64バイト等が単位であるから、ストアアクセス
のデータ量がデータブロック単位になる迄はBIl処理
ず、これを越えるとき、若しくは越えなくとも最後のデ
ータストアである時、Bl処理するようにすれば不要な
省略可能なりl処理を排除することができる。この無効
化処理をする装置はバッファメモリを有する処理装置、
またはメモリ制御装置であるが、いずれも不要な無効化
処理が減る分だけ処理効率が改善される。以下、図示の
実施例を参照しながらこれを詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図(A)(B)は本発明の一実施例を示すブロック
図で、A、B両系統のVUアドレス発生回路を示したも
のである。対象となるシステムは第3図と同様であり、
前述のようにMCUは内部に2つのアクセスパイプライ
ンA、Bを有し、VUがこれらを利用してMSUをアク
セスする。第1図(A)のVUアドレス発生回路(その
1)はパイプラインAのリクエストアドレスをAボート
に出力し、また同図(B)のVUアドレス発生回路(そ
の2)はパイプラインBのリクエストアドレスをBポー
トに出力する。そして、連続アクセス時に1回のアクセ
ス単位を16BとするのでA。
B両系を同時に使用し、またディスタンスアクセスおよ
びインダイレクトアクセス時は8Bまたは4B単位とす
るのでA、 Bボートを交互に使用する。
第1図(A)において、LAHRAはAボート用のロジ
カルアドレス保持レジスタで、最初はVUがアクセスす
るMSUのスタート(先頭)アドレスをセットされる。
IARAはAボート用のインダイレクトアドレスレジス
タで、ディスタンス量を取込む。VLRはベクトルレン
グスレジスタで、エレメント数を示すベクトルレングス
(VL)を取込む。ASRO,ASRIはAポート用シ
フトレジスタで、IARAの出力(ディスタンス量)に
対するシフト段数(倍率’)XO,Xl、・・・・・・
を選択できる。A加算器OはLAHRAの出力(スター
トアドレス)とASROの出力を加算し、またA加算器
1はA加算器Oの出力とASRIの出力を加算する。T
RAはロジカルアドレスからフィジカルアドレスへの変
換テーブルで、レジスタTABRA内の上位アドレスだ
けを変換する。下位アドレスは時間合せ用のレジスタL
ARA、ABRAを経由してそのまま出力され、TRA
がらレジスタTRRAに出力された上位アドレスとレジ
スタABRA内の下位アドレスとが合わさってAボート
のリクエストアドレスになる。但し、以下の説明では便
宜上ロジカルアドレスとフィジカルアドレスは等しいも
のとする。VL計算部はVLR内のベクトルレングスか
ら既に発信した。Pコードやディスタンス量を減算して
最後のオペレーションを検出する。
以下、連続アクセス時とディスタンスアクセス時に分け
て動作を説明する。
(イ)連続アゲセス 一例として、先頭アドレスを10000(HEX)番地
、ベクトルレングスvLを10(DEC)として8Bス
トア命令を実行する場合を挙げるに、この場合LAHR
Aには10000 (HEX)が、またIARAには8
 (DEC)が、ざらにVLRには10(DEC)がセ
ットされる。最初のオペレーションでASROはxOを
選択し、A加算器0にゼロデータを入力する。この結果
、A加算器OはTRAに対し10000番地を出力する
一方、ASRI  (これは次のアドレスを示す)はX
2を選択し、ディスタンス量8 (DEC)を2倍した
値16 (DEC) =10 (HEX)をA加算器1
に入力する。この結果A加算器1の出力は10010(
HEX)となる。このA加算器1の出力が10040 
(HEX)以上になると、次のアクセスでTAGIのブ
ロックサイズ(64B)を超えてしまうので、Blチェ
ックィネーブルフラグAをオンにする。しかし、今回は
A加算器lの出力は10010 (HEX)で、それ以
下なので、フラグAはオンしない。このフラグAは後述
するようにTAG2のBl処理を起動するものである。
以上が第1サイクルで、Aポートのリクエストアドレス
は10000 (HEX)である。
次の第2サイクルではASROはX2を選択する。この
結果、A加算器Oは前の加算結果10000(HEX)
をLAHRAよりまたディスタンス量の2倍の10(H
EX)をASROより入力され、前サイクルのA加算器
の出力と同じ10010(HEX)を出力する。またA
SRIもX2を選択するので、A加算器1の入力はA加
算器Oよりの10010 (HEX)とASRIよりの
10 (HEX)となり、出力は10020  (HE
X)となる。この場合もA加算器1の出力は10040
 (HEX)未満なので、フラグAはオンしない。
続く第3サイクル以後もASRO,ASRIの倍率はX
2のままなので、第3サイクルではA加算器Oの出力が
10020 (HEX)、A加算器lの出力が1003
0  (HEX)となる。この場合もフラグAはオフの
ままである。しかし、第4サイクルではA加算器Oの出
力が10030(HEX) 、A加算器1の出力が10
040 (HEX)となり、TAGIの64Bバウンダ
リを超える。
この結果、フラグAはオンになり、TAG2にBI処理
の起動をかける。なお、A加算器1の出力として用いる
のは加算結果そのものではな(,25ビット以上のキャ
リーのオア出力であり、これは計数値が40 (HEX
)の倍数になる毎に発生する。
第5サイクルになると、A加算器0の出力は10.04
0 (HEX) 、A加算器」の出力は10050(H
EX)となる。これは64Bバウンダリ超過ではないの
でA加算器1は出力を生じない。
しかし、8Bストア、Vl、−10(DEC)のファイ
ナルアクセスなのでFINAL検出部が出力を生じ、こ
の出力でフラグAはオンになる。つまり、8B7.ドア
、VL =10  (DEC) T:は8BXIO−8
0Bのデータストアを行なうことになるが、これを1回
当り16B(2エレメント)で行なうので5回のアクセ
スでストアが完了する。
フラグAをオンにするのはこの他にインダイレクトアク
セスがあり、この3要素がオアゲートORで合成される
。REGはタイミングを合せるレジスタである。
下表は上述した連続アクセス時のBl処理を本発明方式
と従来方式について示したもので、従来方式ではストア
アクセスが行なわれる各サイクル毎にTAG2のチェッ
クが行われている(O印で示す)が、本発明によればそ
の第1〜第3サイクルのTAG2チェック(無効BI処
理)が省略さ表   1 尚、上表でA−BLKはAポートのブロックアクセスア
ドレス(HE X)を示す。また、A−B LKI O
030(HEX)のBIチェ・ンクイネーフ゛ルONは
ブロックバウンダリによるものであるが、次の1004
0のONはベクトルレングスで定まる最終アクセス(フ
ァイナル)によるものである。
上述した連続アクセスではAボートを使用し、ブロック
アクセスで16B/アクセスとするが、次に述べるディ
スタンスアクセス(インダイレクトアクセスも同様)で
はアドレスが連続していないので8B又は4B/アクセ
スとし、A、 Bポートを交互に使用してスループット
の向上を図る。
(ロ)ディスタンスアクセス 先頭アドレスを10000 (HEX)、VL−6(D
EC) 、ディスクンス=24 (DEC)−18(H
EX)として8バイトストア命令を実行する場合を説明
する。第1図(B)の回路は同図(A)の回路の該当部
分と同様であり、各部の記号はA、Bを入れ換えである
。ベクトルレングスV1.からファイナル検出する系は
第1図(A)に示したものを共用し、そこからファイナ
ルインBを取込む。リクエストコントロール回路もAボ
ート側に示しである。
動作を説明する。第1サイクルでレジスタLAHRA、
LAHRBには共に10000  (HEX)がセット
され、またレジスタIARA、IARBには18(HE
X)がセットされ、更にレジスタVLRには6  (D
EC)がセットされる。そして、Aボート側のシフトレ
ジスタASROの倍率を×0、ASRlの倍率を×1に
してA加算器0の出力を10000 (HEX) 、A
加算器1の出力を10018(HEX)とする。これに
対しBポート側のシフトレジスタBSRO,BSRIの
倍率は共に×1にしてB加算器Oの出力を10018(
HEX) 、B加算器lの出力を10030(HEX)
とする。この段階ではA加算器1の出力とB加算器1の
出力は共に10040 (HEX)を越えていないので
、BIチェックイネーブルフラグはA、B共にオフ(0
)である。
次の第2サイクルはLAHRA−10000(HEX)
 、 LAHRB−10018(HEX)で始まり、A
SRO−x2.ASRI−xi、BSRO→X2.BS
R→×1にする。これによりA加算器0−10030 
(HEX) 、A加算器1−10048 (HEX) 
、B加算器0=10048(HEX) 、B加算器1=
10060 (HEX)となる。A加算器」は1003
0+18=10048なる演算を行ない、この際出力が
10040を越えるのでキャリーが発生し、BIチェッ
クイネーブルフラグAがオン(1)になる。B加算器1
は10048+18=10060なる演算を行ない、こ
の演算では10040もまた10080も(40の倍数
を)越えないのでキャリーは発生せず、出力10060
BIチエツクイネーブルフラグBはオフ(0)のままで
ある。
続く第3サイクルはLAHRA−10030(HBX)
 、 LAHRB=10048 (HEX)で始まり、
シフトレジスタの倍率は第2サイクルと同様にASRO
→X2.ASRI→xl、BSRO−X2.BSR→×
1とする。従って各加算器の出力は次のようになる。A
加算器0=10060、A加算器1=10078、B加
算器0=10078、B加算器1=10090.いずれ
もHEX、この結果、B加算器1の演算が10080(
HEX)を越えるので、BlチェックフラグBがオン(
1)となる。A加算器1の演算は10080 (HEX
)を越えないので、BlチェックフラグAはオフ(0)
である。
上述した説明から明らかなように、加算器0はA、B共
にアドレスとして使用される加算出力を生じるものでな
ければならないが、加算器1はアドレスを生じるもので
ある必要はない。つまり、加算器1に求められる機能は
A、 B共に25ビット以上のキャリーの出力であり、
実際のハードウェアは25ビット以上のキャリーのオア
信号を出す回路で実現できる。
下表は上述したディスタンスアクセス時のBl処理を本
発明方式と従来方式について示したもので、本発明方式
によると第1.第2サイクルおよび第4.第5サイクル
のTAG2チェック(無効BI処理)が省略されている
。尚、A−88はAボートの8Bアクセスのアドレスを
示し、またB−88はBポートの8Bアクセスのアドレ
スを示表   2 第5図はTAG2の基本制御を示す。■CPUからのM
SUブロックフェッチがあると、そのCPUブロックフ
ェッチアドレスがBボートよりTAG2へ登録される。
■CPUブロックフェッチにより登録する場合、ブロッ
クBLKO,BLK1 (第4図(blのブロック#O
,#1に相当)とも当該アドレスが既に登録してあれば
、BLKO。
B’LKIのうち登録または参照順序が古い方のデータ
をリプレースメント (Replacement ) 
L、BI処理する。■ベクトル処理装置VUまたはチャ
ネルプロセッサCHPがストアしたアドレスはそれぞれ
ボート毎にTAG2に入力され、チェックされる。この
場合、VUのドレスはBIチェックイネーブルフラグが
オンのときだけチェックし、前記無効BI処理をしない
ようにする。ストアアドレスとTAG2の登録アドレス
が一致したら、そのアドレス(BIアドレスと呼ぶ)を
CPUへ通知する。但し、この段階ではTAG2の登録
アドレスを消去しない。ストアアドレスとTAG 2の
登録アドレスが一致しないときは何らBI処理を行わず
にストアアドレスを消去する。
AポートにはVUが、またBボートにはVU。
CPU、CHPが接続されており、各ストアアドレスが
それぞれのポートへ入力する。CPUがブロックフェッ
チするとそのアドレスがブロックフェッチアドレスレジ
スタBFARに保持され、同時にBボート用のBI第ル
ジスタBBrlRにも該アドレスがセットされる。また
、Bボートの前段回路(セレクタ等)に対しインヒビソ
ト信号を送出して、TAG2へ登録するための時間(1
サイクル)を作る。
次のサイクルで第2レジスタBBI2Rのアドレスは第
2レジスタBBI2Rへ転送され、またBLKO,BL
KIから読出されたデータがタダリードレジスタBTR
RO,BTRRIへ出力される。レジスタBTRROの
VAL I Dを■0、レジスタBTRR1のVALI
Dを■息、レジスタBBI2Hの内容の上位部(4〜1
4ビツト)とレジスタBTRROの内容との一致検出結
果をM O% レジスタBBI2Rの上位部(4〜14
ビツト)とレジスタBTRR1の内容との一致検出結果
をMlとしたとき、これらを入力とするBボートコント
ロー/L/(CTL)はV o ・V I”’ V +
M o +M + =Mとして次の制御をする。■■=
0゜M=0のときはBLKOにBFARのアドレスを登
録する。■V=O,M=1のときは一致したブロックへ
BFARのアドレスをオーバライドする。
■V=1.M−0のときは古いブロッククをリプレース
メントBIキエーへ追い出し、追い出したブロックへB
FARのアドレスをオーバライドする。■V=1.M=
1のときは一致したブロックへBFARのアドレスをオ
ーバライドする。
TAG2のRAM (BLKO,BLKI)への書込み
は、その書込みタイミングになるとA、 BポートのB
I第ルジスタABIIR,BBIIR前段のセレクタS
ELがBFARの出力を選択し、TAG2RAMヘアド
レスを与え、且つ同タイミングにライトイネーブルWE
 (図示せず)がオンになって実行される。
ベクトル処理装置VU、チャネルプロセッサCHPのス
トア時には次の様になる。AポートからのVUのストア
を例にとると、そのストアアドレスはAボート側のBl
第ルジスタABIIRにセットされる。TAG2RAM
へはBLKO,BLKIヘアドレスが入力される。この
場合はVUストアバリッドとBIチェックイネーブルの
アンド出力をバリッドとして使用する。そして、次のサ
イクルでABIIRのストアアドレスがBI第2レジス
タABI2Rヘシフトされる。同時にタグリードレジス
タATRRO,ATRRIにBLKO,BLKIの読出
し出力がセットされる。そして、ABI2RとATRR
O,ATRRIを比較し、一致すればABI2Rの内容
(ストアアドレス)がAボートBIキューに入力され、
これがBlアドレスとしてCPUへ通知される。不一致
の場合はBI処理は行わず、ABI2Rのアドレスを消
去する。
BI処理を纏めて行なって無用な処理を避けるには、デ
ータストアの最初でBl処理することも考えられるが、
これは上述のように最後に、データブロックのバウンダ
リを越えるとき行なうのが適切である。次にこの理由を
述べる。ベクトル処理袋WtVUの他にスカラ処理装置
SUがあるシステムではVUとS ITが並行実行する
先行実行モード(アドバンスONモード)があるが、こ
のモードではSUとVUのメモリ(MSU)参照順序を
保障する必要はない。但し、シリアライズ命令(ベクト
ルポスト命令vpT”−ベクトルウェイト命令Vwア)
を実行する場合はメモリ参照を保証しなければならない
。次の例のようにそして第2図に示すように、先行実行
モードでVUのベクトルストア命令VSTとSUのロー
ド(フェッチ)命令りを実行する際、VUの64Bバウ
ンダリの中間でSUのロード命令りを実行しその後にシ
リアライズ命令を実行するケースでは、BIチェックイ
ネーブルを64Bの最初にオンするとメモリの参照の保
証を行なうことができない。即ち第2図(a)のように
古いデータD+’がキャッシュ上に残ってしまう。
V、  D I −MEM (A) L   D+−MEM (A+ 16)71丁 7w丁 L   D+←(MEM (A+ 16)この例は、M
SUへそのドレス(A)を先頭アドレスとして64Bの
データD+をベクトルストアし、その間にMSUのアド
レス(A+16)からデータD+’をロードし、その後
シリアライズ命令vPア、vwTを行った例で、(al
のように最初にBIを行なうとSUはMEM (MSU
)より直接データをとるので古いデータD+’をとって
しまい、次にシリアライズが行なわれてもそのま\であ
るが、(b)のように最後にBIを行なうとSUはBS
の古いデータD+’をとるが、最後にBlが行われてB
SのD+’ は無効とされるので、その後シリアライズ
されるとSUはMSUより直接データをとり、これは新
データD」である。非先行実行モードではSUとVUは
同時実行しないので、B■チェックイネーブルを64B
バウンダリのどこで出しても問題ない。従って、BIチ
ェックイネーブル信号は、■64Bバウンダリの最後の
ストアアクセス時、または■命令の最後のストアアクセ
ス時にオンにするのが良いが、システム構成によっては
他のタイミングも考えられる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、ベクトルユニット(
VU)からの連続ストアまたはディスタンスストア時の
無効Bl処理をなくすことができる。この結果、メモリ
制御装置(MCU)およびバッファメモリ (BS)を
有する中央処理装置(CP U)の負担が軽くなり、ベ
クトルストア性能が向上する。なお本発明はMCU内に
TAG2を設けず直接CPUのTAGlにストアアクセ
スを通知するシステムにも通用でき、この場合もCPU
の負担が軽くなる等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)(B)は本発明の一実施例を示すVUアド
レス発生回路のブロック図、第2図はBIチェックイネ
ーブルの発生タイミングの良否を示す説明図、第3図は
バッファメモリを有するCPUとベクトル処理装置が共
通の主記憶をアクセスするシステムの概略構成図、第4
図はタグの説明図、第5図はメモリ制御装置内のタグの
詳細ブロック図である。 図中、MSUは主記憶、MCUはメモリ制御部、VUは
ベクトル処理装置、CPUは中央処理装置、BSはバッ
ファメモリ、TAGl、TAG2はタグ、A加算器1.
B加算器1はBSのブロックサイズバウンダリ・チェッ
ク回路、ORはBIチェックイネーブル信号発生用オア
ゲートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バッファメモリを有する処理装置とベクトル処理装置が
    共通の主記憶をアクセスするシステムで、該ベクトル処
    理装置が該主記憶をストアアクセスするとき該バッファ
    メモリの該当アドレスを無効化する処理を行なう主記憶
    一致制御方式において、ベクトル処理装置が主記憶を連
    続ストアアクセスまたはディスタンスアクセスする場合
    、バッファメモリのデータブロックサイズのバウンダリ
    を越えるデータストア時およびバウンダリを越えないが
    最後のデータストアであるとき、該バッファメモリの無
    効化処理のためのフラグをオンにし、このフラグがオン
    のストアアクセス時のみ無効化処理を行なうことを特徴
    とする主記憶一致制御方式。
JP60106719A 1985-05-18 1985-05-18 主記憶一致制御方式 Granted JPS61264455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60106719A JPS61264455A (ja) 1985-05-18 1985-05-18 主記憶一致制御方式

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JP60106719A JPS61264455A (ja) 1985-05-18 1985-05-18 主記憶一致制御方式

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JPS61264455A true JPS61264455A (ja) 1986-11-22
JPH0444975B2 JPH0444975B2 (ja) 1992-07-23

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ID=14440759

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JP (1) JPS61264455A (ja)

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