JPS61264143A - チタニウム合金製造に使用されるアルミニウム−バナジウム母合金の製造法 - Google Patents

チタニウム合金製造に使用されるアルミニウム−バナジウム母合金の製造法

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JPS61264143A
JPS61264143A JP10463485A JP10463485A JPS61264143A JP S61264143 A JPS61264143 A JP S61264143A JP 10463485 A JP10463485 A JP 10463485A JP 10463485 A JP10463485 A JP 10463485A JP S61264143 A JPS61264143 A JP S61264143A
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vanadium
aluminum
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Yoshi Kitai
北井 好
Tamotsu Akino
明野 保
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Nitto Shinko Corp
Shinko Chemical Co Ltd
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Shinko Chemical Co Ltd
Shinko Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔利用される技術分野〕 この発明はチタニウム合金を製造する際に使用するアル
ミニウム−バナジウム母合金の製造法に係るものであり
、主としてテルミット法に関するものである。
〔従来技術及び問題点〕
従来この種の方法に用いられるバナジウム原料とし【は
五酸化バナジウム(VgOs )又はヘキサバナジン酸
ソーダ(Na2VsOxe)が用いられることが例えば
特公昭53−7368号、特開昭60−366.32号
、特開昭60−50129号及び米国゛特許矛3190
750号特許明細書によって知られている。
これら先行技術に示すようにバナジウム原料としてVx
OBを用いる方法における反応を式で表わせば 3ViOs + l0AJ −6V + 5AJzOs
  ・・・・・・・・・・・・(1)となり、たとえば
金属v1#を生成させるためには還元用アルミニウム(
AJ )が0.884必要であり、また酸化アルミニウ
ム(AJlzOs )の生成量も1.67kflと多量
になり、スラグ融点が上昇し過ぎるため、この融点上昇
を押えるための造滓剤の使用量も多くなる傾向にあった
〔目 的〕
この発明は還元剤としてのアルミニウムの使用量を減少
させることと共に酸化アルミニウムの生成量も少なくし
、よってスラグ融点を低下させ、スラグ融点を低下させ
る造滓剤の使用量も少なくし、反応容器の容積に対する
製造量を高め、製造コストを低減させることをその目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明はアルミノテルミット法によるチタニウム合金
製造用アルミニウム−バナジウム母合金の製造法におい
て、バナジウム原料として、三酸化バナジウム(VgO
a )、四酸化バナジウム(M2O4)のうち少なくと
も一種を用いることを特徴とするチタニウム合金製造に
使用されるアルミニウム−バナジウム母合金の製造法と
することKよって問題点を解決した。
〔実施態様〕
この発明のバナジウム原料としては、前記の通り、V2
O3又はM2O4をそれぞれ単味で使用してもまたこれ
らの混合物であっても、この発明としては同一である。
即ち、原料としてのバナジウムを一般式で表させば V20x(但しx、 = 3乃至4ン で表わすことができる。
還元用及び合金用人tlとしては、公知の粉末アルミニ
ウムを用い、造滓剤としては酸化カルシウム(Cab)
及びその他公知のものと同様のものを用いる。
而して公知のテルミット法によって反応させるその還元
反応を反応式で表せば、次の通りとなる3V204 +
 8)J −6V + 4A120s  ”・・・・・
・・・・・(2)又は 3VzOa + 6AJ −6V + 3AJ204 
 ・” ” ・・・−(3)〔効 果〕 叙上のように、この発明の方法においては(2)及び(
3)式と従来例の(1)式の比較からも明らかなよう罠
、理論上の還元剤AJの使用量はバナジウム原料とし℃
、V、V、を用いたときは、従来のv2o、を用いたと
き・よりも、約り0%少なくてもよく、また同様K V
2O5を用いたときは約40%、還元用Mの使用量が少
な(てよく、またv2o、とV2O4の混合物をバナジ
ウム原料とするとき・には、その混合比に応じてV20
+sを用いたときの約20%〜40%減の還元用AJの
使用量となる(矛1表参照〕。
矛1表 更に生成される酸化アルミニウム(AJ203)の量も
、前記(1)式と(2)及び(3)式との比較より明ら
かな通り、M2O3、M2O4をバナジウム原料として
用いた場合はV2O11を用いたときよりも少なく、融
点が高温(2030℃)のM2O3が少ないことは反応
容器中の温度を低下させるための造滓剤も少なく℃よく
、従来例に比し反応容器の容積に対するV製造効率が高
く、全体としてこの発明の方法は従来例に比し、著しく
製造コストの低減となる〔実験例〕 次に実際KAJ −V母合金を製造するときの配合をM
−■が50−50wt%(実験例1)と、15−85w
t%(実験例2)として、原料供給九理論値及び反応結
果の実験値を矛2表に示した。
但し、スラグ融点を同一温度(1600′Cンに設定し
た。
矛2表 以上の実験結果よりも、製造された金属Vの実収量は従
来のv2o、を用いるものよりも若干向上しかつ材質的
には有意な差がない。
上述の実験例に用いたテルミット法を更に具体的に説明
すれば次の通りである。
実施例1 実施例としては、実験例1,2に示した量を丁度10倍
量として、原料v20x(X=3乃至4)、還元用及び
合金用2M粉末、CaO等の造滓剤を均一に混合し、 次に耐大物で2イニングされた鉄製反応容器に投入し点
火し、反応させた。
反応終了後それぞれ放冷凝固させた。
冷却後、反応容器より取り出し、不浄部分を除去し、破
砕し粒度調整をし後製品を得た。
反応時のスラグ融点は160011′であり、回収され
たAJ −V合金はそれぞれ実験例1.2のそれぞれ約
10倍量のものを得た。
実施例2 前記実施例1と同じく反応完了した溶融状態の合金を前
記反応容器の底より取り出して鋳型に注ぎ込み、湯が鋳
型内で凝固する以前にアルゴンガス(Ar)を前記鋳型
底部より吹き込み後、鋳型内で凝固させ、冷却後、鋳型
より合金をとり出し、不浄部分を除去後破砕し、粒度調
整をして後製品を得た。
得られた製品は、実験例1.2のそれぞれ約10倍量で
あった。
尚アルゴンガス(Ar)の代りKCJ2でもよく、合金
の清浄度を高める。
以上 特許出願人  新興化学工業株式会社 手続補正書(自発) 昭和60年6月77日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)アルミノテルミツト法によるチタニウム合金製造用
    アルミニウム−バナジウム母合金の製造法において、バ
    ナジウム原料として、三酸化バナジウム(V_2O_3
    )、四酸化バナジウム(V_2O_4)のうち少なくと
    も一種を用いることを特徴とするチタニウム合金製造に
    使用されるアルミニウム−バナジウム母合金の製造法。
JP10463485A 1985-05-16 1985-05-16 チタニウム合金製造に使用されるアルミニウム−バナジウム母合金の製造法 Granted JPS61264143A (ja)

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