JPS61263970A - グルコノデルタラクトンの結晶化の方法および装置 - Google Patents

グルコノデルタラクトンの結晶化の方法および装置

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JPS61263970A
JPS61263970A JP61109728A JP10972886A JPS61263970A JP S61263970 A JPS61263970 A JP S61263970A JP 61109728 A JP61109728 A JP 61109728A JP 10972886 A JP10972886 A JP 10972886A JP S61263970 A JPS61263970 A JP S61263970A
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    • C07D309/16Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D309/28Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D309/30Oxygen atoms, e.g. delta-lactones

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、グルコノデルタラクトンすなわちGDL  
の結晶化方法および装置に関する。
〔従来の技術〕
特に米国特許第2,102,380号により、結晶化種
の役割を果たすGDL の結晶の存在下、グルコン酸に
富む水溶液から結晶グルコノデルタラクトンを得ること
が知られている。
第一工業製薬株式会社の1974年3月13日付特開昭
49−29312号により、該特開昭公報に示されるよ
うに、この操作を、結晶化する媒体の温度および濃度の
条件を調節しつつ、回転式濃縮結晶器で行なうことが知
られている。
〔発明が解決すべき問題点〕
これらの方法は、装置の単位容積当りの生産性の観点あ
るいはエネルギー収支の観点から充分満足すべきもので
はない。
現在ますます厳しくなっている要求に対処するために、
本発明者らは、特に装置の単位容積当りの結晶化工程の
生産性およびエネルギー収支の観点から、実際上の各種
の切火な要求に対して、すでに存在するものよりもより
よく対応しうる方法および装置を研究し、開発した0 〔問題点を解決するための手段〕 この目的(ま、グルコノデルタラクトンGDLの連続的
結晶化方法であって、60ないし85℃、好ましくは6
5ないし75℃の温度において、80ないし95重量%
1好ましくは85ないし90重量%の乾燥物質含有量を
有し、グルコン酸濃度が80%、奸才しくは90%を超
える、好ましくは結晶および核のないグルコノ酸シ町ツ
ブが、好ましくは実質的に垂直な軸線上の第1結晶化領
域に導入され、該シロップが該領域を攪拌下に通過し、
該領域内で該シロップが飽和温度より2ないし10℃、
好ましくは3ないし5℃低い、実質上一定温度に維持さ
れ、それによって結晶化が開始され、その開始はシロッ
プおよびG D L の結晶の混合物の生成によって示
され、該領域内での混合物の所定のフラクションの平均
滞留時間は10ないし30時間であって、この混合物は
該領域から出るとき、結晶濃度が2ないし15%、好ま
しくは3ないし10%となり,該第1領域を出る該混合
物は、好ましくは実質上垂直の軸線上にあり、好ましく
は第1領域の軸線の延長線上に実質上配設されている第
2結晶化領域を、頂部から底部へ、混練( malax
ation )丁番こ通過し、0.2ないし1 ℃/b
,。
好ましくは0.3ないし0.6℃/hr  だけ全体と
して低下するように調節された温度勾配が、第2領域内
でそこを通過する混合物に及ぼされ、該温度勾配が好ま
しくは、該第2領域の第1部分に限定され,この第1部
分は第2領域の上端から、その中間の高さとその全体の
高さの下3分の1との間に位置している後者( the
 latter ) (第2部分)の水準まで延びてお
り,第2領域のこの第1s分には、第1部分の延長線上
にあって熟成領域の役割を果たしている第2部分が続い
ており、該熟成領域内の温度は35ないし50℃、好ま
しくは40ないし45℃の間で一定に維持され、該混合
物は結晶に富む結晶マスの形で,第2領域の第2部分か
ら出て、該結晶マスから該結晶が回収され、第1領域の
水準における結晶化の開始は、好ましくは後者( te
r letter ) (第2部分)の上端の水準への
,第2領域、もし存在するならば、第2領域の第1部分
を通過する混合物のフラクソヨ7の循環によって容易に
行なわれ、この循環されるフラクションは第1領域に導
入されるシロップの量の10ないし120%、好ましく
は40ないし110%、より好ましくは80ないし10
0%であり、このフラクションは、第2領域、もし存在
するならば、第2領域の第1部分の下半分に位置する水
準で取り出されるが,有利には第1領域の上端の水準で
導入される前に,それが含有する結晶の破砕処理をうけ
るという事実によって特徴づけられる前記方法によって
達成できることがわかった。
本発明によれば、上記方法を実施する手段として、一つ
の容器を他の容器の上に配設した、好ましくは実質上垂
直な軸線上の本質的に2個の容器よりなる装置が用いら
れ、上記した2個の容器の軸は好ましくは実質上相互の
延長線上にあり、第1容器、すなわち結晶化開始容器に
は、一方において、奸才しくけその上端部に接近してク
ルコノ酸に富むシロップを供給するシステムが設けられ
ており、他方において、該容器の内容物の攪拌システム
、該容器の内部のすべての点で実質上一定の温度を確保
するようにした温度調節システムおよびその下端に接近
して配設された抜き出しシステムが設けられており、該
システムはシロップおよび該容器の内部で生成される結
晶の混合物を抜き出し、この混合物を第2容器、すなわ
ち結晶化容器本体の上端に接近して位置する点に導くよ
うになっており、かつ該内容物の混練システムおよび第
2容器の中にある結晶化された結晶マスについて、頂部
から底部に、そして有利には第2容器の第1部分に限定
されて、全体的に低下する温度勾配を確立するようにし
た温度調節システムを具備しており、該第1部分は該容
器の上端から、その中間の高さとその全体の高さの下3
分の1との間に位置する水準まで延びており、該流度調
節システムはこの第2容器の第2部分の温度を、」1記
温度勾配の下端の水準における温度に近い全体として一
定の温度とするようになっており、該第2部分は第1部
分の下方に続いており、該第2容器はその下端に接近し
て、さらにGDLの結晶に非常に富む生成物を連続的(
こ抜き出すシステムを具備しており、この生成物は適轟
な手段により、この生成物からGDL 結晶を回収する
ようになっているシステムに導かれ、該装置は、さらに
第2容器の下半分、そして、もし存在するならば、第2
容器の第1部分の下半分に位置する水準において取り出
される第2容器の内容物の1部を、好ましくは第1容器
の上端に接近して位置する点に循環するシステムを具備
しており、該循環システムが有利ジこは循環される結晶
マスに含有される結晶を分別する手段よりなる。
本発明は、また好ましくは同時に用いられ、また以下さ
らに詳しく説明される他の特徴を目的とする。
何れにしても、本発明は追加される以下の説明および有
利な実施態様に関する添付図面によりよく理解されるで
あろう。
添付した唯一の図面は、本発明の装置を線図で示したも
のである。
したがって、本発明により結晶グルコノデルクラクI・
ンを製造するためには、方法は以下の通りかまたは均等
な方法で行なわれる。
原料として、好ましくは、例えばグルコースの酸化醗酵
により得られ、結晶および核の存在しない、グルコン酸
に富むシロップが用いられ;該シロップは約80ないし
95重量%、好ましくは85ないし90重量%の乾燥物
質含有量を有し、グルコン酸がこのシロップの乾燥物質
基準で少くとも80重量%、好ましくは90重量%を超
える比率を構成している。
この濃縮シロップは、好ましくは実質上垂直な軸線上の
第1結晶化領域に導かれ、該シロップは攪拌上連続的に
該領域を通過し、該領域内で該ノロツブは飽和温度より
低い、特に2ないし10℃。
好ましくは3ないし5℃低い、実質上一定の湿度に維持
され、それによって結晶化の開始が起り。
この結晶化開始はシロップとGDL の結晶との混合物
の生成により示される。
この第1領域内の混合物の所定のフラクションの平均滞
留時間は、10ないし30時間、好ましくは15ないし
25時間であって、該容器から出る混合物は2ないし1
5%、好ましくは3ないし10%の結晶濃度を有する。
該第1領域から出る混合物は、次いで、頂部から底部に
通過して、混練下、好ましくは第1領域の軸線の延長」
二に配設された、好ましくは実質上垂直軸線上の第2結
晶化領域に導かれる。
該混合物の温度は、好ましくは第2結晶化領域への導入
の瞬間において、第1領域内における温度に近い値に維
持される。
頂部から底部へ全体的に低下する、0.2℃ないし1甲
hr、好ましくは0.3ないしO06℃/hr  の温
度勾配は、該混合物、すなわちこの領域を通過する、結
晶化された結晶マスに及ぼされ;好ましくは、この温度
勾配は第2結晶化領域の第1部分に限定され;第2結晶
化領域の第1部分は第2領域の上端から、その中間の高
さとその全体の高さの下3分の1との間番こ位置する後
者の水準まで延びている。
第2領域の第1部分には、好ましくは第1部分の延長線
上に位置する第2部分が続いており、この第2部分内の
高度は好ましくは35ないし50℃、より好ましくは4
0ないし45℃で一定に保持される。この第2部分は事
実上熟成領域の役割を果している。
この第2部分から出る混合物は、GDL結晶に富む結晶
マスの状態であり、これからGDL結晶が回収される。
この結晶マス中のGDTJ晶濃度は30ないし60%、
好才しくは40ないし55%である。
第2結晶化領域、すなわち、好ましくは該領域の第1お
よび第2部外溝している結晶マスの全体は、該領域を尚
該技術において用いられるいわゆる「ピストン」方式で
該領域を通過する。
第1領域の水準における結晶化の開始は、好ましくは第
2領域、もし存在するならば、第2領域の第1部分を通
過する混合物のフラクションを、第1領域の上端の水準
に循環することにより容易番こ行なわれ、この循環され
るフラクションは、第1領域に導入されるシロップの1
0ないし120%、好ましくは40ないし110%、よ
り好ましくは80ないし100%である。
このフラクションは、第2領域、もし存在するならば、
第2領域の第1部分の下部に位置する水準で取り出され
;好ましくは、この水準はこの第1部分の全体の高さの
下半分に位置しており;このことは、実際には、その温
度が第1領域の温度より約7.5ないし15℃低い結晶
マスを循環することに相当する。
好ましくは、循環されるフラクションは、さらに、第1
領域の上端の水準に導入される前に含有される結晶の分
別処理にかけられる。
本発明の方法により、進行しつつある結晶化プロセスの
パラメーターの妨害なしに、GDL結晶に富む結晶マス
が、第2領域、もし存在するならば、第2領域、すなわ
ち結晶化領域本体の第2部分の下端0こ接近して、連続
的に抜き出され、上記妨害は以降の液相と結晶の分離段
階で悪影響を及ぼし、また装置の中断を必要とすること
になるであろう。
換言すれば、この方法は、この方法の実施に用いられる
装置の学位容積当り達せられる非常に好ましい生産性を
可能にする。この生産性は従来の方法により得られるも
のよりも高いものである。
グルコン酸に富むシロップの供給流量は、第2結晶化領
域内で結晶化された結晶マスの所定のフラクションの平
均滞留時間が40ないし80時間、奸才しくは60ない
し70時間となるように選定され;採用される滞留時間
の値は、第2領域および該領域内、好ましくは該領域の
第1部内において、結晶化された結晶マス内に、上記し
た低下する温度勾配を実現する手段よりなる手段の熱交
換容量に依存する。
GDL結晶の比率が増大するにつれて、すなわち下向方
向に次第に増大する結晶化された結晶マスの粘度のため
に、好ましくは、結晶化領域には、該領域内の結晶マス
の進行を容易にするのに好適な駆動もしくは吸引手段が
設けられる。
加えて、第2結晶化領域によって構成される混練および
均質化の手段を、デソドゾ=7が回避されるように、ま
た結晶化された結晶マスと冷却手段との間の熱交換が可
能な限り充分となるように配設しなけれはならない。
第2結晶化領域から抜き出され、かつ前記したように、
GDT、結晶に富む結晶マスを構成する生成物は、細粒
および粗結晶の低比率により、したがって中間の大きさ
の結晶の高比率によって特徴づけられる粒度分析スペク
トルを有するGDL結晶よりなり、このスペクトルは時
間とともに変化せず。
このためQこ該結晶を、それが含有される液相から分離
することよりなる以降の処理工程が妨害されない。
この分離は、遠心脱水および恐らく洗浄よりなり、これ
lこよって液相の大部分が回収され:液相は母液を形成
し、母液中のグルコン酸の濃度はグルコン酸に富む原料
シロップのそれよりも低く、この濃度は一般に75ない
し98%、好ましくは80ないし92%に達し、該原料
シロップ中に含まれていた不純物のほとんど全部が、再
び母液中に見出される。
捕集された母液は、一部循環され、供給シロップの構成
の1部を形成する。
本発明の方法を実施するためには、その手段として以下
に説明する装置が用いられる。
この装置は、本質的に2個の容器1aおよびlbよりな
り、有利には一つの容器(1a)が他の容器(lb)の
上に配設されており;これらの容器は、有利には、好ま
しくは実質上垂直であって好ましくは相互の延長線上に
位置する、軸X1. Y、およびx2. y2を有する
回転シリンダーの形を有している〇 容器1aには、その上端の水準にあって、パイプ2によ
り線図で示される、グルコン酸に富むシロップ供給シス
テム;攪拌システム3;および4において線図で示され
、該容器内のすべての点で一定な温度を実現するように
した温度調節システムが設けられている。
容器1a内で形成され、グルコン酸シロップおよびGD
L結晶により構成される混合物は、該容器の下端近くに
位置する点7において該容器から流れ出し:この点にお
いて、該容器はパイプ8を包含することが可能であって
、該パイプ8を通って混合物が容器lbに導かれ;容器
1aの出口オリフィスを設けて容器1bの入口オリフィ
スに対向して配設させることも可能であり、それにより
2つの容器は並置される。
しかしながら、一般に、採用されるのは図示される配列
であって、二つの容器は、一つの容器が他の容器の下に
なり、好ましくは相互の延長線上になるように配設され
、パイプ8は容器1aに対する抜き出しパイプの役割を
果すと同時0こ、その上端に接近して容器1bの点9に
おいて、容器1bに対するクルコノ酸シロップとGDL
結晶との混合物の供給パイプの役割を果している。
容6 ]、 bには、以下に説明する混練システムおよ
び温度調節システムおよび該容器の下端の水準における
、パイプ10によって線図で示される連続抜き出しシス
テムであって、該システムが容器1bの出口で得られる
GDL結晶に富む結晶マスを回収するようになっている
連続抜き出しシステムが設けられている。
上記した混練システムおよび温度調節のシステムは、有
利には、その軸が容器1bの軸X2Y2と合体する回転
軸Aにより一定間隔で固定された1組の混練アーム11
、および混練アーム11と交互に配設され、容器1bの
壁によって固定されている冷却シート12であって、こ
れらの冷却シートを冷却流体が通過している該冷却シー
ト12よりなっている。
前記湿度調節システムは、容器1bの内部で、頂部から
底部へ全体として低下する温度勾配を実現できるように
配設されてぃ°る。
好ましくは、また開示された実施態様lこ示されるよう
に、該システムは、容器lb内(こ、該容器の上端から
如才る第1部分ZA  であって、該第1部分内で、下
方へ全体として低下する温度勾配が該容器に含有される
結晶マスに及ぼされる該第1部分ZA、およびzAの下
方に位置し、その延長線上にある第2部分zBであって
、該第2部分内において、すべての点において実質上一
定な温度が該容器に含有される結晶マスに及ぼされる該
第2部分ZBが設けられるようになっている。
第1部分ZAは、容器1bの全長の/2ないしり、に該
当する。
容器1bは、ポンプ14を包含し、第1部分の下半分に
位置する、該容器の第1部分ZAの低水準15において
、結晶化されて容器1bを頂部から底部へ通過する結晶
マスMのフラクションを取り出口、このフラクションを
、容器1aの上端に接近して位置する水準16に循環す
るようになっているパイプ13によって全体として示さ
れる手段をさらに包含する。
好ましくは、パイプ13は、循環フラクション中に含有
されるかもしれないグルコン酸結晶の凝結体を分解する
ようにした破砕手段17、例えば粉砕機を包含する。
2つの部分zAおよびZBの設定にあたっては、温度調
節システムの熱交換容量のみならず、混練手段の回転速
度および図示されていない吸引手段の影響下、結晶化さ
れた結晶マスが該容器を通過する速度が所定の役割を果
すよう設定され;換言すれば該容器内のこの結晶マスの
所定のフラクションの平均滞留時間が所定の役割を果す
よう設定される。
指摘されるべき点として、実際上、冷却流体は水であり
、この水と結晶化された結晶マスとの間の、該容器のあ
る一定の点における平均温度差は2ないし10℃程度で
ある。
実施例 (a)  有用容積がそれぞれ1−および3.3 tr
?である2個のシリンダー状容器1aおよびlbよりな
る本発明の装置が用いられる〇 乾燥物質(dry matter)の含有量が88%で
あって、乾燥物質に対してグルコン酸92重量%および
特に他の有機酸である残りの8%よりなるグルコン酸シ
ロップを、毎時50tの流量で容器1aに装入した。
容器1aの入口での該シロップの温度は約65℃であり
;該容器内では61℃であった。
シロップとGDL結晶との混合物の所定のフラクション
の、容器la内における平均滞留時間は約20時間であ
った。
該容器の出口において、この混合物中の結晶濃度は7%
程度であった。
容Wlaから出た混合物は、パイプ8を通って、その上
端に接近して位置する容器1bの点9に送られる。
容器1bの内部において、この混合物は部分ZAで0.
4′C/)、rだけ全体として低下する温度勾配をうけ
;この温度勾配の上部温度は60℃で部分ZAの下端の
水準で到達した、下部温度は45℃であった。
部分ZA の継続部分を形成する部分ZB  内部こお
いて、GDL結晶に富む混合物は、45℃の温度に維持
される。
部分ZBの通過時間は、約30時間である。
50℃に相当する部分ZAの水準、すなわち、該容器の
下3分の1以内に位置する水準に位置する点15の水準
で、該容器から、そこを通過する、結晶化された結晶マ
スのフラクションが取り出され、このフラクションは粉
砕機で粉砕された後、16における、容器1aの上端に
循環される。
循環されたフラクションは、パイプ2を通って導入され
たシロップの量の80%に相当する。
パイプ10を通って容器1bの下端の水準で抜き出され
たGDT、結晶に富む結晶マスは、45℃に近い温度で
あって、混合物の43重量%に相当する結晶が分離され
る。
GDL結晶の分離は遠心脱水によって行なわれ、次いで
該結晶は洗浄される。
このようにして回収された母液中のグルコン酸含有量は
、洗浄後86%であった。
(式中、Aは供給シロップ中のグルコン酸濃度を表わし
、92%であり、Hは洗浄後の母液の濃度を表わし、8
6%である)で表わされる結晶化収率は43%であった
このような方法で、GDLが1日当り65:9kf製造
され、これは従来の方法を用いた場合の1.30 kg
に代って、結晶化容器のlWl当り毎日200 kgの
生産性に相当する。
加えて、装置の停止を盛装とする妨害は起らす、連続的
に運転される。
遠心脱水(turbinage )および洗浄後捕集さ
れた結晶は、すぐれた物理的および化学的性質を示すO これらの結晶は、純度99.8%であり、それらのフロ
ーインデックスは良好であり、それらの粒度分布は以下
の通り: 250ミクロンより大きい粒径の結晶・・・25%10
0ないし350ミクロンの粒径を 有する結晶          ・・・・・・・・・9
2%(b)  (a)と同じ装置および運転条件を用い
た。
しかしながら、該システムが平衡に達した後、ある一定
の時点において、循環されるフラクションを、本発明の
範囲外に位置する水準において取り出した。
次いで、遠心分離機の水準における不良な分離によって
数時間後足され、かつ装置の停止および本発明の条件下
再び運転開始する前における、該装置に含有される結晶
マスの除去によって終了する、結晶化のパラメーターの
展開が速かに目撃される。
自明のことであり、また上記したことから明らかなよう
に、本発明は、より具体的に説明されたその種類および
実施態様に係るものに限定されるものではなく、逆に本
発明は、すべての変更、特に、本発明の装置が適当な手
段によって、その中に結晶化開始領域、結晶化領域本体
および熟成領域が存在する単一の容器よりなるごとき変
更、および本発明の装置が開始されたような結晶化開始
様器および結晶化本体の容器よりなり、熟成領域が、他
の2−)の容器から独立であって、好ましくはそれらの
延長線上にある第3の容器(こよって形成され、かつ該
容器を通過し、第2容器から来る結晶マスに、すべての
点において一定の温度ヲ及ぼすようにした手段を包含す
るごとき変更を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を示す線図である。 la、lb:容器 3:攪拌システム 4:温度調節システム 14:ポンプ 17:破砕手段 %許i1J]人 ロケット フレール ニス、アー。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)60ないし85℃、好ましくは65ないし75℃
    の温度において、80ないし95重量%、好ましくは8
    5ないし90重量%の乾燥物質含有量を有し、グルコン
    酸濃度が80%を超えるグルコン酸シロップが、好まし
    くは実質的に垂直な軸線上の第1結晶化領域に導入され
    、該シロップが該領域を攪拌下に通過し、該領域内で該
    シロップが飽和温度より2ないし10℃、好ましくは3
    ないし5℃低い、実質上一定温度に維持され、それによ
    つて結晶化が開始され、その開始はシロップおよびGD
    Lの結晶の混合物の生成によつて示され、該領域内での
    混合物の所定のフラクシヨンの平均滞留時間は10ない
    し30時間、好ましくは15ないし25時間であつて、
    この混合物は該領域から出るとき、結晶濃度が2ないし
    15%となり、該第1領域を出る該混合物は、好ましく
    は実質上垂直の軸線上にある第2結晶化領域を、頂部か
    ら底部へ、混練下に通過し、0.2ないし1℃/hrだ
    け全体として低下するように調節された温度勾配が第2
    領域内でそこを通過する混合物に及ぼされ、該温度勾配
    が好ましくは、該第2領域の第1部分に限定され、この
    第1部分は第2領域の上端から、その中間の高さとその
    全体の高さの下3分のlとの間に位置している後者(t
    he latter)(第2部分)の水準まで延びてお
    り、第2領域のこの第1部分には、第1部分の延長線上
    にある第2部分が続いており、該熟成領域内の温度は3
    5ないし50℃、好ましくは40ないし45℃の間で一
    定に維持され、該混合物は結晶に富む結晶マスの形で、
    第2領域の第2部分から出て、該結晶マスから該結晶が
    回収され、第1領域の内部における結晶化の開始は、好
    ましくは後者(the latter)(第2部分)の
    上端の水準への、第2領域の第1部分を通過する混合物
    のフラクシヨンの循環によつて容易に行なわれ、この循
    環されるフラクシヨンは第1領域に導入されるシロップ
    の量の10ないし120%であり、このフラクシヨンは
    、第2領域、もし存在するならば、第2領域の第1部分
    の下半分に位置する水準で取り出されるという事実によ
    つて特徴づけられるグルコノデルタラクトンの連続的結
    晶化方法。
  2. (2)使用されるグルコン酸が結晶および核を有しない
    という事実によつて特徴づけられる特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
  3. (3)使用されるシロップ中のグルコン酸濃度が90重
    量%を超えるという事実によつて特徴づけられる特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)第1領域から出る混合物が、3ないし10重量%
    の結晶濃度を有するという事実によつて特徴づけられる
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)第2領域の軸線が、第1領域の軸線の延長線上に
    位置しているという事実によつて特徴づけられる特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)該温度勾配が、0.3ないし0.6℃/hrだけ
    全体として低下するという事実によつて特徴づけられる
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  7. (7)循環されるフラクシヨンが、第1領域において導
    入されるシロップの量の40ないし110%、好ましく
    は80ないし100%に相当するという事実によつて特
    徴づけられる特許請求の範囲第1項記載の方法。
  8. (8)循環されるフラクシヨンが、第1領域の上端の水
    準に導入される前に、含有する結晶の破砕をうけるとい
    う事実によつて特徴づけられる特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  9. (9)グルコノデルタラクトン(GDL)の連続的結晶
    化装置であつて、該装置が一つの容器を他の容器の上に
    配設した、好ましくは実質上垂直な軸線上の2個の容器
    より本質的になり、上記した2個の容器の軸は好ましく
    は実質的に相互の延長線上にあり、第1容器、すなわち
    結晶化開始容器には、一方において、その上端部に接近
    してグルコン酸に富むシロップを供給するシステムが設
    けられており、他方において、該容器の内容物の攪拌シ
    ステム、該容器の内部のすべての点で実質上一定の温度
    を確保するようにした温度調節システムおよびその下端
    に接近して配設された抜き出しシステムが設けられてお
    り、該システムはシロップおよび該容器の内部で生成さ
    れる結晶の混合物を抜き出し、この混合物を第2容器、
    すなわち結晶化容器本体の上端に接近して位置する点に
    導くようになつており、かつ該内容物の混練システムお
    よび第2容器の中にある結晶化された結晶マスについて
    、頂部から底部に、そして有利には第2容器の第1部分
    に限定されて、全体的に低下する温度勾配を確立するよ
    うにした温度調節システムを具備しており、該第1部分
    は該容器の上端から、その中間の高さとその全体の高さ
    の下3分の1との間に位置する水準まで延びており、該
    温度調節システムはこの第2容器の第2部分の温度を、
    上記温度勾配の下端の水準における温度に近い全体とし
    て一定の温度とするようになつており、該第2部分は第
    1部分の下方に続いており、該第2容器はその下端に接
    近して、さらにGDLの結晶に非常に富む生成物を連続
    的に抜き出すシステムを具備しており、この生成物は適
    当な手段により、この生成物からGDL結晶を回収する
    ようになつているシステムに導かれ、該装置は、さらに
    第2容器の下半分、そして、もし存在するならば、第2
    容器の第1部分の下半分に位置する水準において取り出
    される第2容器の内容物の1部を、好ましくは第1容器
    の上端に接近して位置する点に循環するシステムを具備
    しており、該循環システムが有利には循環される結晶マ
    スに含有される結晶を分別する手段よりなるという事実
    によつて特徴づけられる前記グルコノデルタラクトンの
    連続的結晶化装置。
  10. (10)該装置が適当な手段により、結晶化開始領域、
    結晶化領域本体および熟成領域の存在する単一容器より
    なるという事実によつて特徴づけられる特許請求の範囲
    第9項記載の装置。
  11. (11)該装置が、第1および第2容器に加えてさらに
    、好ましくは第1および第2容器の延長線上に位置する
    熟成領域を形成し、かつそこを通過し、また第2容器か
    ら出てくる結晶マスに、すべての点で一定な温度を及ぼ
    すようにした手段を包含する第3容器よりなるという事
    実によつて特徴づけられる特許請求の範囲第9項記載の
    装置。
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