JPS61263022A - 陰極線管の製造方法 - Google Patents
陰極線管の製造方法Info
- Publication number
- JPS61263022A JPS61263022A JP10365985A JP10365985A JPS61263022A JP S61263022 A JPS61263022 A JP S61263022A JP 10365985 A JP10365985 A JP 10365985A JP 10365985 A JP10365985 A JP 10365985A JP S61263022 A JPS61263022 A JP S61263022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- melting point
- dag
- particles
- high melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は陰極線管の製造方法に係り、特に電子銃のバル
ブスペーサが接触する部位の内部導電膜(以下ネックダ
グと云う)の形成方法に関するものである。
ブスペーサが接触する部位の内部導電膜(以下ネックダ
グと云う)の形成方法に関するものである。
次に、第3図及び第4図により従来の陰極線管の製造方
法の一例を説明する。
法の一例を説明する。
即ち陰極線管は、図示しないパネルと、ファンネル(1
1)及びネック(12)と、このファンネル(11)の
陽極端子(13)を含む内面に被着された内部導電膜(
14)と、この内部導電膜(14)に導接するネックダ
グ(15)と、このネックダグ(15)にバルブスペー
サ(16)を弾接させる電子銃(17)とを主構成部と
している。
1)及びネック(12)と、このファンネル(11)の
陽極端子(13)を含む内面に被着された内部導電膜(
14)と、この内部導電膜(14)に導接するネックダ
グ(15)と、このネックダグ(15)にバルブスペー
サ(16)を弾接させる電子銃(17)とを主構成部と
している。
しかるに、このネックダグ(15)はネック(12)の
滑らかな内面に塗布形成されているので、バルブスペー
サ(16)の弾接される位置及びその近傍では管外から
の振動や衝撃などによりネックダグ(15)が層状に剥
離し易くなっている。この剥離されたネックダグ(15
)の一部が管内に放出され、電子銃(17)を構成する
電極間の短絡や管内放電を誘発して耐電圧特性を劣化さ
せたり、陰極の表面に付着してエミッション特性を低下
させるなどの問題点があった。
滑らかな内面に塗布形成されているので、バルブスペー
サ(16)の弾接される位置及びその近傍では管外から
の振動や衝撃などによりネックダグ(15)が層状に剥
離し易くなっている。この剥離されたネックダグ(15
)の一部が管内に放出され、電子銃(17)を構成する
電極間の短絡や管内放電を誘発して耐電圧特性を劣化さ
せたり、陰極の表面に付着してエミッション特性を低下
させるなどの問題点があった。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、
ネックダグの剥離を皆無とすることが可能な陰極線管の
製造方法を提供することを目的としている。
ネックダグの剥離を皆無とすることが可能な陰極線管の
製造方法を提供することを目的としている。
即ち、本発明は、ファンネルからネックにかけての内面
に内部導電膜を被着形成するようになされた陰極線管の
製造方法において、ネック内に装着される電子銃のバル
ブスペーサが当接する部位のネック内壁に低融点無機材
の溶融によって固定された高融点無機材の粒子からなる
粗面が形成され、この粗面上に内部導電膜を被着される
ことを特徴とする陰極線管の製造方法であり、高融点無
機材及び低融点無機材が共にガラスからなることを実施
態様としている。
に内部導電膜を被着形成するようになされた陰極線管の
製造方法において、ネック内に装着される電子銃のバル
ブスペーサが当接する部位のネック内壁に低融点無機材
の溶融によって固定された高融点無機材の粒子からなる
粗面が形成され、この粗面上に内部導電膜を被着される
ことを特徴とする陰極線管の製造方法であり、高融点無
機材及び低融点無機材が共にガラスからなることを実施
態様としている。
〔発明の実施例〕
次に本発明の陰極線管の製造方法の一実施例を第1図及
び第2図により説明する。但し、従来例と同一符号は同
一部を示す。
び第2図により説明する。但し、従来例と同一符号は同
一部を示す。
即ち、陰極線管は、図示しないパネルと、ファンネル(
11)及びネック(12)と、このファンネル(11)
に設けられた陽極端子(13)を含む内面に被着された
内部導電膜(14)と、この内部導電膜(14)に導接
するネックダグ(15)と、このネックダグ(15)に
バルブスペーサ(16)を弾接させる電子銃(17)と
を主構成部としているのは従来例゛とほぼ同様であるが
、本実施例ではネック(12)内壁に低融点ガラス(2
1)の溶融によって固定された高融点ガラスの粒子(2
2)により粗面を形成し、この粗面上にネックダグ(2
5)を被着形成したことを特徴としている。
11)及びネック(12)と、このファンネル(11)
に設けられた陽極端子(13)を含む内面に被着された
内部導電膜(14)と、この内部導電膜(14)に導接
するネックダグ(15)と、このネックダグ(15)に
バルブスペーサ(16)を弾接させる電子銃(17)と
を主構成部としているのは従来例゛とほぼ同様であるが
、本実施例ではネック(12)内壁に低融点ガラス(2
1)の溶融によって固定された高融点ガラスの粒子(2
2)により粗面を形成し、この粗面上にネックダグ(2
5)を被着形成したことを特徴としている。
この粗面の形成方法は、例えば粒径3〜10μmの硼硅
酸ガラス、石英ガラス、ソーダ石灰ガラスの高融点ガラ
ス粒子とPbO−5iO,系、Pb0−B、 03系の
低融点ガラス及びバインダーとしての酢酸ブチルとニト
ロセルロースなどからなるビヒクルとを混合してスラリ
ーとしたものをネック(12)の所望位置に刷毛、スポ
ンジなどで塗布し、低融点ガラスが溶融される温度まで
ネック(12)を加熱し、高融点ガラスにより、粗面を
形成し、その上に粒径0.1〜3μmのネックダグ(2
5)を最小膜厚10μm程度に ・被着形成するよう
になっている。
酸ガラス、石英ガラス、ソーダ石灰ガラスの高融点ガラ
ス粒子とPbO−5iO,系、Pb0−B、 03系の
低融点ガラス及びバインダーとしての酢酸ブチルとニト
ロセルロースなどからなるビヒクルとを混合してスラリ
ーとしたものをネック(12)の所望位置に刷毛、スポ
ンジなどで塗布し、低融点ガラスが溶融される温度まで
ネック(12)を加熱し、高融点ガラスにより、粗面を
形成し、その上に粒径0.1〜3μmのネックダグ(2
5)を最小膜厚10μm程度に ・被着形成するよう
になっている。
上述した高融点ガラスの粒子(22)に凹凸に形成され
た部位にネックダグ(25)を塗布形成することにより
ネックダグ(25)の塗布面には3乃至10μmの凹凸
面が形成され、粒子径3〜lOμmのネックダグ(25
)を塗布形成しても高融点ガラスの粒子(22)がバル
ブスペーサ(16)の接触部において、高融点ガラスの
粒子(22)が露出することなく良好な導接が得られ、
しかも機械的衝撃′にょって、バルブスペーサ(16)
が振動してもネックダグ(25)の層状の剥離がなくな
る。
た部位にネックダグ(25)を塗布形成することにより
ネックダグ(25)の塗布面には3乃至10μmの凹凸
面が形成され、粒子径3〜lOμmのネックダグ(25
)を塗布形成しても高融点ガラスの粒子(22)がバル
ブスペーサ(16)の接触部において、高融点ガラスの
粒子(22)が露出することなく良好な導接が得られ、
しかも機械的衝撃′にょって、バルブスペーサ(16)
が振動してもネックダグ(25)の層状の剥離がなくな
る。
上述の実施例では、高融点ガラスの粒子(22)と低融
点のガラスを用いたが、これらはいずれもガラス以外の
無機材を使用しても同様なことは勿論である。
点のガラスを用いたが、これらはいずれもガラス以外の
無機材を使用しても同様なことは勿論である。
上述のように本発明によれば極めて強固なネックダグを
形成することが可能であり、品位の良好な陰極線管を提
供することができる。
形成することが可能であり、品位の良好な陰極線管を提
供することができる。
第1図及び第2図は本発明の陰極線管の一実施例を示す
図であり、第1図は要部説明図、第2図は第1図のA部
拡大図、第3図及び第4図は従来の陰極線管の一例を示
す図であり、第3図は要部説明図、第4図は第3図のB
部拡大図である。
図であり、第1図は要部説明図、第2図は第1図のA部
拡大図、第3図及び第4図は従来の陰極線管の一例を示
す図であり、第3図は要部説明図、第4図は第3図のB
部拡大図である。
Claims (2)
- (1)バルブのファンネルからネックにかけての内面に
内部導電膜を被着形成するようになされた陰極線管の製
造方法において、前記ネック内に装着される電子銃のバ
ルブスペーサが当接する部位の前記ネック内壁に低融点
無機材の溶融によって固定された高融点無機材の粒子か
らなる粗面が形成され、前記粗面上に前記内部導電膜を
被着させることを特徴とする陰極線管の製造方法。 - (2)高融点無機材及び低融点無機材が共にガラスから
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の陰極
線管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10365985A JPS61263022A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10365985A JPS61263022A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 陰極線管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61263022A true JPS61263022A (ja) | 1986-11-21 |
Family
ID=14359909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10365985A Pending JPS61263022A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61263022A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020033422A (ko) * | 2000-10-19 | 2002-05-06 | 가네꼬 히사시 | 수렴의 편향이 없는 컬러 수상관 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP10365985A patent/JPS61263022A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020033422A (ko) * | 2000-10-19 | 2002-05-06 | 가네꼬 히사시 | 수렴의 편향이 없는 컬러 수상관 |
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