JPS61262248A - 傘歯車式差動装置 - Google Patents
傘歯車式差動装置Info
- Publication number
- JPS61262248A JPS61262248A JP10099285A JP10099285A JPS61262248A JP S61262248 A JPS61262248 A JP S61262248A JP 10099285 A JP10099285 A JP 10099285A JP 10099285 A JP10099285 A JP 10099285A JP S61262248 A JPS61262248 A JP S61262248A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- differential case
- axles
- bevel gear
- output shafts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/38—Constructional details
- F16H48/42—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
- F16H2048/423—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement
- F16H2048/426—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement characterised by spigot bearing arrangement, e.g. bearing for supporting the free end of the drive shaft pinion
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ１発明の目的
（１］ 産業上の利用分野
本発明は、デフケースと、一対の出方軸との間に傘歯車
機構が介装されて成る傘歯車式差動装置に関する。
機構が介装されて成る傘歯車式差動装置に関する。
（２） 従来の技術
従来、かかる差動装置において、差動制限機能を付与す
るにあたっては、デフケースと一方の出力軸との間に制
御クラッチを設けることが知られている。
るにあたっては、デフケースと一方の出力軸との間に制
御クラッチを設けることが知られている。
（３］ 発明が解決しょ５とする問題点ところが、上
記従来の構成では、両出カ軸の差動回転数が同一であっ
ても、発生するスリップトルクが異なってしまうので、
両出方軸のトルク特性を等しくすることが望まれる。
記従来の構成では、両出カ軸の差動回転数が同一であっ
ても、発生するスリップトルクが異なってしまうので、
両出方軸のトルク特性を等しくすることが望まれる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、両
出力軸のトルク特性を等しくするようにして差動制限機
能を付与した傘歯車式差動装置を提供することを目的と
する。
出力軸のトルク特性を等しくするようにして差動制限機
能を付与した傘歯車式差動装置を提供することを目的と
する。
Ｂ０発明の構成
（１）問題点を解決するための手段
本発明によれば、デフケースと両出力軌との間には制御
クラッチがそれぞれ介装される。
クラッチがそれぞれ介装される。
（２）作 用
上記構成によれば、両側のスリップトルクが等しくなり
、両出力軸のトルク特性が等しくなる。
、両出力軸のトルク特性が等しくなる。
（３）実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第１図において、この傘歯車式差動装置１は、た
とえば鞍乗型車両のパワーユニット（図示せず）に連結
された駆動軸２と、出力軸としての一対の車軸３１，３
ｒとの間に介装されるものである。
、先ず第１図において、この傘歯車式差動装置１は、た
とえば鞍乗型車両のパワーユニット（図示せず）に連結
された駆動軸２と、出力軸としての一対の車軸３１，３
ｒとの間に介装されるものである。
傘歯車式差動装置１ば、前記両車軸３Ａ’、３？−のま
わりに回転可能にしてベアリング４，５によって支持体
６に支承されるデフケースγと、両車軸３１．３ｒとの
間に介装される傘歯車機構８とから成り、傘歯車機構８
はデフケースＴ内に収容される。
わりに回転可能にしてベアリング４，５によって支持体
６に支承されるデフケースγと、両車軸３１．３ｒとの
間に介装される傘歯車機構８とから成り、傘歯車機構８
はデフケースＴ内に収容される。
デフケースγは、一対のケース半体Ｔα、γｂをポルト
９により相互に結合して形成され、このデフケースγに
はベベルリングギヤ１ｏがボルト１１により固着される
。一方、駆動軸２は、車軸３Ｊ、３ｒと直交する軸線を
有して配置されており、この駆動軸２の端部は軸受１２
によって支持体６に支承される。しかも軸受１２に近接
した部分で駆動軸２には駆動ベベルピニオン１３が一体
的に設けられており、この駆動ベベルビニオン１３はベ
ベルリングギヤ１０に噛合される。したがって、パワー
ユニットからの回転駆動力がデフケース７に伝達される
。
９により相互に結合して形成され、このデフケースγに
はベベルリングギヤ１ｏがボルト１１により固着される
。一方、駆動軸２は、車軸３Ｊ、３ｒと直交する軸線を
有して配置されており、この駆動軸２の端部は軸受１２
によって支持体６に支承される。しかも軸受１２に近接
した部分で駆動軸２には駆動ベベルピニオン１３が一体
的に設けられており、この駆動ベベルビニオン１３はベ
ベルリングギヤ１０に噛合される。したがって、パワー
ユニットからの回転駆動力がデフケース７に伝達される
。
傘歯車機構８は、両車軸３１．３ｒの端部にスプライン
１４．１５によって結合され相互に対向する一対のベベ
ルサイドギヤ１６．１６と、両ベベルサイドギヤ１６．
１６に共通に噛合する一対のベベルピニオン１７．１７
とかう成る。両ヘヘルピニオン１７．１７は、車軸３１
３ｒの対向端面間で両車軸３ｉ３ｒの軸線と直交する支
軸１８により回転自在に支承される。
１４．１５によって結合され相互に対向する一対のベベ
ルサイドギヤ１６．１６と、両ベベルサイドギヤ１６．
１６に共通に噛合する一対のベベルピニオン１７．１７
とかう成る。両ヘヘルピニオン１７．１７は、車軸３１
３ｒの対向端面間で両車軸３ｉ３ｒの軸線と直交する支
軸１８により回転自在に支承される。
両ケース半休７ａ、７ｂの結合面間には、それらの結合
面との間にＯリング１９．１９を介在して隔壁部材２０
が挟持される。この隔壁部材２０は、基本的に円筒状の
筒状部２１と、該筒状部２２の軸方向中央部外面から半
径方向外方に張出した鍔部２２とから成り、鍔部２２が
両ケース半体７ａ。
面との間にＯリング１９．１９を介在して隔壁部材２０
が挟持される。この隔壁部材２０は、基本的に円筒状の
筒状部２１と、該筒状部２２の軸方向中央部外面から半
径方向外方に張出した鍔部２２とから成り、鍔部２２が
両ケース半体７ａ。
７ｂ間に挟持される。しかもこの隔壁部材２０には、一
対の透孔２３，２３が一直径線に沿って穿設されており
、支軸１８の両端がそれらの透孔２３゜２３に嵌合され
る。また、各透孔２３．２３の開口端に対応する部分で
筒状部２１の内面には、各ベベルピニオン１７．１７の
外端面に対応して彎曲した球状凹部２４．２４が設けら
れており、ベベルピニオン１７．１７の外端面はすべり
軸受２５゜２５を介して球状凹部２４．２４で支承され
る。
対の透孔２３，２３が一直径線に沿って穿設されており
、支軸１８の両端がそれらの透孔２３゜２３に嵌合され
る。また、各透孔２３．２３の開口端に対応する部分で
筒状部２１の内面には、各ベベルピニオン１７．１７の
外端面に対応して彎曲した球状凹部２４．２４が設けら
れており、ベベルピニオン１７．１７の外端面はすべり
軸受２５゜２５を介して球状凹部２４．２４で支承され
る。
したがって、各ベベルビニ、ｔｙｌ ７ 、１７ハ両車
軸３１，３ｒの軸線と直交する回転軸線を有してデフケ
ース７に支承されることになる。
軸３１，３ｒの軸線と直交する回転軸線を有してデフケ
ース７に支承されることになる。
本発明に従えば、デフケース７と、両車軸３／。
３ｒとの間には、制御クラッチｃ、ｃが介装される。
すなわち、制御クラッチｃ、ｃは、クラッチアウタとし
てのデフケースγとの間に密閉油室２６゜２６を画成す
るクラッチインナ２７．２７と、密閉油室２６，２６内
でデフケースγにスプライン２８．２８によって係合さ
れる複数枚の外側クラッチ板２９．２９と、これらの外
側クラッチ板２９゜２９と交互に重合してクラッチイン
チ２７．２７にスプライン３０．３０により係合する複
数枚の内側クラッチ板３１．３１とから構成される。
てのデフケースγとの間に密閉油室２６゜２６を画成す
るクラッチインナ２７．２７と、密閉油室２６，２６内
でデフケースγにスプライン２８．２８によって係合さ
れる複数枚の外側クラッチ板２９．２９と、これらの外
側クラッチ板２９゜２９と交互に重合してクラッチイン
チ２７．２７にスプライン３０．３０により係合する複
数枚の内側クラッチ板３１．３１とから構成される。
クラッチインチ２７．２７は、隔壁部材２０の筒状部２
１を囲繞する円筒部３２．３２を有して、両ベベルサイ
ドギヤ１６，１６の外周縁に固着される。これらのクラ
ッチインチ２７，２７、隔壁部材２０およびデフケース
７により隔壁部材２０の両側に環状の密閉油室２６．２
６が画成される。
１を囲繞する円筒部３２．３２を有して、両ベベルサイ
ドギヤ１６，１６の外周縁に固着される。これらのクラ
ッチインチ２７，２７、隔壁部材２０およびデフケース
７により隔壁部材２０の両側に環状の密閉油室２６．２
６が画成される。
しかも密閉油室２６，２６をシールするために、両ケー
ス半休７ａ 、 ７ ｈには円筒部３２．３２の外面に
摺接するリング状シール部材３３．３３が設けられ、隔
壁部材２０における筒状部２１の外面には円筒部３２．
３２の内面に摺接するリング状シール部材３４．３４が
設けられる。この密閉油室２６，２６には、高粘性油と
、その油の熱膨張を許容する少量の空気とが封入される
。
ス半休７ａ 、 ７ ｈには円筒部３２．３２の外面に
摺接するリング状シール部材３３．３３が設けられ、隔
壁部材２０における筒状部２１の外面には円筒部３２．
３２の内面に摺接するリング状シール部材３４．３４が
設けられる。この密閉油室２６，２６には、高粘性油と
、その油の熱膨張を許容する少量の空気とが封入される
。
第２図（，４）、（ａＫ示すよ５に、外側クラッチ板２
９には、デフケースＴ・のスプライン２８に係合する多
数の歯３５と、油を流通させる多数の油孔３６とが設け
られ、また内側クラッチ板３１にはクラッチインナ２７
のスプライン３０に係合する多数の歯３７と、油を流通
させる多数の油溝３，８・とが膜性、ら木る。
９には、デフケースＴ・のスプライン２８に係合する多
数の歯３５と、油を流通させる多数の油孔３６とが設け
られ、また内側クラッチ板３１にはクラッチインナ２７
のスプライン３０に係合する多数の歯３７と、油を流通
させる多数の油溝３，８・とが膜性、ら木る。
次にこの実施例の作用について説明すると、制御クラッ
チＣにおいて、デフケース７およびクラッチインナ２７
間に相対回転が生じると、外側クラッチ板２９および内
側クラッチ板３１は、それらの間に介在する高粘性油を
剪断しながら相対的に回転する。このとき、各クラッチ
板２９，３１の油孔３６および油溝３８は、油を保持し
、その油の効果的な剪断に寄与する。
チＣにおいて、デフケース７およびクラッチインナ２７
間に相対回転が生じると、外側クラッチ板２９および内
側クラッチ板３１は、それらの間に介在する高粘性油を
剪断しながら相対的に回転する。このとき、各クラッチ
板２９，３１の油孔３６および油溝３８は、油を保持し
、その油の効果的な剪断に寄与する。
而して、油温が比較的低い状態では、デフケースＴおよ
びクラッチインナ２７間の伝達トルクは油の剪断トルク
により決定される。
びクラッチインナ２７間の伝達トルクは油の剪断トルク
により決定される。
デフケース７およびクラッチインチ２７間の相対回転速
度が上昇していくと、前記油の温度も剪断エネルギの増
加により上昇していき、当初はその油温上昇に伴う粘性
の低下により伝達トルクが減少するが、相対回転速度が
所定値を超えると、油温の急上昇により各クラッチ板２
９．３１に福雑な温度勾配を生じる。このため、その複
雑な温度勾配に起因する歪と、油温の急上昇による密閉
油室２６内の圧力上昇との相乗作用により、隣接する両
クラッチ板２９．３１間に摩擦係合部分または隙間が極
めて小さい部分ができ、この結果、制御クラッチＣはカ
ップリング状態となり、デフケース７と、クラッチイン
ナ２９すなわち車軸３）または３ｒとが直結される。
度が上昇していくと、前記油の温度も剪断エネルギの増
加により上昇していき、当初はその油温上昇に伴う粘性
の低下により伝達トルクが減少するが、相対回転速度が
所定値を超えると、油温の急上昇により各クラッチ板２
９．３１に福雑な温度勾配を生じる。このため、その複
雑な温度勾配に起因する歪と、油温の急上昇による密閉
油室２６内の圧力上昇との相乗作用により、隣接する両
クラッチ板２９．３１間に摩擦係合部分または隙間が極
めて小さい部分ができ、この結果、制御クラッチＣはカ
ップリング状態となり、デフケース７と、クラッチイン
ナ２９すなわち車軸３）または３ｒとが直結される。
このような制御クラッチＣ２Ｃが両車軸３１゜３ｒとデ
フケース７との間に設けられることにより、両車軸３１
．３ｒ間の相対回転速度が大となったときに、一方や制
御クラッチＣがカップリング状態となって両車軸３１３
ｒの相対回転が抑制され、両車軸３１．３ｒがともに駆
動される。
フケース７との間に設けられることにより、両車軸３１
．３ｒ間の相対回転速度が大となったときに、一方や制
御クラッチＣがカップリング状態となって両車軸３１３
ｒの相対回転が抑制され、両車軸３１．３ｒがともに駆
動される。
しかも、デフケース７と両車軸３ｄ、３ｒとの間のスリ
ップトルクが同一であるので、両車軸３ノ。
ップトルクが同一であるので、両車軸３ノ。
３ｒのトルク特性が等しくなる。
Ｃ６発明の効果
以上のよ５に本発明によれば、デフケースと両出力軸と
の間には、制御クラッチがそれぞれ介装されるので、両
出力軸およびデフケース間のスリップトルクを等しくし
て、両出力軸のトルク特性を等しくすることができる。
の間には、制御クラッチがそれぞれ介装されるので、両
出力軸およびデフケース間のスリップトルクを等しくし
て、両出力軸のトルク特性を等しくすることができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は断面図
、第２図は制御クラッチにおける外側クラッチ板および
内側クラッチ板の正面図である。 １・・・傘歯車式差動装置、３１．３ｒ・・・出力軸と
しての車軸、７・・・デフケース、８・・・傘歯車機構
、Ｃ・・・制御クラッチ
、第２図は制御クラッチにおける外側クラッチ板および
内側クラッチ板の正面図である。 １・・・傘歯車式差動装置、３１．３ｒ・・・出力軸と
しての車軸、７・・・デフケース、８・・・傘歯車機構
、Ｃ・・・制御クラッチ
Claims (1)
- デフケースと、一対の出力軸との間に傘歯車機構が介装
されて成る傘歯車式差動装置において、前記デフケース
と両出力軸との間には、制御クラッチがそれぞれ介装さ
れることを特徴とする傘歯車式差動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099285A JPS61262248A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 傘歯車式差動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099285A JPS61262248A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 傘歯車式差動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61262248A true JPS61262248A (ja) | 1986-11-20 |
Family
ID=14288800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10099285A Pending JPS61262248A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 傘歯車式差動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61262248A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0212548U (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-25 | ||
| JPH0325056U (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-14 | ||
| WO1999006742A1 (en) * | 1997-07-29 | 1999-02-11 | Meritor Do Brasil S.A. | A differential and drive pinion assembly |
| US6969333B2 (en) * | 2001-09-14 | 2005-11-29 | Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha | Motor power train and method of assembling the same |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP10099285A patent/JPS61262248A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0212548U (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-25 | ||
| JPH0325056U (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-14 | ||
| WO1999006742A1 (en) * | 1997-07-29 | 1999-02-11 | Meritor Do Brasil S.A. | A differential and drive pinion assembly |
| US6969333B2 (en) * | 2001-09-14 | 2005-11-29 | Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha | Motor power train and method of assembling the same |
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