JPS61262212A - 緩み止め用ダブルナツト - Google Patents

緩み止め用ダブルナツト

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JPS61262212A
JPS61262212A JP10079585A JP10079585A JPS61262212A JP S61262212 A JPS61262212 A JP S61262212A JP 10079585 A JP10079585 A JP 10079585A JP 10079585 A JP10079585 A JP 10079585A JP S61262212 A JPS61262212 A JP S61262212A
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JP
Japan
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nut
bolt
screwed
threaded portions
rightward
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JP10079585A
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小松 実
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は振動・衝撃等に対して弛緩することが□ないダ
ブルナツトに関する。
〔従来の技術〕
従来からナツトを2個重ねることにより緩みを防止する
ようにしたダブルナツトは知られている。
そして、特に緩み止め効果を高めるものとして特公昭4
8−25700号に開示されたものがある。このダブル
ナツトは第5図にその構造を示す如く、被締付部材10
1.101の一面に当接する凸形第1ナツト102と、
この凸形第1ナット102に螺合する凹形第2ナツト1
03とからなり、これら第1ナツト102、第2ナツト
103にはボルト104の右向き雄ネジ部105と螺合
する右向き雌ネジ部106.107が刻設され、第1ナ
ツト102の外周面には左向き雄ネジ部108が、第2
ナツト103の内周面には該雄ネジ部108に螺合する
左向き雌ネジ部109が形成されている。
締付時においては、先ず第1ナツト102と第2ナツト
103を適宜の位置に螺合せしめて一体とする。この状
態で両ナツト102.103を被締付部材101を貫通
したボルト104の突出雄ネジ部105に螺合させ、第
2ナツト103が被締付部材101に強く当接するよう
に締付けた後第1ナツト102又は第2ナツト103を
左回転させる。これにより両ナツト102.1031F
Dに互いに引き合うような力を発生させるとともに第1
ナツト102のフランジ部下面111と第2ナツト10
2の上面110間に強い摩擦力を生ぜしめる。このよう
に、第1ナツト102、第2ナツト103及びボルト1
04を強固に一体化させて緩まないようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、第1ナツト102と第2ナツト103とを更
に強固に結着するには、互いに当接する面110,11
1あるいは第1ナツト2と第2ナツトの係合ネジ部10
8.109の係合面積を大きくすればよいのであるが、
従来の構造にあってはナツト自体を大きくしなければ当
接する面110.111あるいは各ネジ部108.10
9の係合面積を大きくすることができない。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決すべく本発明は、ボルトが螺合する右
向き雌ネジ部を刻設した第1ナツト及び第2ナツトのう
ち、第1ナツトにはボルトの軸線とその軸線が一致する
截頭円錐状突部を、第2ナツトには該截頭円錐状突部を
受けるコツプ状凹部を形成し、これら截頭円錐状突部の
側面およびコツプ状凹部の側面に互いに螺合するネジ部
を刻設したものである。
(実施例〕 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るダブルナツトの右半分を示す断面
図であり、ダブルナツトは被締付部材1に当接する凸形
の第1ナツト2及びこの第1ナツト2に螺合する凹形第
2ナツト3からなり、これら第1ナツト2及び第2ナツ
ト3の中央にはボルト4に刻設した右向き雄ネジ部5と
螺合する右向き雌ネジ部6.7を刻設している。
また第1ナツト2の基部はフランジ部2aとされ、その
中央部は截頭円錐状突部2bとされ、第2ナツト3には
第1ナツトの截頭円錐状突部2bを受けるコツプ状凹部
3aが形成されている。そして、截頭円錐状突部2b及
びコツプ状凹部3aの軸線はボルト4の軸線と一致し、
且つ截頭円錐状突部2bの側面には雌ネジ部6よりも小
ピツチの左向き雄ネジ部8が、またコツプ状凹部3aの
側面にはこの雄ネジ部8と螺合する左向き雌ネジ部9が
それぞれ刻設されている。
以上の如き構成のダプルナツl−を用いて締付ける手順
を以下に説明する。
先ず、第1ナツト2と第2ナツト3を適宜螺合して外見
上−個のナツトとする。この場合、第1ナツト2と第2
ナツト3は強く螺合せしめず、例えば第1ナツト2のフ
ランジ部2aの上端面10と第2ナツト3の下端面11
との間に若干の隙間が生じる程度としておく。この状態
Cボルト4の雄ネジ部5に結合した両ナツトが同時に螺
合できるようになっている。また、第1ナツト2と第2
ナツト3を螺合するには第1ナツト2に対し、第2ナツ
ト3を左回転させる。
次いで、互いに螺合した第1ナツト2及び第2ナツト3
の右向き雌ネジ部6,7にボルト4を被締付部材1を挟
む−ようにして螺合する。この場合は第1ナツト2及び
第2ナツト3を同時に右回転させる。この操作により被
締付部材1はボルト4の頭部と第1ナツト2との間で締
付固定される。
そして、次に第2ナツト3のみを左回°転せしめる。す
ると、第2図に示すように、第2ナツト3の右向き雌ネ
ジ部7のネジ山の下面7aがボルト4の右向き雄ネジ部
5のネジ山の上面5aに圧接してボルト4を下向きに押
す力P1が発生し、ボルト4に下向きの力P1が作用す
る。これにより、ボルト4の雄ネジ部5のネジ山の下面
5bと第1ナツト2の右向き雌ネジ部6のネジ山の上面
6aが圧接されボルト4を上向きに押す力P2が発生す
る。したがって、ボルト4の右向き雄ネジ部5は上下か
ら強く締付けられここに緩み止め機能が生じる。
また、第2ナツト3のみを左回転せしめることにより、
第2ナツト3の左向き雌ネジ部9のネジ山の上面9aが
第1ナツト2の左向き雄ネジ部8のネジ山の下面8aに
強く圧接して力P3が発生し、この力P3によっても緩
み止め機能が発揮される。
更に、雄ネジ部8は截頭円錐状突部2bの側面に形成さ
れ、雌ネジ部9はコップ状凹部9側面に刻設されている
ため、ネジ部を刻設する部分の面積が大となり、圧接面
積が増し緩み止め機能は更に大となるし、ネジ製作上の
問題もない。
ここで第1ナツト2に刻設した雄ネジ部8及び第2ナツ
ト3に刻設した雌ネジ部9はともに左向きとしたが、雄
ネジ部8及び雌ネジ部9をともに右向きとして右方向に
第2ナツト3を締付けるようにしてもよい。この場合も
、締付時には第2ナツト3を左回転させれば、ネジ部5
,6のピッチと、ネジ部8,9のピッチの差があるので
、各ネジ部間に喰い込みが生じる。
また、第1ナツトにコツプ状凹部を、第2ナツトに截頭
円錐状突部を形成するようにしてもよい。
すなわち、第2ナツト3を被締付部材1側になるように
使用してもよい。更に、第3.4図に示すように第1ナ
ツト2のフランジ12aの上端面10と第2ナツト3の
下端面11を右向きの螺締傾斜端面S、S1に形成し締
付前の状態(3(a)図)から第2ナツト3を左回転し
たときに、前記両面So、Siに喰い込みが生じるよう
にすれば、緩み止め効果がなお増大する。また、前記螺
締傾斜端面S 、S は、第4図に示すように2段に形
成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、互いに螺合する第
1ナツト及び第2ナツトによって緩み止め効果を高める
ようにしたダブルナツトにおいてそれぞれのナツトを螺
合するネジ部を、第1ナツトに形成した截頭円錐状突部
の側面及びコツプ状凹部の側面に刻設したため、ナツト
自体を大きくすることなく圧接面積の増大を図ることと
なり、緩み止め効果を従来よりも高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るダブルナツトの右半分を示す断面
図、第2図は同ダブルナツトの第2ナツトのみを締付け
た状態の第1図と同様の断面図、第3 (a)(b)図
は両ナツ1−の対向端面を螺締傾斜端面とした場合の作
用説明図、第4図は前記螺締傾斜端面を2段に形成した
場合の説明図、第5図は従来例の断面図である。 2・・・第1ナツト、2a・・・截頭円錐状突部、3・
・・第2ナツト、3a・・・コツプ状四部、4・・・ボ
ルト、5・・・右向き雄ネジ部、6.7・・・雌ネジ部
、8・・・第1ナツトに刻設した左向き雄ネジ部、9・
・・第2ナツトに刻設した左向き雌ネジ部。 出願人代理人  猪  股    清 図面の浄書(内容に変更なし) (a) (b) 第4図 手続補正自動式) 昭和60年8月2?日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1゜事件の表示 昭和60年特許願第100795号 2、発明の名称 緩み止め用ダブルナツト 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 小     松           実4、代 理 
人 (郵便番号100) 昭 和 60年 7 月 10日 (発送日 昭和60年7月30日) 6、補正の対象 図面。 7、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、凸形の第1ナット及び凹形第2ナットの中央部にボ
    ルトが螺合する右向き雌ネジ部を刻設し、前記第1ナッ
    トにフランジ部と、このフランジ部から突出する、ボル
    トの軸線とその軸線が一致する截頭円錐状突部を形成し
    、前記第2ナットに該截頭円錐状突部を受けるコップ状
    凹部を形成し、更に該截頭円錐状突部の側面及びコップ
    状凹部の側面には互いに螺合するネジ部を刻設したこと
    を特徴とする緩み止め用ダブルナット。 2、前記截頭円錐状突部の側面及びコップ状凹部の側面
    に刻設したネジ部は左向きネジ部であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の緩み止め用ダブルナット
    。 3、前記截頭円錐状突部の側面及びコップ状凹部の側面
    に刻設したネジ部は右向きネジ部であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の緩み止め用ダブルナット
    。 4、前記第1ナットのフランジ部の上端面とこれに対向
    する第2ナットの下端面を互いに対応する螺線傾斜端面
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3
    項のいずれかに記載の緩み止め用ダブルナット。
JP10079585A 1985-05-13 1985-05-13 緩み止め用ダブルナツト Pending JPS61262212A (ja)

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