JPH04296212A - ボルト緊締具 - Google Patents

ボルト緊締具

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JPH04296212A
JPH04296212A JP13232391A JP13232391A JPH04296212A JP H04296212 A JPH04296212 A JP H04296212A JP 13232391 A JP13232391 A JP 13232391A JP 13232391 A JP13232391 A JP 13232391A JP H04296212 A JPH04296212 A JP H04296212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
spring washer
nut
loosening
interposed
Prior art date
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Pending
Application number
JP13232391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fuchimoto
浩 泓本
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種機械要素として用
いられるボルト緊締具に関し、例えば、通しボルト、抑
えボルト、植え込みボルト或いは両ナットボルト等の各
種ボルトの緩みを防止するボルト緊締具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボルトの緩み止めは、ばね座金、
ゴム座金或いは食い込み型のばね座金といった手段を用
い、その締め付け反力によって螺合するネジ山間を相対
的に反対方向に附勢し、両ネジ山間の摩擦を増大させる
ことによってネジの緩みを未然に阻止しようとしたもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如きばね座金を
用いると、ボルト或いはナットの締めつけ時は、増大さ
れたばね座金が復元しようとする力で螺合するネジ山間
に大きな摩擦力を付与できてボルト或いはナットの緩み
止めを防止できるが、振動等によって一旦僅かに緩みを
生じると、そのばね座金の弾性変位可能な間隙ができ、
その為、寧ろ弾性復元力が逆に緩みを助長するように作
用し、その結果、ボルト或いはナットの連結が外れると
いう事態に至っていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるボルト緊
締具は、上述の従来技術の問題点を解決するべく、請求
項1に記載の通り、ボルト頭1A又はナットと締結対象
物2との間に介在されるボルト緊締具であって、周方向
の一箇所において分割され、非圧縮時に分割部分3a・
3bがボルト1の軸芯方向Xにズレると共に圧縮時に平
坦なリング状になるように構成され、且つ、前記ボルト
頭1A又はナットに接当するその上面3cに少なくとも
1つの係合突起3dを備えたところのばね座金3と、該
ばね座金3の下面3eと前記締結対象物2との間に介在
され、前記締結対象物2に接当する下面4aに少なくと
も1つの係合突起4bを設けると共に前記ばね座金3の
下面3eに接当するところの上面4cに少なくとも1つ
の係合用凹部4dを設けた弛緩阻止部材4とからなり、
前記ばね座金3の僅かの弛緩時に前記ばね座金3の下方
へ変位した分割端部3aが前記凹部4dに嵌入係合して
前記ボルト1又はナットの弛緩方向への回転を阻止する
よう構成した、という手段を講じたものである。
【0005】上記ばね座金が、非圧縮時にその分割部分
3a・3bがボルト1の軸芯方向Xにズレることにより
略ラセン状になるが、このラセンの方向は、一般のばね
座金と同様に、側面視において、ボルトのネジ方向と逆
の方向のラセンとなる。
【0006】また、請求項2に記載の通り、上記弛緩阻
止部材4の係合用凹部4dが菊座に構成されるのが好ま
しい。
【0007】また、請求項3に記載の通り、ボルト頭1
a又はナットと締結対象物2との間に介在されるボルト
緊締具であって、周方向の一箇所において分割され、非
圧縮時に前記分割部分3a・3bがボルト1の軸芯方向
Xにズレると共に圧縮時に平坦なリング状になるように
構成され、且つ、前記ボルト頭1A又はナットに接当す
るその上面3cに少なくとも1つの係合突起3dを備え
たところのばね座金3と、該ばね座金3の下面3eと前
記締結対象物2との間に介在され、前記ばね座金3と実
質的に同一に構成され、且つ、裏返し状態で用いられる
弛緩阻止部材104からなる、という手段を講じた。
【0008】
【作用】従って、請求項1に記載の構成によれば、例え
ば、ボルト頭1aと締結対象物2との間に、ばね座金3
を上側にし、弛緩阻止部材4をその下側に位置させ、ボ
ルト頭1aをスパナで回転させてゆくと、前記ばね座金
3の上面3cの係合突起3dがボルト頭1Aの下面に接
当し、前記弛緩阻止部材4の下面4aの係合突起4bが
前記締結対象物2に接当する。そして、係合突起のない
前記ばね座金3と前記弛緩阻止部材4との間において相
対滑りを起こし乍らボルト1の締め込みが進む。そして
、締め込みの最終段階に至ると、前記ばね座金3と前記
弛緩阻止部材4との間に滑りを生じさせなら締め込むの
で、前記ばね座金3の上面3cの突起3dとボルト頭1
Aの下面及び前記弛緩阻止部材4の係合突起4bと前記
締結対象物2とは、滑りを生じさせない状態で(点接当
)上下の方向(ボルトの軸芯方向)に圧力が加わり、嵌
入状態での食い込みが得られる。従って、前記ボルト1
と前記ばね座金3との間及び前記弛緩阻止部材4と前記
締結対象物2との間の相対回転は阻止される。この後に
おいて、ボルト1に僅かの緩みを生じると、前記ばね座
金3と前記弛緩阻止部材4との間においても僅かの間隙
が発生することになるが、これによって前記ばね座金3
の分割部分3a・3bが、その復元力でもってボルト1
の軸芯方向Xに僅かにズレることになり、その下方にズ
レた分割部分3aが前記弛緩阻止部材4の係合用凹部4
dに嵌入する。その結果、このズレた分割部分3aが更
に回動しようとするのを前記弛緩阻止部材4が受け止め
て阻止することになる。この際、前記係合用凹部4dが
1つである場合には、当初のボルト1の締め込み時に、
前記分割部分3aに対してどの位い周方向に変位した位
置にあるかということで、前記ボルト1の緩みがあった
時に直ちに前記係合用凹部4dへ係合することがないか
もしれないが、少なくと1回転以内において両者の係合
は得られるものである。このようにして、前記ばね座金
3と前記弛緩阻止部材4との間の緩み方向での相対滑り
が阻止される結果、ボルト1の緩みが阻止されるのであ
る。
【0009】また、請求項2のように、前記弛緩阻止部
材4が菊座に構成されることで、前記係合用凹部4dが
多数となれば、前記ばね座金3の分割部分3aが前記弛
緩阻止部材4の係合用凹部4dに殆ど直ちに係合される
ことになる。
【0010】また、請求項3に記戴の構成によれば、上
記弛緩阻止部材104も、上記ばね座金3と実質的に同
じ構成であるので、同じ構成のばね座金3を製造し、そ
の一方を裏返しにして使用するだけで、上述した請求項
1に記載の構成と同じ作用を得るのである。
【0011】
【実施例】以下本発明にかかるボルト緊締具の実施例に
ついて、図面に基づき詳述する。この第1実施例では、
ボルト緊締具をボルトの頭と締結対象物との間に介在さ
せる場合について述べる。図1及び図2に示すように、
本発明のばね座金3は、ボルト頭1Aと締結対象物2と
の間に介在されるもので、その周方向の一箇所において
分割され、非圧縮時に分割部分3a・3bがボルト1の
軸芯方向Xにズレると共に圧縮時に平坦なリング状にな
るように構成されている。前記ボルト頭1Aに接当する
ばね座金3の上面3cに複数の係合突起3dを備えてあ
る。本発明の弛緩阻止部材4は、前記ばね座金3の下面
3eと前記締結対象物2との間に介在され、前記締結対
象物2に接当する下面4aに複数の係合突起4bを設け
ると共に前記ばね座金3の下面3eに接当するところの
上面4cに多数の係合用凹部4dを設けた所謂菊座に構
成されており、従って、前記ばね座金3の僅かの弛緩時
に前記ばね座金3の下方へ変位した分割端部3aが最も
近い前記凹部4dに嵌入係合して前記ボルト1又はナッ
トの弛緩方向への回転を阻止するよう構成されている。 前記弛緩阻止部材4の係合用凹部4dが菊座に構成され
る代わりに、少なくとも1つの係合凹部を設けた円盤状
体としてもよい。
【0012】次に、第2実施例について、図3及び図4
に示すように、ここでは、上述のばね座金3と同じ構造
のばね座金でもって、上記弛緩阻止部材4’を構成して
いるのである。即ち、この弛緩阻止部材104は、その
周方向の一箇所において分割され、非圧縮時に分割部分
104a・104bがボルト1の軸芯方向Xにズレると
共に圧縮時に平坦なリング状になるように構成されてい
る。前記ボルト頭1Aに接当する弛緩阻止部材104の
上面104cに複数の係合突起104dを備えてある。 尚、前記弛緩阻止部材104の上面に菊座のような凹部
或いは切り込みを形成してもよい。その他は、上記第1
実施例と同じであるので部材番号等は援用するが、詳細
な説明は省略する。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の構成によれば
、ボルト又はナットの緩みを阻止できる効果を奏する。 また、請求項2に記載の構成によれば、係合凹部の多い
菊座によってばね座金の分割部分との係合が直ちに行い
易く、大きな緩みのない状態でボルト又はナットの緩み
を阻止できる効果を奏する。更に、請求項2に記載の構
成によれば、ボルト又はナットの緩み阻止を、実質的に
同一部材でもって達成できて、製造コスト上有利である
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるボルト緊締具の一実施例の分解
斜視図である。
【図2】上記実施例の縦断側面図である。
【図3】本発明の別実施例にかかるボルト緊締具の別実
施例の分解斜視図である。
【図4】上記別実施例の縦断側面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルト頭1A又はナットと締結対象物2と
    の間に介在されるボルト緊締具であって、周方向の一箇
    所において分割され、非圧縮時に分割部分3a・3bが
    ボルト1の軸芯方向Xにズレると共に圧縮時に平坦なリ
    ング状になるように構成され、且つ、前記ボルト頭1A
    又はナットに接当するその上面3cに少なくとも1つの
    係合突起3dを備えたところのばね座金3と、該ばね座
    金3の下面3eと前記締結対象物2との間に介在され、
    前記締結対象物2に接当する下面4aに少なくとも1つ
    の係合突起4bを設けると共に前記ばね座金3の下面3
    eに接当するところの上面4cに少なくとも1つの係合
    用凹部4dを設けた弛緩阻止部材4とからなり、前記ば
    ね座金3の僅かの弛緩時に前記ばね座金3の下方へ変位
    した分割端部3aが前記凹部4dに嵌入係合して前記ボ
    ルト1又はナットの弛緩方向への回転を阻止するよう構
    成したボルト緊締具。
  2. 【請求項2】上記弛緩阻止部材4の係合用凹部4dが菊
    座に構成された請求項1に記載のボルト緊締具。
  3. 【請求項3】ボルト頭1a又はナットと締結対象物2と
    の間に介在されるボルト緊締具であって、周方向の一箇
    所において分割され、非圧縮時に前記分割部分3a・3
    bがボルト1の軸芯方向Xにズレると共に圧縮時に平坦
    なリング状になるように構成され、且つ、前記ボルト頭
    1A又はナットに接当するその上面3cに少なくとも1
    つの係合突起3dを備えたところのばね座金3と、該ば
    ね座金3の下面3eと前記締結対象物2との間に介在さ
    れ、前記ばね座金3と実質的に同一に構成され、且つ、
    裏返し状態で用いられる弛緩阻止部材104からなるボ
    ルト緊締具。
JP13232391A 1991-03-22 1991-03-22 ボルト緊締具 Pending JPH04296212A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159307A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 大豊工業株式会社 ワッシャの製造方法及びワッシャ
JP2020133890A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 孝一 松永 スプリングワッシャ一体型ボルトナット

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