JPS61260585A - 電磁調理器のノイズフイルタ - Google Patents

電磁調理器のノイズフイルタ

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JPS61260585A
JPS61260585A JP10335785A JP10335785A JPS61260585A JP S61260585 A JPS61260585 A JP S61260585A JP 10335785 A JP10335785 A JP 10335785A JP 10335785 A JP10335785 A JP 10335785A JP S61260585 A JPS61260585 A JP S61260585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic cooker
noise filter
cover
induction heating
heating coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP10335785A
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English (en)
Inventor
林 國博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPS61260585A publication Critical patent/JPS61260585A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、電磁調理器に設置され交流入力電源に接続
される電磁調理器のノイズフィルタに関する。
(0)従来の技術 電磁調理器のノイズフィルタは交流入力電源に接続され
、電磁調理器において発生するノイズが電源ラインを通
じて外部へ漏洩するのを防止するものである。すなわら
、第5図に示すように交流入力電源(ωの各ラインにチ
ョークコイル〈1a)(1b)とバイパスコンデンサ(
2)が接続され、誘導加熱コイル(5)に高周波電流を
供給するインバータ(C)に発生ずるスイッチングノイ
ズなどが電磁調理器外へ漏洩するのを防止する。
ところで、一般的に電磁調理器においては、その外形寸
法上の制限からチョークコイル(1a)(1b)は誘導
加熱コイル(5)の比較的近傍に設置される。従って、
チョークコイル(1a)  (Ib)は誘導加熱コイル
(5)が発生する磁束によって飽和してヂョークコイル
本来の作用を失う恐れがある。そのため、従来からノイ
ズフィルタは第5図のように、その全体が金属製シール
ドケース(d)で覆われるか、又は、チョークコイル(
la)  (1b)全体が金属製シールドケース(el
で覆われている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、チョークコイル(1a)  (Ib)は
通電によってコイルが発熱する発熱体であり、これらを
シールドケースで密閉すると放熱効率が低ドするため、
それに見合う電流容jの大きなチョークコイルを使用せ
ねばならず、その寸法や重量が大きくなると共に、材料
の使用量が多くなり不経済であるなどの問題があった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、開
口を有するシールドカバーを設けてチョークコイルの放
熱を良好にし、小形軽量で経済的な電磁調理器のノイズ
フィルタを提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明は、電磁調理器の電源入力部と単相交流電源の
各ラインとを接続する2個のチョークコイルと、前記チ
ョークコイルの電磁調理器側の各端子を接続するバイパ
スコンデンサと、前記チョークコイルを覆うカバーとを
備え、前記カバーは、誘導加熱コイルに対向する面が非
磁性金属板からなり、他の面が開口を有する電磁調理器
のノイズフィルタである。
非磁性体金属板は、価格や重量の点からアルミ類である
ことが好ましく、その板厚は、誘導加熱コイルによって
誘導される電流の表皮効果を考慮して決定されることが
好ましい。
カバーの開口の面積と位置については、交流入力電源の
接続端子におけるノイズ電1tを測定し、その値が電磁
調理器に関する米国規格FCC−Part1B −Iを
満足するように決定される。
(ホ)作用 誘導加熱コイルと対向する面を覆う非磁性金属板のカバ
ーをチョークコイルに設けると、誘導加熱コイルの発生
する磁束が、そのカバーにI!導されてうず電流を発生
するので、チョークコイル周辺の磁束は、チョークコイ
ルの鉄心が飽和しない程度に減少する。従って、従来の
ようにチョークコイル全体を覆うことなくチョークコイ
ルのカバーの他の面には開口を設けることがIIT能で
、その開口からの通風によってチョークコイルが冷却さ
れ、チョークコイルの放熱特性が向上する。
(へ)実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する
。なお、これによってこの発明が限定されるものではな
い。
第1図(A)に平面図を、第1図(B)に側面図を示す
ノイズフィルタ(1)において、(la)  (1b)
はチョークコイル、(21はバイパスコンデンサ、(3
)は非磁性金属板からなるカバー、(4)は支持板であ
る。
ノイズフィルタ(Ia)  (lb)は、それぞれ、外
径32mm、内径13M1厚ざ16mmのリングコアに
外径1.4Mのエナメル線を38ターン巻付けCワニス
処理したもので、仕上り外径は39mm、厚さ24鴫で
あり、そのインダクタンスは定格電流13△に対して1
60μHである。バイパスコンデンサ+21は10μF
1耐圧200vのポリプロピレンフィルムコンデンサで
ある。カバー(3)には誘導加熱コイルに通電される電
流が20〜25KllZであることから、表皮効果を考
慮して板厚1Mのアルミ板が使用される。また、カバー
(3)は、第1図(C)に示すようにW= 60mm 
[) −60mm、H−45mmの直方体の三面がアル
ミ板によって構成され伯の三面は開放されたものである
支持板(4)には板厚3mmのベークライト板が使用さ
れ、その上にチョークコイル(1a)  (1b)が接
着剤で固定され、コンデンサ(2)およびカバー(3)
がビスで固定されている。
このように構成されたノイズフィルタ(1)は電磁調理
器内に設置される。すなわち、第2図(A)に平面図を
、第2図(B)に側面図を示す電磁調理器において、(
1)はノイズフィルタ、(5)は誘導加熱コイル、(7
)は加熱プレート、(8)は操作パネル、(6)は交流
電源用リード線である。ノイズフィルタ(1)は誘導加
熱コイル(5)の中心から最も遠い位置に設置されると
ともに、チョークコイル(la)  (ill)が誘導
加熱コイル(5)に対向する面はカバー(3)によって
覆われている。そして、リード線(6)とノイズフィル
タ(1)と1lts加熱コイル(5)は第5図のように
接続される。
このようにノイズフィルタ(1)を設置した電磁調理器
を定格出力で作動させ、スペクトラムアナライザを用い
て交流入力の雑音端子電圧の測定をした。その結果をピ
ーク値と平均値(〇−印)によつて第3図に示す。米国
の電磁調理器の規格FCC−par18−Iによれば、
各周波数に対するラジオ周波数障害レベ/l/ (Ra
dio  F requencyI nterfara
nce L evelンの平均値が第3図の破線(L)
以下であるように規制されている。第3図の測定結果は
十分にこの規格の規制値を満足することを示している。
これに対して、このノイズフィルタ(1)のカバー(3
)をとりはずして同様の測定を行ったところ、1M)l
z以下の周波数において雑音端子電圧はその平均値が第
3図の破線(L)のレベルを超えることが確認された。
従って、この実施例においてノイズフィルタ(1)は、
カバー(3)の磁気シールド作用によりチョークコイル
(1a)(1b)が飽和することなく正常に機能してい
ることがわかる。
第4図は、第2図の電磁li3!f!器において、チョ
ークコイル(1a)  (1b)に、この実施例のカバ
ー(3)を用いた場合と従来の密閉ケースを用いた場合
について、電磁調理器を定格出力で作動させてチョーク
コイル(la)  (1b)の平均温度を抵抗法で測定
し、その上昇分の時間的変化を示したグラフである。(
イ)はこの実施例、(0)は従来例を示すが、これによ
ると、この実施例(イ)は従来例(ロ)に対して温度変
化の時定数は短かくなるが、その飽和値は約20度低下
することを示しており、カバー(3)の開口からの通風
の効果が大であることがわかる。従って、この実施例に
よれば、チョークコイル(1a)  (1b)の放熱が
良好に行われるので、それらの巻線の線径を小さくする
ことが可能であり、しかも金属板(3)の面積が従来の
約半分で済む。従って、ノイズフィルタの軽量、化とコ
ストダウンが計られることになる。
(ト)発明の効果 この発明によれば、ノイズフィルタを構成するチョーク
コイルを覆うカバーが開口を有し、チョークコイルの放
熱特性が向上するので、チョークコイルの使用材料が節
約されるとともにノイズフィルタの小形軽量化がはから
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A>はこの発明の一実施例を示す平面図、第1
図(B)は同図(A)の側面図、第1図(C)はカバー
の斜視図、第2図(A)はこの発明の実施例を設置した
電磁調理器の部分断面平面図、第2図(B)は同図(A
)の部分断面側面図、第3図と第4図はこの発明の一実
施例のノイズ特性および温度特性を示すグラフ、第5図
はノイズフィルタの電気回路図である。 (1)・・・・・・ノイズフィルタ、 (la)  (ill)・・・・・・チョークコイル、
(′2J・・・・・・バイパスコンデンサ、(3)・・
・・・・カバー、(5)・・・・・・誘導加熱コイル。 第3111 此  − N 銀

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電磁調理器の電源入力部と単相交流電源の各ライン
    とを接続する2個のチョークコイルと、前記チョークコ
    イルの電磁調理器側の各端子を接続するバイパスコンデ
    ンサと、前記チョークコイルを覆うカバーとを備え、前
    記カバーは、誘導加熱コイルに対向する面が非磁性金属
    板からなり、他の面が開口を有する電磁調理器のノイズ
    フィルタ。
JP10335785A 1985-05-15 1985-05-15 電磁調理器のノイズフイルタ Pending JPS61260585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021177445A (ja) * 2020-05-07 2021-11-11 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132638A (ja) * 1983-01-19 1984-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイツチング素子の保持装置
JPS59214192A (ja) * 1983-05-18 1984-12-04 松下電器産業株式会社 電磁誘導加熱調理器
JPS6147090A (ja) * 1984-08-10 1986-03-07 株式会社東芝 誘導加熱調理器

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