JPS6147605A - インダクタンス装置 - Google Patents
インダクタンス装置Info
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- JPS6147605A JPS6147605A JP16953484A JP16953484A JPS6147605A JP S6147605 A JPS6147605 A JP S6147605A JP 16953484 A JP16953484 A JP 16953484A JP 16953484 A JP16953484 A JP 16953484A JP S6147605 A JPS6147605 A JP S6147605A
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- Japan
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- magnetic field
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- inductance
- leakage
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 22
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F17/06—Fixed inductances of the signal type with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/42—Circuits specially adapted for the purpose of modifying, or compensating for, electric characteristics of transformers, reactors, or choke coils
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は閉磁路を形成するとともに漏れ磁界を生じる
タイプのコアを使用したインダクタンス装置に関する。
タイプのコアを使用したインダクタンス装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
EIEI形コアE形コア、つぼ形コア、ポットコア、ト
ロイダルコアなど閉磁路タイプのコアは開磁路タイプの
コアに比べて漏れ磁界が小さいとは言え、完全に抑える
ことは難しい。従って、このような閉磁路タイプのコア
を使用したインダクタンス装置の場合にも漏れ磁界によ
る磁界放射が生じる。特にこの装置を高周波回路に使用
した場合、磁界放射によってラジオやその他の通信機器
に雑音などの悪影響を与える問題がある。また、近年盛
んに開発されているOA(オフィスオートメーシジン)
ta器内で使用する場合磁界放射により誘導障害を受け
て誤動作する問題がある。このため、従来はこのような
インダクタンス装置を使用する場合、金属板によるシー
ルド、各種電磁シールド材の塗布、又はシールド材を埋
め込んだ合成樹脂材料によるシールドなど様々なシール
ド手段が講じられ、漏れ磁界による放射磁界か外部に漏
れるのを防止するようにしている。
ロイダルコアなど閉磁路タイプのコアは開磁路タイプの
コアに比べて漏れ磁界が小さいとは言え、完全に抑える
ことは難しい。従って、このような閉磁路タイプのコア
を使用したインダクタンス装置の場合にも漏れ磁界によ
る磁界放射が生じる。特にこの装置を高周波回路に使用
した場合、磁界放射によってラジオやその他の通信機器
に雑音などの悪影響を与える問題がある。また、近年盛
んに開発されているOA(オフィスオートメーシジン)
ta器内で使用する場合磁界放射により誘導障害を受け
て誤動作する問題がある。このため、従来はこのような
インダクタンス装置を使用する場合、金属板によるシー
ルド、各種電磁シールド材の塗布、又はシールド材を埋
め込んだ合成樹脂材料によるシールドなど様々なシール
ド手段が講じられ、漏れ磁界による放射磁界か外部に漏
れるのを防止するようにしている。
ところで、金属板によるシールドはどの周波数帯に対し
ても高いシールド効果が得られるが、そのシールド効果
をざらに^めるために金属板をインダクタンス装置に近
ずき過ぎるとインダクタンスの損失係数が増加して回路
動作に異常が生じたり、異常にならないまでもインダク
タンス装置の回路損失が増大する問題があった。特にこ
のシールド方式を雑音電界強度の制限が厳しい機器で使
用する場合はインダクタンス装置を金属板で略密封する
必要があり、このため装置における放熱が妨げられ、周
囲に設けられている半導体素子などの熱暴走を招いたり
、インダクタンスが磁束飽和するなどの問題があった。
ても高いシールド効果が得られるが、そのシールド効果
をざらに^めるために金属板をインダクタンス装置に近
ずき過ぎるとインダクタンスの損失係数が増加して回路
動作に異常が生じたり、異常にならないまでもインダク
タンス装置の回路損失が増大する問題があった。特にこ
のシールド方式を雑音電界強度の制限が厳しい機器で使
用する場合はインダクタンス装置を金属板で略密封する
必要があり、このため装置における放熱が妨げられ、周
囲に設けられている半導体素子などの熱暴走を招いたり
、インダクタンスが磁束飽和するなどの問題があった。
また、OA機器などでは誤動作を防止するために超短波
領域以上の高い周波数に対して有効な電磁シールド材が
種々開発されているが、しかしこの電磁シールド材はラ
ジオ周波数帯などの低い周波数帯では急激にそのシール
ド効果がなくなり、この効果を上げるためにはシールド
材を厚くしなければならず、シールドのための作業が面
倒になるとともにコスト的にも高くなる問題があった。
領域以上の高い周波数に対して有効な電磁シールド材が
種々開発されているが、しかしこの電磁シールド材はラ
ジオ周波数帯などの低い周波数帯では急激にそのシール
ド効果がなくなり、この効果を上げるためにはシールド
材を厚くしなければならず、シールドのための作業が面
倒になるとともにコスト的にも高くなる問題があった。
このようにシールド材だけで放射磁界が外部に漏れるの
を防止しようとすると種々の問題点が発生するため、シ
ールド材を使用しないか、又はシールド材とともに放射
磁界の外部漏れを防止する手段が要求されている。
を防止しようとすると種々の問題点が発生するため、シ
ールド材を使用しないか、又はシールド材とともに放射
磁界の外部漏れを防止する手段が要求されている。
[発明の目的]
この発明はこのような事情に鑑みて為されたもので、シ
ールド材を使用すること無しに、又はシールド材ととも
に使用されて磁界放射を軽減できるインダクタンス装置
を提供することを目的とする。
ールド材を使用すること無しに、又はシールド材ととも
に使用されて磁界放射を軽減できるインダクタンス装置
を提供することを目的とする。
[発明の概要1
この発明はEI形コア、EE形ココアつぼ形コア、ポッ
トコア、トロイダルコアなど閉磁路を形成するタイプの
コアにコイルを巻装して構成されるインダクタンス素子
を一対、電気的に直列又は並列に接続するとともにその
各インダクタンス素子を漏れ磁界の磁力線の向きが互い
に逆向きになるように近接して配置したものである。
トコア、トロイダルコアなど閉磁路を形成するタイプの
コアにコイルを巻装して構成されるインダクタンス素子
を一対、電気的に直列又は並列に接続するとともにその
各インダクタンス素子を漏れ磁界の磁力線の向きが互い
に逆向きになるように近接して配置したものである。
このような構成を持つことによって各インダクタンス素
子からの漏れ磁界が互いに打ち消され、それによって装
置全体の漏れ磁界が軽減される。
子からの漏れ磁界が互いに打ち消され、それによって装
置全体の漏れ磁界が軽減される。
[発明の実施例コ
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように第1、第2からなる一対のインダク
タンス素子11.12を1ねて装着している。前記第1
のインダクタンス素子11はコイル13を図示矢印方向
に巻装したボビン14の中心にE字形鉄心15aと■字
形鉄心15bからなるEIココア6の軸16aを貫通さ
せて構成されている。すなわち、前記軸16a上にコイ
ル13を巻装している。また、前記第2のインダクタン
ス素子12はコイル17を図示矢印方向に巻装したボビ
ン18の中心にE字形鉄心19aと1字形鉄心19bか
らなるElコア20の軸20aを貫通させて構成されて
いる。すなわち、前記軸20a上にコイル17を巻装し
ている。前記各インダクタンス素子11.12のコイル
13.17は電気的には例えば直列に接続されており、
全体として1つのインダクタンス装置を構成している。
タンス素子11.12を1ねて装着している。前記第1
のインダクタンス素子11はコイル13を図示矢印方向
に巻装したボビン14の中心にE字形鉄心15aと■字
形鉄心15bからなるEIココア6の軸16aを貫通さ
せて構成されている。すなわち、前記軸16a上にコイ
ル13を巻装している。また、前記第2のインダクタン
ス素子12はコイル17を図示矢印方向に巻装したボビ
ン18の中心にE字形鉄心19aと1字形鉄心19bか
らなるElコア20の軸20aを貫通させて構成されて
いる。すなわち、前記軸20a上にコイル17を巻装し
ている。前記各インダクタンス素子11.12のコイル
13.17は電気的には例えば直列に接続されており、
全体として1つのインダクタンス装置を構成している。
そして前記各インダクタンス素子11.12のコイル1
3.17にそのコイルの巻装方向と同一の方向(図中矢
印力゛向)に電流を流すようにしている。
3.17にそのコイルの巻装方向と同一の方向(図中矢
印力゛向)に電流を流すようにしている。
このように構成された本発明実施例においては第1のイ
ンダクタンス素子11のコイル13に流れる電流の作用
によってEIココア6により形成される閉磁路に軸16
aを中心として対称的な磁界E11が図中実線の矢印方
向に発生するとともに外部にも軸16aを中心として対
称的な漏れ磁界E12が図中点線の矢印方向に発生する
。一方、第2のインダクタンス素子12のコイル17に
流れる電流の作用によってEIココアoにより形成され
る閉磁路に軸20aを中心として対称的な磁界E21が
図中実線の矢印方向に発生するとともに外部にも軸20
aを中心として対称的な漏れ磁界E22が図中点線の矢
印方向に発生する。しかして、漏れ磁界E12とE22
との向きは互いに逆向きとなり、互いに打消し合うよう
になる。こうして漏れ磁界による磁界放射は軽減され、
シールド材でシールドしたものと略同様の効果が得られ
る。しかもこの方法ではシールド材による磁界放射防止
作用と異なり、材料の性質による影響を受けないので、
この場合のシールド効果は周波数の影響を受けない。換
言すれば低い周波数帯から高い周波数帯まで一様に磁界
放射を軽減することができる。
ンダクタンス素子11のコイル13に流れる電流の作用
によってEIココア6により形成される閉磁路に軸16
aを中心として対称的な磁界E11が図中実線の矢印方
向に発生するとともに外部にも軸16aを中心として対
称的な漏れ磁界E12が図中点線の矢印方向に発生する
。一方、第2のインダクタンス素子12のコイル17に
流れる電流の作用によってEIココアoにより形成され
る閉磁路に軸20aを中心として対称的な磁界E21が
図中実線の矢印方向に発生するとともに外部にも軸20
aを中心として対称的な漏れ磁界E22が図中点線の矢
印方向に発生する。しかして、漏れ磁界E12とE22
との向きは互いに逆向きとなり、互いに打消し合うよう
になる。こうして漏れ磁界による磁界放射は軽減され、
シールド材でシールドしたものと略同様の効果が得られ
る。しかもこの方法ではシールド材による磁界放射防止
作用と異なり、材料の性質による影響を受けないので、
この場合のシールド効果は周波数の影響を受けない。換
言すれば低い周波数帯から高い周波数帯まで一様に磁界
放射を軽減することができる。
また、コイル13に流れる電流と同じ電流がコイル17
に流れるので、それぞれのインダクタンス素子11.1
2における漏れ磁界の時間的変化が同じになり、磁界放
射の軽減を時間経過に関係無く一様にできる。しかも、
金属板などのシールド板とは異なり、損失係数が増加し
たり、放熱を妨げたりすることはない。
に流れるので、それぞれのインダクタンス素子11.1
2における漏れ磁界の時間的変化が同じになり、磁界放
射の軽減を時間経過に関係無く一様にできる。しかも、
金属板などのシールド板とは異なり、損失係数が増加し
たり、放熱を妨げたりすることはない。
第2図は一般に知られている1石ブロッキング発振回路
を使用した蛍光灯点灯回路で、この点灯回路には発振ト
ランス21、限流チョーク22、ペースインダクタ23
の各インダクタンス装置が使用されているが、この各イ
ンダクタンス装置として前述した第1図のものを使用す
ることにより漏れ磁界の対策を施さないものに比べて下
表に示すような雑音の軽減効果が得られた。なお、図中
24は交流電源、25はこの電源24の交流を全波整流
する全波整流ダイオードブリッジ回路、26はこのブリ
ッジ回路25の出力を平滑する平滑コンデンサ、27は
前記発振トランス21及びベースインダクタ23を設け
、前記平滑コンデンサ26から直流化された電力を供給
されて高周波を出力する1石ブロッキング発振回路、2
8はこの発振回路27の出力を前記限流チューク22を
介して供給され、点灯動作を行なう蛍光灯、29はこの
蛍光灯28を始動点灯させるための始動回路である。
を使用した蛍光灯点灯回路で、この点灯回路には発振ト
ランス21、限流チョーク22、ペースインダクタ23
の各インダクタンス装置が使用されているが、この各イ
ンダクタンス装置として前述した第1図のものを使用す
ることにより漏れ磁界の対策を施さないものに比べて下
表に示すような雑音の軽減効果が得られた。なお、図中
24は交流電源、25はこの電源24の交流を全波整流
する全波整流ダイオードブリッジ回路、26はこのブリ
ッジ回路25の出力を平滑する平滑コンデンサ、27は
前記発振トランス21及びベースインダクタ23を設け
、前記平滑コンデンサ26から直流化された電力を供給
されて高周波を出力する1石ブロッキング発振回路、2
8はこの発振回路27の出力を前記限流チューク22を
介して供給され、点灯動作を行なう蛍光灯、29はこの
蛍光灯28を始動点灯させるための始動回路である。
表
すなわち、この表は蛍光灯28を例えば45K Hzで
点灯させた場合に発生する4次、5次、6次の各高調波
(180KHz、225KHz、270K Hz)の強
度を示したもので、4次高調波は44clBから35
に軽減され、5次高調波は42dBから34 に軽減さ
れ、また6次高調波は37clBから32 に軽減され
た。この結果雪取法で特に雑音として規制されている1
50KHz〜200 K Hzついて雑音の軽減化を図
ることができた。
点灯させた場合に発生する4次、5次、6次の各高調波
(180KHz、225KHz、270K Hz)の強
度を示したもので、4次高調波は44clBから35
に軽減され、5次高調波は42dBから34 に軽減さ
れ、また6次高調波は37clBから32 に軽減され
た。この結果雪取法で特に雑音として規制されている1
50KHz〜200 K Hzついて雑音の軽減化を図
ることができた。
次にこの発明の他の実施例を図面を参照して説明する。
これは第3図に示すようにドーナツ状のトロイダルコア
31に図中矢印方向にコイル32を巻装してなる第1の
インダクタンス素子33と、ドーナツ状のトロイダルコ
ア34に図中矢印方向にコイル35を巻装してなる第2
のインダクタンス素子36とを同軸上に並べて設け、各
コイル32.35を例えば直列に接続するとともにその
各コイル32.35にそれぞれ図中矢印で示す方向に電
流を流すようにしたものである。
31に図中矢印方向にコイル32を巻装してなる第1の
インダクタンス素子33と、ドーナツ状のトロイダルコ
ア34に図中矢印方向にコイル35を巻装してなる第2
のインダクタンス素子36とを同軸上に並べて設け、各
コイル32.35を例えば直列に接続するとともにその
各コイル32.35にそれぞれ図中矢印で示す方向に電
流を流すようにしたものである。
このような構成のものにおいても第1のインダクタンス
素子33からの漏れ磁界E32と第2のインダクタンス
素子36からの漏れ磁界E42との方向は図中実線の矢
印及び点線の矢印で示すように互いに逆向きとなるので
、この場合も漏れ磁界は打ち消されて軽減されるように
なる。従って、このものにおいても前記実施例と同様の
効果が得られるものである。
素子33からの漏れ磁界E32と第2のインダクタンス
素子36からの漏れ磁界E42との方向は図中実線の矢
印及び点線の矢印で示すように互いに逆向きとなるので
、この場合も漏れ磁界は打ち消されて軽減されるように
なる。従って、このものにおいても前記実施例と同様の
効果が得られるものである。
なお、前記実施例においてはシールド材を全く使用しな
い場合について述べたが必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、シールド材を併用するものであってもよく、
この場合シールド材のみを使用する場合と異なり、シー
ルド材をインダクタンス装置にそれ程近付けなくても漏
れ磁界を充分・ に軽減させることができ、従って、回
路損失が増大する虞れはない。また、シールド材として
比較的簡単なものが使用でき、しかも放熱性を考慮して
シールド材を使用することが可能となる。
い場合について述べたが必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、シールド材を併用するものであってもよく、
この場合シールド材のみを使用する場合と異なり、シー
ルド材をインダクタンス装置にそれ程近付けなくても漏
れ磁界を充分・ に軽減させることができ、従って、回
路損失が増大する虞れはない。また、シールド材として
比較的簡単なものが使用でき、しかも放熱性を考慮して
シールド材を使用することが可能となる。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、シールド材を使
用すること無しに、又はシールド材とともに使用されて
磁界放射を軽減でき、しかもシールド板のみを使用した
ものと異なり、たとえシールド材を併用したとしても損
失係数が増加したり、放熱性が悪くなったりする虞れが
ないインダクタンス装置を提供できるものである。
用すること無しに、又はシールド材とともに使用されて
磁界放射を軽減でき、しかもシールド板のみを使用した
ものと異なり、たとえシールド材を併用したとしても損
失係数が増加したり、放熱性が悪くなったりする虞れが
ないインダクタンス装置を提供できるものである。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成図、第2図
は第1図のものを適用した蛍光灯点灯回路を示す回路図
、第3図はこの発明の他の実施例を示す概略構成図であ
る。 11・・・第1のインダクタンス素子、12・・・第2
のインダクタンス素子、13.17・・・コイル、16
.20・・・EIココア 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図
は第1図のものを適用した蛍光灯点灯回路を示す回路図
、第3図はこの発明の他の実施例を示す概略構成図であ
る。 11・・・第1のインダクタンス素子、12・・・第2
のインダクタンス素子、13.17・・・コイル、16
.20・・・EIココア 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図
Claims (1)
- EI形コア、EE形コア、つぼ形コア、ポットコア、ト
ロイダルコアなど閉磁路を形成するタイプのコアにコイ
ルを巻装して構成されるインダクタンス素子を一対、電
気的に直列又は並列に接続するとともにその各インダク
タンス素子を漏れ磁界の磁力線の向きが互いに逆向きに
なるように近接して配置したことを特徴とするインダク
タンス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16953484A JPS6147605A (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | インダクタンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16953484A JPS6147605A (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | インダクタンス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147605A true JPS6147605A (ja) | 1986-03-08 |
Family
ID=15888273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16953484A Pending JPS6147605A (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | インダクタンス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6147605A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1071101A1 (de) * | 1999-07-23 | 2001-01-24 | Philips Patentverwaltung GmbH | Magnetisches Bauelement |
JP2012146949A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-08-02 | Nec Tokin Corp | 線輪部品 |
JP2012156192A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Tdk Corp | 積層型電子部品及び電子部品の実装構造 |
JP2014082342A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Nec Tokin Corp | チョークコイル |
-
1984
- 1984-08-14 JP JP16953484A patent/JPS6147605A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1071101A1 (de) * | 1999-07-23 | 2001-01-24 | Philips Patentverwaltung GmbH | Magnetisches Bauelement |
JP2012146949A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-08-02 | Nec Tokin Corp | 線輪部品 |
JP2012156192A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Tdk Corp | 積層型電子部品及び電子部品の実装構造 |
US8994476B2 (en) | 2011-01-24 | 2015-03-31 | Tdk Corporation | Multilayer electronic component and mounted structure of electronic component |
JP2014082342A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Nec Tokin Corp | チョークコイル |
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