JP2021177445A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続線から発生した磁界がその周辺部に悪影響を及ぼすのを抑制することができる薄型の誘導加熱調理器を提供すること。【解決手段】誘導加熱調理器は、本体ケースとトッププレートと、を備え、本体ケースの内部には、トッププレートの下方に配置される誘導加熱コイルと、外部電源から供給された電流を高周波電流に変換し、誘導加熱コイルに供給するインバーター基板と、インバーター基板を冷却するための冷却ファンと、誘導加熱コイルとインバーター基板とを接続する接続線と、インバーター基板と本体ケースの前面との間に形成された配線スペースに配置された接続線を覆う配線カバーと、を備え、インバーター基板と冷却ファンと配線カバーとは、平面視して互いに重ならないように配置されているものである。【選択図】図12

Description

本開示は、薄型の誘導加熱調理器に関するものである。
従来、誘導加熱調理器の本体と、該本体の上面に配置され被加熱物である鍋を載置するプレートと、該プレート下方の前記本体内に設けられ前記鍋を加熱する加熱コイルと、該加熱コイルに高周波電力を供給するインバーター基板と、前記プレートの裏面や前記加熱コイルや前記インバーター基板に冷却風を送風する送風ファンと、前記プレートに設けられ前記鍋への加熱条件を設定する操作部とを備えた誘導加熱調理器がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、操作部として静電容量の変化から入力操作を検出する非接触式のタッチキーが用いられている。また、加熱コイルとインバーター基板とが、接続線で接続されている。
特開2011−028928号公報
特許文献1では、加熱コイルとインバーター基板とを接続する接続線から磁界が発生するが、操作部が加熱コイルと近い位置に配置されている。また、近年、誘導加熱調理器の薄型化が求められており、それを実現するためにはインバーター基板および送風ファンなどを重ならないように配置する必要がある。そのため、接続線の取り回しスペースが限られてしまい、接続線が操作部の近くに配線されることになる。その結果、接続線から発生した磁界が近くの操作部の誤検知を招いてしまうなど、接続線から発生した磁界がその周辺部に悪影響を及ぼしてしまうという課題があった。
本開示は、以上のような課題を解決するためになされたもので、接続線から発生した磁界がその周辺部に悪影響を及ぼすのを抑制することができる薄型の誘導加熱調理器を提供することを目的としている。
本開示に係る誘導加熱調理器は、上面開口が形成され外郭を構成する箱体形状の本体ケースと、前記上面開口を覆い被加熱物が載置されるトッププレートと、を備え、前記本体ケースの内部には、前記トッププレートの下方に配置される誘導加熱コイルと、外部電源から供給された電流を高周波電流に変換し、前記誘導加熱コイルに供給するインバーター基板と、前記インバーター基板を冷却するための冷却ファンと、前記誘導加熱コイルと前記インバーター基板とを接続する接続線と、前記インバーター基板と前記本体ケースの前面との間に形成された配線スペースに配置された前記接続線を覆う配線カバーと、を備え、前記インバーター基板と前記冷却ファンと前記配線カバーとは、平面視して互いに重ならないように配置されているものである。
本開示に係る誘導加熱調理器によれば、インバーター基板と冷却ファンと配線カバーとは、平面視して互いに重ならないように配置されているため、薄型化することができる。また、インバーター基板と本体ケースの前面との間に形成された配線スペースには、そこに配置された接続線を覆う配線カバーが設けられているため、接続線の位置を規制することができる。その結果、組み立てばらつきおよび輸送振動などで接続線が乱れることを抑制できるため、接続線から発生した磁界がその周辺部に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
実施の形態に係る誘導加熱調理器の斜視図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器が設置された後のキッチン家具の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器が設置される前のキッチン家具の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器が設置された後のキッチン家具の変形例の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器が設置された後のキッチン家具の縦断面を示す模式図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の側面を示す模式図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の分解斜視図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器のトッププレートが取り外された状態を示す平面図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の内部構造を示す第一の平面図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の内部の風の流れを示す平面模式図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の内部の電源の配線を示す平面図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の内部の誘導加熱コイルの配線を示す平面模式図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の基板ホルダーおよびその要部を拡大した斜視図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の内部の誘導加熱コイルの配線を示す平面図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の配線カバーを示す斜視図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の配線カバーの基板ホルダーへの取り付け方法を説明する図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の内部構造を示す第二の平面図である。 実施の形態に係る誘導加熱調理器の縦断面を示す模式図である。
以下、本開示の誘導加熱調理器を、ビルトイン式の誘導加熱調理器に適用した場合の実施の形態を、図面を参照して説明する。本開示は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本開示は、以下の各実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。また、図面に示す誘導加熱調理器は、本開示の誘導加熱調理器が適用される機器の一例を示すものであり、図面に示された誘導加熱調理器によって本開示の適用機器が限定されるものではない。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これらは説明のためのものであって、本開示を限定するものではない。以下に説明する実施の形態では、誘導加熱調理器を正面視した状態において、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」などを使用する。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の斜視図である。図2は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1が設置された後のキッチン家具2の外観を示す斜視図である。図3は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1が設置される前のキッチン家具2の外観を示す斜視図である。図4は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1が設置された後のキッチン家具2の変形例の外観を示す斜視図である。図5は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1が設置された後のキッチン家具2の縦断面を示す模式図である。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1は、図1に示すように上面が開口した箱体形状の本体ケース101と、本体ケース101の上面開口を覆うように設けられた平板状のトッププレート102とを備えている。本体ケース101は、板金で構成されている。また、トッププレート102は、耐熱性ガラスあるいはセラミックなどの非金属材料で構成されている。また、トッププレート102には、鍋などの被加熱調理容器が載置される図示しない3つの加熱口が配置されている。
図2および図3に示すように、誘導加熱調理器1はビルトイン式であり、キッチン家具2に組み込まれて使用される。誘導加熱調理器1は、キッチン家具2の上面に形成された設置口2Aの口縁部上面2Cに載せられて支持される。ここで、設置口2Aは、例えば幅W1=560mm、奥行U=460mmであるが、それに限定されない。
また、誘導加熱調理器1がキッチン家具2に組み込まれた際に誘導加熱調理器1と口縁部上面2Cとの間に生じる隙間は、ゴムシール材で封止される。誘導加熱調理器1は、キッチン家具2の上面に形成された設置口2Aから、トッププレート102が露出するようになっている。
また、誘導加熱調理器1の下側には、前面に引き出しが設けられた収納庫3が組み込まれている。収納庫3は、キッチン家具2の前面に形成された前面開口2Bから引き出しが露出するようになっている。また、収納庫3の左側および右側には、前面に引き出しが設けられた収納庫2Dが組み込まれている。これら収納庫3、2Dには、調味料および調理器具などが収納される。
なお、誘導加熱調理器1の下側に組み込まれているものは、収納庫3に限定されない。例えば、図4に示すように、誘導加熱調理器1の下側にグリル庫4が組み込まれていてもよい。
図5に示すように、誘導加熱調理器1の本体ケース101の高さHはキッチン家具2の上面の厚みT以下となっている。なお、キッチン家具2の上面の厚みTは、一般的に約40mmである。このようにH≦Tとすることで、H>Tの場合と比べて誘導加熱調理器1の下方に形成されたキッチン家具2内部の収納スペース2Eを広くすることができ、より大きな収納庫3またはグリル庫4などをキッチン家具2に組み込むことができる。
図6は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の側面を示す模式図である。
誘導加熱調理器1を薄型化するため、本体ケース101の内部は、操作表示部および誘導加熱コイルが配置される上部空間101aと、上部空間101aの下側に形成されて冷却ファンおよび基板が配置される下部空間101bとに分かれている。上部空間101aの高さH1は、約15mmであり、下部空間101bの高さH2は、約25mmである。
図7は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の分解斜視図である。図8は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1のトッププレート102が取り外された状態を示す平面図である。図9は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の内部構造を示す第一の平面図である。図10は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の内部の風の流れを示す平面模式図である。なお、図10中の矢印は、空気の流れを示している。
図7〜図9に示すように、トッププレート102の後方には、天板フレーム103が設けられている。また、本体ケース101の後方かつ上方および天板フレーム103には、本体ケース101内の空気を外部へ排出させる排気口109が形成されており、その排気口109を覆うように排気口カバー108が設けられている。排気口カバー108には、通風可能な開口が形成され、排気の気流がスムースに通過することができる。排気口カバー108が設けられることで、排気口カバー108の下方に位置する排気口109への異物の侵入が抑制されている。
本体ケース101の上部空間101aには、3つの加熱口それぞれの下方に、加熱源としての第一誘導加熱コイル104a、第二誘導加熱コイル104b、および、第三誘導加熱コイル104cが設けられている。第一誘導加熱コイル104a、第二誘導加熱コイル104b、および、第三誘導加熱コイル104cは、銅線が環状に巻き回されて構成されて被加熱調理容器を誘導加熱により加熱する誘導加熱コイルであり、図示のコイル形状は一例である。
第一誘導加熱コイル104aと第二誘導加熱コイル104bとは、トッププレート102の前面側において、左右方向に並設されている。また、第三誘導加熱コイル104cは、第一誘導加熱コイル104aおよび第二誘導加熱コイル104bの奥側であって、トッププレート102の左右方向のほぼ中央位置に設けられている。また、第一誘導加熱コイル104aおよび第二誘導加熱コイル104bの出力は、例えば3.2kWであり、第三誘導加熱コイル104cの出力は、例えば1.5kWである。そのため、第三誘導加熱コイル104cの出力は、第一誘導加熱コイル104aおよび第二誘導加熱コイル104bの出力よりも低い。
本体ケース101の上部空間101aであって前面側には、使用者からの加熱調理に関する操作入力を受け付ける操作部105と操作部105からの入力および操作内容などを表示する表示部106とからなる操作表示部107が設けられている。操作表示部107は、操作表示基板ホルダー107aを備え、操作表示基板ホルダー107aの上面側には操作基板105aが、操作表示基板ホルダー107aの下面側には表示基板106aがそれぞれ設けられている。
操作部105は、操作基板105a上に設けられた電極105bの静電容量の変化により入力操作を検知するタッチスイッチなどにより構成されている。表示部106は、表示基板106a上に設けられたLCD(Liquid Crystal Device)106b、LED106c、および、集積回路106d(後述する図18参照)などで構成されている。なお、実施の形態において、操作表示部107は、操作部105と表示部106とが一体に構成されているが、それらを別体に構成してもよい。
本体ケース101の下部空間101bには、各種基板が設けられており、具体的には、第一インバーター基板111、第二インバーター基板112、フィルター基板113、および、電源基板114が設けられている。
第一インバーター基板111は、第一誘導加熱コイル104aを駆動するための第一インバーター回路111aおよび第二誘導加熱コイル104bを駆動するための第二インバーター回路111bを備えている。また、第一インバーター回路111aおよび第二インバーター回路111bには、高周波電流を発生させる高発熱素子111a2、111b2がそれぞれ実装されている。また、第一インバーター回路111aおよび第二インバーター回路111bには、高発熱素子111a2、111b2を冷却するためのヒートシンク111a1、111b1もそれぞれ実装されている。そして、第一インバーター回路111aのヒートシンク111a1と第二インバーター回路111bのヒートシンク111b1とが向かい合わせで対称的に配置されており、そうすることで、冷却効率を高めることができる。
第二インバーター基板112は、第三誘導加熱コイル104cを駆動するための第三インバーター回路111cを備えている。また、第三インバーター回路111cには、高周波電流を発生させる高発熱素子111c2が実装されており、高発熱素子111c2を冷却するためのヒートシンク111c1も実装されている。
フィルター基板113は、外部電源から入力された電流のノイズを除去するためのフィルター回路113aを備えている。
電源基板114は、操作表示部107などに供給される24V以下の定電圧を生成する定電圧回路114aを備えている。
なお、フィルター基板113と電源基板114とは別体に構成されているが、それらを一体に構成してもよい。また、実施の形態に係る誘導加熱調理器1では、3つの加熱源を備えた構成となっているが、それに限定されず、第一誘導加熱コイル104aおよび第二誘導加熱コイル104bのみの2つの加熱源を備えた構成でもよい。そして、その場合は第二インバーター基板112が不要となる。
本体ケース101の下部空間101bであって左側には、冷却ファン110が2つ設けられている。なお、冷却ファン110の数は2つに限定されない。また、本体ケース101の底面には、吸気口(図示せず)が形成されている。そして、冷却ファン110が動作すると、吸気口から本体ケース101の内部に冷却風が吸い込まれ、図10の矢印で示すように各インバーター基板上の各ヒートシンク111a1、111b1、111c1を通過して、それらを冷却する。その後、冷却風は、その他の基板上を通過してそれらを冷却した後、排気口109から本体ケース101の外部へ排出される。
なお、上記の通り、第三誘導加熱コイル104cの出力は、第一誘導加熱コイル104aおよび第二誘導加熱コイル104bの出力よりも低い。そのため、それらを駆動する第一インバーター回路111aおよび第二インバーター回路111bよりも第三誘導加熱コイル104cは風下側に配置されている。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1では、本体ケース101を薄型化するため、第一インバーター基板111、第二インバーター基板112、フィルター基板113、および、電源基板114がほぼ同一平面上に配置されており、それらが平面視して互いに重ならないように配置されている。さらに、本体ケース101を薄型化するため、これら各種基板と冷却ファン110とがほぼ同一平面上に配置されており、それらが平面視して互いに重ならないように配置されている。
図11は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の内部の電源の配線を示す平面図である。
図11に示すように、フィルター基板113には、入力部151および出力部154が設けられている。第一インバーター基板111には、入力部152、第一出力部155a、および、第二出力部155bが設けられている。第二インバーター基板112には、入力部153および出力部156が設けられている。
フィルター基板113の入力部151には、外部電源から電流を供給する電源コード120が接続されている。また、フィルター基板113の出力部154と第一インバーター基板111の入力部152、および、フィルター基板113の出力部154と第二インバーター基板112の入力部153とは、それぞれ電流を分配する分配線121で接続されている。
外部電源から電源コード120を介してフィルター基板113に供給された電流は、フィルター回路113aでノイズが除去される。その後、電流は、分配線121によって第一インバーター基板111と第二インバーター基板112とに分配される。第一インバーター基板111に供給された電流は、第一インバーター回路111aによって高周波電流に変換され、第一出力部155aから第一誘導加熱コイル104aに供給されるとともに、第二インバーター回路111bによって高周波電流に変換され、第二出力部155bから第二誘導加熱コイル104bに供給される。第二インバーター基板112に供給された電流は、第三インバーター回路111cによって高周波電流に変換され、出力部156から第三誘導加熱コイル104cに供給される。
なお、実施の形態に係る誘導加熱調理器1では、薄型のヒートシンク111a1、111b1、111c1が用いられているが、本体ケース101を薄型化するためには、ヒートシンク111a1、111b1、111c1の高さを高くできない。そこで、ヒートシンク111a1、111b1、111c1の高さを高くする代わりに長さを長くしており、そうすることで放熱面積を確保している。また、ヒートシンク111a1、111b1、111c1の長さを長くすることによって、それと同方向に第一インバーター基板111および第二インバーター基板112も長くなる。そして、本体ケース101の下部空間101bの基板配置領域Xに冷却ファン110と各種基板とが平面視して互いに重ならないようにし、かつ、冷却ファン110からの冷却風がヒートシンク111a1、111b1、111c1に直接送られるようにするには、冷却ファン110と各種基板とを前後方向ではなく左右方向に配置する必要がある。その結果、第一誘導加熱コイル104aに電流を供給する第一出力部155aと第二誘導加熱コイル104bに電流を供給する第二出力部155bとは、本体ケース101の左右どちらか寄りに配置されることになる。なお、実施の形態では、第一出力部155aと第二出力部155bとは、本体ケース101の左寄りに配置されている。
図12は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の内部の誘導加熱コイルの配線を示す平面模式図である。
誘導加熱コイルは、銅線が環状に巻き回されて構成されており、図12に示すように巻き始め104a1、104b1、104c1がコイルの中央部分にあり、巻き終わり104a2、104b2、104c2がコイルの外周部分にある。また、第一インバーター基板111の第一出力部155aと第一誘導加熱コイル104aとは、高周波電流を供給する第一接続線122で接続されている。第一インバーター基板111の第二出力部155bと第二誘導加熱コイル104bとは、高周波電流を供給する第二接続線123で接続されている。第二インバーター基板112の出力部156と第三誘導加熱コイル104cとは、高周波電流を供給する第三接続線124で接続されている。
図12に示すように、第二出力部155bは第一出力部155aとともに本体ケース101の左寄りに配置されている。そのため、第二出力部155bと本体ケース101の右側に配置されている第二誘導加熱コイル104bとを接続する第二接続線123は、他の接続線よりも長くなっている。
また、第一接続線122、第二接続線123、および、第三接続線124の各接続線は、それらを流れる電流が大きいため、例えば直径約10mmと太くなっている。そして、実施の形態に係る誘導加熱調理器1では、本体ケース101を薄型化するため、各接続線も各種基板と平面視して互いに重ならないようにする必要がある。そこで、特に他の接続線に比べて長い第二接続線123は、配線スペース101cに配置されている。第一インバーター基板111は、本体ケース101の前面と離れた位置に配置されており、第一インバーター基板111の前側側面と本体ケース101の前面との間に配線スペース101cが形成されている。
このように、第一インバーター基板111を本体ケース101の前面から離した位置に配置しているのは、第一インバーター回路111aおよび第二インバーター回路111bで発生するスイッチングノイズが、本体ケース101の前面側に配置されている操作表示部107に影響を及ぼさないようにするためである。
なお、実施の形態では、図12に示すように第一インバーター基板111の第二出力部155bと第二誘導加熱コイル104bとは、一本の接続線で接続されているが、それに限定されない。第一インバーター基板111の第二出力部155bと第二誘導加熱コイル104bとは、複数本の短い接続線を連結したもので接続された構成としてもよい。そうすることで、誘導加熱調理器1の組み立て性を向上させることができる。
図13は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の基板ホルダー130およびその要部を拡大した斜視図である。図14は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の内部の誘導加熱コイルの配線を示す平面図である。図15は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の配線カバー140を示す斜視図である。なお、図14の誘導加熱調理器1では、第一誘導加熱コイル104aが取り外された状態を示している。
本体ケース101の内部には、図13に示す基板ホルダー130が収納されている。基板ホルダー130は、基板保持部131とその前面側に設けられた配線保持部132とで構成されている。基板保持部131には、第一インバーター基板111が載置される。配線保持部132には、左右方向に沿って2列の規制リブ133が設けられている。この2列の規制リブ133は、配線スペース101cに配置されている。なお、図13では、各列における規制リブ133が複数に分割されているが、それらが全てつながっていてもよい。そして、図14に示すように、2列の規制リブ133の間に第二接続線123が配置される。また、図13に示すように、配線保持部132には、固定部134と棚135とが設けられている。そして、この固定部134と棚135とによって、図15に示す配線カバー140が配線保持部132に固定される。
配線カバー140は、側面視して逆凹字形状を有し、長方形状の平面部141と、平面部141の長手側の端部それぞれから下方に延びた側壁部142とを備えている。なお、配線カバー140は、側面視して厳密に逆凹字形状でなくてもよい。また、2つの側壁部142のうち一方には、その一部が上方に立ち上げられた立壁部145が設けられており、その下方に配線導入口143が形成されている。また、平面部141の一方の短手側の端部寄りの位置にはネジ穴144が形成されている。
図16は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の配線カバー140の基板ホルダー130への取り付け方法を説明する図である。図17は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の内部構造を示す第二の平面図である。
次に、配線カバー140の基板ホルダー130への取り付け方法を説明する。まず始めに、2列の規制リブ133の間に第二接続線123が配置された状態で、図16に示すように、配線カバー140の平面部141の他方の短手側の端部を棚135の下に潜り込ませる。ここで、平面部141の他方の短手側の端部とは、上記の平面部141の一方の短手側の端部とは反対側の端部である。そして、配線カバー140の各側壁部142が、2列の規制リブ133の間とならないように、つまり2列の規制リブ133の外側となるように、配線カバー140を被せる。最後に、ネジ穴144と固定部134とにネジを通して配線カバー140を基板保持部131に固定する。このとき、図17に示すように、配線カバー140は、本体ケース101の前面と第一インバーター基板111の前側側面との間に形成された配線スペース101cに配置される。
また、配線カバー140には配線導入口143が形成されているため、第二接続線123の経路が明確になり、配線カバー140が基板保持部131に容易に取り付けられる。また、2列の規制リブ133の外側となるように各側壁部142が配置されているため、2列の規制リブ133の間に配置されている第二接続線123を挟まずに配線カバー140を被せることができる。
図18は、実施の形態に係る誘導加熱調理器1の縦断面を示す模式図である。
トッププレート102上に設けられたボタン(図示せず)に指が触れると、操作基板105aに設けられた電極105bの静電容量の変化を集積回路106dで検知する。トッププレート102上には鍋などの被加熱調理容器が載置されるため、誘導加熱調理器1の状態を示すLED106cおよび集積回路106dはトッププレート102から離れた位置に配置されている。また、第二接続線123が浮き上がって集積回路106dに近づくと第二接続線123からの磁界の影響が集積回路106dに及ぶため、第二接続線123が浮き上がるのを抑制する必要がある。
そこで、配線カバー140を設けることで、第二接続線123が浮き上がって一定の高さ以上にならないように第二接続線123の位置を規制している。また、立壁部145によって、第二接続線123が第二誘導加熱コイル104bから配線カバー140に収納される間に、第二接続線123が集積回路106dに近づくのを抑制することができる。また、配線カバー140は、金属板で形成されており、その内部から磁界が漏れないようになっている。なお、磁界によって配線カバー140が加熱されないように、配線カバー140をアルミなどの非磁性の金属製で形成するとなおよい。また、操作表示基板ホルダー107aおよび操作基板105aの下方には、操作基板105aをトッププレート102に押し上げるためのクッション(図示せず)が設けられている。
以上、実施の形態に係る誘導加熱調理器1は、上面開口が形成され外郭を構成する箱体形状の本体ケース101と、上面開口を覆い被加熱物が載置されるトッププレート102と、を備えている。また、本体ケース101の内部には、トッププレート102の下方に配置される誘導加熱コイルと、を備えている。また、外部電源から供給された電流を高周波電流に変換し、加熱コイルに供給するインバーター基板と、インバーター基板を冷却するための冷却ファン110と、を備えている。また、加熱コイルとインバーター基板とを接続する接続線と、インバーター基板と本体ケース101の前面との間に形成された配線スペース101cに配置された接続線を覆う配線カバー140と、を備えている。そして、インバーター基板と冷却ファン110と配線カバー140とは、平面視して互いに重ならないように配置されている。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1によれば、インバーター基板と冷却ファン110と配線カバー140とは、平面視して互いに重ならないように配置されているため、薄型化することができる。また、インバーター基板と本体ケース101の前面との間に形成された配線スペース101cには、そこに配置された接続線を覆う配線カバー140が設けられているため、接続線の位置を規制することができる。その結果、組み立てばらつきおよび輸送振動などで接続線が乱れることを抑制できるため、接続線から発生した磁界がその周辺部に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
また、実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、配線カバー140は金属製である。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1によれば、配線カバー140は金属製であるため、接続線から発生した磁界を配線カバー140で遮蔽することができ、配線カバー140からの磁界漏れを抑制することができる。
また、実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、配線カバー140は非磁性の金属製である。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1によれば、配線カバー140は非磁性の金属製であるため、接続線から発生した磁界によって配線カバー140が加熱されないので、その周辺部に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
また、実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、配線カバー140は、長方形状の平面部141と、平面部141の長手側の端部から下方に延びた側壁部142と、を備えている。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1によれば、配線カバー140によって接続線の高さ方向に加えて、水平方向の動きも規制することができる。また、配線カバー140は金属製であれば、接続線から発生した磁界が水平方向に漏れるのを抑制することができる。
また、実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、配線スペース101cには、2列の規制リブ133が設けられており、接続線は、2列の規制リブ133の間に配置されており、配線カバー140の側壁部142は、規制リブ133の外側に配置されている。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1によれば、接続線が2列の規制リブ133の間に配置されており、配線カバー140の側壁部142は、規制リブ133の外側に配置されている。そのため、第二接続線123を挟まずに配線カバー140を被せることができ、作業性を向上させることができる。
また、実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、配線カバー140は、側壁部142の一部が上方に立ち上げられた立壁部145を備え、立壁部145の下方に配線導入口143が形成されている。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1によれば、接続線が誘導加熱コイルから配線カバー140に収納される間の、接続線の動きを抑制でき、配線カバー140は金属製であれば、さらに磁界漏れを抑制することができる。
また、実施の形態に係る誘導加熱調理器1は、加熱調理に関する操作入力を受け付ける操作部105と、直流電圧から、操作部105に供給する電圧を生成する電源基板114と、を備えている。そして、電源基板114は、フィルター基板113とインバーター基板と冷却ファン110と配線カバー140と平面視して互いに重ならないように配置されている。
実施の形態に係る誘導加熱調理器1によれば、電源基板114は、フィルター基板113とインバーター基板と冷却ファン110と配線カバー140と平面視して互いに重ならないように配置されているため、さらに薄型化することができる。また、接続線の位置を規制することができるため、接続線から発生した磁界が操作部105の誤検知を招くなど、操作部105へ悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
1 誘導加熱調理器、2 キッチン家具、2A 設置口、2B 前面開口、2C 口縁部上面、2D 収納庫、2E 収納スペース、3 収納庫、4 グリル庫、101 本体ケース、101a 上部空間、101b 下部空間、101c 配線スペース、102 トッププレート、103 天板フレーム、104a 第一誘導加熱コイル、104b 第二誘導加熱コイル、104c 第三誘導加熱コイル、105 操作部、105a 操作基板、105b 電極、106 表示部、106a 表示基板、106c LED、106d 集積回路、107 操作表示部、107a 操作表示基板ホルダー、108 排気口カバー、109 排気口、110 冷却ファン、111 第一インバーター基板、111a 第一インバーター回路、111a1 ヒートシンク、111a2 高発熱素子、111b 第二インバーター回路、111b1 ヒートシンク、111b2 高発熱素子、111c 第三インバーター回路、111c1 ヒートシンク、111c2 高発熱素子、112 第二インバーター基板、113 フィルター基板、113a フィルター回路、114 電源基板、114a 定電圧回路、120 電源コード、121 分配線、122 第一接続線、123 第二接続線、124 第三接続線、130 基板ホルダー、131 基板保持部、132 配線保持部、133 規制リブ、134 固定部、135 棚、140 配線カバー、141 平面部、142 側壁部、143 配線導入口、144 ネジ穴、145 立壁部、151 入力部、152 入力部、153 入力部、154 出力部、155a 第一出力部、155b 第二出力部、156 出力部。

Claims (6)

  1. 上面開口が形成され外郭を構成する箱体形状の本体ケースと、
    前記上面開口を覆い被加熱物が載置されるトッププレートと、を備え、
    前記本体ケースの内部には、
    前記トッププレートの下方に配置される誘導加熱コイルと、
    外部電源から供給された電流を高周波電流に変換し、前記誘導加熱コイルに供給するインバーター基板と、
    前記インバーター基板を冷却するための冷却ファンと、
    前記誘導加熱コイルと前記インバーター基板とを接続する接続線と、
    前記インバーター基板と前記本体ケースの前面との間に形成された配線スペースに配置された前記接続線を覆う配線カバーと、を備え、
    前記インバーター基板と前記冷却ファンと前記配線カバーとは、平面視して互いに重ならないように配置されている
    誘導加熱調理器。
  2. 前記配線カバーは、
    長方形状の平面部と、
    該平面部の長手側の端部から下方に延びた側壁部と、を備えた
    請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記配線スペースには、2列の規制リブが設けられており、
    前記接続線は、2列の前記規制リブの間に配置されており、
    前記配線カバーの前記側壁部は、前記規制リブの外側に配置されている
    請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記配線カバーは、
    前記側壁部の一部が上方に立ち上げられた立壁部を備え、
    前記立壁部の下方に配線導入口が形成されている
    請求項2または3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記配線カバーは金属製である
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記配線カバーは非磁性の金属製である
    請求項5に記載の誘導加熱調理器。
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