JPS61260158A - 自溶炉▲からみ▼中のマグネタイト濃度の測定方法 - Google Patents

自溶炉▲からみ▼中のマグネタイト濃度の測定方法

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JPS61260158A
JPS61260158A JP60103558A JP10355885A JPS61260158A JP S61260158 A JPS61260158 A JP S61260158A JP 60103558 A JP60103558 A JP 60103558A JP 10355885 A JP10355885 A JP 10355885A JP S61260158 A JPS61260158 A JP S61260158A
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JP
Japan
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partial pressure
oxygen partial
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smelting furnace
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Pending
Application number
JP60103558A
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English (en)
Inventor
Nobumasa Iemori
伸正 家守
Yukio Shibata
柴田 幸男
Harumasa Kurokawa
晴正 黒川
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自溶製錬炉から排出される媛中のマグネタイト
の濃度を時間のか\る化学分析等によらずに迅速に求め
る方法に関する0 〔従来の技術〕 自溶炉から排出される媛中のマグネタイトの濃度は自溶
炉内の温度、産出するマットの品位、暖中の鉄と珪酸の
含有比、排ガスのSO2濃度によっても変化するが、更
に自溶炉装入原料中にFe3O4あるいはIFe Oが
存在する場合あまり還元されずそのま\媛に入る。この
自溶炉から排出される媛中のマグネタイト濃度がある程
度以上高くなると媛の溶融温度が上昇して、流動性が悪
くなって炉外への排出も困難となり自溶炉セトラーの炉
床も上ってくるなどのトラブルが起こり、また銅鉱石を
処理する自溶炉であれば、媛中の銅含有量が高くなる傾
向があるので、これを防ぐため操業条件の変更、炉内の
暖の還元を図るための還元剤の添加等が行なわれるが、
その判断資料として自溶炉から排出される媛中のマグネ
タイトの濃度を常時チェックすることが必要である。従
来は鎧中のマグネタイト濃度は一般に湿式化学分析によ
り測定され、この分析方法は精度の良いものの測定に約
3時間もか−るため操業のコントロールのためには利用
価値が低かった。また、XllA分析法もあるが、精度
が悪いなどの問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点〕 本発明は自溶炉から排出する媛中のマグネタイト濃度を
迅速に測定するための方法を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
発明者等は酸素濃淡電池を用いた酸素プローブを用いて
自溶炉から排出する媛中の酸素分圧を測定し、この値を
予め定めた温度における酸素分圧に補正(以下この褪正
値を標準化酸素分圧と云う)した値と、これと同時にま
たは相前後して採取した媛のサンプルから螢光XS分析
等の分析方法により求めた媛中のFe重量%及びSiO
重量メの値から得たIFe/SiOの比が同じのときに
は同じ媛のサンプルから化学分析により求めた媛中に含
有するFe Oの重量%とF’eOの重量%との比との
間にほぼ一定の関係があることを見出して本発明に到達
した。
即ち、本発明は媛中のre重R%とSiO重R%との比
が同じときには、媛中のFe O重量%とFeO重量%
との比の対数値は、媛中の標準化酸素分圧の対数値と直
線関係にあるので、媛中の標準化酸素分圧を測定により
求め、且つほぼ同時にまたは相前後して採取した暖のサ
ンプルからX線分析等の分析法によって求めたFe及び
SiOの重量%の値から鍛中のPe OとPe0重量%
の比を求め、その比と媛中のIPe%の値からFe0 
重量%の値を求め、これによってre O・Fe0jI
Iち1ileOの重量%を得るものである。
以下自溶炉媛中の酸素分圧の測定方法及び酸素分圧の標
準化方法について述べると次の如くである。
(づ酸素分圧の測定方法 自溶炉内の製錬反応の条件下で実質上完全な酸素イオン
伝導を示す酸化物、例えば安定化ジルコニアZrO□十
MgOを固体電解質として用いて酸素濃淡電池(1)を
構成する。
pt/Po 2(IVZrO2+ MgO/Po 2(
IF)/Pt   (1)この酸素濃淡電池(1)の起
電力Eは次の(2)式で表わすことができる。
但しR:ガス定数 T:絶対温度K F:ファラデ一定数  ゛ Po2(1) ’参照電極の示す酸素分圧po 2(i
) :測定電極の示す酸素分圧こ\で参照電極としては
一定温度において一定の酸素分圧を示すものであれば特
に限定されるものではないが、銅製錬においては精度的
にFe・FeOが優れている。
式(2)から明らかなように、酸素濃淡電池(1)の起
電力Eと温度でか測定できれば参照電極の示す酸素分圧
po2(1)の値は既知 〔例えば参照電極がFe−′fPeOの場合はRTt 
nP o II)−−!r2乙100 +7.29.4
 T (、T−rnol  )となる〕 であるため測定電極の示す酸素分圧Po2(H)を求め
ることができる。
(ロ)酸素分圧の標準化方法 酸素濃淡電池によって測定される酸素分圧は温度によっ
て変化し、自溶炉から排出する媛の温度はその都度若干
異なるため、その媛を測定して得られた酸素分圧をある
予め定めた温度(例えば72!OC)における酸素分圧
に標準化する必要がある。この標準化方法としては、反
応系を構成する化合物成分間に成立する酸化還元反応式
より評価するのが一般的であり、本発明においては鐙及
び鼓の構成元素に多量の鉄を含むので次の反応式を考え
るのが良い。
FIFe(X4+Oμ)−2’!?820 、(4(3
)(3)式の標準自由エネルギー変化Δa0(f)はy
eo(1)と従って測定温度T、における酸素分圧Pa
2(T、)を標準温度T2における酸素分圧PO□(T
pに標準化α  が変化せず一定であると仮定すれば、
(4)弐Fθ0 から次の(5)式が得られる。
従って測定温度で 1その温度における酸素分圧が求め
られれば(3)式の反応自由エネルギーΔGは既知であ
るから、これらの値を(5)式に代入すると標準温度T
2における酸素分圧Po2(T2)を求めることができ
る。
本発明においては、鉄中のFe重t%とSiO重量%の
比が異なっても、鉄中の鉄酸化物と珪酸分の合計重量%
がほぼ一定であるならば、異なるFθ/SiO重量比に
対応する鉄中の標準化酸素分圧の対数値と、鉄中の?8
0  重量%とFe0重量%との比の対数値との関係は
、同一の傾斜をもって表わされることが以下に述べる説
明によって裏付けられた。
銅製錬用自溶炉において生成する媛は基本的には、Fe
O−Fe O−8iO系であり、この他にはり〜7重量
%のAION −2〜3重量%のZnOs /〜3重量
%のCaO−,7重量%未満のOuを含むが、(3aO
を溶剤として積極的に添加しないのであれば、特に異質
の鉱石を多用しない限り、これらの成分の合計量はほぼ
一定に近い値を示す。また自溶炉鉄中のFe重量%とS
iO重量%との比Fe/SiOの値は通常目標値を定め
て一定となるように例えば特公昭!;7−1)936号
自溶炉の操業における溶剤装入量の調整法を用いて調節
を行なっている。
こ\で活量係数の組成依存性について熱力学的に考慮す
る場合は陽イオンの個数を/にとって分子式を表現する
方法が一般的であるので自溶炉鉄中の酸素分圧を定める
前述の(3)式は次のように表わすことができる。
’I Fe0(1)+ O(g)−Q Neo  (1
)  (6)2          1.5 (6)式の標準自由エネルギー変化△o” (T)はp
eo(1)と次式のように表わされる。
(力式を常用対数の形に変換し、弘RTで除するとまた
、Fe0、FeOの活量係数を夫々γ  、1.5  
                    FeOγ 
  と表わし、鉄中のFe O、FeOの重量%FeO
23 を夫々(%FeO)、(%Feo)と表わすと1.5 〔重量%で表わせば(%7θ0 )−(%XPe o 
)である〕1.5          23 〔但しnTは自溶炉鍛100 g中に含まれているすべ
ての陽イオンのモル数〕 であるからこれらを(8)式に代入して変形すると、次
の(9)式が得られる。
これを書き直して、 IRT MFeO,。
あり、第9項も温度が例えば/2jS−OtZ’に標準
化されれば一定値となる。
一定であり、且つ鉄酸化物、SiO以外の組成の合計量
が一定であれば、この比は一定と見做しうる。従って、
温度、鉄中のFe/SiO重量比、鉄酸化物、SiO以
外の組成の合計が一定であれば、(9)式の第2項以下
は常数のみとなり、次の01式で表わされる。
但しαAはその他の組成の合計が一定のときは温度、F
e/SiO重量比によって定まる常数であり、このうち
温度を常に/230 Gの標準温度に補正するならば、
IFe/310重量比のみによって変わる値である。
従って01式の意味するところは、鉄中のWe 0重量
%とlFe0重量%との比の対数値は標準化酸素分圧の
対数値と直線関係にあり、鉄中の1078102重量比
が変化すれば常数項の値が変わるから異なった直線とな
るが、これらの直線61式の傾斜は、1ogPo (’
I5に対して1/4となることを示している。
図は前述の酸素分圧の測定方法によって自溶炉の媛排出
口における酸素分圧及び媛温度を測定し、同じく前述の
酸素分圧の標準化方法に従って7=3θCに標準化し、
また酸素分圧の測定と同時に緩機から採取したサンプル
からFes SiO、Poos IFe O他の値を湿
式化学分析により求めFe/5in2重量比の値が/、
0弘、/、/7、/、 、23のものを拾い出して、示
したものである。
1)’e/SiO重量の比が同じであれば若干のバラン
キはあるものの、夫々の比の値について直線が求められ
、且つこれらの直線は平行であり、直線の傾斜は実質上
1/4となっている。従って自溶炉鉄中で反応式(6)
に示した平衡が成立していると云える。
Po  C/230C)  との関係の近似式を最小自
乗法によって求めると例えば次の(1))式が得られる
従って自溶炉の媛の排出口で錠のサンプルを採取して、
これを螢光XSなどによる迅速分析により求めたFe重
量%、810重量%の値と、同所で測定した鉄中の酸素
分圧と温度から求めた/コ3θCにおける標準化酸素分
圧とを00式に代入して、値から(%FeO)及び(%
Fed)を計算すること1.5 の値は、 に示す式により推定することができる。
前記の説明では媛の酸素分圧の測定及び分析試料の採取
は自溶炉セトラ一部から排出される錘について述べたが
、この場所は錬鍛炉の出口であっでも、特に錬媛炉でF
e1SiO含量を゛大きく変動させない限り、同様にマ
グネタイト濃度を求めることができる。
〔実施例〕 以下実施例について説明する。
実施例1〜3 自溶炉セトラーの媛排出口から排出する鉄中の酸素分圧
、温度を測定し、同時に媛のサンプルを採取し、螢光x
llA分析によりFe及びSiOの重量%を求め、また
この媛を湿式化学分析によって、Fees Ire O
の、値を求めた。
上記測定値から/J、!;OCにおける標準化酸素分圧
、IPe/Si6  重量比を求め、これらをα0式に
代入して得た値から02式を用いて(%Fed)を求め
1−方湿式化学分析より求めた値からre O%を計算
して対比した。
これらの結果を第1表に示す。
第1表 上表の結果から本発明の方法によって求められたIPe
o  の値は湿式化学分析によって求められた値と比較
的よく一致する。
〔発明の効果〕
自溶炉鉄中の酸素分圧の測定は約20秒程度で終了する
ので、本発明を適用してマグネタイト濃度を求めるには
、同時に採取した暖のサンプルの分析値が得られる時間
の約30分が必要となる。
しかしながら、自溶炉鉄中のFje/SiO重量比は常
時一定値となるように制御され・且つFe重量%もそれ
程大幅には変動しないので、酸素分圧の測定のみで直ち
に鉄中の、マグネタイト濃度の概略値を推定することが
できるので、従来の湿式化学分析による結果が約g時間
か−って得られるのに比して速やかに処置をとることが
でき、炉の操業管理に資するところ大である。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸素濃淡電池を内蔵した酸素プローブを用いて自
    溶炉排出■又は錬■炉を経て排出する自溶炉■中の酸素
    分圧を測定し、この値を予め定めた温度における酸素分
    圧に標準化した値(logPo_2)と、前記排出■中
    のFe重量%とSiO_2重量%とから次式 log(%FeO_1_._5)/(%FeO)=(1
    /4)logPo_2+X×(Fe重量%)/(SiO
    _2重量%)+Y(但し%FeO_1_._5、%Fe
    Oは夫々該■中に含有されるFe_2O_3及びFeO
    の重量%を表わし、X、Yは定数を表わす。) に従い自溶炉■中のマグネタイト含有率を求めることを
    特徴とする自溶炉■中のマグネタイト濃度の測定方法。
JP60103558A 1985-05-14 1985-05-14 自溶炉▲からみ▼中のマグネタイト濃度の測定方法 Pending JPS61260158A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6475631A (en) * 1987-09-17 1989-03-22 Mitsubishi Metal Corp Method for refining copper in refining furnace
TWI415946B (zh) * 2010-08-24 2013-11-21 China Steel Corp 高爐排渣流量估測系統與估測方法

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