JPS61259686A - パチンコ機用玉貸機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、パチンコ機とパチンコ機との間に設置され、
投入された硬貨毎に該硬貨の自重を利用して所定数のパ
チンコ玉を貸出すパチンコ機用玉貸機に関するものであ
る。

（従来の技術〉 パチンコ機とパチンコ機との間に設置される玉貸機とし
ては、例えば特公昭５８−４９９１５号公報に記載のも
のがある。この公報に記載の玉貸機をはじめ従来の玉貸
機は、内部スペースが極めて狭いので、パチンコ玉を係
合して回転するスプロケットを大きくすることが困難で
あるし、スプロケットに直接ストッパを係止することが
できない。このため、小さなスプロケットを複数回回転
させることにより所定数のパチンコ玉を流下させるよう
にしである。そして、スプロケットの回転ｌｒ詐穴１−
Ｐ一番１幅市＋スけ１４　−ｔぜ一μ　　し　し６去り
プロケラトの回転を制御するためのカムホイールとの間
にアイドラギアを介在させて減速し、硬貨の自重により
揺動する制御レバのストッパを上記カムに係止する。

〈発明が解決しようとする問題点〉 アイドラギアによりスプロケットの回転に対するカムの
回転を減少させると、スプロケットに掛るパチンコ玉の
重さくトルク）が増大されてカムホイールに作用し、こ
の力が、ストシバがカムホイールから外れる際の抵抗と
して作用する。このため、投入硬貨が制御レバの一端に
載っても、ストッパに作用しているトルクが強過ぎて、
ストッパがカムホイールから外れない場合がある。この
様なトラブルが発生すると、硬貨を投入してもパチンコ
玉が出ないので、遊技者に迷惑をかけるばかりでなく不
快感を与えることになり、パチンコ店の印象を著しく低
下させる。

また、途中にアイドラギアを介在させると、バックラッ
シュが増え、回転を制御する際のタイミングが採り難く
、流下するパチンコ玉に過不足を生じて正確な制御を行
うことができない。

〈問題点を解決するための手段〉 本発明は−１−記に鑑み提案されたもので、ストッパ係
合部を有し、外周に形成した玉係合部内に係合したパチ
ンコ玉の自重により回転する玉カウンターホイールを玉
流下路内に臨ませ、該玉カウンターホイールの歯車とカ
ムホイールの歯車とを噛み合わせ、ストッパ係合部に係
合して玉カウンタ−プレー１・の回転を止めるストッパ
とカムホイールのカム面に当接可能な保持部とを有する
制御レバの一端に形成した硬貨載置部を硬貨流下路内に
臨ませ、上記ストッパがストッパ係合部に係合し、保持
部がカム面に当接するように制御レバを付勢したもので
ある。

〈作用〉 本発明は上記した構成により、硬貨載置部上に載った投
入硬貨の自重により制御レバが付勢に抗して回動すると
、ストッパがストッパ係合部から外れてカウンタープレ
ートの回転を許容し、カム面に当接する保持部が制御レ
バの復帰を規制することにより所定数の玉を流下するま
でカウンタープレートを回転させることができる。

〈実施例〉 以下本発明を図面の実施例にもとづいて説明する。

玉貸機ｌは、第１図に示すように、薄い箱状機枠２の内
部に、パチンコ玉を一列に整列して流下する玉流下路３
と、機枠２正面の硬貨投入口４から投入された硬貨の適
正を検査し不適正な硬貨を硬貨返却口５へ返却して適正
な硬貨だけを硬貨流下路６に流下する硬貨選別機７と、
硬貨流下路６内を流下する適正硬貨により所定数のパチ
ンコ玉を流下させる玉流下装置８等とからなる。なお、
玉流下路３は、パチンコ機列の上方に配設しである玉補
給樋（図示せず）に接続しである。したがって、玉流下
路３内には玉補給樋から供給されたパチンコ玉が常に充
填されている。

玉流下装置８は、第２図に示すように、外周部分を玉流
下路３内に突出させたスプロケット状の玉カウンターホ
イール９と、該玉カウンターホイール９の回転を制御す
るカムホイール１０と、投入硬貨を一枚宛に流下制御す
る硬貨制御部材１１と、投入硬貨により回動して玉カウ
ンターホイール９の回転を許容したり拘束する制御レバ
１．２等から構成される。

玉カウンターホイール９は、外周にパチンコ玉が一個宛
係合する円弧状の玉係合部１３を１０個有し、側面部分
には、支軸１４を中心として対向する位置に段状のスト
ッパ係合部１５．１５を形成した停止カム部１６と歯車
１７を一体的に有し、上記支軸１４により回転自在に支
承されている。なお、ストッパ係合部１５は、段状のも
のに限定されず、後述のストッパと係合して玉カウンタ
ーホイール９の回転を停止させることができれば、突起
、或は産声等どの様な構成でもよい。

上記玉カウンターホイール９の歯車１７と噛み合う歯車
１８を有するカムホイール１０は。

第３図、及び第４図で示すように、制御レバ１２の戻り
回動を規制する外周面摺動式の第１カム１９）−制御レ
バ１２が菅け１トめた硬貨の捺下を制御すると゛ともに
不正行為を阻止する内周面摺動式の第２カム２０とを有
し、玉カウンターホイール９とともに回転するように回
転軸２１により支承されている。なお、カムホイール１
０が一回転すると、硬貨１枚に対応する数のパチンコ玉
が流下するまで玉カウンターホイール９が回転するよう
に−に記両歯車のギア比を設定してあり、図面の実施例
ではカムホイール１０が一回転したときに玉カウンター
ホイール９が二回転半回転して２５個のパチンコ玉を流
下するようにしである。

玉カウンターホイール９を二回転半で停止させる制御レ
バ１２は、第５図で示すように、軸２２により回動可能
に軸着した基端部側に斜め上方に突出する爪状のストッ
パ２３と」二向き突起状の保持部２４とを形成し、自由
端側には長さ方向に対して直行する方向に突出する硬貨
載置部２５を形成したもので、この硬貨載置部２５を硬
貨流下路６内に臨ませ、スプリング２６により自由端側
か上昇する方向に付勢しである。したがって、常には第
２図で示すように、硬貨載置部２５が硬貨流下路６の側
面に開設しである長孔２７の上端部まで上昇し、ス）−
／パ２３が玉カウンターホイール９の停止カム部１６の
ストッパ係合部１５に係合するとともに、保持部２４が
カムホイール１０の第１カム１９に臨んだ状態で停止す
る。このため玉カウンターホイール９は、回転すること
ができず、玉流下路３内のパチンコ玉の流下を阻ｌ二す
る。またこの状態において制御レバ１２は、硬貨流下路
６に臨設したロックレバ２８によりロックされる。

ロックレバ２８は、投入された硬貨により制御レバ１２
を回動可能に解放するもので、第６図で示す実施例は硬
貨流下路６の側壁６′との間を硬貨が通過し得る間隔り
を配して形成した垂直部２９と、該垂直部２９の下方に
形成した傾斜部３０と、該傾斜部３０の下方に形成した
支持段部３１とからなり、上端に通したビン３２により
採動自在に軸着してあり、常には自重により第６図実線
で示すように制御レバ１２の先端を支持した状態で静止
する。したがって、ピアノ線や針金等により制御レバ１
２を不正に回動しようとしても、ロックレバ２８が斯る
不正を阻止する。

また、図面の実施例は、制御レバ１２とロックレバ２８
との組合せだけではなく、硬貨制御部材１１と副制御レ
バ３３とカムホイール１０との組合せによっても不正行
為を防止するように構成しである。即ち、硬貨制御部材
ｉｔが硬貨を検出しない場合には、副制御レバ３３の先
端に形成しである突起状カムフォロア３４がカムホイー
ル１０の回転を止め、これにより玉カウンターホイール
９の回転を阻止するように構成しである。

硬貨制御部材１１は、略半円板状の頭部３５から脚部３
６を延設した板材であり、硬貨流下路６近傍に軸３７に
より回動自在に軸着されている。

一方、副制御レバ３３は、一端に長孔３８とウェイト３
９を、他端に上記カムフォロア３４を有し、長さの途中
を軸４０により回転自在に軸着し、硬貨制御部材１１の
頭部３５のピン４１と上記長孔３８とを係合し、カムフ
ォロア３４をカムホイール１０の第２カム２０に臨ませ
である。したがって、硬貨制御部材１１は、常には副制
御レバ３３のウェイト３９の付勢により、第２図に示す
ように、硬貨流下路６内に脚部３６を突出させた状態で
静止する。そして、この状態においては、制御レバ１２
を不正に回動してを係合部から外しても、第３図で示す
ように、カムフォロア３４が第２カム２０の中心近くの
第１阻止部４２に当接可能な位置に停止する。したがっ
て、ストッパ２３が外れて玉カウンターホイール９が僅
かに回転しても、カムフォロア３４が第１阻止部４２に
当接し、玉カウンターホイール９の回転を阻止し、不正
行為を防ぐことができる。また、万一カムフォロア３４
を、第１阻止部４２と第２カム２０の内周面４３との間
を通過させて玉カウンターホイール９を回転可能にして
も、カムホイールＩＯが回転するとカムフォロア３４が
第２阻止部４４、或は第３阻止部４５に当接し、玉カウ
ンターホイール９の回転を拘束する。しだ力く。τ　　
市１ｍ　レノく　１２　　　硬ｉｆｆ　Ｉｊｌ穆１薄↑
矛　１１　　−巧Ｂ副制御レバ３３をピアノ線等により
回動したとしても、不正行為を行うことは事実上不可能
である。

本発明に係る玉貸機ｌは上記した構成からなるので、硬
貨を投入すると、次のように作動する。

硬貨投入口４に多数の硬貨を投入すると、硬貨選別Ｊａ
７で選別された適正硬貨の再洗が硬貨流下路６内を流下
し、ロックレバ２８を第６図鎖線で示すように回動して
制御し八１２を解放するとともに、第６図で示すように
、脚部３６を押圧して硬貨制御部材１１を回動する。硬
貨制御部材１１が回動すると、副制御レバ３３が第７図
矢印方向に回動し、カムフォロア３４を外側に移動して
第１阻１１：部４２に当接しないようにする。なお、硬
貨制御部材１１’が回動すると、頭部３５の端部３５′
が硬貨流下路６内に突出して流路の幅を狭くするので、
２番目以降の硬貨が硬貨制御部材１１の端部３５′の外
周縁に当接して流下を阻止され、待機する。

硬貨が硬貨載置部２５上に載ると、第８図で示すように
、該硬貨の自重により制御レバ１２がスプリング２６の
イ（１勢に抗して回動し、ストッパ２３をスト・ンパ係
合部１５から外すとともに、保持部２４を第１カム１９
から少し離隔する。なお、この状態においては、硬貨制
御部材１１の脚部３６が硬貨の端部に接して硬貨が硬貨
載置部２５上から落丁しないように押圧し続ける。

ストッパ２３が玉カウンターホイール９のストッパ係合
部１５から外れると、玉係合部１３・・・内に係合して
いるパチンコ玉の自重により玉カウンターホイール９が
回転し始める。玉カウンターホイール９が回転すると、
カムホイール１０が玉カウンターホイール９の回転に対
応して回転する。なお、この時カムフォロア３４は、硬
貨載置部２５上の硬貨の作用により付勢され、第２カム
２０の内周面４３に接する。

そして、カムホイール１０が第１Ｏ図で示すように略々
半周回転すると、保持部２４が第１カム１９の大径カム
面４６に圧接する。したがって、制御レバ１２は保持部
２４と第１カム１９との作用によりそれまでの下降状態
を継続する。その後カムホイール１０が回転すると、カ
ムフォロア３４が第２カム２０の上記内周面４３から外
れて外側に移動する。したがって、硬貨制御部材１１が
第１０図矢印方向に回動して脚部３６と硬貨載置部２５
との間隔を拡大し、硬貨載置部２５」二の硬貨を落下さ
せる。なお、待機中の硬貨の圧力が硬貨制御部材１１の
頭部３５に強く作用して硬貨制御部材１１が回動し難い
場合には、第２カム２０の第１傾斜案内面４７がカムフ
ォロア３４を強制的に外側に移動する。したがって、硬
貨載置部２５」二の硬貨は確実に落下する。そして、落
下した硬貨は、硬貨流下路６内を流下した後、ベルトコ
ンベア等の搬送手段（図示せず）により所定の場所に移
送され、収納される。

硬貨蔵置部２５から硬貨が落下しても制御レバ１２は、
保持部２４と第１カム１９の大径カム面４６との作用に
より下降状態を維持する。したがって、ストッパ２３が
ス）−／パ係合部１５から離れたままで玉カウンターホ
イール９の回転を許容し続ける。そして、カムホイール
ｌＯが回転し、カムフォロア３４が第１傾斜案内面４７
の先端を通過すると、副制御レバ３３のウェイト３９の
付勢により、カムフォロア３４が内側に移動する。なお
、硬貨制御部材１１に待機中の硬貨の圧力が強く作用し
て副制御レバ３３がウェイト３９の付勢だけでは回動し
難い場合には、第２傾斜案内面４８がカムフォロア３４
を強制的に内側に移動する。カムフォロア３４が内側に
移動することにより副制御レバ３３が回動し、硬貨制御
部材１１が少し戻り回動すると、待機中の硬貨が存在す
る場合にはその最先が少し落下して硬貨制御部材１１の
端部３５′の尖端と硬貨流下路６の内壁面との間隔で停
止し、待機する。そして、カムホイールｌＯが回転しカ
ムフォロア３４が第２傾斜案内面４８の先端を通過する
頃、保持部２４が第１カム１０の大径カム面４６から外
れる。したがって、解放された制御レバ１２がスプリン
グ２６の付勢により戻り回動じ、ロックレバ２８がｕ　
＃Ｉ　ｍ　　ｌ／　　／＜　　１　２　＊　　’ｏ　　
−、ｈ　　＋　Ｘまた、制御レバ１２が復帰すると、ス
トッパ２３が停止カム部１６に近接する。しかしながら
この時点では、玉カウンターホイール９が所定の二回転
半していないので、ストッパ係合部１５がストッパ２３
に当接する位置まで到達しない。したがって、玉カウン
ターホイール９は引続きパチンコ玉を１個宛流下しなが
ら回転する。そして玉カウンターホイール９が二回転半
回転してストッパ係合部１５がストッパ２３に当接する
と、所定数のパチンコ玉を流下し終えた玉カウンターホ
イール９がストッパ２３により回転を拘束され、停止す
る。

そして、この頃にはカムフォロア３４が最初の位置に復
帰し、この位置で停止する。

なお、前記したように待機中の硬貨が存在する場合は、
該硬貨がロックレバ２８を揺動して制御レバ１２のロッ
クを解除するとともに、硬貨制御部材１１を回動してカ
ムフォロア３４を外側に移動するので、上記と同様の作
動を繰り返し、待機していた２番目の硬貨に対応する所
定数のパチンコ玉を流下する。

そして、上記の様にして玉流下装置８から流下したパチ
ンコ玉は、玉流下路３の下端に設けである貯留部４９内
に流下し、玉貸機ｌの前面に設けである公知の取出口５
０から取り出される。

なお、上記実施例では、硬貨１枚に対して２５個のパチ
ンコ玉を貸し出すため、玉カウンターホイール９に１０
（ｐｇの玉係合部１３・・・を形成するとともにストッ
パ係合部１５．１５を２箇所設け、この玉カウンターホ
イール９を２回転半させて停止するようにしたが、硬貨
１枚に対するパチンコ玉の数により、玉カウンターホイ
ール９の玉係合部１３の数やストッパ係合部１５の数を
適宜に設定することができる。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、玉カウンターホイ
ールに直接ストッパを係市するので、ストッパに抵抗と
して作用する力はパチンコ玉の自重がそのものであり、
従来の様に増大されることがない。したがって、制御レ
バの硬貨載置部上に載った硬貨の自重により制御レバが
確実に回動することができ、ストッパを玉カウンターホ
イールの係合部から容易■一つ確実に外すことができる
。

このため、硬貨を投入してもパチンコ玉が出ないという
トラブルを解消することができる。

また、本発明は、バックラッシュが極めて少ないので、
玉カウンターホイールを停止するタイミングを採り易く
、貸し出すパチンコ玉に過不足なく、常に正確に作動さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は一部欠
截側面図、第２図は要部の拡大正面図、第３図はカムホ
イールの正面図、第４図は玉カウンターホイールとカム
ホイールの断面図、第５図は制御レバの正面図、第６図
はロックレバの正面図、第７図乃至第１０図は作動状態
を示す要部の正面図である。 ｌは玉貸機、３は玉流下路、４は硬貨投入口、６は玉流
下路、７は硬貨選別機、８は玉流下装置、９は玉カウン
ターホイール、ｌＯはカムホイール、１１は硬貨制御部
材、１２は制御レバ、１３は玉係合部、１５はストッパ
係合部、１６は停止カム、１７．１８は歯車、１９は第
１カム、２０は第２カム、２３はストッパ、２４は保持
部、２５は硬貨載置部、２６はスプリング、２８はロッ
クレバ′、３３は副制御レバ、３４はカムフォロア。 特許出願人株式会社　大部製作所 区 （〕 怖

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ストッパ係合部を有し、外周に形成した玉係合部内に係
   合したパチンコ玉の自重により回転する玉カウンターホ
   イールを玉流下路内に臨ませ、該玉カウンターホイール
   の歯車とカムホイールの歯車とを噛み合わせ、上記スト
   ッパ係合部に係合して玉カウンターホイールの回転を止
   めるストッパとカムホイールのカム面に当接可能な保持
   部とを有する制御レバの一端に形成した硬貨載置部を硬
   貨流下路内に臨ませ、上記ストッパがストッパ係合部に
   係合し、保持部がカム面に当接するように制御レバを付
   勢し、硬貨載置部上に載った硬貨の自重により制御レバ
   が付勢に抗して回動することによりストッパをストッパ
   係合部から外してカウンタープレートの回転を許容し、
   カム面に保持部を当接して制御レバの復帰を規制するこ
   とによりカウンタープレートが所定数の玉を流下するま
   で回転するようにしたことを特徴とするパチンコ機玉貸
   機。