JPS61259503A - 避雷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は避雷装置に関するもので、ｔＭに、酸゛　化
亜鉛を主成分とする電圧弁ｉ！ｆＭ抵抗体を積層して構
成され、電力系統を瞬時的か異常電圧から保護する′た
めの避雷装置に関するものである。

〔従来の技術〕□ 第３図は例えば特開昭４Ｏ−ｉｔｏｊ号公報に　−示さ
れた従来の避雷装置の構成を示す断面図であシ、第を図
は第３図における電圧非直線抵抗体（釣の詳細拡大断面
図で５図示のように、従来の避雷装置は碍管（１）丙は
複数個の電圧非直線抵抗体（４’）　ｅ積゛層□してな
゛シ゛、電圧非直線抵抗体は例□えば特開昭！　？−／
　、３　’／乙０／号公報、特開昭３’／−，２Ｏｆ７
０２号公報及び特開昭３９−／９／３０ｊＴ号公報に示
はれているように、電圧非直線抵抗体をＳ成する焼結体
Ｃ，２／）の対向両端面に’Ｒｔ＆（’Ｉコ）が設けら
れ、焼結体（２／）の側面には側面高抵抗層（２３）が
形成されている。

平常の場合、Ｕ雷装行にｅ」１、系統電圧に応じた電圧
が印加されており、電圧非直線抵抗体ｆｉｌの電圧−′
Ｇ流特性に応じｆｃ市か１．が焼結体（２／）及び電極
（ｔ１２’）を通じてｂ１ｃ八る。

系統姓：Ｕサージあるいけ開閉サージ尋の瞬時的な異常
電圧（サージ）が侵入した。場合は、そのサージに応じ
た市、流が焼結体Ｃ２／）及び電極（ｔＩ２）を通じて
流れる。この時の電流匝はサージの種類や大きさくＣよ
っても異なるが、開閉サージの場合で数白′〜数千アン
ペア（波長はｒｎｓｅｃ　）に及ぶことがある。

非直線抵抗体（り］は通常円板状の酸化亜鉛を主成分と
する焼結体で、対向両端面を研磨し、溶剤による洗浄後
、側面への溶射物の付着分さけるために、側面全体と端
面の一部とをマスキングし、金属溶射尋の方法で対向両
端面に密着した電極（グコ）を設けることによυ得られ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の避雷装置は１以上のように構成した電圧非直線抵
抗体を使用しているので、マスキングによって電極Ｃグ
２）の面積は必然的に焼結体（，２／）の対向両端面（
，２４ｔ）の面積よシ小さくなる。このため、焼結体（
，２／）の対向両端面の面積のうち。

例えばサージが侵入した時の電流の流れる部分は電極（
グ、２）の密着している部分に限られる。従って面積の
減少分だけサージ耐量が減少する。

これを避ける為５通常はこの電流が流れない部分を見込
んで電圧非直線抵抗体の対向面積を大きくする必要があ
り５このことが更に避雷装置全体を大きくするなどの問
題点があった。

この発明は上記のような問題点にかんがみてなされたも
ので、電圧非直線抵抗体の対向端面の面積全体に電流が
流れるようにして、電圧非直線抵抗体の端面積を小さく
し、これによシ、小形の避雷装置を得ることを目的とす
る。

〔問題点全解決するだめの手段〕

この発明に係る避雷装置は、避雷装置を構成するための
酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体がそれ自体に
密着した電極を持たず、その対向両端面の全面に接しう
る導電性部材と交互に積層されたことを特徴とするもの
である。

〔作　用〕

この発明における避雷装置の導電性部材は電圧非直線抵
抗体の間にあって電極として作用し、マスキング等の手
段を必要としないので、電極の大きさを自由に選択でき
る。従って電極面積を電圧非直線抵抗体の対向端面積と
同等またはそれ以上にでき、その結果、電流が電圧非直
線抵抗体の端面全体を流れるようになる。

〔実施例〕

以下、図示する実施例について、この発明の詳細な説明
する・ 第１図はこの発明による避雷装置の一実施例の要部を示
す部分断面図で１図示のように、この発明においては、
碍管（１）内に積層されている電圧非直線抵抗体（２）
は例えば酸化亜鉛を主成分とする焼結体の相対する両端
面を研磨し、溶剤等で洗浄して得たもので、第２図に示
すように、焼結体（，２／）の対向両端面（，２ｙ）に
は！極を有していないで側面には側面高抵抗層（，２３
）が形成されている点は従来と同様である。電圧弁＠線
抵抗体（２）の対向両端面には１例えばこの電圧非直線
抵抗体の端面積と等しい而ｉを持つアルミ製の板のよう
な導電性部材（３）が密接され、電圧非直線抵抗体と交
互に系統電圧に応じた枚数だけ積層１．て避雷装置を構
成している。

平常時、避雷装置には、系統電圧に応じた電圧が印加さ
れており、電圧非直線抵抗体（２）の電圧−両流特性に
応じた電流が電圧非直線抵抗体（−）及びアルミ製の板
（３）を通して流れる。系統に雷サージあるいは開閉サ
ージ等のサージが侵入した場合には、そのサージ電圧に
応じた電流が電圧非直線抵抗体−）及び導電性部材（３
１ｔ通して流れる。この時の電流直は、導電性部材（３
）は良質な導電体であるから、電圧非直線抵抗体（コ）
の特性に応じたものとなる。更に導電性部材（３）の面
積は電圧非直線抵抗体（２）の対向面積と等しくしであ
るので、電流の流れる範題は非直線抵抗体（コ）の対向
端面積全体となる。それ故丈−ジに対し電圧非直線抵抗
体（コ）の体積全体が有効に作用する。

この結果、電圧非直線抵抗体（コ）の大きさを、従来の
避雷装置に用いられる電圧非直線抵抗体（す）の大きさ
に比べ、ｆｆｉ径にして約５％１面積にして約１０％縮
少しても従来の避雷装置と同じサージ耐量を有した。

なお、上記実施例では非直線抵抗体（２）と交互に積み
重ねる部材として非直線抵抗体（２１の対向面積と等し
い面積を持つ４を性部材（３）すなわちアルミ製の板を
用いたが、これは例えば面積については電圧非１ＢｆＩ
ＩＩ！抵抗体（コ）の対向面積全体に電流を流す事が目
的であるので上記対向面積以上の面積を持つものであれ
ば同じ効果が得られゐ。又材質についてはアルミ以外の
金属製の板を用いても同様な効果が得られる。

更に、導電性部材として金属以外の材料でも例えば、カ
ーボン粒子等を混入して導電性を持たせた導電性ゴム板
を用いることができる。

この場合は上記金属製の板を用いた場合に祷られる効果
に加えて導電性ゴム板の持つ弾力性のため、非直線抵抗
体とのなじみがよくなシサージ耐量の信頼性が向上する
。更に導電性ゴム板の裁断のし易さのため作業性が向上
する効果がある。

更Ｋ、基材そのものに導電性を持たせた導電性プラスチ
ック板を用いてもよく、この場合は、上記金属製の板を
用いた場合に得られる効果に加えて、導電性プラスチッ
クの軽量さのため、避雷装置全体を軽量化できる効果が
ある。

また電圧非［！抵抗体（コ）として酸化亜鉛を主成分と
する焼結体の相対する両端面を研磨し洗浄し孔 たものを用いたが、これはそσ自身に密着した電極を持
たない電圧非直線抵抗体であれば同じ効果が得られる。

なお、第１図は碍管（１）の内部に電圧非直線抵抗体（
コ）等を収納したいわゆる碍子形の実施例を示しく　　
　７　　ノ たが１例えば金属製容器に電圧非直線抵抗体（，２）等
を収納し１例えばＳＦ６ガスのよう々絶縁性ガスを容器
内に充満させたいわゆるタンク形避雷装置においても同
様の効果を期しうる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によればそれ自体密着した電極
を持たない電圧非直線抵抗体と導電性部材と全交互に積
層するように構成したので、電圧非直線抵抗体を小形化
でき、更に避雷装置を小形化できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による避雷装置の一実施例の要部を示
す部分断面図、第２図は第７図に示す電圧非［ＩＮ抵抗
体の詳細を示す断面図、第３図は従来の避雷装置の概略
断面図、第９図は第３図に示した従来の避雷装置に用い
る電圧非直線抵抗体の詳細を示す断面図である。 図において、（１）は碍管、Ｃコ）は電圧非直線抵抗体
。 （３）は導電性部材である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体を複数
   個直列に積層してなる避雷装置において、上記電圧非直
   線抵抗体がそれ自体密着した電極を有せず、その対向両
   端面の全面に接しうる導電性部材と交互に積層されたこ
   とを特徴とする避雷装置。
2. （２）電圧非直線抵抗体は酸化亜鉛を主成分とする焼結
   体からなりその対向両端面が研磨洗浄されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の避雷装置。
3. （３）導電性部材は少くとも電圧非直線抵抗体の対向面
   積と等しい面積を持つていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項又は第２項記載の避雷装置。
4. （４）導電性部材は金属製の板であることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項ないし第３項いずれか記載の避雷
   装置。
5. （５）導電性部材は導電性ゴム板であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項ないし第３項いずれか記載の避
   雷装置。
6. （６）導電性部材は導電性プラスチック板であることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項いずれか
   記載の避雷装置。