JPS6027159B2 - 避雷器 - Google Patents

避雷器

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JPS6027159B2
JPS6027159B2 JP14654476A JP14654476A JPS6027159B2 JP S6027159 B2 JPS6027159 B2 JP S6027159B2 JP 14654476 A JP14654476 A JP 14654476A JP 14654476 A JP14654476 A JP 14654476A JP S6027159 B2 JPS6027159 B2 JP S6027159B2
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JP
Japan
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parallel
gap
linear
resistor
discharge
Prior art date
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Expired
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JP14654476A
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JPS5371249A (en
Inventor
宗次 小島
進 西脇
敏和 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6027159B2 publication Critical patent/JPS6027159B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、非直線性の良い抵抗体を用いた直列ギャッ
プの無い制限電圧抵減装置を備えた避雷器に関する。
最近、従来のSICと比べ非常に非直線性の良い、即ち
金属酸化物を主体成分とした例えばZn○系の低抗体が
開発され、これを用いて直列ギャップの無い避電器(以
後ギャップレス避雷器と称する)が実現できるようにな
っている。
このZn○系の新しい非直線抵抗体は普通従来のSIC
と同じように円板状に成形され、これを積み重ねて避電
器を構成する。このZn○系の非直線抵抗体の電流−電
圧特性の一例を第1図に示す。
第1図の電圧軸は電流が1〔mA〕の時の値を1として
目盛ってある。ギャップレス避電器を構成するためには
」、避電器の定格電圧を常時印加した時に流れる電流で
、非直線抵抗体が破壊しないように非直線抵抗体を積み
上げなければならない。この電流値は例えば1〔mA〕
前後である。このようにして非直線抵抗体の積み上げを
決めると、雷サージ放電々流、開閉サージ放電々流に対
する制限電圧は第1図に示すような電流−電圧特性から
一義的に決まってしまう。従ってこの制限電圧を低くす
るために、例えば特開昭48−20048号公報に示さ
れた第2図に示す如く非直線抵抗体の一部と並列に放電
ギャップを接続して、サージ電流により避雷器の端子電
圧が設定値以上に上昇した時にこの放電ギャップを放電
させ、非直線素子の一部を短絡することが考えられてい
る。第2図にこのことを示す電気回路図を示す。1は非
直線抵抗体、2は並列放電ギャップである。
さて、ギャップレス選雷器にその制限電圧が大きくなる
程の電流が流れる場合として、開閉サージを抑制した場
合と、雷サージを抑制した場合が考えられるが、一般に
開閉サージによる避雷器電流は、雷サージによる避雷器
電流と比べ、波高値が小さく、時間中が長い。
従って避雷器の制限電圧は雷サージの時の方が高くなる
。避雪器の消費するエネルギーから見た場合は、開閉サ
ージの方が大きい。第2図に示す並列放電ギャップ2付
のギャップレス避電器でサージ抑制時に並列ギャップ2
が放電すると、並列ギャップ2と並列の非直線抵抗体l
aは短絡されるので、サージのエネルギーは短絡されな
い残りの非直線抵抗体lbで消費しなければならない。
並列ギャップ2が放電せず、非直線抵抗体1全体でサー
ジエネルギーを消費した方が、1個の非直線抵抗体の消
費するエネルギーは並列ギャップ2が放電した時よりも
小さくなる。従って、開閉サージ抑制時に並列放電ギャ
ップ2が放電すると、開閉サージの大きなエネルギーを
並列ギャップ2で短絡されない残りの非直線抵抗体lb
で消費しなければならず、大きな耐量の非直線抵抗体が
必要になる。これが欠点であった。制限電圧低減の目的
からは、雷サージによる高い制限電圧を4・さくするだ
けで、開閉サージによる比較的低い制限電圧は特に低減
しなくとも良い場合が多い。
従って、雷サージに対してだけ並列放電ギャップ2が放
電し、開閉サージに対しては並列放電ギャップ2は放電
しないようにしておけば、エネルギーの大きい開閉サー
ジエネルギーは並列ギャップ2と並列の非直線抵抗体l
aを含めた全体の非直線抵抗体1で消費するから、非道
線抵抗体のエネルギー耐量を小さくすることができる。
この発明は、開閉サージ抑制した時に非直線抵抗体に過
大な放電耐量を必要としない、非直線抵抗体の一部と並
列に放電ギャップを設けた直列ギャップの無い避電器を
得ることを目的としている。
この発明を図面にもとづいて説明する。
第3図において1は金属酸化物を主体成分とした列えば
Zn0系の非直線抵抗体素子を積層して構成した非直線
抵抗体、2は非直線抵抗体1の一部lbと並列に接続さ
れた放電ギャップ装置を示す。この並列放電ギャップ装
置2は、第4図に示す如く、立ち上りの速いインパルス
に対しては放電開始電技が低く、立ち上りの遅い開閉ィ
ンバルス及びACに対しては、放電開始電圧が高くなる
ように設定されている。このような並列放電ギャップ菱
魔2は第3図に示す並列放電ギャップ装置で実現可能で
ある。即ち、G,,G2はそれぞれ一対の電極を有する
直列接続したギャップ、R,,R2は抵抗体で前記夫々
のギャップG,,G2に並列接続されR,=R2のよう
に設定されている。C,,C2はコンデンサーで、前記
抵抗体R,,R2に夫々並列接続され、C,>C2のよ
うに構成されている。そして、かつ、インパルスに対す
るコンデンサーC,,C2のインピーダンスはそれぞれ
低抗体R,,R2のインピーダンスよりも4・さくなっ
ている。又開閉ィンバルス及びACに対するコンデンサ
ーC,,C2のインピーダンスは、それぞれ抵抗体R,
,R2のインピーダンスよりも大きくなるようにコンデ
ンサーC,,C2、抵抗体R,,R2の値が設定されて
いる。このようにしておけば、インパルスに対しては、
ギャップG,,G2の電位分坦は主としてコンデンサー
C,,C2で決まり、C,>C2であるからインバルス
電圧の多くはギャップG2に印加され、ギャップG2が
最初に放電して続いてギャップG,が放電する。従って
、ギャップG,,G2に平等に電圧が分坦されるよりも
放電開始電圧は低くなる。開閉ィンパルス及びACに対
しては、電圧分坦は主として抵抗体R,,R2で決まり
、R,=R2であるからギャップG,,G2に電圧は平
等に分坦される。従って、ギャップG,,G2に不平等
に電圧分坦されるよりも放電開始鰭圧は高くなる。この
ようにして、第4図の放電特性は実現される。避電器は
普通、分割されたユニットをその定格電圧に応じて積み
重ねて構成される。第5図、第6図はその具体的構成例
である。第5図は分割ユニットを2柱構造配置してこれ
を2ケ直列接続したものであり、第6図は1柱構造配置
にした1ケの分割ユニットを示す。1は非直線抵抗体、
2は並列放電ギャップ装置、3は非直線抵抗体素子間に
配置した金属薮続板、4は接続リード板、5は絶縁板で
ある。
この第6図により第3図の回路が構成されている。又第
5図のものは非道線抵抗体の素子を2列に分割し、2柱
としたもので、回路的には第3図構成のものを2段積し
たものとなっている。第7図は、第4図のような放電開
始電圧−放電までの時間特性を有する並列放電ギャップ
装置の他の実施例を示すものである。
第7図において、G,,○2はおれぞれ一対の電極を有
する直列接続されたギャップ、R,,R2は前記ギャッ
プG,,○2に夫々並列に接続された抵抗体で、R,=
R2のように設定されている。C,は抵抗体R,に並列
接続したコンデンサーである。インパルスに対するコン
デンサーC,のインピーダンスは抵抗体R,のインピー
ダンスよりも小さくしてある。また開閉インパルス及び
A,Cに対するコンデンサーC,のインピーダンスは、
抵抗体R,のインピーダンスよりも大きくなるように抵
抗体R,、R2及びコンデンサーC,の値が設定されて
いる。するとィンパルスに対してはギャップG,,G2
に対して不平等電圧分垣になり、ギャップG,よりもギ
ャップG2に大きな電圧がかかり、また開閉ィンパルス
及びACに対しては、平等電圧分坦になる。従って、第
7図に示す並列放電ギャップ装置の場合にも第4図に示
すような、ィンパルスに対してよりも開閉ィンンパルス
に対しての方が放電開始電圧の高い特性のギャップ装置
を得ることができる。第8図は、第4図のような放電開
始電圧−放電までの時間特性を有する並列放電ギャップ
装置の更に他の実施例を示すものである。第8図におい
て、G,,G2はそれぞれ一対の電極を有する直列接続
されたギャップ、L,はコイル、C,,C2はコンデン
サーである。このコイルL、コンンデンサーC,,C2
は直列接続されており、コイルL、コンデンサーC,は
ギャップG,に並列に、またコンデンサC2はギャップ
G2に並列に接続される。
インパルスに対してはコイルL,とコンデンサーC,の
直列インピーダンスはコンデンサーC2のインピーダン
スよりも大きく、開閉ィンパルス及びA,Cに対しては
コイルL,とコンデンサーC,の直列インピーダンスは
コンデンサーC2のィンピーグンスと等しくなるように
コイルL、コンデンサーC,,C2の値が設定されてい
る。
するとインパルスに対してはギャップG,,G2に対し
て不平等電圧分坦になり、ギャップ○2よりもG,に大
きな電圧がかかる。また開閉ィンパルス及びACに対し
ては平等分坦になる。従って、第8図に示す並列放電ギ
ャップ装置の場合にも、第4図に示すようなィンパルス
に対してよりも開閉ィンパルスに対した方が放電開始電
圧の高い特性のギャップを得ることができる。上記のよ
うに構成された並列放電ギャップ装置付の直列ギャップ
レス避電器は、その並列放電ギャップは雷サージよりも
開閉サージの方が放電開始電圧が高くなる。
従って、雷サージ抑制時にだけ並列放電ギャップが放電
し、開閉サージ抑制時には並列放電ギャプが放電しない
ようにすることができる。本発明は、以上説明したよう
に、開閉サージ抑制時には並列放電ギャップは放電せず
、避雷器に流れる電流波高値が大きく従って制限電圧の
大きい雷サージに対してだけ並列放電ギャップが放電す
る。
それ故、並列放電ギャップによる避雷器の制限電圧低減
の効果をそのまま保持させることができる。そして開閉
サージ抑制時には並列放電ギャップは放電しないから、
開閉サージの大きなェネルギ一は並列放電ギャップと並
例の非道線抵抗体も含めた全部の非直線抵抗体で消費さ
れる。
従って「非直線抵抗体の通電耐量は、並列放電ギャップ
が開閉サージで放電する時よりも小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はZn○系の非直線抵抗体の電流m電圧特性の一
例を示す特性図、第2図は並列放電ギャップ装置付の直
列ギャップレス避雷器の電気回路図、第3図は本発明の
一実施例を示す回路図、第4図は本発明の並列放電ギャ
ップのv−t特性図、第5図は本発明の臭体的実施例を
示す側面図、第6図は本発明の具体的実施例を示す−ユ
ニットの側面図、第7図は本発明の他の実施例を示す回
路図、第8図は本発明の更に他の実施例を示す回路図で
ある。 1・・…・非直線抵抗体、2・…・・並列放電ギャップ
装置、3……金属接続板、4・・・・・・接続リード板
、5・・・…絶縁板、G,,G2…・・・ギャップ、C
,,C2・・・・・・コンデンサー、R,,R2…・・
・抵抗体、L・…・・コイル。 第1図 第4図 第2図 第3図 第6図 第5図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属酸化物を主体成分とした非直線低抗素子を積み
    重ねて構成した非直線抵抗体と、この非直線抵抗体の一
    部に並列に接続された放電ギヤツプ装置とから成り、こ
    の放電ギヤツプ装置は直列接続された復数固のギヤツプ
    及びこのギヤツプに並列接続されたインピーダンス素子
    より構成し、前記ギヤツプは、開閉サージ抑制時には放
    電せず、雷サージに対してのみ放電するように前記イン
    ピーダンス素子のインピーダンス値を設定したことを特
    徴とする避雷器。 2 放電ギヤツプ装置が、2個直列接続されたギヤツプ
    に夫々低抗体とコンデンサーを並列接続したものを並列
    に接続して構成されている特許請求の範囲第1項記載の
    避雷器。 3 放電ギヤツプ装置が、並列接続されたコンデンサー
    と抵抗体を並列接続した第1のギヤツプ及び抵抗が並列
    接続された第2のギヤツプとを直列接続して構成されて
    いる特許請求の範囲第1項記載の避雷器。 4 放電ギヤツプ装置が、直列接続されたコイルとコン
    デンサーが並列接続された第1のギヤツプ及びコンデン
    サーが並列接続された第2のギヤツプとを直列接続して
    構成されている特許請求の範囲第1項記載の避雷器。 5 非直線低抗体が、復数固の非直線抵抗素子の積重ね
    で形成され、この非直線抵抗体の一部に接続リード板を
    介して並列に放電ギヤツプ装置が接続されている特許請
    求の範囲第1項記載の避雷器。 6 非直線抵抗体が、複数個の非直線抵抗素子を積重ね
    て形成され、且つ接続リードで直列接続された第1及び
    第2の非直線抵抗体で構成され、第1の非直線抵抗体の
    一部に並列に接続された放電ギヤツプ装置が絶縁物を介
    して第2の非直線抵抗体と積重ねられている特許請求の
    範囲第1項記載の避雷器。
JP14654476A 1976-12-08 1976-12-08 避雷器 Expired JPS6027159B2 (ja)

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JP14654476A JPS6027159B2 (ja) 1976-12-08 1976-12-08 避雷器

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JP14654476A JPS6027159B2 (ja) 1976-12-08 1976-12-08 避雷器

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Publication Number Publication Date
JPS5371249A JPS5371249A (en) 1978-06-24
JPS6027159B2 true JPS6027159B2 (ja) 1985-06-27

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JP (1) JPS6027159B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61180239U (ja) * 1985-03-29 1986-11-10
JPH01295918A (ja) * 1988-05-21 1989-11-29 Asahi Concrete Works Co Ltd マンホールの施工方法
JPH07224439A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Oume Concrete Kogyo Kk マンホールの側塊

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61180239U (ja) * 1985-03-29 1986-11-10
JPH01295918A (ja) * 1988-05-21 1989-11-29 Asahi Concrete Works Co Ltd マンホールの施工方法
JPH07224439A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Oume Concrete Kogyo Kk マンホールの側塊

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JPS5371249A (en) 1978-06-24

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