JPS61258858A - 速硬化性フエノ−ル成形材料 - Google Patents

速硬化性フエノ−ル成形材料

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JPS61258858A
JPS61258858A JP10085985A JP10085985A JPS61258858A JP S61258858 A JPS61258858 A JP S61258858A JP 10085985 A JP10085985 A JP 10085985A JP 10085985 A JP10085985 A JP 10085985A JP S61258858 A JPS61258858 A JP S61258858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
molding material
resin
phenolic resin
curing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10085985A
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English (en)
Inventor
Toshiki Hanawa
塙 敏樹
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロスイッチ等の電気部品に使用されるフ
ェノール樹脂成形材料に関する。
〔従来の技術〕
従来、広く一般に用いられているフェノール樹脂成形材
料は、ノボラック樹脂を用い、ヘキサ−メチレンテトラ
ミンを硬化剤としているため、硬化過程でアンモニアや
メチルアミンなどを発生する。このため、マイクロスイ
ッチ等の弱電部品で、成形品に金属片をインサートした
場合や、成形品が金属片と接触して使用される場合、金
属を腐食する原因になる。そこで最近ではアンモニアや
メチルアミンなどを発生しない自硬化性フェノール樹脂
が使用されるようになった。
〔発明が触決しようとする問題点〕
しかし、自硬化性フェノール樹脂を使用したフェノール
成形材料は、一般に硬化が遅く、底形のサイクルアップ
が困難で、金型くもりが発生し易い等の問題点がある。
本発明はか瓦る状況に鑑みなされたものであって自硬化
性フェノール樹脂の硬化速度が改善された成形材料を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
か匁る目的は本発明によれば、ジメチレンエーテル型フ
ェノール樹脂にホルムアルデヒド/フェノールのモル比
が0.65〜0.75であるノボラック樹脂を併用する
ことvcエク達成される。
本発明で用いられるジメチレンエーテル型フエノール樹
脂とは、反応触媒として酢酸亜鉛のような2価金属塩を
用いてつくられたフェノール樹脂であってフェノール核
が主としてジメチレンエーテル基で結合されているもの
である。
またノボラック樹脂としては塩酸、修酸などの酸性触媒
下で合成されたものである。
上記フェノール樹脂に用いられるフェノール類としては
フェノール、クレゾール、キシレノールSOI 価フェ
ノール、カテコール、ヒドロキノン、レゾルシン等の多
価フェノール、ビスフェノール類の一種または混合物が
使用でき、ホルムアルデヒドはバラホルムアルデヒド、
ホルマリンの一塊または混合物が使用できる。
ここで、ノボラック樹脂のホルムアルデヒド/フェノー
ルのモル比はα65〜Q、75の範囲が良く、好ましく
は165〜0.70の範囲で合成したものである。
この比がQ、65未満では、硬化性が低下する傾向があ
り、またCL75’i越えるとシリンダ安定性が悪くな
るので好ましくない。
またノボラック樹脂の配合量は全体の60〜5重量%、
好ましくは20〜101fit%である。
ノボラック樹脂の配合itハ多くなるほど成形材料とし
ての流動性が増すと同時に、射出成形機でのシリンダ安
定性が向上する傾向にある。しかし、この反面、ノボラ
ック樹脂配合量が141W中で60%を越えると硬化性
が低下するので好ましくなく、また5重量未満では硬化
性の改善効果はあられれない。
上記組成物に対しては通常の硬化助剤、充填剤、滑剤あ
るいは嘴色剤を添加することができこれら各側斜を混合
、混練、粉砕して成形材料とする。
以下本発明を実施例に基いて更に西兄明する。
実施fl11 自硬化性フェノール樹脂(日立化成工業−衾フエノール
樹脂HP−18OR)80部、ホルムアルデヒド/フェ
ノールのモル比がQ、68のノボラック樹脂20都に対
し、消石灰88、木粉80部、アスベスト20部、ステ
アリン酸亜鉛4部を粉砕混合後、熱ロールで5分間混練
しフェノール樹脂成形材料を得た。この材料の硬化性、
シリンダ安定性を、射出成形機を用いて判定した。結果
は表1の通りで、従来のノーアンモニアフェノール成形
材料(比較例1)に比べ、硬化性、シリンダ安定性は良
好であった。
実施例2 実施例1と同じ自硬化性フェノール樹脂80部、ホルム
アルデヒド/フェノールのモル比が0.68のノボラッ
ク樹脂20都に対し、消石灰10部、木粉80部、アス
ベスト20部、ステアリン醇亜鉛4′@を実施例1同様
に製造、評価を行なった。結果は表1の通りで、比較例
1に比べ、硬化性がはるかに隈れていた。
実施例6 実施例1と同じ自硬化性フェノール樹脂90部、ホルム
アルデヒド/フェノールのモル比が0.68のノボラッ
クを10部に対し、消石灰10部、木粉80部、アスベ
スト20部、ステアリン酸亜鉛4部を実施例1同様に製
造、評価を行った。結果は表1の通りで、比較例1に比
べ、シリンダ安定性に変らないが、硬化性がはるかに優
れていた。
比較例1 実施例1と同じ自硬化性フェノール樹脂80部、ホルム
アルデヒド/フェノールのモル比が0.8のノボラック
を20部VC対し、消石灰8部、木粉80部アスベスト
20部、ステアリン酸亜鉛4部を実施例1同様VC製造
、評価を行なった。
結果は表1の通シで実施例1.2.5 K比べ、硬化性
が劣るものであった。
表1 ・成形条件 射出成形:RJ−75A 金型温度(固/町):190°C/190℃シリンダ温
度(前/後):95/70 oM、B、F、T  厚さ5mm、  15mm各々の
試験片を所定時間成形し、金型取出後の試験片表面のふ
くれ、内部の巣を目視し、これらが消失するまでの成形
時間を測定する。
・シリンダ安定性材料のチャージ終了後、金型ヘノズル
タッチしたまま所定時開数lt後、射出成形し、成形品
を目視し、完全な成形品ができるシリンダ内の材料滞留
時間を測定する。
〔発明の効果〕
以上説明した通p本発明になれば硬化性に優れかつシリ
ンダ安定性の良好なフェノール樹脂成形材料を提供する
ことが可能になった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ジメチレンエーテル型フェノール樹脂70〜95重
    量部と、ホルムアルデヒド/フェノールモル比が0.6
    5〜0.75であるノボラック樹脂30〜5重量部とか
    らなる速硬化性フェノール樹脂成形材料。
JP10085985A 1985-05-13 1985-05-13 速硬化性フエノ−ル成形材料 Pending JPS61258858A (ja)

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JP10085985A JPS61258858A (ja) 1985-05-13 1985-05-13 速硬化性フエノ−ル成形材料

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JP10085985A JPS61258858A (ja) 1985-05-13 1985-05-13 速硬化性フエノ−ル成形材料

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Publication Number Publication Date
JPS61258858A true JPS61258858A (ja) 1986-11-17

Family

ID=14285036

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10085985A Pending JPS61258858A (ja) 1985-05-13 1985-05-13 速硬化性フエノ−ル成形材料

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JP (1) JPS61258858A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235671A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235671A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂組成物

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