JPS6125876A - 印字装置のリボンカセツト - Google Patents
印字装置のリボンカセツトInfo
- Publication number
- JPS6125876A JPS6125876A JP14822784A JP14822784A JPS6125876A JP S6125876 A JPS6125876 A JP S6125876A JP 14822784 A JP14822784 A JP 14822784A JP 14822784 A JP14822784 A JP 14822784A JP S6125876 A JPS6125876 A JP S6125876A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- pancake
- core
- shaped
- cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/52—Braking devices therefor
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
14分」
この発明は、リボンを用いて印字を行う、熱転写プリン
タ・インパクトプリンタ・タイプライタ等の印字装置に
おいて、リボンを収納し、キャリッジに取り付けて使用
するリボンカセットに関する。詳しくは、熱転写リボン
・マルチストライクリボン・ワンタイムリボン等のリボ
ンをパンケーキ状に巻き付けて収納するリボンカセット
に適用し得る。
タ・インパクトプリンタ・タイプライタ等の印字装置に
おいて、リボンを収納し、キャリッジに取り付けて使用
するリボンカセットに関する。詳しくは、熱転写リボン
・マルチストライクリボン・ワンタイムリボン等のリボ
ンをパンケーキ状に巻き付けて収納するリボンカセット
に適用し得る。
従米訣皇
さて、この種のリボンカセットでは、第8図に示すよう
に、送り出しコア(1)にリボン(2)をパンケーキ状
に巻き付け、カセットケース(3)内に収納し、そのパ
ンケーキ状リボン(p)からリボン(2)を繰り出して
いったんカセットケース(3)外に引き出し、図中(8
)の如く張り渡して後、再び内部に引き込んで、巻き取
りコア(4)にパンケーキ状に巻き付ける。そして、印
字のたびに、巻き取り側のフィードギヤ(5)でリボン
(2)を順次間欠的に巻き取る。
に、送り出しコア(1)にリボン(2)をパンケーキ状
に巻き付け、カセットケース(3)内に収納し、そのパ
ンケーキ状リボン(p)からリボン(2)を繰り出して
いったんカセットケース(3)外に引き出し、図中(8
)の如く張り渡して後、再び内部に引き込んで、巻き取
りコア(4)にパンケーキ状に巻き付ける。そして、印
字のたびに、巻き取り側のフィードギヤ(5)でリボン
(2)を順次間欠的に巻き取る。
ところで、この種のリボンカセットでは、フィードギヤ
(5)の回転が止まっても、送り出し側のパンケーキ状
リボン(p)は慣性で若干回転することとなる。このた
め、張り渡し部分(s)にたるみを生じ、印字品質の悪
化を招く欠点があった。
(5)の回転が止まっても、送り出し側のパンケーキ状
リボン(p)は慣性で若干回転することとなる。このた
め、張り渡し部分(s)にたるみを生じ、印字品質の悪
化を招く欠点があった。
よって、従来は、たとえば送り出し側パンケーキ状リボ
ン(p)に弾性部材を押し当てて回転負荷を与え、パン
ケーキ状リボン(p)の慣性による回転を阻止していた
。
ン(p)に弾性部材を押し当てて回転負荷を与え、パン
ケーキ状リボン(p)の慣性による回転を阻止していた
。
ところが、第8図に示すように、送り出しコア(1)お
よび巻き取りコア(4)をともに同一揺動部材(6)上
に回転自在に取り付け、その揺動部材(6)を回動可能
として全体を小さくつくったリボンカセットがある。
よび巻き取りコア(4)をともに同一揺動部材(6)上
に回転自在に取り付け、その揺動部材(6)を回動可能
として全体を小さくつくったリボンカセットがある。
このリボンカセットでは、送り出し側のパンケーキ状リ
ボン(p)が揺動部材(6)上に乗るため、該移動する
パンケーキ状リボン(p)を弾性部材で押さえなければ
ならないこととなった。
ボン(p)が揺動部材(6)上に乗るため、該移動する
パンケーキ状リボン(p)を弾性部材で押さえなければ
ならないこととなった。
そこで、第8図で示すようなリボンカセットでは、従来
図示する如く揺動部材(6)の円筒状突起(6a)に押
えばね(7)を巻き付け、その一端を揺動部材(6)の
切欠き(6b)に掛は止め、他端をパンケーキ状リボン
(p)の外周に引っ掛けて、パンケーキ状リボン(p)
を押さえるものが提案される。
図示する如く揺動部材(6)の円筒状突起(6a)に押
えばね(7)を巻き付け、その一端を揺動部材(6)の
切欠き(6b)に掛は止め、他端をパンケーキ状リボン
(p)の外周に引っ掛けて、パンケーキ状リボン(p)
を押さえるものが提案される。
しかし、これでは、送り出し側のパンケーキ状リボン(
p)の外径が徐々に小さくなるにつれ、押えばね(7)
による押え力が小さくなる。このため、リボン(2)が
繰り出されるにつれ、パンケーキ状リボン(p)の回転
負荷が減少することとなり、押えばね(7)を常に有効
に作用させるための弾性力の調整が面倒である欠点があ
った。
p)の外径が徐々に小さくなるにつれ、押えばね(7)
による押え力が小さくなる。このため、リボン(2)が
繰り出されるにつれ、パンケーキ状リボン(p)の回転
負荷が減少することとなり、押えばね(7)を常に有効
に作用させるための弾性力の調整が面倒である欠点があ
った。
そこで、この発明は、カセットケース内に揺動部材を設
け、その揺動部材上に、リボンをパンケーキ状に巻き付
けた送り出しコアを回転自在に取り付けるとともに、該
パンケーキ状リボンから繰り出されたリボンが巻き付け
られる巻き取りコアを同じく回転自在に取り付けてなる
印字装置のリボンカセットにおいて、送り出し側のパン
ケーキ状リボンからリボンが繰り出されて、該パンケー
キ状リボンの外径が変化したとしても、そのパンケーキ
状リボンに与えられる回転負荷に変りなく、リボンに常
に一定のテンションを付与し得るようにすることを目的
とする。
け、その揺動部材上に、リボンをパンケーキ状に巻き付
けた送り出しコアを回転自在に取り付けるとともに、該
パンケーキ状リボンから繰り出されたリボンが巻き付け
られる巻き取りコアを同じく回転自在に取り付けてなる
印字装置のリボンカセットにおいて、送り出し側のパン
ケーキ状リボンからリボンが繰り出されて、該パンケー
キ状リボンの外径が変化したとしても、そのパンケーキ
状リボンに与えられる回転負荷に変りなく、リボンに常
に一定のテンションを付与し得るようにすることを目的
とする。
I−一部
そのため、この発明による印字装置のリボンカセットは
、送り出しコア(44)および巻き取りコア(60)を
ともに同一揺動部材(28)上に回転自在に取り付け、
パンケーキ状に巻き付けたリボン(42)が送り出しコ
ア(44)から繰り出されて巻き取りコア(60)にパ
ンケーキ状に巻き取られるにつれ、適宜送り出し側のリ
ボン収納空間が減じ、巻き取り側のリボン収納空間が増
大するように揺動部材(28)を回動可能とするととも
に、送り出しコア(44)および揺動部材(28)のい
ずれか一方に凹凸部(44a)を、他方にその凹凸部(
44a)と係合する弾性部(40)を設けてなることを
特徴とする。
、送り出しコア(44)および巻き取りコア(60)を
ともに同一揺動部材(28)上に回転自在に取り付け、
パンケーキ状に巻き付けたリボン(42)が送り出しコ
ア(44)から繰り出されて巻き取りコア(60)にパ
ンケーキ状に巻き取られるにつれ、適宜送り出し側のリ
ボン収納空間が減じ、巻き取り側のリボン収納空間が増
大するように揺動部材(28)を回動可能とするととも
に、送り出しコア(44)および揺動部材(28)のい
ずれか一方に凹凸部(44a)を、他方にその凹凸部(
44a)と係合する弾性部(40)を設けてなることを
特徴とする。
以下、図面に示すこの発明の一実施例に基づき、この発
明について詳細に説明する。
明について詳細に説明する。
第2図は、この発明によるリボンカセットであり、イン
パクトプリンタに使用する例を示す。図示リボンカセッ
ト(10)は、公知の如く底抜(12)上に実際には上
板を被せてなるが、図面ではその上板を取り外して示す
。
パクトプリンタに使用する例を示す。図示リボンカセッ
ト(10)は、公知の如く底抜(12)上に実際には上
板を被せてなるが、図面ではその上板を取り外して示す
。
底抜(12)は、まわりを周壁(14)で囲み、内部に
−ぺ − リボン収納空間(16)を形成する。そのリボン収納空
間(16)内には、付勢ばね(18)が取り付けられる
。
−ぺ − リボン収納空間(16)を形成する。そのリボン収納空
間(16)内には、付勢ばね(18)が取り付けられる
。
付勢ばね(18)は、底抜(12)に立てた固定ダボ(
20)を支点として、基端を周壁(14)に押し当てて
立ち上がり片(22)で押さえ、先端を第2図中一点鎖
線で示すように係止片(24)に掛ける。立ち上がり片
(22)は第3図に示すとおり底抜(12)から直角に
立ち上がり、周壁(14)と対向させてなり、係止片(
24)は第4図に示すとおり底抜(12)から引き起こ
され鉤型に折り曲げられてなる。
20)を支点として、基端を周壁(14)に押し当てて
立ち上がり片(22)で押さえ、先端を第2図中一点鎖
線で示すように係止片(24)に掛ける。立ち上がり片
(22)は第3図に示すとおり底抜(12)から直角に
立ち上がり、周壁(14)と対向させてなり、係止片(
24)は第4図に示すとおり底抜(12)から引き起こ
され鉤型に折り曲げられてなる。
底抜(12)のリボン収納空間(16)内には、また固
定軸(26)が立てられる。その固定軸(26)には揺
動板(28)が取り付けられ、その固定軸(26)を中
心として回動可能とされる。
定軸(26)が立てられる。その固定軸(26)には揺
動板(28)が取り付けられ、その固定軸(26)を中
心として回動可能とされる。
揺動板(28)は、図示実施例では、三角アーム形状を
なし、表側の各頂点位置にそれぞれ円筒状の突起(30
)と2つの軸状の突起(32)・(34)を有する。
なし、表側の各頂点位置にそれぞれ円筒状の突起(30
)と2つの軸状の突起(32)・(34)を有する。
そして、円筒状の突起(30)が前述した固定軸(26
)に嵌め合わされ、揺動板(28)がリボン収納空間(
16)内に回動可能に収納され、第5図から判るよ6一 うに底抜(12)上に裏面を接して直接載置される。
)に嵌め合わされ、揺動板(28)がリボン収納空間(
16)内に回動可能に収納され、第5図から判るよ6一 うに底抜(12)上に裏面を接して直接載置される。
このため、第1図に示すとおり揺動板(28)の裏面に
はぜグリ溝(36)・(36)を設け、底抜(12)と
の間の接触摩擦抵抗を軽減する。ザグリ溝(36)・(
36)に代え、たとえば各頂点位置裏面に球面突起を形
成し、揺動板(28)が回転するとき底抜(12)との
間の摩擦抵抗が小さくなるようにしてもよい。
はぜグリ溝(36)・(36)を設け、底抜(12)と
の間の接触摩擦抵抗を軽減する。ザグリ溝(36)・(
36)に代え、たとえば各頂点位置裏面に球面突起を形
成し、揺動板(28)が回転するとき底抜(12)との
間の摩擦抵抗が小さくなるようにしてもよい。
ところで、揺動板(28)の突起(32)と突起(34
)との間には、第1図および第6図で示す如く、コ字状
の溝(38)が穿たれ、突起(34)側から突起(32
)に向かう弾性片(40)が形成される。そして、その
弾性片(40)の先端には、第6図で示すとおり、上向
きの凸部(40a)がつくられる。
)との間には、第1図および第6図で示す如く、コ字状
の溝(38)が穿たれ、突起(34)側から突起(32
)に向かう弾性片(40)が形成される。そして、その
弾性片(40)の先端には、第6図で示すとおり、上向
きの凸部(40a)がつくられる。
他方、凸部(40a)が近接する一方の軸状の突起(3
2)には、たとえばワンタイムリボン(42)をパンケ
ーキ状に巻き付けた送り出しコア(44)が回転自在に
嵌め合わされる。送り出しコア(44)の底面には、第
1図に示す如く放射状に溝が切られ、円周方向に交互に
凹凸(44a)が形成される。この凹凸(44a)には
、前記揺動板(28)の弾性片(40)先端に形成した
凸部(40a)が押し当て係合される。しかして、送り
出しコア(44)の回転に負荷を与える。
2)には、たとえばワンタイムリボン(42)をパンケ
ーキ状に巻き付けた送り出しコア(44)が回転自在に
嵌め合わされる。送り出しコア(44)の底面には、第
1図に示す如く放射状に溝が切られ、円周方向に交互に
凹凸(44a)が形成される。この凹凸(44a)には
、前記揺動板(28)の弾性片(40)先端に形成した
凸部(40a)が押し当て係合される。しかして、送り
出しコア(44)の回転に負荷を与える。
さて、揺動板(28)のこの突起(32)のあるコーナ
ーには、たとえば第1図に示すように下方外周縁に沿っ
て係止段(46)が形成される。しかして、揺動板(2
8)の取り付は後、その係止段(46)に係止片(24
)に掛けられていた前述した付勢ばね(18)の先端が
掛は替えられ(第2図および第6図参照)、揺動板(2
8)に固定軸(26)を中心として常に第2図中時計方
向の回動習性を与える。
ーには、たとえば第1図に示すように下方外周縁に沿っ
て係止段(46)が形成される。しかして、揺動板(2
8)の取り付は後、その係止段(46)に係止片(24
)に掛けられていた前述した付勢ばね(18)の先端が
掛は替えられ(第2図および第6図参照)、揺動板(2
8)に固定軸(26)を中心として常に第2図中時計方
向の回動習性を与える。
パンケーキ状に巻かれたリボン(p)からはリボン(4
2)が繰り出され、底抜(12)に軸支される複数のロ
ーラ(48)・(50)で案内されて、送り出し口(5
2)を通していったん外部に引き出される。外部に引き
出されたリボン(42)は、印字のため図中Sの如く張
り渡されて後再び回収口(54)を通して内部に引き込
まれる。引き込まれたリボン(42)は、同じく底抜(
12)に軸支される複数のローラ(56)・(58)で
案内されて、巻き取りコア(60)に巻き付けられる。
2)が繰り出され、底抜(12)に軸支される複数のロ
ーラ(48)・(50)で案内されて、送り出し口(5
2)を通していったん外部に引き出される。外部に引き
出されたリボン(42)は、印字のため図中Sの如く張
り渡されて後再び回収口(54)を通して内部に引き込
まれる。引き込まれたリボン(42)は、同じく底抜(
12)に軸支される複数のローラ(56)・(58)で
案内されて、巻き取りコア(60)に巻き付けられる。
巻き取りコア(60)には、使用後のリボンが同じくパ
ンケーキ状に巻き付けられることとなる。
ンケーキ状に巻き付けられることとなる。
巻き取りコア(60)は、他方の軸状の突起(34)に
回転自在に嵌め合わされる。そして、パンケーキ状のリ
ボン(Q)外周が、前述した付勢ばね(18)の付勢力
によりフィードギヤ(62)に押し当てられる。
回転自在に嵌め合わされる。そして、パンケーキ状のリ
ボン(Q)外周が、前述した付勢ばね(18)の付勢力
によりフィードギヤ(62)に押し当てられる。
しかして、フィードギヤ(62)は、すでに公知の手段
により、リボンカセット(10)をプリンタ本体のキャ
リッジ上に取り付けたとき、歯車列を介してリボン送り
モータに接続され、該モータの回転が伝達され、第2図
中矢示方向に回転し、リボン送りを行う構成となってい
る。
により、リボンカセット(10)をプリンタ本体のキャ
リッジ上に取り付けたとき、歯車列を介してリボン送り
モータに接続され、該モータの回転が伝達され、第2図
中矢示方向に回転し、リボン送りを行う構成となってい
る。
そこで、第2図に示すリボンカセット(10)をプリン
タのキャリッジ上に取り付け、印字を行うと、リボン(
42)は順次送られ、巻き取りコア(60)にパンケー
キ状に巻き取られ、次第に大きくなる。すると、揺動板
(28)は、付勢ばね(18)に抗して固定軸(26)
を中心として第2図中反時計方向に回動し、巻き取りコ
ア(60)がリボンカセット(lO)の中心側に寄せら
れ、送り出しコア(44)が中心から周壁(14)に向
けて寄せられる。したがって、リボン(42)Q− =8− が巻き取られてその外径寸法が大きくなっても、そのパ
ンケーキ状リボン(Q)は、リボンカセット(10)内
の十分に広い収納空間に収まる。他方、送り出しコア(
44)に残りリボンが巻かれるパンケーキ状リボン(P
)は、次第にその外径が小さくなるから、周壁(14)
に接近しても周壁近くの収納空間に十分に収まることと
なる。このように、この発明によるリボンカセット(1
0)では、リボン(42)の繰り出し状況に応じてリボ
ン収納空間(16)内で揺動板(28)が回動し、徐々
に送り出し側のリボン収納空間を減じ、巻き取り側のリ
ボン収納空間を増大することとなる。そして、やがては
リボン(42)がすべて巻き取りコア(60)に巻き取
られて、第2図中二点鎖線で示す状態となる。
タのキャリッジ上に取り付け、印字を行うと、リボン(
42)は順次送られ、巻き取りコア(60)にパンケー
キ状に巻き取られ、次第に大きくなる。すると、揺動板
(28)は、付勢ばね(18)に抗して固定軸(26)
を中心として第2図中反時計方向に回動し、巻き取りコ
ア(60)がリボンカセット(lO)の中心側に寄せら
れ、送り出しコア(44)が中心から周壁(14)に向
けて寄せられる。したがって、リボン(42)Q− =8− が巻き取られてその外径寸法が大きくなっても、そのパ
ンケーキ状リボン(Q)は、リボンカセット(10)内
の十分に広い収納空間に収まる。他方、送り出しコア(
44)に残りリボンが巻かれるパンケーキ状リボン(P
)は、次第にその外径が小さくなるから、周壁(14)
に接近しても周壁近くの収納空間に十分に収まることと
なる。このように、この発明によるリボンカセット(1
0)では、リボン(42)の繰り出し状況に応じてリボ
ン収納空間(16)内で揺動板(28)が回動し、徐々
に送り出し側のリボン収納空間を減じ、巻き取り側のリ
ボン収納空間を増大することとなる。そして、やがては
リボン(42)がすべて巻き取りコア(60)に巻き取
られて、第2図中二点鎖線で示す状態となる。
なお、このリボンの巻き取り過程にあって1巻き取り側
のパンケーキ状リボン(Q)の外径寸法と送り出しコア
(44)に残りリボン(42)が巻かれるパンケーキ状
リボン(P)の外径寸法とが等しくなったときに、それ
ぞれの外径寸法の和が最大となって、両パンケーキ状リ
ボン(P)・(Q)が最も接近する。そこで、この実施
例では、軸状の突起(32)・(34)の中心間距離を
、前記送り出し側のパンケーキ状リボン(P)および巻
き取り側のパンケーキ状リボン(Q)のそれぞれの半径
寸法が等しくなったとき、それらの和より若干大きく形
成してなり、これによって両パンケーキ状リボン(P)
・(Q)が接触することがないようにしである。
のパンケーキ状リボン(Q)の外径寸法と送り出しコア
(44)に残りリボン(42)が巻かれるパンケーキ状
リボン(P)の外径寸法とが等しくなったときに、それ
ぞれの外径寸法の和が最大となって、両パンケーキ状リ
ボン(P)・(Q)が最も接近する。そこで、この実施
例では、軸状の突起(32)・(34)の中心間距離を
、前記送り出し側のパンケーキ状リボン(P)および巻
き取り側のパンケーキ状リボン(Q)のそれぞれの半径
寸法が等しくなったとき、それらの和より若干大きく形
成してなり、これによって両パンケーキ状リボン(P)
・(Q)が接触することがないようにしである。
そして、リボン巻き取り前に送り出し側のパンケーキ状
リボン(P)の外径が第2図中実線で示す如く最大であ
るとき、パンケーキ状リボン(P)と周壁(14)との
間に若干の間隙(m)が形成され、またリボン巻き取り
終了時に巻き取り側のパンケーキ状リボン(Q)の外径
が図中二点鎖線で示す如く最大となるとき、パンケーキ
状リボン(Q)と周壁(14)どの間に同じく若干の間
隙(n)(もちろんn=用でもよい)が形成されるよう
に、リボンカセット(10)の幅寸法(B)を決定する
。
リボン(P)の外径が第2図中実線で示す如く最大であ
るとき、パンケーキ状リボン(P)と周壁(14)との
間に若干の間隙(m)が形成され、またリボン巻き取り
終了時に巻き取り側のパンケーキ状リボン(Q)の外径
が図中二点鎖線で示す如く最大となるとき、パンケーキ
状リボン(Q)と周壁(14)どの間に同じく若干の間
隙(n)(もちろんn=用でもよい)が形成されるよう
に、リボンカセット(10)の幅寸法(B)を決定する
。
ところで、上述した実施例では、送り出しコア(44)
の底面に凹凸(44a)を形成するとともに、揺動板(
28)に弾性片(40)を形成し、その弾性片(40)
先端の凸部(40a)を凹凸(44a)に押し当てて係
合し、送り出しコア(44)に回転負荷を与える。しか
し、逆に、揺動部材に凹凸部を形成し、送り出しコアに
その凹凸部に係合する弾性部を形成してもよい。
の底面に凹凸(44a)を形成するとともに、揺動板(
28)に弾性片(40)を形成し、その弾性片(40)
先端の凸部(40a)を凹凸(44a)に押し当てて係
合し、送り出しコア(44)に回転負荷を与える。しか
し、逆に、揺動部材に凹凸部を形成し、送り出しコアに
その凹凸部に係合する弾性部を形成してもよい。
また、上述した実施例では、凹凸(44a)および弾性
片(40)をそれぞれ送り出しコア(44)および揺動
板(28)と一体に形成する。しかし、それらは別体で
つくり、各々送り出しコアおよび揺動部材に取り付けて
設けるようにしてもよい。
片(40)をそれぞれ送り出しコア(44)および揺動
板(28)と一体に形成する。しかし、それらは別体で
つくり、各々送り出しコアおよび揺動部材に取り付けて
設けるようにしてもよい。
さらに、以上述べたこの発明の実施例では、ワンタイム
リボンを用いるインパクトプリンタに適用する例に沿っ
て説明した。しかし、この発明は、リボンをパンケーキ
状に巻きつけて収納するリボンカセットを用いる印字装
置であれば、インパクトプリンタに限らず、熱転写プリ
ンタやタイプライタ等の他の各種印字装置にも同様に適
用することができ、またワンタイムリボンに限らず、重
ね打ちのできるマルチストライクリボンや熱転写リボン
等を収納するリボンカセットにも同様に適用することが
できる。
リボンを用いるインパクトプリンタに適用する例に沿っ
て説明した。しかし、この発明は、リボンをパンケーキ
状に巻きつけて収納するリボンカセットを用いる印字装
置であれば、インパクトプリンタに限らず、熱転写プリ
ンタやタイプライタ等の他の各種印字装置にも同様に適
用することができ、またワンタイムリボンに限らず、重
ね打ちのできるマルチストライクリボンや熱転写リボン
等を収納するリボンカセットにも同様に適用することが
できる。
上述した実施例では、また揺動板(28)は、三角アー
ム形状に形成した。しかし、揺動板は、送り出し側のリ
ボンと巻き取り側のリボンとをそれぞれパンケーキ状に
に巻き付けて取り付け、リボンの送り出し状況に応じて
送り出し側のリボン収納空間が減じ、巻き取り側のリボ
ン収納空間が増大するように、リボンカセット内で回動
可能に設ければ、三角アーム形状に限らず、四角形状等
のその他の各種形状に形成することもできる。
ム形状に形成した。しかし、揺動板は、送り出し側のリ
ボンと巻き取り側のリボンとをそれぞれパンケーキ状に
に巻き付けて取り付け、リボンの送り出し状況に応じて
送り出し側のリボン収納空間が減じ、巻き取り側のリボ
ン収納空間が増大するように、リボンカセット内で回動
可能に設ければ、三角アーム形状に限らず、四角形状等
のその他の各種形状に形成することもできる。
さらに、その揺動板(28)に回動習性を与える付勢ば
ね(18)を、固定ダボ(20)を支点として基端を周
壁(14)に押し当て、先端を係止片(24)に掛けて
配する。しかし、この付勢ばねは、揺動板に回動習性を
与えるべく設置すればよく、上記例に限らず、たとえば
固定軸(26)等を支点として配置してもよい。この場
合、付勢ばねの先端を揺動板に掛は替えやすいように、
係止片は底抜の適宜位置に移し形成することとなる。
ね(18)を、固定ダボ(20)を支点として基端を周
壁(14)に押し当て、先端を係止片(24)に掛けて
配する。しかし、この付勢ばねは、揺動板に回動習性を
与えるべく設置すればよく、上記例に限らず、たとえば
固定軸(26)等を支点として配置してもよい。この場
合、付勢ばねの先端を揺動板に掛は替えやすいように、
係止片は底抜の適宜位置に移し形成することとなる。
なお、前記した実施例では、第3図に示す如く、=13
− リボンカセット内において、揺動板(28)の回動中心
を周壁(14)近くに設け、送り出しコア(44)と巻
き取りコア(60)とをカセット内で斜めに配列してリ
ボン(42)を巻き取るように構成する。しかし、この
発明のリボンカセットでは、揺動板の回動中心を適宜移
動し、またその配列を適宜変更することができる。たと
えば、送り出しコア(44)および巻き取りコア(60
)を縦方向ないし横方向に配列しても、リボンカセット
の適宜の幅を小さくできる。
− リボンカセット内において、揺動板(28)の回動中心
を周壁(14)近くに設け、送り出しコア(44)と巻
き取りコア(60)とをカセット内で斜めに配列してリ
ボン(42)を巻き取るように構成する。しかし、この
発明のリボンカセットでは、揺動板の回動中心を適宜移
動し、またその配列を適宜変更することができる。たと
えば、送り出しコア(44)および巻き取りコア(60
)を縦方向ないし横方向に配列しても、リボンカセット
の適宜の幅を小さくできる。
さて、リボンにテンションを付与するには、たとえば第
7図に示すような手段も考えられる。図中(64)は、
前述実施例の揺動板(28)と同様な揺動板ある。しか
し、この揺動板(64)では、三角板状につくられ、揺
動板(28)の弾性片(40)に相当する弾性部は形成
されていない。そして、表面にポリエステルフオームな
どの摩擦部材(66)が付着される。この摩擦部材(6
6)は、第7図ではほぼ一定の幅で送り出し側のパンケ
ーキ状リボン(R)の径方向に設けられる。故に、パン
ケーキ状リボン(R)の回転は摩擦部材(66)で摩擦
による負荷を受け、引き出されたリボン(68)にはテ
ンションが与えられることとなる。この例によれば、摩
擦部材(66)の付着面積を変えることにより、適宜の
回転負荷どすることができ、たとえばパンケーキ状リボ
ン(R)の径方向に付着面積を変えれば、リボン(68
)が繰り出され、パンケーキ状リボン(R)の外径が減
少するのと相俟って、該パンケーキ状リボン(R)に適
宜の回転負荷を付与し得るようにすることができる。
7図に示すような手段も考えられる。図中(64)は、
前述実施例の揺動板(28)と同様な揺動板ある。しか
し、この揺動板(64)では、三角板状につくられ、揺
動板(28)の弾性片(40)に相当する弾性部は形成
されていない。そして、表面にポリエステルフオームな
どの摩擦部材(66)が付着される。この摩擦部材(6
6)は、第7図ではほぼ一定の幅で送り出し側のパンケ
ーキ状リボン(R)の径方向に設けられる。故に、パン
ケーキ状リボン(R)の回転は摩擦部材(66)で摩擦
による負荷を受け、引き出されたリボン(68)にはテ
ンションが与えられることとなる。この例によれば、摩
擦部材(66)の付着面積を変えることにより、適宜の
回転負荷どすることができ、たとえばパンケーキ状リボ
ン(R)の径方向に付着面積を変えれば、リボン(68
)が繰り出され、パンケーキ状リボン(R)の外径が減
少するのと相俟って、該パンケーキ状リボン(R)に適
宜の回転負荷を付与し得るようにすることができる。
助−一二1
この発明によれば、カセットケース内に揺動部材を設け
、その揺動部材上に、リボンをパンケーキ状に巻き付け
た送り出しコアを回転自在に取り付けるとともに、該パ
ンケーキ状リボンから繰り出されたリボンが巻き付けら
れる巻き取りコアを同じく回転自在に取り付けてなる印
字装置のリボンカセットにおいて、送り出しコアおよび
揺動部材のいずれか一方に凹凸部を、他方にその凹凸部
と係合する弾性部を設け、送り出し側のパンケーキ状リ
ボンの回転に負荷を与えるから、リボンにテンションを
付与することができる。しかも、その回転負荷は常に一
定であるから、リボンに常に一定のテンションを与える
ことができ、また面倒な調整等が不必要である利点があ
る。
、その揺動部材上に、リボンをパンケーキ状に巻き付け
た送り出しコアを回転自在に取り付けるとともに、該パ
ンケーキ状リボンから繰り出されたリボンが巻き付けら
れる巻き取りコアを同じく回転自在に取り付けてなる印
字装置のリボンカセットにおいて、送り出しコアおよび
揺動部材のいずれか一方に凹凸部を、他方にその凹凸部
と係合する弾性部を設け、送り出し側のパンケーキ状リ
ボンの回転に負荷を与えるから、リボンにテンションを
付与することができる。しかも、その回転負荷は常に一
定であるから、リボンに常に一定のテンションを与える
ことができ、また面倒な調整等が不必要である利点があ
る。
第1図は、第2図のリボンカセット内に収納される揺動
板およびその揺動板上の送り出しコアとパンケーキ状リ
ボンを下方から見た斜視図である。 第2図は、この発明によるリボンカセットの平面図であ
り、上板を取り外して示す。第3図はそのリボンカセッ
トの立ち上がり片の斜視図、第4図は係止片の斜視図で
ある。第5図は、第2図に示すリボンカセットの部分側
面図である。第6図は、第2図のリボンカセットの揺動
板を取り出して示す斜視図である。第7図は、他側を示
す揺動板の平面図である。第8図は、従来のリボンカセ
ットの平面図を示す。 (16)・・・・・・・・リボン収納空間(28)・・
・・・・・揺動板(揺動部材)(40)・・・・・・弾
性片(弾性部)(42)・・・・・・・・・リボン (44)・・・・・・・・・送り出しコア(44a)・
・・・・・・・・凹凸部 (60)・・・・・・・・・巻き取りコア特 許 出
願 人 株式会社リ コ −リコ一時計株式会社
板およびその揺動板上の送り出しコアとパンケーキ状リ
ボンを下方から見た斜視図である。 第2図は、この発明によるリボンカセットの平面図であ
り、上板を取り外して示す。第3図はそのリボンカセッ
トの立ち上がり片の斜視図、第4図は係止片の斜視図で
ある。第5図は、第2図に示すリボンカセットの部分側
面図である。第6図は、第2図のリボンカセットの揺動
板を取り出して示す斜視図である。第7図は、他側を示
す揺動板の平面図である。第8図は、従来のリボンカセ
ットの平面図を示す。 (16)・・・・・・・・リボン収納空間(28)・・
・・・・・揺動板(揺動部材)(40)・・・・・・弾
性片(弾性部)(42)・・・・・・・・・リボン (44)・・・・・・・・・送り出しコア(44a)・
・・・・・・・・凹凸部 (60)・・・・・・・・・巻き取りコア特 許 出
願 人 株式会社リ コ −リコ一時計株式会社
Claims (1)
- 送り出しコアおよび巻き取りコアをともに同一揺動部材
上に回転自在に取り付け、パンケーキ状に巻き付けたリ
ボンが前記送り出しコアから繰り出されて前記巻き取り
コアにパンケーキ状に巻き取られるにつれ、適宜送り出
し側のリボン収納空間が減じ、巻き取り側のリボン収納
空間が増大するように前記揺動部材を回動可能とすると
ともに、前記送り出しコアおよび揺動部材のいずれか一
方に凹凸部を、他方にその凹凸部と係合する弾性部を設
けてなる印字装置のリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14822784A JPS6125876A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | 印字装置のリボンカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14822784A JPS6125876A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | 印字装置のリボンカセツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125876A true JPS6125876A (ja) | 1986-02-04 |
Family
ID=15448119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14822784A Pending JPS6125876A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | 印字装置のリボンカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125876A (ja) |
-
1984
- 1984-07-17 JP JP14822784A patent/JPS6125876A/ja active Pending
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