JPS6125850Y2 - - Google Patents

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JPS6125850Y2
JPS6125850Y2 JP1981145641U JP14564181U JPS6125850Y2 JP S6125850 Y2 JPS6125850 Y2 JP S6125850Y2 JP 1981145641 U JP1981145641 U JP 1981145641U JP 14564181 U JP14564181 U JP 14564181U JP S6125850 Y2 JPS6125850 Y2 JP S6125850Y2
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JP
Japan
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moisture absorbent
container bag
chamber
deliquescent
bag
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JP1981145641U
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JPS5853224U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、押し入れ・下駄箱内等に懸吊して使
用する吸湿剤容袋に関する。
塩化カルシウム等の潮解性吸湿剤を容器中に充
填し、容器底部に潮解液の貯留室を設けた吸湿器
は既に実用に供されている。この種吸湿器は、所
要の場所に据え置いて使用する載置型に構成され
るため、置き場所をとり、押し入れ等に設置する
場合には、物品の出し入れの際に邪魔になると同
時に誤つて器体を転倒させる場合には、器体内に
貯留した吸湿水が逸出するなどの不都合があつ
た。
本考案は、かゝる現状に鑑み、転倒事故の生じ
難い吊下げ型式を採用し、設置場所をとらず、か
つ、安価に製造し得る吸湿剤容袋を提供するもの
である。
以下、図示した実施例に基き本考案の構成を説
明すると、第1図は本考案品の一実施例を示す正
面図で、第2図はその縦断側面図であり、合成樹
脂等の耐水性軟質シートで袋状に成形した容袋1
を、上部に係架孔2を設けた封止部3と、その下
方の容部をヒートシール部分4及び5によつて三
分し、芳香防臭剤或いは防黴剤等の薬剤7を封入
した最上部室6と、塩化カルシウム等の潮解性の
吸湿剤9を充填した中間位置の上部容室8と、前
記ヒートシール部分5の一部を非シール状態に残
して形成した滴下孔10を通して上部容室8と連
通させた貯留槽としての下部容室11とに構成し
てある。
最上部室6と上部容室8には、使用時に剥離す
るシール12で封止された通気孔13を、それぞ
れ上方位置に設けてなり、下部容室11には吸水
剤或いは増粘剤等の漏水防止剤14を収納してあ
る。
なお、図示の実施例では、容袋1を薬剤の充填
容量と貯留槽容量を形成するに必要な襞付き袋と
して示してあるが、これを筒状乃至は函状に形成
するも考案の要旨から逸脱するものではない。
前記容袋1の上方部に位置する封止部3は、こ
れを容袋1とは別体の厚紙等で形成し、容袋1の
上部に一体的に接合すべく構成してもよく、更に
シール12付きの通気孔13は必要に応じて容袋
1の表裏両面箇処に複数個設けてもよい。
上述の構成からなる本考案品は、予め、通気孔
13及びシール12の貼着加工等を施して袋状に
成形した容袋1に、先ず漏水防止剤14をその開
口部から落し入れ、次いで、滴下孔10の部分を
残してヒートシール部分5の処理を施し、更に開
口部から吸湿剤9を前記ヒートシール部分で仕切
られた上部容室に充填し、次の工程で、ヒートシ
ール部分の貼着処理を施し、該部分4で仕切られ
た最上部室6に防臭剤等の薬剤7を入れて、最後
に封止部3の加工を施すなどして製造する。
本考案品は、封止部3に設けた係架孔2を、洋
ダンスのハンガー金具或いは下駄箱内等に打着し
た釘等の金具に掛合することにより、物品が格納
される狭い空間を有効に活用して占位させること
が可能となり、物品の出し入れの際に容袋1に触
れるも、これが転倒することはない。
しかして、シール12を剥離した通気孔から
は、芳香防臭剤の芳香が発散すると共に空気流通
によつて吸湿剤9による吸湿作用が営まれ、この
吸湿作用によつて潮解した吸湿剤9の潮解液は、
滴下孔10から下部容室11に滴下し、吸水剤に
吸着され、増粘剤によつて半固化状態となつて貯
留する。
上記の如く本考案品は、これを合成樹脂製の軟
質シートによつて懸吊可能な構造体に構成したた
め、嵩張らず、しかも吊り下げ使用によつて上下
両容室間の区劃部の一部に開口させた潮解液滴下
孔から潮解液を滴下せしめて、下部容室に貯留す
ることができて吸湿剤の機能低下を防ぐとともに
のため置ひ場所をとらないと同時に転倒事故を回
避し得るため使用上極めて便利である一方、その
加工も機械処理による連続作業が可能であつて、
材料が少なくてすみ、製品を安価に製造し得る等
の著効を発揮するため、極めて実用的である。
実施例 上部容室に塩化カルシウム(CaCl2)50gを入
れ、下部容室の境界のシール部の一部に巾2mmの
非シール部を三か所設けた容袋を気温20℃で湿度
80%及び同15℃、65%の両条件下で吊り下げた。
この両状態下での長期の吸湿状況で上部容室から
の下部容室へ向けての潮解液の排出が確認され
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の一実施例を示す正面図、第
2図は第1図の中央縦断側面図である。 1……容袋、2……係架孔、3……封止部、
4,5……ヒートシール部分、6……最上部室、
7……防臭剤等の薬剤、8……上部容室、9……
吸湿剤、10……滴下孔、11……下部容室、1
2……シール、13……通気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成樹脂材等の耐水性軟質シートで成形した
    容袋を、ヒートシール等の接合手段によつて少
    くとも上下二段の容室に区分し、上部容室には
    潮解性吸湿剤を充填し、かつ、シールを貼着し
    た通気孔を設けると共に、前記区劃部の一部に
    開口した潮解液滴下孔を通して連通する下部容
    室を潮解液の貯留槽として形成したことを特徴
    とする吸湿剤容袋。 (2) 容袋の最上部の封止部に懸吊用の係架部を設
    けた実用新案登録請求の範囲(1)に記載の吸湿剤
    容袋。 (3) 前記潮解液貯留槽に吸水剤或いは増粘剤等の
    漏水防止剤を包蔵してなる実用新案登録請求の
    範囲(1)に記載の吸湿剤容袋。 (4) 前記容袋の一部に芳香防臭剤或いは防黴剤等
    の封入室を併設してなる実用新案登録請求の範
    囲(1)に記載の吸湿剤容袋。
JP14564181U 1981-09-30 1981-09-30 吸湿剤容袋 Granted JPS5853224U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14564181U JPS5853224U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 吸湿剤容袋

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JP14564181U JPS5853224U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 吸湿剤容袋

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Publication Number Publication Date
JPS5853224U JPS5853224U (ja) 1983-04-11
JPS6125850Y2 true JPS6125850Y2 (ja) 1986-08-04

Family

ID=29938567

Family Applications (1)

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JP14564181U Granted JPS5853224U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 吸湿剤容袋

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244836Y2 (ja) * 1984-10-29 1990-11-28
JPH0341777Y2 (ja) * 1985-03-04 1991-09-02

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57209638A (en) * 1981-06-22 1982-12-23 Shin Nisso Kako Co Ltd Package for drying agent

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57209638A (en) * 1981-06-22 1982-12-23 Shin Nisso Kako Co Ltd Package for drying agent

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JPS5853224U (ja) 1983-04-11

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