JP2531685Y2 - 家庭用乾燥容器 - Google Patents

家庭用乾燥容器

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JP2531685Y2
JP2531685Y2 JP1990123252U JP12325290U JP2531685Y2 JP 2531685 Y2 JP2531685 Y2 JP 2531685Y2 JP 1990123252 U JP1990123252 U JP 1990123252U JP 12325290 U JP12325290 U JP 12325290U JP 2531685 Y2 JP2531685 Y2 JP 2531685Y2
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JP
Japan
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main body
cartridge
container
container main
desiccant
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990123252U
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English (en)
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JPH0477795U (ja
Inventor
祐一 伊藤
Original Assignee
丸谷化工機株式会社
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Publication date
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は乾燥維持を必要とする物品、例えば海苔、
煎餅、クッキー、飴、コーヒー豆等の食品や医薬品など
の保管に好適な家庭用乾燥容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上記物品はメーカーをして品質低下を防ぐため
の配慮(防湿包装)をしているが、開封後の防湿方法は
必ずしも充分ではなかった。
一般家庭では包装内に残った内容物の保管及び防湿方
法として冷蔵庫に入れるか、別の容器に詰め替えて乾燥
剤を投入している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、冷蔵庫に入れると乾燥し過ぎる虞れが
あるし、入れたまま忘れてしまう虞れもあった。また、
詰め替え容器に投入する乾燥剤は既に乾燥能力を失って
いる場合が多かった。かといって新しい乾燥剤を購入し
て投入することも煩わしいものであった。
この考案は上記の事情に鑑み、容器内の乾燥能力を常
に良好に維持できる家庭用乾燥容器を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、この考案は、上面及び底面
が共に開口された容器主体と、該容器主体の上面開口部
を密封できる着脱自在のキャップと、前記容器主体の底
面開口部に空気流通壁を有する接続部材を介して取付け
た着脱自在の乾燥剤収容カートリッジとを備えてなり、
少なくとも前記カートリッジは透明性とマイクロ波透過
性を備えた材料により形成し、容器主体内の乾燥剤の能
力が落ちたと気付いたときは何時でも電子レンジを使っ
て乾燥能力を回復させることができるように構成したも
のである。
〔実施例〕
次に、この考案を添付図面に示す一実施例に基づいて
説明する。
第1図は断面図、第2図は斜視図である。図におい
て、11は乾燥維持を必要とする物品(被乾燥物)を収容
する容器主体で、該容器主体11はプラスチックやガラス
などの透明性の素材によりズンドウ状に形成されてい
る。その体積は1リットルぐらいが適当である。勿論、
1リットルに限定する必要はない。該容器主体11は上面
及び底面が共に開口されている。この上面開口部12の口
経は挙大以上、具体的には90mmΦ程度にすると、容器主
体11内に手が挿入できるし、内容物(被乾燥物)を掴ん
だまま取り出せるようになるので便利である。13は上面
開口部12に螺合したキャップで、該キャップ13はその天
井面に内装したパッキング14により上面開口部12を密封
できる。
15は容器主体11の底面開口部16に空気流通用の多数の
小孔(孔径は問わないし、透過膜を併用してもよい)を
持つ壁17を有する接続部材18を介して着脱自在に取付け
た乾燥剤Kの収容カートリッジで、該カートリッジ15は
少なくとも透明性(半透明でもよい)とマイクロ波透過
性を備えた材料(ガラス,プラスチック)にて形成され
ている。透明性を条件にしたのは乾燥剤Kが外部から見
えるようにするためであり、マイクロ波透過性を条件と
したのは、乾燥能力を喪失した乾燥剤を再生させる手段
として電子レンジで直接加熱できるようにするためであ
る。該カートリッジ15は取り替え用として単独で販売さ
れるが、販売時には接続部材18の上面にアルミ箔等から
なる防湿シール18aが貼られ、使用時に第3図示の如く
剥がされる。
19はカートリッジ15の外面に表示したインジケータ
で、該インジケータ19は燥乾燥剤18の取り替え時期を示
すものである。例えば、乾燥剤としてシリカゲル「青ゲ
ル」入りを用いると、水分吸着により濃い青色から薄い
青色に変わり、さらに進行すると、淡いピンク色から濃
いピンク色に変化する。即ち、淡いピンク色から濃いピ
ンク色を、再生或いは取り替え時期とできる。従って、
インジケータ19には濃い青色域a、薄い青色域b、淡い
ピンク色域c、濃いピンク色域dの4つの段階を設ける
とともに、c及びd領域では再生又は取り替えする旨の
表示を施している。
なお、前記乾燥剤Kとしては水溶性・腐食性・潮解性
のない、安全性及び衛生性に優れているものであればよ
く、活性アルミナや合成ゼオドライトであってもよい。
かくして得た容器主体11内に商品(例えば食品類、化
粧品などの商品やハイテク産業で用いられる機械部品、
半導体製品等の部品であって、湿度を嫌う物品)を収容
しておけば、その商品はカートリッジ15内に装填した乾
燥剤Kの吸着力により常に乾燥状態に保たれる。しか
も、カートリッジ15は透明性とマイクロ波透過性を備え
た材料にて形成されているので、乾燥剤自身の乾燥能力
の減衰を知ったときは、何時でも電子レンジを使って乾
燥能力を回復させることが可能であり、容器内の商品
(物品)を半永久的に乾燥状態に保つことができる。
なお、この考案に係る容器は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を変更せざる範囲内において種
々に変形実施することが可能であることを付記する。
〔考案の効果〕
以上の如く、本願考案は上面及び底面が共に開口され
た容器主体と、該容器主体の上面開口部を密封できる着
脱自在のキャップと、前記容器主体の底面開口部に空気
流通壁を有する接続部材を介して取付けた着脱自在の乾
燥剤収容カートリッジとを備えてなり、少なくとも前記
カートリッジは透明性とマイクロ波透過性を備えた材料
により形成したことを特徴としているから次の優れた効
果を奏するものである。
容器主体とキャップ、又は容器主体と接続部材と乾燥
剤収容カートリッジとがそれぞれ個々に分離でき、しか
も、これらを所定のように結合すれば、容器主体内に収
容した各種物品を、カートリッジ内の乾燥剤の吸着力に
より常に乾燥状態に保つことができる。
容器主体の上面開口部はキャップを外すことにより開
放され、各種物品の投入や取り出しが簡易に行える。
カートリッジは透明性とマイクロ波透過性を備えた材
料にて形成されているので、乾燥剤自身の乾燥能力の減
衰が外部から知り得るし、知ったときは、何時でも接続
部材を容器主体側に残した状態、即ち、物品を保存状態
のまま分離して、乾燥剤の乾燥能力を回復させるために
電子レンジに投入できる。
容器主体とカートリッジとは空気流通壁を有する接続
部材を介して結合させているから、接続部材を弾性材料
により作るならば、容器主体とカートリッジは共に硬い
材料例えばガラスにて作成することが可能である。
空気流通壁は容器主体とカートリッジとを結合させる
接続部材と一体であるから、容器主体内に収容した物品
の重さにより変形することはないし、たとえ変形しても
底が抜けるようなことはあり得ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は分
解斜視図、第3図はカートリッジの斜視図である。 11……容器主体 12……上面開口部 13……キャップ 14……パッキング 15……カートリッジ 16……底面開口部 17……空気流通壁 18……接続部材 19……インジケータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面及び底面が共に開口された容器主体
    と、該容器主体の上面開口部を密封できる着脱自在のキ
    ャップと、前記容器主体の底面開口部に空気流通壁を有
    する接続部材を介して取付けた着脱自在の乾燥剤収容カ
    ートリッジとを備えてなり、少なくとも前記カートリッ
    ジは透明性とマイクロ波透過性を備えた材料により形成
    したことを特徴とする家庭用乾燥容器。
JP1990123252U 1990-11-21 1990-11-21 家庭用乾燥容器 Expired - Lifetime JP2531685Y2 (ja)

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JPH0477795U JPH0477795U (ja) 1992-07-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55102409A (en) * 1979-01-27 1980-08-05 Chobe Taguchi Deodorizing instrument, dehumidifier and water purifier which can easily be regenerated
JPS58203866A (ja) * 1982-05-24 1983-11-28 フロイント産業株式会社 乾燥保存容器
JPS63193527U (ja) * 1987-05-29 1988-12-13

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