JPS61258366A - 情報記録媒体自動選択再生装置 - Google Patents

情報記録媒体自動選択再生装置

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JPS61258366A
JPS61258366A JP10115585A JP10115585A JPS61258366A JP S61258366 A JPS61258366 A JP S61258366A JP 10115585 A JP10115585 A JP 10115585A JP 10115585 A JP10115585 A JP 10115585A JP S61258366 A JPS61258366 A JP S61258366A
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JP
Japan
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cartridge
recording medium
information recording
disc
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP10115585A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Wada
和田 佳明
Tsutomu Kojima
勉 小島
Toshiyuki Dateyama
伊達山 俊行
Shigeru Hojo
放生 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばビデオディスクおよびPCMオーディ
オディスクなどの円盤状情報記録媒体を多数枚収納した
ディスク収納ラック内より一つの記録円盤を選択して再
生装置によって自動再生を可能とする情報記録媒体自動
選択再生装置に関する。
(従来の技術) 一般に、オーディオレコードなどを自動的に再生する所
謂ジュークボックスは、店などに設置されてBGM(バ
ックグラウンドミュージック)などとして利用されてい
ることは周知のことである。
近年、上記オーディオレコードなど音楽のみのレコード
とは異なって絵の出るレコードとして、ビデオディスク
など、針案内溝を形成することなく主要情報信号とじて
映像信号および音声信号並びに第1乃至第3のトラッキ
ング制御参照信号がそれぞれ幾何学問的形状の変化とし
て記録された電極を有する円盤状情報記録媒体(以下、
ディスクという)およびそれを再生針との相対的な摺動
走査によって主要情報信号として映像信号および音声信
号並びに第1乃至第3のトラッキング制御参照信号を静
電容量の変化として再生する情報記録媒体再生装置(以
下、再生装置という)が開発されてきていることもまた
周知のことである。
この種再生装置は、例えば特開昭52−20965号公
報に示される如く、ディスクを収納保持している蓋付き
カートリッジを再生装置内に手で装填し、これを引き扱
くことにより、装置内のディスククランプ機構がディス
クをクランプし、これを再生装置内に残してピックアッ
プ手段によって回転するディスクの既記緑信号を再生す
るように構成されている。このような再生装置は、一般
家庭用から店および結婚式場に至る業務用まで、幅広く
利用されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記再生装置を、例えばスナックなどの店でカラオケ用
として使用したり、あるいは結婚式場などで雰囲気を醸
しだすためのBGM (バックグラウンド・ビデオ)と
して利用する際、一台だけでは次の映像までの持ち時間
が長くなって効率が悪く、また、複数台使用すると機器
を操作する専属の人を用意しなければならないという問
題があるばかりか、信号再生が終了してディスクを回収
する場合、このディスクを他の再生中のディスクの空ケ
ースに誤って収納してしまう事態が生じて、それ以後、
ケースの表示内容とディスクの内容とが一致しない不具
合が生じるなどの問題があった。
このため再生装置を自動化して常時正確に連続再生でき
るようにすることが要求されてきている。
また、手動による再生装置は、操作者がカートリッジを
無理に装置に装填したりして、装置およびディスクの損
傷を招くなど各種の欠点がある。
そこで、本出願人は、これらの問題点を解決すべく先に
情報記録媒体自動選択再生装置を提案した。しかるにこ
の情報記録媒体自動選択再生装置はディスクを収納して
いるカートリッジを、ラック内で立てた状態で複数個収
納配置しているため、カートリッジを搬送するためのカ
ートリッジ搬送手段を上下・左右に移動させる必要があ
って、機器の機構が複雑になるきらいがあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり
、信号が記録された円盤状情報記録媒体を収納したカー
トリッジ本体とこのカートリッジ本体の開口部を閉蓋す
る蓋体とよりなるカートリッジDを複数個水平状態で挿
脱自在に収納配置したディスク収納ラックBと、このデ
ィスク収納ラックBの開口と前記カートリッジDを導入
する導入口とを上下略一致した状態で配置し、このカー
トリッジを装置内に挿入し引き出すことにより、前記蓋
体および円盤状情報記録媒体をこの装置内に残し、この
残された円盤状情報記録媒体を再生する複数の情報記録
媒体再生装置Cと、前記ディスク収納ラックB内の複数
個のカートリッジのより一つのカートリッジを選択して
これを前記情報記録媒体再生装置Cに装填するカートリ
ッジ挿脱手段Eを備えたキャリア機構Fと、前記キャリ
ア機構によって選択された前記カートリッジ内の円盤状
情報記録媒体の再生すべき信号記録面が前記情報記録媒
体再生装置によって再生可能となるようカートリッジを
適宜反転する駆動手段Iと、前記キャリア機構を前記デ
ィスク収納ラックの所定位置および前記情報記録媒体再
生装置の所定位置に上下動させる昇降機構Gとよりなる
ことを特徴とする情報記録媒体自動選択再生装置を提供
することを目的とする。
く実  施  例) 第1図は本発明の情報記録媒体自動選択再生装置の構成
を示す外観斜視図、第2図は本発明装置に適用されるデ
ィスクを収納したカートリッジの外観斜視図、第3図は
本発明装置に使用される再生装置の概略を示す外観斜視
図である。
第1図に示す如く、本発明の情報記録媒体自動選択再生
装置(以下、自動再生装置という)Aはその筐体1が左
右2つに別れた空間部から構成されており、左側の空間
部1aの上部には、ディスクを収納したカートリッジD
を挿脱自在に複数個水平状態(後述する再生装置のカー
トリッジDの導入口に対して平行な状態)で整列収納し
たディスク収納ラックBが配置され、その下部には後述
する機構を備えた一対の再生装置CI、C2が上下に整
列配置されている。なお、ディスク収納ラックBの開口
中心と再生装@c1.c2のカートリッジ導入口とは上
下略一致させである。そして、ディスク収納ラックBは
載置部材31と共に、筐体1に横架されたレール32.
32上を矢印方向に摺動可能となって内部の複数のカー
トリッジDの交換が容易となっている。このようにカー
トリッジDをディスク収納ラックB内にて水平状態で複
数個配置することにより、後述するキャリア機構を横方
向に移動させることなく、これを上下動させるだけで所
定の操作を行ない得るので、装置自体の機構を簡素化し
得る。
一方、右側の空間部1bには上記ディスク収納ラックB
内に収納されている複数個のカートリッジDを選択的に
取り出して、下部の2台の再生装置cI、C2のいずれ
かに適宜装填するためのカートリッジ挿脱手段Eを有す
るキャリア機構Fと、このキャリア機構Fをディスク収
納ラックBの所望のカートリッジの番地まで移動させる
と共に、選択したカートリッジを所定の再生装@C1゜
C2まで移動(上下動)させる昇降機構Gが配置されて
いる。なお、Hは上記再生装置C2の下側に配置された
制御装置である。
ここで本発明の自動再生装置Aの理解を容易にするため
に、ディスクを収納したカートリッジDおよびこのカー
トリッジD内のディスクを再生する再生装置C(CI、
C2)の概略構成を、第2図および第3図を用いて説明
する。
カートリッジDは第2図に概略で示す如く、矩形状のカ
ートリッジ本体2(以下、スリーブという)とこれに着
脱可能に結合されている蓋体3とよりなり、スリーブ2
の偏平空間内にはビデオディスクなどのディスク10が
収納されている。なお、ディスク10は、針案内溝を形
成することなく主要情報信号として映像信号および音声
信号並びに第1乃至第3のトラッキング制御参照信号が
幾何学的形状の変化として記録された電極を有するもの
である。
即ち、スリーブ2は一対の半体2a、2aを蓋合わせの
状態で上下組み合わせて、挿入方向側(矢印Z1で示す
)が開口部4として、残りの三辺が閉鎖された矩形状と
され、蓋体3がこのスリーブ2の開口部4を閉蓋する如
く着脱自在に結合されている。
蓋体3は本体部5(この厚さは上記開口部4の間隔と略
等しい)をスリーブ2の上板6と下板7との間に挿入し
、両側に突出形成された一対の係合腕8,8の凸部9,
9がスリーブ2の両側に形成された凹部11.11内に
弾性的に係合し、前面の幅広鍔部12が上下板6.7の
開口側端部に当接し、矢印21.72方向への移動が規
制された状態で、開口部4を覆ってスリーブ2に結合し
である。また、蓋体3の中央部には、後述するディスク
クランプ機構が進入する一対の乗越え部3aが形成され
ている。
一方、上記カートリッジD内のディスク10を再生針(
センサー)との相対的な摺動走査によって主要情報信号
として映像信号および音声信号並びに第1乃至第3のト
ラッキング制御参照信号をそれぞれ幾何学的形状の変化
として再生する再生装置Cは、第3図に概略で示す如く
、カートリッジDを導入する筺体13の導入口14に設
けられたスリーブ2を拡開させるスリーブ拡開掘構15
、ディスク10の外周グループガードをクランプするデ
ィスククランプ機構16、および蓋体3を掛止する一対
の蓋掛止機構17とより大略構成されている。なお、1
8は上記導入口14に突出形成され、開口部をテーバ部
18aとしたカートリッジDを導入するための案内部で
ある。
スリーブ拡開機構15は、本出願人が先に提案した、例
えば実願昭56−16206号に示される如く構成され
ており、スリーブ2の再生装置C内への挿入引き出しに
応じて導入口14側の復帰位置と装置の最奥部との間を
往復移動する。
ディスクを再生するに際して、ディスク10が再生装置
C内のターンテーブル19上に装着される。このディス
ク装着操作は上記キャリア機構Fの後述するカートリッ
ジ挿脱手段Eの往復動操作によって自動的に行なわれる
即ち、上記キャリア機構Fのカートリッジ挿脱手段Eが
スリーブ2を上記案内部18より導入口14を通して装
置の最奥部まで挿入し、その後これを引き出すことによ
り行なわれる。また、この力−シリッジDの挿入時、案
内部18の開口部に形成したテーバ部18aの作用によ
って、これの挿入位置の規制がなされる。
従って、スリーブ2は第3図に示す如く、その開口部4
をスリーブ拡開機構15によって拡開された状態で左右
端をスライダ20a、20bに支持されてガイドレール
21a、21bに沿ってz1方向に挿入される。
カートリッジDが再生装置Cの最奥部まで挿入されると
蓋体3が蓋掛止機構17.17によって掛は止めされ、
ディスク10の外周グルブガードがクランプ機構16に
クランプされ、スリーブ2だけが矢印Z2方向に引き出
される。なお、この蓋体3がクランプ機構16によって
クランプされる時には、蓋体3には図示せぬ弾性手段に
よって弾性復帰力が蓄積される。
スリーブ2が再生装置Gより外に引き出された段階で、
蓋体3は二点鎖線で示すように装置奥部に掛は止めされ
て保持され、ディスク10は外周グループガードをクラ
ンプ機構16にクランプされ、かつ中心孔10aをター
ンテーブル19の上側の位置に支持される。この後、プ
レイ操作によって、クランプ機構16がクランプを解除
し支持リング22が下降し、ディスク10はターンテー
ブル1つ上に載置され、かつ中央孔10a部分をクラン
プされてそこに装着される。
ここで、ディスク10はモータによりターンテーブル1
9と共に一体的に回転し、矢印P1方向から移動するセ
ンサ一部23により再生される。
再生モード状態が終了すると、ディスク10は回転を停
止し、上記の場合とは逆に支持リング22が上昇しクラ
ンプ機構16が動作し、ディスク10はターンテーブル
19の上側の位置に支持される。この状態で、空のスリ
ーブ2を再生装置C内に上記装填動作と同様にカートリ
ッジ挿脱手段Jにて挿入操作して引き出すと、ディスク
10は蓋体3と共に上記蓄積された弾性力によってスリ
ーブ2内に突入する如く収納される。これによりディス
ク10はカートリッジD内に回収されて再生装置C内よ
り取出される。
次に上記ディスク収納ラックBの具体的な構成を第4図
に示す外観斜視図を参照しながら説明する。
ディスク収納ラックBは、−側面を開口24とした縦長
の箱体25とされており、その内部に上記第2図に示し
たカートリッジDが蓋体3を先導端として水平状態で複
数枚、例えば32枚収納できるように、両側板26a、
26b内に上記カートリッジDの厚みと略対応した幅の
凹状溝nl。
n2・・・nlzが正対°した状態でそれぞれ形成され
ている。
両側板26a、26bの各凹状溝n l 、 n 2 
・・・n31tn3λは、中央部がカートリッジDの厚
みと略対応した幅とされ、開口24より奥部に至る寸法
の略1/3であるNの区間は、両側板26a。
26bとの距離が開口24側に向って順次大となるよう
テーパ面27がそれぞれ形成されると共に、これらの凹
状溝n1.n2・・・nnを区画する複数の隔壁p1・
・・pnには、これまた開口24側の幅寸法が順次大と
なるように、その両側面にテーパ面28がそれぞれ形成
されている。つまり、各凹状溝は奥部より開口24側が
拡開した放射状を呈している。
このように凹状溝nl、n2・・・nnの開口24側の
上下および左右方向の寸法が中央部より順次大となるよ
うに形成されることによって、後述するカートリッジ挿
脱手段Eがディスク収納ラックBに対してカートリッジ
Dを挿脱操作する際、カートリッジDが凹状溝nに対し
て変位した状態となっても、上記ラックの両テーパ面2
7.28によって変位量を吸収してその操作を円滑に行
ない得る。
また、上記隔壁p1・・・pnの箱体25の最奥部近傍
には、凹状溝nl、n2・・・nazの幅が中央部の幅
(カートリッジDの厚みと対応した幅)より大となよう
にそれぞれ段差部D+a、D2a・・・が形成されてお
り、これらの段差部p+a、p2a・・・には、両側に
一対の弾性アーム29a、29aを備えてU字状に屈曲
形成されたリーフスプリング29が、その弾性アーム2
98.29aを隣接する凹状溝内に臨むように、それぞ
れの隔壁p1・・・、pnに係止しである。従って、こ
のように各隔壁p1・・・pnそれぞれにリーフスプリ
ング29が取付けられた第4図示の如くのディスク収納
ラックB内に、その蓋体3を先導端として水平状態で収
納した複数個のカートリッジDは、凹状溝nl。
・・・nnの中央部では幅方向の勅きが規制されると共
に、奥部に至ってはそこに取付けられた上記リーフスプ
リング29の弾性アーム29’a、29aの拡開作用に
より両側から弾性的に挟持されて、前後方向の動きが規
制される。
なお、上記ディスク収納ラックB内は、その凹状溝nl
、n2・・・n30までにはディスクを収納したカート
リッジDを30枚を順次挿入し、最後の凹状溝n 31
 * nAtには、第2図に示した如くの空のスリーブ
2がそれぞれ入るように空室としておく。
また、第4図中、30はシャッタ機構であり、これは上
記箱体25の開口24側において、シャッタ36が上記
凹状溝n31.nazを閉鎖する如く位置するように取
付けられると共に、上記31.32番目の凹状溝n31
 * n3zの開口24側をWUIWIする機能を有し
ている。
即ち、シャッタ機構30は基板部33に植設した一対の
軸34a、34bに一対の腕35a、35b介して上下
動自在に枢支されたシャッタ36を備えている。そして
、このシャッタ機構30を取付けたディスク収納ラック
Bが上記自動再生装置Aより取り出された際には、一対
の腕35a。
35bが図示せぬ弾性手段によって反時計方向へ回動し
、シャッタ36は第4図に示す如く、空ケース収納用の
凹状溝n 31の開口24側を常時閉鎖している。また
、このディスク収納ラックBが自動再生装置A内に挿入
されると、一方の腕35aが図示せぬ突起部によって係
止されることにより、これが軸34aを中心として時計
方向に回動して、シャッタ36は矢印方向に下降して、
31.32番目の凹状溝n3t、n3xの開口24側を
開放状態にする。従って、ディスク収納ラックBを自動
再生装置Aより取り出してカートリッジDを収納する際
には、それぞれの凹状溝n1〜n30までには30枚の
カートリッジDを収納可能とするものの、31.32番
目の凹状溝n31.ngはシャッタ機構30のシャッタ
36によって入口部分が閉鎖されているため、ここにカ
ートリッジDを誤って収納することはない。
次に、本発明装置Aの上記した各駆動機構ついてそれぞ
れ順次説明する。
第1図に示したように駆動機構は上記した如くカートリ
ッジ挿脱手段Eを有するキャリア機構Fと昇降機構Gお
よび再生すべき信号記録面が前記情報記録媒体再生装置
によって再生可能となるようカートリッジを所定方向に
回動するための回動手段■とから大略構成されているも
のである。
駆動部の要部の一部を構成するキャリア機構Fおよび回
動手段■は、第5図に併せて示す如く、一対の横架13
7aと垂直橋37bとから形成される枠型状のベースユ
ニット37上に設けられている。この各駆動部を備えた
ベースユニット37は、第1図に示すようにモータを内
蔵した昇−機構Gの出力プーリ38.38によって駆動
されるタイミングベルト39の一端部に接続されること
により、ディスク収納ラックBおよび再生装置CI、C
2の操作側と対向した一対のガイド軸4Qa、40bに
その上下一対の軸受部41a。
41bが支持されて、この軸上をY+l Y2方向に上
下動することになる。なお、42はタイミングベルト3
9の他端に垂下された重錘である。
また、ベースユニット37の両垂直橋37b。
37b間には、キャリア機構Fを回動可能に支持すると
共に、これを回動する回動手段Iを備えた基体部43が
横架されている。なお、44はキャリア機構Fの筐体を
形成する後述するキャリアベース46の回動軸45を支
持するための基体部43の軸受部である。
47は上記基体部43に内装されたキャリア機構Fを回
動するモータであり、その出力軸上にセンサー用のパタ
ーン円盤48を備えたプーリ49は、ベルト53を介し
てウオーム歯1151を有するプーリ52を駆動すると
共に、ウオーム歯車51は上記キャリアベース46の回
転軸45と一体のウオームホイール50と噛合してこれ
を駆動する。
なお、モータ47は80回転でキャリアベース46を1
000回動(反転)させるようウオーム歯車51および
ウオームホイール50などの減速機構の歯車比を適宜設
定しである。また、パターン円盤48の図示せぬパター
ンと対向した位置には、キャリアベース46の回動位置
を制御するセンサー(図示せず)が取付けられている。
ベースユニット37の上端部には第7図に示す如くのセ
ンサー組立体5−4が固定してあり、このセンサー組立
体54は複数のカートリッジDのそれぞれの位置を検出
するよう、筐体1の内側面に形成された後述するアドレ
ス検出パターンと対向した位置にセンサーを備えている
。従って、上記昇降機構Gのモータの所定方向への回転
によって、ベースユニット37上のセンサー組立体54
は、アドレス検出パターンを読みなからY+、Y2両方
向に上下動する。
上記センサー組立体54の具体的な構成を第7図に示す
分解斜視図を用いて説明する。
即ち、55は平板部55aより突出した一対の脚部55
b、55bより略コ字状に折曲げ形成した支持枠であり
、両脚部55b、55b間に装架した軸57.58には
、ローラ59,60を有する走行部材61を上下動自在
に支持してあり、走行部材61の下面の取付片61a、
61bにはセンサー62を有するセンサー板63がネジ
などの固定手段によって固定されている。
64は支持枠55と走行部材61との間に介挿されたコ
イルばねであり、このバネの弾性力によって走行部材6
1は支持枠55内にて軸57.58上を弾性的に上下動
する。
また、56は支持枠55の脚部55b、55b間内に装
填され、かつ走行部材61を貫通する調整ねじであり、
これを回転調整することによって走行部材61の走行方
向に対する左右方向の位置調整がなされると共に、両者
間に介挿された板ばね65の弾性力によって支持枠55
に対する左右方向の移動が規制される。
従って、上記構成のセンサー組立体54は、その底部に
取付けられたセンサー62が後述するアドレス検出パタ
ーンと対向させた状態でベースユニット37の上端部に
取付けられた際には、調整ねじ56を適宜調整すること
によってアドレス検出パターンの各トラックと走行部材
61のセンサー62との正確な位置決めがなされるので
、ディスク収納ラックB内の所望のカートリッジDおよ
び再生装置c+、c2に対するキャリアベース46の停
止位置の精度が向上する。
また、センサー組立体54はベースユニット37ととも
に第5図中Yl、Y2方向に走行する際、例えば機構の
製造および組立て上で誤差が生じて、センサー62がパ
ターン面と離反してパターン検出が困難となった場合で
も、走行部材61は第5図に示す如く支持体55との間
に介挿したコイルばね64.64の作用によって、上記
誤差を吸収すべく弾性的に上下動するので、確実なパタ
ーン検出を行ない得る。
ここで、上記ディスク挿脱手段Eおよびキャリア機構F
の具体的な構成を再び第5図および第6図を参照しなが
ら説明する。
キャリア機構Fのキャリアベース46は基部46aの両
側の形成した一対の腕部46b、46bとによって略コ
字状に形成されており、開口端部には上記第2図に示し
たカートリッジDの進入を許容するための案内孔66a
を形成した案内板66が固定されている。
67はキャリアベース46の基部46と上記案内板66
との間に架設され、たガイド軸であり、この軸にカート
リッジ挿脱手段Eの基板68が案内されてzl、72両
方向に移動する。
キャリアベース46の腕部46b、46bの相対向する
内壁には長手方向にラックギヤ69がそれぞれ形成され
ると共に、上記案内板66の案内孔66aに沿ってカー
トリッジDを導入するガイド溝70.70が長手方向に
それぞれ形成されている。
第8図は上記腕部46bに形成されたガイド溝70の具
体的な構成を示し、これは第6図中矢印W方向から見た
側1面図であり、上記ラックギヤ69の下側に配置され
たガイド溝70は、第2図に示すカートリッジDの挿入
方向の長さより若干大としてあり、基部46a側の奥部
70aはカートリッjDの厚みと略対応した幅とし、案
内板66側の先端部70cは前方の開口側が順次幅広く
なるようにテーパ部とされており、また中央部70bは
カートリッジDが先端部70Cと連結するカートリッジ
Dの厚みと対応している首部70dを支点として回動で
きるように幅広く設定されている。
従って、後述する如く動作するカートリッジ挿脱手段E
がカートリッジDを水平状態でクランプして、第1図に
示す所望の再生装置C(C+。
C2)内にディスクを装填する際、再生装置Cの導入口
とキャリアベース46の案内孔66aとが互いに若干ず
れた場合においても、このカートリッジDの挿入過程に
おいて、カートリッジDの先導端が第3図に具体的に示
した再生装置Cの案内部18に規制されて装置に装填さ
れるよう、カートリッジDの後端部が首部70を基準と
して中央部70b内で回動する。このようにカートリッ
ジDの挿入過程で再生装置Cとの位置ズレがガイド溝7
0によって吸収されるため、両者のズレによって生じる
再生装置Cに対する無理な挿入力を防止してこれを保護
し得る。
また、上記カートリッジ挿脱手段Eの構成について再び
第6図を参照して説明する。
カートリッジ挿脱手段Eは上記基板68上に配置してあ
り、これは上記した如くキャリアベース46に架設され
たガイド軸67に摺動自在に支持されると共に、腕部4
6b、46bの内側にそれぞれに形成されたラックギヤ
69と噛合するよう軸71を介して互いに一体的に接続
されているビニオン歯車72.72の回転によってZ+
、22両方向に移動する。
73はカートリッジ挿脱手段Eの移動を司どるモータで
あり、軸上の歯車74はベルトを介して歯車75を回転
駆動すると共に、歯11175と同軸上の図示せぬウオ
ーム歯車を介してビニオン歯車軸71の同じく図示せぬ
ウオームホイールを回転駆動することにより基板68を
キャリアベース46上で往復動させる。
また、76は基部を軸77に枢支された上下一対のフラ
ップ76a、76bからなるクランパであり、両フラッ
プ76a、76bは互いに引き寄せられるようコイルば
ね78によって張架されている。このクランパ76の回
動輪7.7には、その両端部にカム79aを備えたカム
歯車79が固定されると共に、両フラップ76a、76
b間に張架されたコイルばね78に抗してフラップを拡
開するよう楕円状のカム80が設けられている。
また、上記カム歯II7つはクランパ用モータ81の出
力歯車82に中間歯車83を介して噛合している。出力
歯車82にはクランパ用モータ81の回転を制御するた
めの、パターンを形成したパターン円盤84が固定され
ている。なお、85はパターン円盤84のパターン形状
を検出するセンサーである。
86は上記クランパ76の両側に配置され、ブラケット
87に支持された一対の押出しビンであり、これらはそ
れぞれコイルばね88によって常時Z1方向に突出する
如く付勢されている。
ここで、上記の如く構成された本発明の情報記録媒体自
動選択再生装置の具体的な動作を順次総括して説明する
(1)第4図に示す如く構成したディスク収納ラックB
内の30個の凹状溝n1〜r130内に第2図に示す如
くのカートリッジDをその蓋体3を先導端として水平状
態で30枚収納する。なお、このディスク収納ラックB
が装置から取出された際には、上記した如く、シャッタ
機構30のシャッタ36は凹状溝n31.nnを閉鎖し
ている。
ここで、カートリッジDを30枚を収納したディスク収
納ラックBを第1図に示す如く自動再生装置1Aの筐体
1内に収納操作する。
そして、ディスク収納ラックBが第1図に示すように装
置の最終レスト位置に至ると、シャッタ機構30の腕部
34aが装置の図示せぬ突起部に係止されることにより
、シャッタ36が下降するので、これによって閉鎖され
ている凹状溝031゜nJ−が開放される。
■ ここで、機器の図示せぬ釦(操作キー)を操作して
上記ディスク収納ラックB内に収納されている一つのカ
ートリッジDを選択(選曲操作)すると、第1図に示す
制御装置Hからの制御信号によって、第5図に併せて示
す如くのベースユニット37が、キャリア機構Fを水平
状態に保ったまま昇降機構Gによって上部のディスク収
納ラックBの所定のカートリッジ位置まで軸40a、4
0b上を所定の速度で移動する。
この昇降機構Gの動作時、ベースユニット37の一端部
に固定された第7図に示す如くのセンサー組立体54が
筐体1内壁に設けられた、第10図に示す如くの制御パ
ターンの形状を読んで所望のカートリッジ位置を検出し
つつ昇降する。
即ち、センサー組立体54に対応して上部のディスク収
納ラックBの各カートリッジ取出し位置および各再生装
@c1.c2のカートリッジ挿入位置には、キャリア機
構F(カートリッジ挿脱手段E)が正確に停止するよう
、3種類のパターン89a、89b、89cがキャリア
機構Fの移動方向に沿って上下に整列配置しである。上
部のパターン89aは各カートリッジ位置を示すもので
あり、下部のパターン89b、89cは、ベースユニッ
ト37の停止位置、即ち、キャリアベース46の再生装
置に対する停止位置を制御するものである。
なお、第10図中、90はパターン89a、89b、8
9c間にそれぞれ跨って設けた跨ぎセンサーであり、こ
の間はマイコンによってそれ以前のベースユニット37
の移動を継続させて、これが所望のパターン位置まで移
動して来た時には、センサー組立体54がパターン形状
を検出しベースユニット37は減速および停止位置を捜
し出す。
また、このようにパターン898〜89cを跨ぎセンサ
ー90を介して分割形成することによって、ディスク収
納ラックおよび再生装置を筐体1内にセットした後にベ
ースユニット37(キャリアベース46)の停止位置を
調整する際、分割されたパターンのみの上下移動によっ
て簡単に調整できる。従って、キャリアベース46の停
止位置調整時、重いディスク収納ラックや再生装置を移
動することなく、これの停止位置を正確に設定し得る。
減速および停止位置を行なう一手段としては、例えば第
11図に示す如く、例えば一つのパターン89aを、例
えば4本のセンサー・トラック下1〜T4として構成す
る。そして、ベースユニット37が通常の速度から減速
モードに移る時、センサー62が減速パターンrを読み
取れるようにこれを広く設定すると共に、停止パターン
Sを各トラックパターンの重複する位置および各トラッ
クパターンが連続しない位置において狭い範囲に設定す
ることによって、キャリアベース46はセンサー組立体
54によって正確な位置に制御されることなる。
仮に、ベースユニット37が所望の停止パターンを通過
した際には、昇降機構Gのモータが逆転してこれを逆方
向に減速走行させる。
ここで、キャリアベース46の具体的な制御方法を、第
13図に示すフローチャートを用いて上記制御[I装置
H内の制御回路の制御処理動作、特にモータを駆動して
各種の動作を行なうための制御処理動作について説明す
る。
なお、制御回路は例えば中央演算処理装置(CPU)、
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)リード・オンリ
ー・メモリー(ROM)、インターフェース回路などか
ら構成されている。
第13図に示す如く、ステップ200で、制御回路は操
作パネルへの操作入力の有無の検出を行ない、操作入力
がある場合(YES)はステップ201へ移り、操作入
力がない場合はステップ200へ戻り、再び、操作入力
の有無の検出を行なう。
ステップ201では操作入力に対応した各種の設定を行
なう。例えば、操作入力が選曲に関する情報である場合
は、入力された情報を所定のアドレス等に書き込むと共
に、選曲すべきディスクを収納したカートリッジDが収
納されている位置の減速パターンr及び停止パターンS
等をROMから読出す等の選曲のための各種の設定を行
ない、この後、ステップ202へ移る。
ステップ202ではステップ201で設定された情報に
対応した動作を開始する。例えば、選曲に関する操作入
力があった場合は、キャリアベース46を選曲すべきカ
ートリッジの収納位置までラックBに沿って移動させる
ために、昇降機構Gのモータに駆動電流の供給を開始し
、この後、ステップ203へ移る。
ステップ203ではセンサー62で検出したパターンが
選曲すべきディスクを収納したカートリッジDの収納位
置でキャリアベース46の移動を停止させる停止位置の
直前に形成されている減速パターンrであるかどうかを
判別し、この減速パターンrの際(YES)はステップ
205へ移り、この減速パターンr以外のパターンの場
合(No)はステップ204へ移り、ステップ204で
はモータの駆動を継続して、ステップ203へ戻る。
ステップ205で制御回路はモータに供給する駆動電流
を減少させてキャリアベース46の移動速度を減速させ
る。つまり、接近しつつある停止パターンSを十分に検
出できる速度でセンサー組立体54が移動するように予
めROM等に記録(プログラム)されているIf5i値
の駆動電流をモータに供給した後、ステップ206に移
る。
ステップ206ではセンサー62が検出したパターンが
停止すべき停止パターンSであるかどうかを検出し、停
止すべき停止パターンSの場合は(YES)はステップ
207へ移り、モータへの駆動電流の供給を遮断して、
キャリアベース46の移動を停止させる。また、停止す
べき停止パターンでない場合は、ステップ205へ戻る
このようにして制御処理動作が実行されるので、センサ
ーで検出されるパターン第11図に示すように減速パタ
ーンrと停止パターンSとが交互に、かつ、減速パター
ンrが通常速度でキャリアベース46が移動している際
に十分にこの減速パターンrの有する情報を検出できる
ように形成されており、従って、減速パターンrと停止
パターンSとが交互に形成されているパターンであって
も選曲の際のクランパの移動は選曲すべきディスクの収
納位置までは減速せずに移動し、ディスクの収納位置の
近傍まで移動した際に減速し、収納位置で停止するので
選曲に要する時間を短縮することが可能となる。
このようにして、キャリアベース46の各再生装置に対
する停止位置制御もまた同様にして行なわれている。
■ そこで、所定のカートリッジDの位置に移動したキ
ャリアベース46は、第6図に示す如く、そのモータ7
3の駆動に伴ってビニオン歯車72゜72を駆動する。
これにより各機構要素を搭載した基板68がカートリッ
ジDを取出すべくZ+力方向移動する。この基板68が
71方向へ移動する際、クランパ76はこれの開開を司
どるカム80がコイルばね78の弾性力に抗して動作状
態にあるので、上下のフラップ76a、76bは、互い
に離反して実線で示すように拡開状態にある。
このクランパ76の拡開時には、カム歯車79のカム7
9aが押出しビン86の後端部を係止しているフランジ
91の72方向への引き寄せ力を解除して、押出しビン
86はコイルばね88の弾性力によって71方向に突出
している。
(4)上記の状態より、カートリッジ挿脱手段Eのクラ
ンパ76が拡開状態で基板68の移動と共に71方向に
移動する。そしてカートリッジ挿脱手段Eが所定のカー
トリッジDのクランプ位置に至ると、図示せぬセンサー
がこの状態を検出し、その検出信号によってクランパ7
6を駆動するモータ81が駆動して、クランパ76が第
6図中二点鎖線で示す如くコイルばね78の弾性力によ
って閉じて所望のカートリッジDをクランプする。この
クランパ76によるカートリッジDのクランプ動作時、
カム歯車79が所定方向に回動し、7ランジ91を72
方向に引くため、押出しビン86が後退してカートリッ
ジDの後端を押圧することはない。しかる後、モータ7
3が逆転して基板68が72方向に移動する。基板68
の72方向への移動時、クランパ76にクランプされた
所望のカートリッジDは第5図に示す如く、キャリアベ
ース46の案内板66の案内孔66a内に導入されると
共に、第8図に示す如く腕部46bのガイド溝70内に
収納される。そして、モータ73は基板68に設けられ
た図示せぬセンサーが72方向最奥の所定位置を検出し
て停止する。
(ω しかる後、カートリッジDを収納したキャリアへ
−ス46は上記昇降機構Gの駆動によって、例えば再生
装置C1のパターン89bの停止位置を検出するまで所
定の速度で下降、減速する。この昇降機構Gの動作時、
キャリアベース46はカートリッジD内の所望情報のデ
ィスク面を再生装置c+に正確に装填させるために、下
降と略同じタイミングでモータ47が駆動してキャリア
ベース46を略180°回動させてカートリッジDを水
平状態とする。なお、ディスク10の両面に情報が記録
されているため、キャリアベース46は選択された信号
によって適宜回動される。
また、キャリアベース46の回動位置の制御は、第5図
に示すモータ47の軸上の第12図に示す如くパターン
が形成されたパターン円盤48のパターン形状を、図示
せぬセンサーが検出することにより行なわれる。即ち、
パターン円盤48は同心円状に形成された3つのパター
ン48a、48b、48cとより構成されており、がっ
、円周を8分割して8つの状態を検出できるようにしで
ある。従ッテ、各パターン48a、48b、48C上の
センサー(0印で示す)によってキャリアベース46の
回動状態が緻密に検出されることになる。なお、パター
ン円盤48は80回転でキャリアベース46を180@
回動するように設定しである。
また更に、キャリアベース46の基部46aとこれを支
持する上記基体部52との対向面には、センサーおよび
パターンがそれぞれ設けられており、キャリアベース4
6の水平位置は、上記パターン円盤48の1/8のパタ
ーンと共に正確に姿勢制御されるものである。
■ キャリアベース46の水平状態において、カートリ
ッジ挿脱手段Eは上記ディスク収納ラックB内のカート
リッジDを取出す動作と同様に、そのモータ81が駆動
されて、クランパ76は再び第6図および第9図(B)
に示す如く拡開する。
これと同じタイミングで、基板68を駆動するモータ7
3が駆動されて、カートリッジDは押出しビン86に後
端部を支持されながら基板68の移動に伴ってガイド溝
70内をZ1方向に移動する。
カートリッジDは第8図に示す如く、先導端が再生装置
G+ (C)の案内部18に至ると同時に、その後端部
がガイド溝70の中央部70bの幅の広い部分に至って
いるので、そのテーバ部18aによって装填姿勢が規制
される際には、後端部が中央部70b内での回動が許容
されるので、カートリッジDの確実な装填動作が保証さ
れる。
■ カートリッジDは第8図の状態より、第3図に示す
装置C内に装填されると、上記した如く、蓋体3および
ディスク10が装置のクランプ機構16にクランプされ
た後、クランパ76が再び第9図(A)に示すようにス
リーブ2をクランプすると同じタイミングで、モータ7
3が駆動されて基板68はZ2方向に後退移動して、空
になったスリーブ2を第8図に示すようにキャリアベー
ス46のガイド170内に収納する。そして、ブレイ信
号によって、第3図に示す如(再生装@Cのクランプ機
構16がクランプを解除し支持リング22が下降し、デ
ィスク10はターンテーブル19上に載置され、かつ中
央孔108部分をクランプされて装着される。
ここで、ディスク10はモータによりターンテーブル1
9と共に一体的に回転し、矢印P1方向から移動するセ
ンサ一部23により再生される。
一方、キャリアベース46はモータ47の駆動によって
第5図に示す如く、水平状態で上記昇降機構Gの駆動に
よって、ディスク収納ラックBの開放された凹状溝n 
31内に空のスリーブ2を収納する。
■ しかる後、操作信号によって次の所望の力−シリッ
ジD1例えばディスク収納ケースB内のディスクが他の
再生装置C2に装填されるよう、キャリアベース46は
上記各駆動機構および構成要素によって駆動され、上記
動作と同様にして第2の再生装置C2にディスクを装填
してスタンバイする。この再生装置C2によって再生さ
れるディスクの空のスリーブ2は上記ラックBの32番
目の凹状溝naxに収納される。
■ そして、再生装置C1による再生モード状態が終了
すると、再生装置C2による再生モード状態にひき続き
移行する。この時、再生装置C1側では第2図に示すよ
うに、ディスク10は回転を停止し、上記の場合とは逆
に支持リング22が上昇しクランプ機構16が動作し、
ディスク10はターンテーブル19の上側の位置に支持
される。
この状態で、空のスリーブ2を再生装置C内に上記装填
動作と同様にカートリッジ挿脱手段Eにて挿入操作して
引き出すと、ディスク10は蓋体3と共に上記蓄積され
た弾性力によってスリーブ2内に突入する如く収納され
る。これによりディスク10はカートリッジD内に回収
されて再生装置C1内より取出されて、元のディスク収
納ラックB1内の元の収納位置に正しく戻される。
このようにして操作信号によって所望のディスクが選択
されると、所定のディスク収納ケース内のカートリッジ
D内のディスクが−の再生装置にに自動的に装填されて
再生されると共に、次の信号によって、キャリアベース
が次の再生すべきディスクを選択するように、所定のデ
スク収納ラックまで移動し、選択したカートリッジDを
他の再生装置に装填してそのディスクを再生可能な状態
にスタンバイする。従って、本発明の自動再生装置によ
れば、ディスクの装填操作から回収操作までの一貫した
操作が自動的に行ない得るので、確実な操作が保証され
てデイクおよび再生装置を損傷するようなことはない。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明の情報記録媒体自動選択再生
装置によれば、ディスクの装填および回収までの一貫し
た操作が全て自動で行ない得るので、従来の手動による
再生装置に比して操作が簡単で、しかも再生装置は操作
者による無理な操作力が作用することなく無人で連続再
生を行ない得ると共に、再生装置を複数台使用する場合
など、ディスクを誤って他のディスク用のスリーブ内に
挿入するようなことはなり、シかもカートリッジはディ
スク収納ラック内に水平状態で収納されているため、駆
動機構が簡素化し得ると共にこれを廉価に構成でき、か
つ機器の奥行き寸法を小とることができるなどの特長が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報記録媒体自動選択再生装置を示す
要部外観斜視図、第2図は本発明装置に適用されるディ
スクを収納したカートリッジの外観斜視図、第3図は本
発明装置に使用される再生装置の概略を示す外観斜視図
、第4図はディスク収納ラックの外観斜視図、第5図は
本発明装置の駆1i1111%構の要部の一部を構成す
るキャリア機構、カートリッジ挿脱手段などの駆動部を
示す外観斜視図、第6図はキャリア機構、カートリッジ
挿脱手段の具体的な構成を示す一部外観斜視図、第7図
はセンサー組立体の分解斜視図、第8図は第6図に示す
キャリアベースをW方向から見た側面図、第9図はクラ
ンパの動作状態を示す断面図、第10図は昇降機構を制
御するセンサーパターンの配置状態を示す説明図、第1
1図はセンサーバターンの形状を示す説明図、第12図
はキャリアベースの回動位置を制御するパターン円盤の
図、第13図はキャリア機構を制御するためのフローチ
ャート図である。 A・・・情報記録媒体自動選択再生装置、B・・・ディ
スク収納ラック、 CI、C2・・・情報記録媒体再生装置、D・・・カー
トリッジ、E・・・カートリッジ挿脱手段F・・・キャ
リア機構、G・・・昇降機構、H・・・制御装置、1・
・・筐体、2・・・スリーブ、3・・・蓋体、10・・
・ディスク、14・・・導入口、16・・・ディスクク
ランプ機構、17・・・蓋掛止機構、18・・・案内部
、19・・・ターンテーブル、22・・・支持リング、
25・・・箱体、30・・・シャッタ機構、37・・・
ベースユニット、43・・・基体部、46・・・キャリ
アベース、50・・・ウオームホイール、45・・・回
動輪、48・・・パターン円盤、54・・・センサー組
立体、67・・・ガイド軸、68・・・基板、69・・
・ラックギヤ、73.81・・・モータ、76・・・ク
ランパ、86・・・押出しビン、90・・・跨ぎセンサ
ー、n1〜n52・・・凹状溝。 う六=ノlを7 芳1/El 牙p図 ′:A?70図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 信号が記録された円盤状情報記録媒体を収納したカート
    リッジ本体とこのカートリッジ本体の開口部を閉蓋する
    蓋体とよりなるカートリッジを水平状態で挿脱自在に複
    数個収納配置したディスク収納ラックと、 このディスク収納ラックの開口と前記カートリッジを導
    入する導入口とを上下略一致した状態で配置し、このカ
    ートリッジを導入口より装置内に挿入し引き出すことに
    より、前記蓋体および円盤状情報記録媒体をこの装置内
    に残し、この残された円盤状情報記録媒体を再生する複
    数の情報記録媒体再生装置と、 前記ディスク収納ラック内の複数個のカートリッジより
    一つのカートリッジを選択してこれを前記情報記録媒体
    再生装置に装填するカートリッジ挿脱手段を備えたキャ
    リア機構と、 前記キャリア機構によって選択された前記カートリッジ
    内の円盤状情報記録媒体の再生すべき信号記録面が前記
    情報記録媒体再生装置によって再生可能となるようカー
    トリッジを適宜反転する回動手段と、 前記キャリア機構を前記ディスク収納ラックの所定のカ
    ートリッジ位置および所定の前記情報記録媒体再生装置
    の所定位置に上下動させる昇降機構と、 よりなることを特徴とする情報記録媒体自動選択再生装
    置。
JP10115585A 1985-05-13 1985-05-13 情報記録媒体自動選択再生装置 Pending JPS61258366A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10115585A JPS61258366A (ja) 1985-05-13 1985-05-13 情報記録媒体自動選択再生装置

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ID=14293155

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JP (1) JPS61258366A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5220548A (en) * 1990-10-05 1993-06-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Disk cartridge storage and retrieval apparatus
US5493556A (en) * 1993-02-16 1996-02-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Multi-disk player/recorder with biased locking means for disk cassettes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5220548A (en) * 1990-10-05 1993-06-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Disk cartridge storage and retrieval apparatus
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