JPS61258074A - 導電性アクリル繊維の製造方法 - Google Patents

導電性アクリル繊維の製造方法

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JPS61258074A
JPS61258074A JP9866885A JP9866885A JPS61258074A JP S61258074 A JPS61258074 A JP S61258074A JP 9866885 A JP9866885 A JP 9866885A JP 9866885 A JP9866885 A JP 9866885A JP S61258074 A JPS61258074 A JP S61258074A
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JP
Japan
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fibers
copper
acrylic
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fiber
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JP9866885A
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English (en)
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劉 基漢
張 寶鉉
▲?▼燠
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Daiichi Moushiyoku Kk
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Daiichi Moushiyoku Kk
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアクリル繊維又はアクリル系繊維に導電性を付
与する導電性繊維の製造方法に関するものであって、特
に本発明はアクリルm雑又はアクリル系繊維を2価銅化
合物と、上記2価銅化合物を1(ili銅化合物に還元
させる為の還元剤と硫黄化合物並びに不純物の生成を押
える陰イオン系分散剤を含有する混合溶液において、只
一度加熱処理する一段階工程に因り、1価銅イオンと硫
黄イオンの結合に因る粉末硫化銅や、金属銅等と等しい
不純物の生成を抑止させ、処理中金属銅等と同じ不純物
が繊維の表面や反応槽内壁に付着される現象を排除でき
ることに因って、只一度の簡単な作業工程に因りS電性
が優れたアフリルミI雑を製造することが出来るように
したものである。
発明の背景 一般的にナイロン繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊
維等の様な通常の合成繊維では摩擦に因り静電気が発生
し帯電することは既に周知の事実であり、一部天然繊維
の場合においてもill電気の発生は現れる等、繊維に
おいては静電気発生は非常な問題点と指摘されているし
、このような繊維の静電気発生問題を解消する為に繊維
自体に導電性を付与するか、導電性を付与された繊維を
一般繊維と混紡交織又は編織して帯電を防止する方法が
要求された。
従来技術およびその問題点 従って、従来、!!雑に導電性を付与する方法としては
、カーボンブラックを合成繊維に混合する方法とか、繊
維表面に金属鍍金を実施する方法、金属をポリマに投入
混練する方法又は繊維の細孔に金属粉を浸管させる方法
箸が提案されたが、カーボンブラックを合成繊維に混合
する方法においては、導電性を与える迄カーボンブラッ
クを繊維に混合すると、繊維の特性例えば繊維の強度、
伸度並に放光性等が低下される結果を招くのみならず、
繊維全体が黒色をおびる問題点があって、繊維の外観を
損なうおそれがあり、繊維表面に金属鍍金を実施する方
法においては、鍍金の密着状態を良くする為に予め繊維
を収縮させて!IN表面にシワを形成させる工程とセン
シタイジング工程、アクティベイティング工程、鍍金工
程等のような多くの工程と高度の技術を必要とする欠陥
があり、金属をポリマに投入混練する方法においては、
金属添加に因る紡糸工程上程々の難点があり、繊維の細
孔に金属粉を浸管させる方法においては、格別の多孔質
m維を製造しなければならない等の加工上の問題があっ
た。
従って上記の如き加工上の難点を解消する為に、アクリ
ル繊維内に硫化銅を生成させ含有せしめる方法が、特公
昭57−56581号公報、特開昭57−128311
号公報等に因り提案されているが、これらは製造工程が
煩雑であり且つ処理時間を長く要して作業性が低下する
のみならず、製造費用が多くなって非経済的であるとい
う欠点を有している。
上記の従来公知の技術は、一般的に1価銅イオンの反応
性が非常に大きいので、アクリル繊維が入っている反応
槽内にて1価銅イオンを硫黄原子と共に処理すると、繊
維内に硫化銅が吸着する現象の外に、1価銅イオンのみ
の結合に因る金属銅や、1価銅イオンと硫黄イオ゛ンの
結合に因る粉末硫化銅等の不純物が生成して繊維の表面
や反応槽の壁に付着する現象が現われる作業上の困難な
問題点に因り、アクリル繊維又はアクリル系繊維に2価
銅化合物より還元剤に因り生成された1価銅イオンを先
ず吸着せしめた後、これを更にハイドロサルフェート又
はハイドロサルフェート作用物質を含む還元性水溶液で
処理してアクリル系繊維又はアクリル系繊維に硫化銅を
吸着させ導電性を付与する2段階の煩雑な工程を採って
いるを以て処理時間が長くなり製造費用も高くなるので
、望ましくないのである。
問題点の解決手段 本発明は、上記のごとき従来技術の問題点を解消するこ
とを企図してなされたものであって、アクリル繊維又は
アクリル系繊維に硫化銅を含有させ、導電性繊維を製造
する方法において、2価銅化合物、還元剤、硫黄化合物
並びにアクリルm雑又はアクリル系繊維が同時に投入さ
れた同一反応槽内に、陰イオン系分散剤を同時に添加投
入して加熱処理することを特徴とする導電性アクリル繊
維の製造方法である。
上記において、陰イオン系分散剤は投入処理されるアク
リル繊維又はアクリル系繊維の100重量%に対して、
0.1〜5重量%を添加するのが好ましい。陰イオン系
分散剤としてはアルキルアリールスルホン酸ソーダ、ア
ルキルナフタレンスルホン酸ソーダを使用することが好
ましい。
本発明の好適な実施態様に因れば、アクリル系繊維又は
アクリル系繊維と2価銅化合物、還元剤、硫黄化合物と
処理されるアクリル繊維の重量に対し0.7〜5重M%
程の陰イオン系分散剤を同時に投入し、混合物を加熱処
理するので、1価銅イオン又は硫黄イオンを早い速度で
拡散させ、1価銅イオンのみの結合に因る金属銅や、1
価銅イオンと硫黄イオンの結合に因る粉末硫化銅の不純
物生成を抑えて導電性が優れたM&紺を製造することが
出来ると共に、全ての処理を同一反応槽内において、只
一度の工程に因り実施するを以て作業工程が簡単で製造
費を大いに減らして多量生産が可能である。
本発明は反応槽内に投入処理されるアクリル繊維又はア
クリル系繊維100重量%に対して、水2000重量%
を投入された反応槽にアクリル繊維又はアクリル系繊維
160%重■に対して2価銅化合物10〜30重量%と
2価銅化合物を1価銅イオンに還元させることが出来る
還元剤10〜20重量%並びに硫黄化合物を10〜20
重ffi%を同時に投入し、これに更に陰イオン系分散
剤を0.1〜5重伍%を添加した後、温度80〜100
℃程で略90分間加熱、反応させるを以てアクリル繊維
又はアクリル系繊維内に硫化銅を吸着させ導電性が優れ
た繊維を得ることが出来た。この際、反応の場合投入さ
れた陰イオン系分散剤に囚り1価銅イオン又は硫黄イオ
ンを早い速度で拡散させ、アクリル繊維又はアクリル系
繊維内に硫化銅の吸着現象を向上せしめ優れた導電性を
有することに因り、又反゛応槽内に1価銅イオンのみの
相互結合に因る金属銅や、1価銅イオンと硫黄イオンと
の結合に因る粉末状の硫化銅等の如き不純物の生成現象
が全く発生しないので、処理される繊維表面や反応槽内
壁等に上記金属銅や粉末硫化銅が付着することがなく、
繊維表面の外観が損なわれないのみならず、後処理作業
を簡便で能率的になし得るので、工程を経済的に且つ簡
単にし遂げられる。
この際反応の時に使用された2価銅化合物は硫酸箱2・
銅、塩化第2銅を使用し、還元剤としてはヒドロキシル
アミン塩酸塩、ヒドロキシルアミン塩酸塩等を使用し、
硫黄化合物はチオ硫酸ナトリウム、硫化ナトリウム等を
使用し、陰イオン系分散剤としてはアルキルアリールス
ルホン酸ソーダ、アルキルナフタレンスルフホン酸ソー
ダ等を使用した。
上記の如く処理製造された本発明は、極く優れた導電性
を有すると共に耐洗濯性、染色性が良いので半永久的に
導電性を有し、処理過程で繊維表面に不純物が付着する
現象が現れないので、繊維の触感や外観が、処理した次
第の状態と同一の状態を維持し、只一度の簡単な作業工
程に因り、上記の如く導電性の優れた繊維を多量に得る
ことが出来て経済的と言う利点をも有する。
発明の効果 本発明によれば、アクリル繊維又はアクリル系繊維に硫
化銅を含有させ、導電性繊維を製造する方法において、
2価銅化合物、還元剤、硫黄化合物並びにアクリル繊維
又はアクリル系繊維が同時に投入された同一反応槽内に
、陰イオン系分散剤を同時に添加投入して加熱処理する
ので、投入された陰イオン系分散剤に因り1価銅イオン
又は硫黄イオンを緩い速度で拡散させ、アクリルIII
I又はアクリル系繊維内に硫化銅の吸着現象を向上せし
め優れた導電性を有することに因り、又反応槽内に1価
銅イオンのみの相互結合に因る金゛属銅や、1価銅イオ
ンと硫黄イオンとの結合に因る粉末状の硫化銅等の如ぎ
不純物の生成現象が全く発生しないので、処理される繊
維表面や反応槽内壁等に上記金属銅や粉末硫化銅の付着
されることがなく、繊維表面の外観が損なわれないのみ
ならず、後処理作業を簡便で能率的になし得るので、工
程を経済的に且つ簡単にし遂げられる。
実  施  例 つぎに上記効果を実証するために本発明の実施例を示す
実施例1 アクリル繊維(2,5デニア、繊維長8〜53 繊維 
、韓−合繊株式会社製品)100重量%に対して、水2
000重量%を投入した反応槽内に投入されたアクリル
繊維100重量%に対し、2価銅化合物として硫酸銅3
0%、還元剤としてハイトロキシルアミン硫酸塩20重
量%、硫黄化合物である硫化ナトリウム15重量%と陰
イオン系分散剤としてアルキルアリールスルホン酸ソー
ダ0.7重量%を同時に投入して温度100℃で90分
間加熱処理した。この際得た繊維は12重量%の銅を含
有し電気抵抗値は65Ωを示し、良好な導電性が現われ
た。
実施例2 アクリル紡績糸(2152′s、撚数580、韓−合繊
株式会社製品)100重量%に対して、水200000
0重量価銅化合物として硫酸銅25重量%、還元剤とし
てハイトロキシルアミン塩酸塩15重量%、硫黄化合物
として硫化ナトリウム15重量%、隘イオン系分散剤と
してアルキルナフタレンスルホン酸ソーダ1゜2重量%
を同一反応槽に投入し、温度90℃で90分間加熱処理
した。この際得た紡績糸は13重量%の銅を含有し、電
気抵抗値60Ωでの良好な導電性を示した。
実施例3 同一反応槽内にアクリルフィラメント(100デニア4
0フィラメントータイアファイバ株式会社製品)100
重量%に対し、水2000重量%、2価銅化合物である
硫酸銅25重ω%、還元剤としてハイトロキシルアミン
塩酸塩15重量%、硫黄化合物として硫化す1〜リウム
10重量%と陰イオン系分散剤としてアルキルアリール
スルホン酸ソーダ0.9重量%を同時に投入し、温度9
5℃で90分間加熱処理した。この除骨たアクリルフィ
ラメントは12重量%の銅を含有しており、電気抵抗値
は70Ω程で優れた導電性を示した。
以上 外4名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アクリル繊維又はアクリル系繊維に硫化銅を含有さ
    せ、導電性繊維を製造する方法において、2価銅化合物
    、還元剤、硫黄化合物並びにアクリル繊維又はアクリル
    系繊維が同時に投入された同一反応槽内に、陰イオン系
    分散剤を同時に添加投入して加熱処理することを特徴と
    する導電性アクリル繊維の製造方法。 2)上記第1項において、陰イオン系分散剤は投入処理
    されるアクリル繊維又はアクリル系繊維の100重量%
    に対して、0.1〜5重量%を添加することを特徴とす
    る導電性アクリル繊維の製造方法。 3)上記第1項及び第2項において、陰イオン系分散剤
    としてはアルキルアリールスルホン酸ソーダ、アルキル
    ナフタレンスルホン酸ソーダを使用することを特徴とす
    る導電性アクリル繊維の製造方法。
JP9866885A 1985-05-09 1985-05-09 導電性アクリル繊維の製造方法 Pending JPS61258074A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02264063A (ja) * 1989-03-31 1990-10-26 Wakayama Tekko Kk 布帛テンタのモータ制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721570A (en) * 1980-07-15 1982-02-04 Nippon Sanmou Senshiyoku Kk Production of electroconductive fiber

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