JPS61255686A

JPS61255686A - リンキング機

Info

Publication number: JPS61255686A
Application number: JP61004432A
Authority: JP
Inventors: ロベルト　コンチ
Original assignee: COMPLETT SpA
Current assignee: COMPLETT SpA
Priority date: 1985-05-09
Filing date: 1986-01-14
Publication date: 1986-11-13
Also published as: CN86100332B; GB2175021B; ES8701253A1; IT8521760V0; DE3546020A1; KR860009169A; DD242645A5; CN86100332A; GB2175021A; ES551180A0; GB8527106D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、編物を接ぎ合わせるためのリンキング機に関
するものである。

従来のリンキング機は、編物を加工のために担持する縫
針環と、針棒に設けられ且つ縫針環の内側または外側に
配置される針とを有している。針は、縫針環の針とは反
対側、従って縫針環のそれぞれ外側または内側に設けら
れる縫糸案内と協働する。

６対になった針及び縫糸案内と、それに連係した制御手
段とは、対応するステッチの連鎖を形成することができ
る縫製部を構成する。

例えば編物のスリーブ、脇部その他の部分を接ぎ合わせ
るなどの様な用途のためには、一層しっかりした縫製を
行うことが好都合であり、また必要なことがしばしばで
あり、その様なしっかりした縫製は、一体として働き且
つコンスタントな量だけ縫針環に関して隔たっている２
本の縫針を従来のリンキング機に設ける。と、よって得
られる。そして各社は、個別的にそれぞれステッチの連
鎖を形成するのに適合している。縫針の相互配置および
間隔は、異なった高さでステッチの連鎖が形成される様
に、即ち１つの針が縫針環の平面より上方に配された面
で働く様に一方の針が他方の針の上方に位置する。

これらの既知のダブルスチッチリンキング機は、多くの
不利点を有し、そして更に重要にことには、縫針環によ
る担持がなくなったり少なくなったりした結果として、
またそのために編物が前に動く結果として、編物のステ
ッチ中で上方の針が絡みつくのを防止するために、ラン
チ型の針を使用する必要があった。

これらの不利点をなくし又は軽減することが本発明の一
つの目的であり、この目的で本発明は同一出願人の前の
イタリア特許明細書７５７０２１号に図示した通り、往
復軸方向運動及び往復角運動が与えられる針棒上に偏心
的に支持された針を採用している。

本発明によれば、編物を接ぎ合わせるために支持する縫
針環と、縫針環に隣接して単一の縫製部に配置された第
１の針棒及び第１の協働する縫糸案内と、第１の針棒に
往復角運動と結合した往復軸方向運動を与える手段と、
単一縫製部に配置された第２の針棒及び第２の協働する
縫糸案内と、第２の針棒に往復角運動と結合した往復軸
方向運動を与える手段とから成り、第２の針棒は第１の
針棒に平行且つ上方に配置されており、第２の縫糸案内
は第１の縫糸案内に隣接して固着されており、各針棒は
針を偏心的に担持しており、連係している針棒の軸線に
対する針の端部の偏心の仕方は、針棒が揺動すると第１
の針が縫針環の運動の方向と同じ方向に動き、第２の針
が縫針環の運動の方向と反対の方向に動く様になってい
ることを特徴とする、編物を接ぎ合わせるためのリンキ
ング機が提供される。

本発明のリンキング機は、一方では基礎構造と針棒運動
機構とを実質的に変えることなしに、従来のリンキング
機をダブルスチッチリンキング機に転換するごとを可能
にし、且つ他方ではラッチを必要としない簡単なフック
針の使用を可能にする。事実、針棒の角運動及び針の偏
心によって生じる縫針環の運動と反対方向への上方の針
の動きは、フックが、針が編物自体から引き抜かれる際
に編物のステッチの中で絡みつくのを防止する。

以下本発明の実施例を添付図面を参照しながら例示的に
説明する。

図面を参照すると、二重縫いリンキング機１０は、支持
三脚台１１、可動縫い針環１３を担持する基部１２、及
び縫針環を超えて延長するアーム１４とを有している。

基部１２には、３脚台１１の中心に配置されたモータ１
７からの運動を第１及び第２縫糸案内１９．２０のため
の可動ささえ１８へ伝達するのに適した一対のはすば円
筒歯車１５と一対の円筒歯車１６とを含む駆動列が設け
られている。

ささえ１８は、一対の円筒歯車１６の出力軸２２の上で
自由に回転できる偏心的に設けられたブシュ２１と、簡
単な接触物を経てロッド２６によって係合されているフ
゛ロンク２３とがあり、ロッド２６はフ゛シュ２１の回
転は妨げるが、出力軸２２の回転によって生じるブシュ
２１の偏心的軌道運動は許容する。ブシュ２１の側には
、ロッド２６が着座する保持台２５が設けられ、ロッド
２６の頂部には支持アーム２７が締着されている。支持
アーム２７の自由端は、横棒２８を担持しており、横棒
２８の各端部には、それぞれ縫糸案内１９．２０が一体
的に固定されている。

第２図に明瞭に図示されている様に、縫糸案内１９゜２
０は縫針環１３の内側に配置されており、縫糸通過用の
目２９．３０　（第８図）のついた端部は、ブシュ２１
の軌道運動の結果として生じる円形軌道に沿って動く。

縫針環１３は、既知の態様で縫針環自体とＴ体のラック
３１と係合するピニオン（図示しない）の作用によって
、自身の軸線のまわりを回転する。ピニオンは、減速歯
車対１６の出力軸２４と一体のウオーム歯車装置／はす
ば歯車対（図示しない）によって駆動される。

アーム１４の端部には、軸３４を有するヘッド３３がボ
ルト３２で取り外し自在に取付けられており、軸３４は
円錐歯車対３５および参照数字３６で概略図示されてい
る他の既知の駆動手段を経て、モータ１７からの運動を
伝授する。振動するシャンクル型ささえ３８が、中空の
ブシュ３７を経てヘッド３３の剛体構造へ関節結合され
ている。

ブシュ３７の中には、自由に動くことのできる第１の針
棒３９が第１の縫糸案内１９に対向して配置されている
。また、シャンクル型ささえ３８の自由端には、円筒形
の通し座（ｔｈｒｏｕｇｈ　５ｅａｔ）がついており、
その中には自由に動くことができ、第１の針環３９と平
行な第２の針棒４０が、第２の縫糸案内２０に対向して
配置されている。２つの針棒３９，４０は、往復角振動
と結合した往復軸運動を生じさせるために制御される。

そしてこの目的で、クランク４１が軸３４の下端に締着
されており、連接棒４２を通じて往復軸運動を横枠４３
へ伝える。横枠４３は、可動締付つば５５゜５６によっ
て各針棒３９，４０へ連結されている。横枠４３には、
連接棒４２のためのピボットピン４４がついており、連
接棒４２は２個の端部ブシュ４５．４６のついた三角形
延長部４２Ａを有しており、各ブシュは二股になった下
部を有し、その二股下部の中でそれぞれの剛体ピン４７
．４８が係合している。各ピン４７．４８は対応するク
ランクアーム４９，５０の端部に連結されており、クラ
ンクアーム４９，５０はそれぞれの針棒３９，４０の端
部に締着されている。

かくして、クランク４１の回転は横枠４３の往復軸運動
の上方で、連接棒４２に揺動を与え、その揺動はクラン
ク４９．５０のアームとそれらに協働するピン４７．４
８とによって針棒自体の角振動に変換される。

また、シャックル型ささえ３日の傾き“■”　（第６ａ
図）を変えることによって、第２針棒４０の窩さが縫針
環１３の面に関して変えられる。この目的で、シャック
ル型ささえ３８は、ブシュ３７に関して回転させられ、
且つ締付ねじ５１で所望の位置に固定される。

各針棒３９，４０は、それぞれ既知の簡単なりツク型の
針５９．６０を担持しており、各社５９．６０は、その
対向した縫糸案内１９．２０と協働して既知の態様で対
応する連鎖した縫目ＣＩ、Ｃ２（第８図）を形成するの
に適合している。

第８図に図示される様に、連鎖縫目は一方が他方に重な
る様に形成され、連鎖と連鎖との距離は、シャンクル型
ささえ３８の傾き、従って第１針５９及び縫針環１３の
面に対する第２針６０の高さを変えることによって変え
ることができる。更に２つの針の間の横方向における距
離は、縫目の連鎖が好適には縫目の半分だけ片寄る様に
選択される。

第５図に明瞭に図示されている様に、各社はソノ端部が
針棒の軸線に関して偏心する様に、但しその偏心の態様
は２本の針について異なった方向を有する様に連係して
いる針棒によって支持されている。

針５９は、実際にはその端部が針棒３９に関してＡ点に
あり、針棒３９は針棒３９の角運動の結果として、矢印
Ｆで示される縫針環１３の運動と同じ方向へ動かされる
。他方、針６０は針棒４０に関して、Ａ点と全く反対の
Ｂ点にその端部がある。従って、針棒４０の角運動の結
果として、針６０は縫針環１３との方向と反対の方向へ
動く。この反対方向の偏心配置によって、針自体を引き
抜く間に針６０のフックが織物の縫目と絡み合うのを防
止できる。針６０は、実際には縫針環の上方で、部ち縫
針環自体によって伸張されていない織物の部分の中で動
（、偏心回転がないと、フックが織物の中で絡み合う著
しい傾向をもつ。勿論、針のフックが針自体の動きと反
対の方向、従って縫針環の動きと反対の方向に回される
ことが必要である。

前述したところから明らかな様に、本発明に係わる機械
は類似な従来のリンキング機から容易に誘導され、従来
の機械は単一針棒型の既知のヘッドを前述した二本針棒
を有するヘッドで置換し、且つアーム２７に一対の縫糸
案内１９．２０を支持するための横棒２８を設けること
によって、本発明の機械に変形することが可能である。

この変形は、機械の一般的な構造、従って、運動を単一
縫製場所の種々な機構へ伝達するための連鎖をも変えず
に済む。

本発明の範囲を載脱することなしに、変形及び改良が具
体化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従って製作されたリンキング機の全
体斜視図である。第２図は、一部断面斜視図であり、縫糸室内手段の詳細
と縫針環との関係配置を示す。第３図は、針棒の運動のための手段を有する２本針、単
一縫製部の詳細を示す斜視図である。第４図は、第３図の矢印Ｉ　Ｖ−Ｔ　Ｖの方向でとった
拡大下面図である。第５図は、２木の針の相互の偏心配置と縫針環の運動と
の関係での各社の運動方向とを示す斜視図である。第６図は、第４図のＶ　Ｉ　−Ｖ　Ｉ線でとった断面図
である。第６ａ図は、縫針環に関して第２針の高さを調節する方
法を示す、第６図に類似した断面図である。第７図は、第６図のｖｎ−ｖｎ線でとった断面図である
。第８図は、本発明の機械によって形成される２列の連鎖
した縫目を概略的に示す斜視図である。１０・・・二重縫いリンキング機、１１・・・支持三脚台、　１２・・・基部、１３・・・
可動縫針環、　　１４・・・アーム、１５・・・はすば
円筒歯車、１６・・・円筒歯車、　　１７・・・モータ、１８・・
・可動ささえ、１９．２０・・・縫糸案内、２１・・・ブシュ、　　２２．２４・・・出力軸、２５
・・・保持台、　２６・・・ロッド、２７・・・支持ア
ーム、　２８・・・横棒、２９．３０・・・目、　　３
２・・・ボルト、３３・　・　・ヘッド、　　３４・　
・　・軸、３５・・・円錐歯車対、３７・・・中空ブシュ、３８・・・シャックル型ささえ、３９．４０・・・針棒、４１・・・クランク、４２・・・連接棒、　　４２Ａ・・・延長部、４３・・
・横枠、４５．４６・・・端部ブシュ、４７．４８・・・ピン、４９．５０・・・クランク、５５．５６・・・可動締付つば、

Claims

【特許請求の範囲】

（１）編物を接ぎ合わせるために支持する縫針環と、縫
針環に隣接して単一の縫製部に配置された第１の針棒及
び第１の協働する縫糸案内と、第１の針棒に往復角運動
と結合した往復軸方向運動を与える手段と、単一縫製部
に配置された第２の針棒及び第２の協働する縫糸案内と
、第２の針棒に往復角運動と結合した往復軸方向運動を
与える手段とから成り、第２の針棒は第１の針棒に平行
且つ上方に配置されており、第２の縫糸案内は第１の縫
糸案内に隣接して固着されており、各針棒は針を偏心的
に担持しており、連係している針棒の軸線に対する針の
端部の偏心の仕方は、針棒が揺動すると第１の針が縫針
環の運動の方向と同じ方向に動き、第２の針が縫針環の
運動の方向と反対の方向に動く様になっていることを特
徴とする、編物を接ぎ合わせるためのリンキング機。
（２）単一縫製部が、リンキング機の構造に取り外し自
在に連結されたヘッドを有し、第１及び第２の針棒がヘ
ッドに設けられた揺動ささえによって担持されており、
揺動ささえは、ヘッドに中空ブシュを通じて関節結合さ
れており、中空ブシュの中には、自由に動き得る態様で
第１の針棒が収容されており、且つ揺動ささえには、第
２の針棒が自由に動くことのできる通し孔がついている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載のリン
キング機。
（３）揺動ささえが、第１の針棒および縫針環の平面に
関して第２の針棒の高さを調節することを許すことを特
徴とする特許請求の範囲第２項に記載のリンキング機。
（４）ヘッドが連接棒に働く端部クランクを有するモー
タ軸を有しており、連接棒は、連結わくを通じて、両針
棒の全体としての軸方向運動を生じさせ、且つ、三角形
状延長部及び協働するクランクアームを通じて針棒の角
揺動を生じさせることを特徴とする特許請求の範囲第２
項または第３項のいずれかに記載のリンキング機。
（５）縫糸案内が、軌道運動を遂行するために制御され
ている軸上を自由に回転できる偏心ブシュによって担持
されるアームに設けられた横棒に設けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか
に記載のリンキング機。
（６）第１の針棒によって担持されている針の端部が、
針の角運動の結果として縫針環と同じ方向に動く様に第
１の針棒の断面上の１つの点に配置されており、且つ、
第２の針棒によって担持されている針の端部が、針棒の
角運動の結果として縫針環の方向と反対の方向に動かさ
れる様に、第２の針棒の断面上の１点に配置されている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項乃至第５項の
いずれかに記載のリンキング機。
（７）針棒が縫針環の外側に設けられ、且つ縫糸案内が
縫針環の内側に設けられていることを特徴とする特許請
求の範囲第１項乃至第６項のいずれかに記載のリンキン
グ機。
（８）針棒が縫針環の内側に設けられ、且つ縫糸案内が
縫針環の外側に設けられていることを特徴とする特許請
求の範囲第１項乃至第６項のいずれかに記載のリンキン
グ機。
（９）各針棒がそれぞれ単一のフック針を担持している
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第８項のい
ずれかに記載のリンキング機。