JPS61255423A - 入力制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、入力制御方式に関し、特に、情報処理装置に
情報データの入力を行う際に、その入力の速度及び確実
性を共に向上させるようにした入力制御方式に関するも
のである。

（発明の技術的背景とその問題点） 従来公知の情報処理装置として汎用されているパーソナ
ルコンピュータあるいはオフィスコンピュータには、キ
ーボード（ＪＩＳ規格に基づくキー配列のキーボード等
）が接続されている。このキーボードによって、情報処
理装置に情報データの入力がなされるようになっている
。

ところで、キーボードを機能によって大別すると次の二
つがある。

（ｉ）Ｎキーロールオーバー方式のキーボードこの方式
のキーボードは、そのキーの早打ち及び二重打鍵が可能
となっている。それにより、オペレータによる打鍵入力
速度が早くなる。しかしながら、入力の確実性は低下す
ることとなる。

（ｉｆ）Ｎキーロー、クアウト方式のキーボードこの方
式のキーボードは、そのキーの二重打鍵が禁止されるか
あるいは不可能となっている。そのため、オペレータの
打鍵によるキー人力は確実なものとなる。しかしながら
、入力速度は遅くなってしまう。

これら両方式のキーボードは、用途別に使い分けられて
いる０例えば、パーソナルコンピュータにあっては、上
述した（ｔ）Ｎキーロールオーバー方式のキーボードが
利用されている。それにより、各種の業務アプリケーシ
ョンプログラムは、打鍵入力処理速度の早いキー人力に
基づいて実行される。しかしながら、入力速度は早いが
、打鍵入力ミスを起こし易いといった欠点がある。

そこで、例えば、金額等のような入力ミスが絶対に許さ
れないデータ入力を必要とする場合には、上述した（ｉ
　ｉ）Ｎキーロックアウト方式のキーボードが利用され
る。それによって、キー人力が確実に行われるようにし
ている。しかしながら、入力速度はいきおい遅くなると
いった問題点がある。

ところで、従来の入力制御方式として利用されるキーボ
ードにあっては、上述した二つの方式のうちの一つに固
定設定されていた。従って、パーソナルコンピュータ等
のような情報処理装置によっては、そこで実行される処
理プログラムに応じており、汎用性に乏しかった。つま
り、Ｎキーロールオーバー方式に固定されている場合に
キー人力を確実に行いたいとき、あるいは、Ｎキーロッ
クアウト方式に固定されている場合にキー人力を高速で
行いたいときに不都合であった。そのため、実行される
情報処理プログラムの内容いかんに関係なく、汎用性の
あるデータ入力が行え、機敏性に富んだ入力操作が可能
な入力制御方式の実現が要請されていた。

（発明の目的） 本発明の目的は、データの入力速度及び確実性を共に向
上した入力制御方式を提供することにある。

（発明の概要） 本発明は、情報処理装置において処理を行なわせるプロ
グラムからキーボードのモード設定を行い、その設定さ
れたモードの下でキーボードの打鍵データを情報処理入
力としたことを特徴とする。

（発明の実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図には本発明に係る入力制御方式の構成が示されて
いる。

図において、１０は情報処理装置本体（ホスト）であり
、パーソナルコンピュータ等で形成されている。

２０は、ホス）１０に対して外部記憶媒体等に保有され
、当該ホスト１０に与える情報処理用の各種業務用アプ
リケーションプログラムである。

３０は、Ｒ３２３２ＣシリアルインターフエースＩＮＦ
等でホスト１０と接続されているキーボードである。

４０は、アプリケーションプログラム２ｏに基づいてキ
ーボード３０の入力モード（Ｎキーロールオーバーかあ
るいはＮキーロックアウト）を切換選択すると共に、マ
トリクスによるキーの打鍵状態を走査して検知するため
のキーボード制御７エームウエアである。

第２図は、第１図に示したキーボード３０のキーマトリ
クスのスキャンを制御する動作の流れを示すフローチャ
５−トである。

次に、本発明に係る入力制御方式の動作を説明する。

先ず、第１図に示す如く、アプリケーションプログラム
２０に従ってホストｌｏが制御を開始する（ステップｌ
　１１）　。

また、そのアプリケーションプログラム２０に応じて、
キーボード制御ファームウェア４ｏが制御動作を開始す
る（ステップ２１１）。

続いて、アプリケージ、ンプログラム２ｏにより、打鍵
スキャン方式を命令するモード切り換え指令ＣＯＭを、
ホスト１０からインターフェースＩＮＦを介してキーボ
ード３０に送る（ステップ１　１　２）　　。

このモード切り換え指令ＣＯＭに応答して、キーボード
制御ファームウェア４０が、キーボード３０における打
鍵スキャン方式をＮキーロールオーバー方式かあるいは
Ｎキーロックアウト方式かを決定する（ステップ２１２
）。

このステップ２１２で選択されたモードがＮキーロール
オーバー方式であるか否かを判定する（ステップ２１３
）。

ステップ２１３で肯定判定（Ｎキーロールオーバー方式
）ならば、キーボード制御ファームウェア４０によって
Ｎキーロールオーバー方式のキーボード（前述した（ｉ
）の方式）として、キーボード３０の打鍵状態をスキャ
ンする（ステップ２１４）。

また、ステップ２１３で否定判定（Ｎキーロックアウト
方式）ならば、キーボード制御ファームウェア４０によ
ってＮキーロックアウト方式のキーボード（前述した（
ｉ　ｉ）の方式）として、キーボード３０の打鍵状態を
スキャンする（ステップ２１５）　。

これら両ステップ２１４及び２１５のいずれにあっても
、それに続行して、打鍵状態のスキャンによって選られ
た入力キーデータＤＡＴＡＫＥを、キーボード制御ファ
ームウェア４０の制御の下にキーボード３０からホスト
１０に、インターフェースＩＮＦを介して順次送出する
（ステップ２１６）。

他方、アプリケーションプログラム２０の制御下にある
ホス）１０においては、キーボード３０から送られてく
る入力キーデータＤＡＴＡＫＥを取り込む（ステップ１
１３）、この送られてくるキーデータＤＡＴＡＫＥは、
ホスト１０の内部記憶部（例えばＲＡＭで形成される、
但し、図示せず）に順次格納される。

キーデータＤＡＴＡＫＥの送出、格納は順次行われるの
であり、それが完了したか、つまり最終の打鍵データの
取り込みが終了したか否かを判定する（ステップ１１４
）。

ステップ１１４で否定判定ならば、打鍵データの取り込
みは完了していないのであるから、ステップ１１３に戻
って、キーデータＤＡＴＡＫＥを取り込むループ動作を
続行する。

このステップ１１４で、肯定判定となれば、打鍵データ
の取り込みが完了したこととなるので、ループを抜は出
して、次のステップ１１５に制御動作は移行する。この
ステップ１１５では、キーボード３０における打鍵によ
って与えられかつホス）１０の記憶部に格納された入力
キーデータＤＡＴＡＫＥに基いて、アプリケージ璽ンプ
ログラム２０に従った所望の情報処理が行われる（ステ
ップ１１５）。

第３図には、第２図によって選択されたＮキーロックア
ウト方式によるキー操作の順序が示されているフローチ
ャートが示されている。即ち、この制御動作は、第２図
のステップ２１５をより詳細にかつ具体的に示すもので
あり、キーボード制御ファームウェア４０によって制御
される。

先ず、ステップ２１３（第２図参照）の否定判定に続き
、キーボード３０におけるキーマトリク不をスキャンす
る（ステップ３１１）。

そのスキャンの際に、キーボード３０にて打鍵があった
か否かを判定する（ステップ３１２）。

もし、打鍵がなかったならば（否定判定）、ステップ３
１１に戻り、再度キーボード３０のマトリクスをスキャ
ンする。

ステップ３１２において肯定判定ならば、キーボード３
０により打鍵されたことである。いま、打鍵が１キーの
みについて為されたのではなく、複数のキーが続けであ
るいは同時に打たれたものとする。そのため、ステップ
３１１におけるスキャンで得られる打鍵データは複数と
なるので、これら打鍵されたキーをに＋　、　Ｋ２−　
　　　Ｋ　ｎと定義する（ステップ３１３）。

ステップ３１３に続き、打鍵されたキーの数ｎが２以上
（ｎ≧２）か否かを判定する（ステップ３１４）、いま
、前述したように、打鍵キーが複数であったと仮定した
のであるから、このステップ３１４にあっては肯定とな
り、ステップ３１５に制御動作は移行する。

ステップ３１５では、ステップ３１１のスキャンによっ
て得られた打鍵データ（複数）を全て無視する。つまり
、ステップ３１３で定義した打鍵キーを無意味化するの
であり、必要であれば、格納されていた打鍵データを全
て消去する。このステップ３１５の後は、ステップ３１
１に戻り、キーボード３０の打鍵状態を検出するスキャ
ン動作を再開する。

ところで、キーボード３０において一つのキーのみが打
たれたものと仮定する。この場合でも、上述したステッ
プ３１１〜３１４の制御動作は同様である。

但し、打鍵キーが１個であることによりステップ３１３
においては打鍵キーとしてはに１のみが定義される。ま
た、ステップ３１４においては、ｎ＝１であるので否定
判定となり、制御動作はステップ３１６に移行する。

ステップ３１６では、ステップ３１３において定義され
たに１を打鍵キーとして扱う。

しかる後、このに１に対応するキーコードをホスト１０
側に送る（ステップ３１７）、この送られるキーコード
によって、打鍵データが表現される。尚、このステップ
３１７は、第２図に示した打鍵データの送出を行うステ
ップ２１６にて行われるものである。

（発明の効果） 本発明によれば、情報処理装置本体側からアプリケーシ
ョンプログラムに基づいて、Ｎキーロールオーバー方式
及びＮキーロックアウト方式の両機能を切り換え選択さ
せることにより、キーボードでの打鍵処理速度及び入力
の確実性が共に改善された入力制御方式を実現すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る入力制御方式の構成を示すブロッ
ク図、第２図は本発明実施例におけるキーボードの操作
を行うための動作順序を示すフローチャート、第３図は
本発明実施例においてモード設定されたＮキーロックア
ウト方式の場合におけるキー操作の動作順序を示すフロ
ーチャートである。 １０−一−−−情報処理装置本体（ホスト）。 ２０−−−−−アプリケーションプログラム。 ３０−−−−−キーボード。 ４０−−−−−キーボード制御ファームウェア、ＤＡＴ
ＡＫＥ−人力キーデータ、 ＣＯＭ−−−−モードの切り換え指令。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、キーボードの打鍵操作によって情報処理装置に情報
   入力を行うようにした入力制御方式において、前記キー
   ボードを複数のモードに設定可能とするモード設定手段
   と、前記情報処理装置に所望の処理を行なわせるプログ
   ラムを保有する手段と、前記プログラムに応じて前記情
   報処理装置の側から前記モード設定手段にモード設定指
   令を与える手段と、前記モード設定指令に応じて前記キ
   ーボードをモード設定し、そのモードの下で当該キーボ
   ードの打鍵状態を検出して前記情報入力を行う手段とを
   備えることを特徴とする入力制御方式。 ２、前記複数のモードは、Ｎキーロールオーバー方式及
   びＮキーロックアウト方式の二つであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の入力制御方式。