JPS61254600A - α−アミラ−ゼ阻害物質に対するモノクロ−ナル抗体 - Google Patents

α−アミラ−ゼ阻害物質に対するモノクロ−ナル抗体

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JPS61254600A
JPS61254600A JP60094468A JP9446885A JPS61254600A JP S61254600 A JPS61254600 A JP S61254600A JP 60094468 A JP60094468 A JP 60094468A JP 9446885 A JP9446885 A JP 9446885A JP S61254600 A JPS61254600 A JP S61254600A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はα−アミラーゼ阻害物質に対するモノクローナ
ル抗体に関する。
〔従来の技術〕
小麦中には20種を超える蛋白質性のα−アミラーゼ阻
害物質(以下「アミラーゼインヒビター」と称す)が含
まれている。これらのアミラーゼインヒビターは分子の
大きさ及び阻害するアミラーゼの由来により3つのグル
ープに大別される。第一のグループは分子量1.2万ダ
ルトンのものであり、このグループに属するアミラーゼ
インヒビターは昆虫由来のアミラーゼを阻害する。第2
のグループは分子量24万ダルトンで、昆虫及びホ乳類
由来のアミラーゼを阻害する。第3のグループは分子量
6万ダルトンであるが、まだ充分に研究がなされておら
ず、よくわからない部分が多い〔デポンテ、アール等:
セリアル ケミストリー(Deponte、R,et 
al : Cereal Chemistry ) 5
3巻805−819.1976年〕。これらのアミラー
ゼインヒビタ一群は、立体構造上極めてコンノくクトな
型をとっておシ、それが故に極めて熱安定である。例え
ば90℃、1時間加熱してもその活性は失われない。特
に分子量2..4万ダルト/に属するアミラーゼインヒ
ビターは、ヒトの唾液及び膵液アミラーゼを阻害するの
で、小麦粉製品の調理・加工条件は、当該アミラーゼイ
ンヒビター活性を大きく左右し、消化管における全ての
食品の消化吸収に重大な影響をおよぼしているものと考
えられている。一方欧米諸国では小麦およびライ麦に対
するアレルギー金持ち、これらを食すると激しい下痢を
起こす人が数多く知られており、大きな問題となってい
る。このアレルギー性下痢は、上記アミラーゼインヒビ
ターによるものではないかとの研究が発表された〔スト
口メイヤー、デー。
エッチ、:ニュートリツション リポート、インターナ
ショナル(Strumeyer、D、H,: Nutr
itionReport、 Internationa
l ) 1巻(5号)、第45頁1972年〕。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、小麦粉製品の調理加工中におけるアミラーゼイ
ンヒビターの状態を追跡できれば、該小麦粉製品の消化
吸収に対する最良の加工状態を知ることができる。
また、小麦種子中のアミラーゼインヒビターの追跡は、
品種改良の面からも重要である。すなわち、アミラーゼ
インヒビタ一群は小麦には含量の少ない必須アミノ酸を
バランスよく含むこと、更に昆虫による被害を昆虫のア
ミラーゼを阻害することによって最少限におさえている
と考えられることから重要である。従ってアミラーゼイ
ンヒビターの存在量は、小麦の品種改良に欠くべからざ
る指標となり得る。
通常、アミラーゼインヒビターの測定は、アミラーゼ活
性を測定する系の中に該インヒビターを加え、アミラー
ゼ活性がどの程度低下するかによシ逆算される。しかし
ながら、この方法は操作が複雑で測定誤差が大きく、し
かも結果を得るのに長時間を要するという欠点を有する
。従って、上記目的のために簡便且つ正確なアミラーゼ
インヒビターの測定手段の開発が望まれている〇〔問題
点を解決するための手段〕 上記実状に鑑み本発明者はアミラーゼインヒビターの実
用的な測定手段を見い出すべく種々検討した結果、その
測定を可能ならしめるアミラーゼインヒビターに対する
モノクローナル抗体を見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は小麦由来のα−アミラーゼ阻害物質
に対して特異的であることを特徴とするモノクローナル
抗体を提供するものである。
本発明のモノクローナル抗体には、ハイブリドーマ細胞
系HAWAI−1,1(AWAI −2又は1(AWA
 I −3がそれぞれ産生ずるAWAI −1、AWA
I −2およびAWAI−3の3株類が含まれ、これら
はいずれも免疫グロプリンタラス臥IgGxに属するも
のである。
本発明のモノクローナル抗体は、〕・イブリドーマ細胞
系HAWAI−1、I(AWA I −2又はI(AW
AI−3の培養上清から、あるいはこれらの細胞系を腹
腔内に投与され九マウスの腹腔液又は血清から採取する
ことKより製造される。
本発明モノクローナル抗体を産生ずる〕・イブリドーマ
細胞系は、抗原として分子量(ゲル濾過法)24.00
0であり、ポリアクリルアミドゲル電気泳動において移
動度0.53を示すアミラーゼインヒビター(以下r 
O,53−インヒビター」と称す)を用いて動物を免疫
し、その動物から採取した牌細胞とマウスミエローマ細
胞とを融合させることによシ得られる。
抗原である前記0.53−インヒビターは前出等の方法
〔前出等:アグリカルチエラル アンドバイオロジカル
 ケミストリー(Agriculturaland B
iological Chemistry ) + 4
1巻、第2873−2875頁、 1982年〕に従っ
て小麦より単離される。
0.53−インヒビターを抗原とする牌細胞を採取する
には、マウス等の動物を0.53−インヒビターで免疫
し、その動物の膵臓から採取するととにより行なわれる
。免疫は、抗原とフロイント完全アジュバントとの混合
物を皮下注射し、免疫を増強するために3週間後に再度
皮下注射し、更に2週間後に抗原を静脈注射することに
より行なわれる。牌細胞の採取は、最終投与の3日後に
動物を層殺し、摘出した膵臓より分離することにより行
なわれる。
マウスミエローマ細胞としては、P−8−NS−1/1
−Ag4−1株又はこの株を継代培養したものが用いら
れる。継代培養は、例えば10チウシ胎児血清を含むR
PMI 1640培地を用い、炭酸ガスインキュベータ
にて37℃付近で行なわれる。
細胞融合は、前記の牌細胞とミエローマ細胞とを、例え
ばケーラー、ジー、  (Koehler、 G、)及
びミルシュタイン、 シー 、  (Milstein
、 C,)が確立した方法〔ネイーy−ヤ−(Natu
re ) 、 256巻、第495頁、 1954年〕
K準じて融合させることKより行なわれる。すなわち、
ミエローマ細胞と牌細胞とをl:10の割合でRPMI
 1640培地に懸濁させ、これにポリエチレングリコ
ールを添加し、おだやかに攪拌することにより融合せし
める。ポリエチレングリコール等を除去して融合細胞懸
濁液を作製し、これを培養した後、細胞性放射免疫法(
cellular radio immunoassa
y lにて抗体産生株を選択する。
更に目的とする抗体産生細胞のみを単離するには、希釈
法によるクローニングを繰り返して、1つのクローンか
ら発生した全てのシングルクローンが抗体産生である様
にすることにより行なわれる。
斯くして得られたハイブリドーマ細胞系には前記本発明
のモノクローナル抗体AWAI−1、AWA I−2又
はAWA I −3をそれぞれ産生ずる3種類の細胞が
存在する。これらのハイブリドーマ細胞の特性は以下の
通りである。
■ 3種類ともに、P−3−MS−1/1−Ag4−1
 マウスミエローマ細胞とマウスWI1m胞を融合させ
た雑種細胞である。
■ 3種類ともにHAT培地で増殖可能である。
■ 3種類ともにRPMI−1640培地(10チウシ
胎児血清補添)で増殖可能であり、この培地でのdou
bling time (細胞が2倍に増殖するのに要
する時間)は約24時間である。
■ 3種類ともに■の培地に懸濁させた状態で一80℃
以下で凍結保存可能である。
■ 3種類ともに■の培地に懸濁させ、37℃で長期継
代培養可能である(植え継ぎ周期は約4日)。
■ 3種類ともにマウス(Ba1b / c )の腹腔
内にて縫代培養可能である(植え継ぎ周期は約3週間)
■ 3稽類の細胞は0.53−インヒビターとクロスす
る免疫グロブリンIgG1に属するモノクローナル抗体
AWA I−1、AWA I −2およびAWAI−3
をそれぞれ永久的に産生ずる。
以上の特性を有する3種類の細胞は、AWA I −1
を産生ずる細胞をHAWA I−1、AWAI−2を産
生ずる細胞をI(AWA I −2、AWAI−3を産
生ずる細胞をHAWAI−3と命名し、通商産業省工業
技術院微生物工業技術研究所に寄託すべく手続を行った
が、受託を拒否された(寄託受託拒否通知番号6o微寄
文第484号、同第485号、同第486号)。
尚、これらの細胞は出願人において譲渡可能な状態で保
管しである。
抗体産生細胞HAWA I−1、HAWAI−2又はH
AWAI−3から本発明のモノクローナル抗体AWA 
I−1、AWA I −2又はAWAI−3を製造する
方法としては以下の方法が挙げられる。
alHAWAI−1、HAWA I −2又はHAWA
I−3を栄養培地中で培養して、その上清から採取する
方法。
bl  HAWAI−1%HAWA I−2又はHAW
AI−3をマウス腹腔内に投与して腹腔内で増殖させ、
腹腔液又は該マウスの血清から採取する方法。
就中、目的抗体の収量の面からb)における腹腔液から
採取する方法が好ましい。当核腹腔内で増殖させて腹腔
液から本発明モノクローナル抗体を採取する方法は、例
えば以下の如くして実施される。
HAWA I−1、HAWAI−2又はHAWAI−3
をマウス腹腔内に投与して約3週間後、腹腔内に貯溜し
た腹腔液を採取し、得られた腹腔液から遠心分離、透析
等の手段によりモノクローナル抗体AWAI−1、AW
A I −2又はAWAI−3が分離・精製される。
得られた本発明モノクローナル抗体AWA I−1、A
WAI−2及びAWAI−3は以下の如き性質を有する
■ AWAI−1、AWAI−2及びAWAI−3dい
ずれも免疫グロブリンクラスがIgG1に属する。
免疫沈降反応法(オフタロニー法)により、本発明抗体
はいずれもウサギ抗マウスIgM、IgGza 、 I
gGgbと反応せず、ウサギ抗マウスIgGtとのみ反
応する。
@  AWAI−1、AWAI−2及びAWAI−3は
いずれも抗F(abl’と反応するが、その反応性mW
AI−3)AWAI−2)AWAI−1の順である。
θ AWA I−1、AWAI−2及びAWAI−3は
いずれも0.53−インヒビターに対し高い親和性を示
す(結合阻害実験法)。
〔作用及び発明の効果〕
本発明のモノクローナル抗体は、アミラーゼインヒビタ
ーに対し特異的であることから、小麦製品中のアミラー
ゼインヒビター測定用材料として極めて有用である。更
に小麦種子中のアミラーゼインヒビターの測定を容易な
らしめれば、その品種改良の面からも極めて有用である
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 ■抗原(0,53−インヒビター)の調製:これは、前
出等の方法〔アグリカルチュラルアンド バイオロジカ
ル ケミストリー(Agri−cultural an
d Biological Chemistry )、
 41巻。
2873−2875ページ、 1982年〕にしたがっ
て行った。小麦粉1kgをIOAの水で抽出し、上澄を
凍結乾燥した。凍結乾燥粉末を5倍量の水に溶解し、7
0℃で30分間加熱処理し、熱に不安定な蛋白質を除去
した。得られたアミラーゼインヒビター含有上澄にエタ
ノール(99,91)を攪拌しながら3℃において加え
、エタノール濃度が60俤になるようにした。この濃度
で不要蛋白は沈澱する。アミラーゼインヒビタ一群は上
澄に残っているので・更にエタノールを加え、最終濃度
が90チになるようにする。この濃度でアミラーゼイン
ヒビターは沈澱する。沈澱物を遠心機にて集め、カラム
クロマトグラフィーの出発物とする。第1段のカラムク
ロマトは、セファデックスG−75(Z7X70mJ上
で行う。緩衝液は、25mM酢酸ナトリウム−酢酸、p
H4,6である。0.53−インヒビター含有区分は2
つ目の大きなピークとなりカラムから溶出する。このピ
ーク更に同一緩衝液で平衡化したCMセファロースCL
−6B  (λ7X30tM)上において、0より0.
3Mの塩化ナトリウムのグラジェントでクロマトすると
、塩化ナトリウム濃度0.1Mのところで0.53−イ
ンヒビターは溶出する。このインヒビターは、7tsポ
リアクリルアミドゲル−気泳動上で、トリス−塩酸緩衝
液pH9,5の条件下で、色素ブロムフェノールブルー
を1としたとき0.53の移動度を示す1本のバンドと
して検出された。
■免疫 Ba、lb / c−rウス(♀25?)に、70イン
ド完全アジユバントに溶解させた30μ2の抗原(0,
53−インヒビター)を皮下注射する。3週間後に同様
の皮下注射を行ない、更に2週間後30μ?の0.53
−インヒビターを静脈に注射した。
最終投与の3日後に牌細胞を採取し、細胞融合に用いる
細胞を得た。
■細胞融合のためのミエローマ細胞の調製マウスミエロ
ーマ細胞P−3−MS−1/1−Ag4−1は、10c
sウシ胎児血清を含むRPMI 1640培地(日永製
薬■製)を用い、95チ空気及び5チ炭酸ガスを含む気
流を流した炭酸ガスインキュベーターにて37℃で継代
培養した。
■細胞融合 ケーラー及びミルシュタインが確立した方法(クーラー
s G e及びミルシュタインC:ネイチェアー(Na
ture ) 、 256巻、495ページ、1975
年)に準じ、ミエローマ細胞2X10’個と上述した方
法で得られた牌細胞2X10’個をRPMI 1640
培地に37℃で懸濁させ、1−の50%ポリエチ  細
し/クリコール(ポリエチレンクリコール4000 、
   ンメルク社製)f、1分間にわたりピペットの先
端で  細細胞を軽く攪拌しながら県別する。添加後更
に1  二分間ゆっくり攪拌する。ウシ胎児血清を含ま
ない  の10rnlのRPMI 1640培地をゆっ
くり加えてポリ  てエチレングリコールを希釈し、室
温にて400×  て?で5分間遠心分離を行ない、上
清を捨てる。約  H80rnl+7)10%RPMI
 1640培地を細胞ペレット  たに直接注ぎながら
ピペットで攪拌し、細胞懸濁液  ■をつくる。2X1
0’個/rnlの肺臓細胞を含む懸濁液f:24穴のカ
ルチャープレートにIWllづつまき、  し95チの
空気−5−の炭酸ガスよ抄成る混合気流  の中で、炭
酸ガス培養器を用いて24時間培養した  し後、それ
ぞれのウェルに1dのHAT培地を加え  腔る。培養
後10〜14日後に残存するクローンに  滴つき、目
的とする抗体産生株のアッセイを細胞性  を放射免疫
法(cellular radio immunoaa
say )で行  得なう。抗体産生株を含むウェル内
容物を、HAT   に培地で希釈して96穴プレート
にまき目的とする  す胞のクローニングをくり返し行
った。クローニゲは希釈法を用い、1ウエルあたり1個
の融合胞が含まれるようにした。この様にしてクローン
グを繰り返し、1つのクローンから出た全てシングルク
ローンが抗体産生であるときをもつ、クローンが確立さ
れたとした。このようにし、0.53−インヒビターに
対する抗体産生細胞AWA I−1、HAWAI−2及
び)(AWAI−3株を得抗体の製法 マウス腹腔内での継代培養又は組織培養で継代たHAW
AI−1,HAWAI−2又はHAWAI−3株細胞約
10″ケを、あらかじめプリステンを投与たマウスの腹
腔内に投与する。約3週間後、腹内に貯溜した腹腔液を
採取し、ヘパリンを数滴下して攪拌する。2000 r
pmで5分間遠心分離行ない血球及び雑種細胞を除き、
上清液を得る。
られた腹水上清液に硫酸ナトリウムを161横なる様に
加え、攪拌後37℃にて45分間保持る。次いで500
0rpmで遠心分離し、目的とする抗体の沈澱物を得る
。これを生理食塩水に溶解  −3はしさせ、透析膜に
て生理食塩水に対して透析処理を  属する。
行ない、抗体の生理食塩水溶液を得た。      実
施例2寿施例2                  
    H11■−IAWA I−1、AWAI−2及
びAWAI−3の免疫グ  ンとAWクロリンクラス 
                  親ミコ上記抗体
を免疫沈降反応法(オフタロニー法)   HAWAI
により1チアガロース上で各徨標品免疫グロブリ  上
清にてンと反応させた。その結果を第1表に示す。  
  て、うう抗マづ 2表C (abl’J 培養器 養土n いる。
表中、+は反応陽性を、−は反応陰性を示す。
第1表より、AWA I −1、AWAI−2及びAW
A I)ずれも免疫グロブリンクラスがIgGtに=標
識されたウナギ抗マウス免疫グロプリ配I−1、AWA
 I−2及びAWA I −3との反応性二ローマ細胞
培養液(対照)及び融合細胞−1、HAWA I −2
及びHAWA I −3の培養液)き、その存在する免
疫グロブリンについジオ イミュノアッセイ法(12S
 工標識つサ□スF(ab)’使用)を用いて調べた。
結果は声とおりである。融合細胞上清液のみ抗反応性を
示した。これは親ミエローマ細〔中には抗体としてのI
gGは存在しないが、を中にはIgGが産生されている
ことを示し以下余白 実施例4 )IAWA I−1、HAWAI−2及びHAWA I
−3のモノクローン細胞性 クローニングを3回繰り返し得られたHAWAI−1、
)IAWAI−2及びHAWAI−3系列の細胞を各7
個のウェルにまきそれぞれの培養上清のIgGの存在を
+ts 1標識ウサギF(abl’を用いて調べた。結
果を第3表に示す。その結果、全てのウェルでIgG抗
体の産生が認められた。
実施例5 抗体AWA I−1、AWA I−2及びAWA I 
−3と抗原である0、53−インヒビターとの親和性得
られた抗体の抗原に対する親和性は、細胞性ラジオ イ
ムノアッセイ法により調べた。細胞性ラジオ イムノア
ッセイ法には、結合阻害測定法(binding 1n
hibition assay ) t#用い、長谷ら
の方法〔プラント アンド セルフイジオロジー(Pl
ant and Ce1l Physiology )
 、 24巻、 1143ページ、 1983年〕に準
じて行った。即ち、抗原である0、53−インヒビター
を1 In+//Illになるように生理食塩水に溶解
した。この抗原溶液を3.9.27.81、・・・と3
倍づつ希釈し、各々の希釈液25μ形をウェルに分注し
、AWA I−1、AWA I−2及びAWA I −
3の培養上清を25μ!加え、3℃で24時間イ/キュ
ペ、=ジョンした。次いで長谷らの方法(プラント セ
ル フィジオロジー。
24巻、 1143ページ、 1983年)に準じて調
製した羊赤血球結合0.53−インヒビター50〃lヲ
加え、3℃で1時間インキュベーションした。
遠心分離で羊赤血球を沈降させ、リン酸緩衝生理食塩水
で3回洗滌して遊離の抗体を除去し、次いで2次抗体で
ある121 ■標識ウサギ抗マウスF(ab)’溶液5
 Q p13  (300,000cpm )を加える
。3℃で1時間インキュベーションし、遠心分離した後
、上述のごとくリン酸緩衝生理食塩水で3回洗滌する。
羊赤血球−抗原に結合した抗体量(アイソトープ量)を
γ−カウンターで測定した。結果を第1図〜第3図に示
す。
実施例6 抗体AWA I−1、AWA I −2及びAWA I
 −3の異種蛋白に対する交叉性 マウス腹水より調製した抗体(10FR9)を、2−の
ブロモシアンにより活性化セファロース(ファルマシア
社)に結合させ、アフィニティーカラムを作製した。こ
のカラムに小麦水抽出物を流し、25mM)リス−塩酸
緩衝液、pH7,5,で洗滌後、0,1M酢酸緩衝液(
含IM食塩)で、カラムに結合した蛋白を溶出した。こ
の溶出蛋白を、前   □述のポリアクリルアミド電気
泳動法で解析したところ、0.53−インヒビターと共
に、0.19−10.36−及び0.38−インヒビタ
ーが検出された◇μ上の結果は、得られた3種のモノク
ローナル抗体に対して、0.19−10.36−10.
38−及び0.53−インヒビターが同一抗原部位を有
する事を示している。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、AWA I−1、AWA I −2
又はAWAI−3を用いた場合における抗原蛋白(0,
53−インヒビター)の希釈倍率と羊赤血球結合0.5
3−インヒビターに結合し九抗体量(アイソトープ量)
との関係をそれぞれ示す図面である。 以上 Izsl(cpm) 賃 手続補正書(自発) 昭和61年゛ 2月 4日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、小麦由来のα−アミラーゼ阻害物質に対して特異的
    であることを特徴とするモノクローナル抗体。 2、免疫グロブリンクラスがIgG_1に属するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載のモノクローナル抗体。 3、小麦由来のα−アミラーゼ阻害物質が、分子量(ゲ
    ル濾過法)24,000であり、ポリアクリルアミドゲ
    ル電気泳動において移動度0.53を示すものである特
    許請求の範囲第1項記載のモノクローナル抗体。 4、小麦由来のα−アミラーゼ阻害物質によつて免疫さ
    れたマウスから採取される脾細胞と動物ミエローマ細胞
    とを融合させて得たハイブリドーマ細胞系HAWAI−
    1、HAWAI−2又はHAWAI−3が産生するもの
    である特許請求の範囲第1項記載のモノクローナル抗体
JP60094468A 1985-05-01 1985-05-01 α−アミラ−ゼ阻害物質に対するモノクロ−ナル抗体 Granted JPS61254600A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63247661A (ja) * 1987-04-02 1988-10-14 Nisshin Flour Milling Co Ltd アミラ−ゼインヒビタ−の定量方法

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BIOCHIM.BIOPHYS.ACTA=1985 *

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