JPS6125245Y2 - - Google Patents

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JPS6125245Y2
JPS6125245Y2 JP1985092181U JP9218185U JPS6125245Y2 JP S6125245 Y2 JPS6125245 Y2 JP S6125245Y2 JP 1985092181 U JP1985092181 U JP 1985092181U JP 9218185 U JP9218185 U JP 9218185U JP S6125245 Y2 JPS6125245 Y2 JP S6125245Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [概要] フオトマスクのパターン検査装置であつて、例
えばプリント板等を作成する際に用いるフオトマ
スクのパターンの欠陥の検査装置に関する。
[産業上利用分野] 一般にプリント基板は、フオトレジストを施し
た銅張基板にプリント板パターンを有するフオト
マスクを密着して露光した後、エツヂング処理等
を経て完成する。従つて1板のフオトマスクを基
に多数のプリント板が作成される場合があり、完
成したフオトマスクが所定のパターン形状および
パターン幅を有しているかを検査する作業は重要
である。
[従来の技術] 従来このようなフオトマスクの検査を自動的に
行う方式としては例えば本出願人による特願昭53
−133610号に示されるものがある。この方式は例
えば第1図に示すようなプリント板パターンを検
査する場合に、リード部1の線幅、またはランド
2の大きさが規定値になつているか否かを測長す
るに際し、リードが走つている方向を自動的に判
別し、常に該リードが走つている方向に直角な方
向でリード線幅を測長することを可能にした。即
ち、該方式は被検査試料のパターン面を光ビーム
により走査して、パターン状態を読出し、記憶装
置へ記憶した後、この記憶装置の内容を読出し、
前記パターン状態を検査するパターン検査方式で
あつて、前記被検査試料のパターンを複数の角度
方向に分離して読出す手段と、この読出されたパ
ターン情報を各角度方向に分離して記憶する複数
の記憶領域を有し、各領域毎に記憶されているパ
ターンの走行方向に直角にパターン幅を測長し、
該測長値を予め設定されている最大および最小線
幅基準値と比較し、測定された線幅が許容範囲内
にあるか否か検査し、該検査の結果にもとづき該
パターン面のブロツクごとに欠陥の有無を表示す
るものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来の検査方式は該パター
ン上の各ブロツクごとに、いずれのパターン方向
であるかを問わず欠陥の存否を指示するのみであ
るから、該パターンの欠陥を修正する工程におい
て修正箇所を見つけるために指示された欠陥ブロ
ツク内をすべてのパターン方向について一様に探
索しなければならない。従つて、フオトマスクの
パターンがきわめて微細なものもあり得ることを
考慮すれば該探索はなおかなりの手数を要し、修
正箇所の発見を効率的に行えないという問題点が
あつた。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するための手段は、フオトマ
スクのパターンエツジの角度成分を分離し、測長
検査を行い、パターン面をブロツク化して欠陥を
表示する際に、各測長方向ごとに欠陥ブロツクを
記憶し、該記憶にもとづき各測長方向ごとの欠陥
情報を表示させ、該表示にもとづいて当該測長方
向についての欠陥観察を行うようにした点にあ
る。
[作用] 本考案によれば、フオトマスクのパターン面を
ブロツク化して欠陥を表示する場合に、該ブロツ
ク内の欠陥の存在を表示するだけでなく、該欠陥
の存在するパターンの方向が識別可能な方向で表
れているパターンの走行方向に直角にパターン幅
を測長し、該測長値を予め設定されている最大お
よび最小線幅基準値と比較し、測定された線幅が
許容範囲内にあるか否か検査し、該検査の結果に
もとづき該パターン面のブロツクごとに欠陥の有
無を表示することができる。
[実施例] 以下、本考案を実施例により添付図面を参照し
て説明する。
第2図は本考案の全体構成図、第3図は実施例
の構成図である。第2図におけるレーザ光源3か
らのビームはガルバノミラー4、走査レンズ5を
経由してステージ7上の被検査試料6のパターン
に投射された後、光検出器9と10によりパター
ン縁方向の角度が検出され、更にパターン角度検
出回路11とパターン縁信号メモリ回路12によ
り2値化信号として記憶される。その後は、第3
図のパターン幅測長回路13乃至15、欠陥情報
メモリ17乃至20、出力制御装置21を経て、
XYレコーダ22により欠陥が表示される。上記
第3図において、パターン幅測長回路13乃至1
5は検査部を、欠陥情報メモリ17乃至20は記
憶部を、XYレコーダ22は出力部を、出力制御
装置21は出力制御部を、それぞれ構成する。第
2図においてレーザ光源3よりのレーザ・ビーム
をガルバノミラー4の如き光偏光手段により周期
的に偏光させて、走査レンズ5を通して所定の測
定方向に移動するステージ7に載置された被検査
試料6のパターン上に投射する。被検査試料6か
らの透過光を集光レンズ8を通し、走査方向のパ
ターン線幅を検出するために、透過光のうちパタ
ーンによつて遮光された部分の長さを検出する為
の光検出器9およびパターン縁走行方向と走査方
向との角度を検出する角度検出用光検出器10に
入射させる。
すなわち、光検出器9を中心にして複数の検出
器をリング状に密接して配置した光検出器8の構
成とすれば、光検出器9は通常の検出器と同様に
被検査パターンの透明、不透明をそのまま検出す
るので、読み取られた情報はパターンデータとな
る。
光ビームがパターン縁を通過した時、パターン
縁に直角方向、すなわちパターン縁が走つている
方向と直角方向に光が回折する現象が生じるの
で、その回折方向に配置された角度検出用光検出
器10が、これを受光してパターン縁の走行方向
の角度を検出することができる。
次に、第3図の実施例により更に詳細に説明す
る。パターン縁を通過した光は回折して、パター
ン縁に直角な方向に広がる性質を持つている。従
つて、光検出器9の周囲に複数の光検出素子を扇
形に配置して角度検出用光検出器10を構成し、
これで回折光を受光し、パターン縁信号を4つの
角度成分(0゜、45゜、90゜、135゜)に分離す
る。
角度検出用光検出器10のA,A′に配置され
た光検出素子からの出力はパターン角度検出回路
11のコンパレータ11−1に入力され、コンパ
レータ11−1の出力はパターン縁信号メモリ回
路12に導かれて、一定のタイミングでメモリ回
路12−1へ順次“1”、“0”の2値化された信
号として記憶される。このメモリ回路12−1に
記憶された内容は、0゜方向に走つているパター
ンのパターン縁信号となる。
角度検出用光検出器10のB,B′に配置されて
いる光検出素子からの出力はコンパレータ11−
2に入力され、コンパレータ11−2の出力はパ
ターンメモリ回路12−2に導かれて、45゜方向
にパターンが走つているパターン縁の信号として
記憶される。
同様に、C,C′およびD,D′に配置された光
検出素子からの出力はそれぞれコンパレータ11
−3、11−4に入力され、この出力はメモリ回
路12−3、12−4に導かれて、90゜、135゜
方向に走つているパターンのパターン縁信号を記
録する。
光検出器Eからの出力は試料パターンの透明、
不透明をそのまま示したもので、パターンデータ
メモリ12−5に記録される。
次にパターン幅測長回路13はパターン縁信号
メモリ12−1の内容およびパターンデータ・メ
モリ12−5の内容から0゜方向に走つているリ
ードの線幅を測長し、該線幅が所定の許容範囲に
入つているかどうかを検査し、該線幅が許容範囲
外の場合は欠陥情報信号を欠陥情報メモリ17に
送出する。欠陥情報メモリ17は該欠陥情報をフ
オトマスクのパターン上のブロツクごとに別々の
アドレスに記憶する。
同様にしてパターン幅測長回路14,15,1
6はそれぞれ45゜、90゜、135゜方向に走つてい
るリードの線幅を検査し、該線幅が許容範囲外で
ある場合は各方向ごとの欠陥情報信号を各々欠陥
情報メモリ18,19,20に送出し、外欠陥情
報メモリ18,19,20は該欠陥情報を上記と
同様にフオトマスクのパターン上のブロツクごと
に別々のアドレスに記憶する。
各々の欠陥情報メモリ17ないし20の出力か
ら各リード方向の欠陥情報信号が出力制御装置2
1に印加される。出力制御装置21は該欠陥情報
信号にもとづき各リード方向ごとの欠陥の存在
を、各リード方向により相異なる記号、例えばそ
れぞれ0゜、45゜、90゜、135゜方向のリードに
おける欠陥を〇、×、△、□等により表示するよ
うにXYレコーダ22を制御する。XYレコーダ2
2にはフオトマスクのパターン面のブロツクを示
す格子線が印刷された記録用紙が装着され、該制
御にしたがつて上述の記号が書込まれる。第4図
に該記録用紙および該記録用紙に書込まれた表示
記号の一実施例を示す。なお、上述においては各
リード方向ごとの欠陥を互に相異なる記号により
区別できるように表示したが、これは例えば各リ
ード方向ごとに相異なる色彩の記号等によつて区
別することも可能である。
このような欠陥表示にもとづきフオトマスクの
パターンの欠陥箇所を見つける手順は次の通りで
ある。第5図aにおいて斜線を施したブロツク5
0内に欠陥があり、該欠陥がリード方向0゜のパ
ターンについて存在することが表示されておれば
(例えば〇記号)、第5図bの黒ぬり部のパターン
のみを注目することにより欠陥部分51を発見す
ることができる。もしブロツク50内の45゜方向
のリードについて欠陥が存在することが例えば×
記号で示されておれば、第5図cの黒ぬり部のパ
ターンのみを注目することにより欠陥部分52を
発見することができる。
[考案の効果] 本考案によればフオトマスクのパターンの欠陥
を該欠陥の存在するパターンの方向ごとに分けて
表示するから、該欠陥の修正工程において表示さ
れた方向のパターンのみを注目すれば修正箇所が
発見できるため、修正箇所の発見がきわめて容易
に行なえ、かつ修正箇所の探索に要する手数が少
くてすむのでフオトマスクの生産価格が低下し好
都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を説明するためのプリン
ト板パターンの一例を示す図、第2図は本考案の
全体構成図、第3図は本考案に係るパターン検査
装置の実施例の構成図、第4図は本考案に係るパ
ターン検査装置により作成された欠陥マツプの一
例を示す図、第5図は本考案のパターン検査装置
を説明するためのフオトマスクのパターンの欠陥
ブロツク部分の概略的拡大図である。 1……リード部、2……ランド部、3……レー
ザ光源、4……ガルバノミラー、5……走査レン
ズ、6……被検査試料、7……ステージ、8……
集光レンズ、9……表検出器、10……角度検出
用光検出器、11……パターン角度検出回路、1
2……パターン縁信号メモリ回路、13,14,
15,16……パターン幅測長回路、17,1
8,19,20……欠陥情報メモリ、21……出
力制御装置、22……XYレコーダ、50……欠
陥ブロツク、51,52……欠陥部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フオトマスクのパターンエツジの角度成分を分
    離し、該分離した角度成分毎にパターン幅の測長
    検査を行なつて、パターンの欠陥の有無を検査す
    る検査部と、各測長方向毎で、且つ該フオトマス
    クのパターン面を複数個に分割した各ブロツク毎
    に、該欠陥の有無を記憶する記憶部と、該各ブロ
    ツク毎の欠陥の有無を出力する出力部と、該記憶
    内容に基づいて各測長方向毎に夫々異なる態様で
    前記欠陥の有無を出力するよう該出力部を制御す
    る出力制御部とを具備して成るフオトマスクのパ
    ターン検査装置。
JP1985092181U 1985-06-20 1985-06-20 フオトマスクのパターン検査装置 Granted JPS6115732U (ja)

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JP1985092181U JPS6115732U (ja) 1985-06-20 1985-06-20 フオトマスクのパターン検査装置

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JPS6115732U JPS6115732U (ja) 1986-01-29
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