JPS61251687A - ジメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキシアニリド誘導体およびその塩 - Google Patents

ジメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキシアニリド誘導体およびその塩

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JPS61251687A
JPS61251687A JP60089506A JP8950685A JPS61251687A JP S61251687 A JPS61251687 A JP S61251687A JP 60089506 A JP60089506 A JP 60089506A JP 8950685 A JP8950685 A JP 8950685A JP S61251687 A JPS61251687 A JP S61251687A
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Yasuyata Nitta
新田 耕弥太
Kensuke Shibata
健介 柴田
Hoko Takayanagi
高柳 法康
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なジメチル−5,6−シヒドロイミダゾ(
2,t−b〕チアゾール−2−カルボキシアニIJド誘
導体、更に詳細には、優れた免疫調節作用を有する次の
一般式(I) 原子、臭素原子、ヨウ素原子、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基又はニトロ基を示す)又は又はトリフルオロ
メチル基をs  R5はハロゲン原子、水酸基、低級ア
ルコキシ基又はトリフルオロメチル基を示す)を示しs
 R1及びR2は同−又は異って、水素原子又は低級ア
ルキル基を示す。基CHsは5又は6位に置換すること
を意味する) で表わされるジメチル−5,6−シヒドロイミダゾCz
、1−b)チアゾール−2−カルホキシア= IJド誘
導体およびその塩に関する。
〔従来の技術〕
従来、イミダゾチアゾール骨格を有する多くの化合物が
合成されており、例えば次式 で表わされるイミダゾ[2、x−b)チアゾール誘導体
(レパミゾール)が免疫調節作用を有することが報告さ
れている(M独公開特許第2340632号)。
また、式 (式中、R・はC1〜Csのアルキルスルホニル又はフ
ルオロフェニル、トリフルオロメチルフェニル又はトリ
メテルフェニルを示すが、同時に水素ではない、あるい
はRtsおよびR14はそれらが結合する窒素原子と一
緒罠なってシス−ジメチルピロリジンを形成する、RI
OはC1〜C3のアルキル又はフェニル、all及びR
lmは独立に水素又はCl−C4のアルキル基を示す) で表わされるイミダゾ(2,1−b)チアゾール誘導体
〔米国特許第4224334号、ジャーナル・オブ・メ
デイシナルeケミストリー(J、Med。
Chem、 ) 2土、604−609(I981))
及び式 C式中、Rlsは置換された又は無置換のフェニル基又
はす7タリル基を示す) で表わされる5、6−シヒドロイミダゾ〔2,1−b)
チアゾール誘導体(%開昭57−169490号)が抗
炎症作用を有することが報告されている。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者らは、種々のイミダゾ(
z、t−b:]チアゾール誘導体を合成し、その生理活
性を検討した結果、特定の置換基を有する上記(I)式
で表わされる新規なジメチル−5゜6−シヒドロイミダ
ゾ〔z、x−b)チアゾール−2−カルボキシアニリド
およびその塩が優れた免疫調節作用を有することを見出
し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、(I)式で表わされるジメ塩を提
供するものである。
本発明において、(I)式中、Rで表わされる基の好ま
しいものとしては、例えば次のものが挙げられる。
また、基−CH,はイミダゾチアゾール骨格の5又は6
位に置換するが、就中−〇H,基が6位に置換した3、
6−シメチルー5,6−シヒドロイミダゾC2s t 
−b )チアゾール−2−カルボキシアニリド誘導体が
好ましい。
本発明化合物(りの塩類としては、薬学的に許容される
塩、例えば塩酸塩、硫酸塩、炭酸塩1硝酸塩・臭化水素
酸塩、リン酸塩、スルホン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、
酒石酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、
アスパラギン酸塩等の無機酸塩又は有機酸塩が挙げられ
る。
また、本発明の(I)式の化合物及びその塩は結晶水を
もってもよく、これらの水和物は何れも本発明の範囲に
含まれるものである。
本発明化合物(I)は、例えば次の反応式に従って、(
■)式で表わされるアミドに(III)式で表わされる
イミダゾリジン−2−チオンを反応させることにより製
造される。
(n)      (I) (I) 1式中、8%R1及びRtは前記の意味を有する)本反
応は適当な不活性溶媒中行うのが好ましく、溶媒として
は、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、アセトン、
メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル
、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、クロロ
ホルム、水、などが用いられる。
反応温度は、−5℃〜100℃、好ましくは20℃〜8
0℃であり、1〜6時間の反応により高収率、高純度で
本発明の化合物を得ることができる。
このようにして得られる塩酸塩から遊離の一般式(I)
の化合物を得るためには、塩基、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム、アンモニアなどの無機塩基、ピリ
ジン、トリエチルアミンなどの有機塩基で処理すればよ
い。また他の塩類に導びくためには、相当する酸、例え
ば硫酸、炭酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、スルホン酸
、酢酸、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、グル
タミン酸、アスパラギン酸などで上記塩酸塩あるいは遊
離の化合物を処理すればよい。
本方法の原料として使用される(…)式の化合物は、例
えば、次の反応式に従って、ジケテン(■)にアニリン
類(v)を反応させて(M)式の化合物となし、次いで
これをスルフリルクロリド〔ケミカル・アブストラクツ
(Chemlcal Abstracts ) 1g。
43(I925);同74 、42102 t(I97
0)]又はクロロコハク酸イミド等でクロル化すること
によシ製造される。
(It/)      m       (M)(II
) 1式中、Rは前記の意味を有する) また、もう一つの原料化合物(III)は、例えばオー
ガニック・シンセシス(Org、 5ynth、 )、
Co11゜3.394頁に記載の方法に従って、次の方
法で(融点=98〜99℃) (融点=116℃) (融点:198℃) 〔作用〕 次に、本発明化合物(I)及びその塩の薬理効果につい
て説明する。
試験例1 マウス牌細胞を用いた試験管内プラーク形成細胞応答に
対する作用: BALB/Cマウスの牌細胞I X 10’ 個を羊赤
血球(IXIO’)及び供試化合物(0,2または1μ
?/−)と共に、10%牛脂児血清を含むRPMI−1
640培地にてCo鵞インキュベーター(37℃)中5
日間培養し〔ミシエル。
の変法〕、出現するプラーク形成細胞数をイエルネ・ア
ンド−ノルディン(Jerne andNordin 
)の方法〔サイx ンx (5cience )140
:405(I963))で測定した。その結果を表1に
示す。
表1 (注)「−」は測定しなかったことを意味するc以下間
じ)。
レパミゾールが増強活性を示すには20μ2/ゴ前後の
濃度を要する本試験において、本発明化合物は0.2な
いし1μf/−の低濃度で明らかな活性を示した。一方
比較化合物1及び2では明らかな活性は認められなかっ
た。
試験例2 マウス牌細胞または胸腺細胞を用いた試験管内リンパ球
幼若化反応に対する作用: B A L B / Cマウス(7)牌細胞(IXIO
’個)または胸腺細胞(2X1oi個)をマイトジェン
(ConA : 2.5 pf/−またはL P S 
: 10,4P/d)及び供試化合物(Iμ2/−)と
共に5%牛脂児血清を含むRPMI−1640培地(0
,2sty )にてC(hインキュベーター(37℃)
中48時間培養した。次いで0.5μCtの3H−チミ
ジンを添加して更に18時間培養し、細胞内に取シ込ま
れた3H−チミジンの放射活性を測定した。
結果を゛表2に示す。
以下余白 表2 本発明化合物は明らかにH−チミジンの取込みを増加さ
せた。
試験例3 供試化合物を経口投与した時のリンパ球幼若化反応に対
する作用: BALB/Cマウスを1群6匹用いた。供試化合物o、
2sq/−を1日1回、5日間経口投与し、68目に膵
臓を取り出して牌細胞(2×101個)をマイトジェン
(Con A : 2.5 lit/mlまたはLPS
:10μ?/at)と共に培養し、リンパ球幼若化反応
を調べた。培養条件及びリンパ球幼若化反応の測定は試
験例2の方法に従った。結果を表3に示す。本試験では
レバミゾールが作用を示すのに2.511Q/Kq/日
の投与を要したが、本発明化合物はその1/lo量の0
.25 ”9/Kg/日投与でレバミゾールと同等また
はそれ以上の促進作用を示した。
表3 試験例4 遅延型アレルギー反応に対する作用: cidY系マウス1群8匹の背部皮下に羊赤血球2 X
 10’個を注射して感作した。感作4日後、−側後肢
足慈皮下に羊赤血球5 X 10’個を、反対側足蹴に
は生理食塩液を注射して24時間後の両足踏の厚+をマ
イクロメーターで測定し、浮腫率を求めた。供試化合物
は感作2時間後よシ1日1回、5日間経口投与した。結
果を表4に示す。本発明化合物は0.111P/Kt/
日経口投与で有意に遅延型アレルギー反志を抑制した。
表4 試験例5 アジュバント関節炎に対する作用ニ スプラグニーダウリ−(Sprague−Dawley
)系雄性ラット1群8匹の一側後肢足踏皮内にアジュバ
ントとして流動パラフィンに懸濁した結核菌死菌0.6
 wg/ 0.1 wtを注射してアジュバント関節炎
を誘発させ丸。アジュバント注射21日後よシ本発明化
合物を1日1回、連日経口投与し、7日目及び100日
目アジュバント非注射側後肢の足踏容積を測定して浮腫
率を求めた。結果を表5に示す。
表5 辛:対照群との間に有意差(p<0.05)あシ。
本発明化合物は5q/h/日投与で浮腫率を有意に低下
させ、治療効果を示した。
試験例6 副作用及び血中濃度: ウィスター(Wistar )系ラット1群4匹に供試
化合物300■/Kfを1日1回、4日間経口投与して
一般症状変化を観察すると共に、体重、肝臓重量、血清
コレステロール値に対する影響を検討した。血清コレス
テロールはへ一カー社のコレステロール測定用キットを
用い、セントリフィケム・オートアナライザーで測定し
た。本発明化合物としては化合物1を、比較化合物とし
ては、下記の比較化合物3及び4を用い、一部の試験で
はレバミゾールを使用した。また、1回投与後及び4日
間投与後の供試化合物の血中濃度比較も行なった。血中
濃度測定には高速液体クロマトグラフィーを使用した。
比較化合物3 比較化合物4 (υ 一般症状に及ぼす影響 化合物1及び比較化合物3投与群では一般症状に何ら変
化がみられなかったが、比較化合物4投与群では流涙、
目からの出血、鎮静、平衡感覚異常、振戦がみられた。
レバミゾール投与群では半数例が死亡した。
■ 体重に及ぼす影響 供試化合物投与前及び連続投与後の体重を表6に示す。
化合物1は体重に影響を及はさなかつたが、比較化合物
3は有意に体重を減少させた。レバミゾールは100+
+v/Kq/日投与でも有意に体重を減少させた。
以下余白 ■ 肝臓重量に及ぼす影響 得られた成績を表7に示す。化合物1は肝臓重量に有意
な影響を及ぼさなかったが、比較化合物3は有意に肝臓
重量を増加させた。
以下余白 (滲 血清コレステロール 試験成績を表8に示す。化合物1は血清コレステロール
に有意な影響を及ぼさなかったが、比較化合物3及び4
並びにレバミゾールはコレステロール値を有意に上昇さ
せた。
以下余白 ■ 連続投与による血中濃度の変化 1回投与後及び1日1回4日間投与後のそれぞれ1時間
目及び2時間目に動物を採血致死せしめて測定した血中
濃度を表9に示す。
化合物1の血中濃度は4日間投与後においても、1回投
与後の血中濃度に近い値を示したが、比較化合物3及び
4の血中濃度は連続投与することにより著明に低下した
以下余白 〔効果〕 叙上の試験結果から明らかな如く、本発明化合物(I)
は優れた免疫調節作用を有するので、免疫疾患の予防及
び治療薬として、例えば慢性関節リウマチ、全身性エリ
テマトーデス、コラーゲン病、慢性腎炎、自己免疫性溶
血性貧血などの自己免疫疾患、即時型及び遅延型アレル
ギー症、あるいは悪性am、重症感染症等の治療及び予
防に使用することができる。
本発明化合物は、経口的あるいは非経口的(例えば、筋
肉内、皮下、静脈内、肛門部、皮膚)にそのままあるい
は種々の投与単位形態で投与することができる。その剤
型としては、錠剤、糖衣錠、フィルム錠、硬質又は軟質
カプセル、トローチ、丸剤、顆粒剤、散剤等の固型製剤
;上剥、貼布剤、軟膏等の半固型製剤;注射剤、シロッ
プ剤、吸入剤、乳剤、懸濁剤等の液状製剤とすることが
できる。本発明化合物はそれ単独で上記製剤とすること
もできるが、他の薬効成分、例えば非ステロイド性鎮痛
、消炎剤等を併用して配合してもよい。
〔実施例〕
次に、参考例及び実施例を挙げて説明する。
参考例1 m−りooアニリン2.5 ? (0,02M )およ
び触媒量のピリジンをトルエンに溶解し、ジケテンx、
9r(0,022M)を50℃にてゆつくシ滴下し、滴
下終了後3時間加熱還流した。水冷下りグロインを加え
、析出した結晶をF集し、リグロイン、ヘキサンの順に
洗浄し、減圧下乾燥して3′−クロロアセトアセトアニ
リドを得た。
実施例1 (I)  参考例1より得られた3′−クロロアセトア
セトアニリド2.1r(o、otM)をジエチルエーテ
ルに溶解し、塩化スルフリルx、5rro、o1tM)
を−5℃にて滴下、−10〜−5℃で30分間攪拌した
。氷水中へ注ぎ入れ、炭酸水素ナトリウムを用いて中和
し、トルエンにて抽出し、有機層を乾燥、濃縮した。残
渣をメチルエテルケトンに溶解し、4,4−ジメチルイ
ミダゾリジン−2−チオンx、3rro、otM)を加
え、3時間加熱還流した。析出した結晶を戸果し、イン
プロパツールより再結晶し、減圧下120℃にて3時間
乾燥した。メチルエチルケトンに懸濁させ、20時間加
熱還流、冷却、F集し、アセトンで洗浄し、減圧下乾燥
して3′−クロロ−3,6,6−ドリメテルー5,6−
シヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール−2−カル
ホキシア= +7ド塩酸塩(化合物1)2.6F(収率
72.2 % )を得た。PMRdata ppmδ(
DMSO−cll ) 1.53 (6H、s 、 6
.6 (CH3)! )、2.53 (3H、s 、 
3−CH5)、4.27(2H,s、5−CH,−)、
7.03=8.00(4H,m、Aromaticpr
otone )、10.80(IH,s、−NH−)。
(I)  得られた3′−クロロ−3,6,6−ドリメ
チルー5,6−シヒドロイミダゾ〔2゜1−b〕チアゾ
ール−2−カルボキシアニリド塩酸塩1.5y(o、o
osM)を水に溶解し、室温下撹拌しながら20%炭酸
カリウム水溶液を滴下した。生じた析出物をF集し、大
量の水で洗浄精製を行った。この物を減圧下乾燥を行°
い3′−クロロ−3,6゜6−ドリメチルー5,6−シ
ヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール−2−カルボ
キシアニリド(融点172〜173℃、乳白色粉末)を
1.3f得た。
実施例2 (I)  参考例1と同様な方法で得られた、4′−ク
ロロアセトアセトアニリド2.1 ? (0,01M)
をジエチルエーテルに溶解し、塩化スルフリル1゜5r
(o、olxM)を−5℃にて滴下し、−10〜−5℃
で30分間攪拌した。氷水中に注ぎ入れ、炭酸水素ナト
リウムを用いて中和、トルエンにて抽出した。
有機層を乾燥、濃縮し、残渣をメチルエチルケトンに溶
解し、4,4−ジメチル−イミダゾリジン−2−チオン
−1,3t (0,OIM)を加え、3時間加熱還流し
た。析出した結晶をF集し、アセトンで洗浄し、減圧下
乾燥して4′−クロロ−3,6,6−ドリメチルー5,
6−シヒドロイミダゾ〔2゜1−b〕チアゾール−2−
カルボキシアニリド塩酸塩(化合物2)3.4F(収率
94.4%)を得た。融点264〜268℃。
(It)  得られた4′−クロロ−3,6,6−)ジ
メチル−5,6−シヒドロイミダゾ〔2゜1−b)チア
ゾール−2−カルボキシアニリド塩酸塩1.5yCo、
oosM)を水に溶解し、室温下撹拌しながら10チ笥
性ンーダ水溶液を滴下した。生じた析出物をF集し、大
量の水で洗浄精製を行った。この物を減圧下弊燥を行い
4゛−クロロ−3,6゜6−ドリメチルー5,6−シヒ
ドロイミダゾ(211−b)チアゾール−2−カルボキ
シアニリド(融点235〜236℃、白色粉末)を1.
Of得た。
実施例3 参考例1と同様な方法で得られた、2′−クロロ−4′
−トリフルオロメチルアセトアセトアニリド2.8 t
 (0,01M )オ!びN−りo O:l ハク酸イ
ミド1.4 t (o、 o I M )を四塩化炭素
に懸濁させ、触媒量のベンゾイルパーオキサイドを加え
、1時間加熱還流した。反応液を水洗、乾燥、濃縮し、
残渣をメチルエチルケトンに溶解し、4.4−ジメチル
イミダゾリジン−2−チオン1.3 f (0,01M
 )を加え、3時間加熱還流した。析出した結晶をF集
し、インプロピルエーテル−エタノールより再結晶し、
減圧下120℃にて3時間乾燥して、2′−クロロ−4
1−トリフルオロメチル−3,6,6−ドリメチルー5
,6−シヒドロイミダゾ(2,1−b)チアソール−2
−カルボキシアニリド塩酸塩(化合物3)2.5f(収
率61.9%)を得た。
(融点148〜150℃) 実施例4 υ 参考例1と同様な方法で得られた3’、4’−ショート
アセトアセトアニリド4.3P(0,OIM)およびN
−クロロコハク酸イミド1.4f(0,01M)を四塩
化炭素に懸濁させ、触媒量のベンゾイルパーオキサイド
を加え、1時間加熱還流した。反応液を水洗、乾燥、濃
縮し、残渣をメチルエチルケトンに溶解し、4−メチル
イミダゾリジン−2−チオン1.2 v (0,o I
M )を加え、3時間加熱還流した。析出した結晶を炉
集し、アセトンで洗浄し、減圧下乾燥して3’ 、 4
’−ショート−3,6−シメチルー5,6−シヒドロイ
之ダシ[2,1−b)チアゾール−2−カルボキシアユ
1フド塩酸塩(化合物4)4.8?(収率85.7%)
を得た。融点278〜280℃0実施例5 参考例1と同様な方法で得られた3’、4’−ジクロロ
アセトアセトアニリド2.5 F (0,01M)およ
びN−クロロコハク酸イミド1.4F(0,01M)を
四塩化炭素に懸濁させ、触媒量のベンゾイルパーオキサ
イドを加え、1時間加熱還流した。反応液を水洗、乾燥
、濃縮し、残渣をメチルエチルケトンに溶解し、4,5
−ジメチルイミダゾリジン−2−チオン1.39 (0
,OIM)を加え、3時間加熱還流した。析出した結晶
をF果し、インプロピルエーテル−エタノールによシ再
結晶し、減圧下120℃にて3時間乾燥して3’、4’
−ジクロロ−3,5,6−)リメテルー5.6−シヒド
ロイミダゾ[2,1−b)240〜245℃。
実施例6〜38 上記参考例及び実施例1〜5と同様にして次の化合物を
得た。
以上 手続補正書(自発) 1、 事件の表示 昭和60年特許願第89506号 2、 発明の名称 ジメチル−5,6−シヒドロイミダゾ(2,1−b)チ
アゾール−2−カルボキシアニリド誘導体およびその塩
3、 補正をする者 事件との関係   出願人 名 称 (Ol 6)クミアイ化学工業株式会社名 称
 東洋醸造株式会社 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (I)明細書第12頁r表1」中第1〜2行目「比較化
合物1」を 「比較化合物2」と訂正する。
(2)同第35頁第10〜11行目 「次の化合物を得た。」を 1次の表1O記載の化合物を得た。
表10        Jと訂正する。
(3) 同R36頁#1行目 「245〜253」を 「217〜222」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rはフェニル基、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(R_3は、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、
    低級アルキル基、低級アルコキシ基又はニトロ基を示す
    )又は▲数式、化学式、表等があります▼(R_4はハ
    ロゲン原子、低級アルコキシ基又はトリフルオロメチル
    基を、R_5はハロゲン原子、水酸基、低級アルコキシ
    基又はトリフルオロメチル基を示す)を示し、R_1及
    びR_2は同一又は異つて、水素原子又は低級アルキル
    基を示す。基CH_3は5又は6位に置換することを意
    味する) で表わされるジメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2
    ,1−b〕チアゾール−2−カルボキシアニリド誘導体
    又はその塩。
JP60089506A 1985-04-22 1985-04-25 ジメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキシアニリド誘導体およびその塩 Granted JPS61251687A (ja)

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