JPS61251686A - 3−メチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキサミド誘導体およびその塩 - Google Patents

3−メチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキサミド誘導体およびその塩

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JPS61251686A
JPS61251686A JP60085679A JP8567985A JPS61251686A JP S61251686 A JPS61251686 A JP S61251686A JP 60085679 A JP60085679 A JP 60085679A JP 8567985 A JP8567985 A JP 8567985A JP S61251686 A JPS61251686 A JP S61251686A
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Yasuyata Nitta
新田 耕弥太
Kensuke Shibata
健介 柴田
Hoko Takayanagi
高柳 法康
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Toyo Jozo KK
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Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Toyo Jozo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な3−メチル−5,6−シヒドロイミダゾ
(2,1−b)チアゾール−2−カルボキサミド誘導体
、更に詳細には、優れた免疫調節作用を有する次の一般
式(I) 拘 (式中、人は分岐していてもよい低級アルキレン基を、
R1、へ、R8及びR4は同−又は異なって水素原子又
は低級アルキル基を、へは水素原子、低級アルキル基又
はシクロアルキル基を、n個のXは同−又は異って、水
素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基を
、nはθ〜5の整数を示す) テ表ワされる3−メチル−5,6−シヒドロイミダゾ[
:2.1−b]チアゾール−2−カルボキサミド誘導体
又はその塩に関する。
〔従来の技術〕
従来、イミダゾチアゾール骨格を有する多くの化合物が
合成されており、例えば次式 で表わされるイミダゾ(2,1−b)チアゾール誘導体
(レバミゾール)が免疫調節作用を有することが報告さ
れている(西独公開特許第2340632号)。
また、式 (式中、R,dc、〜C5のアルキルスルホニル又はフ
ルオロフェニル、トリフルオロメチルフェニル又はトリ
メチルフェニルを示すが、同時に水素ではない、あるい
はRI、およびRI、はそれらが結合する窒素原子と一
緒になってシス−ジメチルピロリジンを形成する、R,
、はC8〜C8のアルキル又はフェニル、R11及びR
11は独立に水素又は01〜C4のアルキル基を示す) で表わされるイミダゾ(2,1−b)チアゾール誘導体
〔米国特許第4224334号、ジャーナル・−オプ・
メデイシナル・ケミストリー(J、 Med。
Chem、) 24.604=609  (I981)
  )及び式(式中、R11lは置換された又は無置換
の7エール基又はす7タリル基を示す) で表わされる5、6−シヒドロイミダゾ〔2,1−b〕
チアゾール誘導体(特開昭57−169490号)が抗
炎症作用を有することが報告されている。
〔問題点金解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者らは、種々のイミダゾ(
2,1−b)チアゾール誘導体を合成し、その生理活性
を検討した結果、特定の置換基を有する上記t1)式で
表わされる新規な3−メチル−5,6−シヒドロイミダ
ゾ(2,1−b)チアゾール−2−カルボキサミド誘導
体が優れた免疫調節作用を有することを見出し、本発明
を完成した。
すなわち、本発明は、([)式で表わされる3−メチル
−5,6−シヒドロイミダゾ(2,1−b)f7ゾール
ー2−カルボキサミド誘導体及びその塩を提供するもの
である。
本発明において、3−メチル−5,6−ジヒド・ロイミ
ダゾ(2,1−b)チアゾール−2−カルボキサミド誘
導体の塩類としては、薬学的に許容される塩、例えば塩
酸塩、硫酸塩、炭酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸
塩、スルホン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、ク
エン酸塩、リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、アスパラギン
酸塩等の無機酸塩又は有機酸塩が挙げられる。
また、本発明の(I)式の化合物及びその塩は結晶水を
もってもよく、これらの水和物は何れも本発明の範囲に
含まれるものである。
本発明化合物(IJは、例えば次の反応式に従って、(
II)式で表わされるアミドに(I)式で表わされるイ
ミダゾリジン−2〜チオンを反応させることにより製造
される。
(旧            (I) にツ ([) (式中、A 、 R,、R,、R,、R,、R,、X及
びnは前記の意味を有する) 本反応は適当な不活性溶媒中行うのが好ましく、溶媒と
しては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、アセト
ン、メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニト
リル、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ク
ロロホルム、水などが用いられる。
反応温度は、−5℃〜100℃、好ましくは20℃〜8
0℃であり、1〜6時間の反応によシ高収率、高純度で
本発明の化合物を得ることができる。
このようにして得られる塩酸塩から遊離の一般式(Il
の化合物を得るためには、塩基、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム、アンモニアなどの無機塩基、ピリ
ジン、トリエチルアミンなどの有機塩基で処理すればよ
い。を九個の塩類に導ひくためには、相当する酸、例え
ば硫酸、炭酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、スルホン酸
、酢酸、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、グル
タミン酸、アスパラギン酸などで上記塩酸塩あるいは遊
離の化合物を処理すればよい。
本方法の原料として使用される(II)式の化合物は・
例えば、次の反応式に従って、ジケテン(ITJにアミ
ン類(V)を反応させて+Vl1式の化合物となし、次
いでこれをスルフリルクロリド〔ケミカル・アブストラ
クツ(Chemical Abstracts目j−4
3(I925) )又はN−クロロコハク酸イミド等で
クロル化することにより製造される。
鳥 (N)(V) (式中、RいX及びnは前記の意味を有する)また、も
う一つの原料化合物(I)は、例えばオーガニツク−シ
yセシx (Org、 5ynth、 )、Co11゜
3.394頁に記載の方法に従って、次の方法で製造さ
れる。
(融点:197〜198℃) (融点2198℃) 〔作用〕 次に、本発明化合物(I)及びその塩の薬理効果につい
て説明する。
試験例1 マウス牌細胞を用いた試験管内プラーク形成細胞応答に
対する作用; B A L B / cマクスの牌細胞lXl0’個を
羊赤血球(IXIO’)及び供試化合物(0,2または
1μVd)と共に、10%牛脂児血清を含むRPMI−
1640培地にてCO,インキュベーター(37℃)中
5日間培養し〔ミシエル、アール、アイ(Mi 5ch
e 11 。
R,I)ら; (J、 Exp、 Mad、 ) 126:423  
(I967)の変法〕、出現するプラーク形成細胞数を
イエルネ・アンド・ノルディy (Jerna and
 Nordin lの方法〔サイxyx (5cien
ce ) 140:405  (I9631)で測定し
た。その結果を表1−1に示す。
表1−1 にツ (■) (注)「−」は測定しなかったことを意味する(以下同
じ)。
また、比較として、特開昭52−106893号及びジ
ャーナル・オブ・メデイシナル・ケミストリー(J、 
Med、 Chem、 l、 24.604〜609 
 (I9811に記載されている下記の化合物について
同様にして試験管内プラーク形成細胞応答に対する作用
を測定した。その結果を表1−2に示す。
表1−2 表1−1及び−2から明らかなように、本発明化合物は
0.2〜1μy−/−の低濃度で免疫応答活性を示すの
に対し、比較化合物は殆んど活性を示さない。
試験例2 マウスl5IIL細胞を用いた試験管内リンパ球幼若化
反応に対する作用= BALB/cマウスの牌細胞(I X 10’個)また
は胸腺細胞(2X 10−”個)  t−T細胞マイト
ジェンであるConA(2,5μに値)及び供試化合物
(Iμ?/m ) 1JcK 5 Z 牛脂311t”
ttrRPMI−1640培地(0,2111)にてC
O,インキュベーター(37℃)中48時間培養した。
次いで0.5μCiのsH−チミジンを添加して更に1
8時間培養し、細胞内に取込まれたsH−チミジンの放
射活性を測定した。結果を表2に示す。本発明化合物添
加によシ明らかなaH−チミジンの取込み増加がみられ
た。
表   2 試験例3 供試化合物を経口投与した時のリンパ球幼若化反応に対
する作用: BALB/c系雌性マウスを1群6匹用いた。供試化合
物0.25 Q/kfiを1日1回5日間経口投与し、
68目に膵臓を取り出して牌細胞(2X10’個)をマ
イトジxン(LP S : 10 tl?/Mlまたは
ConA;λ5μ?/1!Ll>と共に培養し、リンパ
球幼若化反応を調べた。培養条件及びリンパ球幼若化反
応の測定は試験例2の方法に従った。結果を表3に示す
以下余白 表   3 本試験においてレパミゾールが作用を示すには15 m
9/に97日の投与を要したが、本発明化合物はその1
/10量の0.25■/ kg/日投再投与バミゾ−°
ルと同等またはそれ以上の促進活性を示した。
試験例4 遅延型アレルギー反応に対する作用; ddY系雄性マウス1群8匹の背部皮下に羊赤血球2X
10”個を注射して感作した。感作4日後、−側後肢足
鍍皮下には羊赤血球5X10’個を、反対側足耶には生
理食塩液を注射して24時間後の両足陳の厚みをマイク
ロメーターにて測定し、浮腫率を求めた。供試化合物は
、感作日(感作2時間後)より1日1回、5日間経口投
与した。結果を表4に示す。
表   4 *: 対照群との間に有意差(p<o、os>あり。
本発明化合物は0.lay/kg/日投与で遅延型アレ
ルギー反応を有意に抑制した。
試験例5 アジュバント関節炎に対する作用: Le w i s系雄性ラット1群8匹を用いた。−側
後肢足跪皮内にアジュバントとして流動パラフィンに懸
濁した結核菌死菌0.6〜/ 0.111!/を注射し
てアジュバント関節炎を誘起すると共に、供試化合物を
1日1回、20日間経口投与して21日後の両後肢足岨
容積を測定し、それぞれの浮腫率を求めた。結果を表5
に示す。本発明化合物は1ないし51n/に97日投与
でアジュバント非注射足の浮腫及びアジュバント注射足
の浮腫を有意に抑制した。
表   5 *: 対照群との間に有意差(p<o、os)@す。
試験例6 副作用及び血中濃度: ウィスター(Wistar )系雄性ラット1群4匹に
供試化合物300■/に9を1日1回、4日間経口投与
して一般症状変化を観察すると共に、体重、肝臓重量、
血清コレステロール値に対する影響を検討した。血清コ
レステロールはベーカー社のコレスチロール測定用キッ
トを用い、セント+7 フイケム・オートアナライザー
で測定した。本発明化合物には化合物1、比較化合物に
は(鴇式中、R8= R,: R4=H,(X)n !
 3 、4− c4.の化合物(比較化合物6)及びR
,= R8=R,=H,(xl n = 3−CF。
の化合物(比較化合物7)を用い、一部の試験にはレバ
ミゾールを用い丸。また、1回投与後及び4日間投与後
の供試化合物の血中濃度比較も行なった。血中濃度測定
には高速液体クロマトグラフィーを使用した。
+1)  一般症状に及ぼす影響 化合物1及び比較化合物6投与群では一般症状に何ら変
化がみられなかったが、比較化合物7投与群では流涙、
目からの出血、鎮静、平衡感覚異常、振戦がみられた。
レバミゾール投与群では半数例が死亡した。
(2)体重に及ぼす影響 供試化合物投与前及び連続投与後の体重を表6に示す。
化合物1は体重に全く影響を及ぼさなかったが、比較化
合物6は有意に体重を減少させた。
レバミゾールは1o0*/に9/日投与でも体重を有意
に減少させた。
(3)肝臓重量に及ぼす影響 得られた成績を表7に示す。化合物1は肝臓重量に有意
な影響を及ぼさなかったが、比較化合物6は有意に肝臓
重量を増加させた。
表   7 計重量は1群4匹の平均値上標準偏差を示す。
*: 対照群との間に有意差(P(0,05)あり。
(4)血清コレステロール値に及ぼす影響試験成績を表
8に示す。化合物1は血清コレ比較化合物6及び7並び
にレノ(ミゾールは有意にコレステロール値を上昇させ
た。
表   8 コレステロール値は1群4匹の平均値上標準偏差を示す
*: 対照群との間に有意差(P<0.05 ) 6り
(5)連続投与による血中濃度の変化 1回投与後及び1日1回4日間投与後のそれぞれ1時間
目及び2時間目の血中濃度を表9に示す。化合物1の血
中濃度は4日間投与後においても、1回投与後の血中濃
度に近い値を示したが、比較化合物6及び7の血中濃度
は連続投与することにより著明に低下し友。
以下余白 〔効果〕 叙上の試験結果から明らかな如く、本発明化合物(Il
は優れた免疫調節作用を有するので、免疫疾患の予防及
び治療薬として、例えば慢性関節リウマチ、全身性エリ
テマトーデス、コラーゲン病、慢性腎炎、自己免疫性溶
血性貧血などの自己免疫疾患、即時型及び遅延型アレル
ギー症、あるいは悪性腫瘍、重症感染症等の治療及び予
防に使用することができる。
本発明化合物は、経口的あるいは非経口的(例えば、筋
肉内、皮下、静脈内、肛門部、皮膚)にそのままあるい
は種々の投与単位形態で投与することができる。その剤
型としては、錠剤、糖衣錠、フィルム錠、硬質又は軟質
カプセル、トローチ、丸剤、顆粒剤、散剤等の固型製剤
;坐剤、貼布剤、軟膏等の半固型製剤;注射剤、シロッ
プ剤、吸入剤、乳剤、懸濁剤等の液状製剤とすることが
できる。本発明化合物はそれ単独で上記製剤とすること
もできるが、他の薬効成分、例えば非ステロイド性鎮痛
、消炎剤等を併用して配合してもよい。
〔実施例〕
次に、参考例及び実施例を挙げて説明する。
参考例1 4−クロロ−N−メチル−ベンジル7ミ:/(3,1?
、0.02M)をトルエンに溶解し、触媒量のピリジン
を加え、室温下ジクテン(I,8SL、0.022M)
を滴下した。反応液を室温にて3時間攪拌後水に投入し
、トルエンにて抽出後、精製しオイル状のN−メチル−
N−(4−クロロベンジル)−アセトアセタミドを得た
実施例1 (I)参考例1で得られたN−メチル−N−(4−クロ
ロベンジル)アセトアセタミド(4,054,0,01
7M ) 、N−クロルコハク酸イミド(2,3y、o
、ot7M)及び少量のベンゾイルパーオキサイドを四
塩化炭素に懸濁させ、1時間加熱還流を行った。冷却後
水に投入し四塩化炭素で抽出し、精製、乾燥、濃縮しオ
イル状の粗生成物を得た。この物をシリカゲルカラム(
c −300゜n−ヘキサン−酢酸エチル)にて精製を
行いオイル状のN−メチル−N−(4−クロロベンジル
)−2−クロロ−アセトアセタミドを3.51得た( 
n” : 1.5336 ) 。この物と4,4−ジメ
チルイミダゾリジン−2−チオン(I,7P、0.01
3M)をメチルエチルケトンに溶解し、3時間加熱還流
し、冷却後生じた析出物を戸果し、アセトンで洗滌後、
イソプロパツール/イソフロビルエーテルにて再結晶を
行い4.8y−のN−(4−クロロベンジルl−3,6
,6−)リフチル−5,6−シヒドロイミダゾ[2,1
−b]チアゾール−2−カルボキサミド塩酸塩(化合物
1)(融点187〜190’C1白色結晶)を得た。
(Il)  得られた塩酸塩&9P(0,OIM)t−
水に溶解し、室温下撹拌しながら10%苛性ソーダ水を
滴下した。生じた結晶を戸集し、大量の水にて洗滌し精
製を行った。この物を減圧下乾燥を行い3.3tのN−
(4−クロロベンジル)−N。
3.6.6−テトラメチル−5,6−シヒドロイミダゾ
(2,1−b)チアゾール−2−カルボキサミド(融点
139℃、淡黄色粉末結晶)を得た。
実施例2 H(J 参考例1と同様の方法で得られたN−<4−クロロベン
ジル)アセトアセタミド(2,,351’−、0,01
M)とN−クロルコハク酸イミド(I,354,0,O
IM)および少量のベンゾイルパーオキサイドを四塩化
炭素に懸濁させ、1時間加熱還流を行った。
これを水に投入し、四塩化炭素で抽出後、水洗、乾燥、
濃縮後得られたオイル状物質を精製することなく次の反
応に供した。この様にして得られた化合物とイミダゾリ
ジン−2−チオン(I,0?、0、OIM)をメチルエ
チルケトンに懸濁させ、3時間加熱還流を行った。冷却
後析出物を戸集し、アセトンにて洗滌後、イソプロピル
アルコール/イソプロピルエーテルにて再結晶を行いN
−(4−クロロベンジル1−3−メチル−5,6−シヒ
ドロイミダゾ(2,1−b〕チアゾール−2−カルボキ
サミド塩酸塩(化合物21L8%を得た。
融点241〜242℃、白色結晶。
実施例3 H(J 参考例1と同様の方法で得られたN−(3−トリフルオ
ロメチルベンジル)アセトアセタミド(I65L、0.
01 M ) トN−クロルコハクMイミ)’(I,3
i、0.OIM)および少量のベンゾイルパーオキサイ
ドを四塩化炭素に懸濁させ、1時間加熱還流を行った。
冷却後反応液を水に投入し、四塩化炭素で抽出後、水洗
、乾燥、濃縮し、得られたオイル状物質を精製すること
なく次の反応に供した。この様にして得られた化合物と
イミダゾリジン−2−チオン(I,0%、0. OI 
M )をメチルエチルケトンに懸濁させ、3時間加熱還
流を行った。冷却後生じた析出物をP集し、アセトンに
て洗滌後、エタノールにて再結晶を行い3−メチル−N
−(3−1+7フルオロメチルペンジル)−S。
6−シヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール−2−
カルボキサミド塩酸塩(化合物3)(融点210〜21
6℃、無色プリズム状結晶)λ5?を得た。
実施例4 H(J 参考例1と同様の方法で得られ九N−エチル−N−(4
−クロロベンジル)アセトアセタミド(Z5F、0.0
11とN−クロルコハク酸イミド(I,3i、0.01
M)および少量のベンゾイルパーオキサイドを四塩化炭
素に懸濁させ、1時間加熱還流を行った。冷却後反応液
を水に投入し、四塩化炭素で抽出後、水洗、乾燥、濃縮
し得られたオイル状物質を精製することなく次の反応に
供した。この様にして得られた化合物と4,4−ジメチ
ルイミダゾリジン−2−チオン(I,3P、0.01M
1メチルエチルケトンに溶解し3時間加熱還流を行った
。冷却後生じた析出物frF果し、アセト/にて洗滌後
、イソプロパツール/イソプロピルエーテルにて再結晶
を行いN−(4−クロロベンジル)−N−エチル−3,
6,6−トリメチル”−5,6−シヒドロイミダゾ(2
,1−b)チアゾール−2−カルボキサミド塩酸塩(化
合物4)(融点178〜181℃、白色結晶12.7S
Lを得た。
実施例5 CA 参考例1と同様の方法で得られたN−メチル−N−(3
,4−ジクロロベンジル)アセトアセタミド(2,6i
i’、Q、OIM)とN−クロルコハク酸イミド(I,
3Sl’−10,01M)および少量のべ/シイルバー
オキサイドを四塩化炭素に懸濁させ、1時間加熱還流を
行った。冷却後反応液を水に投入し、四塩化炭素で抽出
後、水洗、乾燥、濃縮して得られたオイル状物質を精製
することなく次の反応に供した。この様にして得られた
化合物とイミダゾリジン−2−チオン(I,0%、0.
01M+をメチルエチルケトンに懸濁させ、3時間加熱
還流を行った。冷却後生じた析出物を炉集し、アセトン
にて洗滌後、エタノールにて再結晶を行いN−(3,4
−ジクロロベンジル)−N、3−ジメチル−5,6−シ
ヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール−2−カルボ
キサミド塩酸塩(化合物5)(融点146〜148℃、
淡黄色微針状結晶)3.1?を得た。
参考例1と同様の方法で得られ九N−(3,4−ジクロ
ロベンジル)−アセトアセタミド(5,2?、0.02
M)とN−クロルコハク酸イミド(λ7p、0.02M
)および少量のベンゾイルパーオキサイドを四塩化炭素
に懸濁させ、1時間加熱還流を行つ九。冷却後これを水
に投入し、四塩化炭素で抽出、水洗、乾燥、濃縮後、得
られたオイル状物質を精製することなく次の反応に供し
た。この様にして得られた化合物と4,5−ジメチルイ
ミタソI)シアー2−チオ7 (2,6P、0.02M
)t”メチルエチルケトンに溶解させ、3時間加熱還流
を行った。冷却後析出物を戸果し、大量のアセトンにて
洗滌精製を行いN−(3,4−ジクロロベンジル)−3
,5,6−1リメテル−5,6−シヒドロイミダゾ[2
,1−b]チアゾール−2−カルボキサミド塩酸塩(化
合物6)(融点148℃ 〜152、白色粉末)を得た。
実施例7 H(J 参考例1と同様の方法で得られ九N−(3−クロロベン
ジル)N−メチルアセトアセタミド(4,8?、0.0
2 M )とN −りC1ルコ/% p酸(ミ)’(Z
7%、0.02M>および少量のベンゾイルI(−オキ
サイドを四塩化炭素に懸濁させ1時間加熱還流を行った
。これを水に投入し、四塩化炭素で抽出後、水洗、乾燥
、濃縮後、得られたオイル状物質を精製することなく次
の反応に供した。この様にして得られた化合物と4−メ
チルイミダゾリジン−2−チオン(z4?、0.02 
M +をメチルエチルケト/に溶解させ、3時間加熱還
流を行った。冷却後析出物を炉集し、アセトンおよびイ
ソプロピルエーテルにて洗滌精製しN−(3−クロロベ
ンジルl −N、 3 、6−)リフチル−5,6−シ
ヒドロイミダゾ(2,1−b”lチアゾール−2−カル
ボキサミド塩酸塩(化合物7)(融点41〜47℃、褐
色ガラス状物質)を得た。
実施例8 H(J (I)参考例1と同様の方法で得られたN−[2゜4−
ジクロロベンジル)−N−メチルアセトアセタミド(5
,2?、0.02 M )とN−クロルコハク酸イミド
(z7?、0.02 M )および少量のベンゾイルパ
ーオキサイドを四塩化炭素に懸濁させ、1時間加熱還流
を行った。冷却後反応液を水に投入し、四塩化炭素で抽
出後水洗、乾燥、濃縮し、得られたオイル状物質を精製
することなく次の反応に供し九。この様にして得られた
化合物とイミダゾリジン−2ニチ、t−:/(I,05
1−10,OIM)をメチルエチルケトンに懸濁させ、
3時間加熱還流を行った。冷却後生じた析出物をP集し
、アセトンにて洗滌し精製を行いN−(2,4−ジクロ
ロベンジルl−N、3−ジメチル−5,6−シヒドロイ
ミダゾ〔2,1−b )テラゾールー2−カルボキサミ
ド塩酸塩(化合物8)(融点251〜255℃、無色粉
末) 5.3 ii’を得た。
(I1)得られ7’C2−CN−メfルーN−(2、4
−ジクロロベンジル)カルバモイル〕−3−メチル−5
,6−シヒドロイミダゾ(2,1−b”1チアゾール塩
酸塩3..6 P (0,01M)を水に溶解し、室温
下撹拌しながらアンモニア水を滴下した。生じた析出物
を炉果し、大量の水で洗滌精製しλOfのN−(2,4
−ジクロロベンジル)−N、3−ジメチル−5,6−シ
ヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール−2−カルボ
キサミド(融点55〜60℃、淡黄色粉末)を得た。
実施例9〜84 上記参考例1及び実施例1〜8と同様にして次の化合物
を製造した。
手続補正書(自発) 昭和61年5月30日 1、 事件の表示 昭和60年特許願第85879号 2、 発明の名称 3−メチル−5,6−シヒドロイミダゾ(2,1−b)
チアゾール−2−カルボキサミド誘導体およびその塩3
、 補正をする者 事件との関係   出願人 名 称 (016)クミアイ化学工業株式会社、  名
 称 東洋醸造株式会社 4、代理人 6、 補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
」の欄7、補正の内容 (I)明細書の「特許請求の範囲」を別紙の通りに訂正
する。
(2)明細書第8頁下より4行目 1式中、Jの次に「A、Jを加入する。
(3)同第26頁13行目 r3,6.6一ト1月をrN、3,6.6−テトラ」と
訂正する。
(4)同第35頁2行目 「チマゾールJをr%アゾール」と訂正する。
(5)同第35頁3行目 r255Jをr254Jと訂正する。
(6)同第35頁5〜8行目 r2−(N−メチル・・・・・・チアゾール」をrN−
(2,4−ジクロロベンジル)−N、3−ジメチル−5
,6−シヒドロイミダゾ(2,1−b)チアゾール−2
−カルボキサミド」と訂正する。
(7)同第35頁下より1〜3行目 「実施例9・・・・・・製造した。Jを「実施例9〜9
2 上記参考1y11及び実施(F11〜8と同様にして次
の表1011t!戟の化合物を製造した。
表10 と訂正する。
(8)同第37頁化合物27の融点篩 r215Jをr214Jと訂正する。
(9)同第38頁化合物6oの融点篩 「179〜180」を「151〜152Jと訂正する。
(I0) FIJ第40頁下より1行目実施例93〜9
7 上記参考例及び実施例と同様にして次の表[18載の化
合物を製造した。
表11 」 と訂正する。
特許請求の範囲 1、次の一般式(I) lも。
(式中、Aは分岐していてもよい低級アルキレン基を、
 R+  、Ra  、RJ 及びRヰは同−又は異な
って水素原子又は低級アルキル基を、Rs  は水素原
子、低級アルキル基又はシクロアルキル基を。
n(21のXは同−又は異って、水素原子、ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、シアノ基又はニトロ基ヲ、nは0〜5の整数
を示す) で表わされる3−メチル−5,6−シヒドロイミダゾ(
2,1−b)チアゾール−2−カルボキサミド誘導体又
はその塩。
手続補正書(自発) 昭和61年 7月18日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 昭和60年特許願第85679号 2、 発明の名称 3−メチル−5,6−シヒドロイミダゾ(2,1−b)
チアゾール−2−カルボキサミド誘導体およびその塩3
0. 補正をする者 事件との関係   出願人 名 称  (016)クミアイ化学工業株式会社名 称
  東洋醸造株式会社 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7゜補正の内容 (I)明細1中第31頁第15行 「融点146〜148℃」とあるを、 「融点196〜198℃」と訂正する。
(2)昭和61年5月30日付手続補正書第2頁下から
第3行 「実施例9〜92」とあるを、 「実施例9〜94」と訂正する。
(3)同手続補正書第3真下から第4行、化合物89の
融点欄 「142〜143」とあるを、 「183〜185」と訂正する。
(0同手続補正書第3頁最下行、化合物92の欄の次に
行を換えて欧文(欄)を挿入する。
(5)同手続補正書第4頁第1行 「実施例93〜97」とあるを、 「実施例95〜99」と訂正する。
(8)同手続補正書第4頁、表11中、化合物陥、の欄
「93」とあるを「95」と、 「94」とあるを「96」と、 「95」とあるを「97」と、 「96」とあるを「98」と、 「97」とあるをr99J、と、訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aは分岐していてもよい低級アルキレン基を、
    R_1、R_2、R_3及びR_4は同一又は異なつて
    水素原子又は低級アルキル基を、R_5は水素原子、低
    級アルキル基又はシクロアルキル基を、n個のXは同一
    又は異つて、水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメ
    チル基、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はニトロ
    基を、nは0〜5の整数を示す) で表わされる3−メチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔
    2,1−b〕チアゾール−2−カルボキサミド誘導体又
    はその塩。
JP60085679A 1985-04-22 1985-04-22 3−メチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキサミド誘導体およびその塩 Granted JPS61251686A (ja)

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CA000506963A CA1271480A (en) 1985-04-22 1986-04-17 5,6-dihydroimidazo[2,1-b]thiazole-2-carboxamide derivatives or salts thereof
DE8686105485T DE3680815D1 (de) 1985-04-22 1986-04-21 5,6-dihydroimidazo(2,1-b)thiazol-2-carboxamidderivate und ihre salze.
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US06/922,407 US4736038A (en) 1985-04-22 1986-10-23 5,6-dihydroimidazo(2,1-b)thiazole-2-carboxamide derivatives or salts thereof
US07/242,171 US4910315A (en) 1985-04-22 1988-09-09 5,6-dihydroimidazo[2,1-b]thiazole-2-carboxamide derivatives of salts thereof

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