JPS6125047B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125047B2 JPS6125047B2 JP9796480A JP9796480A JPS6125047B2 JP S6125047 B2 JPS6125047 B2 JP S6125047B2 JP 9796480 A JP9796480 A JP 9796480A JP 9796480 A JP9796480 A JP 9796480A JP S6125047 B2 JPS6125047 B2 JP S6125047B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- hole
- pressure
- atomizing nozzle
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 37
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 14
- 239000003595 mist Substances 0.000 claims description 9
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 10
- 101100298225 Caenorhabditis elegans pot-2 gene Proteins 0.000 description 6
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000009841 combustion method Methods 0.000 description 1
- 230000005574 cross-species transmission Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は圧力噴霧ポツト式バーナの霧化ノズ
ルへ、該ノズルの設定圧力よりも低い加圧燃料を
供給しても、確実に着火せしめる点火電極先端位
置の設定に関するものである。
ルへ、該ノズルの設定圧力よりも低い加圧燃料を
供給しても、確実に着火せしめる点火電極先端位
置の設定に関するものである。
従来圧力噴霧バーナの霧化ノズルは霧の粒子の
大きさやノズルから広がる霧の角度及び霧の分布
状況をあらかじめ設定しており、この為に使用圧
力は厳格に規定されるものである。
大きさやノズルから広がる霧の角度及び霧の分布
状況をあらかじめ設定しており、この為に使用圧
力は厳格に規定されるものである。
この圧力以外での使用は霧の粒子、霧の噴出角
度、分布状況が変化してしまう為に実質的にむつ
かしく、特に指定圧力以外に於る点火電極による
着火は事実用不可能と考えられていた。
度、分布状況が変化してしまう為に実質的にむつ
かしく、特に指定圧力以外に於る点火電極による
着火は事実用不可能と考えられていた。
実際設定圧力7Kg/cm2の霧化ノズルの燃料圧力
を低下させるとまず霧の粒子が大きくなると共に
噴霧角度がせまくなり、やがて4〜5Kg/cm2以下
位になると霧化ノズルから回転力を与えられつつ
流出する燃料の速度は圧力に比べて噴出口径が大
き過ぎる為に燃料の表面張力に打勝つて霧状に広
がることができず、霧化ノズルの噴出口に連らな
つて燃料膜を作つて広がり、燃料の流速の減少と
共に広がつた燃料膜は球状に収れんするものであ
る。そして収れんした燃料はお互いにぶつかつて
大径の粒子を含む油滴となつて不規則に飛び散る
ものである。更に燃料圧力が低下すれば霧化ノズ
ルに連らなつてできる球状燃料の直径が小さくか
つ油滴の径が大きくなり、やがて直線状に燃料を
噴出するのみとなる。従つてこ状況から明らかな
ように点火電極による着火の可能性は噴霧角度が
せまくなつても燃料が霧状に広がる間までであ
り、霧化ノズルに球状燃料ができる程圧力を低下
させたまま着火することは不可能であると考えら
れる。
を低下させるとまず霧の粒子が大きくなると共に
噴霧角度がせまくなり、やがて4〜5Kg/cm2以下
位になると霧化ノズルから回転力を与えられつつ
流出する燃料の速度は圧力に比べて噴出口径が大
き過ぎる為に燃料の表面張力に打勝つて霧状に広
がることができず、霧化ノズルの噴出口に連らな
つて燃料膜を作つて広がり、燃料の流速の減少と
共に広がつた燃料膜は球状に収れんするものであ
る。そして収れんした燃料はお互いにぶつかつて
大径の粒子を含む油滴となつて不規則に飛び散る
ものである。更に燃料圧力が低下すれば霧化ノズ
ルに連らなつてできる球状燃料の直径が小さくか
つ油滴の径が大きくなり、やがて直線状に燃料を
噴出するのみとなる。従つてこ状況から明らかな
ように点火電極による着火の可能性は噴霧角度が
せまくなつても燃料が霧状に広がる間までであ
り、霧化ノズルに球状燃料ができる程圧力を低下
させたまま着火することは不可能であると考えら
れる。
この発明はこの圧力噴霧バーナをポツト式バー
ナに応用することによつて低い加圧燃料によつて
も点火電極による着火を可能としたもので、風胴
1内に装置したポツト2に透孔3をあけ、該透孔
3に風胴1壁から霧化ノズル4をのぞませ、透孔
3と霧化ノズル4との間に点火電極5の先端6を
位置せしめた圧力噴霧ポツトバーナに於て、霧化
ノズル4には一定の形状の霧を得る設定圧力より
も低い加圧燃料を供給すると共に、該低圧燃料噴
霧時に霧化ノズル4の噴出口に連らなつて形成さ
れる球状燃料7の最大径部よりも前方であつて、
かつ透孔3の投影面積内に点火電極の先端6を位
置せしめた圧力噴霧ポツトバーナに係るものであ
る。尚図中8は送風機であり風胴1内に燃焼空気
を供給する。9は加圧燃料を作り出す燃料ポン
プ、10は点火用高電圧を発生する点火器であ
る。
ナに応用することによつて低い加圧燃料によつて
も点火電極による着火を可能としたもので、風胴
1内に装置したポツト2に透孔3をあけ、該透孔
3に風胴1壁から霧化ノズル4をのぞませ、透孔
3と霧化ノズル4との間に点火電極5の先端6を
位置せしめた圧力噴霧ポツトバーナに於て、霧化
ノズル4には一定の形状の霧を得る設定圧力より
も低い加圧燃料を供給すると共に、該低圧燃料噴
霧時に霧化ノズル4の噴出口に連らなつて形成さ
れる球状燃料7の最大径部よりも前方であつて、
かつ透孔3の投影面積内に点火電極の先端6を位
置せしめた圧力噴霧ポツトバーナに係るものであ
る。尚図中8は送風機であり風胴1内に燃焼空気
を供給する。9は加圧燃料を作り出す燃料ポン
プ、10は点火用高電圧を発生する点火器であ
る。
以上の如きこの発明は低圧燃料噴霧時に霧化ノ
ズル4に連らなつて形成される球状燃料7の最大
径部よりも前方であつてかつ透孔3の投影面積内
に点火電極5の先端6を位置させたものであつ
て、該霧化ノズル4に指定の燃料圧力を加えた時
には点火電極5の先端6は完全に噴霧角度内での
霧状の燃焼中に位置している。
ズル4に連らなつて形成される球状燃料7の最大
径部よりも前方であつてかつ透孔3の投影面積内
に点火電極5の先端6を位置させたものであつ
て、該霧化ノズル4に指定の燃料圧力を加えた時
には点火電極5の先端6は完全に噴霧角度内での
霧状の燃焼中に位置している。
この発明の点火電極の先端6位置は実験により
確かめられたもので、従来のガンタイプバーナで
着火不能のものが圧力噴霧ポツトバーナで着火で
きるメカニズムは明らかでないがおおむね次の様
であると考えられる。即ち、圧力噴霧ポツトバー
ナではポツト2に透孔3をあけて、該透孔3から
ポツト2内に霧状燃料と強制的に供給している
が、風胴1内の空気も該透孔3からポツト2内へ
流入しており、したがつて球状燃料の前方で不規
則に飛び散る燃料の粒子はこのポツト2内へ流入
する空気にはこぼれてポツト2内へ供給され、燃
料の粒子の流れとしては安定するものと思われ
る。一方点火電極の先端6間隙は透孔3の投影面
積内に位置させたから接近しており、またポツト
2内へ流入する空気に乗つて火花が透孔3に向け
てU字形に曲げられて実質的な電極間隙が広がつ
てもまだまだ強力な火花を発生する間隙巾であ
り、かつ点火電極の先端6は透孔3の投影面積内
にあるからU字形の火花の先端はポツト壁に触れ
ることなく燃料粒子の流れの巾に位置して確実な
着火が期待できるものとなつた。尚点火電極の先
端6を霧化ノズル4方向に移動した時の着火限界
は球状燃料の最大径部付近にあり、この部分に点
火電極の先端6が位置した時周囲に燃料粒子が存
在せず、かつ火花がU字状にわん曲しても着火に
適する燃料粒子に触れない為と考えられる。また
燃焼方式がポツトバーナである以上透孔3から多
量の空気の流入は望ましくなく、透孔3の直径は
一般的にでき得るかぎり小さくされており、該透
孔3の投影面積内に着火電極の先端6が位置する
ことは従来品より電極間隙はせまくなつている。
確かめられたもので、従来のガンタイプバーナで
着火不能のものが圧力噴霧ポツトバーナで着火で
きるメカニズムは明らかでないがおおむね次の様
であると考えられる。即ち、圧力噴霧ポツトバー
ナではポツト2に透孔3をあけて、該透孔3から
ポツト2内に霧状燃料と強制的に供給している
が、風胴1内の空気も該透孔3からポツト2内へ
流入しており、したがつて球状燃料の前方で不規
則に飛び散る燃料の粒子はこのポツト2内へ流入
する空気にはこぼれてポツト2内へ供給され、燃
料の粒子の流れとしては安定するものと思われ
る。一方点火電極の先端6間隙は透孔3の投影面
積内に位置させたから接近しており、またポツト
2内へ流入する空気に乗つて火花が透孔3に向け
てU字形に曲げられて実質的な電極間隙が広がつ
てもまだまだ強力な火花を発生する間隙巾であ
り、かつ点火電極の先端6は透孔3の投影面積内
にあるからU字形の火花の先端はポツト壁に触れ
ることなく燃料粒子の流れの巾に位置して確実な
着火が期待できるものとなつた。尚点火電極の先
端6を霧化ノズル4方向に移動した時の着火限界
は球状燃料の最大径部付近にあり、この部分に点
火電極の先端6が位置した時周囲に燃料粒子が存
在せず、かつ火花がU字状にわん曲しても着火に
適する燃料粒子に触れない為と考えられる。また
燃焼方式がポツトバーナである以上透孔3から多
量の空気の流入は望ましくなく、透孔3の直径は
一般的にでき得るかぎり小さくされており、該透
孔3の投影面積内に着火電極の先端6が位置する
ことは従来品より電極間隙はせまくなつている。
以上のようにこの発明は霧化ノズルの設定圧力
よりも低い加圧燃料を供給しても、圧力噴霧ポツ
トバーナに限定されるものの点火電極によつては
じめて安定した着火を可能とできたものであり、
着火可能の燃料圧力を低くできたことによつて一
定燃焼量の許では霧化ノズルの噴出口が大きなも
のを使用できるようになり、圧力噴霧タイプに於
る最大のトラブル原因であるノズルつまりをほと
んど起さなくした極めて実用的な発明である。
よりも低い加圧燃料を供給しても、圧力噴霧ポツ
トバーナに限定されるものの点火電極によつては
じめて安定した着火を可能とできたものであり、
着火可能の燃料圧力を低くできたことによつて一
定燃焼量の許では霧化ノズルの噴出口が大きなも
のを使用できるようになり、圧力噴霧タイプに於
る最大のトラブル原因であるノズルつまりをほと
んど起さなくした極めて実用的な発明である。
第1図はこの発明品の断面図、第2図は同要部
断面図、第3図は透孔の拡大図、第4図は霧化ノ
ズルの噴霧状態の説明図である。 1……風胴、2……ポツト、3……透孔、4…
…霧化ノズル、5……点火電極、6……電極先
端、7……霧化ノズルの球状燃料。
断面図、第3図は透孔の拡大図、第4図は霧化ノ
ズルの噴霧状態の説明図である。 1……風胴、2……ポツト、3……透孔、4…
…霧化ノズル、5……点火電極、6……電極先
端、7……霧化ノズルの球状燃料。
Claims (1)
- 1 風胴内に装置したポツトに透孔をあけ、該透
孔に風胴壁から霧化ノズルをのぞませ、透孔と霧
化ノズルとの間に点火電極の先端を位置せしめた
圧力噴霧ポツトバーナに於て、霧化ノズルには一
定の形状の霧を得る設定圧力よりも低い加圧燃料
を供給すると共に、該低圧燃料噴霧時に霧化ノズ
ルの噴出口に連らなつて形成される球状燃料の最
大径部よりも前方であつて、かつ透孔の投影面積
内に点火電極の先端を位置せしめた圧力噴霧ポツ
トバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9796480A JPS5723710A (en) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | Pressure spraying type pot burner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9796480A JPS5723710A (en) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | Pressure spraying type pot burner |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5723710A JPS5723710A (en) | 1982-02-08 |
JPS6125047B2 true JPS6125047B2 (ja) | 1986-06-13 |
Family
ID=14206348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9796480A Granted JPS5723710A (en) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | Pressure spraying type pot burner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5723710A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6469228A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-15 | Yuasa Battery Co Ltd | Service interruption compensating type switching-regulator |
-
1980
- 1980-07-17 JP JP9796480A patent/JPS5723710A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6469228A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-15 | Yuasa Battery Co Ltd | Service interruption compensating type switching-regulator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5723710A (en) | 1982-02-08 |
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