JP2508319B2 - 液体燃料噴霧供給装置 - Google Patents

液体燃料噴霧供給装置

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JP2508319B2
JP2508319B2 JP30296889A JP30296889A JP2508319B2 JP 2508319 B2 JP2508319 B2 JP 2508319B2 JP 30296889 A JP30296889 A JP 30296889A JP 30296889 A JP30296889 A JP 30296889A JP 2508319 B2 JP2508319 B2 JP 2508319B2
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fuel
passage hole
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fuel passage
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浩作 城出
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は灯油等の液体燃料を噴霧して供給する装置に
関し、例えばガンタイプバーナの主要部として用いるこ
とができるものに関する。
<従来の技術> 従来、この種液体燃料噴霧供給装置を用いた装置とし
て、例えば実開昭63−5220号公報に記載のガンタイプバ
ーナが提供されている。このバーナは、所定噴射角で燃
料を噴射する噴孔を備え且つ移動可能に配置されたノズ
ルと、燃料を通過させる孔を備え且つ前記ノズルの燃料
噴射側前方に固定配置された遮蔽板と、前記ノズルの噴
孔と前記遮蔽板の孔とが接離するよう前記ノズルを移動
させる移動装置と、前記移動装置を制御して前記ノズル
を段階的に移動させる制御手段とを含むガンタイプバー
ナである。
この様なガンタイプバーナに用いられる液体燃料噴霧
供給装置において、従来はその燃料噴霧部付近の構成が
第3図(A)、第3図(B)、第3図(C)の如き構成
となっていた。すなわち、燃料噴霧ノズル1の前方に配
置される遮蔽板である燃料遮断板6、及びその燃料遮断
板6の中央部に構成される燃料通過孔6aの形状が第3図
(A)、(B)、(C)に示す単純な形状であった。
<発明が解決しようとする課題> 従って従来の装置では、噴霧ノズル1から噴霧された
後燃料遮断板6で一旦カットされた燃料が、液滴となっ
て燃料通過孔6aを越え、該燃料通過孔6aの前面側に垂れ
やすい欠点があった。また燃料遮断板6でカットされた
燃料が不規則に飛び散り、噴霧供給量を大きく変動させ
たりする欠点があった。
そこで本発明は上記従来装置の欠点を解消し、燃料遮
断板前面への燃料液滴の垂れ量や飛び散り量を最小限に
抑え、噴霧供給制御量の変動の小さい、より正確で精密
な供給が行える液体燃料噴霧供給装置の提供を目的とす
る。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本発明の液体燃料噴霧供給
装置は、液体燃料を噴孔から一定の噴射角で圧力噴霧す
る噴霧ノズルと、該噴霧ノズルの前方に配置され、噴霧
ノズルから噴霧された液体燃料の一部を通過させる燃料
通過孔を備えた燃料遮断板と、該燃料遮断板と前記噴霧
ノズルとの距離を調節する手段とを少なくとも備え、前
記距離を変えることによって前記燃料通過孔を通って前
方へ供給される燃料噴出量を制御するようにした液体燃
料噴霧供給装置において、前記燃料遮蔽板は、その燃料
通過孔の周辺部を、前記燃料通過孔を中心として噴霧ノ
ズル側へ向けて先窄みするように傾斜突出させたことを
特徴としている。
<作用> 上記本発明の特徴によれば、燃料遮断板は、その燃料
通過孔の周辺部を、前記燃料通過孔を中心として噴霧ノ
ズル側へ向けて先窄みするように傾斜突出させたので、
噴霧ノズルから噴霧され、燃料通過孔の周辺部でカット
される燃料は、燃料通過孔の周辺部の傾斜突出した壁面
に対する衝突角度が非常に小さくなり、その結果燃料通
過孔の周辺部で勢いよく跳ね返ったり、飛び散ったりす
ることなく、壁面に沿ってスムーズに外周部へ運ばれ
る。よって一旦カットされた噴霧燃料が燃料通過孔を通
って前面側へ垂れたり、不規則に飛び散ることが防止さ
れる。すなわち正確な噴霧供給量の制御ができる。
<実施例> 第1図は本発明実施装置の全体構成図、第2図は要部
の拡大図である。
噴孔を備えた噴霧ノズル1が設けられ、該噴霧ノズル
1とノズルアダプタ2とオイル接続金具3とを支えるノ
ズルガイド4は、ノズル取付筒5(例えば、ガンタイプ
バーナなら1次空気筒となる)によってその他の接続部
品(例えば、ガンタイプバーナなら、保炎器や2次空気
筒など)と接続される。前記ノズルガイド4には遮断板
取付体14を介して燃料遮断板60が前記噴霧ノズル1の前
方に設置される。燃料遮断板60を遮断板取付体14に一体
に形成してもよい。燃料遮断板60には燃料通過孔61が設
けられる。該燃料通過孔61の中心と前記噴霧ノズル1の
噴孔の中心は同一直線軸上に位置するようにしている。
前記燃料遮断板60の前方には、オイル隔壁7が取り付け
られている。また前記オイル接続金具3の後方には、取
付板8で支えられたステッピングモータ9が取り付けら
れている。
定油面器10から送油ポンプ11で液体燃料、例えば灯油
がオイル接続金具3を通じて噴霧ノズル1に送られ、噴
霧される。噴霧された一部の燃料は燃料遮断板60の燃料
通過孔61を通って、適当な角度aに拡がって噴霧され
る。そして残り燃料は前記燃料通過孔61の周辺の壁面で
遮られる。さらに燃料遮断板60の前面に垂れた(若しく
は飛び散った)燃料は、オイル隔壁7によって遮られ、
それ以上前方への侵入が防止される。前記燃料遮断板60
及びオイル隔壁7によって遮られた燃料は、再び液状と
なり、それらの下部に設けられたオイル回収管12を通っ
て、定油面器10へ戻される。
噴霧ノズル1と燃料遮断板60との相対位置(距離)は
ステッピングモータ9とバネ13とによる距離調節手段に
よって調節され、これによって燃料遮断板60で遮られる
量をコントロールすることにより、燃料通過孔61を通っ
て噴霧される噴霧量が調節される。なお実施例では噴霧
ノズル1を前後させるようにしているが、燃料遮断板60
及びオイル隔壁7を前後させるようにしてもよい。
以上の如き全体構成において、本発明では前記燃料遮
断板60は、その中央にある燃料通過孔61の周辺部を、前
記燃料通過孔61を中心として噴霧ノズル1側へ向けて先
窄みするように傾斜突出させて形成している。このよう
に燃料遮断板60の燃料通過孔61周辺部を構成することに
より、燃料通過孔61の周辺部の燃料遮断板内壁面60aに
対して、カットされるべき噴霧燃料Pの衝突角が小さく
なり、これによって飛び散ったりすることが防止され、
カットされた燃料が内壁面60aに沿ってスムーズに外周
辺部へ移動する。また内壁面60aの噴霧ノズル1側への
傾斜突出は一種の「返り」を構成し、一旦遮断された燃
料が壁面に沿って燃料通過孔61を越えるのを困難にす
る。
なお燃料通過孔61の周辺部の燃料遮断板外壁面60bも
噴霧ノズル1側へ向けて先窄みするように傾斜突出して
いるので、燃料通過孔61を通過してくる噴霧燃料Qに対
してうまく退避することができる。
前記燃料通過孔61の近傍周辺部は薄肉のほうがよい
が、特に燃料遮断板60に厚みを持たせる場合には、燃料
通過孔61の孔縁付近が充分に鋭く尖るように加工すれば
よい。
<効果> 本発明は以上の構成よりなり、請求項1に記載の液体
燃料噴霧供給装置によれば、燃料遮断板は、その燃料通
過孔の周辺部を、前記燃料通過孔を中心として噴霧ノズ
ル側へ向けて先窄みするように傾斜突出させているの
で、燃料通過孔の周辺でカットされた液体燃料が液滴と
なって燃料通過孔を越えて垂れるのを効果的に防止し、
またカットされた液体燃料が不規則に飛び散るのを効果
的に防止することができる。よって正確な噴霧量を確実
に制御供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置の全体構成図、第2図は要部
の拡大図、第3図(A)、(B)、(C)はそれぞれ従
来例を示す図である。 1:噴霧ノズル 9:ステッピングモータ 13:バネ 60:燃料遮断板 61:燃料通過孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体燃料を噴孔から一定の噴射角で圧力噴
    霧する噴霧ノズルと、該噴霧ノズルの前方に配置され、
    噴霧ノズルから噴霧された液体燃料の一部を通過させる
    燃料通過孔を備えた燃料遮断板と、該燃料遮断板と前記
    噴霧ノズルとの距離を調節する手段とを少なくとも備
    え、前記距離を変えることによって前記燃料通過孔を通
    って前方へ供給される燃料噴出量を制御するようにした
    液体燃料噴霧供給装置において、前記燃料遮断板は、そ
    の燃料通過孔の周辺部を、前記燃料通過孔を中心として
    噴霧ノズル側へ向けて先窄みするように傾斜突出させた
    ことを特徴とする液体燃料噴霧供給装置。
JP30296889A 1989-11-20 1989-11-20 液体燃料噴霧供給装置 Expired - Lifetime JP2508319B2 (ja)

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JPH03164604A JPH03164604A (ja) 1991-07-16
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