JPS61250252A - 被覆金属外囲体 - Google Patents
被覆金属外囲体Info
- Publication number
- JPS61250252A JPS61250252A JP9113485A JP9113485A JPS61250252A JP S61250252 A JPS61250252 A JP S61250252A JP 9113485 A JP9113485 A JP 9113485A JP 9113485 A JP9113485 A JP 9113485A JP S61250252 A JPS61250252 A JP S61250252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion joint
- coated metal
- expansion
- metal material
- rising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、長尺な被覆金属材の立上り部等全てをシーム
溶接した被覆金属外囲体にもかかわらず、その全体を、
外気温に対応してX方向、Y方向に熱伸縮可能とし、且
つ施工能率を著しく向上させることができる被覆金属外
囲体に関する。
溶接した被覆金属外囲体にもかかわらず、その全体を、
外気温に対応してX方向、Y方向に熱伸縮可能とし、且
つ施工能率を著しく向上させることができる被覆金属外
囲体に関する。
近時、構造物の外表面に被覆金属材をシーム溶接して水
密施工した被覆金属外囲体が盛んに研究。
密施工した被覆金属外囲体が盛んに研究。
開発されつつある。ところが、その被覆金属材の立上り
部等全てをシーム溶接すると外気温に応じて、熱伸縮し
た場合、各部に大きな熱応力が発生し、立上り部や平坦
部に変形歪が生じたり、甚だしい場合には破損すること
があワた。このため、そのような被覆金属外囲体の適所
に空隙部を形成し、この箇所で、X方向、Y方向の熱伸
縮を吸収するようにしていた。ところが、この空隙部箇
所は、水密的固着のシーム溶接ができず、上側又は側部
からその空隙箇所を覆う別部材を設けて雨仕舞を図って
いる現状であった。このように、空隙部形成と別部材を
設けるには、施工が極めて面倒となるのみならず、部材
を多く必要とし、ひいては高価となるし、その別部材が
被覆金属外囲体の外表面に突出することとなり、場所に
よっては取付不能となったり、全体の外観美を損なう等
の欠点があった。そのようなことから、全体をシーム溶
接して接合し、その全体をX方向、Y方向に熱伸縮可能
とすることが金属工業界の理想とされていた。このため
、当該出願人は、特願昭55−139645号にてそれ
らの問題点を解決した。しかるに、その発明では、一部
被覆金属外囲体同士の取付施工が著しく面倒で、施工能
率が半減する等の不都合が生じた。
部等全てをシーム溶接すると外気温に応じて、熱伸縮し
た場合、各部に大きな熱応力が発生し、立上り部や平坦
部に変形歪が生じたり、甚だしい場合には破損すること
があワた。このため、そのような被覆金属外囲体の適所
に空隙部を形成し、この箇所で、X方向、Y方向の熱伸
縮を吸収するようにしていた。ところが、この空隙部箇
所は、水密的固着のシーム溶接ができず、上側又は側部
からその空隙箇所を覆う別部材を設けて雨仕舞を図って
いる現状であった。このように、空隙部形成と別部材を
設けるには、施工が極めて面倒となるのみならず、部材
を多く必要とし、ひいては高価となるし、その別部材が
被覆金属外囲体の外表面に突出することとなり、場所に
よっては取付不能となったり、全体の外観美を損なう等
の欠点があった。そのようなことから、全体をシーム溶
接して接合し、その全体をX方向、Y方向に熱伸縮可能
とすることが金属工業界の理想とされていた。このため
、当該出願人は、特願昭55−139645号にてそれ
らの問題点を解決した。しかるに、その発明では、一部
被覆金属外囲体同士の取付施工が著しく面倒で、施工能
率が半減する等の不都合が生じた。
c問題点を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記問題点等を解決すべく鋭意、研究
を重ねた結果、本発明を、主板の幅方向両側に側部立上
り部を形成した長尺な被覆金属材の側部立上り部に、隣
接の被覆金属材の側部立上り部をシーム溶接してX方向
第1伸縮継手部を形成し、これらを順次繰返して葺成し
、そのX方向第1伸縮継手部の端部寄りを主板面に折返
してこの部分と共に端部立上り部を連続的に形成し、こ
れらと同じものをその長手方向が同方向をなすようにし
つつ、適宜の間隔をあけて対向させ、この間隔部に、底
部主板の幅方向両側に立上り部を形成した中間材を挿入
して、その立上り部と端部立上り部とをシーム溶接して
Y方向第1伸縮継手部を形成し、この長手方向中間適所
に、これに略直交するX方向第2伸縮継手部を複数条併
設し、この複数のX方向第2伸縮継手部の両端には、こ
れに略直交するY方向第2伸縮継手部を形成し、この各
々の両端寄りを折返して前記X方向第1伸縮継手部に重
合させたことにより、その被覆金属材等の立上り部会て
をシーム溶接しても、X方向第1、第2伸縮継手部及び
Y方向第1.第2伸縮継手部にて、被覆金属外囲体の全
体又は各部に生ずるX方向、Y方向の熱伸縮を吸収し、
変形歪や破損の防止ができ、且つ外観を優美にでき、完
全水密の被覆金属外囲体を提供でき、さらに、一部被覆
金属外囲体同士の取付施工が著しく簡単にでき、施工能
率が倍加し、前記の問題点等を解消したものである。
を重ねた結果、本発明を、主板の幅方向両側に側部立上
り部を形成した長尺な被覆金属材の側部立上り部に、隣
接の被覆金属材の側部立上り部をシーム溶接してX方向
第1伸縮継手部を形成し、これらを順次繰返して葺成し
、そのX方向第1伸縮継手部の端部寄りを主板面に折返
してこの部分と共に端部立上り部を連続的に形成し、こ
れらと同じものをその長手方向が同方向をなすようにし
つつ、適宜の間隔をあけて対向させ、この間隔部に、底
部主板の幅方向両側に立上り部を形成した中間材を挿入
して、その立上り部と端部立上り部とをシーム溶接して
Y方向第1伸縮継手部を形成し、この長手方向中間適所
に、これに略直交するX方向第2伸縮継手部を複数条併
設し、この複数のX方向第2伸縮継手部の両端には、こ
れに略直交するY方向第2伸縮継手部を形成し、この各
々の両端寄りを折返して前記X方向第1伸縮継手部に重
合させたことにより、その被覆金属材等の立上り部会て
をシーム溶接しても、X方向第1、第2伸縮継手部及び
Y方向第1.第2伸縮継手部にて、被覆金属外囲体の全
体又は各部に生ずるX方向、Y方向の熱伸縮を吸収し、
変形歪や破損の防止ができ、且つ外観を優美にでき、完
全水密の被覆金属外囲体を提供でき、さらに、一部被覆
金属外囲体同士の取付施工が著しく簡単にでき、施工能
率が倍加し、前記の問題点等を解消したものである。
以下1本発明の実施例を第1図乃至第8図に基づいて説
明する。
明する。
Aは長尺な被覆金属材であって、シーム溶接可能な板厚
(約0.2 mm乃至約1龍)の金属板(例えば、不銹
鋼材等)が使用される。その被覆金属材Aはコンクリー
ト又は鉄骨等の構造物の外表面被覆材として使用される
。これによって、屋根又は壁を被覆する役割をなす。
(約0.2 mm乃至約1龍)の金属板(例えば、不銹
鋼材等)が使用される。その被覆金属材Aはコンクリー
ト又は鉄骨等の構造物の外表面被覆材として使用される
。これによって、屋根又は壁を被覆する役割をなす。
1はその被覆金属材Aの主板で、長尺をなし、この幅方
向両側には、約2cll乃至約81の側部立上り部2.
2が屈曲形成されている。その主板1側部立上り部2.
2に形成された長尺の被覆金属材Aは、コイル状の金属
板が成形機にて一体的に屈曲成形される。この加工は一
般に現場にて行なわれる。これ以外の屈曲加工及びシー
ム溶接は全て現場にて行なわれる。その被覆金属材へが
、構造物の外表面に載置され、次いで、その被覆金属材
Aの側部立上り部2に、可動吊子Bの可動舌片4が接す
るようにして、吊子本体3が構造物又は構造材等に固着
されている。その可動吊子Bはその側部立上り部2の長
手方向に適宜の間隔をおいて複数設けられている。そし
て、その可動舌片4が存在する側部立上り部2に、隣接
の被覆金属材Aの側部立上り部2が重合され、この両測
部立上り部2.2が可動舌片4と共にシーム溶接されて
、X方向第1伸縮継手部5が形成れている。これらが、
順次繰返されて一部被覆金属外囲体が葺成される。この
場合、その長手方向の長さは、略同−に形成される。ま
た、その併設方向の中間の長手方向の端部箇所は、切除
又は短く形成しておく場合もある。その一部被覆外囲体
のX方向第1伸縮継手部5の長手方向端部寄り(端部か
らこの近くの部分)が主板1面上に折返されて、この部
分と主板1の端部(長手方向の端部)とが屈曲されて端
部立上り部6が連続的に形成される。このような端部立
上り部6を形成した一部被覆金属外囲体と、これと同様
なもの同士が、その端部立上り部6.6が対向されつつ
適宜の間隔を存して対称的に設けられる。このとき、そ
の被覆金属材Aの長手方向が全て同方向を向くようにし
つつ構成される。
向両側には、約2cll乃至約81の側部立上り部2.
2が屈曲形成されている。その主板1側部立上り部2.
2に形成された長尺の被覆金属材Aは、コイル状の金属
板が成形機にて一体的に屈曲成形される。この加工は一
般に現場にて行なわれる。これ以外の屈曲加工及びシー
ム溶接は全て現場にて行なわれる。その被覆金属材へが
、構造物の外表面に載置され、次いで、その被覆金属材
Aの側部立上り部2に、可動吊子Bの可動舌片4が接す
るようにして、吊子本体3が構造物又は構造材等に固着
されている。その可動吊子Bはその側部立上り部2の長
手方向に適宜の間隔をおいて複数設けられている。そし
て、その可動舌片4が存在する側部立上り部2に、隣接
の被覆金属材Aの側部立上り部2が重合され、この両測
部立上り部2.2が可動舌片4と共にシーム溶接されて
、X方向第1伸縮継手部5が形成れている。これらが、
順次繰返されて一部被覆金属外囲体が葺成される。この
場合、その長手方向の長さは、略同−に形成される。ま
た、その併設方向の中間の長手方向の端部箇所は、切除
又は短く形成しておく場合もある。その一部被覆外囲体
のX方向第1伸縮継手部5の長手方向端部寄り(端部か
らこの近くの部分)が主板1面上に折返されて、この部
分と主板1の端部(長手方向の端部)とが屈曲されて端
部立上り部6が連続的に形成される。このような端部立
上り部6を形成した一部被覆金属外囲体と、これと同様
なもの同士が、その端部立上り部6.6が対向されつつ
適宜の間隔を存して対称的に設けられる。このとき、そ
の被覆金属材Aの長手方向が全て同方向を向くようにし
つつ構成される。
A1は金属板製の中間材であって、底部主板7の幅方向
両側に立上り部8,8が屈曲形成されている。その中間
材A、が、前記一部被覆金属外囲体同士の間隔部(対向
する端部立上り部6.6間)に挿入載置され、その両側
の立上り部8と、隣接の一部被覆金属外囲体の端部立上
り部6とが重合されつつシーム溶接されY方向第1伸縮
継手部9゜9が形成されている。
両側に立上り部8,8が屈曲形成されている。その中間
材A、が、前記一部被覆金属外囲体同士の間隔部(対向
する端部立上り部6.6間)に挿入載置され、その両側
の立上り部8と、隣接の一部被覆金属外囲体の端部立上
り部6とが重合されつつシーム溶接されY方向第1伸縮
継手部9゜9が形成されている。
このY方向第1伸縮継手部9は、その中間材A1の幅方
向(Y方向)及び一部被覆金属外囲体のY方向の熱伸縮
を吸収するものである。実施例では、その被覆金属材A
の長手方向の長さが約25m以上になった場合にそのY
方向第1伸縮継手部9を設けて熱伸縮を吸収するもので
ある。このY方向第1伸縮継手部9の高さは、X方向第
1伸縮継手部5の高さと略同等に形成されている。
向(Y方向)及び一部被覆金属外囲体のY方向の熱伸縮
を吸収するものである。実施例では、その被覆金属材A
の長手方向の長さが約25m以上になった場合にそのY
方向第1伸縮継手部9を設けて熱伸縮を吸収するもので
ある。このY方向第1伸縮継手部9の高さは、X方向第
1伸縮継手部5の高さと略同等に形成されている。
10はX方向第2伸縮継手部であって、そのY方向第1
伸縮継手部9の長手方向の中間適所(実施例では、約5
m乃至約十数mの間隔ごとで、被覆金属外囲体には1ケ
所の場合もある)に、前記Y方向第1伸縮継手部9に略
直交して(図面では直交)複数条設けられている。即ち
、そのX方向第2伸縮継手部10は、そのY方向第1伸
縮継手部9の間の中間の分離した端部寄りが、その底部
主板7面又は、適宜の方形又は長方形の被覆側金属材A
、の主板l1面に折返されて、この折返し部分と、底部
主板7又は主板1.の側部とが共に屈曲されて側部側立
上り部11がそれぞれ形成され、この側部側立上り部1
1と、そのY方向第1伸縮継手部9の長手方向の中間適
所に設けた被覆側金属材A2の主板1.の両側の側部立
上り部2゜とがシーム溶接されてX方向第2伸縮継手部
IOが構成されている。このX方向第2伸縮継手部10
の高さも、前記X方向第1伸縮継手部5又はY方向第1
伸縮継手部9の高さと同等に形成されている。また、X
方向第2伸縮継手部10は、被覆金属材Aを適宜の長さ
や形状にしたものを使用して形成することも多い、また
、その複数のX方向第2伸縮継手部10は、Y方向第1
伸縮継手部9の長手方向に対する伸縮を吸収するように
設けられている。
伸縮継手部9の長手方向の中間適所(実施例では、約5
m乃至約十数mの間隔ごとで、被覆金属外囲体には1ケ
所の場合もある)に、前記Y方向第1伸縮継手部9に略
直交して(図面では直交)複数条設けられている。即ち
、そのX方向第2伸縮継手部10は、そのY方向第1伸
縮継手部9の間の中間の分離した端部寄りが、その底部
主板7面又は、適宜の方形又は長方形の被覆側金属材A
、の主板l1面に折返されて、この折返し部分と、底部
主板7又は主板1.の側部とが共に屈曲されて側部側立
上り部11がそれぞれ形成され、この側部側立上り部1
1と、そのY方向第1伸縮継手部9の長手方向の中間適
所に設けた被覆側金属材A2の主板1.の両側の側部立
上り部2゜とがシーム溶接されてX方向第2伸縮継手部
IOが構成されている。このX方向第2伸縮継手部10
の高さも、前記X方向第1伸縮継手部5又はY方向第1
伸縮継手部9の高さと同等に形成されている。また、X
方向第2伸縮継手部10は、被覆金属材Aを適宜の長さ
や形状にしたものを使用して形成することも多い、また
、その複数のX方向第2伸縮継手部10は、Y方向第1
伸縮継手部9の長手方向に対する伸縮を吸収するように
設けられている。
12はY方向第2伸縮継手部であって、前記X方向第2
伸縮継手部10の両端には、このX方向第2伸縮継手部
10に略直交して(図面では直交)設けられ、そのY方
向第2伸縮継手部12の両端寄りが、前記X方向第1伸
縮継手部5に折返されて重合されている。そのX方向、
Y方向第2伸縮継手部10.12の実施例は複数存在し
、その基本となる第1実施例(第1図参照)は、そのY
方向第1伸縮継手部9に線対称的に2条設けられている
。そのX方向第2伸縮継手部10の端部寄りが、その主
板12又は主板15面に折返されて、この部分と主板1
z又は主板13の端部とが共に屈曲されて端部側立上り
部13が形成され、これと端部立上り部6とが、或はそ
の端部側立上り部13と被覆側金属材A4の側部立上り
部24とがシーム溶接されてY方向第2伸縮継手部12
が構成されている。このY方向第2伸縮継手部12は、
X方向第1伸縮継手部5の高さと略同等に形成されてい
る。また、各伸縮継手部は、一方向のみに伸縮可能に、
この両立上り部の下方が開いて形成されている。この部
分の他の伸縮継手部端が折返されて重合されていても、
依然としてその一方向のみに伸縮可能に構成されている
。この折返された部分は、どの方向にも伸縮できず、専
ら、全体をシーム溶接するために設けられている。
伸縮継手部10の両端には、このX方向第2伸縮継手部
10に略直交して(図面では直交)設けられ、そのY方
向第2伸縮継手部12の両端寄りが、前記X方向第1伸
縮継手部5に折返されて重合されている。そのX方向、
Y方向第2伸縮継手部10.12の実施例は複数存在し
、その基本となる第1実施例(第1図参照)は、そのY
方向第1伸縮継手部9に線対称的に2条設けられている
。そのX方向第2伸縮継手部10の端部寄りが、その主
板12又は主板15面に折返されて、この部分と主板1
z又は主板13の端部とが共に屈曲されて端部側立上り
部13が形成され、これと端部立上り部6とが、或はそ
の端部側立上り部13と被覆側金属材A4の側部立上り
部24とがシーム溶接されてY方向第2伸縮継手部12
が構成されている。このY方向第2伸縮継手部12は、
X方向第1伸縮継手部5の高さと略同等に形成されてい
る。また、各伸縮継手部は、一方向のみに伸縮可能に、
この両立上り部の下方が開いて形成されている。この部
分の他の伸縮継手部端が折返されて重合されていても、
依然としてその一方向のみに伸縮可能に構成されている
。この折返された部分は、どの方向にも伸縮できず、専
ら、全体をシーム溶接するために設けられている。
また、第3図乃至第5図については、各伸縮継手部を線
図的に表わした略示平面図であり、その線図の端が丁字
形に形成されているものは折返し部を指称し、これが他
の伸縮継手部に重合されている。第3図乃至第5図に示
したものはX方向第2伸縮継手部10を2条設けたもの
であり、第6図、第7図に示したものはX方向第2伸縮
継手部lOを3条設けたものであり、何れもその両端側
に2条づつY方向第2伸縮継手部12を対称的に設けた
ものである。
図的に表わした略示平面図であり、その線図の端が丁字
形に形成されているものは折返し部を指称し、これが他
の伸縮継手部に重合されている。第3図乃至第5図に示
したものはX方向第2伸縮継手部10を2条設けたもの
であり、第6図、第7図に示したものはX方向第2伸縮
継手部lOを3条設けたものであり、何れもその両端側
に2条づつY方向第2伸縮継手部12を対称的に設けた
ものである。
特に第3図、第4図に示したものは、被覆側金属材A3
を適宜変更させつつ使用したものである。
を適宜変更させつつ使用したものである。
即ち、第3図に示したものは、その被覆側金属材A3を
被覆側金属材A、を中心に点対称として、第4図に示し
たものは、その被覆側金属材A、を被覆側金属材A、を
中心に線対称として構成されている。
被覆側金属材A、を中心に点対称として、第4図に示し
たものは、その被覆側金属材A、を被覆側金属材A、を
中心に線対称として構成されている。
第5図に示したものは、前記被覆側金属材A2の幅を倍
にしたもので、且つ被覆側金属材A4の中間にX方向第
1伸縮継手部5が形成されている。
にしたもので、且つ被覆側金属材A4の中間にX方向第
1伸縮継手部5が形成されている。
第6図に示したものは、2条のY方向第2伸縮継手部1
2.12が同等長さに形成されている。
2.12が同等長さに形成されている。
第7図に示したものは、2条のY方向第2伸縮継手部1
2.12が異なった長さに形成されている。
2.12が異なった長さに形成されている。
以上の外にも、X方向第2伸縮継手部10の長さや、Y
方向第2伸縮継手部12の長さを適宜の長さとしたりし
て、図示しない実施例が多く存在している。また、実際
に各種のX方向第2伸縮継手部10及びY方向第2伸縮
継手部12を施工するには、X方向第1伸縮継手部5及
びY方向第1伸縮継手部9の端部寄りをシーム溶接しな
いでおき、そしてこれに合わせて屈曲して、その後完全
なシーム溶接したり、或は、適宜の長さの被覆金属材A
中間材A、や略方形状等の被覆側金属材Ax。
方向第2伸縮継手部12の長さを適宜の長さとしたりし
て、図示しない実施例が多く存在している。また、実際
に各種のX方向第2伸縮継手部10及びY方向第2伸縮
継手部12を施工するには、X方向第1伸縮継手部5及
びY方向第1伸縮継手部9の端部寄りをシーム溶接しな
いでおき、そしてこれに合わせて屈曲して、その後完全
なシーム溶接したり、或は、適宜の長さの被覆金属材A
中間材A、や略方形状等の被覆側金属材Ax。
^31 A 4を適宜屈曲してシーム溶接を適宜の箇所
になして行なうこともあり、その実施例によって施工順
序を適宜変えて行なうものである。
になして行なうこともあり、その実施例によって施工順
序を適宜変えて行なうものである。
本発明においては、主板1の幅方向両側に側部立上り部
2,2を形成した長尺な被覆金属材Aの側部立上り部2
に、隣接の被覆金属材Aの側部立上り部2をシーム溶接
してX方向第1伸縮継手部5を形成し、これらを順次繰
返して葺成し、そのX方向第1伸縮継手部5の端部寄り
を主板1面に折返してこの部分と共に端部立上り部6を
連続的に形成し、これらと同じものをその長手方向が同
方向をなすようにしつつ、適宜の間隔を存して対向させ
、この間隔部に、底部主板7の幅方向両側に立上り部8
.8を形成した中間材A1を挿入して、その立上り部と
前記端部立上り部6とをシーム溶接してY方向第1伸縮
継手部9,9を形成し、この長手方向中間適所に、これ
に略直交するX方向第2伸縮継手部lOを複数条併設し
、この複数のX方向第2伸縮継手部10の両端には、こ
れに略直交するY方向第2伸縮継手部12.12を形成
し、この各々の両端寄りを折返して前記X方向第1伸縮
継手部5に重合させた被覆金属外囲体としたので、まず
第1にX方向、Y方向の熱伸縮による熱歪の発生を防止
できるし、第2に施工性が極めて良好にできる等の効果
を奏する。
2,2を形成した長尺な被覆金属材Aの側部立上り部2
に、隣接の被覆金属材Aの側部立上り部2をシーム溶接
してX方向第1伸縮継手部5を形成し、これらを順次繰
返して葺成し、そのX方向第1伸縮継手部5の端部寄り
を主板1面に折返してこの部分と共に端部立上り部6を
連続的に形成し、これらと同じものをその長手方向が同
方向をなすようにしつつ、適宜の間隔を存して対向させ
、この間隔部に、底部主板7の幅方向両側に立上り部8
.8を形成した中間材A1を挿入して、その立上り部と
前記端部立上り部6とをシーム溶接してY方向第1伸縮
継手部9,9を形成し、この長手方向中間適所に、これ
に略直交するX方向第2伸縮継手部lOを複数条併設し
、この複数のX方向第2伸縮継手部10の両端には、こ
れに略直交するY方向第2伸縮継手部12.12を形成
し、この各々の両端寄りを折返して前記X方向第1伸縮
継手部5に重合させた被覆金属外囲体としたので、まず
第1にX方向、Y方向の熱伸縮による熱歪の発生を防止
できるし、第2に施工性が極めて良好にできる等の効果
を奏する。
これらの効果について詳述すると、第1にその被覆金属
材Aが長尺で長手方向に熱伸縮が大きくても、そのY方
向第1伸縮継手部9にて吸収されるし、その被覆金属材
A各々の幅方向の熱伸縮は、その両側に設けたX方向第
1伸縮継手部5にて吸収される。また、Y方向第1伸縮
継手部9の長手方向中間適所に、これに直交するX方向
第2伸縮継手部10を複数条併設し、この複数のX方向
第2伸縮継手部10の両端には、これに略直交するY方
向第2伸縮継手部12.12を形成し、この各々の両端
寄りを折返してX方向第1伸縮継手部5に重合させたこ
とにより、そのY方向第1伸縮継手部9が長尺の場合、
熱伸縮が生じて熱応力が発生しようとするが、その中間
の複数のX方向第2伸縮継手部lOにて、その熱伸縮を
略完全に吸収できるし、さらにX方向第2伸縮継手部1
0を有する箇所の被覆側金属材A、のY方向(長手方向
)の熱伸縮は、Y方向第1伸縮継手部9では吸収されて
いないが、Y方向第2伸縮継手部12にて吸収される。
材Aが長尺で長手方向に熱伸縮が大きくても、そのY方
向第1伸縮継手部9にて吸収されるし、その被覆金属材
A各々の幅方向の熱伸縮は、その両側に設けたX方向第
1伸縮継手部5にて吸収される。また、Y方向第1伸縮
継手部9の長手方向中間適所に、これに直交するX方向
第2伸縮継手部10を複数条併設し、この複数のX方向
第2伸縮継手部10の両端には、これに略直交するY方
向第2伸縮継手部12.12を形成し、この各々の両端
寄りを折返してX方向第1伸縮継手部5に重合させたこ
とにより、そのY方向第1伸縮継手部9が長尺の場合、
熱伸縮が生じて熱応力が発生しようとするが、その中間
の複数のX方向第2伸縮継手部lOにて、その熱伸縮を
略完全に吸収できるし、さらにX方向第2伸縮継手部1
0を有する箇所の被覆側金属材A、のY方向(長手方向
)の熱伸縮は、Y方向第1伸縮継手部9では吸収されて
いないが、Y方向第2伸縮継手部12にて吸収される。
このように、本発明では、特にX方向第2伸縮継手部1
0及びY方向第2伸縮継手部12を設けて、Y方向第1
伸縮継手部9の長さが長大であっても、即ち、被覆金属
材Aの併設方向(X方向)の長大の長さであって、どの
位置の立上り部による継手部や主板に規則的又は不規則
的に熱伸縮が生じても、そのX方向第1、第2伸縮継手
部5゜10及びY方向第1.第2伸縮継手部9.12に
て吸収でき、各部に熱応力を発させず、これによって変
形歪や破損等を一切防止することができる。
0及びY方向第2伸縮継手部12を設けて、Y方向第1
伸縮継手部9の長さが長大であっても、即ち、被覆金属
材Aの併設方向(X方向)の長大の長さであって、どの
位置の立上り部による継手部や主板に規則的又は不規則
的に熱伸縮が生じても、そのX方向第1、第2伸縮継手
部5゜10及びY方向第1.第2伸縮継手部9.12に
て吸収でき、各部に熱応力を発させず、これによって変
形歪や破損等を一切防止することができる。
特に、X方向第2伸縮継手部10を複数設けたことは、
その効果が大きい。このように全てシーム溶接したにも
かかわらず、被覆金属外囲体のX方向、Y方向の熱伸縮
を吸収可能としたことは、従来のように空隙部形成と別
部材の取付等に比較して、部材を大幅に節約できると共
に、別部材を突出させ施工不能の事態等はさけることが
でき、外観を優美にでき、ひいては安価に施工できる等
の効果を奏する。このようなX方向、Y方向第2伸縮継
手部10.12の存在で、業界で切望されていた被覆金
属外囲体を初めて提供できるものである。
その効果が大きい。このように全てシーム溶接したにも
かかわらず、被覆金属外囲体のX方向、Y方向の熱伸縮
を吸収可能としたことは、従来のように空隙部形成と別
部材の取付等に比較して、部材を大幅に節約できると共
に、別部材を突出させ施工不能の事態等はさけることが
でき、外観を優美にでき、ひいては安価に施工できる等
の効果を奏する。このようなX方向、Y方向第2伸縮継
手部10.12の存在で、業界で切望されていた被覆金
属外囲体を初めて提供できるものである。
また、本発明においては、一部被覆外囲体同士を適宜の
間隔を有して対向させ、この間隔部に、底部主板7の幅
方向両側に立上り部8.8を形成した中間材A1を挿入
して、その立上り部8と端部立上り部6とをシーム溶接
してY方向第1伸縮継手部9.9を形成したので、端部
立上り部6゜6同士が直接シーム溶接されないため、予
め両方の端部立上り部6.6を成形した後に、中間材A
。
間隔を有して対向させ、この間隔部に、底部主板7の幅
方向両側に立上り部8.8を形成した中間材A1を挿入
して、その立上り部8と端部立上り部6とをシーム溶接
してY方向第1伸縮継手部9.9を形成したので、端部
立上り部6゜6同士が直接シーム溶接されないため、予
め両方の端部立上り部6.6を成形した後に、中間材A
。
を挿入することができる。即ち、一方の端部立上り部6
が邪魔にならず、両方の端部立上り部6゜6を同時に成
形することができるため、加工が簡易となり、施工に無
理がなくなるとともに、極めて施工性を好適にできる大
きな利点がある。さらに、その端部立上り部6を成形す
るのにも極めて屈曲しやすく簡単にできる効果がある。
が邪魔にならず、両方の端部立上り部6゜6を同時に成
形することができるため、加工が簡易となり、施工に無
理がなくなるとともに、極めて施工性を好適にできる大
きな利点がある。さらに、その端部立上り部6を成形す
るのにも極めて屈曲しやすく簡単にできる効果がある。
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は本発明の第1実施例の斜視図、第2図は第1図の略示
平面図、第3図乃至第7図は本発明の別の実施例の略示
平面図、第8図は伸縮継手部箇所の一部斜視図である。 A・・・・・・被覆金属材、 A1・・・・・・中間
材、l・・・・・・主板、 2・・・・・・
側部立上り部、5・・・・・・X方向第1伸縮継手部、
6・・・・・・端部立上り部、 7・・・・・・底部主
板、8・・・・・・立上り部、9・・・・・・Y方向第
1伸縮継手部、10・・・・・・X方向第2伸縮継手部
、12・・・・・・Y方向第2伸縮継手部。 第2図 吟−一一藁× 第4図 第3図 ° “1゜“ 11し田川
は本発明の第1実施例の斜視図、第2図は第1図の略示
平面図、第3図乃至第7図は本発明の別の実施例の略示
平面図、第8図は伸縮継手部箇所の一部斜視図である。 A・・・・・・被覆金属材、 A1・・・・・・中間
材、l・・・・・・主板、 2・・・・・・
側部立上り部、5・・・・・・X方向第1伸縮継手部、
6・・・・・・端部立上り部、 7・・・・・・底部主
板、8・・・・・・立上り部、9・・・・・・Y方向第
1伸縮継手部、10・・・・・・X方向第2伸縮継手部
、12・・・・・・Y方向第2伸縮継手部。 第2図 吟−一一藁× 第4図 第3図 ° “1゜“ 11し田川
Claims (1)
- (1)主板の幅方向両側に側部立上り部を形成した長尺
な被覆金属材の側部立上り部に、隣接の被覆金属材の側
部立上り部をシーム溶接してX方向第1伸縮継手部を形
成し、これらを順次繰返して葺成し、そのX方向第1伸
縮継手部の端部寄りを主板面に折返してこの部分と共に
端部立上り部を連続的に形成し、これらと同じものをそ
の長手方向が同方向をなすようにしつつ、適宜の間隔を
有して対向させ、この間隔部に、底部主板の幅方向両側
に立上り部を形成した中間材を挿入して、その立上り部
と前記端部立上り部とをシーム溶接してY方向第1伸縮
継手部を形成し、この長手方向中間適所に、これに略直
交するX方向第2伸縮継手部を複数条併設し、この複数
のX方向第2伸縮継手部の両端には、これに略直交する
Y方向第2伸縮継手部を形成し、この各々の両端寄りを
折返して前記X方向第1伸縮継手部に重合させたことを
特徴とした被覆金属外囲体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60091134A JPH0676717B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 被覆金属外囲体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60091134A JPH0676717B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 被覆金属外囲体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61250252A true JPS61250252A (ja) | 1986-11-07 |
JPH0676717B2 JPH0676717B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=14018058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60091134A Expired - Lifetime JPH0676717B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 被覆金属外囲体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676717B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5766260A (en) * | 1980-10-05 | 1982-04-22 | Sanko Kinzoku Kogyo Kk | Coated metal outer enclosure |
JPS59114364A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-07-02 | 三晃金属工業株式会社 | 被覆金属外囲体 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP60091134A patent/JPH0676717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5766260A (en) * | 1980-10-05 | 1982-04-22 | Sanko Kinzoku Kogyo Kk | Coated metal outer enclosure |
JPS59114364A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-07-02 | 三晃金属工業株式会社 | 被覆金属外囲体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0676717B2 (ja) | 1994-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61250252A (ja) | 被覆金属外囲体 | |
JPH021935B2 (ja) | ||
JPS6286258A (ja) | 被覆金属外囲体 | |
US4284181A (en) | Rigid trolley rail and method for laying the same | |
JPS642748B2 (ja) | ||
JPS59114365A (ja) | 被覆金属外囲体 | |
JPS6113069B2 (ja) | ||
JPS6286259A (ja) | 被覆金属外囲体 | |
JPH0122424B2 (ja) | ||
JPS62121264A (ja) | 被覆金属外囲体の出隅構造 | |
JPH0249293Y2 (ja) | ||
JPS647180B2 (ja) | ||
JPS6113068B2 (ja) | ||
JPH06117058A (ja) | 折板状外囲体 | |
JPH0446054B2 (ja) | ||
JPS5844143A (ja) | 被覆金属外囲体における端部取合装置 | |
JPH0249292Y2 (ja) | ||
JPS6213524B2 (ja) | ||
JPS62121263A (ja) | 被覆金属外囲体の入隅構造 | |
JPS6213526B2 (ja) | ||
JPH0762805A (ja) | 外囲ユニット及び被覆金属外囲体 | |
JPS647181B2 (ja) | ||
JPS61250253A (ja) | 被覆金属外囲体における壁取合装置 | |
JPS5880053A (ja) | 断熱大型建築用板の断熱継手装置 | |
JP2002122289A (ja) | 金属製ダクトの断熱吸音方法 |