JPS61250141A - キヤツプシ−ル用合成樹脂フイルムラミネ−ト材に適したアルミニウム合金箔 - Google Patents

キヤツプシ−ル用合成樹脂フイルムラミネ−ト材に適したアルミニウム合金箔

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JPS61250141A
JPS61250141A JP60091740A JP9174085A JPS61250141A JP S61250141 A JPS61250141 A JP S61250141A JP 60091740 A JP60091740 A JP 60091740A JP 9174085 A JP9174085 A JP 9174085A JP S61250141 A JPS61250141 A JP S61250141A
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JP
Japan
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alloy foil
foil
synthetic resin
resin film
laminate material
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JP60091740A
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Hideo Kawai
英夫 河合
Masashi Sakaguchi
雅司 坂口
Tomoaki Yamanoi
智明 山ノ井
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、合成樹脂フィルムと貼合されて、飲食容器
などのキャップシール用ラミネート材を形成するのに適
したアルミニウム合金箔に関する。
従来の技術及び問題点 周知のとおりアルミニウムないしアルミニウム合金箔は
食品や医薬品の包装容器などに広く用いられているが、
なかでも、飲食容器などのキャップシールの素材として
用いられる場合には、その性質として、強度に優れ容易
に破断しないこと及び成形後の弾性変形(いわゆるスプ
リングバック)が少ないことなどが特に要求される。
而して、従来かかるキャップシール用アルミニウム箔に
は、lN30合金等の純アルミニウム系合金を焼鈍した
軟質状態の箔(いわゆる0材)が用いられていた。これ
は、箔が軟質化するにつれて箔のスプリングバックが小
さくなるという事実に基づいたものであるが、反面強度
が低下するため、必然的に箔厚を30〜100μm程度
の厚いものにせざるを得す、コストアップの原因となっ
ていた。
もつとも軟質状態で箔自体の強度を高めるために、例え
ばMgやMn等の強化元素を添加する方法も試みられた
が、圧延抵抗が大となって大幅なコストダウンは望めな
かった。
そこで最近では、キャップシール用素材として要求され
る強度を維持しつつアルミニウム箔自体を薄肉化してコ
スト低減を図るため、上記の軟質筋を合成樹脂フィルム
に貼り合わせたいわゆるA塁うミネート材が用いられる
ようになってきている。
しかしながら、この場合には合成樹脂フィルムの弾性係
数が低いため、・絞り加工後におけるラミネート材のス
プリングバックが概して大きくなり、甚しくは絞りポン
チの形状と異なったものとなって次工程における処理上
問題を生じるおそれがあるというような欠点を派生する
ものであった。
この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
スプリングバックが少なくかつコストも安価なキャップ
シール用ラミネート材を実現するためのアルミニウム合
金箔の提供を意図してなされたものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、発明者らは種々実験と研究
を重ねた結果、AQラミネート材のスプリングバックは
、合成樹脂フィルムに貼合されるアルミニウム箔の強度
と密接な関係があり、特に箔の引張強度が10.5Ng
f/−以上、望ましくは12.5幻f/−以上でかつ0
.2%耐力が5.5Ngf/−以上である場合には、上
記の目的を有効に達成しうろことを見出し、かかる知見
に基づき、この条件を満足する合金組成の組合せについ
てざらに研究した結果本発明を完成しえたものである。
即ちこの発明は、Feを1,2wt%を超え2、owt
%以下の範囲で含有し、残部がアルミニウム及び不可避
不純物からなるキャップシール用合成樹脂フィルムラミ
ネート材に適したアルミニウム合金箔を要旨とするもの
である。
まず、アルミニウム合金箔の組成において、Feは合金
箔の強度向上に寄与するものであるが、その量が2.Q
lllt%を超える場合には合金鋳塊の融点が高くなり
、金属a加合物も粗大化するとともにその数が増大し、
ピンホールの原因となって好ましくない。逆に、1゜2
wt%以下の場合には、引張強度、0.2%耐力とも小
さいものとなって、本発明の目的を達成できない場合が
生じる。従って本発明のFe含有量は、上記範囲に限定
され、その範囲内であれば、合金の調質状態は硬質(H
)から軟質(0)までの間のいずれの状態であっても良
い。
尚、引張強度が’ar!Xに大きいと、圧延変形抵抗の
増大、取扱上の不便を招くことなどから引張強度は25
Nyf/−以下とするのが望ましい。
また、本発明に係るアルミニウム箔と貼合される合成樹
脂フィルムとしては、貼合がヒートシールにより行われ
ることから比較的耐熱性のあるボリブOピレン、ポリエ
ステル、ナイロン等を使用するのが望ましい。
発明の効果 この発明に係るアルミニウム合金箔は、引張強度が10
 、5に9r /−以上、0.2′%耐力が5.5Ny
f/−以上の値を示し、この合金箔を用いることによっ
て、実施例の参酌によっても明らかなように、スプリン
グバックの少ないキャップシール用として好適なAQラ
ミネート材を実現することができる。もとより1N30
合金をO材処理した従来筒よりも強度に優れるものであ
るから、従来筒を用いたラミネート材に較べて箔単体と
しての薄肉化がさらに可能となり、コストダウンを併せ
て実現することができる。
実施例 次にこの発明の実施例を比較例との対比において示す。
第1表に示す各種組成のアルミニウム合金の量産スラブ
に、熱間圧延、−次冷間圧延、中間焼鈍、二次冷間圧延
(箔圧延)を順次的に施し、ついで実施例のうち試料順
1〜3のものについては圧延のまま硬質箔(H)とし、
試料Nα4〜6のものについては200〜250℃で焼
鈍を施して半硬質部(1/2H)に調質し、試料に7〜
9のものについては300℃以上で焼鈍を施して軟質箔
(0)とした。
そしてこれらの箔の引張強度、0.2%耐力をそれぞれ
測定した。一方、従来例としてFeをO,lt%含有す
る1〜30合金箔を上記と同工程により0材に調質する
とともに、引張強度、0.2%耐力を測定した。これら
の結果を同表に示す。尚、各部は厚さ10μm、20μ
m、30μmの3種類を作製し、引張強度、0.2%耐
力はこれらの平均値で示した。
[以下余白] 第1表 次に上記の厚さ20μmの各合金箔について、箔の両面
に厚さ15μm、6μmのポリエステルフィルムを貼り
合せ、ポンチ径32履、ブランク径50III#I、ク
リアランス0.5〜0.6ms+、シワ押え20幻f以
下の加工条件で絞り加工し、加工後のスプリングバック
の量を調べた。スプリングバック量は、加工後における
成形体の最大外径とポンチ径の差で評価した。その結果
を第2表に示す。
[以下余白] 第2表 上記結果から明らかなように、この発明に係るアルミニ
ウム合金箔は、引張強度が10゜5Kgf/−を、0.
2%耐力が5.5Kgf/−をいずれも超え、従来例の
ものに較べてラミネート材に適用した場合のスプリング
バックが少ないことを確認しえた。
以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Feを1.2wt%を超え2.0wt%以下の範囲で含
    有し、残部がアルミニウム及び不可避不純物からなるキ
    ャップシール用合成樹脂フィルムラミネート材に適した
    アルミニウム合金箔。
JP60091740A 1985-04-26 1985-04-26 キヤツプシ−ル用合成樹脂フイルムラミネ−ト材に適したアルミニウム合金箔 Granted JPS61250141A (ja)

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JP60091740A JPS61250141A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 キヤツプシ−ル用合成樹脂フイルムラミネ−ト材に適したアルミニウム合金箔

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JPH0457496B2 JPH0457496B2 (ja) 1992-09-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6425933A (en) * 1987-07-21 1989-01-27 Sumikei Arumihaku Kk Aluminum foil for packing
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WO2021242190A1 (en) * 2020-05-28 2021-12-02 Coban Erdogan Sealed bottle assembly with protective closure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5118362A (ja) * 1974-08-07 1976-02-13 Sanyo Electric Co Gyoshufujobunrisochi

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