JPS61250059A - Ｐｔｃ特性を有する有機導電性組成物 - Google Patents
Ｐｔｃ特性を有する有機導電性組成物Info
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- JPS61250059A JPS61250059A JP60092017A JP9201785A JPS61250059A JP S61250059 A JPS61250059 A JP S61250059A JP 60092017 A JP60092017 A JP 60092017A JP 9201785 A JP9201785 A JP 9201785A JP S61250059 A JPS61250059 A JP S61250059A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野）
本発明は常温で低抵抗で、かつ高電圧印加あるいは大電
流遮断時のアーク、煙の発生を抑制し、高電圧下におい
ても使用可能なＰＴＣ特性（抵抗率がある特定の温度領
域に達すると、急激に増加し、正の温度係数の増大する
性質）を有する有機導電性組成物に関する。
流遮断時のアーク、煙の発生を抑制し、高電圧下におい
ても使用可能なＰＴＣ特性（抵抗率がある特定の温度領
域に達すると、急激に増加し、正の温度係数の増大する
性質）を有する有機導電性組成物に関する。
（発明の技術的背景および問題点）
従来、ポリエチレンあるいはポリプロピレンなどの有機
重合体に、例えば金属微粉末あるいはカーボンブラック
などの導電性充填剤全分散させたＰＴＣ特性を有する有
機導電性組成物（以下単にＰＴＣ組成物と称する）が知
られている。前記ＰＴＣ組成物において、初期抵抗全充
分低下させ、かつ有効なＰＴＣ特性を付与するためには
、相当量の導電性充填剤を混合することが必要であるが
、その場合に高電圧下で使用したり、大電流の遮断を行
わせたりすると、アークが発生し発煙がおこり、ＰＴＣ
組成物の性能を著しく低下させる。この電気アークを抑
制する添加物として三水和アルミナなどの無機充填剤が
有効であることが知られている（特開昭５６−１６１４
６３号公報）が、これらの配合により、ＰＴＣ組成物の
初期抵抗が上昇し、又繰り返し印加あるいは遮断を行な
うとその耐アーク効果は著しく減退するという欠点を有
していた。
重合体に、例えば金属微粉末あるいはカーボンブラック
などの導電性充填剤全分散させたＰＴＣ特性を有する有
機導電性組成物（以下単にＰＴＣ組成物と称する）が知
られている。前記ＰＴＣ組成物において、初期抵抗全充
分低下させ、かつ有効なＰＴＣ特性を付与するためには
、相当量の導電性充填剤を混合することが必要であるが
、その場合に高電圧下で使用したり、大電流の遮断を行
わせたりすると、アークが発生し発煙がおこり、ＰＴＣ
組成物の性能を著しく低下させる。この電気アークを抑
制する添加物として三水和アルミナなどの無機充填剤が
有効であることが知られている（特開昭５６−１６１４
６３号公報）が、これらの配合により、ＰＴＣ組成物の
初期抵抗が上昇し、又繰り返し印加あるいは遮断を行な
うとその耐アーク効果は著しく減退するという欠点を有
していた。
（発明の目的）
本発明の目的とするところは、改良されたＰＴＣ特性、
特に常温での抵抗率が低く、熱サイクルなどの加熱後も
導電性が安定なＰ’ｌ”Ｃ組成物を提供することにある
。
特に常温での抵抗率が低く、熱サイクルなどの加熱後も
導電性が安定なＰ’ｌ”Ｃ組成物を提供することにある
。
（発明の概要）
本発明においては有機重合体と等電性充填剤からなるＰ
ＴＣ特性を有する有機導電性組成物において、前記導電
性充填剤は少なくとも導電性無機化合物を含むことによ
り前記目的を達成している。
ＴＣ特性を有する有機導電性組成物において、前記導電
性充填剤は少なくとも導電性無機化合物を含むことによ
り前記目的を達成している。
本発明に使用する有機重合体としては例えばＮＵＣ−８
００３、ＮＵＣ８１２２（日本ユニカー社商品名）、ミ
ランン２１６（三井ポリケミカル社商品名）のようなポ
リエチレン、ポリプロピレン、ＮＵＣ−３０２５、ＮＵ
Ｃ−３１４５（日本ユニカー社商品名）のようなエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ＮＵＣ−６２２０、ＤＰＰＪ
６１６９（日本ユニカー社商品名）のようなエチレン
−エチルアクリレート共重合体ＥＡＡ４５２（ダウ・ケ
ミカル社製商品名）、ＤＦＤ−０１４８（日本ユニカー
社裂商品名）のようなエチレンアクリル酸共重合体など
を単独あるいは二種以上を混合し友もの等が適している
。
００３、ＮＵＣ８１２２（日本ユニカー社商品名）、ミ
ランン２１６（三井ポリケミカル社商品名）のようなポ
リエチレン、ポリプロピレン、ＮＵＣ−３０２５、ＮＵ
Ｃ−３１４５（日本ユニカー社商品名）のようなエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ＮＵＣ−６２２０、ＤＰＰＪ
６１６９（日本ユニカー社商品名）のようなエチレン
−エチルアクリレート共重合体ＥＡＡ４５２（ダウ・ケ
ミカル社製商品名）、ＤＦＤ−０１４８（日本ユニカー
社裂商品名）のようなエチレンアクリル酸共重合体など
を単独あるいは二種以上を混合し友もの等が適している
。
また本発明に使用し得る導電性充填剤としては、コンダ
グテックス９５０ビーズ（コロンビアカーボン社商品名
１表面積２４５ｔｒ？／ｌ、吸油量１７５ｃｃ／ １０
０ Ｆ） 、コ７ダクテックス５Ｃ（ＣＯＮＤＵＣＴＥ
Ｘ）（コロンビアカーボン社商品名、表面積２２０ｔｒ
？／ｆ、吸油量１１５Ｑ１．／１００５’）パルカンＸ
Ｃ−７２（キャボット社商品名、表面積２５４ｒｒ？／
ｌ、吸油量１７８ｃｃ／１００Ｆ）等の導電性カーボン
あるいはグラフ了イト、炭素繊維、ニッケル、銀、銅等
の金属粉および導電性無機化合物等がある。
グテックス９５０ビーズ（コロンビアカーボン社商品名
１表面積２４５ｔｒ？／ｌ、吸油量１７５ｃｃ／ １０
０ Ｆ） 、コ７ダクテックス５Ｃ（ＣＯＮＤＵＣＴＥ
Ｘ）（コロンビアカーボン社商品名、表面積２２０ｔｒ
？／ｆ、吸油量１１５Ｑ１．／１００５’）パルカンＸ
Ｃ−７２（キャボット社商品名、表面積２５４ｒｒ？／
ｌ、吸油量１７８ｃｃ／１００Ｆ）等の導電性カーボン
あるいはグラフ了イト、炭素繊維、ニッケル、銀、銅等
の金属粉および導電性無機化合物等がある。
ここで、導電性無機化合物としては窒化ナトリウム、リ
チウム−β−アルミナあるいはナトリウム−β−アルミ
ナ等が使用でき、これらを一種あるいは二種以上混合し
て使用する。
チウム−β−アルミナあるいはナトリウム−β−アルミ
ナ等が使用でき、これらを一種あるいは二種以上混合し
て使用する。
又、有機重合体と導電性無機化合物を除く導電性充填剤
と導電性無機化合物との配合比は有機重合体が１０〜８
０重量％、以下１０〜６０重量％、２０〜８０重量％と
することが好ましい。その理由はこの範囲外の場合には
印加時にアークあるいは煙が発生して本発明の特性零滞
足できずまた必要な機械特性を保ち、得ないためである
。
と導電性無機化合物との配合比は有機重合体が１０〜８
０重量％、以下１０〜６０重量％、２０〜８０重量％と
することが好ましい。その理由はこの範囲外の場合には
印加時にアークあるいは煙が発生して本発明の特性零滞
足できずまた必要な機械特性を保ち、得ないためである
。
（発明の実施例）
次に本発明の実施例について説明する。
実施例
ポリエチレン（ＮＵＣ−８００３ン２０重量部とエチレ
ンアクリル酸共重合体（ＢＡＡ４５２）２０重量部と導
電カーボン（パルカンＸＣ−７２）２０重量部とナトリ
ウム−β−アルミナ４０重量Ｒｉ’１１５０℃のバンバ
リーミキサ−で混練し、シート状にプレス成型した後、
照射架橋を行なった。
ンアクリル酸共重合体（ＢＡＡ４５２）２０重量部と導
電カーボン（パルカンＸＣ−７２）２０重量部とナトリ
ウム−β−アルミナ４０重量Ｒｉ’１１５０℃のバンバ
リーミキサ−で混練し、シート状にプレス成型した後、
照射架橋を行なった。
これに釧ペイントで両面に電極全形成したもの全試料と
した。前記試料の初期抵抗、スイッチング率、交流２０
０ｖ印加時のアーク発生の有無、交流２００■印加時の
煙発生の有無および印加前と印加後の抵抗変化の比を測
定しその結果を表に示した。
した。前記試料の初期抵抗、スイッチング率、交流２０
０ｖ印加時のアーク発生の有無、交流２００■印加時の
煙発生の有無および印加前と印加後の抵抗変化の比を測
定しその結果を表に示した。
比較例１
実施例の配合のうちナトリウム−β−アルミナを除いた
もの全実施例と同様の方法で試料とし、同様の試験を行
った結果を併せて表に示し食。
もの全実施例と同様の方法で試料とし、同様の試験を行
った結果を併せて表に示し食。
比較例２
実施例のナトリウム−β−アルミナを三水和アルミナに
かえｔものを実施例と同様の方法で試料を作成し、同様
の試験を行った結果を併せて表に示し友。
かえｔものを実施例と同様の方法で試料を作成し、同様
の試験を行った結果を併せて表に示し友。
尚、実施例および比較例１〜２ともＰＴＣ％性はほぼ同
等であり、充分良好であった。
等であり、充分良好であった。
（発明の効果）
以上実施例に示した如く本発明のＰＴＣ組成物は、初期
抵抗が低く、しかも印加時のアーク発生あるいは煙発生
が無くまた印加前と印加後の抵抗変化の比が小さいとい
う利点を有している。
抵抗が低く、しかも印加時のアーク発生あるいは煙発生
が無くまた印加前と印加後の抵抗変化の比が小さいとい
う利点を有している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、有機重合体と導電性充填剤からなるＰＴＣ特性を有
する有機導電性組成物において、前記導電性充填剤は少
なくとも導電性無機化合物を含むことを特徴とするＰＴ
Ｃ特性を有する有機導電性組成物。 ２、導電性無機化合物が窒化リチウム、リチウム−β−
アルミナ、ナトリウム−β−アルミナから選ばれた一種
又は二種以上のものである特許請求の範囲第１項記載の
ＰＴＣ特性を有する有機導電性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60092017A JPS61250059A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | Ｐｔｃ特性を有する有機導電性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60092017A JPS61250059A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | Ｐｔｃ特性を有する有機導電性組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61250059A true JPS61250059A (ja) | 1986-11-07 |
Family
ID=14042760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60092017A Pending JPS61250059A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | Ｐｔｃ特性を有する有機導電性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61250059A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2363126A (en) * | 2000-06-06 | 2001-12-12 | Therm O Disc Inc | Conductive polymer compositions containing fibrillated fibres and devices |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP60092017A patent/JPS61250059A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2363126A (en) * | 2000-06-06 | 2001-12-12 | Therm O Disc Inc | Conductive polymer compositions containing fibrillated fibres and devices |
| GB2363126B (en) * | 2000-06-06 | 2004-10-27 | Therm O Disc Inc | Conductive polymer compositions containing fibrillated fibers and devices |
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