JPS6124985Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6124985Y2 JPS6124985Y2 JP2503780U JP2503780U JPS6124985Y2 JP S6124985 Y2 JPS6124985 Y2 JP S6124985Y2 JP 2503780 U JP2503780 U JP 2503780U JP 2503780 U JP2503780 U JP 2503780U JP S6124985 Y2 JPS6124985 Y2 JP S6124985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll film
- film
- slide
- holder
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フイルムマウント部を交換すること
によりスライドフイルムとロールフイルムを選択
的に使用し得るようにしたスライド映写機のフイ
ルム損傷防止装置に関するものである。
によりスライドフイルムとロールフイルムを選択
的に使用し得るようにしたスライド映写機のフイ
ルム損傷防止装置に関するものである。
上記形式のスライド映写機においてロールフイ
ルムをスライドフイルムに換える場合は、まず第
１図に示す如くスライド映写機本体１のフイルム
装填部１ａからロールフイルム２をスプール３に
巻戻した状態で抜き取つた後スライド投映部１ｂ
からロールフイルム用ホルダー４を抜き取り、代
わりに第２図に示す如くこのスライド投映部１ｂ
にスライドフイルム用ホルダー５を装填するよう
にしているが、ともすればロールフイルム２の一
部がロールフイルム用ホルダー４内に残留してい
るのに気付かずに即ちロールフイルム２をスプー
ル３に巻き戻さずにロールフイルム用ホルダー４
を抜き出してしまいロールフイルム２を損傷して
しまうという問題が発生していた。
ルムをスライドフイルムに換える場合は、まず第
１図に示す如くスライド映写機本体１のフイルム
装填部１ａからロールフイルム２をスプール３に
巻戻した状態で抜き取つた後スライド投映部１ｂ
からロールフイルム用ホルダー４を抜き取り、代
わりに第２図に示す如くこのスライド投映部１ｂ
にスライドフイルム用ホルダー５を装填するよう
にしているが、ともすればロールフイルム２の一
部がロールフイルム用ホルダー４内に残留してい
るのに気付かずに即ちロールフイルム２をスプー
ル３に巻き戻さずにロールフイルム用ホルダー４
を抜き出してしまいロールフイルム２を損傷して
しまうという問題が発生していた。
本考案は、極めて簡単な機構により上記問題の
発生を完全に防止し得るようにしたフイルム損傷
防止装置を提供せんとするものであるが、以下第
３図及び第４図に示した一実施例に基づき上記従
来例と同一の部材には同一符号を付してこれを説
明すれば、６は映写機本体１に鉛直面内にて揺動
加能に枢着されていて一端にフイルム装填部１ａ
内に臨む立上り部６ａが他端にロールフイルム用
ホルダー４に設けられた穴４ａに係合し得る爪部
６ｂが夫々設けられた係止レバー、７は立上り部
６ａに枢着されていて装填時のスプール３に下方
から当接し得るようになつているローラ、８は係
止レバー６に爪部６ｂが穴４ａから離脱する方向
即ち立上り部６ａが上昇する方向に回動習性を付
与しているスプリングである。
発生を完全に防止し得るようにしたフイルム損傷
防止装置を提供せんとするものであるが、以下第
３図及び第４図に示した一実施例に基づき上記従
来例と同一の部材には同一符号を付してこれを説
明すれば、６は映写機本体１に鉛直面内にて揺動
加能に枢着されていて一端にフイルム装填部１ａ
内に臨む立上り部６ａが他端にロールフイルム用
ホルダー４に設けられた穴４ａに係合し得る爪部
６ｂが夫々設けられた係止レバー、７は立上り部
６ａに枢着されていて装填時のスプール３に下方
から当接し得るようになつているローラ、８は係
止レバー６に爪部６ｂが穴４ａから離脱する方向
即ち立上り部６ａが上昇する方向に回動習性を付
与しているスプリングである。
本考案によるフイルム損傷防止装置は上述の如
く構成されているから、フイルム装填部１ａ内の
所定の位置にロールフイルム２が装填されている
場合は、第３図に示す如くスプール３がローラ７
を介して立上り部６ａを押し下げることにより係
止レバー６をスプリング８の弾力に抗して右旋せ
しめ、これにより爪部６ｂを穴４ａに係合せしめ
ている。従つて、このままロールフイルム用ホル
ダー４をスライド投映部１ｂから抜き出そうとし
ても該ホルダー４が係止レバー６によつて係止さ
れているため抜き出すことが出来ず、その結果ロ
ールフイルム２の損傷が完全に防止され得る。こ
こで、スプール３がロールフイルム装填部１ａの
所定の位置に装填され、係止レバー６を押圧して
ロールフイルム用ホルダー４を係止させた状態を
ロールフイルム装填時という。又、ロールフイル
ム２をスプール３に巻取つた状態でフイルム装填
部１ａ内の所定の位置から抜き取つた場合、第４
図に示した如く立上り部６ａに対するスプール３
の押圧（ローラ７を介して）が解除されるので係
止レバー６はスプリング８の弾力により左旋し、
これにより爪部６ｂが穴４ａから離脱する。ここ
で、スプール３がロールフイルム装填部１ａの所
定の位置からはずれ、係止レバー６への押圧を解
除してロールフイルム用ホルダー４を解放した状
態をロールフイルム抜取時という。従つて、今度
は係止レバー６によるロールフイルム用ホルダー
４に対する係止が解除された状態になるので該ホ
ルダー４をスライド投写部１ｂからスムーズに抜
き出すことが出来、その後は従来と同様にしてロ
ールフイルムをスライドフイルムに換えることが
出来る。
く構成されているから、フイルム装填部１ａ内の
所定の位置にロールフイルム２が装填されている
場合は、第３図に示す如くスプール３がローラ７
を介して立上り部６ａを押し下げることにより係
止レバー６をスプリング８の弾力に抗して右旋せ
しめ、これにより爪部６ｂを穴４ａに係合せしめ
ている。従つて、このままロールフイルム用ホル
ダー４をスライド投映部１ｂから抜き出そうとし
ても該ホルダー４が係止レバー６によつて係止さ
れているため抜き出すことが出来ず、その結果ロ
ールフイルム２の損傷が完全に防止され得る。こ
こで、スプール３がロールフイルム装填部１ａの
所定の位置に装填され、係止レバー６を押圧して
ロールフイルム用ホルダー４を係止させた状態を
ロールフイルム装填時という。又、ロールフイル
ム２をスプール３に巻取つた状態でフイルム装填
部１ａ内の所定の位置から抜き取つた場合、第４
図に示した如く立上り部６ａに対するスプール３
の押圧（ローラ７を介して）が解除されるので係
止レバー６はスプリング８の弾力により左旋し、
これにより爪部６ｂが穴４ａから離脱する。ここ
で、スプール３がロールフイルム装填部１ａの所
定の位置からはずれ、係止レバー６への押圧を解
除してロールフイルム用ホルダー４を解放した状
態をロールフイルム抜取時という。従つて、今度
は係止レバー６によるロールフイルム用ホルダー
４に対する係止が解除された状態になるので該ホ
ルダー４をスライド投写部１ｂからスムーズに抜
き出すことが出来、その後は従来と同様にしてロ
ールフイルムをスライドフイルムに換えることが
出来る。
以上のように、本考案によるフイルム損傷防止
装置は、ロールフイルムをスライドフイルムに換
える場合において起こり易かつたロールフイルム
の損傷を完全に防止し得るという実際上極めて重
要な利点を有している。
装置は、ロールフイルムをスライドフイルムに換
える場合において起こり易かつたロールフイルム
の損傷を完全に防止し得るという実際上極めて重
要な利点を有している。
第１図及び第２図はスライド映写機においてロ
ールフイルムをスライドフイルムに換える場合の
操作順序を示す斜視図、第３図は本考案によるフ
イルム損傷防止装置の一実施例の斜視図、第４図
は上記実施例においてロールフイルムを抜き出し
た時の状態を示す斜視図である。 １……スライド映写機本体、１ａ……フイルム
装填部、１ｂ……スライド投映部、２……ロール
フイルム、３……スプール、４……ロールフイル
ム用ホルダー、４ａ……穴、５……スライドフイ
ルム用ホルダー、６……係止レバー、６ａ……立
上り部、６ｂ……爪部、７……ローラ、８……ス
プリング。
ールフイルムをスライドフイルムに換える場合の
操作順序を示す斜視図、第３図は本考案によるフ
イルム損傷防止装置の一実施例の斜視図、第４図
は上記実施例においてロールフイルムを抜き出し
た時の状態を示す斜視図である。 １……スライド映写機本体、１ａ……フイルム
装填部、１ｂ……スライド投映部、２……ロール
フイルム、３……スプール、４……ロールフイル
ム用ホルダー、４ａ……穴、５……スライドフイ
ルム用ホルダー、６……係止レバー、６ａ……立
上り部、６ｂ……爪部、７……ローラ、８……ス
プリング。
Claims (1)
- ロールフイルムとスライドフイルムを使用し得
るスライド映写機において、ロールフイルムホル
ダーとスライドフイルムホルダーを交換自在に保
持するスライド投映部と、ロールフイルム装填部
と、該ロールフイルム装填部近傍に揺動可能に支
承されロールフイルムの装填抜取に連動して該ロ
ールフイルムホルダーに係合離脱し得る係止レバ
ーとを具え、ロールフイルム装填中は該係止レバ
ーがロールフイルムホルダーに係合せしめられ、
ロールフイルム抜取時上記係合が解除されるよう
にしたことを特徴とするスライド映写機のフイル
ム損傷防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2503780U JPS6124985Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2503780U JPS6124985Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56128635U JPS56128635U (ja) | 1981-09-30 |
| JPS6124985Y2 true JPS6124985Y2 (ja) | 1986-07-28 |
Family
ID=29621100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2503780U Expired JPS6124985Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6124985Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2503780U patent/JPS6124985Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56128635U (ja) | 1981-09-30 |
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