JPS5924025Y2 - フイルムスプ−ル - Google Patents

フイルムスプ−ル

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Publication number
JPS5924025Y2
JPS5924025Y2 JP2801276U JP2801276U JPS5924025Y2 JP S5924025 Y2 JPS5924025 Y2 JP S5924025Y2 JP 2801276 U JP2801276 U JP 2801276U JP 2801276 U JP2801276 U JP 2801276U JP S5924025 Y2 JPS5924025 Y2 JP S5924025Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
core
flange
control cylinder
spool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2801276U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52120850U (ja
Inventor
晃一 大徳
Original Assignee
株式会社ニコン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニコン filed Critical 株式会社ニコン
Priority to JP2801276U priority Critical patent/JPS5924025Y2/ja
Publication of JPS52120850U publication Critical patent/JPS52120850U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5924025Y2 publication Critical patent/JPS5924025Y2/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は長尺フィルム用のフィルムスプールに関する。
モータドライブ装置を装備したカメラにおいて、例えば
100フイート、200フイート等の長尺フィルムを装
填して多数コマ数の撮影を可能ならしめたものはすでに
公知である。
従来、この種のカメラにおいては、長尺フィルムを巻込
んだフィルムスプールをカメラへ装填することによりフ
ィルム装填を可能としていた。
ところが、この長尺フィルムは、スプールに予め巻込ま
れたもの、コアに巻かれたもの、またフィルムのみを巻
いたもの等、種々の状態で一般に供せられているので、
スプールに予め巻込まれた長尺フィルムはともかく、そ
の他の長尺フィルムにあっては一度フィルムスプールに
巻返さなければならなかった。
このために、このフィルムの巻返しのために時間がかか
ったり、巻返し作業中にフィルムを傷つけたり、汚した
りしてしまうことが多かった。
本考案の目的は、上記欠点にかんがみ、前記コアに巻か
れた長尺フィルムやフィルム自身のみが巻かれている長
尺フィルムを迅速、簡単かつ確実に収納できるフィルム
スプールを提供するにある。
上記目的を遠戚せんがために本考案は、フィルムスプー
ルのフランジ部の少なくとも一方を着脱可能とし、長尺
フィルムをフィルムスプールのコア部にそのまま挿入可
能とした。
更に本考案は、前記着脱可能なフランジの装着動作に連
動して長尺フィルムをフィルムスプールの径方向に押圧
することによりコア部に挿入されたフィルムの位置決め
及びフィルムの保持を可能とした。
以下図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案の実施例の横断面図を示し、第2図は第
1図におけるA−A矢視断面図を示す。
第1図において、スプールのコア部1の一端は固定フラ
ンジ2に固定されている。
このコア部1はコア保持部3によって固定フランジ2に
更に確実に固定されている。
このコア部1には複数の開口部4が設けられている。
軸5はコア部1に固着された軸受6に軸受されている。
軸5によって回転可能に軸支された作動レバー7は押圧
バネ8により反時計方向に付勢されている。
押圧板9は作動レバー7と一体となって回転する。
また、この押圧板9はコア部1に設けられた開口部4か
らコア部1の外側へと突出したり、また逆に、コア部1
の内側へと退くことが可能なように配設されている。
コア保持部3の一端には雌ネジが切っである。
フランジ10には雄ネジが切ってあり、両ネジ同士を噛
み合わせればフランジ10と固定フランジ2とは一体と
なる。
コア部1の内側に位置する固定フランジ2の内筒2aの
外周には作動用溝11 aと制限用溝11 bが穿たれ
た制限筒11が軸方向に摺動可能に嵌合している。
制御バネ12は制御筒11を第2図中上方へと摺動させ
るよう付勢している。
制限ピン13は制限用溝11 bの内で内筒2aに固定
され、制御筒11の制御バネ12による上方向への摺動
を制限している。
また、制限ピン13は制限用溝11 b内に設けられる
ことによって制御筒11の内筒2aを中心とする回転を
も防止している。
制御筒11は、フランジ10がコア保持部3にねじ込ま
れないときには、第2図に示すように内筒2aよりも突
出している状態にある。
この状態を制御筒11の保合位置という。
この保合位置において、作動レバー7の一端7aは制御
筒11の外周に当接している。
フランジ10がコア保持部3にねじ込まれると、フラン
ジ10の一部10 aが制御筒11に係接し、該制御筒
11をねじ込み動作が進むにつれてバネ12の付勢力に
抗して第2図中下方へ摺動させる。
このフランジ10のねし込動作の途中または終りにて、
制御筒11の作動用溝11 aは作動レバー7の一端7
aと対向する。
この位置を制御筒11の作動位置という。
このため、作動レバー7の一端7aは押圧バネ8の付勢
力により反時計方向に回転して作動用溝11 aへ落ち
込む。
ここで、要素5ないし9から戊る作動部材はコア部1の
内側に複数個設けられている。
(第1図においては説明の便宜上2つ描かれている。
)また、作動用溝11aもそれに対応して制御筒11に
設けられているものである。
次に、第1図及び第2図を参照して本実施例の動作につ
いて説明する。
第2図において、まずフィルムの装填を可能にするため
にフランジ10をコア保持部3から外す。
この状態では、押圧板9がコア部1の外側へ突出してい
て、フィルムは装填できないのでフィルムを装填する前
に、更に押圧板9をコア部1の外側から内側へと手動に
て押し込む。
すると、この押込動作に連動して作動レバー7が押圧バ
ネ8の付勢力に抗して時計方向に回転し、その一端7a
は作動用溝11 aから脱出する。
従って、制御筒11は制御バネ4の付勢力により第2図
中上方向に押し上げられ、制限ピン13と制限用溝11
bとが係合したところで係止される。
従って制御筒11は保合位置にある。
この状態が第1図に示しである。また、作動レバーの一
端7aは制御筒11の外周に係接することになり、押圧
板9はコア部1の内側に保持されることになる。
さて、この状態からフィルムを装填するのであるが、コ
アに巻かれた長尺フィルムはコアを抜いて、フィルム自
身が巻かれた長尺フィルムはそのままフィルムスプール
のコア部1に差し込む。
このときのフィルムは当然のことながら巻きがゆるくな
っていて、その巻径はコア部1の径よりも若干大きくな
る。
またそうなるようにコア部1の径を決めておく。
次に、フランジ10の雄ネジをコア保持部3の雌ネジに
ねじ込んで、該フランジ10と固定フランジ2を一体に
する。
このフランジ10のねじ込み動作中には、フランジ10
と係合位置にある制御筒11が係合し、ねじ込みが進む
につれて制御筒11は制御バネ12の付勢力に抗して第
2図中下方と押し下げられる。
制御筒11は作動位置に達し、作動用溝11 aと作動
レバーの一端7aが対向する。
従って、押圧バネ8の付勢力によって作動レバーの一端
7aは作動用溝11 aに落ち込み、全体として作動レ
バー7と押圧板9が反時計方向に回転する。
このため、押圧板9はコア部1の内側から外側へと突出
し、長尺フィルムをその内側から径方向に押圧して保持
するとともに、フィルムの位置を偏りがないように決定
する。
以上のように本考案の実施例によれば、長尺フィルムの
コア部1への装填が簡単になるばかりでなく、フィルム
をその内側から径方向外方へと押圧板9に押圧するので
、フィルムの位置の偏りがなくなるばかりでなく、確実
に保持できる。
次に、本考案の別の実施例を第3図を参照して説明する
尚、説明にあたっては、第1図、第2図に示されたもの
と同一の作用をする要素は同一の符号を付し説明を省略
する。
この別の実施例は押圧板9を、フランジ10の固定フラ
ンジ2への取付は動作に連動させて、自動的にコア部1
の内側、外側へと進退可能にしたものである。
第3図において、制御筒11の作動用溝11 aの一端
にテーパ一部14が設けられている。
また制御バネ12の付勢力は押圧バネ8の付勢力に抗し
て制御筒11を摺動できるよう選んである。
いま、フランジ10が固定フランジ2から取りはずされ
ると、制御バネ12の付勢力により制御筒11は第3図
中上方へ摺動して保合位置に至る。
このときテーパ一部14は作動レバーの一端7aを押圧
バネ8の付勢力に抗して退ける。
従って、作動レバー7及び押圧板9は時計方向に回転し
、押圧板9はコア部1の内側へ入り込む。
この状態から長尺フィルムをコア部1へ装填し、フラン
ジ10をコア保持部3へねじ込む。
すると、保合位置にある制御筒11はフランジ10によ
って制御バネ12の付勢力に抗して第3図中下方へ押し
下げられる。
このため、作動レバー7は作動用溝11 aに落ち込ん
でゆき、制御筒11は徐々に作動位置に至る。
従って、押圧板9はフィルムをその内側から徐々に径方
向外側へと押圧してゆくのである。
以上のように、本考案による別の実施例によればフラン
ジ10の固定フランジ2への取り付け、取り外しのみに
よって押圧板9のコア部の内側への収納、フィルムの位
置決め及びその保持ができる。
以上の如く本考案によれば、コアに巻かれた長尺フィル
ムやフィルム自身が巻かれた長尺フィルムの装填が簡単
で、しかも、これら長尺フィルムの巻きがゆるんでその
径が大きくなることによる装填位置のずれや、装填後の
フィルムのゆるみを防止できるフィルムスプールが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す横断面図である。 第2図は第1図のA−A矢視断面図である。第3図は本
考案の別の実施例を示す断面図である。 主要部分の符号の説明、1・・・スプールのコア部、2
・・・固定フランジ、4・・・コア部の開口部、7・・
・作動レバー、9・・・押圧板、10・・・フランジ、
11 a・・・作動用溝、11 b・・・制限用溝、1
1・・・制限筒、13・・・制限ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定フランジ部と;前記固定フランジ部に固定され
    、フィルムを巻付けるコア部と;前記コア部に着脱可能
    に設けられ、前記固定フランジ部と協働して前記コア部
    に巻付けられたフィルムの端部を規制する別のフランジ
    部と;通常は前記コア部の内側に位置していて、前記コ
    ア部に前記別のフランジ部が装着されると前記コア部の
    内側から外側へと突出する作動手段とから構成されるこ
    とを特徴とするフィルムスプール。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載されたフィル
    ムスプールにおいて、前記作動手段は、保合位置と作動
    位置とを有し、前記別のフランジの前記コア部への装填
    動作に連動して保合位置から作動位置へともたらされる
    制御筒;及び前記制御筒が作動位置へもたらされると前
    記コア部の内側から外側へと突出す複数の作動部材から
    成ることを特徴とするフィルムスプール。
JP2801276U 1976-03-11 1976-03-11 フイルムスプ−ル Expired JPS5924025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2801276U JPS5924025Y2 (ja) 1976-03-11 1976-03-11 フイルムスプ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2801276U JPS5924025Y2 (ja) 1976-03-11 1976-03-11 フイルムスプ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52120850U JPS52120850U (ja) 1977-09-13
JPS5924025Y2 true JPS5924025Y2 (ja) 1984-07-17

Family

ID=28487697

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JP2801276U Expired JPS5924025Y2 (ja) 1976-03-11 1976-03-11 フイルムスプ−ル

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JPS52120850U (ja) 1977-09-13

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