JPS61249501A - 多段式噴霧乾燥塔の制御方法 - Google Patents

多段式噴霧乾燥塔の制御方法

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JPS61249501A
JPS61249501A JP9284485A JP9284485A JPS61249501A JP S61249501 A JPS61249501 A JP S61249501A JP 9284485 A JP9284485 A JP 9284485A JP 9284485 A JP9284485 A JP 9284485A JP S61249501 A JPS61249501 A JP S61249501A
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drying tower
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Takeshi Arai
荒井 武
Kazuo Nagaai
永合 一雄
Masanobu Nakamura
中村 昌允
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多段式噴霧乾燥塔において、洗剤スラリー等
の噴霧乾燥を行う際に、品質制御のために噴霧乾燥粒子
の嵩密度及び水分を制御する方法に関するものである。
〔従来の技術] 従来、噴霧乾燥塔におけるスラリーの噴霧乾燥に際し1
品質制御のために嵩密度及び水分を制御する場合、熱風
温度、噴霧圧、スラリー比重、スラリー供給量等の中か
ら選定される2〜3の操作因子を同時に操作している。
これは、乾燥の操作因子が相互に干渉する干渉系を描成
し、即ち、上記複数の操作因子のうちのいずれかの一因
子だけを操作した場合でも、嵩密度、水分の両方に影響
を、及ぼし、両者を目標の値に制御することができない
ためであり、通常は、 、上記因子のうち、噴霧圧、熱
風温度を同時に操作して、目標の嵩密度と水分を得るよ
うな制御系が多い。
このような制御では、上記再操作因子の操作量、即ち熱
風温度をどれだけ変動させるのか、また噴霧圧をどれだ
け変動させるのかを決定する必要がある。さらに、噴霧
圧の操作方法として、スラリーの供給量を操作するケー
スとノズル本数を操作するケースの2通りがあり、前者
では被乾燥物の増減分を加味して、熱風温度を操作する
必要があるため、熱風温度の操作量が大きくならざるを
得ない、この場合、熱風発生炉の負荷を頻繁に変えるこ
とになり、一定温度になるまでの時間及び炉口体の熱効
率の面でも不利である。一方、後者では、ノズル一本当
りの噴霧圧の変化量が大きく、目標とする噴霧圧に調整
することが困難であり、所望の噴霧圧に合った場合にし
か利用できなかった。さらに、ノズル操作により噴霧圧
を変化させた場合、例えば噴霧圧の増加は嵩密度の増加
及び水分の低下となり、嵩密度及び水分を共に増加させ
ることができないため、コントロール系としては、一方
向にしか動かせなかった。
このように、従来の制御方法では、熱風温度、噴霧圧、
スラリー比重、スラリー供給量等の中から選定される2
〜3の操作因子を同時に操作しなければならず、そのた
め操作因子の選定等が繁雑になり、特に熱風発生炉の負
荷を変化させる場合には、制御の時間的な遅れがあるば
かりでなく、熱効率の面でも不利にならざるを得なかっ
た。
また、特に多段のノズルを備えた噴霧乾燥塔における制
御では、制御操作が一層複雑化していた。
C発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、上述した噴霧乾燥塔における嵩密度及び
水分の制御系を、特に噴霧ノズル群を多段に設けた多段
噴霧の場合について検討した結果、各段のスラリー供給
量比が、嵩密度及び水分に多大な影響を与えていること
を見出した0本発明は、かかる知見に基づき、特に噴霧
ノズル群を多段設けた噴霧乾燥塔において、各段のノズ
ルの噴射本数を変更するだけで、嵩密度及び水分を個別
的に目標値に制御できるようにした制御方法を提供しよ
フとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明の多段式噴霧乾燥塔の制
御方法は、噴霧乾燥塔を用いた噴霧乾燥において、その
噴霧乾燥塔における噴霧ノズル群を複数段に設備し、噴
霧乾燥した粒子の嵩密度及び水分の検出結果に基づき、
各段におけるノズルの噴射本数と噴霧乾燥粒子の嵩密度
及び水分との関係を表わす関数式により、各段の適正な
噴射本数を求め、それにより必要なノズルの開閉を行っ
て噴霧乾燥粒子の嵩密度及び水分を設定範囲内に制御す
るという手段を採用している。
ざらに詳細に説明すると、本発明の制御方法は、洗剤等
の製造に用いられる噴霧乾燥塔、特に多段式の噴霧乾燥
塔の制御に、各段におけるノズルの噴射本数と噴霧乾燥
粒子の嵩密度及び水分との関係を表わす関数式を用いて
適正な噴射本数を求め、各段におけるノズルの噴射本数
のみを操作して、洗剤等の嵩密度及び水分という製品の
品質を制御するものである。
具体的には、本発明者らが、第1図に示すような上下2
段のノズル群2,3を有する噴霧乾燥塔lにおいて、上
下段共に同一のオリフィスを備えた噴霧ノズルを用い、
上下段のノズル使用本数を変えることにより、上下段の
スラリー供給量比を変更した場合、後述の実施例かられ
かるように、下段側の噴射本数を増加せしめる程、嵩密
度が減少し、水分が増加することを確かめた。
種々の検討結果を整理してみると、上記の現象は、実質
的に乾燥塔の有効乾燥高さHに関与しているものと推定
される。この有効乾燥高さHは、第1図に示した上下段
のノズル群2,3の設置位置Ll、L2及び各段でのノ
ズルの噴射本数Ml、N2 より算出される指標で、 H=(L、・Ml + L2・N2) / (NI+N
2)  ・(1)で示される値である。
なお、第1図において、4は熱風導入口、5は排風口を
示している。
また、上記ノズルの噴射本数の制御により上下段のスラ
リー供給量比を制御する際、ノズルの全噴射本数をも変
更することにより、噴霧圧の制御を行い、これによって
製品水分を変化させることなく嵩密度を増減させること
ができる。この場合、熱風温度、スラリー供給量を一定
に保つことは勿論である。
即ち、上下段のノズルの噴射本数を変更するだけで、嵩
密度及び水分を個別的に目標値に制御することができる
このような上下段のノズルの噴射本数の調整による嵩密
度及び水分の制御を行うには、上記多段噴霧乾燥塔に噴
霧乾燥した粒子の嵩密度及び水分を検出する検出器を設
け、その検出器における検出結果に基づき、演算制御装
置において、目標とする嵩密度及び水分との偏差から、
各段で使用するノズル本数を決定して、上下段における
いずれのノズルを開閉するかの信号を出力させ、その信
号に基づいて所要のノズルを開閉させる。
上記演算制御装置においては、噴霧乾燥粒子の嵩密度及
び水分について、上述した指数H及びノズルの全噴射本
数の変更に起因する噴霧圧の変化を基礎にした指数関数
式を予め与え、その指数関数式の演算により、必要なノ
ズルを開閉させるための信号を出力させる。
上記指数関数式は、例えば次式によって与えられるもの
である。
B口=  kl  *  HO,1m   NGO,z
b  @ pOJ                 
 番  11  (2)1(1= l(2e 1(−1
,6e %6Ll * p−0,05m m (3)F
=No*  PG、S               
                  ・  争 (4
)但し、8口;嵩密度、 MO;水分・ F;スラリー供給量、 No:全ノズル本数、 P:噴霧圧。
kl、に2  :定数、 これらの各式における各指数は、本発明者らが使用した
噴霧乾燥塔において得られたものであり、それらの指数
及び各定数kl、に2は、各噴霧乾燥塔毎に特有の値を
示すものである。
このような方法により、熱風温度、スラリー供給量を一
定にしたまま、複数段のノズルの噴射本数の選定のみで
、嵩密度、水分を制御でき、操作の簡便化、熱風炉の安
定運転による効率化がはかられる。
[実施例] 第1図に示すような2段式の噴霧乾燥塔を用い、各種条
件において噴霧乾燥を行って嵩密度及び水分を測定した
。測定時の条件及び測定結果を第1表に示す、なお、上
下段のノズルによる噴射位置は、上段11m 、下段6
+sである。また、噴霧ノズルのオリフィス径は全て2
.8 ts−とし、スラリー供給量は全てsooo(k
g/h)で一定にした。
第1表 第1表における No、1〜4に見られるように、全噴
射本数を一定にし、従って噴霧圧を一定にした場合、下
段側の噴射本数を増加せしめる程、嵩密度が減少し、水
分が増加した。
また、  No、2の条件で運転している状態からN0
05の条件に変更し、即ち熱風温度及びスラリー濃度を
一定にしたまま、全噴射本数を変更することにより、噴
射圧をも制御し、上下段のスラリー供給量比と噴射圧と
の制御を組合わせることにより、製品の水分を変えるこ
となく、嵩密度を増加させることができた。即ち、上下
段のノズルの噴射本数を変更するだけで、嵩密度及び水
分を個別的に目標値に制御することができた。
第2表は、予め嵩密度及び水分について設定値を定め、
上記指数関数式に基づいて上下の噴射本数を足めて制御
した場合の結果を示している。この第2表の結果によれ
ば、比較的高い精度で嵩密度及び水分の制御を行い得る
ことがわかる。
第2表 [発明の効果] このような本発明の制御方法によれば、多段噴霧乾燥塔
に対して、ノズル本数のみを操作し、嵩密度及び水分を
制御できるため、熱風温度、噴霧圧、またはスラリー比
重などの組合わせによる制御系での複数因子を操作する
従来の方法に比し。
非常に簡便であると共に、熱風温度を頻繁に制御しない
ですむため、炉の安定化、効率化がはかられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づいて制御する多段式噴霧乾燥塔の
構成図である。 1番−9’li/、乾燥塔、 2.3・・ノズル群。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、噴霧乾燥塔を用いた噴霧乾燥において、その噴霧乾
    燥塔における噴霧ノズル群を複数段に設備し、噴霧乾燥
    した粒子の嵩密度及び水分の検出結果に基づき、各段に
    おけるノズルの噴射本数と噴霧乾燥粒子の嵩密度及び水
    分との関係を表わす関数式により、各段の適正な噴射本
    数を求め、それにより必要なノズルの開閉を行って噴霧
    乾燥粒子の嵩密度及び水分を設定範囲内に制御すること
    を特徴とする多段式噴霧乾燥塔の制御方法。
JP60092844A 1985-04-30 1985-04-30 多段式噴霧乾燥塔の制御方法 Expired - Fee Related JPH0615002B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0463627A2 (de) * 1990-06-29 1992-01-02 Gore Enterprise Holdings, Inc. Hydrophilierte, mikroporöse Membran aus Polytetrafluorethylen und Verfahren zu ihrer Herstellung
CN106964171A (zh) * 2017-05-19 2017-07-21 佛山市爱摩生科技有限公司 一种喷雾塔粉料自动化系统

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JPS5710700A (en) * 1980-06-21 1982-01-20 Lion Corp Quality control in spray drying

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