JPS61249471A - 環境改善のための悪臭発生防止方法 - Google Patents

環境改善のための悪臭発生防止方法

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JPS61249471A
JPS61249471A JP60091172A JP9117285A JPS61249471A JP S61249471 A JPS61249471 A JP S61249471A JP 60091172 A JP60091172 A JP 60091172A JP 9117285 A JP9117285 A JP 9117285A JP S61249471 A JPS61249471 A JP S61249471A
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JP
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deodorant
ferrous sulfate
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fly ash
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一也 難波
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Nippon Light Metal Co Ltd
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、産業用ならびに家庭用の冷凍庫、冷蔵庫や
汚物槽その他から悪臭の発生するのを防止する方法に関
するものであって、特開昭59−62526号発明を応
用する利用発明である。
特開昭59−62526号(発明者出願人は駒木根忠敬
氏個人)公報における保健剤は、本発明方法において使
用する防臭剤と実質的に同等の物質であって、人体の体
質改善用無機質保健剤として人体の健康阻害者がこれを
数か月間ないし十数か月間服用することによって、悪質
で治ゆ困難な疾病が退散して健康を回復し、また治ゆ後
も服用を継続することによりて良好な健康体質を永く保
持し得るという大きい効果を有する。
該特開公報中の実施例4に、85才のp1性寝たきり婦
人の寝室内に糞便と体臭から生ずる悪臭が漂い、看護人
等に著しい不快感を与えていたのが、該老婦人に該公開
公報の保健剤を1グラムづつ朝晩服用させたととる、1
週間後には実質的に室内に悪臭を感じ々くなったことが
記されている。さらFcまた、該老婦人が該保健剤を服
用前にはを腰に床ずれの潰瘍を生じ勝ちであったが、服
用2か刃径には体力が回復して、自刃で体を少しづつ動
かすことができるようになったので、床ずれを生ずるこ
とが殆んどなくなりたことも付記されている。
本発明者は上記の実施例4から着想を得て、該保健剤の
一握シはどの量を粗布袋に充填したものを家庭用冷蔵庫
内に装置したところ、約9か月に渉って実質的に庫内に
悪臭の生じないことを見出したのが本発明の端緒である
此処に、本発明方法に用いられる防臭剤の製造について
、該公開公報に準じ、さらに多少の補足をして以下に説
明を行う。
本発明方法に用いられる防臭剤は、硫酸第1鉄7水塩(
Fe、804−7H,0)の粗結晶の80重量部に、フ
ライアッシュの10ないし20重量部を混合撹拌し、こ
れを温度65℃ないし85℃で30分間ないし1時間加
熱乾燥して結晶水の大半を蒸発揮散させ、その際に硫酸
第1鉄とフライアッシュの両者が物理的或は化学的に緊
密に結合して安定化し、かくして得られる粗粒状または
粉状の弱アルカリ性且つ半ば水溶性の物質を防臭剤とし
て用いるのである。
硫酸第1鉄7水塩の粗結晶は、工業的にチタン鉄鉱(イ
ルメナイト)から硫酸法によってチタン白を製造する際
に、廃液から再結晶によって副産物として大量に得られ
る、殆んど利用価値のない、pH値およそ3の強酸性で
潮解性のある組粒状の物質でありて、チタン白製造業者
は殺菌殺虫力が強過ぎ、強酸性のこの副産物の公害防止
的廃棄処分に困シ果て、船で遠く沖合にこれを運搬して
大洋の海中に投棄している。
この粗結晶を温度65℃ないし85℃で30分間ないし
1時間加熱乾燥すると、結晶水の大半が蒸発して、1水
塩または4水塩の比較的安定な白色もしくは淡緑色の粗
粉末となる。(1水塩結晶は白色、4水塩結晶は淡緑色
で、その混合物が得られるわけである。2水塩、3水塩
、6水塩はまだその存在が知られていない。)フライア
ッシュは、石炭焚き火力発電所において石炭がボイラー
で温度およそ1300℃で燃焼する際に、石炭中の灰分
の一部が易溶化するとともに蒸発気化し、これが煙道中
で冷却されてごく微粒子かつ球状のガラス質物質となっ
たものであって、これを集塵器を以て捕集して得られる
白色の極微粉末(44μ標準篩75%以上通過)である
。pH値およそ12の強アルカリ性かつ水にかなシ易溶
性の物質であって、45重量%以上の水溶性シリカを含
有する。フライアッシュは流動性を高めるためのセメン
トモルタル混人材としてその一部が用いられるととがあ
ったが、アルカリ性が強すぎるので現在では殆んど使用
されることがなく、その大半は廃棄されている。フライ
アッシュは無機質諸酸化物の混合体であるが、およそ1
300℃の高温度で環境されているのでその化学的活性
度が非常に高くなっている。
硫酸第1鉄の1水塩および4水塩は7水塩と比べるとか
なシ安定ではあるけれども、それでもこれを空気中に放
置すると空気中の酸素によって徐々に酸化されて第2鉄
塩に変じ、褐色の鉄勧同様となる。硫酸第1鉄の水溶液
も、これを空気中に放置すると、酸化されて暫時にして
コロイド状の第2鉄の褐色となる。しかるに、本発明方
法に用いられる防臭剤では、第1硫酸鉄の1水塩、4水
塩、またはその混合物はフライアッシュによって中和さ
れて、pH値およそ8ないし9の弱アルカリ性と々シ、
かつフライアッシュの活性によって第1硫酸鉄結晶の表
面はフライアッシュと成る化学的K又は物理的な反応に
よって極めて強固に結合して、第1硫酸鉄塩は非常に安
定な物質に変じ、これを2年ないし3年間空気中に放置
してもいささかの分解変化をも生じないことが本発明者
の試験の結果判明した。学理的にどのような化学的或は
物理的作用によってこのような安定化が生ずるかについ
ては未だ明らかではないが、事実は誠に奇な発見であっ
た。
上記の中和や化学的あるいは物理的反応は、完全に乾燥
された第1硫酸鉄の無水物においては生じ難いのであっ
て、1水塩、4水塩、またはその混合物である必要があ
る。そのために本発明では7水塩の乾燥の温度ならびに
時間が既述のように規定されているのである。
硫酸第1鉄が防臭効果を有することは一般によく知られ
ている。従来脱臭剤としては広く活性炭が用いられてい
るが、最近では家庭用冷蔵庫用として硫酸第1鉄を用い
るものが市販されている。これらは、硫酸第1鉄そのも
のを用いたのでは、既述のように安定性が非常に悪くて
実用にならないので、これを安定化させる方策が講じら
れている。すなわち、硫酸第1鉄の水溶液をゲル化した
ものを用いるとか、硫酸第1鉄の結晶に安定剤としてア
スコルビン酸(すなわち所謂ビタミンC)を結合したも
の等である。
しかしながらこれら安定化された硫酸第1鉄塩の製造に
はコストが掛り過ぎるという欠点がある。
本発明方法においては、倒れも産業廃棄物である硫酸第
1鉄とプライアッシュとを原料として簡単な工程を以て
製造される物質を防臭剤として用いるので、その製造コ
ストがすζぶる低くて済むことを特色とする。
硫酸第1鉄の防臭効果がどのような機構によりて行われ
るかについては未だ明らかではない。
活性炭を用いる場合は悪臭は吸着によって行われるので
あって、防臭効果ではなくて脱臭効果である。使用済み
の活性炭を加熱するか水蒸気処理を行うと、吸着された
臭気が離脱する。これに反して硫酸第1鉄の場合には臭
気がこれに吸着されるのではなくて、硫酸第1鉄の結晶
粒子の間隙を通過した空気が悪臭発生物質に接触すると
、悪臭の発生を未然に防止して悪臭そのものを発生させ
ない効果があるものと考えざるを得ない。使用済みの硫
酸第1鉄フライアツシエ結合物を加熱しても水に溶解し
ても悪臭を発生しないからである。
上述のように1本発明品を防臭剤として用いる場合は、
その通気性を良くするために、製造された防臭剤を篩別
して、その粗粒部分を採用する必要がある。篩下の細粒
または微粒部分は決して無駄にはならず、これを他の用
途に向ければよい。例えば特許第1,205,743号
(特公昭58−31901号)の無機質動物飼料添加剤
、既述の特開昭59−62526号の人体の体質改善用
無機質保健剤、近日特許出願予定の耕土培養剤、あるい
は煙草の煙害防止剤にとの細粒または微粒部分を用いれ
ばよい。
あるいはまた、製造された防臭剤を篩別することなく、
これを適当な粒度の粗愁な軽石類の粗砕物にこれを混合
して通気性をよくするのも一つのよい方策である。
既述のように本発明方法に用いる防臭剤はかなシに水に
易溶性である。これの水溶液も粗粒状または粉状のもの
と同様に非常に安定であるので、汚物槽への撒布防臭剤
としてこの溶液を市販することもできる。またこの溶液
を紙布類に染み込ませ九本の、或はそれを乾燥したもの
を、寝具、おむつ等の製作材料として用いて衛生的防臭
効果を付加するとともできる。
実施例1 結晶性硫酸第1鉄7水塩の8’0.PKフライアッシュ
15J’の割合で両者を混合撹拌して硫酸第1鉄結晶の
表面にプライアッシュの微粉をよくまぶした。これを温
度およそ70℃でおよそ1時間加熱乾燥して結晶水の大
半を蒸散させた。
得られた乾燥物を篩別して、タイラー標準篩16メツシ
ユの篩上部分(粒径約1f1以上)だけを採取して防臭
剤とした。(lit下部分は他の用途に当てたが、その
詳細は省略する。)この防臭剤100iづつを粗布袋に
充填して、各別個の家庭用電気冷蔵庫内に装置して、日
常の食品貯蔵の用に供した。各冷蔵庫は数日後から実質
的に開放具を感じなくなった。これは市販の他の防臭剤
脱臭剤を用いた場合と比べてその効果に差は認められな
かった。但し市販のものは本発明防臭剤と比較して著し
く高価であった。
使用開始後7か月を経ても防臭効果は少しも減退しなか
つたが、使用開始後1か年経過ののちは防臭効果に減退
が紹められた。
実施例2 実施例Iにおいて製造された防臭剤をそのままでクラフ
ト紙袋に充填して、実質的に開放状態のま\で2年間こ
れを貯蔵した。しかるのちに内容物を取出して実施例1
と同様の電気冷蔵庫防臭試験を行ったが、その防臭効果
は実施例1のそれと少しも変らなかった。
実施例3 市街地における鮮魚小売店の冷蔵庫は1通常庫扉開放の
際に生くさい悪臭を発散するので不快感が絶えない。
成る鮮魚小売店の使用中の冷蔵庫を借シて防臭試験を行
りた。すなわち、実施例Iにおいて得られた防臭剤を、
この冷蔵庫の内容積1 m”当りに3007の割合でこ
の防臭剤を数個の粗布袋に充填したものを庫内に悪貨し
た。その後の防臭効果は実施例1の場合と実質的に同等
であった。
なお、該鮮魚小売店の冷凍庫部分にも上記と同様の防臭
剤を配置して、同様の効果を得ることができた。
実施例4 実施例1における篩別防臭剤の篩下部分を水に溶解して
、濃度10%の混濁した水溶液を得て液状防臭剤とした
、 享 これを不快臭を発散する生−物を収納した塵芥箱に適時
噴射撒布したところ、実質的に不快臭を感じなく表つた
実施例5 実施例4において得られた液状防臭剤を寝具用敷布にし
み込ませて、これを乾燥して衛生敷布が得られた。この
敷布を寝た切り病人に用いたところ、病人が用便を洩ら
しても臭気が感ぜられなくなった。
実施例6 実施例1において得られた篩別をしない防臭剤の粉粒物
60?に、鹿児島県桜島産の火山性軽石を粗砕したもの
40Pを加えて混合したものを粗布袋に充填し、これを
用いて実施例1と同様にして冷蔵庫試験を行ったところ
、実施例1におけるよりは防臭効果がよシ完全に近くな
った。
出願人代理人 弁理士  鈴  江  武  彦手続補
正書 昭和 イ160.19.31゜ 特許庁長官   宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭60−91172号 2、発明の名称 環境改善のための悪臭発生防止方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 日本軽金属株式会社 4、代理人 7゜補正の内容 (1)  明細書中、7頁下から2行目の次に、「(特
開昭59−132937号参照。)」の1句を挿入する

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶性硫酸第1鉄7水塩(FeSO_4・7H_
    2O)の80重量部に、フライアッシュの10ないし2
    0重量部を混合撹拌し、これを温度65℃ないし85℃
    で30分間ないし1時間加熱乾燥して結晶水の大半を蒸
    発揮散させ、その際に両成分は物理的或は化学的に緊密
    に結合して安定化し、かくして得られる弱アルカリ性で
    半ば水に易溶性の物質を防臭剤として用いることを特徴
    とする環境改善のための悪臭発生防止方法。
  2. (2)防臭剤を溶液として用いることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の環境改善のための悪臭発生防止
    方法。
  3. (3)粗粒状または粉状の防臭剤を、通気性のよい粗鬆
    な軽石類に混じて用いることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の環境改善のための悪臭発生防止方法。
JP60091172A 1985-04-30 1985-04-30 環境改善のための悪臭発生防止方法 Granted JPS61249471A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6418430A (en) * 1987-07-13 1989-01-23 Hiroshi Kondo Deodorizing device for malodorous gas
JPH01155857A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Daicel Chem Ind Ltd 消臭組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6418430A (en) * 1987-07-13 1989-01-23 Hiroshi Kondo Deodorizing device for malodorous gas
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