JPS61249345A - ラウリン系ハ−ドバタ−の品質改良法 - Google Patents
ラウリン系ハ−ドバタ−の品質改良法Info
- Publication number
- JPS61249345A JPS61249345A JP9439385A JP9439385A JPS61249345A JP S61249345 A JPS61249345 A JP S61249345A JP 9439385 A JP9439385 A JP 9439385A JP 9439385 A JP9439385 A JP 9439385A JP S61249345 A JPS61249345 A JP S61249345A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- hard butter
- fat
- laurin
- reduced pressure
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- Edible Oils And Fats (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業技術分野）
本発明は、ラウリン系ハードバターの品質を改良する方
法に関し、詳しくは従来公知の方法によって得られるラ
ウリン系ハードバターの品質、特に融解性状を改善し、
且つ保存中ソーピー臭の発生を抑制する等風味安定性を
改善する方法を提供するものである。
法に関し、詳しくは従来公知の方法によって得られるラ
ウリン系ハードバターの品質、特に融解性状を改善し、
且つ保存中ソーピー臭の発生を抑制する等風味安定性を
改善する方法を提供するものである。
（従来技術）
一般にハードバターを製造する場合、それらの原料油脂
は脱ガム、脱酸、脱色、脱臭の各精製処理工程を経るが
、これらの何れかの段階において各種（ウィンクリング
、界面活性剤、溶剤等による）分別、水素添加、ランダ
ムエステル交換、各種吸着剤（シリカゲル、アルミナ等
）による吸着処理、酵素エステル交換等の１又は２以上
の処理が施されて、ハードバターとしての１品質が高め
られる。従来、ヤシ油或いはパーム核油等のラウリン系
油脂は、水素添加、分別の何れか一方又は両者の組合せ
処理が施されてハードバターとして利用されている。
は脱ガム、脱酸、脱色、脱臭の各精製処理工程を経るが
、これらの何れかの段階において各種（ウィンクリング
、界面活性剤、溶剤等による）分別、水素添加、ランダ
ムエステル交換、各種吸着剤（シリカゲル、アルミナ等
）による吸着処理、酵素エステル交換等の１又は２以上
の処理が施されて、ハードバターとしての１品質が高め
られる。従来、ヤシ油或いはパーム核油等のラウリン系
油脂は、水素添加、分別の何れか一方又は両者の組合せ
処理が施されてハードバターとして利用されている。
（本発明の解決課題；目的）
通常、ラウリン系油脂を分別処理してハードバターに適
する両分（以下、ハードバター画分という）を得る場合
、融解性状等品質に優れた両分を得る場合の収率は約５
０重量％程度であるが、収率を上げるに従って該両分は
漸次軟らかくなり、融解性状等品質が劣化する傾向にあ
る。この場合軟らかさの点は、口溶けが悪化しない程度
に水素添加することによっである程度解決し得るが、融
解性状（固体脂含有率曲線（ＳＦＩ））の低下は必ずし
も改善されず、このような劣化傾向は溶剤としてヘキサ
ンを使用した場合特に著しい。
する両分（以下、ハードバター画分という）を得る場合
、融解性状等品質に優れた両分を得る場合の収率は約５
０重量％程度であるが、収率を上げるに従って該両分は
漸次軟らかくなり、融解性状等品質が劣化する傾向にあ
る。この場合軟らかさの点は、口溶けが悪化しない程度
に水素添加することによっである程度解決し得るが、融
解性状（固体脂含有率曲線（ＳＦＩ））の低下は必ずし
も改善されず、このような劣化傾向は溶剤としてヘキサ
ンを使用した場合特に著しい。
（課題解決手段；構成）
本発明者らは、如上の点に鑑み鋭意研究した結果、上記
する劣化現象はラウリン系油脂に元来存在する低級脂肪
酸トリグリセリドがハードバター画分中に混在するため
であると考え、ハードバター画分を精製処理する最終工
程での脱臭処理工程において、処理油中の５〜２０重量
％を溶去させることにより融解性状（ＳＦＩ）が改善さ
れ、且つ得られた両分のソービー臭発生防止に有効であ
るという知見を得、本発明を完成した。
する劣化現象はラウリン系油脂に元来存在する低級脂肪
酸トリグリセリドがハードバター画分中に混在するため
であると考え、ハードバター画分を精製処理する最終工
程での脱臭処理工程において、処理油中の５〜２０重量
％を溶去させることにより融解性状（ＳＦＩ）が改善さ
れ、且つ得られた両分のソービー臭発生防止に有効であ
るという知見を得、本発明を完成した。
即ち本発明は、ラウリン系油脂を原料とし公知方法によ
りハードバターを製造するに際して、脱色処理した油脂
を減圧下に蒸溜し、該油脂の５〜２０重量％の低沸点成
分を溶去することを骨子とする、ラウリン系ハードバタ
ーの品質改良法、である。
りハードバターを製造するに際して、脱色処理した油脂
を減圧下に蒸溜し、該油脂の５〜２０重量％の低沸点成
分を溶去することを骨子とする、ラウリン系ハードバタ
ーの品質改良法、である。
以下、本発明について詳述する。
ラウリン系油脂は、その主要構成脂肪酸が炭素数１２（
ラウリン酸）である天然の植物油脂であって、例えばヤ
シ油、パーム核油、ババス油、ツクム脂、ムルムル脂、
コーフン脂、ウリクリ脂等が例示できる。本発明におい
ては、これらの油脂を常法どおり脱ガム及び又は脱酸後
、脱色剤（酸性白土、活性白土、活性炭等）により脱色
処理を施した油脂を原料とするものであるが、これらの
何れかの段階で処理した分画油及び又は水素添加油等が
適当である。これらの油脂を減圧下に蒸溜して初期の溜
升５〜２０重量％を溶去する。溶去する量が５重量％未
満では効果が少なく、２０重量％を越えて溶去させるこ
とは経済的に不利である。なお、ヤシ油はパーム核油に
比べて炭素数６〜８ （カプロン酸、カプリル酸）等の
低級脂肪酸トリグリセリドが約５％程多く、逆に炭素数
１８（ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸）等の高
級脂肪酸トリグリセリドが約１０％程度少ないので、パ
ーム核油に比し多少多量に溶去させるのが好ましく、大
体ヤシ油では１０〜２０重量％、パーム核油では５〜１
０重量％でよい。減圧下での蒸溜は、分子蒸溜によって
も行い得るが、脱臭の際水蒸気蒸溜することによって行
う方が、脱臭の目的も同時に達成することができるので
経済的に極めて有利である。元来、ラウリン系油脂は、
低級脂肪酸トリグリセリドがシア脂、パーム油等他のハ
ードバター原料油脂に比べて多いので、脱臭温度は該他
のハードバター原料油脂の脱臭温度より低く、通常１８
０〜２２０℃／ ２〜３ ｍｍ’Ｈｇ程度で行われるが
、本発明においては、２４０〜ｂ的が達成できる。脱臭
温度が２７０”Ｃを越えると油脂自体の分解が起こるの
で好ましくない。
ラウリン酸）である天然の植物油脂であって、例えばヤ
シ油、パーム核油、ババス油、ツクム脂、ムルムル脂、
コーフン脂、ウリクリ脂等が例示できる。本発明におい
ては、これらの油脂を常法どおり脱ガム及び又は脱酸後
、脱色剤（酸性白土、活性白土、活性炭等）により脱色
処理を施した油脂を原料とするものであるが、これらの
何れかの段階で処理した分画油及び又は水素添加油等が
適当である。これらの油脂を減圧下に蒸溜して初期の溜
升５〜２０重量％を溶去する。溶去する量が５重量％未
満では効果が少なく、２０重量％を越えて溶去させるこ
とは経済的に不利である。なお、ヤシ油はパーム核油に
比べて炭素数６〜８ （カプロン酸、カプリル酸）等の
低級脂肪酸トリグリセリドが約５％程多く、逆に炭素数
１８（ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸）等の高
級脂肪酸トリグリセリドが約１０％程度少ないので、パ
ーム核油に比し多少多量に溶去させるのが好ましく、大
体ヤシ油では１０〜２０重量％、パーム核油では５〜１
０重量％でよい。減圧下での蒸溜は、分子蒸溜によって
も行い得るが、脱臭の際水蒸気蒸溜することによって行
う方が、脱臭の目的も同時に達成することができるので
経済的に極めて有利である。元来、ラウリン系油脂は、
低級脂肪酸トリグリセリドがシア脂、パーム油等他のハ
ードバター原料油脂に比べて多いので、脱臭温度は該他
のハードバター原料油脂の脱臭温度より低く、通常１８
０〜２２０℃／ ２〜３ ｍｍ’Ｈｇ程度で行われるが
、本発明においては、２４０〜ｂ的が達成できる。脱臭
温度が２７０”Ｃを越えると油脂自体の分解が起こるの
で好ましくない。
以上の如く一本発明は従来の方法によって得られるラウ
リン系ハードバターの品質を改良し得るものであるが、
換言すれば従来の方法によって得ちれるハードバター画
分と同程度の品質を有した両分を原料油脂から収率よく
分取することができるという利点も有するのである。因
に、何故本発明法の採用によりハードバター画分が高収
率で得られるのかにつき考察するに、従来の溶剤分別法
ではＳＦＩ値の低下に影響を与える低級脂肪酸トリグリ
セリドを除去するために高級脂肪酸トリグリセリド部分
をも除去せざるを得なかったのに対し、本発明法では低
級脂肪酸トリグリセリドのみを除去することができるの
で、必要な高級脂肪酸トリグリセリド部分は除去されず
有効に利用し得るからである。
リン系ハードバターの品質を改良し得るものであるが、
換言すれば従来の方法によって得ちれるハードバター画
分と同程度の品質を有した両分を原料油脂から収率よく
分取することができるという利点も有するのである。因
に、何故本発明法の採用によりハードバター画分が高収
率で得られるのかにつき考察するに、従来の溶剤分別法
ではＳＦＩ値の低下に影響を与える低級脂肪酸トリグリ
セリドを除去するために高級脂肪酸トリグリセリド部分
をも除去せざるを得なかったのに対し、本発明法では低
級脂肪酸トリグリセリドのみを除去することができるの
で、必要な高級脂肪酸トリグリセリド部分は除去されず
有効に利用し得るからである。
（発明の効果）
以上の如く、本発明はラウリン系の脱色処理した油脂を
減圧下に蒸溜し、該油脂の５〜２０重量％を溶去させる
ことによって、従来法によって得られるハードバター画
分の融解性状及びソービー臭の発生を抑制する等品質を
改善し得ることができ、またラウリン系原料油脂から品
質の優れたハードバター画分を高収率で得ることができ
るのであり、且つ蒸溜された低級脂肪酸トリグリセリド
は界面活性剤原料等として有効に利用できるのであって
、経済的に極めて有利な方法である。
減圧下に蒸溜し、該油脂の５〜２０重量％を溶去させる
ことによって、従来法によって得られるハードバター画
分の融解性状及びソービー臭の発生を抑制する等品質を
改善し得ることができ、またラウリン系原料油脂から品
質の優れたハードバター画分を高収率で得ることができ
るのであり、且つ蒸溜された低級脂肪酸トリグリセリド
は界面活性剤原料等として有効に利用できるのであって
、経済的に極めて有利な方法である。
（実施例）
以下に、実施例を例示して本発明の効果をより一層明確
にするが、これは例示であって本発明がかかる例示によ
って限定されるものではない。
にするが、これは例示であって本発明がかかる例示によ
って限定されるものではない。
実施例１
常法に従い、アセトンを用いて溶剤分別して、７９重量
％の収率で得たパーム核油ステアリンを水素添加し、脱
色処理した後、２５５℃、／２ｍＩＩＩＨｇで１２０分
間水蒸気蒸溜蒸溜、１０重量％の溜升を溜去した。結果
を以下に示す。なお、比較のため通常の脱臭条件（２２
０℃／ ３ ｍｍ１１ｇで９０分）により実施した比較
例の結果も合わせて示す。
％の収率で得たパーム核油ステアリンを水素添加し、脱
色処理した後、２５５℃、／２ｍＩＩＩＨｇで１２０分
間水蒸気蒸溜蒸溜、１０重量％の溜升を溜去した。結果
を以下に示す。なお、比較のため通常の脱臭条件（２２
０℃／ ３ ｍｍ１１ｇで９０分）により実施した比較
例の結果も合わせて示す。
水蒸気蒸溜後 通常の脱臭
沃素価 ０．１ ０．１鹸化価
２４６．２ ２４８．４融点（’Ｃ）
３５．１ ３３．６脂肪酸組成（
％） ＣＢ １．３ ２．
７ＣＩＯ２，２３，３ Ｇ１２ ５７．８ ５８．
４ＣＩ４ １９．９ １９
．５Ｃ１Ｂ ９．６
８．５ｃｔｓ：ｏ ９．１
７．５Ｃ１８：１ ０．
１ ０．１ＳＦＩ（％） １０．０℃？ ７３．５ ６
９．５１５．０℃ ： ７４．３
６９．８２０．０℃ ： ７４．４
６９．６２５．０℃： ６
８．８ ６３．９３０．０℃ ：
３５．６ ３１．３３５．０℃：
４．４ ３．３３７
．５℃： ０．６
０．３４０．０℃： ０．３
０．２４２．５℃ ００ 以上のとおり、通常の脱臭条件で実施した比較別品に比
べ、水蒸気蒸溜した本発明実施別品はＳＦｌが高く、融
解性状に優れていた。
２４６．２ ２４８．４融点（’Ｃ）
３５．１ ３３．６脂肪酸組成（
％） ＣＢ １．３ ２．
７ＣＩＯ２，２３，３ Ｇ１２ ５７．８ ５８．
４ＣＩ４ １９．９ １９
．５Ｃ１Ｂ ９．６
８．５ｃｔｓ：ｏ ９．１
７．５Ｃ１８：１ ０．
１ ０．１ＳＦＩ（％） １０．０℃？ ７３．５ ６
９．５１５．０℃ ： ７４．３
６９．８２０．０℃ ： ７４．４
６９．６２５．０℃： ６
８．８ ６３．９３０．０℃ ：
３５．６ ３１．３３５．０℃：
４．４ ３．３３７
．５℃： ０．６
０．３４０．０℃： ０．３
０．２４２．５℃ ００ 以上のとおり、通常の脱臭条件で実施した比較別品に比
べ、水蒸気蒸溜した本発明実施別品はＳＦｌが高く、融
解性状に優れていた。
チョコレート保存テスト
チョコレート配合
ココアパウダー １０（重量％）
脱脂粉乳 ２０ 〃
粉 糖 ３５ 〃
ハードバター ３５ 〃
レシチン ０．４〃
香 料 通量
以上の配合により、常法に従って製造したチョコレート
を２５℃湿度１００％の雰囲気中で保存したところ、比
較別品使用のものは６ケ月後にソービー臭を発生したが
、本発明実施別品使用のものは、全くソービー臭が感ぜ
られなかった。
を２５℃湿度１００％の雰囲気中で保存したところ、比
較別品使用のものは６ケ月後にソービー臭を発生したが
、本発明実施別品使用のものは、全くソービー臭が感ぜ
られなかった。
実施例２
融点２４．１℃、沃素価０，６の硬化ヤシ油を２５０℃
／２ｍｍＨｇで１２０分間水蒸気蒸溜蒸溜、１５重量％
の溜升を溜去した。結果を以下に示す。なお、比較のた
め通常の脱臭条件（２２０℃／２ＩＩＩＩＩｌｏｇで９
０分）により実施した比較例の結果も合わせて示す。
／２ｍｍＨｇで１２０分間水蒸気蒸溜蒸溜、１５重量％
の溜升を溜去した。結果を以下に示す。なお、比較のた
め通常の脱臭条件（２２０℃／２ＩＩＩＩＩｌｏｇで９
０分）により実施した比較例の結果も合わせて示す。
水蒸気蒸溜後 通常の脱臭
沃素価 ０．８ ０．６鹸化価
２４４．２ ２５５．３融点（’Ｃ）
３３．８ ３３．０脂肪酸組成（
％） Ｃ６０，Ｉ Ｑ、２ Ｃ８５，８８，４ ＣＩＯ５，６６，Ｉ Ｃ１２４Ｂ、２ ４８．８ Ｃ１４１８，５１７，５ Ｃ１６１０，１９，２ Ｃ１８：０ １１．６ ９．７Ｃ１
８：１ ｏ、ｉ ０．ｌ５ＦＩ
（％） １０．０℃： ７０．２ ６５． Ｃ
１５，０℃： ６６．２ ５ Ｂ、
８２０．０℃： ５８．２ ４６．１
２５．０℃： ３２．５ ２５．０３
０、θ℃： １２．２ ８．５３５
．０°Ｃ： ４．８
２．０３７．５℃： １．９
１．１４０．０℃：００ 以上のとおり、前例と同じく通常の脱臭条件で実施した
比較例品に比べ、水蒸気蒸溜した本発明実施例品はＳＦ
Ｉが高く、融解性状に優れていた。
２４４．２ ２５５．３融点（’Ｃ）
３３．８ ３３．０脂肪酸組成（
％） Ｃ６０，Ｉ Ｑ、２ Ｃ８５，８８，４ ＣＩＯ５，６６，Ｉ Ｃ１２４Ｂ、２ ４８．８ Ｃ１４１８，５１７，５ Ｃ１６１０，１９，２ Ｃ１８：０ １１．６ ９．７Ｃ１
８：１ ｏ、ｉ ０．ｌ５ＦＩ
（％） １０．０℃： ７０．２ ６５． Ｃ
１５，０℃： ６６．２ ５ Ｂ、
８２０．０℃： ５８．２ ４６．１
２５．０℃： ３２．５ ２５．０３
０、θ℃： １２．２ ８．５３５
．０°Ｃ： ４．８
２．０３７．５℃： １．９
１．１４０．０℃：００ 以上のとおり、前例と同じく通常の脱臭条件で実施した
比較例品に比べ、水蒸気蒸溜した本発明実施例品はＳＦ
Ｉが高く、融解性状に優れていた。
チョコレート保存テスト
ホワイトチョコレート配合
全脂粉乳 ２３ （重量％）
粉 糖 ４５ 〃
ハードバター ３２ 〃
レシチン ０．４〃
香 料 通量
以上の配合により、常法に従って製造したホワイトチョ
コレートを２５℃湿度１００％の雰囲気中で保存したと
ころ、比較別品使用のものは５ケ月後にソービー臭を発
生したが、本発明実施別品使用のものは、全（ソービー
臭が感ぜられなかった。
コレートを２５℃湿度１００％の雰囲気中で保存したと
ころ、比較別品使用のものは５ケ月後にソービー臭を発
生したが、本発明実施別品使用のものは、全（ソービー
臭が感ぜられなかった。
実施例３
常法に従い、ヘキサンを用いて溶剤分別して、６８．９
重量％の収率で得たパーム核硬化油ステアリンを脱色処
理した後、２６５℃／３ｍｍＨｇで９０分間水蒸気蒸蒸
溜て、８重量％の溜升を溶去した。
重量％の収率で得たパーム核硬化油ステアリンを脱色処
理した後、２６５℃／３ｍｍＨｇで９０分間水蒸気蒸蒸
溜て、８重量％の溜升を溶去した。
結果を以下に示す。なお、比較のため通常の脱臭条件（
２２０℃／ ３ ｍｍｍ１（で９０分）により実施した
比較例の結果も合わせて示す。
２２０℃／ ３ ｍｍｍ１（で９０分）により実施した
比較例の結果も合わせて示す。
水蒸気蒸溜後 通常の脱臭
沃素価 ８．３ ８．０鹸化価
２４９．３ ２５２．８融点（”Ｃ）
３１．０ ３０．１脂肪酸組成（
％） Ｃ８１，５３，３ ＣＩＯ２，３３，６ ＣＩ２ ５６，４ ５６．９ＣＩ４
１９，５ １９．４ＣＩ６
８．４ Ｂ、３ｃｉａ：ｏ
２．９ ２．ＩＣｌ３：１
８．８ ７・４Ｃ１８：２
０．７ ０．６ＳＦＩ（％） １０．０℃： ６８．９
６５．４１５．０℃： ６７．８
６３．９２０．０℃ ： ６５．２
６０．９２５、Ｏ″Ｃ：
５５．２ ５０．７３０．０℃ ：
１９．６ １６．６３２
．５℃ −００ 以上のとおり、前例と同じく通常の脱臭条件で実施した
比較例品に比べ、水蒸気蒸溜した本発明実施例品はＳＦ
Ｉが高く、融解性状に優れていた。
２４９．３ ２５２．８融点（”Ｃ）
３１．０ ３０．１脂肪酸組成（
％） Ｃ８１，５３，３ ＣＩＯ２，３３，６ ＣＩ２ ５６，４ ５６．９ＣＩ４
１９，５ １９．４ＣＩ６
８．４ Ｂ、３ｃｉａ：ｏ
２．９ ２．ＩＣｌ３：１
８．８ ７・４Ｃ１８：２
０．７ ０．６ＳＦＩ（％） １０．０℃： ６８．９
６５．４１５．０℃： ６７．８
６３．９２０．０℃ ： ６５．２
６０．９２５、Ｏ″Ｃ：
５５．２ ５０．７３０．０℃ ：
１９．６ １６．６３２
．５℃ −００ 以上のとおり、前例と同じく通常の脱臭条件で実施した
比較例品に比べ、水蒸気蒸溜した本発明実施例品はＳＦ
Ｉが高く、融解性状に優れていた。
チョコレート保存テスト
実施例１と同様にして保存したところ、比較別品使用の
ものは７ケ月後にソーピー臭を発生したが、本発明実施
別品使用のものは、全くソービー臭が感ぜられなかった
。
ものは７ケ月後にソーピー臭を発生したが、本発明実施
別品使用のものは、全くソービー臭が感ぜられなかった
。
Claims (3)
- （１）、ラウリン系油脂を原料とし公知方法によりハー
ドバターを製造するに際して、脱色処理した油脂を減圧
下に蒸溜し、該油脂の５〜２０重量％の低沸点成分を溜
去することを特徴とする、ラウリン系ハードバターの品
質改良法 - （２）、蒸溜が、水蒸気蒸溜である、特許請求の範囲第
（１）項記載の方法。 - （３）、水蒸気蒸溜が、脱臭処理を兼ねる、特許請求の
範囲第（１）項又は第（２）項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9439385A JPS61249345A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ラウリン系ハ−ドバタ−の品質改良法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9439385A JPS61249345A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ラウリン系ハ−ドバタ−の品質改良法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249345A true JPS61249345A (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=14109027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9439385A Pending JPS61249345A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ラウリン系ハ−ドバタ−の品質改良法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61249345A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005213304A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Fuji Oil Co Ltd | 冷感油脂 |
| JP2006197830A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Fuji Oil Co Ltd | 曝光食品用チョコレート類 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS51109905A (ja) * | 1975-03-22 | 1976-09-29 | Asahi Denka Kogyo Kk | Yushinoseiseiho |
| JPS5218688A (en) * | 1975-08-01 | 1977-02-12 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Method of laying a long body in sea water |
| JPS5580497A (en) * | 1978-12-12 | 1980-06-17 | Ajinomoto Kk | Deodoration and cooling fat and oil |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP9439385A patent/JPS61249345A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005213304A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Fuji Oil Co Ltd | 冷感油脂 |
| JP2006197830A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Fuji Oil Co Ltd | 曝光食品用チョコレート類 |
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